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男子大学生の田宮 直幸(たみや なおゆき)は、

ネットで”あるもの”を手に入れていたー。


それはー

”変身薬”ー


その名の通り、他人に変身する薬だー。

”隠れエッチ”の、直幸は、あることを目論んでいた。


同じ大学に通う女子大生・園川 絵美里(そのかわ えみり)の

姿に変身して、あんなことやこんなことをすることー。


絵美里とは高校時代からの付き合いで、

彼氏彼女の関係ではないが、

それなりに仲良く話す間柄だー。


だがー

彼氏彼女の関係ではないし、

そこまで深い関係ではない故にー

エッチなことは出来ないし、

甘いムードが漂ったりすることはないー。


そこでー

直幸がそんな夢をかなえるために手に入れたのが、

”変身薬”だったー。


「園川さんに変身してー

 あんなことや、こんなことを…うへへへへ」

部屋で一人ニヤニヤしているとー

突然、部屋の扉が開いたー


「お兄ちゃん~!」

高校生の妹・奈緒子(なおこ)が突然、兄である直幸の部屋に

入り込んでくるー


「--ぶわっ!びっくりしたぁ!ノックぐらいしろよ!」

直幸が驚いた様子で叫ぶと、

「お兄ちゃんにプライバシーなんて必要ないもん!」と

奈緒子は笑いながら答えたー。


「で、何の用だよ」

やれやれという様子で直幸が奈緒子の方を見ると、

奈緒子は「勉強、お兄ちゃん、得意でしょ?」と、

教科書を手にしながら「分からない場所があるから教えて、先生っ!」

と、調子のいいことを言い始めたー


「--まったく、都合のいい時だけ、先生とか言って」

と、言いながらも、直幸は奈緒子の分からない部分を

丁寧に教えてあげたー。


「それじゃ、お兄ちゃんありがと!」

お礼を言って、部屋から出ていく奈緒子ー。


「ふ~~~!」

実家暮らしの直幸には”隠し事”は難しいー。

今のように、奈緒子はノックもせずに部屋に駆け込んでくることも多いー。


それ故に、家の中での行動は”慎重”にしなければならないー。


”隠れエッチ”を自分の中で自称している直幸は

家族にも友達にも”自分が本当はエッチ”なことを知られていないー。

可愛い女子と会話すれば、その日の夜にその女子の妄想をして、抜くー。

女子と喋っているときは、下心まみれー。


それが、直幸の”本性”だー。

しかしながら、それを知る人間はいないー


直幸は”ド健全で、下心なさすぎ”などと

周囲から言われているぐらいなのだからー。


・・・・・・・・・・・・・・・・


直幸は、笑みを浮かべたー


”ついに”

その日がやってきたのだー


意中の相手である絵美里に変身して、

絵美里の身体でやりたい放題する日ー。


それは”今日”しかないー。


今日と明日はー

両親と妹の奈緒子で、祖父・祖母の家に泊まりに行くことに

なっているのだー。

当然、直幸も誘われたのだが、

”大学の用事があって”と、一人、留守番をすることにしていたー。


今日の夜ならー

絵美里の姿に変身して、”やりたい放題”することが出来るー。


もちろん、絵美里の姿で家の外を徘徊しても良いのだが、

知り合いに目撃されたり、

万が一本物の絵美里と遭遇したら大変なことになってしまうー


それ故にー

自分の家の中で遊ぶのが一番なのだー。


「--ふふ」

押し入れの奥に入念に隠しておいた

大人のおもちゃや、エッチなコスプレ衣装を取り出す直幸ー


「--むふふふふ」

メイク用品もしっかりと用意したー


あくまでも”変身薬”は、絵美里の姿に変身するだけだー。

姿形、声から感覚、味覚まで、あらゆる部分が

絵美里と同じに変化するー。


とは言え、洋服やメイク用品まで手に入れられるわけではないー。

だから、こうして自分で、事前にネットで購入しておいたのだー。


家族は祖父母のもとへ行き、不在ー

来客の予定もないー

絵美里の姿になったあとのお楽しみの用品も事前に揃えたー。


今日は、忘れることのできない、最高の1日になりそうだー。


「---さて」

直幸は、笑みを浮かべながら1本の長い髪の毛を

袋の中から取り出したー。


大学で拾った絵美里の髪の毛だー。

この変身薬では、相手に変身する際に、

”相手の何か”を変身薬と一緒に摂取する必要があったー。


髪の毛、唾液、皮膚、なんでも良いらしいが、

さすがに絵美里の唾液や皮膚は入手困難ー

そこで、大学生活の中で絵美里と会話しながら

絵美里の髪が落ちるのを、半月以上も待ってー

ようやく、手に入れたー。


絵美里の髪をー。


「--さぁ、準備は万全だ」

直幸は笑みを浮かべると、絵美里の髪の一部分を切り取り、

それを口に含むー。

そして、ネットで購入した”変身薬”を口の中に入れてー

それを一気に飲み干すとー


「--うっ…」


今までに感じたことのないような感触を、直幸は覚えたー


心臓の鼓動が、倍増したかのような、

”内側から湧き上がるようなエネルギー”を感じるー。


「--う、、お、、おおおおおおおおおっ!」

やがて、身体中にそれが沸き上がり、

まるで身体の中でビッグバンが起きているかのような錯覚を

覚えながらー

やがて、直幸は身体が変化していくのを感じたー


「---ふ、、、おおおおおおおお!」

声が自分の声から、絵美里の声に変化していくー


髪が伸びていくのを感じるー。

一瞬にして、自分の身体が”変化”していくのを感じながらー

直幸はついにー

絵美里の姿になったー


「--ふああああああああああああっ!!

 やったぜええええええええええええええ!!!」


絵美里の声で大声でガッツポーズしながら叫ぶ直幸ー


「----あぁぁぁ…やっぱ変身薬は本物だったんだ!」

自分の口から絵美里の声が出ていることに感動する直幸ー


「へへへっ、あとでボイスコレクション作ろっと」

絵美里の姿をした直幸はニヤニヤしながらそう呟くー。


普段絶対に言わないようなセリフや

直幸に対して甘い言葉を囁くようなシチュエーション、

卑猥な言葉ー

あらゆる声を、録音して保存しておくつもりだったー


「ま、時間はたっぷりあるしー

 まずはー」

絵美里の姿をした直幸は、鏡に映るジャージ姿の絵美里を見て笑うー


変身する前に、直幸が着ていた服だー。

服はそのままなのでご注意下さい、と、説明書にも書かれていたー。


確かに、変身前に着ている服によっては大惨事になるかもな、

などと、直幸は苦笑いしながら、

「--園川さんが、俺のジャージ着てるみたいで興奮するな」と、

笑みを浮かべたー。


両親と妹の奈緒子が帰宅するのは、

明日だー。


そのため、今日は1日中、絵美里として

実家でお楽しみをすることが出来るー。

明日の夕方に帰宅する、と言っていたが

念には念を入れて、今日、寝る前には変身を解除し、

明日は、絵美里の姿でお楽しみをするために購入した

衣装や、メイク用品などを”処分”するために

時間を費やすつもりだー。


「さてさて…」

まずはボディチェックかな?と笑みを浮かべるー。


当然、写真を何百枚レベルで撮影しておくつもりだー。

裸の絵美里はもちろん、

メイド服の絵美里や、チャイナドレス姿の絵美里、

バニーガール姿の絵美里、あらゆる絵美里を

フォルダーの中に収めておきたい。


自分とは異なる長い髪に感動する絵美里の姿をした直幸ー。

胸を触り、嬉しそうにそれを揉み続ける絵美里の姿をした直幸ー。


変身したことによって”感触”まで、しっかりと再現されているのだろうー。

今までに感じたことのないような快感を感じるー。


「--はぁぁぁ 最高だぜ!まだ俺にとっちゃ

 オープニングなのに!」


絵美里の姿をした直幸は、ニヤニヤしながら

”やりたいことリスト”を見つめたー


事前にスマホで、”絵美里になったらやりたいことリスト”を

作っておいたのだー


”エッチな衣装でのファッションショー”

”大人のおもちゃを使った絵美里オナニー”

”女子大生としての入浴”

”ボイスレコーディング”

”写真撮影”

”変態プレイ”

”鏡の前で告白”


様々なことが書かれているー


「まずは、ファッションショーするか~!」

ニヤニヤしながら絵美里の姿をした直幸は、

ジャージを脱ぎ捨てるー。


ブラもつけず、トランクス姿の絵美里を見て

「これはやべぇ…」と呟くと、

絵美里の姿をした直幸は

事前にネットで購入していた

ちょっとエッチな色合いのブラを身に着けるー


つけ方はネットで事前に調べておいたー。

実際につけるのは初めてだがー

今の時代はネットがあって助かった。

なんとか、なるー。


”ってか、俺の姿に戻るときに、必ず先に着替えておかないとな。

 ブラをつけた俺とか、さすがに強烈すぎる”


そんな風に思いながら、

チャイナドレスやメイド服を見つめるー。


「まずは、こ、、これだー」

ゴクリ、とチャイナドレスを見つめる絵美里の姿をした直幸ー


絵美里のチャイナドレス姿を想像しただけで、

絵美里の姿で涎を垂らしそうになってしまうー。


悪戦苦闘しながら、チャイナドレスを身に着けた

絵美里の姿をした直幸は、思わず顔を真っ赤にしたー


「うあああああああ…絵美里の太もも…やっべぇ…」

部屋で嬉しそうにモデル歩きをしながら、

絵美里の姿をした直幸はポーズを決めるー


「うああああ、、こ、これは、、

 そこらの男なら一撃で仕留められそう…」

ニヤニヤしながら、さらにエスカレートしていきー

うああああ~!と嬉しそうに何度も奇声をあげながら

やがて、台に足を乗せて、太ももを大胆に晒して

決めポーズをとったー。


「--えへへへへへ~さ、、最高だぜ~!」

チャイナドレスを脱ぎ、続いてバニーガールの衣装を身に着ける

絵美里の姿をした直幸ー。


あまりの興奮に、周囲の音など、もう耳に入らないぐらい、

直幸は、興奮していたー


バニーガールの格好をした絵美里が鏡に写っているー


「ふおおおおおおおおおおおおおっ!!!」

絵美里の姿になった直幸は、激しく興奮したーー


さらに、メイド服に着替えてー

鏡の前で

「ご主人様♡」と甘い声を出してみるー


「うあーーーーーーーーーーーーーーー!」

膝をついて

「絵美里にご奉仕されたいいいいいいいいいいい!!!」と

叫ぶ絵美里の姿をした直幸ー


やがてー

「なおゆきさま♡」と何度も何度も鏡の前で

囁き始めるーー


しかしー


直幸は、周囲の音が耳に入らないぐらいに興奮

してしまっていたためにー

”家の玄関”が開いたことにも、気づけなかったー。


直幸の両親と、妹の奈緒子はー、

母方の祖父母の家に向かっていたー

が、その最中、祖母から連絡が入り、

祖父の風邪を引いたことにより、

母方の実家に帰る最中にー

突如、祖父母の家に行くことが中止になったのだー


そして、家に引き返してきたー


「----なおゆきさま♡ なおゆきさま♡」

そうとは知らずに鏡の前で、甘い声を出している

絵美里の姿をした直幸ー


その時だったー


直幸の部屋の扉が開いたー


「--お兄ちゃん!」

と、勢いよく兄・直幸の部屋に入って来る妹の奈緒子ー


「---なおゆきさま♡ なおゆきさま♡」


しかしーー

そこにいたのは、

妹の奈緒子からしてみれば

”知らない女”-

しかも、メイド服姿で”なおゆきさま”と言葉を口にしていたー


「---なおゆ、、、ぶふっ…!」

絵美里の姿をした直幸は、妹の奈緒子が部屋に入って来たことで、

思わず吹き出してしまってー


”え、、なんで?どうして奈緒子がここに!?

 父さんと母さんと、おばあちゃんたちのところに行ったはずじゃ!?!?”


”いや、待て待て待て、同じ大学の女子に変身して

 メイド服着てる状況ーヤバすぎだろ!?

 どうすりゃいいんだ!?”


半分パニックになっている絵美里の姿をした直幸に対して

奈緒子は、戸惑った表情で言い放ったー


「あ、、、あ、、あ、、あの、、ど、どちらさまですか…?」


とー。



②へ続く


・・・・・・・・・・・・・・・・・


コメント


実家で隠れて他者変身で遊ぼうとしていた彼の運命は…!?


今日もお読み下さりありがとうございました~~!

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