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”1年後の俺は異世界で姫をやってるよ”


1年前の自分に、そう言ったら、どう思われるだろうかー。


きっと、失笑するだろうー。

”仕事で疲れすぎておかしくなっちゃったのか?

 少しは休めよ、1年後の俺”

なんて、心配されてしまうかもしれないー


1年前ー、

自分が1年後に異世界に飛ばされて

そこで女体化して

そこで姫をやってー


しかも、

大事な亜優美と敵同士で、

親友の神崎省吾は嫉妬から自らの意思で敵に回ってー


…なんて、

誰が信じるものか。


自分でも思わず笑ってしまうぐらいだー。


まさかー

異世界でアリシア姫として、戦っているなんてー


1年前の俺は、絶対に信じないだろうからー。


・・・・・・・・・・・・・・・・


★主要登場人物★


藤枝 和哉(ふじえだ かずや)/アリシア姫

異世界に転生後、女体化。行方不明のアリシア姫と間違えられてしまうことに…。


高梨 亜優美(たかなし あゆみ)/ヒルダ

和哉の恋人。異世界ではヒルダと名乗り、敵対している。


神埼 省吾(かんざき しょうご)/ダーク将軍

和哉・亜優美の共通の友人。歪んだ嫉妬心から、敵対する。


ユーリス/ジーク/フェルナンデス/ミリア

王宮騎士団長。それぞれが、それぞれの騎士団を率いている。


ラナ

アリシア姫の侍女。和哉に対しては辛辣な接し方をする。


エックス

かつて王国に滅ぼされた”ミルト族”の生き残り。


グール伯爵

皇帝ゼロの腹心。闇の帝国の事実上の指揮者。ミリアの実の父。


皇帝ゼロ

闇の帝国の皇帝。強大なエナジーを持つ。エックスの兄。


※登場人物詳細

(↓に、¥300と出ていますが、このお話を読めている皆様は、既に

 プランご加入(ありがとうございます★☆!)済みですので、

 お金がかかったりすることはありません!ご安心ください)

fanbox post: creator/29593080/post/1260447

・・・・・・・・・・・・・・


上空に、ぽっかりと穴が開いたかのように、

不気味に渦のようなモノが浮かびあがっていたー


そこから、闇の帝国皇帝・ゼロの声が響き渡るー。


ゼロの強大なエナジーにより、

離れた場所にいるゼロが、テンペスト高原にいる

和哉や、騎士団長のユーリス、ミリアに語り掛けているー。


”我らが積年の恨みー。

 思い知るが良いー。

 アクア王国を破壊し、

 我が新たな王国と秩序を作り上げるのだー”


皇帝ゼロの、重く、憎しみのこもった声が

テンペスト高原に響き渡るー。


「---ははは!我が娘よ!

 どうだ?この私と共に歩まぬか?

 皇帝ゼロ様の作る、新しい世を、見届けぬか?」

闇の帝国No2のグール伯爵が、笑いながら

ミリアに向かって叫ぶー。


「---お前など、我が父ではないー

 闇に魂を売った、愚かな道化だ!」

ミリアが、地面から隆起する氷で、グール伯爵を引き裂くー。


引き裂かれたグール伯爵の幻影が消えー

ミリアの周囲をグール伯爵が取り囲むー。


”幻影”のグール。

かつて王国の重鎮でもあった、ミリアの父・グールは、

闇の帝国の実質的な指導者として、王国に牙を剥いているー。


「-我々人間の”罪”を受け入れられないとは、

 愚かよな?」

グール伯爵が笑いながら、

次々と幻影を出現させて、騎士団長でもあるミリアを

翻弄しているー。


テンペスト高原で、大激戦が繰り広げられているー

ユーリスとミリアの騎士団の兵士たちは、大量の魔物と

激戦を繰り広げているー。


少し離れた場所では、騎士団長のユーリスと、

和哉の親友・神崎省吾が対決しているー。


「---お前は、元の世界では和哉の”親友”だと聞いたが?」

ユーリスが、馬を走らせ、剣を振るうー。


省吾も、馬を回転させ、斧でそれを防ぐー。


「--はははっ!!いつもいつも、”仲良し三人組のおまけ”

 だった俺の気持ちは、お前なんかに分からないさ」

省吾が、斧にエナジーを込めて、闇を纏った斧を振るうー。


「--和哉は、友を仲間外れにするような男ではないー。

 お前が勝手に嫉妬し、歪んだ感情を抱いていただけだろう!?」

ユーリスが、剣にエナジーを込めて、省吾の斧の闇とぶつけ合うー。


省吾が笑うー。


「はははは!和哉が異世界に来てからまだ、そんな経ってねぇだろ?

 お前にあいつの何が分かる!?」

省吾が、斧を構えながら、馬から飛び降りて、ユーリスに切りかかるー

ユーリスは、咄嗟に、後天して馬から飛び降りて、それを回避するー。


「---わかるさ」

ユーリスは少しだけ笑ったー


「--共にいる時間は短くともー

 元々いた世界が違えどもー

 

 あいつはーー

 藤枝和哉は、俺の”友”であり、”戦友”だー」


ユーリスの言葉に、

省吾が舌打ちをして歯ぎしりをするー。


「--もっともー」

ユーリスは、炎を纏った剣を省吾に向けるー


「同じ異世界出身の人間でもー

 お前とは、友達になれそうにないな」


ユーリスの言葉に、省吾はニヤリと笑うと、

「ーー俺もテメェみたいな騎士様と友達なんて、ごめんだな!」と

ユーリスに向かって斧を振るったー。


「--兄さん!」

和哉らと行動を共にしていたミルト族の生き残り・エックスが叫ぶー。


”我が弟よー。

 お前は忘れたのか?

 王国が、我らミルト族に何をしたのか?”

上空の渦から、皇帝ゼロの憎しみに満ちた声が響いてくるー


「忘れてない!忘れてなんかいない!」

エックスが叫ぶー


”ではなぜ、お前はーー

 ”そちら側”につくー?”


皇帝ゼロの、鋭い口調ー。


エックスは叫ぶー


「---今の兄さんがやってることは、

 俺たちが”やられたこと”と同じことだろうがーー!!!


 仲間を奪われる苦しみを知ってるはずの俺たちが

 同じことを繰り返しちゃいけないんだよ!!!」


エックスが上空に向かって、小さな体から

大きな声を出すー。


”道を違えたなー。

 エックスよ”


皇帝ゼロの冷たい言葉ー

”兄弟の絆”を感じることは、できないー。


「---!」

エックスが振り返ると、

そこには、不気味な水晶玉を持つ少女が立っていたー


小さな、少女ー。


”ソフィアよー。殺れ”


「---こいつはー」

エックスは呟くー


テンペスト高原を訪れた”本物のアリシア姫”を殺害したー

張本人ー

闇の帝国の、暗殺者ー


そしてー

”和哉と同じ世界から、”回収”されてきた子供ー”



「---うふふ…あんたの血、今日こそ、見せてもらうわよ!」

髪を振り乱しながら、ヒルダを名乗る亜優美が、

和哉に斬りかかるー。


亜優美の剣を捌き、和哉が必死にガードをするー。


「---亜優美ー

 俺、決めたよ」


和哉は、亜優美の猛攻を防ぎながら呟くー


「---俺も戦う」

とー。


「--ふふふふふ…ようやく、本気ってわけねー。

 いいわ…わたしと、殺しあいましょ!?」


亜優美が狂気的な笑みを浮かべながら

嬉しそうに言うー。


皇帝ゼロに洗脳された亜優美は

”殺人狂”になってしまっているー


同じ身体が浮かべている笑みなのにー

顔は同じなのにー

亜優美の笑みはーー

亜優美の笑みではなかったー。


狂った、笑みー。


「---でも、俺は絶対に君を傷つけない」

和哉と亜優美は、なおも剣をぶつけ合っているー。


「は?」

亜優美の表情から笑みが消えるー。


「--俺が戦うのはー

 君を傷つけるためじゃない!」

和哉が亜優美の目を見ながら叫ぶー。


本物のアリシア姫から”最後の力”を授かったからだろうかー。

身体が、今まで以上に軽く感じるー。

ようやくー”この姿”にフィットしたかのようなー。


「--俺が戦うのはーーーー

 君の心を呼び戻すためだー!」


和哉が叫ぶー。


「くくく、、、あは、、あはははははははっ!」

亜優美が、剣を振るのをやめて、笑いだすー


高笑いー

まるで、悪の女王様のような、笑いー。


和哉も剣を振るうのをやめて、亜優美のほうを見るー。


「--1年前の俺にー

 異世界で、亜優美と、女同士で戦ってるー

 なんて言ったら、

 頭おかしくなったと思われちゃいそうだな」


自虐的に笑う和哉ー


今、自分は異世界にいてー

女体化して、アリシア姫としてー

大好きな彼女の亜優美と戦っているー


思わず笑ってしまいそうな状態ー。


「俺は戦うー」

和哉が剣を握りしめるー。


「亜優美に、俺の想いを届くまでー

 想い、届くまでー」


和哉がまっすぐ亜優美を見つめるー。

凛としたアリシア姫の顔ー。


和哉の言葉に

亜優美は舌打ちした。


「亜優美あゆみあゆみあゆみあゆみあゆみ!!!!

 うぜぇんだよ!!!!!!」


亜優美とは思えない口調で叫ぶとー

亜優美の上に、雨雲のようなものが現れるー


そこから落雷が発生してー

亜優美が天に掲げた剣に、雷が落ちるー


電流を帯びた剣を手に、

亜優美は笑うー。


「--わたしはヒルダー。

 あんたを殺す女よー。

 覚えておきなさい!」

亜優美はそう叫ぶと、

和哉に斬りかかるー


亜優美のエナジーを前に苦しむ和哉ー


しかしー


”わたしの力ー

 あなたに託します”


アリシア姫の声が聞こえたー


”あなたはもうー

 わたしの”光のエナジー”を使いこなせますー。

 人を傷つけるための力ではなくー

 ”救う”力ー


 わたしの想いはー

 あなたとともにー”


アリシア姫の言葉が聞こえー

和哉は頷くー。


”姫ー…”


和哉は、心の中でそう呟くと、

剣に、光を纏わせたー。


「--!!」

亜優美が驚くー。


剣から発した光で、亜優美の攻撃をかわす和哉ー。


亜優美に光が向かっていくー

咄嗟に亜優美が、空中で回転してそれを回避すると、

「--あんたがアリシア姫の力をー…

 そう、、姫の意思を受け継いだってわけね」と、

呟いて、舌打ちしたー。


”愚かな我が弟よー”


上空から皇帝ゼロの声が響くー。


「--!」

和哉が、亜優美から目を逸らして、

少し離れた場所で、

水晶玉を持つ少女に襲われている

エックスのほうを見るー。


エックスが、ぐったりとした様子で、

地面に落ちー、

水晶玉を持つ小さな少女が、

無表情で、何かを唱えているー。


「---エックス!」

和哉が、エックスの方に駆け寄っていくー。


「--!」

水晶玉を持っていた少女・ソフィアが、和哉に気づくー。


和哉が光のエナジーで、ソフィアを攻撃するー。


水晶玉が吹き飛び、

ソフィアが地面に吹き飛ばされるー。


「--大丈夫か!」

和哉が倒れているエックスに呼びかけると、

エックスは「気をつけろ」と、苦しそうに呟いたー。


闇の帝国の暗殺者ー”ソフィア”

本物のアリシア姫を、”呪い殺した”張本人ー

ソフィアのエナジーは

”相手を呪い殺す”能力ー。


アリシア姫の遺体が、

骸骨のように朽ち果てていたのはー

ソフィアの能力によるものー。


「---あんな、小さな子がー」

和哉が、吹き飛ばされて倒れているソフィアのほうを見るー。


ソフィアのほうに近寄る和哉ー。


だがー


”招かれざる者よー、良いのか?”

上空の渦から皇帝ゼロの声が響くー


「-!」

和哉が上空を見つめるー。


”その子供はー

 我がお前の世界から回収した子供ー”


「--!」

和哉が水晶玉を拾い、立ち上がる少女を見つめるー


”我が、貴様の世界から回収し、洗脳したー

 哀れな操り人形”


皇帝ゼロが笑うー。


ソフィアと呼ばれる少女は、

和哉がいた世界から、”回収”された人間のひとりー。

両親から虐待され続けー

地獄のような日々を送りー

心を閉ざしー

一人、餓死しようとしていたところー

少女の持つ”闇”を媒介に、皇帝ゼロが、和哉らの世界に

干渉ー、少女をこの異世界に連れ去ったのだー。


そして、亜優美と同じように、洗脳されー

皇帝ゼロ直属の暗殺者として利用されているー


「--くっ…この子もー」

和哉が手を止めるー


ソフィアと呼ばれる少女と、面識は全くないー。

だが、亜優美と同じように、和哉がいた世界から

連れてこられたこの少女をーーー

これ以上攻撃することは、和哉にはー


「---バカな男!」

背後から声がしたー。


「--!」

和哉が振り返るー


そこには、剣を持って狂気的な笑みを浮かべる亜優美の姿ー。


ソフィアを前に戸惑っている間にー

亜優美が背後に迫っていたー


和哉は”死”が目の前に迫っていることを感じたー


「亜優美ーーーーーー!!!」

”頼むから目を覚ましてくれ”

そう思って、目を閉じて叫ぶ和哉ー


ーーーー


------


痛く…ない?


和哉が目を開くとーーー

亜優美の剣が、和哉の目の前に割って入ったー


エックスを貫いていたー


「---!」

亜優美が剣を抜いて、自分の剣をペロリとなめるー。


エックスが力なく、地面に落ちるー


まるで、叩き落された虫のようにー


「---お、、、おい……!」

和哉が戸惑いながらエックスのほうを見つめるー。


「---お前はーーー

 優しすぎーーーだな」


エックスは、地面に仰向けに倒れたまま

和哉を見つめるー。


和哉は、世話役のルベールが死んだときのことを思い出すー


あの時もー

和哉が盗賊頭のドラスの命を助けた結果ー

和哉をかばい、ルベールが命を落とした。


「--俺…俺…」

和哉は”自分のせいで”と、涙を目からこぼすー。


”愚かな”

上空の渦から皇帝ゼロの声が聞こえるー。


「--ーいいさ」

エックスは弱弱しく呟いたー


「姫サマもーーー

 お前みたいに優しかったー」

エックスはそう呟くと、和哉のほうを見たー


「---お前は馬鹿だー


 でもーー

 その優しさを、忘れるなよ」


その言葉に、和哉は

「なんで…なんで俺をかばったんだ!?」と叫ぶー。


「---…姫サマだってー

 命を懸けたんだー

 

 お前に全てを託したんだー


 だからー

 俺も、お前に全てを託そうって思ってな…」


エックスはコホコホと弱弱しくせき込むと


「兄貴を止めてくれー」

と、静かに呟いたー


和哉は叫ぶー


「お、、おい!俺を元の世界に戻す約束!」

とー!


”死ぬな”と、そう叫ぶー。


エックスは少しだけ笑ったー


「---……わりぃ……約束…守れねぇわ…」

とー。


和哉は泣きながらエックスのほうを見たー


「やっぱーーー…

 じいさんは苦手だよーーー」


小さいころに死んだ和哉の祖父もー

姫の世話役のルベールもー


みんなみんなー

自分を残して先に死んでしまうー


「---ふざけんな…」

エックスは笑ったー


「--俺はジジイじゃねぇ」


ミルト族は人間よりはるかに寿命が長いー

和哉の何倍も生きていても、老人ではないー


エックスはそう言いたかったー


だが、もう、無理だったー


和哉は叫ぶー


「----任せろ」

とー。


”祖父”の時のように

後悔しないようにー

死にゆく相手に、”心配”を掛けないようにー


「--皇帝ゼロは必ず止めるー

 そして、俺は必ず亜優美や省吾と一緒に元の世界に帰るー」


和哉が力強く言うと、

エックスは、フッと笑ってー

そのまま雫となって消滅したー。


”愚かな弟だー”

皇帝ゼロが笑うー。


「---あんたも死ぬのよ!」

亜優美が和哉に襲い掛かるー


和哉がそれを防ぐー


アリシア姫の身体ではー

長期間の戦いは難しいー


女性の身体で動き回るのはー

やはりー


「--!」

和哉の身体が急に重くなるー。


暗殺者ソフィアの”呪いのエナジー”


苦しむ和哉ー


亜優美の容赦ない攻撃に押されていくー。


「和哉!」

騎士団長のユーリスが叫ぶー


「--行かせねぇよぉ!」

省吾が立ちはだかり、ユーリスは、足止めを食らうー


省吾の斧を防ぎ、ユーリスが剣を振るうー。


ミリアもまた、父であるグール伯爵の

”幻影陣形(ファントム・フォーメーション)”に苦しめられー

和哉を助けに向かうことができないー


”死ね”

皇帝ゼロが呟くー


「---死ね!」

亜優美が皇帝ゼロの言葉を口にするー


剣を和哉に向けー


和哉は今度こそ死ーーーーー


「---!?!?!?!?」

亜優美が、何かを察知して、その場で飛び跳ねて、

それを回避したー


「--誰!?」

亜優美が叫ぶー


ユーリス、省吾、ミリア、グール伯爵も

それに気づいて、崖上のほうを見るー


そこにはー

2匹の馬に跨る2人の騎士団長と、

2人の騎士団長が率いる大勢の騎士がいたー


「--私のこと、待っていただろう?」

薔薇を手に、ナルシスト全開の笑みを浮かべる

騎士団長・フェルナンデスー


そして、

「--深淵を貴様らに見せてやるー」

反姫派の騎士団長・ジークの姿もあったー


フェルナンデスの「薔薇(ローズ)」を回避した

亜優美が不快そうに二人を見つめるー


「--闇の帝国軍を蹴散らせ!行くぞ!」

ジークが叫ぶと、ジークの騎士団がテンペスト高原に乱入するー


「--華麗に敵を蹴散らせ!」

騎士団長・フェルナンデスも号令をかけると、

フェルナンデスの騎士団もテンペスト高原に乱入したー


「--ぬ!」

グール伯爵が、ジークの攻撃を回避するー


フェルナンデスが、水晶玉を持つ暗殺者・ソフィアに攻撃を仕掛けるー。


「ーーみんな」

和哉が呟くー


”炎の騎士”ユーリス

”薔薇の貴公子”フェルナンデス

”氷の女王”ミリア

”深淵の毒蜘蛛”ジーク


王宮騎士団長4人がー

テンペスト高原に集結したー


”貴様らー”

皇帝ゼロが、上空の渦から呟くー。


「---我ら騎士団が、

 お前たちの野望を砕いてやる!」


騎士団長ら4人と和哉ー


そしてー

闇の帝国軍のグール伯爵、亜優美、省吾、ソフィアが、

テンペスト高原で睨み合うー


そしてー

省吾が上空の渦を見つめると、不気味な笑みを浮かべたー



㉒へ続く


・・・・・・・・・・・・・


コメント


女体化X異世界転生の第21話でした~!

今日もお読み下さりありがとうございました!!

(Fanbox)


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