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ロドス本艦 医療部 男性医療オペレーター「おっ、おい…!?あれ…!!」 医療部男性職員「…っ!?」 医療部男性職員「どっ、どういうことだ…!?あれ、ケルシー先生だよな…!?」 医療部女性職員「噓でしょ…!?先生、一体何をなさっているの!?」 ワルファリン「……む?」 ワルファリン「何だ?医療部内に人だかりが出来ておるようだが……。」 女性医療オペレーター「お、落ち着いてください!ケルシー先生っ!!」 女性医療オペレーター「皆さん―――患者さんたちも見てますから…っ!!」 ケルシー「……声量を落とせ、キャシー。」 ケルシー「私が今行おうとしているのはただの筆記であり、業務上の『記録行為』に過ぎない。君の方こそ少し落ち着くべきだ。」 女性医療オペレーター「きっ、『記録行為』って…!そんな―――」 ワルファリン「―――ケルシーの言う通り、少し落ち着け、キャシー。」 ワルファリン「ここは医療部だ。そんなに声を張り上げてしまっては、患者たちが怯えてしまうぞ。」 ケルシー「……お前か、ワルファリン。」 女性医療オペレーター「…っ!わ、ワルファリン先生…っ!!ああ、良かった…!!」 ワルファリン「……それで?二人とも、この騒ぎは何だ?」 ワルファリン「何やら、皆が妙にこちら―――というより、ケルシーを注視しているように見えるが……お主、一体何をして―――」 ワルファリン「―――ッ!?!?」 ケルシー「それが、私にも分からん。」 ケルシー「私はただ抑制剤の投与記録を取る為、『いつも通り』下着をずり下ろし、マンコへとペンをぶっ刺しただけなのだが―――」 ワルファリン「けっ、けけけっ、ケルシー!?」 ワルファリン「おぬっお主っ!!なぜこのような場所で下半身を露出している!?あまりにも自然過ぎて、気づくのが一瞬遅れてしまったぞ!!」 ケルシー「……何を言っている?ワルファリン。」 ケルシー「『筆記を行う際には、自らのマンコで筆記具を固定する必要がある』のだから、下半身が露出した状態になるのは至極当然のことだろう。」 ワルファリン「!?」 ワルファリン「お主こそ、先ほどから本当に何を言っておる…っ!?頭でも打ったのか!?」 女性医療オペレーター「…!」 女性医療オペレーター「そうだ…!きっと、この前の『あれ』が原因で…!!」 ワルファリン「!」 ワルファリン「何か心当たりがあるのか!?キャシー!」 女性医療オペレーター「はっ、はいっ!確証があるわけではないのですが…!」 女性医療オペレーター「三日前のリターニアでの作戦行動の際、民家に潜んでいた術師の攻撃から、ケルシー先生が私をかばってくださったことがあったんです…!」 ワルファリン「何…!?」 女性医療オペレーター「……しかし、外傷や主だった異変が見受けられなかった上に、メディカルチェックの結果と先生ご自身の判断から、『特に問題は無い』とのことだったのですが……。」 ケルシー「……そろそろ、作業に戻っても良いだろうか。」 ケルシー「いくら私といえど……このまま中腰の体勢を維持し続けるのには、相応の労力を要するのだが。」 ワルファリン「しっかり、『問題ありだった』という訳か…!」 ワルファリン「……はぁ……。どうやら今後、メディカルチェックの項目をいくつか増やす必要があるようだな……。」 女性医療オペレーター「うぅ…!す、すみません…っ。」 女性医療オペレーター「リターニアでもロドスでも……私が未熟なばかりに、こんな事態を引き起こしてしまって…!」 ワルファリン「なに、そこまで気に病む必要は無いぞ、キャシー。」 ワルファリン「確かに作戦行動中の油断や、『あのケルシーが』とはいえ、術師の攻撃を受けた者への対応が甘かったことなど、反省してもらいたい点は多々あるが……。」 ワルファリン「責任を取るべきはそなたではなく、作戦指揮を執っていたドクターと、医療部の上司……」 ワルファリン「つまりは妾だ。」 女性医療オペレーター「…っ!わ、ワルファリン…先生…っ…!」 ワルファリン「……良いな、キャシー。」 ワルファリン「負い目や責任を感じるのは悪いことではないが、そのことを重く考えすぎてしまっても―――」 医療部職員「な、何だ…!?ケルシー先生、頭がおかしくなっちまったのか!?」 男性医療オペレーター「バカ言え…!何でも、アーツの影響であんなことになっちまったらしいぜ…!」 患者の女の子「先生…?おまたが見えちゃってるよ…?」 ケルシー「………。」 ワルファリン「―――あー…。キャシー。」 ワルファリン「一先ずは、こやつを人目に付かない場所に連れて行くとしよう。」 -------------------------------------------------------- ケルシー「……それで?」 ケルシー「君たち二人は、まだ私の行動を妨げるつもりなのか?」 ワルファリン「……お主が、そのふざけた格好を止めるまではな。」 ワルファリン「まったく……今のお主の姿をアーミヤが見たら、恐らくショックを受けるどころでは済まないぞ。」 ワルファリン「ケルシー。本当に、自分が今異常なことをしているという自覚は無いのか?」 ケルシー「……逆に聞くが。君たちは、何を以て私の行動や恰好を『異常』だと判断しているんだ?」 女性医療オペレーター「そっ、それはもちろん……その……。」 ワルファリン「公の場での下半身の露出と、性器への筆記具の挿入。その二点を以てだ、ケルシー。」 ワルファリン「お主、アーツで羞恥心や品性をも歪められてしまっておるのか?」 ケルシー「仕方がないだろう。今の私の恰好が下劣で社会的に不適切なものであることは重々承知しているが、筆記という行為の為にはマンコをさらけ出す必要があるのだから―――」 ワルファリン「ああ、その下品な物言いもだ、ケルシー。」 ワルファリン「……やはりお主は今、悪意あるアーツの影響を多分に受けている。」 ワルファリン「悪趣味かつ下劣な常識が正しいものだと、誤認させられてしまっておるのだ。」 ケルシー「……誤認か。」 ケルシー「しかし、そういうことであれば、君たちが『そう』であるという可能性も否定できまい。」 ワルファリン「……どういうことだ?」 ケルシー「『自身では異常に気が付けない』以上、アーツの影響下にあるのは私ではなく君たちの方である可能性がある……ということだ。」 女性医療オペレーター「えぇ…っ!?そっ、そんな訳―――」 ワルファリン「……ハッ。妾たち二人ともが、同じアーツの影響を受けていると言いたいのか?」 ワルファリン「この前の任務どころか、妾とキャシーは今まで同一の任務に赴いたことすらないのだぞ?」 ケルシー「それでも、お互いが『自身の異常さ』を認識できない以上、あり得ない話ではないだろう。」 ケルシー「……ワルファリン、キャシー。こちらからも質問したいのだが、君たちはどうやって記録―――もとい『筆記』を行うんだ?」 ワルファリン「……ペンを握って、紙に書く。それだけだが。」 女性医療オペレーター「もちろん私もです……手でペンを持って、紙に文字を書き込んでます……。」 ケルシー「……キャシー、『手』というのはどちらだ?右手か?左手か?」 女性医療オペレーター「えっ?私は右利きなので、右手でですが……。」 ケルシー「……そうか。」 ケルシー「ならばやはり、アーツの影響下にあるのは君たちではないだろうか。」 ワルファリン「…!」 女性医療オペレーター「ええっ!?」 ワルファリン「おい…!まったく訳が分からんぞ、ケルシー!今の質問で、なぜその結論が出てくる…!?」 ケルシー「自身で異常さに判断を付けることができない以上……我々は、論理性や利便性から答えを探し出すべきだ。」 ケルシー「……『文字を書く』という普遍的かつ恒常的な行為に際し、『利き手』などという個々人に差異が存在する手を用いるというのは……非効率極まりない、違和感のある行為だとは思わないか?ワルファリン。」 ワルファリン「はぁ…っ!?」 ケルシー「その点、マンコ。マンコにペンをぶっ刺す手法ならば、規格が統一化されている。」 ケルシー「個々人による大きな差異もなく、中腰になり身体全体を使うことにより、安定感と正確さをも兼ね備え……何より、快楽を得ることさえも可能だ。」 ケルシー「身体とともに揺れ動くペンによる振動はもちろんのこと、その気になれば、疑似おチンポ様としてマンコをズポズポすることもできるだろう。」 ケルシー「日常的に行う『筆記』、『記録』といった行為の際、このように性欲をも発散させることができるができる点は君たちの手法とはかけ離れた明らかなメリットであり、来る本物おチンポ様とのパコハメレッスンともなり得るこの行為は、人類史における文化的な観点から見ても類まれな手段で―――」 ワルファリン&女性医療オペレーター「「………。」」 ワルファリン「……キャシー。」 女性医療オペレーター「……はい。」 ワルファリン「……こやつは、妾が責任を以て治療しておく。」 ワルファリン「お主はもう、通常の業務に戻っておけ。……くれぐれも、他の者には内密にな。」 女性医療オペレーター「……分かりました。」 ケルシー「今日における人類の繁栄は、この手法が確立されてより成されたと言っても過言ではなく―――」 ワルファリン「……はぁ。」 ワルファリン(まさかこやつが『この手のアーツ』にこうも見事にかかってしまうとは……。) ワルファリン(こんな姿……本当に、アーミヤどころかドクターにだって見せられんぞ、まったく……。) ワルファリン(キャシーも、とんだ面倒に巻き込まれてしまったものだ。) ケルシー「故に、マンコをほじることと『筆記』という行為そのものが同一化され、源石技術の革新に伴った―――」 ワルファリン(……しかし、そういえばキャシーもキャシーで、随分と妙なことを言っていたな。) ケルシー『……ワルファリン、キャシー。こちらからも質問したいのだが、君たちはどうやって記録―――もとい『筆記』を行うんだ?』 ワルファリン『……ペンを握って、紙に書く。それだけだが。』 女性医療オペレーター『もちろん私もです……手でペンを持って、紙に文字を書き込んでます……。』 ワルファリン(……やはり、思い返してみても妙だ。) ワルファリン(ペンは『クソ穴にずっぽして握り、筆記は排泄行為と並列して行うもの』だというのに……。)

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