Home Artists Posts Import Register

Content



STORY


王の側近である俺は、救援依頼があった大砂漠の辺境の町に出向いた。


なんでも、数週間程前から、旅人や物資を運ぶ商人を襲う盗賊の女が出没しているとのこと。


インフラが整備されていない辺境の町にとって、ロジスティクスの危機は町の存亡にかかわる。町長が王に懇願するのも当然のことだ。


おまけにその盗賊女は、彼女の討伐に向かった賞金稼ぎと巡邏兵2人を殺している。俺が駆り出されるのもやむを得ないだろう。


以上の理由で、俺は旅商人に扮して町周辺の砂漠地帯を散策していた。するとすぐに攻撃的な女と遭遇した。


言葉を話し、威嚇しているようだが共通語ではない。どこかの部族のはぐれ者か、別の世界の者かはわからないが、まずはわからせてやる必要がありそうだ。


……



半年後



所用につき、辺境の砂漠の町を訪ねると、以前討伐した盗賊女が奴隷に身を落とし、鞭で打たれながら、文字通り馬車馬のように働かされているのを目撃した。


半年前、好戦的な彼女と一戦交えた後、たしかに巡邏隊に引き渡したはずだが、どうやら司法手続きの過程のどこかで、小役人が小遣い稼ぎに、奴隷商人ギルドに彼女の身柄を流したらしい。


国家や部族、家族の後ろ盾の無いはぐれ者や罪人は、不良官吏や奴隷商人といった本当の悪党にとって格好の標的となりうる。



(牢番や衛兵が、小遣い稼ぎに、囚人を死亡したことにして奴隷商人に売り渡すのよくある汚職である。奴隷商人にとっても、危険無く安く仕入れができるためwinwinの関係。ちなみに奴隷商人の方が、官吏よりも罪人の矯正教育が得意だ。)



あの凶暴で好戦的な性格だった彼女が、たった半年でどうやったらあそこまで従順な奴隷になるのかまったく想像もつかない。


だが、奴隷商人ギルドの調教師による、陰湿で、邪悪で、狡猾で、恐ろしい地獄の拷問のような調教の噂は耳にしていた。おそらく彼女はその犠牲になったのだろう。


その調教の名残りか、彼女の雄々しかった男性器に取り付けられた貞操帯が、その凄惨さを物語っていた。



DIARY


性癖の全部盛り! 最近、現代人が古代世界に行く話を考えていたので、僕が行くならこんな感じがいいなぁと思いながら描きました。


今回、始めてふたなりを描いたのですが、皆さんは好きですか? 意見がありましたらコメントください。今後の方針の参考にします(ふたなりは好き、ふたなり興味無い等)




Files

Comments

リグラン

ふたなりはいい文明…

リグラン

最初に表現規制を考えた人はきっと人の心がない()

ばんぐ(vang)

多分世の中は、色んな人の正義がぶつかり合って成り立ってるから仕方ない……(涙

たぬき

かなり好きです! やはりばんぐさんのポニー強制労働奴隷作品は素晴らしい… ふたなりではありませんが、この方向だと個人的には城塞都市の逃走劇で女盗賊に拉致された判事の息子が、こんな感じで盗賊のアジトで労働させられていたり、と妄想していたりもしますね 可愛ければふたなりもショタもアリではなかろうかと

ばんぐ(vang)

ありがとうございます! 城塞都市の話も、続き自体はネタとしてあるので、機会があればまた描きたいですね。