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 詠唱が終わった瞬間にビラチーナはその表面に魔法言語に変換された命令を浮かび上がらせながら蠢動を始めた。


cs01

 魔法言語自体に魔力が含まれているため、それを利用して蠢きながら本体に多数組み込まれた各種用途の器官に詠唱で与えられた命令を伝えている。

「おぉぉっ、ちゃんと動いてますよミルドレッド様」

 片手をビラチーナに向け、片手にノートを持ちながら詠唱をしていたセドリックは改めてミルドレッドのクリトリスの上に指を置く。

「これで終わり…完成ですよね?」

『ピク!』

「後は魔力を与えて…あ、でもその前にちょっと試してみましょうか」

 ミルドレッドのクリトリスが思わず震える。セドリックとの取り決めではハイの意味になってしまう。

「ふふふ、分かってますよ。約束通りミルドレッド様には使いませんよ。自分で試してみます」

 セドリックは培養皿の上からビラチーナをつまみ上げる。蓋の内側に収まるように作られているため小さいが、多くの機能を備えさせられているため見た目以上に重量がある。まだ魔力を与えていないため、自らの重さを支えられず足や触手をだらしなく垂らしている。

 鋭敏薬は自分のペニスで試したセドリックだったが、クリトリス用に作られているビラチーナは亀頭にははまらず、仮にはまったとしても怖くて試せない。

 なので人差し指にはめてみる。

 ぐちゅり、と中は湿っていて柔らかい。しかし滑らかではなく、人体の中でも特に感覚の鋭い指先の触覚は内側にびっしりと生えている繊毛の存在をしっかりと感じ取る。

「あれ、これ…思ったより凄いかも、指入れただけでムズムズくすぐったいですよ。動かして大丈夫かな…」

 実際は動かした時の心配などしておらず、逆に楽しみが増えただけだが、クリトリスで聞き耳を立てているヘザーに聞かせるためにあえて声に出してつぶやく。

 胴体の下部には繊毛よりも長く太い触手が指を包み込んでいる袋状の入り口の周囲に円を描くように8本生えている。

 セドリックはそのまま、ビラチーナに包まれている指先から魔力を送ってやる。

 直後、指先がギュッと締め付けられ吸い上げられる。

 本来箱に張り付くはずの触手と同じ8本の足が行き場を探して暴れ始める。

「ぎゃぁぁぁぁぁっああっはははははははぁぁぁぁぁっ!!」

 足が暴れ始めてから三秒も持たず、セドリックは腕を振り回してビラチーナを振り払った。

 完成したばかりのビラチーナはびちゃりと床の上に落ちる。

「あああああああっ」

 すぐに自分がしでかして仕舞ったことに気づき、慌てて拾い上げる。

 幸いビラチーナは無傷だった。激しい運動に長期間変えられるよう強靱に作られているため、床に落ちたぐらいは何でもない。

「危ない危ない…でもこんなの5秒も着けてられないですよ」

 2秒さばを読みながらビラチーナに付いた埃を払ってやる。

「さてと…」

 視線を感じられるはずはないのだが、ヘザーのクリトリスがビクリと震える。

「お待たせしました、ヘザー様」

 かなりの期間蓋を開いたまま机の端に追いやられていたヘザーの箱を引き寄せ、椅子に腰を下ろす。

「本当にお待たせしましたよね?いつ以来・・・!!そうですよ!ミルドレッド様が襲いに来た夜以来じゃないですか?もう1ヶ月経ってますね」

 ほぼセドリックの記憶通り、ヘザーはミルドレッドを封印した翌日、セドリックがミルドレッドの屋敷に向かう前に鋭敏薬を塗られて以降、一度も薬を塗られたりイかされたりしていない。薬の効き目もとっくに切れている。

「じゃあ、出来立てですけど早速これ使っちゃいましょうね」

 ヘザーのクリトリスは前後左右に暴れ回り始める。この1ヶ月散々ミルドレッドとのやり取りを聞かされ続け、どのような形状でどのような機能が備わっているのかわかりきっている凶悪な改造生物をクリトリスに取り付けられようとしながら、じっとしていられるはずもない。

「そんなに嫌がらないでくださいよ。気持ちいいですから…良すぎるかも知れませんけど」

 中のヘザーはやめてと叫び続けている。

 びくっっっ!?

 反り返ったクリトリスの先端に何かが触れる。形状を想像できているヘザーはそれが胴体の下部に生えている触手だと分かる。いつの間にか直前までビラチーナが迫ってきている。後はクリトリスの長さ分セドリックが手を下ろすだけで全て終わってしまう。

『いやだぁぁっぁぁあぁぁぁぁ~~~~っ!!かぶせるのやめてぇぇぇぇ~~~っ!!!』

 ヘザーは叫び、クリトリスはビラチーナの胴体に包まれながらもビクビクと暴れ続けている。

 セドリックの指ですら感じられた繊毛の存在は当然クリトリスでも感じられ、包まれていくそばからくすぐったさが根元に向かって広がっていくが、それを気にしている余裕はヘザーにはなかった。

 そしてとうとう、箱に吸い付くための8本の足がクリトリスが生えているのと同じ表面に広がり、ヘザーのクリトリスは全てビラチーナの中に収まった。

 広がった足はまだ魔力を与えられていないため固定されておらず、ビラチーナはまだ暴れ続けているヘザーのクリトリスの力でユラユラと入れている。

「どうですかヘザー様?ビラチーナの中は。柔らかくて気持ち良くないですか?細かいのがたくさん生えてるとは思いますけど」

 後は魔力を与えてやるだけだが、一旦ビラチーナが動き出すと最早ヘザーの耳に自分の声は聞こえないだろうと考え、セドリックは言いたいことを先に行っておく。

「蓋を開けっ放しにしてたんでヘザー様も知ってるとは思いますけど、これからビラチーナに魔力を送ってヘザー様をずっとイかせたままにします。魔力はボクのじゃなくてミルドレッド様の所から持って来た凝縮魔力を使いますから、1回補給すれば10日は保つと思いますよ。勿論切れそうになったら交換しますし。

 それから鋭敏液ですけど、お爺さんのノートから作った物の3倍は敏感になれるらしいです。根元を触手で弄られながら敏感になった表面全体は繊毛でもぞもぞもぞもぞされ続けることになりますね♫

 後はご自身で体感してみてください。これでボクも指を休ませられます。とは言ってもミルドレッド様の方も気持ち良くしてあげなきゃいけないんですけどね。…それじょそろ…あ、そうそう、分かってるとは思いますけど昼も夜もなく動き続けますからね。ボクが寝てる間もイキ続けてください♫

 それじゃ、魔力送りますね」

『やめてぇぇぇぇつ!!!嫌だぁぁぁぁ~~~っ!!』

 セドリックは凝縮魔力が込められた小さな粒をビラチーナの先端に埋め込んだ。

 その瞬間揺れていた胴が止まり、目に見えて8本の足に力が込められ、箱の表面に張り付いた。

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