飼育組 (Pixiv Fanbox)

〈病院〉には飼育組と放牧組が存在する。 全国各地から誘拐をされてきた少女たちは飼育組と呼ばれ 敷地内にある精神病棟に患者という名目で収監をされる。 少女達は、秘密裏に存在するSMクラブの会員に部屋ごと購入をされ、 会員の肉奴隷として女盛りの十数年を過ごすことになる。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 少女がこの病棟に収監をされ、強制的な禁欲生活が始まってから すでに１ヶ月が過ぎようとしていた。 腰に嵌められた電極つきの貞操帯は、性欲管理のみならず 血圧や体温など少女の体調の監視機能も果たしており、 万が一少女が自死を図ろうとしても、すぐにそれを察知し 職員による拘束と治療が可能な仕組みとなっていた。 病院側に救出への希望となる情報を巧みに与えられ 少女は自暴自棄になって狂うこともままならない。 少女の性器から子宮にかけての筋肉は、少女の意志よりも 電極による命令を優先し、絶えず男を求めて怪しく蠕動しながら 愛液を分泌し続ける。 思春期を迎え、性に興味を持ち始めたばかりの少女にとって、 発情状態におかれているにもかかわらず自慰すら許されない状況は 生き地獄そのものであった。 壁に埋め込まれたモニターには、同じ建物内で行われているであろう 同世代の少女達の性的拷問の映像が延々と映し出される。 最初は激しい嫌悪感を示し映像から目を背けていた少女であったが、 劣情によって思考に枷を嵌められていくに従い、それを食い入るように 見つめながら恥部の自慰防止板へと指を伸ばしていく。 死ぬことも狂うことも出来ぬまま、ただただ決して解消することができない 劣情だけが澱のように溜まっていく。 やがて少女は発情しきった媚肉人形と化し、 自分を購入した主人に自らの処女を捧げ、肉奴隷となることを誓うのだった。