柊雪音の場合⑨ (Pixiv Fanbox)
Published:
2020-09-27 15:09:16
Edited:
2020-09-28 15:57:32
Imported:
2021-09
Content
子宮を支配し続ける貞操帯を外された柊雪音は
一時的に劣情による思考の枷と、男に対する偽りの
恋慕の情から解き放たれる。
だがすでに体は蟹縛りの形で拘束され、女にとっての
羞恥の全てと弱点を惜しげもなく曝け出した雪音にとって
男に抗う術はなかった。
男に噛み付くことや、人間として男を拒絶する言葉を発する
ことさえも口枷によって封じられ、まるで雪音は
精巧に作られた肉の人形のように男の責めを受け入れる。
雪音は女にとって最大の弱点である小さな肉芽の根本に
「結婚指輪」と呼ばれる小さなリングを嵌められていた。
敏感な肉芽に対する男のしつこい舌責めに雪音は悶絶し、
本能的な肉体の防御反応から、愛くるしい肉芽は体内へと
逃れようとする。
だがそのたびにリングが根本を締め付け
露出を強要させられる。
男の執拗な責めは、2週間溜まりに溜まった劣情を
解消するチャンスでもあった。
だがどういうことかまるで心と身体が切り離されたかのように、
体は何度も絶頂を迎えているにもかかわらず、心は満足感を得ることが出来ない。
肉体だけが絶頂をする反応によって
雪音は苦悶の表情を浮かべ、秘裂からとめどなく愛液を分泌しながら
不自由な体で悶え続ける。
やがてそれが排泄器官である肉孔に繋がれた
栄養補給用のカテーテルから、何らかの薬液を
注入されていることに雪音は気づくが、腸内に膨らまされた
バルーンによってそれを排出することすらままならず
雪音は無駄と知りつつも腰を振り続ける。
心の絶頂を迎えることも、気絶をすることもできぬまま
拷問のような前戯によって雪音は全身を嬲られ続け、
やがて苦しみから解放をしてくれる存在である男の肉棒の挿入を、
心から望み始めるのだった。