ヒーローヴァンキッシャー&プロレスラー高西陽三 設定とグラフィック (Pixiv Fanbox)
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久しぶりに雑記です。
いちばん文字コラで登場頻度の多いキャラクター。
高西陽三について語っていこうと思います。
シンプルにお気に入りです。この親父さん。
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最初、このキャラクターはビジュアルノベルである「スケベ立ち」に登場した『髭面』という設定のキャラクターでした。
その名の通り、綺麗とは言い難い髭面のいかつい親父。髪は短く、やや後退していて、ハゲ頭という程ではないけれど明確に老けを感じるデザイン。
きっちりとした髭やダンディな親父も好きですが、いかにも日本の親父ってかんじのこのバランスがとても好きです。
ハンサムとは言い難く、いかにもモテなさそう。みたいなのはゲイてきにはとても嬉しい味ですよね。
嬉しくないですか?私は嬉しいです。欠点を含めて味が濃くて美味しいのが親父の良さ。よさ。
本当に設定はほぼなく、たしか海の神という設定でメインシナリオでは登場していました。
そのため服もなく六尺褌。
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そこから数年後、Fanboxへの投稿が始まり過去作キャラクターを利用した文字コラの企画が始まりました。この親父さんは、かなり初期の段階で登場しました。
深い設定がなかったので都合がよく、親子であるという設定を付与し親父ヒーローとして復活しました。(現在ではこの設定はちょっといじらないといけないのも寂しいですね)
名前はヒーロー名だけが決定して、ヴァンキッシャー。
赤いスーツに黄色いライン。
当時深く考えずにつけた色や設定と、長いこと付き合うことになりました。
ちなみにこの名前、由来はカードゲームのドラゴンから取りました。別にとくべつ思い入れが会ったわけでもなく、雷属性で赤色、そして語感がいいという理由だけでつけました。
づけかつという名前すら語感ベースでつけているので、案外そうやって決めたものが後々までずっと続くというのは人生結構あるものなんでしょうかね。
さて、当時は英語圏のこともあまり意識しておらず、かつ深く考えずに命名したと申しましたが、なとも今となってはコレがかなり絶妙な名前になってくれました。この件については後ほど…。
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グラフィック一新。
当時の画像がサイズが小さい、古い、書き直したいとの話もあり、デザインをそのままにリニューアルしてもらいました。
その第一号がこのヴァンキッシャーでした。基本はほぼ変わらず、影の入り方や目の渋みなどが増しているますね。
グラフィックがきれいになり、もっともっと使うことを考えて…そこではじめてプロレスラーという設定をつけました。
この顔はとても、古き良きプロレス親父っぽいな…っと感じたからです。本当に思いつきで、雑誌風エロが書きたかったからついた設定だったのですが、とてもしっくりきているのでこれを今月更新の作品含めて基礎設定にしたところがあります。
といっても、ヴァンキッシャー=プロレスラーヒーローというわけではなく、個々の設定はそれぞれ別個。全く同じでありながら、別世界の人間となっています。
ただ、日頃はプロレスラーで、正体はスーパーヒーローみたいな設定でもいいかもとは考えているので、そこらへんは書きたいネタに応じて変えていこうと思っています。
さて、プロレスラーということで、ここではじめて日本人としての名前が付きました。
高西陽三。
人によってはプロレス好きとヒーローフェチを併発している方も多いですが、自分はまったくプロレスには明るくなかったので、なんとなくのプロレスイメージや、雑誌を参考にして書かせてもらっています。
あ、ザンギエフはとても好きです。最新作でも動きがとてもいいですよね。魅せる動き。
そんなわけで、この名前の由来もなんとなく有名所の 中西学選手と松田 慶三選手から拝借しました。理由はそんなにありません。とくに松田 慶三選手の顔はかなり好みです。ぜんぜん顔以外は知らないのですが……!
この名前を決定するに当たり、もう一つ偶然が重なりました。コレも後述。
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そして現在。
こちらの画像は、今月更新したもののボツネタです。
ヴァンキッシャーのイメージカラーをプロレスユニフォームにも採用したものなのですが、やはり古臭い親父は黒いパンツを履かせたほうがその属性が強調されるな…という判断がその理由です。
ややザンギエフっぽさもあってエロいのですが、ネタを優先しました。
最後に、もったいぶったお話ですが…ヒーロー名や人名の設定です。
これらはちょうど太陽モチーフになっています。というか、なりました。しました。
ヴァンキッシャーにはそもそもそういう由来はなかったのですが、ちょうど響きが「晩暉ばんき」という夕日を表す日本語と被っている事に気がついたからです。
何故そんな事を気にしているのかというのも、現在外国人ヒーローとしてキャプテンヴァロールやゴールデンパラディンを制作しているからです。
せっかく白人ヒーローがいるのだから、アジア人のヒーローであるならばもっと日本を代表するイメージを背負わせたほうがいいかな…という個人的なこだわりです。
いつかヒーロー同志がコラボするときに、そのほうがより燃える展開になるというお話。
この設定は後ほど作られたヒーローである「ガーディアン・ライコウ」にも重なっています。
というか、ライコウを作るに当たって、ヴァンキッシャーの設定が偶然日本モチーフに使える、太陽カラーになっている、ということにきがついた後からそういうことにあわせた、というものです。
長いこと創作していると、考えや立場の違い、そして偶然でこんな事があるんですね。
こういうつじつま合わせ、結構楽しくって好きです。
そんなかんじでまとめてみましたが、改めてまとめるほど「その場限りと思った」「お話を優先した結果」「なんとなく」などの積み重ねが随分多く、それでも結果としてキャラクターとして一本立って、かつ作者自身も愛せる親父になってくれています。
こういう気楽に、だからこそ自由に想像できる、創作できるかたちとして、今後も文字コラや小説、いつかはゲームにも出演させていきたいと思っています。
皆さまこんごとも、ヴァンキッシャーならびに高西陽三をよろしくお願いいたします。