外とから中から淫気照射(差分追加4/15更新) (Pixiv Fanbox)
Published:
2020-04-12 11:50:00
Edited:
2020-04-15 12:05:18
Imported:
2021-12
Content
危険指定されていた淫魔と戦闘を繰り広げていたハツカ。
危険とされているために戦闘力はたしかに高く、耐久力もハツカの炎の直撃を受けてもダメージは負うものの炭化するまでに至らない程度には頑丈だった。
このまま行けば、問題なく倒すことができる。
そう思った瞬間、淫魔は突然自分の本体部分を大きく開いた。中には、複数の女性が触手に絡め取られ粘液まみれになり光のない瞳を揺らしながら力なく喘ぎ声を上げていた。
それは、この淫魔が危険指定にされる理由となった行方不明になった退魔師たちだった。
最初はただの一般人を人質にとりそれで退魔師を一人捕らえ、それを使ってまた一人と増やし今では数十人にも及んでいる。体内で淫堕空間を形成しているのかおよそ淫魔の中に収まりきらない程に収納されていた人質たちを持って、淫魔はハツカを無力化することに成功した。
しかしハツカもただで捕まったわけではない。体内へといざなわれた瞬間に、能力を最大限に発現させ捕らえられていた人たちを解放。同時に持たされていた転移符を使いすべての人を救出することに成功したのだ。自分を覗いてではあるが。
体内で突然暴れられた上に今まで捕らえた人間をすべて解放されるという事態に、淫魔は激高した。だが、すぐにそれはいやらしい笑い声へと変わった。人数は減ったが、その原因を作った本人が取り残されていたのだから。
本当ならばハツカはあの一撃で淫堕空間を破壊し、自分も脱出する予定だった。だが予想以上の強度となっていたためにそれは叶わず、ならばと転移符へと切り替えたのだ。
しかし、転移符はもともと霊力を持って起動させるもの。霊力を持たないハツカが起動するには自身の能力を霊力のように変換させて使うという無茶が必要となってくる。やろうと思えばできなくもなく、実際成功をしているのだが、その時の消耗は普段遣いの10倍以上にもなってしまう。だというのに数十人一度に転移させる力を込めたために、今のハツカはガス欠寸前。意識をかろうじて繋ぎ止めている状態であった。
そんなハツカを見て、バカなやつめと淫魔はあざ笑うのだが、それに対してざまあみろと悪態をついて見せれば、既に怒りの臨界へと達していた淫魔はハツカをそのまま陵辱を始めた。
淫堕空間の淫気と強烈な媚薬まみれの体内は、霊力で耐性をつくっている退魔師ですら耐え難いもの。霊力のかけらもないハツカは淫らのすべてを十全に受け止めさせられてしまうのならば、犯される前から体は否応なしに出来上がっており、淫魔の触手が少し体をこするだけでも甘い声を上げてしまうほど。
そんな状態のハツカに、淫魔は自身の触手を伸ばし無遠慮に犯し始めた。
万全なら歯を食いしばり耐えることもできたのだろうが、消耗しきっているために快楽を抑え込むことが困難となっていた。それでも翻弄されそうになりながらも必死に意識と理性を繋ぎ止めて、できる限りの抵抗を続けていた。
転移符を使ったことで、使用地点が退魔師たちには届いているはずで。救援が必ず来てくれると言い聞かせながら。
普通の淫魔であるならば、ただただ獲物を陵辱し餌とするような淫魔であれば、それはかなっただろう。
だが、この淫魔は長年かけて造りあげた聖域を破壊されたことで今は完全に怒りに満ちていた。霊力は持たずとも、その力は捕らえていた退魔師を束ねても届かないほどの極上のものでもあるにも関わらず、淫魔はハツカを快楽で狂わせ壊すことしか考えていなかったのだ。冷静に冷血に徹底的に。
膣内を歪な形の触手で陵辱しながらハツカの様子を観察する。声は抑えようと無駄な努力をしているが、快楽自体を抑えられているわけではなく襞を擦り上げるたびに、子宮口を叩くたびに、膣がきゅうきゅう締め付け腰を体を快感痙攣させている。
目元は淫魔を睨もうと鋭くしているがその中に確実に蕩けが含まれており、快楽を与えるたびに緩みそうになっている。
頬は真っ赤に染まっており、嬌声が漏れる口元はもはやよだれでベタベタだ。
犯せば犯すだけ粘質な音は重くなっていく。その上、いじりもしていないのに自己主張を始めた淫豆をこそぎあげればぷちゅりぷちゅりと恥ずかしい音を響かせながら潮を吹く始末。
ない口を歪めて淫魔はほくそ笑む。自分の聖域を壊した痴れ者はこの手で思い知らせることができると。
淫豆から与えられた快感をどうにか処理できたのか、震える体に鞭を打って無理矢理に淫魔を睨みつけるハツカ。
それがただの強がりだとわかっている淫魔は、最後の抵抗を見届けると行動を起こした。
膣内に挿入し子宮口をいじめる触手の先端から、一気に淫気を放出したのだ。
淫気は淫魔によってその強さが変わるものだが、この淫魔のように強力な個体のものともなれば霊力耐性があっても防ぎきれるものではない。防ごうとしたところで突破されてしまえば、並の退魔師では耐えることは愚か絶頂快感に苛まされ一度も降りることが許されずに快楽に狂い壊れてしまう可能性もあるほど。
そんな危険な力を、淫魔はあろうことか凝縮し快楽を最も受けるだろう箇所の一つで解放したのだ。
それはあまりにも圧倒的な本流となってハツカを襲った。これまでの快感など児戯と言えるほどに強烈で、頭が処理できず体だけがガクガクと壊れたように痙攣する。
体中がぞくぞくと打ち震え、しかし同時に認識しきれない快感に鳥肌を張り巡らせる。
頭がひたすらに警笛をかき鳴らし、どうにかしなくてはと変に冷静になっている頭がそうささやくのだが、淫魔は考える時間さえ与えてくれなかった。
次の瞬間、第二撃が放たれたのだ。
体が勝手に引きつっておとがいがそれた。こわばりすぎて呼吸がうまくいかずにかすれた音と酸素を求めて舌が漏れる。腹部がひくんひくんと脈打って、そのたびに愛液と潮が溢れ飛散する。
頭が認識しきれていないだけで体は限界を超えて絶頂し続けているのだ。
これはあまりにも危険なことだった。快楽を認識した瞬間の揺り戻しのこともあるが、認識していないことによって快楽の一切を素通りさせてしまっている状態でもあるの。本来ならあまりにも体や脳に負荷がかかれば脳が勝手にシャットダウンさせる。
が、今はそれが起こらない。ただただ快楽が蓄積されていく。
そしてそれがやがて、揺り戻しによって一気にすべてを叩きつけられてしまう。それはあまりにもまずい。
それを知ってか知らずか、淫魔は何度も何度も一定の量まで溜まった瞬間に放出する。
何度目かの段階で、子宮が陥落し快楽でぐずぐずになって甘い甘い熱を垂れ流し始めていた。こわばる体から自然に力が抜けてどんどん体を明け渡していってしまう。
そしてついに淫魔はハツカの反応に余力がないことを悟ると、新たに触手を生み出た。一つは淫豆へ、残りは頭の横へ。
何が起こるかはわからないが、それが良くないものであるということは今のハツカにだってわかることだった。が、それをどうこうするだけの力はなく。淫豆に配置された淫気が膣内の淫気放出と同時に放たれ、頭の横へにあった触手からは極細のものが伸び、耳の中へと入り込み、直接脳へと淫気を放った。
瞬間、ハツカの世界は真っ白に染まった。
何も見えず、感じず。いや、一つだけ……快楽という感覚だけが、遅れてハツカをメチャクチャに蹂躙した。
それだけでバラバラに成ってしまうのではと思えるほどの衝撃。圧倒的快感。あまりにも暴力的な本流に抗うすべなど一切なければ、そのすべてを余すことなく感じ叩き込まれハツカはただただイってしまった。
イキ狂い続けさせられた。
快楽によって淫魔の好物とも言える力がハツカの体内から爆発的に生み出される。が、それは今の淫魔にとって捕食するべきものでなければ、ただ快楽を感じているという指標で。
力を増し続けているということは、それだけ容赦の無い快楽にハツカがさらされているということでもあった。
だから淫魔は、続けた。
淫気の放出を。
そのたびにハツカの体が、びくん、びくんと壊れたように跳ね上がり、引きつって、淫らな汁をひたすらに垂れ流しまくって、イキまくる。
普通の退魔師でも一生分を超えても味わえないような快楽が短時間にハツカに送り込まれていく。
このまま行けばそれほど時間もかからずにハツカを壊せてしまうかもしれない。だが、それこそが狙いであるならば、淫魔の責めは止まらない。
まだ始まって一時間程度。
最低でも捕らえた者たちに与えていた時間は与えなくては気がすまない。
やがて遅れて認識された快楽に、恥も外聞もなく悲鳴のような嬌声をあげて乱れ狂うハツカを体内に感じながら、淫魔は口を閉じると、自らのテリトリーへと沈んでいくのだった。
導入で時間がかかってシチュでも冗長に……エロく感じてもらえたならいいんですが……"_:(´ཀ`」 ∠):_ …