紫水晶刻晴ちゃん高解像度&PSDファイル / 奥が深い鉱石「水晶」 (Pixiv Fanbox)
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こんにちは、torinoです。
今回は原神より、紫水晶の刻晴ちゃんです。
↓高解像度ファイルはこちら↓
また、PSDデータを公開します。
※ファイル上限に収めるためキャンバスサイズは縮小しています。
↓PSDファイルはこちら↓
見ての通り、紫がテーマのイラストです。
色からテーマを決めて描くパターンの絵は、その色のイメージで様々なモチーフを連想していけるので楽しいです。
以前書いた通り、紫水晶ことアメジストは私の最も好きな石のひとつです。
清廉さの中に妖艶な雰囲気も併せ持った、幻想的な鉱石だと思います。
原神の採掘物の中にも紫水晶がありますが、それとは別に電気水晶もありますね。
刻晴ちゃんが雷元素というのもあって、この絵では電気水晶のイメージで描きました。
衣装デザインは元衣装の雰囲気を残しつつのドレスアレンジです。
周囲の小物ですが、和風に見えるかもしれませんが中華風を意識しています。
そういう意味でも、刻晴ちゃんの原作要素を大切にしつつアレンジしたつもりです。
和風と中華風って似ていてるところはあっても確実に違いますよね。
例えばこの絵でいえば傘。
和傘に比べて中華傘は小ぶりで片手で持てるくらいのものが多いようです。柄も短い。
さらに傘の膜の部分が透けていたり、ヒラヒラや房が付いていたりと装飾が多い印象です。
雨や日差しを避ける機能よりも、より装飾に振ってるかんじがしますね。
また提灯。
和提灯が丸っこく素直な形状なのに対して、中国や東南アジア方面の提灯は横に平べったかったり、菱形だったり、涙型だったり、すり鉢状だったりと多様な形状で面白いです。
下に飾り紐が付いていると一気に中華風っぽくなりますね。
灯籠やランプについても、日本のものよりも装飾が複雑だったり、木や紙だけでなくガラスや金属が用いられていたりするものがあって、まさにインドや中東方面の趣が混ざったかんじがあって地続きの文化の風を感じますね~。
◆雑記:水晶って奥が深いんです
どうも、もう5月も終わりですね。6月はお仕事絵が複数入って忙しくなりそうなtorinoです。
今回の雑記は刻晴ちゃんの紫水晶繋がりで、水晶系の石について掘り下げてみます。
紫水晶という名の通り、アメジストは水晶の仲間のひとつです。
石英(クォーツ)という二酸化ケイ素が結晶化してできる石の中で、特に無色透明なものを水晶(クリスタル)と呼びます。
・クリスタル
天然石ショップやパワーストーンのお店だと、紫色はアメジスト、黄色だとシトリン、ピンク色だとローズクォーツと呼ばれますね。
・アメジスト
・シトリン
・ローズクォーツ
・アメトリン
アメジストとシトリンが混ざったもの。美しいです・・・
これらが水晶の一種というのは知っている人も多そうですが、他にも水晶の仲間石はたくさんあります。
・アゲート
流れるような縞模様が特徴的なアゲートは、その見た目から馬の脳という意味で瑪瑙(めのう)とも呼ばれます。
色も様々で、中が空洞になって水晶の結晶が見られる状態のものがよく販売されていますね。
・カルセドニー
和名は玉髄(ぎょくずい)。
アゲートと混同されることもありますが、お店では主に半透明のものがカルセドニーとされることが多いようです。
・オニキス
真っ黒なアゲートです。アゲートの中でも縞模様がなくて黒いものがオニキスと呼ばれます。
・スモーキークォーツ
ブラウンクォーツとか呼ばれたりもします。
茶色い色は水晶中に含まれた微量のアルミニウムが自然の放射線を受けて発色したもので、透明度の高いものは希少です。
・タンジェリンクォーツ
表面にヘマタイト(酸化鉄)の成分が付着した水晶です。
・ルチルクォーツ
水晶の中に針状の鉱物(ルチル)が閉じ込められた神秘的な石です。針状といっても毛髪ぐらいの細いものから、爪楊枝や枝ぐらいがっちりとしたものまであり、色も金・銀・赤・緑など様々。
パワーストーンの世界では↓こういったルチルクォーツのビーズを使ったブレスレットが最強の金運アイテムとして珍重されていたりしますね。
なかなか普段使いするには勇気が要りそうですが・・・
いくつか紹介しましたが、これでも全部ではありません。
それくらい水晶の仲間は多く、内包物によって見た目が多種多様に変わるのでその色や模様から様々な名前がつけられているんですね。
ちなみにモース硬度でいうと最も硬いとして有名なダイヤモンドが10で、ルビー・サファイアが9、水晶は7なのでけっこう硬い石なんですね。
こんなかんじで水晶は奥が深い鉱石なので、お店などで見かけたらちょっと手に取って見比べてみても面白いかもしませんね。
以上、天然石ショップでバイトしてた時に学んだ蘊蓄でした。