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「おにぃ……!ねぇおにぃ……あけてよぉ……!」 夏休みも終わりが近づく8月下旬。世の学生たちが宿題の消化に躍起となる時期に、花怜と美貴の兄妹ふたりは筆をとるどころではない事態に陥っていた。 お気に入りワンピースの裾を自分から捲りあげ、粘り気ある液体でべとべとになった股間を一心不乱に座る兄の太ももへ擦り付ける。 上気した顔から熱っぽい吐息をこぼし、潤んだ瞳で兄を見上げる様は発情した雌猫を思わせる。 しかし最も目を引くものは、必死になって擦り付ける花怜の股間にある、プラスチック製の装具だった。 しっかと鍵で施錠されたそれは、俗に貞操帯と呼ばれる拘束具である。 「これとってぇ……!おねがいだからぁ……!」 「ちゃんと宿題やったら外すから、それまで頑張ろう、な?」 「むりだよぉ……!もう、頭どろどろで……なんもわかんないよぉ……!」 その妹の有様に、兄は頭を抱えることしかできない。 なぜ花怜がこのようなことになっているのか。それはおおよそ2週間前に遡る。 _________ 「花怜、今日からはもうアレはしないようにしよう」 「えっ!なんでぇー!!?」 「なんでってお前、毎日毎日禄に勉強もしないでアレばっかしてるだろ。だからせめて宿題が終わるまではアレ禁止だ」 「だっておにぃがアレのきもちよさ教えてくれたんだよー!?」 8月の始め頃、兄の美貴は宿題が一向に進んでいないことを憂えて作戦会議を開いていた。 宿題が進まない理由は明確で、あの日以降花怜が性快楽の虜になってしまったことにある。 もちろんその責任の大半はそれを教えてしまった兄にあるので、始めのうちは兄も妹の要求のまま行為に及んでいた。 だが妹の欲求はその無邪気さゆえか歯止めが効かず、その行為の快感を知ってから毎日兄に自身の大きなクリトリスに奉仕させていた。 朝、昼、夜となく、気が向いた時に体力の続く限り快感を貪る。当然ながら勉強をする余地などはなく、それが兄の悩みとなっていた。 せめて勉強後にしてほしい。その一念から妹に宿題が終わるまでの「アレ」禁止を願い出るが、花怜はそれを聞き入れずに駄々を捏ね回す。 兄がしてくれないなら自分でやる、とまで言い切った妹に対して美貴は、なるべくなら採りたくなかった手段の実行を決めた。 仕方ないと言いながら妹の下着を下ろすと、これからシてもらえると期待の表情を浮かべる。 だがそんな妹の期待が実ることはなく、脱がした下着の代わりに硬い感触の何かを装着させられた。 「……?なにこれ……?」 「貞操帯っていって、アレをできなくする装備だよ」 「えっ!?アレできなくなっちゃうの?やだぁー!!」 「しょうがないだろ、お前が勉強しないんだから……宿題終わったら外してやるからさ」 「やーだー!今したいーーー!!」 「わがまま言ってると、ずっと外してやんないぞ?」 「むー……もう怒った!ぜーったい勉強なんかしないもんねー!!」 _________ 「おにぃ……!ちょっとでいいからぁ……さわってよぉ……!」 そして、今に至る。 思春期の豊富な性欲が、そして兄との接触を求める気持ちが大きなうねりとなって小さな身体に渦を巻く。 触れていなくてもわかるほどガチガチに硬くなったソレが、触れてほしいとぴくぴく跳ね回る。 11歳のものとはとても思えないほど熱く解れた蜜穴から熱い蜜をしとどに滴らせて、花怜は身を焦がす欲望に支配されていた。 「おにぃ……!お願い……おにぃ……!」 「……だめだ。これまでちゃんと宿題しなかった花怜が悪いんだから」 「だってもう……あたま……なんにも……!」 「わからないところがあったら教えるから、宿題やろう?な?」 「〜〜〜っ、もういい!」 勉強どころでないのは百も承知で、それでも勉強するよう説得を続けるが、とうとう妹の堪忍袋の緒が切れてしまった。 椅子に座る兄に突進してベッドに突き飛ばし、その上に被さって艶やかな笑みを浮かべる。 「……花怜、知ってるよ。おにぃもあたしと一緒で、きもちよくっていくーってなるんでしょ?」 「か、花怜……!?」 「花怜、いっぱい勉強したもん。動画もたくさん見て、おにぃもいくーってできるように勉強したもん……!」 上に被さった花怜が身体を動かして、美貴のズボンを眼前に収める位置に移動する。 妹の視線を服越しに受けるそれは、部屋着を押し上げて硬く隆起していた。 そんな兄のズボンに手をかけ、ゆっくり引き下ろすと…… ぶるんと大きく揺れながら、興奮真っ盛りの男性器が姿を表した。 まじまじと妹に見つめられるそれは悲しいほどに興奮しきっていて、まだ触れられてもいないのに先端から汁を零していた。 それも無理はないことで、妹との共同生活を初めてからこっち、美貴は処理をしていないのだ。 妹に万が一にもこのような姿を見せてはならないと、狭い家ではもしものことが起こりうるからと、必死に自分を抑えていたのだ。 妹に性の手解きをしている時でも、生理現象としての勃起は仕方ないとして、決してその先には行かないように堪え続けてきたのだ。 それを知ってか知らずか、花怜はそんな熱い欲求に滾る男根を解き放った。当然、この状況ですることは限られる。 花怜はびくびくと脈打つペニスの先端を、優しくそっと口で包み込んだ。 「くぉっ……!?」 ただそれだけで情けなく声を上げ、腰を引くほどの快感に見舞われる。 花怜を上回る期間の禁欲を経て、兄の性欲は想像以上に煮えたぎっていたのだ。 そんな中で先端を小さい舌でちろちろと舐められ刺激されては長く耐えられるはずもなく…… まだ11歳の妹の口の中で、あえなく果てを迎えてしまう。 どくん、どくんと熱い精を口内に解き放ち、1ヶ月分の濃縮した欲望を叩きつける。 魂が抜けたかと思うほど長く続く射精は、妹の小さな口を白い汚濁で満たしていった。 「ん……っく、んく、んく……」 そして花怜は喉に絡みつく粘ついた精液を、喉を鳴らしながら飲み下していく。 手慣れた女性でもあまり好き好んではしない飲精を、年端も行かない少女が。 あの純粋な妹をこうも淫らにしてしまった事実が、兄の胸に罪悪感をもたらした。 「花怜、お前……」 「う゛えぇっ……!苦いしべとべとするぅ……!飲むんじゃなかったぁ……」 「でもおにぃ、きもち……よかった?」 兄を見つめる妹の目が、もはや後戻りはできないしさせるつもりもないと訴えかけるように煌めく。 勉強などというもので逃がしはしないと、もうここまで来てしまったのだと言うかのように。 これまで自分の性を表に出さないことで一線を超えていないつもりでいた兄に対して、これが最後のとどめとなった。 「おにぃだけなんて……ずるいよ。花怜だってきもちいいの大好きだもん……」 「自分からやっといて、なんて言い草だ……」 そんな軽口を叩きながら、兄は決意を固めて引き出しに向かった。 取り出したものは、妹の貞操帯のカギ。 床にまで垂れるほど蜜に塗れた妹の淫裂を解き放ってあげるために。 かちゃりと音を立てて貞操帯が外れると、花怜は兄の身体に跨って熱い秘割れを擦り付ける。 ねちょねちょとした音を響かせて、熟れた割れ目を押し付けての発情アピール。早くして欲しいとねだる妹の猛攻を、兄は真っ向から受け止めた。 上に跨る妹を抱き寄せてその唇を奪い、押し当てられた割れ目に指を添える。 「ふあぁんっ……!」 ただそれだけで切なげな吐息を零す妹を抱きしめて、蕩けた割れ目をぐりぐり押し込んで愛撫する。 指が火傷するかというほどの熱を持つそこからは、どろどろの蜜が次から次に吹きこぼれていく。 既に準備万端の妹に対する、準備運動じみた前戯。我慢していたせいかこれだけでも快楽はあるが、求めていたものはこれではない。 物足りないと口を開きかけた妹を制するように、兄の指が包皮の剥けるほどいきり勃つクリトリスをつまみ上げた。 「ふやあああ!!?」 2週間の禁欲、それも知りたてで盛んな性欲を封じられ続けた欲望の象徴が、摘まれてこりこりと扱かれる。 小指の先ほどもある妹の大振りなクリトリスをペニスのように上下に扱く度、びくんびくんと派手に背中を反らせて快楽に喘ぐ。 快楽真っ只中の妹の蜜穴からは、白く泡立つ愛蜜がとぷとぷと溢れ出していた。 「おにぃっ!くるのぉぉ!いくのっ、すごいのっ、くるぅぅぅ!!」 「いいよ、たくさんイって」 「いっっっ…………くぅぅぅぅーーーーー!!!」 本格的なクリ責めを始めてからものの1分もしないうち、妹は全身を痙攣させながら絶頂に至った。 2週間もの間我慢し続けた欲望を解き放ち、取り繕うことないイキ顔を晒しながら。 「……気持ちよかった?」 「……っはぁ……はぁ……!うん、すっごく……でもね、おにぃ……」 「わかってる。1回じゃ足りないんだろう?でもな、それは俺も一緒なんだ。だから……」 1度では足りないと言いかける妹を制し、自分もそうだと言い切る美貴。 2人が2人とも長くに渡る禁欲に耐えてきて、1度絶頂したくらいで終わるはずなどはなく…… 次は2人一緒にと、2人は体勢を入れ替えた。 妹を抱きしめるような体勢から、次は頭の位置を替えたものに。 寝そべる兄の頭の上に妹の割れ目が、四つん這いになった妹の眼前に兄のペニスがくる体勢に。 俗に言うところのシックスナインの体勢になって、2人の第2ラウンドが幕を開けた。 妹のクリトリスに兄が吸い付き、兄のペニスを妹が舐め上げる。相互に相手の大切なところを愛撫しあい、お互いの気持ちよさを高めていく。 この夏の間に妹の相手をしてきて、すっかり慣れた兄の舌は的確に妹の大振りクリトリスの裏を責め上げ、ざらついた感触でもってその性感を炙っていく。 その衝撃のほどはペニスを責める妹の舌が離れ、背中を反らす様からも伺える。 しかし妹の方は勉強を重ねたとはいえ経験がまるで伴っておらず、自分が受ける快感に翻弄されていることも相まってほとんど愛撫できてはいなかった。 やはり幼い花怜にとって、散々性欲を溜めさせられてきた状態では自分の快感を受け止めるので精一杯なのだ。 それでもせめて一緒にと、両の脚に力を込めて絶頂を堪える様子に兄もまた昂らされていく。 「ま、だ……っ!がま……ん……!いっしょ、に……!いっひょ、にぃ……!」 ぷるぷると脚を震わせながら耐える様子に、どうしようもない愛おしさを覚えた兄は…… ぢゅううと、強くクリトリスを吸い上げた。 「ひに゛ゅいいいぃいいぃいい?!!?」 とぷんと一際多くの蜜を吹き出して、花怜が身体を大きく跳ねあげる。 辛うじて寸前で絶頂は耐えたものの、今の衝撃で体内の快楽はさらに温度を上げて煮えたぎっていく。 ぐつぐつ煮える絶頂感を堪えるのに必死の花怜はとうとう、責めるどころではなく兄の股間に顔を埋めさせた。 いきり立つペニスに触れる妹の髪、頬の感触。眼前でヒクつく絶頂寸前の妹の姿もあって、触れられておらずとも兄のペニスに何かが込み上げてくる。 もっと妹の艶姿を拝みたくて、まるで赤ん坊が母の乳にするようにクリトリスを幾度も吸い上げる。 絶頂を耐えるのに必死で、だらしのない声を抑えることも出来ない妹の有様に、吹きこぼれそうな快楽をただ一緒に絶頂したい一心で耐え抜く妹の姿に、兄の興奮も最高潮に達し…… 甘噛みしながらクリトリスを舌で撫でくりまわし、それと同時に妹の頬へペニスを擦り付けた。 「ふに゛ゃあ゛ああぁ!!?!むりっ!むりぃぃぃっっ!!いっっっっ…………くぅぅぅぅぅぅぅーーーーーー!!!!!」 「くぅっ……!」 とうとう我慢の限界を超えて、派手に潮を吹きながら絶頂に至る花怜。 その潮吹き絶頂を特等席で拝みながら、妹の柔らかな頬の感触をとどめとして、兄もまた絶頂に至った。 さらさらの髪にべっとりと白濁を吐き出して、絶頂最中の妹を汚していく。 2人が2人とも相手の体液で顔面をべとべとにする壮絶な行為の余韻は、数分に渡って続くのだった。 _________ 「ね、おにぃ……ここわかんないんだけど……」 「ん、ここはな……」 盛大にベッドを汚した行為の翌日、この夏初めて花怜は勉強机でペンを採っていた。 溜まりに溜まった宿題を終わらせるためのラストスパート。ある意味夏の風物詩と言えるものだが、急な心変わりであるのは間違いない。 これまで一切勉強する様子を見せなかった花怜が急にやる気を見せたこと。それにはある理由があった。 「……あ、わかったわかった!ここをこうして……できたよおにぃ!じゃあ、ご褒美ちょうだい!」 「どれ……うん、ちゃんと解けてるな。じゃあご褒美のひと扱き、いくぞ」 一見して真面目に勉強に励む花怜だが、ただひとつおかしなところとして、下半身に何も身につけていなかった。 それは妹に勉強をさせるため、兄の出した条件によるものだった。 待ちきれないと言うように腰を突き出して、ぴんとそそり立つクリトリスを差し出す花怜。 ぴくぴくと震えるそれを兄の指が摘み、上下に1度だけ扱いた。 「んふぅぅぅっ……!ああぁ、もっとぉ……!」 「だめだよ、次の問題を解いたらだ」 妹を頑張らせるため兄の出した条件。それは問題を1問解くごとに1回、その大きなクリトリスを扱くというもの。 解くのに時間がかかるほど快楽は引いていくため、絶頂を極めたければ速やかに問題を解くほかない。 兄に教えてもらうことにペナルティはないので、積極性が問われることとなる。 そしてその積極性は、絶頂を求める花怜の豊富な性欲が補ってくれる。 変わった手段ではあるが、妹をよく観察して最適な方法を編み出したと言えた。 「が、がんばるから……終わったら、いっぱいしてね?」 「……ああ、終わったらな」 快楽を教えてしまった者としての責任。勉強を教えるべき者としての責任。 その2つと向き合うための、兄の戦いは始まったばかりだ。

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