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「ん…………ふああぁ……んむ……」  人身売買組織の屋敷の部屋にて全裸で目を覚ましたイクス。  もう慣れてしまったミリアムの身体故に、仰向けて寝ていてそのまま起きるのは劣等種族(オナホメス)の腹筋では厳しいことを理解している。  一旦身体を横にして、そこからゆっくりと起き上がることで100センチを超えるデカパイを有していても疲れすぎずに起きることが出来る。  まるで腰痛に悩む中年のような動きではあるが、それほどまでに劣等種族(オナホメス)の身体は大変なのだ。  細く、華奢で全身贅肉のプニプニ、人間の四歳児にも負ける力しかない雑魚メスの為に、筋肉とは無縁なのだ。  そんなプニプニ生物になってしまっているイクスは可愛らしいツリ目の美少女顔で何度か欠伸をしてようやく起き上がる。  デカパイの重さ、プリケツの重さ、二つの肉の重さのバランスを取るために胸を突き出すようなポーズになって歩いていく。   ”ゆっさゆさ❤”      ”たっぷん❤ ぷるるんっ❤”  バカみたいなサイズのデカ乳を揺らすと、与えられた衣装に着替えていく。  特に露骨にエロいモノではないけれど、エルフが良く着るフワフワヒラヒラのワンピースドレスで、かつ、胸の舌をベルト留めるものを着た。  ムチムチの太腿が半分以上も露出した状態でかつ、デカパイを見せつけるような姿になると、イクスは鏡を確認して部屋を出る。  この屋敷での自由行動が認められているイクス、食事は自分で取りにいくのがルールであり、廊下をデカ乳を揺らして歩いていくと自分と同じように捕らえられた獣人のメス、奴隷と会うこともある。  彼女たちは最初はエルフの姫であるミリアム(中身がイクスだとは知らない)を見て驚くも直ぐに「姫様も我慢できなかったんですね」みたいな顔をしていくのだった。  そう、イクスが驚いたことに奴隷として売られている獣人のメスの実に7割ほどは志願奴隷だという。  自分から奴隷にして欲しいとすり寄ってきたという話を聞いてイクスは眩暈がする思いだった。  エルフや獣人のオスからは「大切な同胞が奪われた!」という悲痛な叫びを聞いていたし、メスも涙ながらに「勇者様助けてください!」と言っていた。  だからこそ自分たちは動いていたのに、助けるべき存在は自分から望んで奴隷になっていたなんて聞くとため息も出てしまうのだった。   「…………っ」  食堂への道、ミリアムの身体は小さいので移動に時間がかかる。  慣れてきたとは言え、まだ完全ではないイクスはムチムチの太ももが擦れて歩き辛くてよろてしまう。  フラフラとした歩きで食堂に向かう道中、見かけたのは、茶髪で可愛い犬の劣等種族(オナホメス)だった。  例に漏れず小柄で生意気そうな美少女のその劣等種族(オナホメス)はと言うと―――。 「いっくぅういくいくいくううう❤ お腹グリグリやめへぇぇえ❤ こんにゃ、おほぉおおぉお❤❤」 「はっはっは、お前はなんでもいいんだなぁ、ほれ、イケイケ❤」  ―――廊下の床で仰向けになって寝ると、その腹、下腹部を組織の人間たる男に足で踏まれて絶頂していた。  お腹を、子宮を踏みつけられただけで、ガクガク震えて、おまんこから潮をしっかり噴き出していた。  犬の服従ポーズのままお腹を踏みにじられて激しい絶頂に悶える姿をイクスは横目で見て自分の子宮が疼くのを感じてしまっていた。 「…………っ❤」  まさに”キュンキュン❤”と、自分も踏まれたい、踏みにじられたいなんて気持ちに情けなくも腰がヘコヘコ揺れてしまっていた。  その度にデカ乳が揺れて❤ プリケツを揺らす、このあまりにも生き難い身体にイクスは興奮してしまっていた。 「……はぁ、はぁ……❤(ミリアム、キミは……ずっとこんな気持ちで生きていたのか? 歩くたびに気持ち良くて男を見るだけで子宮が疼くっ……こんな、見下されたいって感覚を常にっ……❤)」  見下されて下に見られることに期待しつつ、銀色の髪を揺らして、ムチムチの太ももにマン汁を伝わせて歩いていくと、あることに気が付いた。  廊下のあちこちに汁が垂れていたり、水たまりのようなものがある、と。  そう、それは劣等種族(オナホメス)たちのマン汁、今もイクスが垂らしているように歩きながらマン汁を垂らして、廊下でもどこでも発情してはマン汁を漏らしているのが劣等種族(オナホメス)たる所以だ。  それにも興奮して、自分がどれほど惨めな存在なのかと再認識して食堂に向かった。    「………………」  食堂には奴隷の劣等種族(オナホメス)含めて、人身売買組織の人間や、奴隷と遊びにくる貴族や客などもいて割と盛況な様子だった。  ここの元締めのユルツ王子の言葉だが「この組織、この場において人間は全員平等だ、ここには人間と劣等種族(オナホメス)しかいねェ」ということらしい。  階級社会たる王国では非常に珍しい光景ともいえる、イクスも見覚えのある上級貴族が労働者風の男と酒を酌み交わし―――。 「いや、この間ねぇ、ツノつきの劣等種族(オナホメス)買ったんですよ、しかも姉妹で!」 「ほぉお、それはいいですなぁ、ツノは切りましたか?」 「ぃんや、まだなんですよ、こんどここのパーティでツノ切りを姉妹同時にやらせようとしてましてねぇ」 「おお、それは良い! 是非とも私も参加しますよ!」  ―――劣等種族(オナホメス)について語り合う、その光景を妙な感覚で見ている。  王国では奴隷は禁止されていて、庶民が買う場合は国の各地にある貴族の屋敷に預けて好きなときに使いにきたり、奴隷を飼う人間の隠れ集落なども人身売買組織が作り上げているらしい。  イクスらの予想以上に広範囲にわたってこの組織は動いているのだった。   そして、その食堂で人間たちは長テーブルに好きに座り食事や酒を楽しみ、大衆食堂のような雰囲気であったが、劣等種族(オナホメス)たちはというと―――。 「はふっ❤ あふ……❤」 「んぐんぐ……がつがつっ❤」 「むぐむぐ❤」  ―――食堂の床に置かれた餌皿に盛られたものを手を遣わずに食べている。  それを見ていた男たちが―――。 「は、犬っころはそれが良く似合うなぁ?」 「お前らに二足歩行なんて贅沢だってわかったかぁ?」  ―――などと揶揄するように声をかけて、時には尻を叩く、唾を吐きかけるなどしていた。  そんなこともされても劣等種族(オナホメス)たちは嬉しそうに大きなプリケツを揺らしては媚びていく。  ……ちなみに、この床食いは強制ではない。  亜人のメスは肉体的にはクソザコでも、傷の治りな早く、好きなだけ遊べる身体をしているし、食事も大してとらなくても問題はない。  しかし、美しい肉体や、健康的な身体を保つためにはしっかりと栄養を取られるというのが組織の理念だった。  だからこそ、食事は人間と同じく食べることも可能なのだが、イクスを除く奴隷の全員は自分用のエサ皿を貰いそこに食事を流し込んでもらい床で食べるのを好んでいた。  浅ましい姿を晒してる劣等種族(オナホメス)たちにイクスは「羨ましい」という感情を持ちながらそれをひた隠しにしてトレーに乗った食事を受け取ると一人テーブルで食べていくのだった。  チラチラと床食いする劣等種族(オナホメス)を見ては羨ましさにかられて、今すぐにも自分もやりたくなる気持ちを抑えて手早く食事を流し込んでいく。  果物中心のエルフ用のメニュー、各種族に分けたメニューもあるそこで、エルフ用のそれを食べ終えるとまたデカ乳を揺らして食堂を出た。  イクスは自分の、ミリアムの身体を理解していた。  直ぐにでも男に媚びたいし、セックスが始まれば自分の思考よりなによりも本能が優先されてしまうと。  だからこそせめて、セックスの時以外は人間として、男として、勇者としての矜持を持って過ごそうとしていた。  極力男から離れて、穏やかな気持ちを持とうとしている彼はデカ乳を揺らして庭に出た。  日の光を浴びて日光浴でもしようと庭に出るのだが―――。 「ほぉれ、とってこーい❤」 「わふぅうう❤」 「ほら、マーキングはしっかりせんとなぁ?」 「わふぅ❤」  ”ちょろろろろろ” 「んん~、馬の癖に人間一人も運べないのかぁ?」 「は、はぁああ❤ ごぇんな、ひゃいぃい❤」  ―――そこもまた奴隷と飼い主だらけだった。  屋敷の庭は広く、芝生のスペースでは犬系の劣等種族(オナホメス)と遊ぶものがいたり、綺麗な花の植えられた庭園をリードで引かれて散歩してマーキングする劣等種族(オナホメス)、馬の獣人らしき美少女は背中に肥満体の中年を乗せて苦しそうに喜んでいる。    「…………はぁ……❤」  その光景を見ているだけで疼いてしまうイクスは屋敷の中に戻っていった。  誰が来るかはわからないが部屋で本でも読んでいようと決めたのだった。  イクス、ミリアムはやや特別扱いであり、部屋に踏み込んでくるものは少ない。  特にユルツ王子が何かを言っている訳でもないし、使いたいものがいるなら使えくらいの公衆便所扱いのイクスではあるが、エルフの姫であり、王子二人のお気に入りのイクスにそうそう手を出すものもいない。  珍しいエルフの奴隷であり、かつ美貌のエルフ姫、手を出したい男は多くとも、他にもフリーの屋敷住みの奴隷はいるのでそこまで狙われてもいない。  疼く子宮を片手で押さえて、マン汁を垂らしつつ部屋に戻ろうとするとその途中の廊下で中年の貴族と、その貴族が飼っている三匹の猫系劣等種族(オナホメス)が戯れているのに出くわした。  この貴族は自分の屋敷で飼えない奴隷をここに預けていて会いに来ているのだった。  数日の飼い主の来訪に奴隷たちは大喜びであり―――。 「ご主人さまぁぁあ❤ 私を撫でて❤」 「チンポ❤ おちんぽっ❤ いっちばん、私が一番っ❤」 「みー❤ みー❤ みぃいい❤」 「ほほほ、落ち着け落ち着け時間はたっぷりあるからの❤」  ―――その大きな胸を揺らしてまとわりついていた。  構ってほしがりの猫たちと廊下の真ん中でじゃれ合う貴族。  撫でられるだけで潮を噴き、キスをされては絶頂する奴隷猫たち。  イクスはイライラとムラムラをしつつ、それを眺めていた。  自分の向かう部屋は、この貴族たちの向こうにあり、通行を阻害されているのだった。  目の前で劣等種族(オナホメス)たちが可愛がられて媚びていくのを見せられて産まれるムラムラをなんとかイライラで相殺しようとしていく。  胸の下で腕を組んで足で床を叩き、しばらく待つも一向に退く気配がないことに我慢の限界を迎えたイクスは―――。 「退け!!」 「ひっ!?」  ―――勇者にあるまじき怒声を浴びせかけて、整い過ぎた美貌とツリ目に怒りを乗せて睨みつけて1人と3匹を迫力でどかしていった。  のしのしと、デカ乳をたっぷたぷ揺らして歩いていくその背中に猫の一匹が「欲求不満かにゃ?」と呟くと、イクスは部屋に入る直前で振り返り、またその迫力のある目で睨みつけるのだった。  あまりの怖さに猫たちは震えあがり、飼い主に抱き着いていくのだった。  抱き着いて、直ぐにさっきまでのラブラブモードへと移行していった。  ―――。  ――――――。 「ふん……!」  部屋に着いたイクスは豊富な蔵書から気になるものを持ちだしてベッドでだらしなく読んでいく。  前から読みたかった本がいくつもあり、夢中になるべきなのに、なかなか本の世界に入り込めないでいら立っていく。  何度も観た劣等種族(オナホメス)たちの姿、幸せそうな声、顔が目に焼き付いて離れないのだ。  自分もあんな風にされてい、ああなりたいという欲望にイクスは我慢できないでいた。  少しでも紛らわそうとオナニーをしようと考えるも、それすらをイクスは押さえつける。  ミリアムの淫乱極まりない身体を勇者の精神力で制御しようとしていたのだった。  しかし、精神力で押さえきれるなら劣等種族(オナホメス)など存在はしない、ものの数分後には―――。 「うぅ~……! うむ……!」  ―――片手を股間に当てて、まるでオシッコでも我慢するようにベッドの上でゴロゴロしていた。  意地でもオナニーはしないという覚悟を見せながらも、その顔は真っ赤で限界は明白だった。  ミリアムは平均10回以上は毎日オナニーしていたオナニー中毒(ジャンキー)。  その身体に我慢など不可能ではあるのだが、イクスは必死に、何とか理性を保とうとしていた。  自分が自分であり、劣等種族(オナホメス)ではなく勇者であるという自負から耐えようとしていた。  もう限界であり、このままではまずい、部屋にいては色々とここでの行為を思い出してしまうと立ち上がり、ドアに近づいた。  その限界ギリギリの時に、イクスが目の前にいったタイミングで部屋のドアが開いた。 「イクスちゃぁぁん❤ おじさんが遊びに来たよって……ん?」 「っっっっっ❤❤❤❤❤」  入ってきたのはイクスをユルツの次に抱いた中年の貴族。  肥満体で醜い身体と顔をした最低の男を見上げた瞬間にイクスはそれだけで―――。 「いっくぅうぅうううううう❤❤❤」  ”ぷっしぃいぃいぃいいいい❤”  ―――おまんこから潮を噴いて絶頂していくのだった。  出会いがしらの立ちイキ潮吹きアクメ❤  貴族はそれに一瞬困惑するも直ぐに笑顔になった。 「ぐふふ❤ ワシのことを待っててくれたのかなぁ?」 「…………❤」  下卑た笑みを見せる男に、イクスは必死に、必死に抵抗、反発すべきと思っていたのに口は勝手に―――。 「はひぃ❤ おじさまを、ずっと待ってまひたぁ❤」  ―――媚び切った、劣等種族(オナホメス)の中でも最高に媚びた顔と声で貴族に抱き着いていくのだった。  いくら勇者の魂があっても、身体は劣等種族(オナホメス)、イクスの抵抗は無駄に終わっていった。

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