【エロ文・リクエスト・BLEACH】落ちぶれ乱菊さん、今年で40歳。 (Pixiv Fanbox)
Published:
2022-05-31 12:19:30
Imported:
2022-09
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死神。尸魂界。空座町。
それら諸々無関係な世界のどこかにいる美人な熟女。
少しばかり身体は緩んできてしまっているし、皺も増えてはいるものの非常に美人な彼女・松本 乱菊。
バスト100cmを余裕で超えており、セクシーで妖艶な彼女ではあるのだが若い頃からの無軌道な生活の結果、今は安アパートに住み路上売春で糊口を凌ぐ日々だった。
しかし、運悪く彼女の住む地区には若く可愛い立ちんぼ―――路上売春者が多く、風俗も盛んだったりといくら美人でも客を取れない日が増えていた。
「ふぅ~……チッ、仕方ないわね……」
今もまた深夜まで近所の公園で立ちんぼをしていた乱菊だけど、若い女が売れる中で一人残った彼女はタバコを吸って舌打ちをしていく。
大きすぎる胸とだらしない身体を時代遅れのヒョウ柄ボディコンに押し込んでいた彼女はタバコを吸い終わると公園を後にしたのだった。
そして、自宅であるアパートに戻りイライラしながら安いチューハイをかっくらって眠るのだった。
―――。
――――――。
”ピンポーン……ピンポーン……”
「ん……っぅ……ぁ? 何よ……今何時……っ」
立ちんぼで客を捕まえられなかった朝。乱菊は呼び鈴の音で目を覚ました。
寝起きに弱めな彼女はイライラしながら布団から身体を起こし、寝ぼけ気味のままタバコを咥えて火をつけたら大き目のシャツ一枚というラフかつエロい格好で玄関に向かった。
”ピンポーン”
「はいはいっ! 起きてるわよ、誰っ?!」
イライラを隠しもしないで玄関のドアを開けた乱菊。
そこにいたのは1人のデブった中年男だった。
脂っこい顔に汗を浮かばせた彼は乱菊に淫らしい視線を向けていくのだが、彼女は嫌そうな顔はしないで少し焦ったような表情でぎこちない笑みを浮かべた。
「っぁ……あ~、大家さん…………こんな朝から、えっと、なんの用、かしら?」
「ぐひひ♥ いやぁ、寝てるとこごめんねぇ♥ うひ、相変わらずおっぱいデカくてって、そうじゃなくて、ほら、家賃、先週だったけど貰えてなかったからねぇ♥」
「ぁ……あ~、そ、そうね……」
乱菊にエロい視線を向ける男はこのアパートの大家である男で、彼女は客が取れなくて家賃を滞納してしまっているのだ。
昨日も客がとれずにいる乱菊は家賃の話をされると気まずそうにするも、髪をかきあげると媚びた笑みを浮かべながら男の腕にそのデカパイを”むぎゅっ♥”と押し付ける様に身体を摺り寄せていく。
「ごめんなさいね? もうすこーしだけ待ってくれない? ちょっと今、ね……手持ちがなくて……♥」
「っぇ? っぉ、おほっぉ♥ おっぱいが……♥ い、いや、先週も、そう聞いて……」
「…………ね♥」
デカパイを押し当てての色仕掛けで家賃を待って貰おうと乱菊はしていく。
かなりアレな方法ではあるのだけど、このスケベな中年にはかなり効いているようだった。
大きすぎるほど大きく、柔らかいおっぱいをシャツ越しに押し当てながら乱菊は男の耳に唇を近づけて耳元で囁いていく。
「……来週、私からお家賃、持っていくわね? …………夜に♥ FU~~~♥」
「よ、夜に、っぉ♥ っぉ♥ うひ♥」
意味深なことを言って最後に男のデブった腹を撫でればそれで相手はチンポを勃起させながら期待に生唾を飲んで去っていった。
それに彼女は安堵の息を漏らすも何も解決はしていない。
ここ最近では値段を下げてもロクに客がとれない日々。
パチンコ屋のトイレでフェラ抜きをして何とか生活費を得ているような状況で、家賃を払う余裕などないのだ。
大家を色仕掛けで誤魔化すのも限界があるのを彼女は感じていた。
そして、その限界は数か月後にやってきてしまった。
―――。
――――――。
「ちょ、ちょっと、何するの、ちょっと!? きゃぁああ!?」
「いー加減ねぇ、家賃も払わないババァに貸せる部屋はないんだよねぇ」
「っ! だ、だから、来週には……」
「それも聞き飽きたって」
大家によって部屋から追い出された乱菊。
ボディコン姿でアパートの庭に尻もちついた彼女の前には例の大家の中年男と、その彼の腕に抱き着くようにして若い女の子がいた。
「ほんとにこの部屋住んでいいの? お金ないよ、アタシ」
「いいよいいよぉ♥ 家出してきた女の子には優しくしないとねぇ、ほら、部屋の中見てきなよぉ♥」
「わぁい♥ おじさまありがと♥ ちゅっ♥」
と、まぁ、そんな感じだ。
そんな感じと言うか、家出してきた若い女の子に住ませるために家賃を滞納している乱菊を追い出すことにしたのだった。
今までは乱菊のエロさと、そのおっぱいに敗けてしまっていた彼だけど若い女の子の魅力がそれに打ち勝ったのだ。
「っ! ね、ねぇ、何ならエッチなことさせてあげるから、それでどう? あの子より上手い自信あるわよ?」
「…………」
客も取れず、お金もない乱菊はここを追い出されたら行く場所がない。
いや、行く先は路上生活だ。それを理解している彼女はこれまでの色仕掛けで誤魔化すのではなくダイレクトにその身体を使って大家に媚びようとしていた。
だが、彼は「はん、緩み切ったババァの身体に興味はないねぇ」と鼻で笑った。
エロく美人だから大目に見ていた彼だけど、例の家出少女と既にエロいことをしているのもあって若い身体を知った今では乱菊への興味もなくなっていた。
「ほら、さっさと出てった出てった、滞納した家賃は我慢してあげるんだから感謝してねぇ?」
「っ……!」
雑に乱菊の荷物、多少の服などを押し込んだバックを投げつけると男はもう興味はないと背中を向けた。
そして、家出少女が入って行った元・乱菊の部屋に入ると直ぐに淫らしい音と声が聞こえてくるのだった。
それを聞いて乱菊は玄関を蹴ってやろうか悩んだ末に舌打ちをしながらアパートを後にしたのだった。
その日、松本乱菊40歳の誕生日。
彼女はホームレスになったのだった。