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   北海道において行われた連隊食戟。  それは遠月学園に急遽訪れた革命に対抗するべく、少数の実力者が集まって勝負を仕掛けたものだった。  相手の実力も強大であり、数少ない仲間はどんどん減っていき最終的には―――。  『遠月十傑の勝利』  ―――という結果に終わった。  それにより、反逆者たちはこの国において『料理』という仕事に就く道を閉ざされた。  夢であり、生き甲斐であり、才能であった全てを手放すことを余儀なくされた。  反逆者は薙切えりなを除いて学園を去り、それぞれがそれぞれ、当てもない道に進むことになる。  何年も料理に打ち込んでいた彼らは、それを奪われて希望を失っていくのだった。  ―――。  ――――――。  あれから数年経った頃。 「………………オーダー、完成しました。お願いします」  とある全国チェーンのファミリーレストラン。いわゆるファミレスの厨房に彼女はいた。  支給された格安のコックコートを着て、手際良く料理を作っているのは赤みがかったショートカットの美人・新戸 緋沙子だった。  あの日、反逆者として負けた彼女は自分の主人であり、姉妹のような存在であり、親友のえりなの元から離れた。  これ以上、尊敬する彼女に合わせる顔がないとして家も後にした。  それから数年、かつてのえりなの秘書として得ていた給金を元に暮らしていた彼女が今はファミレスの厨房―――時給760円のアルバイトだった。  日本における多くの飲食店は新生遠月学園によって粛清されていったが、ファミレスなどのチェーン店はそうはならなかった。  どうしても料理を忘れられない、捨てきれなかった緋沙子。  反逆者として、一流の料理の腕がありつつも、名店では働くことが許されない彼女。  遠月に逆らった代償はあまりにも大きかったのだ。  その結果がファミレスの厨房。  料理ができると意気込んだ彼女ではあったけれどそこで行うのは―――。 「次は……パスタに……ハンバーグに、サラダ……」  ―――やってくるオーダーの調理。  調理は調理なのだが緋沙子は悔しそうに奥歯を噛みしめるばかり。  そう、ファミレスの厨房における調理の多くは冷凍されたものを電子レンジで温めて、表面だけ焼き色をつけたり、安物の乾麺パスタを鍋で茹でで、レトルトソースであえるだけ。そんなものばかりだった。  誰でも、調理師免許がないアルバイトでも作り上げることができる。だからこそ安い値段でファミレスは成り立っているのだ。  そこに、作る人間の腕前が介在する余地はない。  多少の手際の良さはあったとしても、レンジでチンする時間も決まっている、かけるソースも一食ごとに使い切りだ。  ここで、見事なアレンジをして食べに来た人を驚かせる。などということも許されない。  全国チェーンなのだ。どこの店で食べても同じ味を提供できなければ意味はない。 「…………っ……!」  そう、ここでは緋沙子が人生をかけて培った腕前を披露する瞬間などないのだ。   「と、ぁ……!」  悔しさと、過去、そして幼いころから仕えたえりなのことを思い出して物思いに耽っていると鉄板で焼き目をつけて提供するハンバーグを少し焦がしてしまった。  それを―――。 「あ~あ~、緋沙子ちゃん焦がさないでよねぇ? これじゃあお客さんに出せないじゃんかぁ」 「す、すみません……」  ―――近くにいた下卑た笑みを浮かべる肥満体の先輩、バイトのまとめ役のような男に叱責される。  ロクに洗っていないコックコートは脂で汚れていて、調理中でも唾を飛ばして喋る男を緋沙子は嫌悪していた。  そんな男に叱られることになる屈辱。  それだけではなく―――。  ”むにゅっ❤” 「ひっ!? っ……!」  ―――男は緋沙子の形の良いお尻を鷲掴みにしてくる。 「こんな簡単なことでミスしてたらどこでもやっていけないよぉ? 僕ぁ先輩として注意してあげてんだからねぇ?」  ニヤニヤと下卑た、気持ち悪く最低な笑みを浮かべてセクハラをしてくる。  ただバイトをしているだけで、料理人ですらない男に、料理の叱責を受ける屈辱に緋沙子は耐えるしかない。  下手に問題を起こしてここを辞めてしまえば、次はどこで雇ってもらえるのかという不安。  一流どころでは無理、大衆チェーン店くらいしか料理に関わる仕事につけない緋沙子。  こんな場所でも、料理人としての腕を振るえなくても厨房に立っていたい彼女はセクハラにも耐えていた。   「ゴミ出ししてきます……」  お尻を揉まれる不快感から逃げるようにしてその場を後にする。  厨房のゴミをまとめて、外のゴミ捨て場へと運ぶ作業を終えて一息。 「はぁ…………何をしているんだ、私は……」  あの敗北の日から何年も経っているのに、いまだに未練がましく料理の仕事にしがみつく自分を情けなく思っていく。  緋沙子は壁に背中を預けて、自分の人生を賭けて研鑽していた日々を思い返す。  充実した日々を思い出し、涙が出そうになるのを堪えて厨房に戻っていく。  そんな、自分の人生を無駄に浪費するような日々の中。  緋沙子はまた、いつものように決められた手順で、決められたように料理をしていく中で、ほんの少し、ほんの少しだけ料理にアレンジを加えてしまった。  自分で料理を作る、誰かの為に料理をしたいという欲求を抑えきれずにファミレスの決められたメニューではない料理を作って出してしまい、それを例の先輩に咎められることになった。  ―――。  ――――――。 「ねぇ、緋沙子ちゃんさぁ? 仕事舐めてない? ファミレスだからって簡単に考えられると困るんだけどさぁ……」 「…………っ……! 申し訳ございません……」  勝手にアレンジしてしまったことをネチネチと叱られる緋沙子は、ただただ謝るしかない。  控室で椅子に座った肥満体の先輩に対して頭を下げ続ける。  その姿を男は実に楽しそうにニヤニヤと見つめていた。  美人な緋沙子が必死に謝る姿に興奮しているのだ。  彼は詳しい理由は知らないまでも、ここを辞めたくないという彼女の気持ちを知っていて歴が長いだけで別に同じアルバイトでしかない自分に必死に頭を下げるその姿を楽しんでいた。  年下の美人、こんな場所にいるのに相応しくないような見た目と雰囲気を持つ緋沙子が、延々とバイト生活を続ける自分に頭を下げる、そこに優越感を得ていた。 「店長の方にはさぁ、僕から話してあげるけどさぁ……ねぇ?」 「っ……!」  立ち上がった男は緋沙子の肩を抱くように身体を密着させていく。  その脂ぎった片手は、彼女の小ぶりな胸を遠慮なくつかんでいく。  それは完全にセクハラであり、本来ならば跳ねのける権利のある行為だけれども緋沙子は抵抗はしない。厨房という場所に立つために。 「んひひひひ……❤ このちっちゃめのおっぱいがねぇ……❤」  ”むにゅっ❤” 「ぅっ……ぁ……っ……」  自分の身体を好き勝手される行為に嫌悪感を持ちながらも、それに緋沙子は慣れてもいた。  ただ、セクハラに我慢すれば良い。プライドを踏みにじられる行為にもなれた彼女は男の手を受け入れていく。  じっくりとおっぱいを揉まれて、ネチネチと小言を繰り返される。  完全に抵抗しないという事を見抜かれた緋沙子。  この日から、更に男からの理不尽なセクハラは増えていくことになる。  その内容も、どんどん過激化していき、数か月もする頃には―――。  ―――。  ――――――。 「お願い、します、調理中は、っ❤ せ、せめてっ……っ!」 「はいはい、しっかりお仕事してないと店長に言いつけるからねぇ? んひ❤ ほれほれぇ❤」  ―――バイト中でのセクハラも当たり前で、かつもはやセクハラでは済まされないレベルになっていた。  今、緋沙子はオムライスの卵を焼くというかなり好きな部類の作業をしているのだが、男によりズボンをずり下げられ、ガニ股を強制されていた。  下着も下ろされたそこ、おまんこにはお玉の持ち手が挿入されている。  調理器具をこんなことに使うなんて行為に怒りを覚えながらも、緋沙子はされるがまま。 「緋沙子ちゃんのおまんこ濡れやすいよねぇ? ほらぁ、あんまり貰いしてるとお客様にマン汁入りの料理出すことになるぞぉ?」 「っ!? せ、せめて洗ってから使用してください!」  男はお玉の柄でおまんこをかき回して笑う。  完全にアウトな行為をする相手に緋沙子は怒りつつも、逆らうことはしないでただ耐えていく。  おまんこをかき回されて、気持ち良さに腰を”カクカク❤”させてしまい、その際に手元が狂い、オムライス用の卵を崩してしまえば―――。 「あ~、また失敗して~、緋沙子ちゃん料理下手過ぎないかなぁ?」 「っ!! …………も、申し訳ございません……っ!」  ―――それを肥満体の先輩は意地悪く責める。  料理が下手。そう言われるショックに泣きそうになりながらも緋沙子は耐える。  ガニ股で、おまんこを調理器具で虐められながらなんていう最低なことをさせられながも耐えていく。  男はその彼女のお尻を叱る様にお玉で叩いていく。  ”べちん!” 「ひぃんっ!?」 「はい、さっさと作り直してねぇ?」  歯を食いしばりつつ緋沙子は卵を焼き直していった。  また、他の日。他の作業でもセクハラ、虐めは続く。   「じゅっぷじゅるるっ❤ じゅぽじゅぽじゅぽっ❤ じゅるるる!」 「おほぉ……すっご、チンポ好きすぎるでしょぉ……緋沙子ちゃんっ……ぉ!」 「っ! れろぉじゅるる❤(自分でやらせておいて!)」  現在、パスタ用の鍋で乾麺を茹でている緋沙子。  茹で時間は5分となっており、タイマーをセットしたら即座に男のチンポをしゃぶる。  男を射精させるまで、作業に戻ってはいけないなどと言われて必死にチンポをしゃぶっていく。  汗臭く、最低の味がするそれをプニプニの唇で扱いて、カウパーを啜っていく。  5分以内に射精させねばと焦るけれど、時間だけは過ぎていくそして無情にも5分を告げるタイマーが鳴ってしまえば―――。 「あ~、また失敗だねぇ? はい、お仕置き~❤」 「っ?! むぐぅっ?!」  ―――男による無理矢理の喉責め開始。  奥までチンポを押し込まれて窒息ぎりぎりのところでのイラマチオ。  必死に相手の脂肪のついた太ももを叩いて許しを乞うても終わらない。  息もロクに出来ないままに射精されて、それを飲みこみ、フラフラなまま茹で過ぎたパスタを作り上げる。  そして、当然茹で過ぎてふにゃふにゃのパスタではクレームになることも多く叱責を受けていくことになる。  そんな、そんな最低の日々でも緋沙子はただただ、ただただ耐えていく。  理不尽に耐えて、セクハラに耐えて、快感を覚えてしまうことに耐えながら今日も彼女は厨房に立つ為に耐えていくのだった。            

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Anonymous

ありがとうございました😊 やっぱりひさ子はMが似合う!