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「目線お願いします!」 「ポーズ貰って良いですか!」 「すみません、こっちもお願いしま~す!」  暑い季節。非常に暑い気温の中で、更にそれを凝縮したような『熱い』イベント会場。  大きな声と欲望の渦巻くそこに、黒髪ロングで爆乳デカ尻でお馴染み、凛々しく美人な千代ロマンス高校・風紀委員長の白川 凛子(しらかわ りんこ)はいた。  彼女がいるイベント会場とは、千代町で町おこし? として定期的に行われているコスプレイベントの会場だった。  そのイベント会場、コスプレをした人たちが集まる広場にはいくつもの人だかりが出来ていた。  会場の広場はいくつかのコーナーに分けられていて、コスプレ体験コーナーや、趣味程度の人が集まる場所、そして凛子がいるのはガチコーナー。  プロと呼ばれる有名コスプレイヤーが集まるようなそこには多くのカメラを持った男性が集まっていた。  そして、美女コスプレイヤーの際どい写真を撮ろうと必死になる男たちが作る人だかり。  その中でもひと際大きな人だかりの中心に凛子はいた。 「ふぅ……えっと、こう、か? 視線? え? み、見れば良いのか? ポーズと言われても……!」  多くの汗臭い男たちが集まる中心。  もはや気温が人の熱で3度くらい上がっているようなそこにいる凛子。  黒髪で凛々しくデカパイの彼女は非常に際どい―――どこかデンジャラスでハロウィンにぴったりなビーストコスプレをしていた。  周りにいるカメコたちは本当は他の有名レイヤーを撮りに来たのだが、いきなり現れた美少女過ぎてかつドスケベ過ぎる凛子に目を奪われて、大勢で囲んでの撮影をしていた。  その凛子は慣れない撮影に戸惑いながらも、少し動くだけで爆乳を”たゆんっ❤”と揺らしながらこなしていた。  そして、何故に凛子がこのイベントに参加しているかと言うと話は少し前に遡る。  ―――。  ――――――。  ―――――――――。 「町おこしの為に、コスプレイベントに出て欲しい? ふむ、まぁ良いだろう」  ―――――――――。  ――――――。  ―――。  以上である。  頼まれたら断れない責任感のある凛子。  生まれ故郷である千代町の為となれば文字通り一肌脱ぐ覚悟はあるのだ。  その結果、凛子の美貌とスケベ過ぎる身体を武器に会場は大いに盛り上がっていく。  写真などもSNSで広められていき、千代町のコスプレイベントは名を上げていた。  そんな中で凛子はキモオタカメコたちに囲まれて撮影されていくうちに少しづつ身体の火照りを感じていた。 「っ…………っ❤(これはっ……❤)」  周りを囲むのは汗くらいキモオタばかりであり、その汗の臭い、オスの臭いに臭いフェチ気味の凛子は反応してしまっていた。  コスの下で乳首は勃起して、胸を隠すふわふわの生地を持ち上げてしまうし、おまんこに食い込む生地は微かに濡れてしまっていた。 「っ……❤ ぁ……❤ っく❤ 動くとっ……❤(少し動くだけで、食い込みが❤)」  360度を囲むカメコたちにポーズを求められる度に腰をくねらせて感じてしまっていた。  日差しの熱だけではない身体の火照り、吐く息にすら熱を帯びてしまっていた。  凛々しく美人な凛子ではあるが、根はドMであり、囲まれて舐めまわす様に見つめられる状況に興奮しだしていた。  しかも、カメコたちの中にはどうどうと芝生の床に寝そべって下から撮影する輩もいた。  その強い性欲を目の当たりにするたびに―――。 「……っ❤(この人たちは……わ、私で興奮している、のか? っ❤)」  ―――彼女自身も興奮してしまっていた。  町おこしの為にと気軽に引き受けたは良いけれど、凛子のおまんこは濡れだしてしまっていて、カメラのシャッター音にさえも快感を得てしまっていた。   「んっ……ぁ……❤」  腰をくねらせる度に大きすぎる胸が揺れては、あそこに衣装が食い込む。  その度に漏れる声にカメコたちの興奮も高まり、オス臭さがどんどん濃ゆくなっていた。 「おほぅ❤ こんな美少女がこんなドスケベコスを……!」 「千代町のコスプレイベントはレベル高いって聞いていたけど、ここまでとはねぇ……」 「はぁはぁ……ぅっ…………はぁ……!」  男たちの熱意と汗、そこに混じる精液の臭い。  並みの神経をしていたら発狂するか吐き気を催しているような空間。  しかし、凛子はその中において撮影される快感を得ていた。  吐息も荒く、頬を赤らめて身体をくねらせる姿には色気があり、カメコは全員勃起しているような状況であった。  それも無理ないほどの美少女であり、90センチを余裕で超えている爆乳が少し動くだけで”ゆさゆさ❤”揺れているのだから男ならば勃起しない方が失礼なレベルだった。   「…………っ❤(見られている……っ❤ ああ、私の身体を淫らしい目で……っ❤)」  興奮する凛子は目カメコたちの股間をチラチラと見ていた。  多くの男たちが勃起したままカメラを構えていて、それを隠そうともしていない。  そんな男たちのキモオタたちの股間を見る凛子は興奮しているのもあり―――。 「……っ❤(大きそうに見えるな……あっちの男などあんなに勃起して、錬太よりも……あっちも、錬太に比べて大分大きいな……っ❤ あの男なんて更に……❤)」  ―――ついつい、自身の恋人のチンポサイズと目算で見比べてしまっていた。  愛しい恋人であるのチンポを思い出してそのサイズと頭の中で比較しては生唾を飲んでしまっていた。  ここしばらく、恋人とのSEXをしていなかったことに対する欲求不満と、それ以上のサイズに対する興奮が胸を高鳴らせていた。 「っ…………❤(チンポがこんな近くに何本も……❤)」    見られている興奮と合わさり、チンポに囲まれた高まっていく凛子、雄の臭いに充てられてクラクラしているそこに―――。 「すみませーんっ! 谷間、寄せるポーズお願いします!」 「っ……! 谷間……っ❤」  ―――飛び込んできたのはカメコからのポーズリクエスト。  しかも、谷間を寄せるというセックスアピール満タンのそれだった。  凛子は少しだけ躊躇いながらも、ギラギラしたカメコたちの視線に導かれるようにして、勃起したチンポを更に誘惑して勃起させるように、引き締まった腕でその爆乳を寄せようとしたとき―――。 「スタッフです! すみません! 通してくださーい!」 「ぁ…………」  ―――人混みをかき分けてスタッフ用のシャツを着た少年が輪の中心へとやってきた。  スタッフシャツの少年は人混みの中心、凛子の近くまでくると彼女を守るようにして立った。  そして、チラッと周囲を見回すと、地面に四つん這いになるようにしてカメラを構える肥満体のキモオタを睨みつけた。 「他の人の移動の邪魔になるような、下からの撮影はご遠慮ください」  ビシッと指摘されたカメコはビクッと身体を震わせた。  年下であろうスタッフの少年から視線を外して、シャツで無意味にカメラをなでるように拭いていく。 「な……ぁ……べ、別に僕は、ぁ……」  ローアングルにもほどがある位置からの撮影を咎められているのをもごもごと必死に誤魔化す姿は惨めであった。  その男は少しの間は何かぶつぶつ言っていたが、スタッフの少年にもう一度注意されると、何か聞こえないような声で捨てセリフを吐くと鼻息荒くその場から去っていった。 「…………ふん」  ローアングル撮影をしていたカメコが去ったのを確認した彼は、手にしていたタオルを凛子の頭に被せると「レイヤーさんが熱中症気味みたいなので一回さげまーす」と、その手を引いて歩き出した。  その行為に、カメコたちからはブーイングが出るものの、彼は一切取り合わずに凛子を連れて、控室まで歩いていった。  外の喧騒とは違い、人気のない控室に入った凛子は被せられたタオルをどかしながら椅子に座った。  スタッフシャツの少年はスポーツ飲料のペットボトルを差し出した。 「…………ぁ、ありがとう…………錬太(れんた)」  ペットボトルを受け取った凛子は少し照れながら、自分をここまで引っ張ってきてくれたスタッフの少年にて―――恋人でもある戸田 錬太(とだ れんた)に感謝を述べた。 「凛子姉、顔真っ赤で大変そうだったからさ……」  錬太は困ったように微笑んで、自分も飲み物を飲んでいく。  彼は恋人である凛子がイベントに参加するのならと、自分もボランティアでのスタッフに志願したのだった。  志願理由としては自分の幼馴染であり恋人、非常に魅力的である凛子が変な男に声をかけられないかという心配だった。  恋人の錬太から見て、物理的な意味では心配なんて無用の凛子ではある。  つい先日もガソリンスタンドに突っ込みそうになった居眠り運転のトラックを木刀の一撃で大破させて街を救った実績を重ねたばかり。  しかし、それでも錬太は恋人として自分の大切な彼女が、男たちの欲望塗れの視線に晒されるのが嫌だったのだ。  頼まれたら断れない性格の面倒見の良い凛子である、参加するなと言っても「一度頷いた以上、やれるだけのことはするのが礼儀だ」と答えるタイプである。  それ故に、どうにか凛子を男の視線から少しでも守りたい錬太はスタッフをやっていた。  非常に美人で、エロい身体をした凛子、それは錬太も良く知っている。  それがコスプレをしてカメコの前に出れば、シャッターの餌食になるのは目に見えていたし、現にそうなっていた。  しばらくは我慢していた錬太だったが、カメコの要求がエスカレートする予感に凛子を無理矢理連れ出したのだった。 「……あんまり、その、相手の言うこと聞いてたらダメだよ、凛子姉……。ああいうのは適当に流してれば良いんだよ?」 「む、そう言うのも、なのか? あまり慣れていなくてな……(少し興奮で舞い上がってしまっていたようだな……心配をかけてしまったか……)」  普段はあまり自己主張をしないタイプの錬太ではあるけれど、男らしさと、彼氏としての独占欲を滲ませた稀有な姿を見せていた。  凛子はそこには気が付かないまでも「自分を守ろうとしてくれた」その心意気はしっかりと理解出来ているようで、優しい微笑みを向けると、おっぱいを”たゆん❤”と揺らして立ち上がり、錬太に近寄っていく。 「凛子姉……っ、あ……なに、ぁ……」 「ふふ……❤ なんでかな……お前にキスをしたくなってしまった……❤」  子供のころから、いつも自分の後ろをついて回っていた錬太。  弟のような存在である彼が恋人となり、そして男らしく自分を守ろうとしてくれたことへの感謝と興奮で妖艶に凛子は微笑む。  ほんの数分前までキモオタのチンポを見ては興奮していたのは内緒だ! 凛子は過去をそんなに振り返らない!  そんな訳で、凛子は錬太の首に優しく腕を回して抱き着き、コスプレからはみ出そうな爆乳を”むぎゅぅ❤”と押しつけていく。   「ぁ……っ……凛子姉……っ」 「錬太……っ……❤」  色気のある表情でゆっくりと迫りゆく凛子。  先ほどまでの身体の火照りの全てを錬太に向けていきつつ、頭の中では正面から抱き着いていることで当たる彼の股間、ズボンを押し上げるナニのサイズをキモオタカメコと比べて「小さめだな……」なんて頭のどこかで比較もしていた。  しかし、凛子はチンポのサイズで恋をする訳ではない、愛するのはその人間の全てを好きで愛おしいからこそ、気持ちを燃え上がらせるのだ。  2人はお互いにそんな燃え上がる熱い気持ちを重ねるように、唇を重ねようとして―――。 「キャァアァァァァアァアア! リビドリアンよー!!」 「なっ……!?」  ―――あとほんの1mmというところで控室の外、コスプレ会場から悲鳴が届いた。  リビドリアン襲来の声、悲鳴、聞こえてくる地響きに凛子は素早く反応する。 「っ……錬太っ……! 私は逃げ遅れた人がいないか見てくる、お前は美玲ちゃんを連れて逃げろ!」 「ぇ!? 凛子姉! 危ないって! 一緒に逃げ、あ……!」  凛子はどこに持っていたのか木刀を担ぐと、錬太の静止も聞かずに飛び出した。  そして、同じくレイヤーといしてイベントに参加している美玲―――錬太の義妹で白髪赤目の美少女を連れて逃げろと告げるのも忘れはしない。  その背中を心配そうに見送る錬太ではあるが、水の上を走れるレベルの凛子の足の速さについていける訳もなく、彼女を心配しながらも行動をしていく。  ―――。  ――――――。 「ロォォオオオアンゴォオォオオ!!」  控室の外、コスプレ広場では巨大なリビドリアンが暴れていた。  見た目は手足の生えた雪だるまの様であり、直立すれば10mはありそうなのだけれど、そのリビドリアンは何故か四つん這いで移動している。  そのリビドリアンの出現に、イベントに参加している人たちは逃げ惑っていた。 「あいつか……!」  そこにやってきたのは凛子。  デンジャラスでビーストなドスケベコスで、デカパイ揺らして到着すると、その巨大なリビドリアンを見上げる。  そして、リビドリアンを確認すると即座に物陰に隠れると、スマホを取り出すと片手は衣装をずらしておまんこに指を挿入していく。 「えっと……千代町、コスプレ、イベント…………ぁった……ぉ……❤」  リビドリアンが会場を破壊する音が響き中で凛子は、SNSでイベントのタグがついた書き込みを見ていき、その中にあった自分の写真とそのコメントを見ながらオナニーしていく。 「っ、下品な爆乳……❤ 痴女JK……❤ スケベ過ぎる、犯したい……っ❤」  自分の写真に付けられた男の欲望塗れのコメントを読みながら指を動かしていく。  最初は”くちゅくちゅ❤”くらいだった音はどんどん激しくなり、指2本を挿入して”ぬぽぬぽ❤”と音を変化させた頃に、凛子はがに股になり腰をカクカク震わせ出していく。  かなり際どい写真がアップされていて、それがRTされまくっているのを見た瞬間、凛子は激しく身体を震わせてマン汁を垂らしていく。 「っ❤ イクっ❤ ぁ゛っ❤ イクイクっ❤ ぁああっ❤」  ドスケベなコスプレ姿での野外オナニー、直ぐ近くでリビドリアンが破壊行為を行っているのに堂々と変態行為にいそしんでいる? 違う、そうではない。  凛子が激しい絶頂を迎えた瞬間、ポン★と軽い音を立てて、中空にチンポの形をしたマスコットキャラ―――ラブセイバーのお供、ポコタンが出現した! 「OK! リンコ! リビドーゲージ満タン! congratulation! イケるよ! 変身だ!」  その言葉と共に、腰をヘコヘコさせる凛子の身体が光に包まれて衣装が変化していく。  スタイル抜群のエロい身体が一瞬むき出しになると、フリフリアイドル衣装にニーソ、そして髪形もサイドテールにまとめられた!  凛子の装いがさっきまでのスケベコスからこの街を守る正義のヒロイン、ラブセイバーへと換装完了! 「さぁ! ゆくんだ! 性愛の天使! ラブセイバー・リンコ!」  ポコタンは勇ましく声をあげる。  そう、美少女デカパイ風紀委員凛子の正体は、この街の守護者! ラブセイバー・リンコなのっだ! 「ふぅぅ……応! 平和を乱すスケベなリビドリアン……成敗いたす!」  木刀を構えて決めセリフを言う凛子!  しかし、思った以上のオナニーが気持ち良かったようで腰がカクカクしているようだった。  ちなみに、オナニーしていたのは凛子の趣味ではなく、ラブセイバーに変身する為にはリビドーエネルギーと呼ばれる性欲の力が必要だ。  その為にはオナニーをするのが手っ取り早いのである為に、ラブセイバーは変身の際にオナニーをして自分でリビドーエネルギーを生み出してそれを利用して変身するのだ!  ラブセイバー・リンコは変身を完了するとリビドリアンの前に躍り出る。  SNSでのコメントを思い出してまだ腰ヘコ❤をしつつも木刀を正面に構えると、四つん這いで移動を続けるリビドリアンを睨みつけた。  その姿、街を守る正義のヒロインの登場に周囲の人は「やったー! ラブセイバー・リンコが来てくれたぞ!」「わーいわーい!」「やっちゃえラブセイバー!(41歳・自営業)」と声をあげていく。  市民からの絶大な人気を誇るリンコはその声援を力に巨大な敵へと臆することなく立ち向かう! 「ロォォオオオアンゴォオォオオ!!」 「行くぞっ…………!」  四つん這いのまま突進してくるリビドリアン!  進行方向にあるものを全て破壊するようなその激しい動きに対して、リンコは―――。 「ふん…………!」  ―――木刀を地面へと突き刺した。  その突き刺した木刀をアンカー代わりにしながら、片手を前に突き出し―――。 「ロォォオオオアンゴォオォオオ!!!!」   ”ゴゴゴゴゴゴ!!”  ―――全長10mを越える、巨大ブルドーザーよりも強力なリビドリアンの突撃を―――。  「………………憤っっっ!!」    ”ガシィイ!!!!” 「ロォォオオオアンゴォオォオオ!!?!?」  ―――受け止めた!!!  細い、鍛えてあるしなやかさはありはするけれど、女性的な柔らかさにも富んだその身体。  そんな身体でリンコはリビドリアンの突撃を片手で、一歩も下がることなく受け止めて見せた。  それに驚いたのはリビドリアンの方だった。  自分の突進が止められたことに戸惑うリビドリアンは雄たけびを上げて更に進もうと力を込めるが一歩も進まない!  これが、これがラブセイバーの力!!  否!  ラブセイバー・リンコではなく、凛子の基本的な身体能力!  彼女は本来ラブセイバーが備えるべき特殊能力の一切が使えない。  しかし、それを補ってあまりある身体能力が彼女の武器だ!  つまり、変身する意味はこれっぽっちもない。  それはさておき、リビドリアンの突撃を片手で止めたリンコは地面に突き刺していた木刀を引き抜いた。 「その無様、終わりにしてやる……!」 「ロォォオオオアンゴォオォオオ!?」  危機。否、恐怖を覚えたリビドリアンはさっきまで突進・突撃一辺倒であったが、初めて後退しようとした。  自分よりも遥かに小さなリンコへと恐怖したのだ。  逃げようと後退しようとしたリビドリアン、しかし逃げるのであれば遅すぎた。  リンコは一足で飛び上がり、助走もなしに6mほども浮かび上がると木刀を構えた。 「白川流奥義っ……!」  振り上げた木刀を片手で高速で振るう!  瞬間、神速にて振るわれた木刀は空気を―――大気を、そして巨大なリビドリアンを―――。  ”ズバァァアアア!!”  ―――切り裂いた!  スタッと綺麗に着地をしたリンコは木刀を構えてポーズをとる。 「裂空漸……! 悪しき性欲がある限り……私は負けない!」  そのポーズの後を追うように、真っ二つに切り裂かれたリビドリアンは特に意味もなく爆発四散した。  気づけばリンコの周囲には市民はいなくなり、避難は完了したようだった。  リンコは恋人の錬太と、その妹の美玲が無事に逃げられたことに安堵しつつ爆発したリビドリアンの元に向かっていく。  ラブセイバーの使命はまだ終わらないのだ。  ―――。  ――――――。 「んぉ……んぉお……? ん?」  ある男―――町田 久二男(まちだ くにお)が目を覚ました。  肥満体のだらしない身体をして大事そうにカメラを抱えたキモオタカメコ。  コスプレイベントに来ていたカメコであり、デンジャラスでビーストなコスをした凛子を超ローアングルで撮りまくっていて錬太に注意された男だった。  そしてまた、欲望を溜め込んだ結果、リビドリアンとなり暴れた男でもあった。  その男―――久二男が目覚めたのは、コスプレイベントの控室の一つ。  今回使われずにいたそこなのだが、普通の控室と違い、大きめのベッドが置かれていた。  そんな場所にいきなり目を覚ましたらいる状況は本来なら混乱して恐怖するのだが、リビドリアンになるほどの巨大な欲望を秘めた男は、リビドリアンでなくなってもしばらく間はどこか酔ったような状況になっており、細かいことに疑問は覚えない。  ただただ、「なんでここにいるんだっけ?」とだらしない顔をして首を捻るばかりだった。  その男の背後に立つのは凛子、100キロは超えている久二男を片手でここに運び込んだ彼女。  彼女はこれから、欲望発散―――リビドリアンになるほどに膨らんだ欲望を思う存分発散させて相手をスッキリさせる任務を開始するのだ。  その際には、相手が好む衣装で、相手が望むシチュエーションを取るのが正しいとされていた。  マスコットキャラのポコタンの能力で久二男の趣味、望むものは全て理解していた凛子は―――。 「あ、あの……」  ―――背後から彼に声をかけた。  いきなりの声に少しだけ驚いた久二男は、モタモタした動作で振り返る。 「ん……? んぉっぁ?!」  振り返り、そこに誰かいることを確認し、その相手、その服装を見て久二男は醜い顔に醜い表情を浮かべた。  そこにいたのは凛子。巨乳でデカケツ、超美人な黒髪JKの凛子なのだが、その彼女はコスプレイベントの際に着ていたデンジャラスでビーストなあれである。  長い黒髪を後ろで縛った凛子は、ドスケベな衣装に、そのスケベでエロ過ぎる身体を押し込んで、頬を赤らめて立っていた。 「え、あ、あれぇ、ぼ、僕なんで、ここに、あれ?」  いきなりのコスプレ美少女の登場。  しかも、ローアングルで撮りまくった結果、スタッフの少年―――錬太に注意されて追いやられたような自分のところに何故? という疑問は最低限するだけの脳みそは残っているようだった。  だが―――。 「なんでって……イベント後に、アフター……エッチしようって話、だったから……❤」 「………………!!!!」  ―――凛子が前かがみになって、その爆乳を”むぎゅぅ❤”と寄せて見せつけると、そんな疑問は一瞬で吹き飛んだようだった。 「そ、そっそそっ! そう言えばそうだったねぇ❤」  チンポを勃起させてズボンの股間を膨らませた久二男はたるんだ腹を揺らして凛子に迫っていく。  鼻息荒くして、その美貌、スタイルに気持ちの悪い笑みを浮かべて、汗臭い身体で近寄る  一切していない約束に疑問を持たない単純さで興奮を高めていく久二男。  美少女レイヤーとのアフターセックスなんているキモオタカメコの夢を目の前にして抑えが効かないようだった。 「はぁはぁ……❤ すごいよぉ、こんなに可愛くてエロいレイヤーとアフターなんて、はぁはぁ……❤ はぁああ……❤ ぐひひひ❤」  冗談としか思えない動きで手をワキワキさせながら凛子に迫る久二男。  興奮に興奮を重ねて、ヨダレまで垂らす彼を凛子はとりあえずベッドまで移動させる。  かなり大きめのベッドだけれども、凛子がひとっ走り買ってきたものである。  そのベッドの前までいくと久二男は我慢しきれなくなったのか、醜い顔と身体で凛子に飛びつくようにしてキスをした。 「ぶちゅぅううぅううう❤❤ 美少女の、唇っ❤ ふひぃい❤」 「んんんっ…………っ❤ ぁ……❤ んんっ❤」  分厚く、脂っこい唇を凛子の可憐な唇に重ねてのキス。  凛子は一瞬、キスしそうになって結局できなかった錬太のことを思い出したけれど、それを押し流す様に情熱的というか性欲に塗れたキスを受け止めていく。 「れろぉ……❤ んちゅっ❤ んんっ……❤(唾液が粘ついてっっ❤ 歯を磨いているのかっ……❤ この、くぅう❤)」  コスプレ姿で汗臭いキモオタとのキス。  それに感じてしまう凛子は腰をくねらせて、その大きすぎる胸をキモオタに押し当てていた。  口の中を舐めまわされるようなキス、濃ゆいその愛撫のような行為に目を蕩けさせていく。  そんな彼女の股間近くにあたるのは、ズボン越しの久二男のチンポだ。 「れるるぅ❤ んちゅじゅるるぅ……❤(当たっている……❤ これ、錬太のものより、ずっと……ずっとっ……❤)」  そのチンポは明らかに錬太のものより大きいサイズだった。  チンポだけで恋はしない凛子ではあるけれど、決して大きめのチンポが嫌いなわけではない。  内心では「これはリビドーを発散させる使命なんだ」なんて言い訳をしながら、片手を久二男のチンポに伸ばしていく。  深く。濃ゆいキスをしながら、ズボン越しにチンポを撫でていく。  久二男はその快感と刺激に「おっおっぅ❤」と気持ち悪いオットセイのような鳴き声を出していた。  その反応にさえも興奮しながら、チンポを直接刺激しようと凛子はしていくのだが―――。 「ぷはぁ……はぁ、はぁ、す、すっごくスケベだねぇ……んひ、ひひひ……❤ せっかくだし、みんなに自慢しなきゃねぇ……❤」 「ふっぅ……ぁ……自慢っ…………っ❤」  ―――このままだとあっさり射精してしまうと判断したらしい久二男は名残惜しくもキスを止めると、鼻息荒く、腹を揺らして何やら準備を始める。  それが何かは凛子は理解していた。  久二男の欲望を発散させる為にこの部屋や、その他の道具を用意したのは凛子なのだから当然だろう。  わかっていながら―――いや、わかっているからこそ、これからの事に興奮している凛子は股間に触れていたチンポのサイズを思い出す様に下腹部に手を当てた。  そんな彼女を久二男は最低な笑みを浮かべて手招きをしていく。  ―――。  ――――――。 「そ、そぉ、それじゃ、始めるよぉ?」 「ぁ……ああ、よろしく、頼むっ……❤」  控室に置かれたベッドに腰かける凛子と久二男。  興奮しっぱなしで汗だくのキモオタ、凛子もまた興奮しているのか鼻をスンスン鳴らして久二男の体臭に発情しているようだった。  そんな二人の前には小さなスチールラックが置かれていて、カメラが設置されている。  それはノートパソコンと繋がっていて、現在、とある動画サイトに生放送―――配信中の状態になっていた。  久二男によって【超美少女レイヤーとアフターキメてみた!】なんてタイトルをつけられたその配信は、最初は半信半疑だったものたちがどんどん増えていいく。  半信半疑でクリックして始まった配信だけど、そこのいるのはタイトルが嘘じゃない超美少女のドスケベコスレイヤーだ。  視聴者たちも『マジ?』『AV?特定はよ』『何この美人さん』『おっぱいでかすぎ!』なんて驚きに満ちた声があがっていく。  そのコメントをニヤニヤしながら追っていた久二男は、十分人が集まったと判断したのか、まるで凛子を恋人のように肩を抱いて身体を寄せると、そのまま肩に回した手で爆乳を揉みしだいて見せた。 「んひひひ❤ こ、こんにちはぁ、かなぁ? んひ、今日は、コスプレイベントに参加したら、滅茶苦茶カワイイJKレイヤーにアフター誘われちゃって、その配信をしまーす?」  彼の頭の中ではそんな風にストーリーが組まれているらしい。  しかし、凛子はそれを否定は一切しない。それらすべての欲望を叶えるのがラブセイバーの使命なのだから。  視聴者のコメントでは『いくら払ったんだよ』『嘘乙』『JK? デリヘルだろ?』などと久二男の言葉を疑っていく。  それを受けて凛子は、彼の手で爆乳を弄ばれるように揉まれながら、用意していた学生証を取り出した。  名前と学校名を指で隠したそれを見せると―――。 「ぅ……嘘じゃない、ぞ? 正真正銘のJK、だ❤ 今日は、その、か、彼にイベント会場で一目惚れして……っ❤ お、おまんこアフター、させてとお願い、したんだ❤」  ―――JKを証明しつつ、更に、自分から誘ったとスケベ女子であるとアピールしだした。  その言葉にコメントは大興奮となり、まだ真偽を疑うものは多かったが、千代町のコスプレイベントはSNSでも有名であり、その中で人目を惹く美少女レイヤーであった凛子の写メもアップされまくっていた訳で、それとこの配信の美少女を見比べていき、『本物』であることを次々に認めていく。  更には―――。 『ってか、俺そこにいたけど、そのキモオタ、ローアングルし過ぎでスタッフに注意されたカスじゃねーか!』  ―――と、その場にいた人物のコメントまで飛び出てきた。  それに久二男は一瞬ピクっと反応して、その際に凛子のおっぱいを強めに揉んでしまい、彼女は「んぁんっ❤」とカワイイ声を漏らしていた。  更に、次々に久二男の写真などがアップされていく。  割と有名なマナーの悪いカメコだったらしく、他のイベントでも問題を起こしていた久二男。  そこに今日、動画を撮っていた人もいたようで、年下のスタッフ―――凛子の恋人である錬太に注意される姿までアップされれば配信は大混乱だ。  なぜ、こんな最低のキモオタカメコが美少女レイヤーとアフターしているんだ? そんな疑問が高まり、久二男に対する罵倒じみたコメントが増えていく。  そんなコメントが増えに増えていく中で、凛子が動いた。  おっぱいを揉まれながらも久二男に抱き着くように身体を寄せて、脂っこいキモオタの頬にキス、からのべろちゅー❤ 「じゅるるぅ……ん……ちゅぅ❤ れろぉ……❤」  自分から舌を絡ませてそれを見せつけていく。  あまりに濃厚なキスに、画面を埋め尽くしそうだったコメントは一気に鳴りを潜めた。  そして、たっぷりと1分近いキスを終えた凛子は髪をかきあげると、片手で久二男のデブ腹をなでつつ―――。 「ぷはぁ……❤ はぁ……❤ なにか、騒いでいるようだけれど……❤ さっきも言ったように一目惚れなんだ❤ 目が遭った瞬間におまんこの奥がキュンキュン疼いて❤ おまんこからエッチな汁が漏れてしまうほどに……❤ あの場で抱き着きたいくらいだったけれど、その、っ、邪魔が、入ってしまって……❤ このチンポにおまんこして欲しくてたまらなかったんだ……❤」  ―――自分を助けてくれた恋人を『邪魔』呼ばわりしてしまうことに躊躇いつつもスケベなセリフを言ってしまう凛子❤  その発言に、コメント欄は更に大荒れというか『マジか!?』『めっちゃ可愛いのに!』『ありえない!』と大騒ぎだ。  その騒ぎを悠々と楽しむ久二男は満足げにニヤニヤと笑うと、凛子の爆乳を揉んで、脂っこい片手はおまんこへと伸ばしていく。   「んひひひ❤ 押しかけ変態ドスケベレイヤーとか最高だよねぇ❤ んひひひ、キミら非モテにもお裾分けで僕のアフター見せてあげるんだから感謝しろよぉ?」  調子に乗れるときはとことん乗るタイプの久二男。  おっぱい”むにゅむにゅ❤”おまんこ”ぬぽぬぽ❤”弄りながら、ドヤ顔コメントをかました。  それを受けて、今度は怨念すら籠っていそうな罵倒コメントが届くようになるけれど、美少女レイヤーとのアフターというカメコの夢を叶えた久二男からすると負け犬の遠吠えにしかならないようだった。 「んひひ❤ ほらぁ、これ見てよこのおっぱい❤ めちゃくちゃデカいんだよぉ?」 「ぁ……❤ んんっ❤ だめっ……❤」  両手で凛子のおっぱいを、大きいにもほどがある爆乳を持ち上げるように揉んで見せつければまた罵倒コメント。  凛子もまた見せつけ、自慢の道具にされていることに興奮してしまっているようだった。  久二男が自慢するための玩具として扱われながら興奮し、発情していき、おまんこを濡らした。  視聴者はどんどん増えていく中で、キモオタは凛子のおっぱいを、おまんこを好き勝手触り、見せつけ、そして―――。 「それじゃぁ、非モテの童貞くんたちの為にぃ、僕が美少女レイヤーとのアフターセックスのやり方を見せてあげるからねぇ?」 「っ……❤ よ、よろしくお願い、しますっ……❤」  ―――どこまでも興奮しきった久二男は、凛子を犯す準備。  体位を少し悩んだようだったが、最終的には種付けプレスの体位となった。  凛子をベッドに寝かせて、その上に被さり、カメラには2人の接合部を見せつける状態だ。  そのアングルに『お前の汚いケツ見たくないんだよ!』なんてコメントも飛ぶが、興奮しまくる久二男はそんなものは無視だ。  ズボンを脱ぎ、凛子にそのチンポを見せつけた。 「んひ、ひひ……これでおまんこを奥まで可愛がってあげるから、ねぇ……❤ はぁ。はぁ……❤」 「っ……❤(やはり、これは……ぉ、大きめだな、錬太のものより大分大きい……❤)」      見せつけられたチンポのサイズに生唾を飲む凛子はそれを受け入れる為に、デンジャラスでビーストなコスの股間部分を隠す、ふわふわの生地をずらしていく。  その下には既に濡れ切ったおまんこが待機していた。  久二男は鼻息荒く、そのおまんこにチンポを押し当てた。  ”くちゅっ❤” 「ぅぉ……っ、すごっ……❤」 「ぁっ……❤ ぁあ……❤ ぁつ、ぃっ❤ チンポっ……❤ ぁ❤(錬太ともしばらくしてなかったから、身体がチンポを求めて、しまっているっ……❤)」  ビクビク震える太めの、大きなチンポが挿入されることを考えただけで凛子のおまんこからはマン汁が溢れていく。  そして、久二男は呼吸を整えると、一気にその穴に―――とろとろのおまんこにチンポを―――。 「ぅっぉ……!」  ”ずぷぅううっ❤”  ―――押し込んだ❤  スケベ過ぎる水音を響かせて、凛子のおまんこの中に溜まっていたマン汁を溢れさせながらチンポを奥まで、奥まで一気に押し込んだ❤ 「ぁっ❤ ぁああぁああ❤ これっ❤ すごっぉ❤ ぁ❤ ぁあああっ❤ 奥っ❤ だめっぇ❤(あっ❤ ああああっ❤ そこ、だめっ❤ そんな奥っ❤ 錬太も振れてない場所なのにぃっ❤)」  押し込まれたチンポを絞めつけながら凛子は久二男の身体を咄嗟に抱きしめていく。  おまんこの奥を刺激するチンポの快感に悲鳴じみた声を漏らして身体をガクガク震わせていく。  カメラにはそのおまんこがしっかりと映されていて、凛々しく美人なコスプレイヤー―――凛子がキモオタカメコに犯されていることを熱烈配信中。 「すごぉ、ぉっ❤ このおまんこっ❤ なにこれっ、おぉっ、入り口がキュン締めなのにっっぉ❤ ぉおお!」  久二男は凛子のおまんこに夢中になっていき、肥満体を必死に動かして上から杭でも打ち込むように深く、深くチンポを押し込んでいく。  その一撃を受けて、おまんこの奥、凛子の弱い部分を刺激される度に、彼女は大きな声をあげる。 「ぁぁぁあ❤ そこっ❤ ぁぁあああ❤ ぃっぃぃい❤ はぁあぁ❤ ぁああ❤ おまんこっ❤ そこ、ぁ❤ ほんと、だめっ❤ ぁぁぁああん❤」  太いチンポの先端がおまんこの奥、その手前の部分を容赦なく刺激。  その度に凛子は叫んでマン汁を溢れさせる。  気づけば凛子のおまんこから溢れるマン汁は白濁した本気汁となっていた。  そのヌルヌルしたエロい汁を潤滑油にキモオタは休まず腰を振る。 「このっ❤ おまんこっぉっ❤ どこ、こすっても、さ、さいこぉっ❤ ぉっ❤」 「ぁ❤ ぁあぁあ❤ すごっ❤ 激しすぎぃっ❤ だめっ❤ ぁ! そこ、奥ばっかり、だめっ❤ イクっ❤ おまんこ負けるからっぁああ❤」  夢中で、テクニックもない腰振りだけれども、凛子のおまんこにはちょうど良い形と長さ。  錬太のチンポじゃ届かない場所を的確に捉えて刺激をしていく。  その快感に気づけば凛子は足も腕も久二男の身体に巻き付けていた。  それは演技ではなく、本気というか本能的な動きだった。  久二男を、そのチンポを求めるドスケベなメスの本能。  気づけば配信へのコメントはほとんど停止、誰も観ていない? そうではない、視聴者は増え続けていくけれど、そのエロすぎるセックスに―――交尾に誰も口を挟めないでいるのだった。 「はぁっぁ! はぁあ! おぉおお……!」  ”ずっぷっ❤ ずぷっ❤ ずぷっ❤”  キモオタが醜いケツを揺らして腰を振る。  凛子のおまんこにそのチンポが何度も何度も出し入れされて、そのチンポに濃ゆいマン汁が絡みつく、マン肉もしっかりと咥え込もうと吸い付く。  それに合わせて凛子の―――。 「ひぁぁぁあ❤ イクっ❤ 許してっ❤ だめっ❤ 奥虐めるのだめぇええ❤ おまんこ負けるっ❤ おまんこ堕ちるぅううう❤」  ―――スケベ過ぎる喘ぎ声。  固唾を飲んで視聴者が見守る中で、久二男は大きく腰を振り、そして―――。 「ぉっぁ! でるっ! やば、出るっ、ぁ!」  ―――射精の予感にガクガク身体を震わせた。  彼は彼なりに『ゴムしてない! 中に出したらダメ!』そう思ったけれど、凛子の腕が、脚がそれを許さない。  久二男の身体を抱きしめている。  一瞬は引き抜こうとした彼だけど、そのまま、一番奥、深くまでチンポを押し込むと―――。 「っぃぉ! ぉっ! ぉおおっ! 出るよっぉ❤ ぉおおっ❤ おっぉぉおおお!!」  ”びゅるるるるっ!!”  ―――大量の、粘っこい精液を凛子のおまんこに吐き出していく。  濃ゆくてどろどろ、子宮の中に入ったら張り付いて取れなくなりそうな精液をおまんこでしっかりと受け止めた凛子はその刺激でイってしまっていた。 「ぁ❤ ぁ❤ ぁぁぁあああ❤ イクっ❤ だめっ❤ 射精されてイクの、だめ❤ ぁ❤ ぁ❤ ぁ❤ 本当、ぁ❤ だめっ❤ ぁぁぁぁっぁああ❤❤」  ガクガクと身体を震わせて強く強く久二男の身体を抱きしめて、子宮で精液を受け止めながら絶頂していった。  射精をしながら、凛子から求めるようにキスをしていく。  舌と舌とを絡めて、粘っこい唾液を受け止めて味わっていく。  久二男の射精が終わって尚長いキスをしていき、そして、2人はそのままカメラも忘れて二回戦に突入していくのだった。  それは、配信停止措置を食らうまで延々と続けられることとなり、伝説の配信となっていったのだった。  ―――。  ――――――。 「ふぅ……少し時間をかけすぎてしまったな……」  欲望発散を終えた凛子は、夕焼けの街をコスプレのまま歩いていた。  着替えるのが面倒になったらしく、歩くたびに爆乳を揺らして緩やかに街を歩く。  千代町は平和であり、それは彼女が守った平和だった。  そこに満足していると―――。 「凛子姉! 無事だったんだ、良かった……」 「錬太……ああ、私はもちろん無事だ、お前も怪我がない様で良かった❤」  ―――恋人であり錬太がやってきた。  彼女の無事に安堵の表情を浮かべる彼に、凛子も優しく微笑む。  コスプレ姿には特に何も言わない錬太は凛子の隣に立った、それは一緒に歩むという心意気。  それを受け止めながら凛子は「さぁ、帰ろう」とコスプレ姿で街を歩いていく。  久二男に中出しされまくった精液がおまんこから溢れてポタポタとアスファルトを濡らしていく。  そんな、何でもない平和な一瞬、その一瞬の為に凛子は日夜戦っているのだ!。   愛する街のため、愛する学校のため、何よりも愛する恋人の為に今日も戦えラブセイバー・リンコ!  平和な明日は直ぐそこに! ―――NEXT LIBIDO!! ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ _(:3 」∠ )_〈初の本を宣伝する為という邪悪な理由で久しぶりにラブセイバー……コスプレです!

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