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ドリームワールド~あなたに都合のいい多重クロスオーバーで現パロ風のエロ世界~(後編)(エロパート)

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 理想の現パロ多重クロスオーバー世界・『ドリームワールド』に、『夢野公男』が来てから最初の一日が終わった。

 と言っても、このドリームワールドの初日とは夕方から訪れての一日であるため、より正確に言えば『半日』と呼ぶべきだろうが、ともかく、その異常な世界をたっぷりと味わったのである。

 その夜に、『そういうお仕事』の『プロの女性』としかセックスをしたことがなかった公男は、このドリームワールドで用意されていた『美人家族』たちと『素人童貞卒業ハーレムセックス』という、企画モノAVでも中々見ない脳みそまで海綿体まで出来ている人間の発想から生まれてきた熱い夜を過ごしたのだ。


 そんな夜も終えて、アラサー男性であった公男は十数年前の肉体的全盛期とも呼べる若かりし頃の肉体を手に入れた『高校生』として、『学校』へと登校をしていた。

 夢野邸がある高級住宅街から出ているバスを利用して最寄りの駅へと寄り、そこでバスから乗り換えを行って学校へと向かう──そう言った一度もやったことのない『いつもの登校手段』が、脳の中に勝手に湧き上がってくる。

 不思議な感覚だが、これもまた公男をドリームワールドへと誘った謎多き夢魔、『プロト・マーリン』がより快適にこの世界を楽しめるようにと施した基本的なサービスのひとつなのだろう。


「ふぅ……それにしても、バスならともかくモノレールなんて初めて乗るなぁ」


 また、公男が高級住宅街から出ているバスから乗り換えた先は電車ではなく、モノレールである。

 公男の生まれ育った街でも、就職して一人暮らしをしていた街でも中々お目にかかれないものだ。


(モノレールのある都会って、なんかそれだけでSFっぽいよな)


 公男は呑気にそんなことを考えながら、モノレールの窓から街を眺めていく。

 そこに広がる町並みは、テレビなどでよく見る東京や、あるいはニューヨークのような見事なビル街であった。

 そこに出ている看板は、前の世界から存在していた有名なチェーン展開している店もあれば、見たことも聞いたこともないような店名を堂々と出している店もある。

 さらに、地上ではシュッとしたデザインの高級車も走っていれば、機能性を重視した真四角な軽自動車なども走っているし、とにかくこの見事なビル街を成り立たせるためにトラックが荷物を持って走り回り、一方でバイク便などが小回りを効かせて動き回っていた。


 それだけではなく、作業用ロボットまで動いてるのだ。

 一般家庭向けの円盤型お掃除ロボや、ファミレスの円柱型配膳ロボではなく、どうしても細やかな段差が生じるために人型や動物型のロボットが道端のゴミや街路樹などを整えたり、ゴミ収集車の後ろに張り付いてゴミ捨て場のゴミなどをポイポイと放り投げていっているではないか。

 その横にはロボットのパートナー役と思える人間のゴミ回収業者も居て、恐らくはロボットで作業を軽減させつつも、人間が側につくことで不意の事態にも対応できるようにしている──そう言った『完全なロボット社会ではない程度のSFレベル』として設定されているということがわかる。


「街並みは完全に現代なのに、細かいところが近未来SFだよなぁ」


 そう言いながらポチポチとスマートフォンをイジっていく。

 このような普段遣いする周辺機器は直感で使えるように公男がドリームワールドに転移してしまう前の者と同じだが、生活のクオリティをあげるためにロボットが常用化されているなどの近未来的な進歩が遂げられているというのがドリームワールドが形成している社会なのだろう。

 SF気分を味わえる便利さや真新しさを感じつつも、その生活の基盤はあくまで公男が過ごしてきたその延長に過ぎないというわけだ。


「それにしてもSFでも満員電車、いや、満員モノレールではあるんだな……って、むぐぅ!?」


 そんなモノレールの内部は通勤・通学ラッシュであるためか、非常に大勢の乗客が搭乗しているために、芋洗い状態────というと現実の東京都などのラッシュ時に比べれば幾分もマシなため大袈裟になるが、それでも隣り合う客と肩と肩が触れ合うような込み具合だった

 つり革にも掴まれず、人混みの中心で所在なさげに立っていた公男だが、ひょんなことからバランスを崩して自身の前に居た美しい女子大生の胸へとダイブしてしまう。

 その女子大生はそんな公男のセクハラ痴漢行為に悲鳴を上げる────。


「あっ、ごめんね弟くん❤ 狭いから、ついついうっかり……息が苦しかったりしないかな❤」


 ────ということはなかった。


 その女子大生というのも、公男のドリームワールドにおける姉の一人、夢野榛名であった。

 原作、艦隊これくしょんでは金剛型戦艦三番艦という立場であった榛名だが、このドリームワールドでは公男の長姉にして現役女子大生なのである。

 自分の胸の中に飛び込んできた公男に対して、弟くんのことが大好きな『甘やかしお姉ちゃん❤』の春奈は優しくむぎゅぅぅっと両腕でその公男の顔を抱きしめて、原作よりもボリュームアップしている美巨乳で優しく包みこんでいくのだった。


「部活にも入らずにフラフラとしているからモノレールの揺れ程度でふらついてしまうんだ。全く……ほら、姉がその体を支えてやるからな❤」

「兄さん、気をつけてくださいね……❤ 昨日はあんなに頑張ったんですから、少し足腰に披露が来てても何も恥ずかしくないことなんですから……❤」


 それだけではない。

 公男の両隣に立っていた次姉の夢野アルトリアと妹である夢野和が、『公男の体を支える』という名目で『むぎゅぅ❤』とその年齢とは不相応な爆乳を押し付けてきたのである。


 アルトリアは原作のFate/シリーズでは騎士王アルトリア・ペンドラゴンの反転存在、あるいは、冷徹な一面とされているが、この世界では公男より一学年上で剣道に励んでいる上に原作のスレンダーボディからは比べ物にならない爆乳を持ったクールな美少女JKだ。

 一方で、和は原作の咲では凄まじい雀力を持つ天才女子高生であったが、この世界では原作よりも低年齢な、まだ高等部へと進学していない爆乳JCなのである。

 クールな姉とクールな妹となっているその二人だが、それでもやはり榛名と同じく公男へとブラコンという言葉を越えた愛情を持っているのだった。


 アルトリアは言葉では公男を叱咤するような言葉を口にしながら、それでもその原作レイプそのものな爆乳で左から公男の身体を支えていき、和は腰をモジモジと動かしながら先の夜のラブラブハーレムセックスのことを連想させる言葉とともに、すでに原作と同じぐらいの大きさに成長している爆乳を押し付けて公男の身体を支えていく。


(うぉっ、や、柔らか……! めっちゃいい匂いもする……! こ、これやばいっ……!)


 前からも左右からも女の子特有の柔らかな感触と甘い香りに包まれて、思わず腰が抜けそうなほどの快感を覚えてしまう。

 公男はその快感のあまり、時折ブルブルと身体を震わせてしまうことで、爆乳でその体を包みこんでいるイチャラブ恋人姉妹たちにも公男が心地よさを覚えていることを察せられたのだろう。

 そこからさらに、三人はモノレールの車内でヒソヒソと耳元で公男へと語りかけていく。


「ほ~ら❤ お姉ちゃんのおっぱいをエアバックにしてくださいね~❤ 四人の女の人をあんあん喘がせてくれた公男くん、とってもかっこよかったな~……❤」

「この私を叩きのめし、今も腰が抜けそうなほどの快感を叩き込んだ男とは思えんな❤ お前は本当に肝心な時にしか働かん男というか、なんというか……❤」

「でも……兄さんはそんなところがかっこよくて可愛いです❤ 普段はどこかだらしないのに、女の人を気持ちよくしてるときのお兄さんは凄く凛々しくて……❤ 惚れ直しちゃいました❤」

「うぉ……へ、へへへ……!」


 その香水では生み出せない若い美少女だけが放つことの出来る天然の媚香を刷り込むように、むにゅむにゅと爆乳で押し付けられながら、その耳元では甘い吐息とともに公男の気を良くするような言葉を囁いていくのだ。

 そんな極上の空間に包まれてしまえば、この世界に来る前の三十路人生では女友達と呼べるような存在が居ても、それはあくまで『男友達の友達』程度に離れた存在に過ぎないぐらいには女性との関係性が薄い公男では、思わずだらしのない笑みを浮かべてしまうのも仕方ないというものだ。。


『夢ノ国学園高等部前~、夢ノ国学園高等部前~。お忘れ物のないようご注意ください~』


 そんな極上のモノレール登校が永遠に続けばいいと思ってみても、終わりは当然のように訪れる。

 公男たちが通う、初等部・中等部・高等部・大学部が存在する、マンモス学園の前に出来た駅へと到着していったのだ。

 ぞろぞろと学生たちはもちろんのこと、付近で働いている社会人の乗客も降りていく中で、爆乳と巨乳に包まれた公男はどこか情けないだらけた顔のまま、三姉妹に介護されるようにモノレールを降りていく。


「それじゃ、弟くん……お姉ちゃんは寂しいけど、ここでお別れだね。今日の夜も……お家でお母さんたちと一緒に待ってるからね♪」

「兄さん、ここで失礼します。早く来年になって兄さんと一緒に高等部に通いたいです……アルトリア姉さん、兄さんのことはよろしくお願いします」

「任せておけ。ほら、いつまでもフラフラとしていないでシャキッとしないか」


 そんな中で、駅から降りた夢野一家はここで離散することになる。

 学校法人、夢ノ国グループ。

 その夢ノ国グループの総本山である『私立夢ノ国学園』こそが、公男の通う学園の名前であった。

 ここには先述の通り、『夢ノ国学園大学』の大学はもちろんだが、その付属校である初等部から高等部まですべての施設が同敷地内にある。


 ただし、マンモス学園の肩書にふさわしく生徒数は非常に膨大であるがゆえに敷地もまた常識外れな広さを誇っており、それぞれ初等部や中等部、高等部に大学との間では10分、最も離れている場所によっては15分は歩かなくてはいけないほどに離れているのだ。

 そのため、同じ学園に通う夢野一家でも、駅前で降りてからは大学生の榛名と中等部の和は別方向へと向かうことになったのである。

 大学生の榛名などはモノレールからさらに『校内バス』へと乗り換えをしなくてはいけないほどだ。

 そうやって去っていく榛名と和を見送った公男とアルトリアだが、ここでアルトリアが公男に刷り込まれた『常識』から漏れていたことを、さも当たり前のように語りだしていった。


「とは言え、後はわかるな? 私もこれから自分の授業を受けに行かなくてはならん。選ばれた雄……つまりは、学園の『特待生』であるお前とは教育のカリキュラムがまるで異なる。後は、『いつものように好きにする』といい。では、昼食でまた会おうではないか」

「へっ? あ、アルトリア姉さん?」


 そう言って、アルトリアはさっそうとミニスカートを翻して去っていくではないか。

 どたぷんと揺れる爆乳さえなければ同性であるはずの女性でさえも惚れてしまいそうな格好良さに思わず見とれてしまい声をかけられなかったが、これには公男も困ってしまった。

 夢ノ国学園での学園生活というものをどうすればいいのか、思い浮かばないのだ。


「ど、どうすりゃいいんだよ、マーリン……!?」


 このドリームワールドへと誘った超常存在、プロト・マーリンへと情けなくすがるように呼びかけてしまうが、特に反応はない。


「どうした、夢野。そんなところで突っ立って。そろそろ授業が始まってしまうぞ?」

「えっ……?」


 そんな風にオタオタとしていた公男の耳へと、クールさを感じさせる美声が飛び込んできた。

 美声に釣られるようにくるりと振り返ったその先には、一人の美女が立っていた。


「えっ、あっ……!? エヴァンジェ……い、いや、雪姫先生……!?」

「ほう、そっちの名で呼ぶのは珍しいな。まあ、お前にならばどちらで呼ばれても構わんが……な❤」


 その美声に違わぬ美貌を持っていた人物は、雪姫。

 漫画作品『UQ HOLDER!』に登場する長身爆乳の美女教師であり、同時に前作である『魔法先生ネギま!』ではエヴァンジェリン・A・K・マクダヴェルという可憐で幻想的なロリロリしい容貌を持つ、700年の時を生きた不老不死の吸血鬼である。

 現在ではその容貌にあった雪姫の名で夢ノ国学園高等部の女教師として活動をしているが、特にエヴァンジェリンとしての在り方を隠しているわけでもないため、公男が思わずと言った様子で口にしてしまったようにエヴァンジェリンの名で呼ばれても特に動揺のようなものは魅せなかった。


「うぉ……す、すごっ……! 元から大きいけど、原作よりさらに……ごくっ」


 その雪姫は今、白の開襟シャツに黒のタイトスカートといういかにも女教師といった原作での登場時のファッションをしているが、その体つきは原作とは異なるものだった。

 胸元を空けている開襟シャツだが、きっちりと止められていたボタンは二つほど空けてその原作よりもツーサイズはアップしているであろう爆乳の谷間を見せつけており、さらにそのシャツ自体も生地が薄いのかその下にあるレースがたっぷりの黒ブラジャーが透けて見えている。

 ミニスカ丈のタイトスカートは原作では黒のタイツを履いていたが今回はまるで男を誘うようにその雪原のような白肌を露出した生足姿だった。とは言え、これは『今日は生足』というだけに過ぎず、日によってはデニールの異なるタイツを履いてそれぞれの魅力を見せることも忘れてはいない。

 長い脚を更に長く見せる高いヒールの靴でもコツコツと一切のブレなく動くさまは、雪姫という存在が類稀な戦闘能力を持つことを意味していた。


「ふふふ、朝から熱烈な視線だな。昨日はエリカたちに大量に注ぎ込んだはずだというのに……さすがは特待生❤ この世界が待ち望んでいた、『本物の雄』なだけはあるな❤」

「ぬぁ?! な、なぜそれを……!?」

「馬鹿め、チンポがデカい代わりに脳みそは随分と縮小してしまったようだな。私とお前の母のエリカは大学を共にした友人だということを早速忘れてしまったのか? エリカのやつが早朝に貴様のかっこいい童貞卒業セックスをグループトークアプリに見せつけてきたんだよ」


 それを言われた瞬間に、脳の中に不思議とそれが既知の情報であると判断してしまう。

 さっきまで全く知らなかったはずのことを瞬きの間に長年知っていたことだと認識してしまうことに、自分がゲームキャラクターのような、数値データと言語情報だけで作られているような不思議な感覚は未だに慣れない。

 だが、それでもこのドリームワールドを楽しむために、また、性根が『お気楽』な性質の公男はそれを簡単に受け入れていくのだった。

 目の前の事象だけを単純に楽しんでいける公男の、思考停止と言い換えることも出来るこのお気楽な性質はある意味では、才能といえるだろう。


「で、話は戻るがお前は何をしているんだ? さっさと授業に行かないか。勉学は学生の義務だぞ」

「え、あ、いや……実はどこに行けばいいかわからなくて、えへへ……?」

「……なんだ、記憶喪失ごっこか?」


 この夢ノ国学園の在学生であり、なんなら記録上は昨日も登校していたはずの公男の発言とは思えないその言葉に、雪姫が返した発言はある意味では当然と言えるだろう。

 頭の中身を危ぶまれても仕方のない、どう好意的に解釈してもつまらない冗談としか受け止められない言葉を受けた雪姫は、しかし、公男に冷たい目を向けて立ち去るようなことはしなかった。


「まあ、良い。気分屋のお前らしいと言えばお前らしいからな。よし、ここは偶然にも暇な雪姫先生が付き添いをしてやろうじゃないか。ついてこい」


 そこにはかわいい教え子に対する教師としての親心のようなものと、同時に素敵な男性に対する女性としての欲望のようなものが入り混じった態度でその背中を向けて公男を案内していく。


「ごくっ……!」


 長く美しい金色の髪を揺らしながらも迷いのない足取りで歩いていくその雪姫の後姿は、思わず公男の喉が本能的に動いてしまうようなエロさであった。

 雪姫の爆乳は明らかにそのスレンダーな身体にはアンバランスな爆乳であり、ともすれば背中からでもその膨らみを幻視してしまいそうなエロさ。

 その爆乳のエロさだけでも男たちにお漏らし射精を誘発させてしまいそうだというのに、それでいて腰はきゅっとくびれたスーパーモデルのそれで、同時にお尻は元気な赤ちゃんを何人も埋めそうなしっかりとしたデカ尻である。

 そこからはさらに長く細く、しかし、ガリガリではなくむっちりとした媚肉の乗った肌触りの良さそうな美脚が伸びているのだ。

 公男は思わず勃起してしまい股間にテントを作ってしまい、それをコソコソと隠すように前かがみになりながら、なんとかタイトスカートをパンパンに張り詰めさせた雪姫のエッチなデカ尻へと視線を合わせながらついていくのだった。


「……ふふっ❤」


 その様子を見ずとも感じ取っている雪姫は、なんとも嬉しそうに微笑う。

 ビクンビクンと、外からは気付けないが僅かに心的な快感で体を震わせながら、むしろその視線を独り占めしようと言わんばかりに尻をフリフリと振って公男を挑発している始末だ。


「ついたぞ、ここだ。この第三講義室で今日は面白い授業をしているからな」

「…………はっ!?」

(し、しまった……! 雪姫先生のお尻がエロすぎるから、ついついお尻しか見てなかった……! 校門からどうやってここに来たんだ……!?)


 そんな風に淫らな雪姫のお尻に釣られて歩いている公男は、道筋を覚えなくてはいけないのにオシリだけをみているものだからどれだけ歩いたかもわからずに、目的地──第三講義室に到着してしまったのである。

 大きな扉は防音性能も完璧なのか、中で何が行われているのかはさっぱりわからない公男が首をひねっていると、雪姫はそんな公男の些細な動きさえもキュートに移るのか、その冷たい美貌に柔らかな微笑みを浮かばせながら、しっとりと解説をしていく。


「初等部の特殊な授業でな。著しく落ち込んでいる進学率を回避するために教員が進学のメリットを説明しているのさ」

「??? 進学率の低下? 小学生相手に??」

「本当にお前は勉強していないな……まあ、この手のものはお前の立場だとあまり関係ないだから仕方ないか。まあ、入ると良い。ちょうど今、『フェイト先生』が初等部の子どもたちに一席ぶっている最中だからな」


 雪姫はその扉を開く。

 すると、そこは大学の講義室を思わせる階段状の座席に、前席から順番にまだ未成熟な体つきの少年と少女──初等部の生徒たちが座り込んでいた。

 その生徒たちの視線の先には、色素の薄い幻想的な雪姫の金髪とは対象的な、はっきりとした色合いの輝くような金髪を流しているロングヘアーの美女がにこやかな笑みを浮かべながら立っている。


(フェ、フェイト……! 『ちゃん』じゃなくて、『さん』の方……! こっちも、原作よりも胸が大きい……!)


 その美しい女教師は、フェイト・テスタロッサ・ハウラオン。『魔法少女リリカルなのはシリーズ』に登場しているメインキャラクターの一人であり、その姿は第三作目となる『魔法少女リリカルなのはStrikerS』の時の成人済みの大人の女性の姿だった。

 雪姫に比べると首元までしっかりと締めて膝丈のタイトスカートを纏った、いわゆる原作の管理局の制服姿であるが、そんな真面目さが形になったような服装でもはっきりとわかるほどに、そのボディスタイルは淫らな形に変化している。

 雪姫と同じように、爆乳化していてまさに公男の理想な『エッチな女教師』の姿になっているのだ。


「最前列のあれって……エリオにキャロ……! 男のキャラもやっぱり居るんだな……!」

「始まるぞ、聴講生として席につけ」

「あっ、はいっ!」


 雪姫が促すと、公男も釣られて階段状になっている座席の一番後ろへと腰掛ける。

 その際にフェイトと視線が合い、ただでさえ大きな瞳がさらに大きく見開いたように見えたが、すぐにフェイトはやはり慈悲深さすら感じる柔らかい笑みを浮かべながら、授業を開始していくのだった。


「それでは、本日は午前中いっぱいを使って高等部の見学授業を行います。まず、貴方たち初等部の子どもたちのこれからと、学校とはどういう場なのか、改めて説明しますね」

『はいっ!』


 フェイトが受け持っている初等部の子どもたちはいい子なのだろう。

 男の子も居るがまだ声変わりを迎えていないのか、揃って甲高い声で元気よく返事が講義室の内部に響き渡る。

 その瑞々しさに溢れた声に、中身は三十路男性の公男は意味もなく感動的な想いを浮かばせてしまうが、そんな公男を放って授業は始まっていく。


「まず、この百年の間で社会は激変しました。科学技術の進歩、魔法の隆盛、妖精や吸血鬼などの存在との融和、別世界との交流。一つ一つを軽くでも説明しようとすれば、それこそ一日が潰れてしまうほどのたくさんのことがありましたね。

 その際に様々な問題が起こったのも事実ですが────みなさんにとって大事なのは、今と未来のこと。その問題のほぼすべてが解決し、今では多くの人達が幸せに暮らすことが出来ていて、それが今後も続いていく可能性が高い、ということを理解してくれれば大丈夫ですよ」

「ちなみに、私もその吸血鬼だな。悠久の時を生きることを定め付けられた存在だ。実年齢は知っての通り、700は軽く越えている身だ」

(なんかいきなり革新をついてきてな……! 妖精に吸血鬼に、魔法に、別世界……!?)


 突如としてドリームワールドが単なる現代パロディ世界とは異なることが明かされて動揺している公男の隣で、補足代わりに雪姫が囁いてくる。

 このように、フェイト先生が初等部の生徒向けへと大まかな説明をした後に、雪姫先生が公男向けへと解説をしてくれるという構図になるのだろうと漠然とした展望が公男にも見えてきた。


「その中でも私達への恩恵が深いのは、やはり科学技術の進歩ですね。『教育カプセル』を利用することで、我々は勉学の授業を大幅に短縮することが出来るようになりました。貴方たち四年生が習っている部分は、すでに百年前の高校生が習っている部分なんですよ?」

「なにそれずるっ────むぐぅっ?! んちゅぅ、ちゅぅぅ~~!?」


 その前段階のドリームワールドの社会の歴史にも驚くに値し、出来るならばその歴史を詳しく知りたいかもというオタクらしい好奇心を出していた公男だが、さすがに『教育カプセル』なるご都合主義の極みのようなSFガジェットの存在には声を張り上げそうになってしまう。

 だが、そこで雪姫先生の唇がいきなり塞いでいったのである。


「んちゅぅ、ちゅぅぅっ❤ ちゅぅ、じゅるるる、れろぉぉぉ……ちゅぱぁっ❤

 バカモノ、今は授業中だぞ。生徒たちの邪魔をする大声を出すな」

「き、キスっ……なんで……?!」

「お前の口を塞ぐためだ、そう慌てふためくな。全く、エリカやアルトリアに榛名、あとは妹ともたっぷりとやったばっかりだろうが。しかし……ふふふ❤ 女として、そこまで顔を真っ赤にしてもらえるのは嬉しいな❤」


 真面目な顔をしている子どもたちの後ろで、雪姫ほどの『大人の美女』と濃厚なベロチューをするという背徳的なシチュエーションに、公男は顔を真っ赤に染め、さらには股間をさらに痛いほど勃起させてしまう。

 そんな公男の反応を見た雪姫はサディスティックな快感に襲われ、もっともっと、公男を『性的にからかいたい』という欲望を抱いてしまうが、そこはさすがの大人の女というべきか、なんとか自制をしているようである。

 そんな二人を見ていたフェイトは少しだけ顔を赤く染めて、コホン、と息を一つついて授業を再開していくのだった。


「え~、こほんっ。

 だから、貴方たちは社会に出ようと思えばすでに社会に出ることが出来ます。最低限の知識というものを持っているため、作業用ロボットをパートナーとする単純作業に従事するお仕事ならば間違いなく成し遂げられますからね。貴方たちの周囲には最終学歴が初等部卒業の大人も居るのかな?

 だけど……先生は、出来ることならみんなには中等部へと進学し、可能ならば高等部や大学への進学も目指してほしいです」

「ここからが本題だ。社会問題というやつだな」


 まるでフェイトから引き継ぐように、雪姫は隣に座る公男へと身体を寄せてその爆乳を押し付けながら、耳元まで唇を数センチほどの距離に近づけて、息を吹きかけるように囁き出す。

 それは雪姫の中にある『素敵な男の子をいじめたい』というサディスティックな欲望の発露であり、実際に公男はその微弱ではあるがはっきりとした快感に体を震わせていくのだった。


「この百年の間に、女性の社会的地位向上に伴う晩婚化を経て、さらには社会運動によって同性婚の合法化も成された。そこに加えて、テクノロジーの進歩は同性カップルの間でもお互いの子どもを作ることが出来るようになったのは知っているな?

 だが、これらは婚姻という制度自体の弱体化へと繋がっていた。作業用ロボットや人工知能の完成によって社会は豊かになり、収入への不安がなくなることでお前の母のように人工授精を利用してシングルマザーも増加している。

 お前の母親のエリカもそうだな……華道の師範代という立場に加えて不動産業での収入もあるため、シングルマザーとして十分に家族を養えると判断して、あの女は男と恋愛をせずに子どもを産んだというわけだ」


 スリスリと、雪姫の白くて細い指が公男の太ももをなでていく。

 その指の動きは少し厚めの生地であるズボン越しでもゾクゾクと背中が震えるほどに気持ちよく、なぜズボンを履いているんだと意味のわからない怒りを抱いてしまうほどだった。


「それだけならば、問題ない。現に、フェイト先生が口にしたように、今の時代は人類史上もっとも豊かな時代と言われており、さらには今から二十年後にはもっと豊かになっているだろうと言われているし、私もそれに同意する。

 だが、同時に無気力な市民が増えていることに注意喚起をしている人間も居て、我が学園もそれに呼応していると言ったところだ。初等部を卒業してそのまま社会に出て、単純作業に従事しつつも社会的福祉を利用して一人でダラダラと生きていこうとする層の爆発的な増加──『無気力化問題』だな。これは社会が裕福になればなるほど生まれてくるものだが……流石に多すぎる」


 太ももをさわさわと蠢いていた手が、ついにズボン越しに股間へと触れる。

 耳元で囁いていた唇から舌がちろりと抜け出し、耳たぶをれろりと舐める。

 ただ、それだけで暴発してしまいそうなほどの快感が公男へと襲いかかっていくのだ。


「それを回避するための授業が、今、フェイト先生が行っているものだ。生きていけるならそれでいいと考えるやつも多いが、その生活というのは本当に最低限の生活しか出来ない。娯楽品の購入も出来なくはないが、そうすれば生活水準を落とさざるを得なくなるというわけだ。

 それを後悔したとしても、高等部ならばともかく、中等部への再入学は不可能だ。初等部卒業後の社会人──俗に言うならば、『小卒』とは、私ぐらいの年代の人間にとってそれほどに蔑視されている。可能なのは職業訓練校の利用ぐらいだな。だから、今からしっかり勉強をして、自分磨きをして、せめて中等部には進学しろと呼びかけているんだ。

 中等部から高等部への進学は難度も上がるため、浪人も可能にしている。それに、中卒ならばある程度は就職先の自由も効くというものさ。

 高等部から大学には……これはもう、限られた人間だけだな。我が校は大学が存在するが、そもそもとして大学の数自体が少ないんだ。だから、高卒で働いている人間も多いし、高校まで卒業できているという時点で十分な学力は保証されていると考えて構わない」

「ぉおっ……! み、耳舐め手コキ……すげえ……!」


 レロレロと、ついには耳を食みながら舌を耳の穴を舐め回しつつ、その股間に伸ばした手はシコシコとチンポをズボン越しに掴みながら上下に動かされていた。

 もはや、雪姫の語る言葉の半分も公男は理解できなく鳴っている。


「まあ、お前が心配することではないな。『唯一無二の雄』であり、つい先日、『覚醒した』ことで同定も卒業したお前は引く手数多だ。大学への進学は特待生扱いで無条件で入学できるだろう。それこそ、内部進学に限った話ではなく外部の大学にとっても同様だ」

「と、特別……オレは……特別……!」


 そんな状態であっても、雪姫ほどの美女が自身を特別扱いしている言葉だけはしっかりと聞き入れており、どこかだらしない笑みを浮かべながら悦に浸っていた。

 そのだらしない顔は単純な美醜だけにとどまらず、内面にあるどこか卑しい欲望が現れたような、あまりよろしくない笑みなのだが──雪姫はその笑みに対して好感を抱くように微笑みを深くし、さらにその耳舐め手コキを行いながらの『授業』を進めていく。


「そんな立場になったからこそ足元を確かめるように、初等部の習うようなものを確認する……ふふふ、私も教師としてお前ほどの教え子をモテて鼻が高いというものだ❤」

「うわっ!?」

「おぉっ……❤ エ、エリカからの写真とは比べ物にならない、リアルのガチ勃起チンポ……た、たまらんなっ……❤ まさか、ここまで規格外だとは……❤

 んんっ❤ こ、このスケベ小僧め……❤ 先程から私の胸と尻をジロジロと視姦しおって……❤ お前のような雄から貪るような視線を受けては、私の中の数百年と眠っていた牝がじゅくじゅくと疼きだしてしまうではないか……❤」


 ついに、ズボンと下着を脱がしてチンポを露出された雪姫は、ちらりと視線をフェイト先生の居るステージへと向けていく。

 それに釣られて視線を前へと移すと、そこにはまだまだ未成熟な初等部の生徒たちと美しくてグラマラスな金髪女教師のフェイトが、なんともうっとりとした視線を向けていた。


「それでは、なぜ高等部に進学するべきなのか……! それは、この学園で唯一の『特待生』の先輩に教えてもらおうと思います❤」

「へっ、へっ!?」

「ほら、立て……そのまま、ズボンは脱いだままで構わんからな❤」


 そんな中でフェイト先生に呼ばれて、さらに雪姫先生に手を引かれ、下半身だけが裸のなんとも滑稽な姿なまま、教卓のあるステージ上へと登らされてしまう。

 しかも、フェイト先生がステージ中央に置かれていた教卓を動かし、その教卓のあったスペースになんとも豪華な椅子を置いて、その椅子にストンと座らされたのである。


「こ、これ、いまから何を……ぉおっ!?」


 シコシコっ❤ シコシコっ❤


 椅子に座らされて周囲をキョロキョロと所在なさげに見回していた公男に対して、二人の金髪美人教師はその爆乳を左右から押し付けて、そのまま手コキを開始してしまったのである。


「んちゅぅぅ、じゅるるるぅ❤ れろれろぉぉ❤ 見えるか、初等部の生徒たち……❤ これが、この学園に唯一の……いや、ともすれば世界で唯一と思われる、『特待生』のチンポ様だ❤

 普通の人間の三倍、優秀な男性とされるものの二倍はある、最高のデカチンポっ❤ 男は見るだけで慄きながら敬い、女は感じるだけで身も心を蕩けさせる、魔法のチンポっ❤ これが……お前たちが進学するべき『理由』だ❤」

「れろぉぉ~、ちゅぅぅ、ちゅっ❤ 初等部で社会に出た人は……自分磨きをしない怠け者です❤ これは差別や偏見ではなく、確かな『事実』です❤ 美貌を磨くことも、知性を高めることも放棄して、目の前の自堕落な生活だけを求める、永遠に親鳥から餌を受け取るだけの小鳥なの❤

 そんなだらしなくて可愛くもない子はね……他人に相手をしてもらえないの❤ だって、みんなも頑張ってる人たちと一緒に頑張りたいよね❤ そのためにも毎日頑張って、『いい人』になろうとすることで、いい人たちと関わっていくべきなの❤」


 しかも、手コキだけではない。

 雪姫先生は右耳を、フェイト先生は左耳を耳舐め奉仕まで開始したのである。

 さらに、まるでチンポ越しに恋人繋ぎをしているように指を絡ませながら、二人の手を一つの『穴』へと変えて行う手コキも熟練の動きだ。


「男と女の関係、だな❤ もちろん、公男のような最も優秀な男とそういうことをするわけじゃないぞ❤ もっと、心と心で繋がった相手とも、性行為を行うことは大事だ❤ これが下手くそならば、パートナー関係にも亀裂が入るからな❤ そう言ったことを、中等部や高等部、大学では深く学ぶことが出来るんだ❤

 もちろん、他にも料理や掃除、あるいは他にも芸術的な才能を開花させたり、アスリートとしての素質を磨くことも重要だな❤ お互いがお互いのために能力を高めて……そんな相手と結ばれる幸せを感じる❤ それがこの社会における最大の贅沢だ❤ だが、小卒ではそう言った関係は望めないんだよ❤」

「みんなの中にも両親が居る子も多いと思います❤ もちろんシングルマザーや、逆にシングルファザーの家庭で人工授精で生まれた子もいるわね❤ でもね、そう言った人たちでもパートナーが居る場合もあるし、逆に、永遠に運命の相手を待っているロマンティックな親御さんもいるかもね❤ そういう先生も……お嫁さんと娘がいるしね❤」


 まるで公男を無視するように生徒たちに語りかけていく雪姫とフェイトだった。

 しかし、その耳舐め手コキの熱烈さだけを感じるならば、むしろ無視をされているのは生徒たちなのではないかと思うほどに激しいものである。

 公男は愛情と敬意、そして、性欲が大量に入り混じった耳舐め手コキに、ビクビクと腰を大きく痙攣させている。

 そんな公男の姿はまだ性に目覚めていない女子たちに初潮を、そんな公男へと奉仕をする雪姫とフェイトの姿は、まだ性に目覚めていない男子たちに精通を強制するような『官能さ』を携えていた。


「まあ、長くはなったが私とフェイト先生が言いたいのはだな……❤ 気持ちいいセックスをしたければ、進学をしてより自分を高めて、同じように自分を磨いてきた相手とパートナーになるべきだ、ということだ❤ それに……女子たちの中ではすでに公男のかっこよすぎるチンポを見て発情している女子も大勢いるだろう❤ このオチンポ様に愛して欲しければ、自分を磨く……つまりは、中等部へと進み、高等部に入り、大学で知性と教養とスケベテクニックを身につけるべきというわけだ❤」

「みんなも……素敵な人とパートナーになりたければ❤ ぜひ、自分を高めていきましょう❤ 先生のおすすめはこの公男くんのような素敵な男性のお妾さんになることですけど……❤ もちろん、それだけが人間の幸せじゃありません❤ 今の時点で初恋を抱いている子たちの中には、公男くんの魅力を知ってもなお別の男の子に惹かれる子もいるはずですね❤ そういうものを大切にして、初恋を報わせるためにも……進学をするべきだと、先生は考えています❤」

「うぅ……も、もう、射精るっ……!」


 これは授業であるという意識が公男にもあったのか、いままでは必死に射精を無言で耐えていたが、それでも雪姫とフェイトというドスケベ金髪爆乳女教師によるW耳舐め手コキ奉仕にいつまでも耐えられるはずもない。

 そして、公男は女教師たちの言葉の間を縫うように射精の言葉を口にすると、途端に雪姫とフェイトの動きに変化が現れた。


「んちゅぅぅっぅぅっ❤ じゅるるるぅ❤ れろれろぉぉっ❤ ちゅっぅう~~、ちゅぱっ❤ ああ、いっぱい射精しろっ❤ 性的な機能が屈強な男とはどれほど素晴らしい射精なのかということを、子どもたちに教えてやれ❤ お前のような男になりたいと男子は憧れ、お前のような男に愛されたい女子は夢見る、そんな素敵な射精を魅せてやれ❤ そして……❤ 700年も生きてきた良い歳したババア吸血鬼に、エリカから送られたハーレムセックス動画でメロメロになった大年増に❤ リアルお射精を見せつけてくれぇ❤」

「れろれろえろぉぉぉぉ~~んっ❤ ちゅぅぅ、ちゅぅるるるぅ❤ 私にも、見せてっ❤ レズ結婚して幸せな家庭を築いている同性愛女にぃ、一転して雄を好きにさせちゃうかっこいいお射精❤ はぁ、はぁぁ❤ 教師だってことも忘れちゃうぐらい発情しちゃってる❤ 噂でしか聞いたことのなかった特待生くんが、こんなに素敵だなんて❤ 子どもたちの性癖を捻じ曲げちゃう、将来を決定づける雄のお射精を見せつけてあげて❤ あの子たちのために、私たち牝のために、お射精してぇぇ~んっ❤ じゅるるぅぅ、れろえろぉぉ~~❤」


 雪姫はもちろんのことフェイトもまた、生徒ではなく公男への奉仕に集中していったのである。

 その手の動きはなんとも淫靡なもので、さらには耳を舐め回す舌の音も卑猥に大きく響き出し、さらにその特徴的な爆乳は公男の身体に押し付けすぎてむぎゅぅぅっと潰れてしまっているほどだ。

 そんな激しい攻めにあった公男は、衆人環視の中であっけなく射精をしてしまうのだった。


「くぉぉぉっ! 射精る、射精るぅぅっ!」


 どびゅるるるぅ! びゅっ! どぶびゅぅっ! ぶっびゅうぅぅぅぅ~~!


「きゃぁっ❤ んぅ、んんっ❤ さ、流石に驚いたなっ❤ こ、これはって、まだ射精るのかっ❤ くぅぅ、りょ、量が多いということは射精時間も長いということっ❤ 人間業とは思えんなっ❤」

「はぁ、はぁぁぁっ❤ み、みんな、見てっ❤ これが最強の雄様のお射精❤ ドキドキするでしょ❤ ワクワクするでしょ❤ このお射精のことを忘れちゃ駄目だよ❤」


 そうして放たれた射精は雪姫にとっても予想外だったようで、思わずと言った様子でまるで童女のような悲鳴にも似た声をあげてしまう。

 それを取り繕うように咳払いをしてみたものの、射精をしているチンポへと向ける熱く蕩けた視線は消えないことからも何も取り繕えていなかった。

 一方でフェイトはそのまま手コキを続けながら、凄まじい勢いの射精をうっとりと見つめつつ、生徒たちにもその射精をよく観察するように言い含めていく。

 それは歪んだ教育としか言いようのないものだが、それでもこのドリームワールドにおいては何の不思議もないことなのだった。


「ごくっ……! ぼ、僕のとは、全然違う……これが、本当の男の人なんだ……!」

「ふわ……す、すごいぃ……❤ かっこいい……❤ エ、エリオくんも……」

「うわっ、キャ、キャロッ……!?」

「エリオくんのも、凄く、熱くなってて……ごくっ……❤」


 さらに、その突如として始まった公男への耳舐め手コキ奉仕の催しは成功だったようである。

 最前席に居た二人の仲良し男女────エリオ・モンディアルとキャロ・ル・ルシエの二人は熱い視線を交わしながら、お互いにその小さな手を股間に伸ばして、さすさすと撫で合うようなことを続けだしたのである。

 それはお互いに幼いが故にはっきりとした『恋愛感情』を自覚できずにいたが、それが今、はっきりと次のステージに移ろうとしていた瞬間だった。


(うわぁ……すっげえほっこりするけど、チンポ丸出しにしながらほっこりしちゃいけないよなぁ。狂ってるっていうべきなんだろうけど……青春時代の思い出のアニメのカップルが前進してる姿、尊いかも……)


 それを見て公男の胸に湧き上がったのは、いわゆる『寝取り欲求』のようなものではなく、幼いカップルの誕生を見届ける温かな気持ちであった。

 まだ幼い子どもたちに射精を見せつけて、今もチンポをだらしなく放りだしながら二人の美女教師から耳舐め奉仕を受けている状態で感じるような思いでもないのだが、それでも公男は『誰かのものを奪う』ということに囚われるような性質ではないということを示す、良いエピソードと言えるだろう。

 もちろん、やろうと思えば寝取れる。

 寝取れるが、ここで重要なのは公男は進んでは寝取りなどはやらないということだ。

 こうして、朝の授業は終りを迎えたのだった────。


続)

02:ドリームワールド❤~あなたに都合のいい多重クロスオーバーで現パロ風のエロ世界~(後編)(3Pセックス)


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