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前回

洗脳ギルド 02:大貴族ステラリア・スペシュールドの場合

前回  スペシュールド侯爵。  五百年ほど前まで遡る王国建国、その日よりも前から王家に仕えてきた忠臣の中の忠臣。  王家への忠誠とその冷酷さには定評があり、王族の臣籍降下によって生まれる公爵家を除けば、侯爵家第一位という、貴族の最上位に当たる貴き血筋。  さらに、二代前の侯爵の下に生まれた長女は当時...



 

 これは冒険都市ザガンに存在する訓練場の中の一つでの出来事である。

 背丈、服装、顔立ち、装備。

  そこに集まった人間は数十人という大規模な人間が大きな円を描くように、何一つとして共通点のない六人の男たちが、一人の美女を取り囲んでいた。

 普通ならば、美女が野蛮な男たちに襲われてしまうことを考える人間も居るだろうが、しかし、周囲の人間はそんな様子を見せず、真剣な面持ちで固唾を呑んで見守っている。

 まるで救世主の奇跡を待つ使徒のような面持ちであった。


「……っ!」


 じりり、と。

 男たちが指先を動かすだけ歩法で上半身を微動だに動かさず、ゆっくりと美女との距離を縮めていく。

 美女は腰元の剣をぶら下げたまま動こうとしない。

 素人目には隙だらけで襲いかかればそのまま首を切り落とせるだろうと思えるだろうが、武芸の道を進まんとするものならばわかるだろう。

 そこに一切の隙が存在しないことに。

 微動だにせず、その空間でだけ時間が止まっているように揺れない身体はどこからでも反応できることの証左であり、ただ、立つというだけでその予感を抱かせることが何よりも美女の腕前を雄弁に語っていることに。

 この冒険者の街ザガンでも腕利きとして知られる、俗に言う『達人』の域に達しているはずの六人は緊張に汗を流しながら距離をさらに詰めていく。


「……!」

「っぅ…!」


 剣、槍、棍、短刀、盾、槌。

 達人たちそれぞれが自信をもって鍛え上げた技のための武具が、今はこんなにも頼りない。

 まるで、『洪水と化した川に濁濁と流れる水流を布切れ一つで食い止めよ』と言われたかのような気持ちであった。

 それでも、ジリジリ、と距離を詰めていく。

 そして、槍を持った男が自身の『制空権』、すなわちそこからなら仕掛けることができるという距離に、あと足の親指一つ分まで辿り着こうとしている。

 意を決して、六人が揃って脚を踏み込もうとする、まさにその時であった。

 カチン、と。

 リンが刀の鯉口を鳴らしてみせた。


「「「「「「~~~~~~~ッッッッッ!!!!???」」」」」」


 その瞬間、男たちは一斉に武器から手を離し、飛び跳ねる猫のように後ろへと勢いよく下がっていった。

 周囲の人間にはわからないだろうが、その瞬間、彼らは胴を真っ二つに斬られたのだ。

 もちろん、彼らの肉体には一つとして傷が存在しない。

 だが、リンの鯉口を鳴らすというその動作一つで、彼らの鍛え上げることで鋭敏に研ぎ澄まされた、未来予知にも等しい『直感』が告げたのだ。

 あと爪先一つ踏み込めば死ぬ、という絶対の未来を。


「ま、参りました……」

「さすがは『トガシイットウ流』の免許皆伝……『竜殺し』のダイドウジ殿だ……」

「いえいえ、皆様も良い覇気でした」


 ギャラリーから見ればわけのわからない茶番だが、男たちにとっては一年の訓練よりも実のある時間であった。

 実際に、彼らは滝のような汗を流して息を切らしている。

 その一方で、リンは涼しい顔のままに笑みを浮かべていた。


「いいですか、皆さん。これが『武』における理想形の一つです」

「……」


 まだ二十を迎えたばかりの小娘の言葉を、真剣な顔で聞き入る六人の達人。

 だが、その小娘こそがこのザガンの街の最強の一角であるダイドウジ・リンなのだ。

 三つで刀を握り、五つで大人を打ち負かし、十で師を超え、十五で竜を斬り殺した、『剣聖』の称号を持つ天才剣士──少なくとも、剣に関して言えばザガンだけではなく、『世界最強』を名乗っても問題のない強さを持つ怪物である。

 その怪物の言葉を間違っても聞き逃すまいと男たちは耳を傾けていた。


「そもそもとして、『こう向かってきたから、こう叩き切る』だとか、『こう動いているから、こう剣を向ける』だとか、そういうことを考えている時点で未熟なのです。

 『武』の本質とは、『観察』です。

 私は鍛錬の末に、相手の筋肉と臓腑と骨が透けて見えるようになりました。

 その動きから相手の攻撃を、また防御を予測することが出来れば、相手の攻撃はすり抜けるように当たらず、こちらの攻撃はまるで相手が当たりに来たかのように当たる。

 そして、敵の動きを予測することはもちろんですが、むしろ、自らの動きを相手に伝えることにもまた極意はあります。

 己の動きをよく知るのは己自身、そこにこちらの動きを意図的に『予測』させることで、先程のように敵へと『死』の未来を伝えることが出来るのです。

 究極的に、勝敗とはその決着の技となる動きをする前に決まるもの。

 我々が理想とすべき動きとはすなわち、刀を振るわずに勝つということなのですから」

「先生」


 言い終えると、一人の男が声を上げた。

 自身の娘と同じ歳の頃合いのリンを先生と呼ぶ、中年の男は尊敬を隠そうともしない目でリンを見つめる。

 そして、一つの問を口にした。


「なんでしょうか」

「それでもなおお尋ねします。貴方にとって、強さとは、勝利とはなんでしょうか?

 どのような形になれば勝利と言え、それを導き出させる強さとはなんなのでしょうか?」


 自身の親と同じ歳の頃合いの弟子の問いに、リンは少し考え込む。

 そして、その艷やかな赤い唇を開いた。


「私がまだ十六の頃、竜を斬ったばかりの頃ですね。

 その頃に、一人の武芸者と偶然出会いました。

 それは意図した出会いではありませんでした、ふと道を歩いていると前からその武芸者が歩いてきた……そんな出会いです。

 血気盛んであった私は、その武芸者がかなりの腕前であることを見抜き、舌なめずりをしながら刀に手をかけました。

 恐らく私のほうが強い、しかし、何かを隠しているかもしれない。

 一刀で斬り伏せることの出来る相手だとしても決して油断はしない、そう思って刀に手をかけようとした、まさにその瞬間でした」


 ふっ、と。

 リンは妖艶に笑った。


「男は突然道を脇に外れると……私を見ないように目を伏せて、ただ、私が通り過ぎるのを待ったのです」

「先生の腕前を見抜いたのですね」

「その通りです。そこで、私は強さとはなにかを、勝利とはなにかを知りました」


 リンはそこで息を吸い、吐く。

 ごくり、と弟子たちは息を呑んだ。


「強さとは、すなわち相手よりも高い視点に目があること。

 勝利とは、すなわち相手よりも高い位置に頭を置くこと。

 そこに背丈は意味をしません。

 終わった後に高い位置に視点があるものを勝者と呼び、相手よりも低く伏せているものを敗者と呼ぶのです」

「おお……!」


 剣聖の言葉に弟子たちは感嘆の声をあげる。

 リンは弟子たちの大げさな反応がこそばゆいのか、照れ隠しに笑ってみせた、


「では、時間が短く申し訳ないですが、最後に見取り稽古で終わりましょう」

「いえ、先生の貴重なお時間を割いていただけて感謝の念に尽きません」


 リンがそう言うと座り込んでいた弟子たち、リンの先程の言葉に従うならば『リンよりも低い視点にあった』ものたちが立ち上がる。

 そして、各々の武具を手に取り、型稽古を行い始める。


「グレン殿、貴方は下段へと移る際に呼吸法に乱れが……サイラス殿、貴方は槍の握りに遊びが多すぎて……」


 それに対して、リンは先程言った『肉や臓腑や骨が透けて見える』という言葉が正しいことを証明するように、的確なアドバイスを行っていく。

 余談ではあるが、この者たちは『黄金の軍』のギルドメンバーではないにしても、この冒険者の街でも上位の実力を持った武芸者たちである。

 それでも、リンにとっては子供同然の腕前の者であったが。


 ◆


 上級冒険者ギルド、『黄金の軍』。

 ギルドの集会所の広大な敷地、その中に備え付けられたギルドメンバー専用の訓練場である、リンの故郷では多く見られる平屋建ての大きな屋内訓練場、『道場』でのことだ。

 その板張りの床に正座で佇んでいたリンが、ガラリと扉が開く音を聞くと同時に低く頭を下げ、座礼の体勢を取る。


「先生、今日もご指導、よろしくお願いいたします!」


 師へと頭を垂れて教示を願い出る体勢であり、リンの流れるような座礼は一種の動作美とも呼ぶべき美しさがあった。

 しかし、それはあくまでリンが常の稽古着を着ていればに限る。


「ふひひ……! リン、良い格好だねぇ!」

「先生より賜ったこの稽古用の道着、まるで地肌のように慣れ親しんでおります!」


 そう、リンの格好はこの道場内ではひどく不釣り合いなものであった。

 道着、なるほど、要所要所では道着ではあるかもしれない。

 だが、袴の裾は膝の上にあり、膝上何センチと言うよりも股下何センチと呼ぶ方が相応しい、リンの肉付きの良い太ももが大きく露出したミニスカート状の袴。

 しかも、袴の下には股下はもちろん下着すらも身につけていないために少し動けば安産型のぷりっとしたお尻が出てしまう。

 上の道着は肩を大きく露出したノースリーブ型の改造道着で、さらに腋下が丸見えになるほど切り抜かれており、少し腕を上げれば横乳が覗き込め、場合によっては乳首すらも見えてしまうほどの露出具合であった。

 また、これは裾の長さも非常に短く、へそが露出してその白く滑らかな腹部が正面の相手へと晒してしまっている。

 改造道着、いや、もはや『ドスケベ道着』となったそれをリンは一切の羞恥も屈辱も感じずに着こなしていた。

 それを見たギルドマスターは『洗脳』が問題なく機能していることを再確認し、嬉しそうに頷いてみせる。


「今日の稽古に向けてちゃんと準備が出来てるかなぁ?」

「はっ! 前回の稽古にてお伝えられた通り、此度の訓練に備えて先生より頂いた先生の男性器を模した張り型で朝から自らを慰め、十回の絶頂に至りました! そのため、私の女陰はすでに準備が整っており────」

「こらこら、違うでしょう?」

「あぐぅ!? も、申し訳ありません……!」


 リンの言葉を途中で遮り、その艶やかな黒髪へと目掛けて足をどんと踏みつけ、リンの整った美貌を板張りの床へと押し付ける。

 常ならば激高したリンによって三枚に下ろされてしまうこと間違い無しの暴挙だが、リンは謝罪の言葉を口にする。


「稽古中は正しい言葉を使いなさいと、何度も言っているはずだよ」

「し、失礼しました……訂正を行います!

 わ、私、ダイドウジ・リンは、敬愛する先生とのセックス鍛錬が楽しみすぎて、先生のサイズと同じバイブを使ってドスケベオナニーを繰り返しておりました! その結果、十回も雌豚アクメをキメて、神聖な道場を雌豚本気汁でビショビショに濡らして、先生のおチンポ様をお待ちしておりました!」

「うん、それでいいんだ」


 下品な言葉遣いをして言い直したリンに対して、今度は一転して髪を掴んでいた手でまるで犬猫にそうするように頭を撫でる。


「ふわぁ……♥」


 絹のような髪をギルドマスターのいかにも不器用そうな短くて太い指で撫でられるだけで、リンは極楽へと導かれたような多幸感に溢れた顔で味わっていた。

 ダイドウジ・リンといえば、この冒険者の街であるザガンの外にもその名を轟かせる大剣士であり、実際に彼女の指導を受けるためだけに王国騎士の座を捨てて一介の冒険者としてザガンに訪れた剣士も居るほどである。

 そんな女英傑が、だるんだるんの脂肪を蓄えた肥満体質の醜男を相手に土下座をし、片手剣を十回も震えば肩で息をしてしまうほどの貧弱な体力の持ち主を先生と崇め、まるで犬猫のようにその手で撫でられて喉を鳴らしていた。

 この卑猥なドスケベ道着を纏っていることと合わせて、それこそ彼女を武神として崇める弟子自称者たちが見れば卒倒してしまうような光景である。


「じゃあ、まずは僕の剣を手入れしてもらおうかなぁ。師匠の武器の世話も弟子の役目だからねぇ、ぶひひ!」

「はっ! 先生、失礼いたします!」


 ドスンと板張りの床に座り込んであぐらをかいたキモオに対して、土下座から体を起こして正座の姿勢のままジリジリと、しかし、高速でその膝下まで動いていく。

 そして、そのもっこりと膨れ上がったズボンの側まで顔を寄せると、犬のようにスンスンと鼻を鳴らしてそこから漂ってくる精臭を嗅ぎ取るのだ。


「はぁぁぁっ……♥ なんて、匂いでしょうか♥ 脳髄を直接殴打されたように、頭がクラクラと来るほどの芳醇な香りっ♥ 先生の雄としての逞しさを感じれます……♥ あぁっ♥ ズボン越しでもこれほどの匂いならば、直接嗅いでしまえばどんなことに……ごくっ♥」


 ギルドメンバーを奴隷として使役しているキモオは身の回りの世話をさせているために身ぎれいにしているはずなのだが、『生来の不潔さ』という不思議な現象は起きるもので、どれだけ風呂などで洗体奉仕を行われても少し立てばキモオのチンポはものすごい悪臭チンポとなってしまうのだ。

 だが、その悪臭すらも洗脳されて都合のいい奴隷冒険者となったリンにとってはこの世の何よりも芳しい香りと感じ取ってしまうように洗脳されている。

 とりわけ、『ギルドの最古参』の一人であるリンはその洗脳が魂に染み込みすぎているためか、ズボン越しにわずかに漂ってくるチンポ臭を嗅いだだけで、ゾクゾクと背中を震わせて尻をぷるぷると揺らしているほどだった。

 我慢が出来ないと言わんばかりに、リンは手を使わずに口だけを用いてズボンと下着を器用に、そして勢いよく脱がしていく。


 ぼろんっ!


「ん゛ほ゛ぉ゛っ゛♥♥♥♥♥♥」


 ぷぅぅ~ん、と。

 雄の匂いを立ち込めた、黒黒と淫水焼けしたヤリチンチンポが現れた。

 このザガンの街の男という男を集めて、顔面偏差値をそれぞれ決めていけば必ず底辺争いをするだろうという醜男であるキモオの顔には似つかわしくない、ヤリチンだけが持つズルムケの黒チンポを鼻元につきつけられたリンは眼球をぐるりと裏返して即アクメをキメる。

 徹底的な調教と深い洗脳を施された、熟練の奴隷冒険者であるリンはキモオのチンポを見ただけでアヘ顔とオホ声を晒すようになっているのだ。


「ほ゛ぉ゛ぉ゛、ぉ゛お゛ぉ゛ぉ゛っ゛ぉ゛っ゛~~♥ こ、これ、すっごぉぉ~♥ は、鼻が、鼻が壊れるっ♥ もう、先生のチンポの匂いしか感じ取れない馬鹿鼻になってしまうっ♥ 茶を飲んでも菓子を食べても、鼻にこびりついた先生の匂いが邪魔をしてしまう欠陥嗅覚の持ち主になってしまうぅ……♥

 天晴、で、ございます……♥ ただチンポを突きつけるだけで雌を虜にするこの雄々しさ……♥ まさしく益荒男っ♥ 先生よりも優れた雄など存在しない、と……雌の本能でわからされてしまいました♥」

「ふひひ♪ ほらほら、リンが僕のチンポの臭いが好きなのは知っているけれど……さっさと訓練の準備をしないとねぇ♪」

「おほぉぉぉっ♥ チ、チンポビンタきたぁぁぁっ♥

 も、申し訳、ありません♥ あまりの素晴らしさに意識が遠のいており……いえ、言い訳にもなりませんね♥ あ、改めて♥ た、ただいまよりぃ、先生のオチンポ様を舐め清めさせていただきますっ♥」


 グラグラと頭を揺らしながらキモオのチンポの凄まじさを讃えている今のリンならば、それこそ武人としては三流、いや、五流と呼んでも良いキモオでも簡単に致命傷を与えられるほどの隙だらけの姿である。

 そんなリンの赤く染まった頬をペチペチとチンポで叩いてみせると、天才剣士は恍惚としたアへ顔を晒しながら謝罪の言葉を繰り出していった。

 そして、その大きな肉棒チンポを両手で恭しく握ると、れろぉぉっ、と長く赤い舌を伸ばしてそのチンポにフェラチオ奉仕を行っていく。


「んちゅぅぅっ♥ れろぉ、れろれろぉぉぉっ♥ ちゅぅぅっぅ、じゅるるぅっ♥ んちゅぅぅ~~~……ちゅぱっ♥ じゅるるっ♥ ちゅぅぅ、れろぉぉっ♥ ちゅぅぅ、むちゅぅっ♥

 はぁぁ~♥ な、なんと、なんと素晴らしい男根っ♥ こ、こうして握っているだけで手のひらが火傷してしまいそうなほどの熱と、添えたこの指が弾かれてしまいそうな太さと硬さ♥ そして、喉の奥まで貫くほどの長さ……全てが、雄としての理想を体現している、最強オチンポ様♥

 せ、先生の前では女がどれだけ武の道を邁進して己の腕を鍛えても、真に優れた男性の前ではなんの意味もないという真理を突きつけられてしまう♥ それが、悔しいっ♥ 私の短い人生になんの意味もなかったのだと思い知らされて、悔しいっ♥ 悔しい、はずなのにっ……れろぉぉぉっ♥ このオチンポ様にお仕えできているという悦びの前では、その悔しさすら消し飛んでしまいますっ♥」

「ふひひ、そうでもないよぉ♪ リンは剣の腕がそこそこやるから奴隷として使い勝手が良いしねぇ♪ まっ、これからも頑張って僕のギルドに、その大したことない剣の腕を使って貢献してよ。こっちは修行をつけてやってるんだから、別にいいでしょう?」


 若い上に女性でありながら世界中の剣士から剣聖と讃えられるダイドウジ・リンに対して、とんでもない暴言である。

 その気になれば殺気だけでショック死させられるほどの実力差があり、その実力差をたまたま、本当にたまたま、奇跡的に手に入れただけのアーティファクトの『奴隷ギルド帳』でダイドウジ・リンに記帳させただけでこの振る舞いだ。

 キモオ・ブータという人間がどれほど愚かしい人間かとこれだけでわかる。


「はいっ♥ 先生のギルドに入れていただけるだけでも光栄だというのに、高弟として日々鍛えていただける栄誉までいただけているのですっ♥ ドラゴンなどという、たかだか空を飛ぶだけのトカゲを斬っただけの愚鈍な雌を、どうぞ先生の素晴らしいご指導で高みへと導いてください♥ んじゅるぅぅっ♥ ちゅぅっっ♥ ちゅっ♥ ちゅぱぁっ♥ むちゅぅぅ~~~♥

 な、なによりも、この……ちゅぅぅっ♥ れろれろ、れろぉぉぉぉ♥ じゅるるるぅぅぅ、ちゅぅぅっ♥ はぁぁ、はぁぁっ♥ あぁぁ、んぅぅっ♥ ごくっ♥ んぐぅっ♥ ふぅぅ、んぅぅぅっ♥ ごっっくんっ♥

 こ、この♥ 先走り汁とは思えない粘度と量っ♥ 常にお側付きのギルドメンバーによって丁寧に掃除をされているはずなのにいつの間にか染み付いているチンカスの濃さ♥ す、全てが規格外♥ 女を殺すためだけに作られてとしか思えない、『本物のチンポ』です♥」


 そんな愚かしい人間を尊敬の目で見上げながら、同時に取り憑かれたように目を妖しく蕩けさせつつフェラチオを続けていく。

 リンの言葉の通り、キモオのチンポにはチンカスが大きく付着しているためにものすごい臭いをさせていた。

 『黄金の軍』のギルドメンバーにはダイドウジ・リンという女剣豪のネームバリューと活躍もあり、入団希望者も多いことからそこで厳密な選別を行い、美少女と美女たちのみとなっており、その全員がリンと同様にギルドマスターであるキモオ・ブータの性奴隷冒険者である。

 毎日チンポの乾く暇がないはずのその男根だが、特殊なアイテムを使っていることの弊害──とはわからないが、キモオはどこまできれいに掃除をしても不思議なことに一時間か少しでチンカスがすぐに出来上がるような異常体質の持ち主だった。

 普通の人間ならばえずいてしまって嘔吐してしまうかもしれないほどのものなのだが、何度も言うようにリンにとっては喉を鳴らして飲み干すほどの極上の美味である。


「ふぅぅぅ……♥ んちゅぅぅぅ~~~、ちゅっ♥ 先生っ、汗やチンカスも徹底的に飲み干させていただきました♥ 先生が持つ無二の宝具であるオチンポ様も、輝きを放っております♥」

「うんうん、やっぱりフェラはリンが一番だなぁ♪ 準備なのに気持ちよくて射精しそうになるぐらい吸い付いてくるのだけが難点だけど♪」

「うっ、せ、先生のオチンポ様があまりにも魅力的で、私の理性を蕩けさせてしまい……! い、いえ! 私の未熟が原因! 先生のご指導を受けてもう随分と経つのに、この体たらく……! 本当に、申し訳ございません!」


 キモオの言葉に反応し、リンは飛び跳ねるようにチンポの元から離れて土下座をする。

 勢いの良い土下座であるためにミニスカートとなっている袴がめくりあがり、ノーパンのデカ尻が丸見えとなっており、それを見たキモオはぐひひといやらしい笑みを浮かべた。


「ま、まあ、いいよぉ。リン程度じゃ当分は独り立ちできないってのはわかってることだしねぇ。ほら、さっさと修行をするよぉ!」

「はい! 生涯修行……よろしくお願いいたします! では、早速セックス修行に移らされていただきます!」


 竜殺しの大剣豪であるリンを相手に偉そうな言葉を口にするキモオだが、それに対してリンは一切の不満を見せずに、土下座の態勢から顔だけを上げて真剣な目で先生であるキモオを見つめていく。

 そして、すぐにこの道場で行われる『セックス修行』へと移行していくのだった。


「よし、じゃあ早く僕に跨ってどれだけ騎乗位のテクを上げたのか見せてごらん♪」

「はいっ! 騎乗位は女性主体で腰を動かすことで先生の負担を減らす、奉仕の基本となる体位! どうぞ、このダイドウジ・リンのご奉仕騎乗位を見てください!」


 ごろんと床の上で寝転んだキモオに対して、ノーパンのリンがそのキモオの体の上に跨っていく。

 へそが丸見えで胸元の谷間が大きく見えたドスケベな上衣と股下数センチのミニスカート袴を下から眺めることで、リンの鍛えられた体つきの美しさがよくわかった。

 スラリと伸びた脚は一般的な美脚とは少々違う鍛えられた筋肉と女性らしい脂肪をあわせたものであり、ミニスカートの下にあるキモオしか知らないノーパンオマンコ、さらに鍛えられたくびれた腰から、リンの小顔ほどはありそうな大きな胸。

 まさしく絶景である。


「では、失礼いたします! んぅ……くぅぅ、おぉっ♥ ほぉぉ、おぉぉぉ、おほぉぉぉっっぉ♥」

「ほらほら、まだオマンコにチンポを擦りつけただけだろぉ? 愛液をダラダラ流してるんだからもう大丈夫だろぉ?」

「くぅっ、も、もうしわけ、ありませ、ん……おほっ♥ チ、チンポ擦れただけで、き、気持ちいいぃ……♥」


 そんな抜群のスタイルとそれに負けない美しい顔を持つリンがチンポに片手を添えてオマンコに擦りつけ、細い腰をくねくねと踊らせているのだ。

 それこそリンに好意を抱く街の冒険者たちならばそれを見ただけで射精してしまってもなんの不思議もないほどのエロさであり、キモオもその光景をニチャニチャとした笑みを浮かべて楽しんでいる。


「あー、もう! いつまでチンポでオナニーダンス踊ってんだ、このクソ雑魚オマンコ剣豪が!」


 だが、それもいつまでも続いてしまえばさすがに不満も覚えてしまうのか、チンポの先端にだけ熱いオマンコの熱を感じるものの、一向に挿入を出来ない弱々オマンコのリンにしびれを切らしたようだった。

 その太く短い指をした毛むくじゃらの手でガシリとリンの魅惑のウエストを掴み、ググッと自身の方へと引き寄せていく。


「ほ゛き゛ぃ゛っ゛っ゛っ゛ぃ゛っ゛っ゛ぃ゛っ゛っ゛ぃ゛っ゛っ゛♥♥♥♥♥♥」


 ずぶずぶずぶぅぅぅぅぅ~~~っ♥ にゅぷぅぅ♥ ずぶぅぅっぅぅ~~~♥ ずしぃぃん♥


「お゛ぉ゛っ゛、お゛ぉ゛っ゛ぉ゛っ゛ぉ゛~゛~゛~゛♥ は、はいっだぁっ~~♥」

「くぅっ、あ、相変わらず締め付けは最上級のオマンコだな……! 根本はギュぅぅっと締め付けてくるくせに、奥はふわとろ柔らかオマンコ……! チンポからザーメンを搾り取るためだけに生まれたようなオマンコだ!」


 キモオの規格外のデカチンがリンのオマンコの一番奥まで挿入されてしまう。

 ガニ股で踏ん張っていたリンはチンポ挿入の衝撃のあまりぺたりとお尻をキモオの体につけて、マヌケなアヘ顔を晒して放心していた。

 それでもリンのマンコはとんでもない名器オマンコで、腰を振らない静止状態でも百戦錬磨のキモオのザーメンを搾り取ってしまいそうなものである。

 その最高のオマンコを味わうために、ふぅ、とキモオが一息をついていると、やがてアクメ放心から帰還したリンはハッとした、しかし発情しきった顔でキモオへと謝罪をしていく。


「も、もうしわけ、ありません♥ あ、あまりの気持ちよさに、意識を失っておりました♥ す、すぐに、騎乗位奉仕を開始いたしますっ♥」


 ずぶずぶぅぅぅ、ぬぷっ、ずぶぅぅんっ! ぱんっ、ぱんっ、ずぶぅぅぅ~~~、バシンッ!


「おぉぉっ♥ お、奥っ♥ 奥にぃ、子宮口にオチンポで、キスされています♥ はぁっ♥ はぁぁっ♥ こ、ここが弱いのにぃ、子宮口が一番弱いのに、この体位だと一番強く刺激されてしまうっ♥ でも、でもでもぉ♥ 頑張らなきゃ♥ オマンコ全体を使ってぇ、ご奉仕しなきゃっ♥」

「ふひひ、リンの子宮は僕以外のチンポを知らないもんねぇ♪ オナニーも月に一度ぐらいしかシてなかったし、僕のチンポで子宮口つかれるまでは自分のオマンコのどこが気持ちいいかも知らなかったんだよね?」

「はいっ♥ はいぃぃっ♥ わ、私の子宮口ファーストキス、先生のオチンポ様です♥ 唇のファーストキスも先生へのご挨拶フェラがファーストキス♥ 処女も、アナルも、全部先生にお捧げしたものです♥ わたしの♥ 竜殺しの剣士、ダイドウジ・リンの雌としての全ては先生に鍛えていただきました♥ こ、これからも、これからもどんどんと♥ 先生に相応しい雌オナホになれるように鍛えてください♥」


 激しい騎乗位腰振りを続けながら、キモオへと愛の告白とも異なる、狂信的な想いを口にしていく。

 ダイドウジ・リンはダイドウジ家の長女であるため、本来ならば血筋を残すため、家の力を強めるために屈強な腕前の男に嫁ぐはずだった。

 しかし、その剣としての腕前からそのような家のための女であることを拒絶したのである。

 自分は剣士であり、苗床などではない。

 当主であった父を叩きのめして家を飛び出て、自由気ままに生きていた。

 自分よりも弱い男ばかりで、恋とはなんなのかわからないままに旅をして、自分が誰かと夫婦になることなどないのだろうと思っていたのである。


「あぁっ♥ 先生、先生ぇ♥ もっと、もっとリンにそのオチンポ様で教えこんでください♥ 先生がどれだけ偉大な益荒男であるのかということを♥ 先生に比べれば私など足下にも及ばない愚物なのだということを♥ 剣の腕前を誇っていた私など単なる世間知らずの間抜けだったのということをっ♥ 先生の魔羅チンポ様で、私をボコボコに叩きのめしてください♥」

「ふひひ! この雑魚マンコ女めっ! そうだ、お前はチンポにはかなわない雑魚女なんだ! まずは自分の弱さを知ることが大事なんだ! ほらっ! ほらほらぁ!」

「おぉぉぉっっ♥ おほっ♥ んほぉぉっっぉっぉっぉっぉ♥ こ、これぇぇぇっ♥ ぜったい、絶対勝てないってわからされてしまうのぉっ♥ わかる♥ セックスを覚えたから、これ絶対に勝てないってわかってしまうっ♥ 一生かけて修行をシても、先生には絶対に勝てないィィっっ♥」


 そんなリンがこのザガンの街でキモオと出会ったことで変わってしまった。

 冒険者の街でダンジョンに潜ろうにもギルドに加入しなければダンジョンには潜れないと知って、はてどうしようか、と思っていたところにキモオと出会い、好条件を提示されて当時はまだ設立したばかりで片手の指で数えられる程度のメンバーしかいなかった弱小ギルドの黄金の軍へと加入したのである。

 当然、その際に『奴隷ギルド帳』に記帳してしまったためにリンの人生は終わってしまった。

 そこからずっと、大剣豪ダイドウジ・リンはキモオのためだけに生き続ける奴隷冒険者となったのである。


「くぅ、そろそろ射精すぞぉ! オマンコを締め付けて全部受け止めろよ!」

「は、はいっ♥ 射精して♥ 射精してください♥ ダイドウジ・リンの誰にも許していない赤ちゃんルームに先生のお子様を育てる大役を、どうかっ、どうかお授けくださいませ♥

 おおぉっ♥ ほぉっ♥ おほぉっ♥ イクっ♥ イケるっ♥ せ、先生の射精に合わせて、一番大きいアクメをキメれるぅぅぅっ♥ あっ♥ あぁぁっ♥ イクっ♥ イクイクっ♥ イキゅぅぅぅぅぅっっ♥」


 どびゅぅっ! びゅるるっ! どびゅどびゅうぅっっ! びゅるるるっ! どびゅうっぅぅぅぅぅぅ!


「ん゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛っ゛っ゛っ゛ぉ゛ぉ゛っ゛ぉ゛っ゛っ゛ぉ゛っ゛っ゛ぉ゛~゛~゛~゛~゛♥♥♥♥♥♥♥」


 ビクビクぅっ、と。

 その暴力的でさえあるアクメに、名高い剣豪とは思えないほどに無様な野太い喘ぎ声を上げながら、リンは騎乗位のまま体を大きくいななかせて、強烈な快感を受け止めきれないあまり天を仰ぐように喉をさらけ出していく。

 そしてぐらりと体を揺らした後に、バタリとキモオの胸へと倒れ込んでいった。

 失神している。

 今まで、ダイドウジ・リンという生き物にこれだけの隙をつくった人間、いや、生き物など存在しなかっただろう。

 キモオ・ブータという男は洗脳という卑劣な手段でそんな偉業を成し遂げたことを実感し、射精と同じぐらいの法悦を感じている。

 この優れた存在を、美しい女性の尊厳を踏みつけにするこの瞬間がたまらない。


「ふぅぅ……ふふ、なかなか腕を上げたねぇ。でも、まだまだ免許皆伝には程遠いかなぁ。

 これからも僕のチンポを同じ形の張り型でオナニーしてセックスの自主トレを毎日するんだよ?」

「ひゃ、ひゃいぃ……あ、ありがとう、ございましたぁ……♥」

「おっ、射精したらちょっと尿意が……ふいぃ~♪」


 じょぼじょぼじょぼじょぼぉ~~♪


「んおぉっ♥ せ、先生の臭いが凄いおしっこがシャワーで……♥ お、おしっこのご褒美、ありがとうございますぅ~♥」


 女剣豪、ダイドウジ・リン。

 間違いなく現世界で、いや、神話まで遡った人類の歴史上でも最強の一角である美女が、取るに足らない醜男のおしっこを浴びて恍惚とした笑みを浮かべていた。

 清廉であるべき道着を卑猥に改造した姿で神聖なる道場を馬鹿にしたようにセックスをすることは、武門の家に生まれたリンにとっては怒髪天を衝くほどの許されざる行為だが、洗脳されたリンではそれを怒る事もできない。

 怒りを覚える行為だと思わせてくれないのだ。


「おい、リン! お前は馬鹿みたいに強いんだからまだまだ働いてもらわなきゃいけないんだ!

 だから、『絶対に孕むんじゃない』ぞ! いいな!」

「ひゃ、ひゃいぃ……わかり、ましたぁ……♥ か、必ず、大きな戦功をあげてぇ……♥ 冒険者引退して、先生専用のオナホ妻になってみせるぅ……♥ そ、それまでは、孕みませぇん……♥」


 洗脳ギルド帳に記されたギルドマスターの命令には絶対に逆らえない。

 それは肉体的な反応も同様であり、どれだけ膣内射精をしてもキモオが孕むなと言えば妊娠することはないのだ。


「う~ん、やっぱりこいつは絶対に必要だよなぁ。アタッカーにリン、サポートにレナちゃん、後は斥候役に交渉……エルフの長老的なのに記帳させれば、あとは楽だよなぁ……」


 兵隊としてもオナホとしても優秀な最古参奴隷冒険者へと排尿プレイをしながら、キモオはエルフをどのように篭絡するか考えている。

 洗脳ギルド帳に名をかけばギルドの一員となる、それはスポンサーとしての記帳であっても同様だというのは、この街を治めるステラリア・スペシュールドがキモオに都合のいい孕みオナホとなっていることからもわかるだろう。


 こうして、ザガンの街を足がかりにキモオ・ブータの毒牙は伸びていく。

 次の獲物は、神秘なる美しき森人──エルフであった。


(続)


次回

奴隷ギルド04:エルフの長老・ヨハンナ

前回  大陸には五つ存在する『大森林』という、人が暮らすには過酷なその地に永住し続ける完成された種族『エルフ』。  それはこの世界に存在する超越種の名である。  尖った耳は神との血筋の濃さであると言われており、魔力量は一人ひとりが大魔道士級の力を誇り、それでいて運動能力は聖騎士の上位を軽く凌駕する。...


Comments

カツ

更新お疲れ様ですこのシリーズ好き、ヒロインを持ち上げてからのとことんキモオタに都合の良い女に落とす(エロ)最高〜