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前)https://rope-less.fanbox.cc/posts/4127477 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 【油そば・表】 「ガッツリとしたものが食べたいわ、マスター」  真夏日の続く中で珍しく涼しい風の吹く天気の良い一日、四条貴音はノースリーブブラウスの胸元を膨らめせながら、裾袖が大きいフレアパンツでそのデカ尻を包み込んだまま長い脚を動かし、アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァは七分袖のV字シャツで胸元の谷間をわずかに見せつけるようにしながら膝上5センチのデニム生地スカートでその貴音の横を歩いていた。  街中を歩くだけで周囲の視線を独占してしまう二人の日常はいつもアナスタシアの一言から始まり、今日もまだ同様だった。日本文化に未だに慣れないアナスタシアが食べたいものを口にし、それに見合った『らあめん』を選んで昼食を用意するのだ。 「それでは、単純なもので行きましょうか」 「単純? 大盛りラーメンで二郎? 家系でごはんをおかわりするの? それとも博多豚骨で替え玉かしら?」 「そう言ったものでもいいですね……でも、まだナーシャには食べてもらっていなかったものがありますので、それで行きます」  朝食は簡単なシリアルで済ませただけの二人のお腹はいい具合に空きっ腹である。ボリュームもたっぷりならば腹持ちもいいものを食べたいとアナスタシアが願うのも当然の状況だ。  自身の知識の中からアナスタシアが満足しそうなラーメン店をチョイスし、それに対して興味を抱けるように会話を展開していく。 「油そばを食べましょう」 「油そば?」 「らあめんの一種です。新しい形と言われていましたが、今ではすっかり冷やし中華やつけ麺などと並べて語られる形式になったものです」 「どんな食べ物なの? 名前からすると、もの凄く胸がもたれそうな食べ物だけど……?」 「それは……百聞は一食にしかず。ゲテモノ料理ではありませんから、実際に食べて確かめてください」  歩みを止めないまま、アナスタシアは貴音へと疑問を投げかけていく。話が聞こえずに眺めている周囲の人間たちはどれほどハイソな会話をしているのだろうかと思うだろうが、その内容は油そばに関してのこと、別の世界の存在であるかのような上品で高貴な美しさを持っている美少女二人には似つかわしくないその内容だった。 「油そばっ……」  すっかりラーメンの魅力、その虜になってしまっているアナスタシアはゴクリと喉を鳴らした。ただでさえ罪深いほどに脂っぽいラーメンだというのに、そのラーメンの中でも『油』という文字を冠している罪深い名前の油そば。それはどのようなラーメンだというのか。  胸を高鳴らせながら、アナスタシアは貴音の案内のとおりに道を進んでいくのだった。  ■ 「はい、特盛二丁です! お待たせしましたー! トッピングお間違えないでしょうか?」 「ありがとうございます、問題はございません」  どん、と。  お盆に載せられた黒いどんぶりにたっぷりの麺が盛り付けられた油そばが貴音とアナスタシアの座っていたテーブル席へと運ばれてくる。  並盛りの倍の麺が盛られた特盛油そばを見て嬉しそうに微笑む貴音と、怪訝な様子でその黒いどんぶりを覗き込むアナスタシア。アナスタシアはその疑問を当たり前のように口にした。 「貴音、スープもつけ汁もないようだけど……?」 「いえ、一見すると見えないかも知れませんが、これにはタレがかかっていますよ……ほら」  少々無作法ではあるが、貴音が麺をかき分けてどんぶりの底を見せると、確かにタレが残っていた。だが、スープやつけダレなどに比べてもそれは微量とさえ言える分量である。  アナスタシアが不可思議な形をした中身を覗き込んでいると、次に貴音はテーブルに備え付けられている二種類の調味料、『酢』と『ラー油』を手にとった。ボトル状の容れ物、俗称ではケチャップボトルと呼ばれるそれをどんぶりの上で一周、二周、三周、四周と、大胆に注ぎ込んでいく。 「入れ過ぎじゃないの?」 「下品なぐらいがいいんです、油そばは」  そう言いながらぐるぐると箸を使ってどんぶりの中身をかき混ぜていく。 「混ぜるの?」 「混ぜます、タレが麺に絡まって失くなったように見えるまでたっぷりと混ぜます」  ぐちゃぐちゃという擬音が似合うほどにたっぷりと混ぜていく貴音を見て、アナスタシアはおっかなびっくりと言った様子でそれを真似ていく。ことラーメンに限って言えば、四条貴音という先人の後を追って間違えたことはないためだ。  盛り付けられていたネギと海苔とメンマが一つに混ざり合い、麺も中華麺らしい黄色さから茶色に濁った色に変わってしまう。最初はかろうじて『汁なしラーメン』といったビジュアルだった油そばだが、ストレートの中太麺ということもあり、今では伸び切ったラーメンと言ったほうがしっくりと来るような有り様だ。  アナスタシアとしては、正直なところを言うならあまり美味しそうに見えない。 「油そばの最大の敵は時間です、早く食べてしまいましょう」 「ええ」  いただきます、と手を合わせた後にズルズルと麺を啜っていく貴音。  それに習って同じように、今ではすっかりと手慣れてしまった箸さばきを見せて麺を啜るアナスタシア。 「あっ、美味しい!」  口の中に広がった濃厚な味わい、それは確かにラーメンと呼べるものだった。油そばは独立した料理というよりも、スープ・オフ・ラーメンの一つである。スープで割っていないために通常のラーメンよりもさらに濃厚に味わえるタレと、そのタレのクドさをなんと油が中和しているのである。そこに卓上調味料である酢とラー油の酸味と辛味が混じり合い、ドカンと味蕾に複雑でありながらも乱雑な味わいが襲いかかってくるのである。 「これがスタンダードな油そばの味わいです。そこからさらにトッピングを投入することで味の変化も楽しめるのもお得感がありますね。私はカレー粉と魚粉です。ナーシャは初めてということもありますから、一般的な半熟卵とチーズを混ぜてください」  貴音は注文したトッピングであるカレー粉と魚粉を投入してさらに混ぜていき、アナスタシアもまた貴音のオススメに従って注文したトッピングの半熟卵とチーズをどんぶりの中へと入れていく。  やはり重い音を立てながら麺に絡まっていくその様子は下品なまでにドロドロとしたものだが、一度油そばを味わったアナスタシアではそのビジュアルも食べる前とは別の印象を与えた。すなわち、『美味しそうだ』という印象である。 「んぐっ、ずるぅぅ、ごくんっ」 「もぐ、ずずずぅ、もむもむっ」  たっぷりとタレと油が絡まった油そばは、うどんやそばやあっさり系のラーメンのように上手く啜ることが出来ない。濃厚という言葉がよく似合うその様子は味わいにおいても同様で、『喉に味が残る』という表現がしっくりと来るほどのものだ。それも麺と具材とスープの調和が取れた味わいというものではなく、麺に全ての味が絡みついて一つになっている、それが油そばだ。 「ふぅぅ、ずるぅ、むぐぅ……ずるっ、ずるぅ!」 「はむっ! ずるる、はむぅ……ごくんっ!」  さらに油そばの魅力といえば多種多様なトッピングである。品のない料理、油そばは全てを一つに混ぜていく。醤油ダレも油も酢もラー油も一つに混ぜていき、それが集まったこのストレートの中太麺は散らかった味ではなくまとまった味に変えてくれるのだ。  貴音の油そばはカレー粉と魚粉によってさらに複雑な味わいになっている。カレー粉のスパイスはラー油の強烈な辛味ではなく単調ではない奥行きのある辛味を与えてくれて、魚粉は醤油ダレと絡まってラーメンとしての味わいを強調していく。スパイスは使い方で無限大の味わいを作り出すが、今、貴音の前にあるどんぶりはまさしくそれを体現していた。  アナスタシアの油そばは半熟卵とチーズによって油そばの特徴がさらに強められている。半熟卵は油そばの嫌でも存在してしまう濃厚さを中和しつつどんぶりの中に存在していなかった新たな味を生み出しつつ、チーズはその濃厚さで油そば最大の特徴の濃厚さを強めていく。一見すると矛盾する半熟卵とチーズの組み合わせは、しかし、アナスタシアの味蕾を確かに刺激して、脳みそへと快感を与えてくれるのだ。 「ふぅぅ、んぐっ。はむ、はむっ……ごくんっ!」 「ずる、ずるる……ごくっ。もぎゅっ、もぐもぐぅ……!」  貴音の言った通り、油そばの敵は時間である。ただでさえ、ぐるぐると麺を混ぜてしまったことで冷めてしまいやすくなった油そばは、まだ熱を持っていることでなんとかその味わいを楽しむことが出来るのだ。それでも熱々のスープがないために油そばは冷えやすく、冷えてしまった油そばはタレや油の味わいは失われてしまうのである。 「ご馳走様でした」 「とてもいい味でした」  ただこの一瞬の味を楽しむために、二人の美少女は下品な食べ物をひたすらに掻き込んでいった。  彼女たちは完食をし、空となったどんぶりに向かって手を合わせる。  どんぶりの中にはいくらかタレが付着しているものの、やはりスープと呼べるようなものなど一つも残っていない。麺も、具材も、醤油ダレも、油も、酢も、ラー油も、トッピングも。全てがこのお腹の中に収まったのである。 「油そばはスープがないために、らあめんよりもヘルシーなんですよ」 「そうね、とてもヘルシーだったわ……」  詭弁である。  確かに総カロリー自体で言えば一般的な油そばは一般的なラーメンよりも低い。だが、一般的なラーメンはスープを込みにした総カロリーであり、普通の人はラーメンのスープを基本的に完飲しない。一方で油そばはそのタレを残さず麺に絡めた上で食すのだから、常にスープを完飲した状態となってしまう。  ただ、貴音とアナスタシアはスープを飲み干すために、二人にとっては油そばの方が低カロリーという言説は正しいと言えるのだが。 「この一杯のために生きている気さえしてくるわ」  食事を終えた二人はゆっくりと立ち上がると、その腹の中に入った食事は魔力に変換されていく。今の貴音とアナスタシアにとっての食事とは食欲を満たすためや美食を楽しむためだけでなく、こうした魔力の貯蔵の意味を持っているのである。  もはや力を蓄えるということではなく、自分たちの拠点を強く維持するためのものとなった食事だ。そして、その拠点でやることは一つ。もはや、貴音とアナスタシアの目的が変わってしまっていることに気づいてもいないのだった。 ■ 【油そば編・裏】 「貴音ちゃんとアナスタシアちゃんだっけ? めーっちゃかわいいよねー!」 「貴音ちゃんのおっぱい大きすぎっ♪ っていうかこのおヘソの下のやつエッロ、顔に似合わず下品すぎるタトゥー入れてるとかさぁ♪」 「二人は恋人とかいないの? いや、居たらこんな逆ナンとかするわけないかー♪」  いつものラブホテルの大部屋で、貴音とアナスタシアはよく日焼けのした逞しい体つきの男たちに囲まれていた。チャラチャラとした言動をしながらも体を鍛えることが趣味だと言わんばかりに筋肉が自己主張しており、その首にはゴツゴツとした派手なネックレスがぶら下がっている。耳には当然のように金色のピアスが刺さっているし、中には舌にもピアスがつけられていた。 「ふふ……♥ いわゆるフリーです♥ だから毎日毎日、別の男の人に相手をしてもらっています♥」 「恋人だと常に同じ相手とだけになってしまうでしょう♥ それが私達には合わなくて、ね♥」  彼らの軽口に対してクソビッチのような言葉を返す貴音とアナスタシア、この性杯戦争の影響をたしかに受けている証拠であった。そして、今回は一人の男を二人で貪るのではなく、四人の軽薄な男たちに自分たち二人を貪らせようとしているのだ。  チャラ男たちは非常に女慣れをしているようで、一人は貴音のデカ尻を揉みしだきながら、もう一人はアナスタシアの美巨乳にパイ揉みセクハラをしている。指先の些細な動きにまで女を悦ばせる動き方が染み付いており、貴音とアナスタシアの唇から官能的な吐息が漏れ出す。 「くぅぅっ……ふんっ……んんぅ……♥」 「あぁっ……♥ あんっ♥ はぁ、ふぅぅ……♥」 「おっ、ふたりともめちゃめちゃ感度いいじゃん。おっぱい揉んだだけでもうこんなになってる」 「顔も体も良いし感じやすいとかエロすぎでしょ、これは楽しめそう……! お手々もめっちゃ柔らかいし!」  シコシコ、と。  二人の男たちは貴音とアナスタシアの柔らかい手を掴み取って、自身のチンポをシゴかせていく。彼らは多人数でのセックス、乱交プレイにも非常に慣れているようで、また愛撫よりもセックスを楽しみたがる癖があった。男たちのチンポはすぐにビキビキと勃起をし始め、さらには別の男たちによるパイ揉みと尻揉みによって分泌した愛液を指にかけ、それを自身のチンポへとふりかけていく。 「ふぅぅっ、くぅんっ♥ あっ、匂いがしてきましたね……♥ 先走りの匂い、私は好きなんです♥」 「そうね、私もこの青臭い匂いがたまらなく、んぅっ♥ ふふ、興奮してきたわ……♥」  じゅくじゅく、と。  愛液と先走り液のカクテルローションでさらに手コキは激しくなっていく。体温の高い二人の愛液は粘り気も強く、このまま射精をしてしまいそうなほどの快感を与えてくれる。  だが、こんなにも最高の美少女二人が目の前にいるのに手コキで暴発してしまうのはあまりにももったいない。手コキをさせていた二人の男たちはヘソとお尻に力を入れて射精を堪えながら、ベッドへと腰掛けた。 「さっ、早くおっぱじめようぜ!」 「そうそう! もう我慢なんか出来ねえよ!」 「そうですね♥ お話が早くて助かります……時々、愛撫が好きすぎて挿入まで二時間以上かけてくる人も居ますので♥」 「たっぷり焦らされてオチンポおねだりを十分近くさせてきたあのオジサマには困ったわね♥ その点、あなた達はとても紳士的だわ♥」 「ぉぉ……俺、貴音ちゃんとアナスタシアちゃんのオチンポおねだり、めちゃめちゃ聴きたいんだけど……!」 「やめとけよ、早漏のお前だとそれだけで射精しちまいかねないぜ」  貴音はその爆乳が横に広がってしまうように仰向けに寝転がり、アナスタシアは腹ばいの形でお尻だけを高く上げる女豹のポーズを取る。  四人の男たちはそれぞれが貴音の頭、貴音の股間、アナスタシアの頭、アナスタシアの股間へと体を持っていく。先ほど手コキされていた男たちはその勃起チンポをオマンコに擦りつけ、貴音とアナスタシアの体を弄っていた男たちは勃起しているもののまだまだ硬く大きくなる余地のあるチンポをその柔らかな唇へと撫で付ける。  男たちは今まで出会ったこともないほどの美少女と乱交セックスをする期待に胸を高鳴らせながら、それぞれオマンコと唇にチンポを挿入していった。 「んんっ♥ おぉぉっぉっ♥ おほぉぉぉぉっ♥」 「くぅぅっっ♥ んひぃぃっ♥ あっ、ほぉぉぉんっ♥」 「おぉぉぉっ! こ、これ、やばっ……! なんだ、これぇ!?」 「うぉっ! ひ、引っこ抜かれる!? こんなの挿れたことないぞぉ!?」  オマンコに挿入された瞬間に、貴音とアナスタシアの感度が人よりも圧倒的に高い体は快感に震える。だが、ある意味ではその最高の快感を味わい慣れている二人と違って、男たちは違った。貴音とアナスタシアのオマンコは名器と言って過言ではない。  貴音のオマンコは数の子天井と呼ばれるザラザラとした特殊なオマンコをしており、挿入した男はその普通の女とは異なる感覚に自分の意志とは関係なく腰が動いてしまう。貴音のオマンコが純粋な筋肉などでチンポを引きずっては押し出しているというわけではなく、あまりにも気持ち良すぎて腰が勝手に動いてしまうのだ。  アナスタシアのオマンコはとにかく狭い。蛸壺のように奥へ行けば行くほどの狭くなっており、さらにはその奥へと引き込むように吸い付いてくるのだ。下の口という表現の通り、まさしくオーラルセックスのように奥へ奥へと吸い込まれる気持ちよさである。 「んじゅるぅぅっ♥ ちゅぅっ♥ ちゅっ♥ ぶちゅっぅうっ♥ んふぅっ♥ ちゅるるっ♥」 「はぁぁっ♥ れろぉっっ♥ ちゅっ♥ れろれろぉぉっ♥」 「くぅ、た、貴音ちゃん、激しすぎぃっ……! これはとんでもないな……!」 「アナスタシアちゃんもすごいわ、これ! 顔に似合わず超ビッチじゃん!」  さらにはフェラチオを強要する二人だが、貴音とアナスタシアのベロテクはさすがに予想外だったようである。多くの男たちから精液を搾り取ってきた二人は、セックスによる快感に襲われながらも男たちへ奉仕をする方法を身に着けているのだ。 「くそ、このマンコ最高っ! 射精すぞぉ、射精す! 一番奥に射精してやるからなぁ!」 「ぎゃはは! お前早すぎだろ! いや、でも俺もだわ! すげえ、中坊みてえじゃん!」 「俺も射精しようかなぁ、一緒にやると女ってめっちゃいい反応するしなぁ」 「じゃあ一緒にイこうぜ、もちろん貴音ちゃんもアナスタシアちゃんもね♪」 「んごおおぉぉっ♥ ほぉぉぉっ、おぉぉっ、んほぉぉぉっ♥」 「ふぎぃぃぃぃぅ♥ ぎぃいぃっ、ぎゅぅぅ、むぎゅぅぅっ♥」  パンパンッ、パンパンッ、と。  男たちは貴音とアナスタシアの体へと自身の体を叩きつけていく。マンコの奥に、喉の奥に、チンポを突きつけていく。そこから生み出される快感によって、貴音とアナスタシアも容易く絶頂に導かれようとしていた。  そして、男たちはセックスに慣れていることから、二人の絶頂の予兆を的確に読み取っている。その絶頂に合わせるために視線を合わせて、男たちはニヤリと笑みを深め、貴音のオマンコを犯している一人の男の言葉が合図だった。 「よしっ……! 射精すぞぉ!」  どびゅるるぅぅぅぅっっぅっっ! びゅるるっ! びゅるっ! どびゅっ! どびゅびゅぅぅぅぅっ! どぶどぶぅぅ、ずぶずびゅぅぅぅっ! どびゅるるるるぅぅぅっぅ! どびゅどびゅぅぅっっ!!! 「むぎゅぅぅぅぅっ♥♥♥♥♥ ぉおぉっ、おぉごおぉぉぉっっんぅっぅっ♥♥♥♥♥」 「ふぐぅぅぅっ♥♥♥♥♥ ほぉぉぉぉっ、おほぉぉぉぉぉぉぉっぅっっ♥♥♥♥♥」 「うぉぉぉ、やっばぁ! イッた瞬間、めちゃめちゃ締まるっ! 絞られるぅぅ……!」 「喉の締りも最高だこれっ、精液を吐き出さずに呑み込んでる! 淫乱すぎるぞ!」 「ぶはははっ、めっちゃ足ピンって伸びてる! 頭から足まで真っ直ぐじゃん! 超ウケる!」 「ふひぃぃぃ……あ~……やば、おしっこも出そう……出た……」  じょぼじょぼじょぼ、と。  一人の男がアナスタシアの口内へと小水を漏らしていた。しかも、それをアナスタシアは飲み込んでいく。それを見た男たちはゴクリと喉を鳴らす。変態セックスの始まりだった。  ■ 「ぉぉぉぉっ……ほぉぉぉぉ……♥」 「んひぃぃっ……ふぅぅぅぅ……♥」  貴音とアナスタシアはベッドの上で失神寸前の状態でなんとか息を整えていた。  十回は超えるほどの回数を犯されていた二人はもはや指も満足に動かすことが出来ない状態で、それでも目をとろりと蕩けさせたまま虚空を眺めていた。その体に精液がかかっていない箇所などないのではないかと思うほどに薄汚れ、さらにはその下腹部は精液で僅かではあるが膨らんでおり、その有り様は二人の高貴さですら覆い隠せないほどの下品さを演出している。 「おらっ! 寝るな! まだまだやるぞっ!」 「ふぎぃぃぃぃぃっぃっぅっっ♥♥♥♥♥」 「おごぉぉぉっっっぅっぅっっ♥♥♥♥♥」 「精液で潮を吹いてるのマジ面白いなこれ」  早漏と言われた男が苛立ったように貴音の下腹部を思い切り踏みつけ、それに乗じて軽いノリの男が下品な笑いを浮かべながらアナスタシアの下腹部を踏みつけにする。  すると、ナマで二桁回数も射精させられたことで溜め込まれていた精液がぶしゃぁと勢いよく噴出され、それを見て男たちはゲラゲラと笑う。 「ブサイク顔もかわいいの、マジで反則だよなぁ……俺、セックスいいから貴音ちゃんとずっとキスしてるわぁ……マジ癒されるこの顔……」 「フェラした唇にキスできるの、本当尊敬するわ。でも俺はちょっと疲れたからアナスタシアちゃんの髪でチンチン拭いとくね」  アヘ顔の貴音の顔を持ち上げてその唇へと熱烈なベロチューを男と、同じくアへ顔でベッドに突っ伏しているアナスタシアの美しい髪を手にとって薄汚れたチンポを拭いていく男と、一方で精液が吐き出された二人のオマンコを犯していく男たち。 「ふぅぅぅ、このマンコ最高! なあ、明日もやるぞ! 明後日も、明々後日も、来週も来月もずっとセックスするぞ! もう他の女なんて味わえねえよ!」 「俺もこの子たち結構好きー、かわいいしマンコ気持ちいいしめっちゃ感じてくれるし。今もキュウキュウってオマンコ締めてくるの健気すぎ。超イジメたくなっちゃう」 「ほぉぉぉごおぉぉっ♥ ふぅぅ、くぅぅっっ♥♥♥♥」 「あひぃぃぃっっ♥ んひぃっっ♥ ふぅぅぅっっ♥♥♥♥」  セックスを楽しむ二人の男と違って貴音とアナスタシアはただ嬌声を漏らすことしか出来ない。また、他の二人も各々が楽しんでいた。  貴音の顔は目を裏返し、鼻の穴を広げ、口を半開きにしたブサイクなアへ顔のままでも息を呑むほどに美しく、面食いの男にとってはたまらないほどの『性癖』となっており、そのチンポを何度も咥えこんでいる唇を、息を忘れたように貪りはじめる。  シルクでさえゴワゴワとした粗悪品のタオルのように思えるアナスタシアの艶やかな髪で髪コキをしている男は、早漏だが絶倫の男や軽薄な性豪の男と比べるとセックスのスタミナがいまいちなようで、犯される二人を見ながらゆっくりとその髪のさわり心地を楽しんでいる。  もはやサキュバスと化した二人でも、この絶えずに送られ続ける快感は中々に抗いがたいものだった。強烈な快感には慣れているが、さすがに消化しきる前に与えられ続けるほどの快感では頭と体と魂が破裂してしまう。  それでも、貴音とアナスタシアは笑う。これが今日の二人が求めたものだったからだ。  下品すぎる、ボリュームたっぷりのセックス。  四人の男たちは誰もがセックス慣れした男たちで、早漏などの違いがあってもともに絶倫であることは共通していた。四本のチンポで代わる代わる犯されていき、やがてそのタイプの異なるセックスの快感が一つの強大な快感として受け入れることが出来る。  当たりだった。  実のところ、貴音とアナスタシアのセックスには時折ハズレが交じる。チンポが小さすぎたり、早々に果てて使い物にならなくなってしまったりと言ったことがある。  それを思えば、この四人のチャラ男全員が性豪であるこの状況は当たりと言えるし、それは男たちにとっても同様だった。貴音とアナスタシアほどの美女は早々出会えるものではない。  ただ、この乱交パーティーは後には残らない。  アナスタシアの魔術によって、男たちはその記憶を失われてしまう。  このような状況に男たちに翻弄されがらも、それでも二人は笑う。  これが、この主従にとっての性杯戦争なのである。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 次)https://rope-less.fanbox.cc/posts/4198336

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