性杯戦争~アーチャー陣営『マスター:セフィリア・アークス&アーチャー:巴御前』~④+エピローグ (Pixiv Fanbox)
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④
「はぁぁぁぁ…………♡ ふぅぅぅぅ…………♡」
「すぅぅぅぅ…………♡ んぅぅぅぅ…………♡」
踏み入れた第四階層。
この階層もやはり第三階層と同じく、脚の下に感じる肉質の床や壁と鼻を突き刺すような媚薬香が充満していた。しかし、新たにもう一つ変化が生じてしまっていた。
「こ、この音はぁ……?」
「なに……? なにか、変化が……?」
キィィィン、と。
感覚がより鋭敏な巴が先にその異常に気づく、かろうじて聞き取れる音が響いているのだ。一方で、セフィリアは紅潮した顔のまま、人間の認知できる範囲のわずか上を行く高音は、人間ではない巴は気づけても達人ではあっても人外ではないセフィリアには感じ取ることが出来ないのだ。
「妙な、耳鳴りがします……気をつけてください」
巴もまた衰弱した身では、そんな言葉しか口にすることが出来ない。
二人は周囲を警戒しながら、それでも快感によって脳が茹だってしまっている状態では普段のそれとは著しく劣った警戒態勢である。金色のビキニに包まれた二人の美乳と美尻が、第三階層での動きよりもさらにぷるんぷるんと不自然な揺れを見せてしまっていることが何よりの証明だ。二人が完調ならば、いや、何かしらの不調時であってもそのような、激しく体を揺らすことなどない。体幹がブラブラと揺れているその様は隙だらけと呼ぶに相応しい姿であり、恐らく、今襲われればたやすく不意を突かれてしまうだろう。
「それでも……進みましょう、先へ……先、へ……♡」
巴の言葉を受けてもなお、セフィリアはただ前へと進むことだけを目指す。
これがこのダンジョンに蔓延する歪な音の正体である。
催眠効果のあるこの音は聞いたものに対して思考を鈍らせる効果を持っていた。そのことからセフィリアと巴に対して、ただ進むことだけを、単純な行動を取ることだけを強制させてしまうのだ。
実のところ、この聞き取りづらい音は第一階層から放たれていた。音だけではない、第二階層から感じた肉の床と壁も、第三階層から感じた媚薬の香りも、全て第一階層から存在しており、それを感じ取れないように異界ダンジョン自体が隠蔽をしていたのだ。
徐々に徐々に、進めば進むほど元に戻れなくなるように罠を仕掛けているのである。
「なっ♡♡♡♡♡」
「くぅ♡♡♡♡♡」
────当然、二人の疲弊した体と惑わされた頭では、第四階層に施された『単純であるが本格的な罠』に逃れることが出来なかったのだ。
「これは、壁……!?」
「じょ、上半身と下半身が、分担されっ!?」
魔法陣を使用した、壁穴トラップである。
巧妙に隠されている、地面に敷かれた魔法陣に足を踏み入れた瞬間に獲物の体は移転をしてしまう。二本足で背筋を伸ばして立っていた体が、前のめりに体を倒して腰を中心に肉の壁が挟み込んでしまうのである。
こうして、まるで壁の穴から下半身だけが飛び出たような無様な姿となってしまったのだ。
しかも、壁で隔たれてしまっているためにセフィリアと巴からはその飛び出た下半身側がどのような状態になっているかもわからない。
『おっ、なんだこれ?』
「!?」
「声、が……!?」
だから、肉壁の振動によって伝わってきたその男の音声にセフィリアと巴は体を震わせる。
『うわっ、すげえ美女……! このケツがそうなの……!?』
「ま、まさかっ……♡」
「そ、外に繋がってぇ……♡」
ぼんやりとしてしまっている頭でも、その言葉の意味を二人は理解できてしまった。
この肉壁は転移魔術の応用で、単純に壁を隔てた先にあるのではない。この肉壁は一種のワープホールであり、どこか見知らぬ土地、ダンジョンの外へと繋がっているのである。その音声もまた肉壁が空気の振動を感じ取って、わざわざセフィリアと巴へ悪趣味にも伝えてきているのである。
『ふぅ、最近溜まってたしなぁ……ふひひ……!』
「や、やめなさいっ♡ それは、してはっ……♡」
「そ、そのような卑劣なことは、許されませんよっ♡」
繋がっている先から伝わってくるものは音声だけでセフィリアと巴はその男がどんな人物かわからない。そのため、二人にはわからないため説明をするならば、繋がっている先は落伍者たちが集まってコミュニティを形成している公園、その内部に作られた公衆便所。つまり、ホームレスたちが利用する薄汚いトイレに繋がっているのだ。
しかもご丁寧に写真を創り上げてその尻の上へと貼り付けて、セフィリア・アークスと巴御前がどれほどの美女であるかをアピールまでしているのだ。
すべてを失ってただ一日一日を無為に生きているだけのホームレスの前に現れた極楽浄土の一部分。金と名誉とともに倫理観も失ったその醜悪で薄汚い男が、その誘惑に耐えられるわけもなかった。
『おっ、おぉぉっ……! す、すげえ……! あったけえ……!』
「おぉっ、ほぉぉぉぉぉぉっ♡♡♡♡♡♡♡」
セフィリアのオマンコに浮浪者の汚チンポが挿入される。肉体改造を施された上につい先程までゴブリンによって蹂躙されてほぐれきっていたセフィリアのオマンコは浮浪者のチンポを咥えこんでいく。
『おっ! おっ! こ、腰が止まんねえ!』
「ひぐぅぅぅっ♡ ふぅっ、くぅぅう♡ んひぃぃっ♡」
「ま、マスター♡ ご無事ですかっ♡ 気を、しっかりとお持ちくださいませ♡」
セフィリアの名器を味わってしまった男は腰の動きを止めることが出来ない。さらに、壁尻というオナホとなんら変わりないものに対して容赦や思いやりというものを抱けるはずもなく、ただただ激しく、チンポだけが気持ちよくなるためのオナニーを続けていくのだ。
「マスター、どうぞ私に令呪で宝具の出力を上げてくださ、いぃぃぃぃぃぃっっ♡♡♡♡♡♡♡」
『おっ、いいケツじゃないか。いいのぉ、面白いのぉ』
そんなセフィリアへと語りかけていた巴のオマンコにも、別の浮浪者がチンポを挿入していく。セフィリアの壁尻を使っていた浮浪者のよがり狂う声におびき寄せられた別の浮浪者が公衆便所に現れたのである。不意をつかれた巴は、やはり改造されきったオマンコに与えられた刺激に抗うことが出来ない。
『こりゃたまらん! もう出ちまう!』
「んひぃぃっ♡」
性風俗にさえ長年通っていなかったその浮浪者はすぐに絶頂に達した。その汚チンポから流れ出た温かな感覚が腟内に走り、セフィリアは意識が飛びそうになるほどの快感を覚えてしまう。
一緒だ。
これまでと同じ様に、セフィリアは快感に支配されてしまう。
「ほぉぉっ♡ おぉぉぉぉっ♡ んほぉぉぉおっ♡」
『おぉ、こりゃたまらん……! 何度でもヤレるぞぉ!』
それは巴もまた同様であった。
快感に徹底的に弱いように調教されてしまった二人は、この肉壁で時間だけは残されている浮浪者たちの輪姦に抗うことが出来ない。
それでも、一瞬の隙を見出して脱出をしようという考えだけは頭の片隅に残していた。これまでと同じ様に、唯一残った令呪の一角を用いてこの肉壁を破壊する巨大な魔力を使用して脱出してみせると考えていたのだ。
それが、甘い考えであることにも気づかずに。
■
「お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛っ゛♡♡♡♡♡♡ ほ゛ぉ゛ぉ゛っ゛♡ ふ゛ひ゛ぃ゛い゛ぃ゛ぃ゛っ゛♡♡♡♡♡♡♡」
「あ゛ひ゛ぃ゛ぃ゛っ゛♡♡♡♡ く゛ぅ゛ぅ゛っ゛、ん゛ぅ゛う゛ぅ゛♡ ほ゛ぉ゛ぉ゛お゛ぉ゛っ゛♡♡♡♡」
すでに一日が経過し、それでも終わらない輪姦。
金も名誉も、人格さえも地に落ちてしまった浮浪者たちは一人や二人ではないのだ。それこそ指の数では数え切れないほどの人数が存在する。さらに、朝に動くものもいれば夜になってようやく動き出すものもいる。浮浪者たちが昼夜を問わずセフィリアと巴を犯していく。
『あ~、たまんねぇ……おっ、シゲさん、戻ってきたのか』
『おう、こいつで抜きたいから早く切り上げちまったよ』
「おぉっ、ほぉぉぉっ……♡」
「あぁっ、あへぇぇっ……♡」
また新たな薄汚い浮浪者が現れる。いや、『新たな』ではない。夜に二人のオマンコを犯していた浮浪者が戻ってきて、『二周目』が始まろうとしているのだ。
セフィリアと巴の美しさすらある白いお尻は浮浪者たちの垢まみれの手指で掴まれているために薄汚いものへと変わってしまっており、さらに黄ばんだ白濁液がオマンコと尻穴の内側からこぼれだし、抑えきれなかったものが丸い尻と長い脚へと垂れ落ちている。
なのに、事件を超える壁を隔てた上半身にはただ二人の体液だけしか流れていない。あまりの快感に耐えられない二人は口を半開きにしてよだれを垂れ流し、皮膚という皮膚を赤ん坊のように紅色させていた。美しい美女が流す体液だけで、下半身のように汚い男の汚い垢も体液も存在しない。
もう、二人の意識はトンでいた。まともな思考さえ出来ず、うめき声を漏らすことしか出来ない肉の塊になってしまっているのだ。
『うわっ、なんだっ!?』
『ちょ、ま、まだヤリたりねえぞ!?』
これにて、第四階層の調教は終了。
徹底的に体を快感で染め上げた二人はただのセックスだけで絶頂の渦に落とされてしまうため、わざわざ異界ダンジョンが肉と魔力を使って形作るゴブリンを使用することをしなかったのだ。ゴブリンたちを使えば異界ダンジョンの疲労に繋がるが、こうして外に居るNPCを利用すれば異界ダンジョンの消費は最初の転移魔術だけで済むためである。
「ほぉ、ぉおぉぉおぉぉ……♡」
「ふぅ、ひぃぃいぃぃぃ……♡」
肉壁が解かれ、べたりと地面に倒れ込むセフィリアと巴。
そんなセフィリアの耳元に、肉の壁の中から細く小さな触手が伸びていく。
「お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛っ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛っ゛っ゛♡♡♡♡♡♡♡♡」
耳の穴から肉触手が入り込み、その刺激によってケダモノそのものと言える声を漏らすセフィリア。そして、セフィリアの下腹部────令呪が光り始める。脳に直接指示を出して、令呪を使用させたのである。
「お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛っ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛っ゛っ゛♡♡♡♡♡♡♡♡」
令呪の内容は、『セフィリア・アークスと巴御前の体の感覚をリンクさせる』というものである。
巴は肉触手による脳愛撫を受けていないにも関わらず、脳愛撫を受けているセフィリアと同じ快感を味わっているのである。
目を見開き、鼻を広げ、口をOの字に突き出した無様なアへ顔をセフィリアと巴は揃って並べる。
「「こ゛ぉ゛ぉ゛お゛ぉ゛っ゛っ゛♡♡♡ ほ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛っ゛♡♡♡♡♡」」
ケダモノそのもののうめき声を上げながら、セフィリアと巴の体が肉の床に沈み込んでいった。
ちょうど、食肉植物が虫を捕食するように、じわじわと二人の体は消えていく。
セフィリアの武勇と忠節の証であるクラレントと、巴の猛勇と人外の証である剛弓だけが、第四階層に取り残されていた。
☆エロトラップダンジョン第四階層☆
☆エロステータス☆
『セフィリア・アークス』
C(クリトリス)性感:95
B(バスト)性感:90
V(ヴァギナ)性感:100
A(アナル)性感:100
マゾ性感:LV3
精液中毒:LV1
噴乳中毒:LV3
悪臭フェチ:LV3
性交経験:有
アナル拡張:済
アナル性交経験:有
出産経験:有
反発令呪:無
屈服令呪:三角
『巴御前』
C(クリトリス)性感:85
B(バスト)性感:100
V(ヴァギナ)性感:100
A(アナル)性感:100
マゾ性感:LV3
精液中毒:LV1
噴乳中毒:LV3
悪臭フェチ:LV3
性交経験:有
アナル拡張:有
アナル性交経験:有
出産経験:有
⑤
「ぉぉぉぉ…………♡ ぉっ……ぉぉぉっ……♡」
「ぅぅぅぅ…………♡ ぅっ……ぅぅぅっ……♡」
第五階層。
肉の床に呑み込まれてセフィリアと巴が運ばれたのは異界ダンジョンの最奥であるその階層であった。
そこには何もなかった。
胃の中という表現がしっくりと来るような、魔力の光によってのみ光量を得られる薄暗い部屋の中で、二人の美女は拘束されている。
大の字になったセフィリアと巴。
腕は二の腕まで、脚は太ももまで肉の壁に呑み込まれている。
艷やかな口を防ぐように触手が入り込まれ、小さな耳の穴にもやはり細長い触手が潜り込んでいる。
形の良い美乳と美尻は醜悪なまでに膨張してしまい、その爆乳は一メートル五十を超える奇乳へ、臀部も動くことさえ難しそうな一メートル二十を超える重石へと変わり果てていた。
腹部も同様だ。あの見事なくびれた腰はすでに存在しておらず、大きく膨らんだボテ腹へと堕ちてしまっている。さらに、セフィリアには『服従刻印』と呼ばれる異界ダンジョンへの隷属を促す淫紋が刻み込まれていた。
巴は人間の姿で顕界していたが、異界ダンジョンの改造調教によってその鬼種としての力が前面に出てしまい、立派な両角が頭から生えていた。
「ぉおぉごぉっ♡♡♡♡♡♡」
「ふぎぃぃぃっ♡♡♡♡♡♡」
ゴボゴボと膨らんだボテ腹が蠢き、すでにポッカリと開ききったオマンコとアナルがヒクヒクと動き始める。触手で防がれた口から、それでも隠しきれない嬌声が響き渡ると同時に、セフィリアと巴それぞれのオマンコとアナル、合計四つの穴から肉の塊が堕ちていった。
魔物の胎児である。
異界ダンジョンが己の分身をセフィリアと巴の体内に埋め込み、その体にある魔力を奪い取って胎児という肉塊を産み落とす。その胎児は父である異界ダンジョンとすぐに合流して、異界ダンジョンの力を強めていく。
異界ダンジョンが普通の生物のような『魔力的な排泄物』のみを糧としてセフィリアと巴は生かされている。
「ほぉ、ぉぉぉお……♡」
「ひぃ、んひぃぃ……♡」
世界の大半を支配する秘密結社クロノスが誇る最強のエージェント集団、『時の番人(クロノ・ナンバーズ)』の首領であるセフィリア・アークス。
旭将軍とまで讃えられた猛将・木曽義仲の忠臣であり、鬼種という人外の血と力を所有する女傑である巴御前。
その二人は、今、その筋肉の全てをブヨブヨとした脂肪に変えて、戦うものではなく産み出すものへと堕ちてしまっていた。
「ひぎぃっ♡♡♡♡♡♡」
「おごぉっ♡♡♡♡♡♡」
異界ダンジョンの正体。
それはすなわち、性杯そのもの。あるいは性杯の一部分。
ここではない何処かに、けれど確かに存在する、収拾メーターが回っていく。
このメーターはどれだけ卑猥で、どれだけエロティックな行為を行ったかを判定するためのメーターだ。
このセフィリア・アークスとアーチャー:巴御前の主従は、このように無様な終わりを迎えながらも、『性杯戦争の優勝候補の一角』と呼んでいいほどの注目度を浴びていた。
すなわち、この無様な苗床化は多くの人物が『エロくて興奮する』と、性的な消費物となった彼女たちは、性欲という意味で高く評価されているのだ。
もっとも、この性杯戦争は優勝なんて終わりはない。快感と興奮が集まって性杯に捧げられれば、性杯は己を固定するのではなく、より新たな存在を召喚することに使ってしまう。
終わりのないセックスの螺旋。
それこそが性杯戦争なのだ。
「おほぉぉぉぉぉぉっ♡♡♡♡♡♡♡♡」
「あへぇぇぇぇぇぇっ♡♡♡♡♡♡♡♡」
────死という終わりすらない肉の苗床、それが今の二人である。
☆エロトラップダンジョン第五階層☆
☆エロステータス☆
『セフィリア・アークス』
C(クリトリス)性感:255
B(バスト)性感:255
V(ヴァギナ)性感:255
A(アナル)性感:255
マゾ性感:LV9
精液中毒:LV9
噴乳中毒:LV9
悪臭フェチ:LV9
性交経験:有
アナル拡張:済
アナル性交経験:有
出産経験:有
反発令呪:無
屈服令呪:三角
出産魔物数(膣):145体
出産魔物数(腸):357体
『巴御前』
C(クリトリス)性感:255
B(バスト)性感:255
V(ヴァギナ)性感:255
A(アナル)性感:255
マゾ性感:LV9
精液中毒:LV9
噴乳中毒:LV9
悪臭フェチ:LV9
性交経験:有
アナル拡張:有
アナル性交経験:有
出産経験:有
出産魔物数(膣):282体
出産魔物数(腸):196体