カルデア職員の種付けおじさんに意識を改変された源頼光が最終再臨で最終完堕ちする話 (Pixiv Fanbox)
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霊基再臨。
カルデア式の召喚に応じて、カルデアに所属するサーヴァントとなったものは魔力リソースを注ぐことでより強力なサーヴァントとなる。俗な言い方をするのならば、進化というものだ。
複数種の魔力的な素材をサーヴァントの霊基を補強することで、その力をより強く発揮させることはカルデアの目的を達成するためにも必要不可欠な出来事であるため、マスターは微小特異点へのレイシフトなどを行って魔力素材を採集していくことも重要な任務である。
そして、その魔力リソースを経てより強力な姿へと再臨するために、必要なものはもう一つある。
それは、カルデア職員の中でも特殊な立ち位置にある『再臨担当員』という者がいる。リソースを捧げられて霊基再臨の準備が整ったサーヴァントに『とある処理』を行わければいけないのである。
「それでは源頼光さん、施術を始めさせてもらいますね」
「はい。マスターのため、全力を尽くさせていただきます」
人類最後のマスター・藤丸立香に召喚されて日の浅いサーヴァントのバーサーカー源頼光はその再臨担当員である『催眠おじさん』と、第二医務室で向かい合っていた。
催眠おじさんは少しテカりのある肌をした平均的な身長だがお腹の出ている中年体型で頭はスキンヘッドに剃ってある。さらに頼光が女性としては驚異的な長身であるため、身長に関しては催眠おじさんのほうが小さいぐらいのだ。
なぜ、催眠おじさんなどという異物がカルデアにいるのか、それは誰にもわからない。気づけばその人物はカルデアに存在し、そして、それが異物であることを誰も認識できない。きっと、それはまったく別の法則が存在する、不可思議な理由があるのだろう。はっきりとしていることは、催眠おじさんがこのカルデアに存在するいうことだけなのだ。
そんな催眠おじさんの前で源頼光は凛とした表情のまま背を伸ばして椅子に腰掛けていた。生前の役職と期待から逃れ、さらにバーサーカークラスによる『とある一面の強調』を頼光は穏やかで優しげな表情をした美女ではあるが、我が子と溺愛するマスターの力となれる『霊基再臨』に関わる儀式となれば、真剣な様子であった。
「では、まずはこの水着に着替えていただきます」
そう言って、催眠おじさんは二枚の布切れを差し出す。
そう、布切れである。着替えてくれ、と言って差し出すには馬鹿げているような布面積の狭いものだった。それは水着である、ビキニ水着だ。この頼光は体験していないが、水着霊基で着ている水着とは少々異なる、牛柄のビキニであった。さらに、水着だけではなく牛の角を模したカチューシャと鈴のついた赤い首輪まである。水着というよりも牛のコスプレ衣装といったほうがしっくりと来るセットである。
「こ、これを……?」
「はい。本来は裸が一番良いのですが、さすがに女性の頼光さんにそれをお願いするわけにはいきませんから。ですので、布面積の狭いこの水着を着ていただきます」
「柄は、どういう意匠でしょうか? 家畜である牛を模した水着……さらにこの角のついた髪飾りと首輪というのは、私の背景も考えると、その、正直な話をするならば、不快ではあるのですが」
「ご不快でしょうが、それ故です。貴女の中の力を引き出すことが霊基再臨の目的なので、今回はその姿を模す衣装で儀式を施します。そういったものなのです」
「なるほど」
催眠おじさんはペラペラと舌を回して、その水着を着る理由を説明していく。頼光は多少思うところがある表情のまま、しかし、抗うこともせずにその水着を着ることを決めた。そして、すっ、とその全身を覆う薄紫のタイツスーツを脱ぎ始めたのである。
「ふふ……」
催眠おじさんという中年男性の前だというのに平然とした顔でその素肌を見せつけるように着替えを行っていく頼光。
当然、それには理由がある。
それは、頼光が平安時代の貴人であり、下働き階級である催眠おじさんにならば見られて良いだとか、そんな『カルチャー・ショック』のような文化の違いに基づくものではない。
源頼光は、いいや、この人理継続保障機関フィニス・カルデアはこの催眠おじさんによって大規模の『洗脳』が行われているのだ。高い対魔力スキルを持つサーヴァントやそもそもとして時計塔のロードでもあるマリスビリー・アニムスフィアが作り上げたこのカルデア全規模を覆うほどの意識改竄の洗脳魔術など存在するのか。はっきり言おう、存在はしない。そんな洗脳『魔術』は存在しないのだ。しかし、このカルデアは現実として催眠おじさんに支配をされている。つまり、催眠おじさんの洗脳は魔術ではない、人理のルールやチャンネルが持つ理とは全く違う別のなにかで洗脳が施されたのだ。
「むっ、少し、小さいですね……」
そういう理由から、頼光はなんの抵抗もなく水着へと着替えていく。
タイツスーツと下着を脱ぐとその巨大すぎる爆乳がぶるんと震えて飛び出る様も、その大きいのに張りのあるデカ尻がぷるっと揺れる様も、催眠おじさんはしっかりとその目に焼き付けているのに頼光は気にも取れないのだ。
タイツスーツと下着と衣服はきれいに折りたたまれて、まるで証拠見聞ように床に置かれる。その上にはまるで並べるように源頼光の栄光の代償である篭手と具足を置いていく。そして、催眠おじさんから渡された牛柄ビキニをまとっていく。そのサイズが少し小さいのか、胸のたっぷりとした肉を押し詰めるようにビキニを着ていく頼光の様子はひどくエロティックであった。
「ふぅ……それでは、よろしくお願いします」
そして、頼光は室内で牛柄ビキニを着るなんともおかしな状態のまま、丸椅子に座って催眠おじさんと向き合う。その堂々とした様子は、所詮は洗脳という特殊なスキルを手に入れただけの男のため、危険などないとわかっていっても思わずたじろぐほどの迫力であった。
しかし、だからこそ面白い。
にちゃぁ、と汚い笑みを浮かべて、ゆっくりと手を上げてその頼光の女性としての最大の特徴である爆乳の十センチ手前まで運んでいく。
「……?」
「ああ、安心してください。最初は触ることはしませんので」
なにをしているのか理解できず、頼光は思わず眉をひそめてしまう。
しかし、それも一瞬のことであった。
催眠おじさんが、ふっ、と短く息を吐くと、それまでの頼光の様子が一変したのである。
「おっ♡♡♡ おっ、おぉぉっ……お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛っ゛っ゛♡♡♡♡♡」
びくびくびくびくぅっ、と。
ぞくぞくぞくぞくぅっ、と。
頼光の身体に味わったこともないほどの巨大な『快楽』が襲いかかってくる。それは女を捨てて生きてきた頼光ではそれこそ類似の快感すら覚えがないほどのものであった。
すらりとした背中をぶるぶると震わせ、陥没していた乳首をびきびきと勃起させ、大きめだった乳輪はぷくぅと浮かび上がってくる。
「おぉぉぉんっ♡♡♡ おぉぉ、おぉぉっ、ほぉぉぉぉぉっ♡♡♡♡♡♡♡」
催眠おじさんはなにもしていない、肌に触れてすらいない。
ただ、念を送り込んでいるだけだ。
アクメビームとでも呼ぶべきその念波は頼光の身体へと巨大な快感を送り込み、その快感が脳と魂に叩き込まれ、その肌を赤くして乳首を勃起させる。
すると、どんな強大な武者が相手でも、どんな悍ましい鬼でが相手も決して怯えず震えず、冷徹に処理してきた頼光の喉から出たとは到底思えない無様な喘ぎ声、いや、叫びがこぼれ出ているではないか。
「ほぉぉぉ、ぉ゛お゛ぉ゛お゛お゛っ゛♡♡♡ お゛っ゛、お゛ぅ゛、お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛、い゛、い゛き゛ゅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛う゛♡♡♡♡♡♡♡」
びくびくびくびくぅぅぅぅぅ♡♡♡♡♡♡
頼光がその体を痙攣させて絶頂アクメを迎える。
武者などと言っても笑われるであろう爆乳がぶるんぶるんと震え。
所詮は女に過ぎないうっすらと肉のついた柳腰がびくんびくんと震え。
一人も子を産んだことがないのが惜しまれるデカ尻がぷるっぷるっと震える。
その様子だけで催眠おじさんはギンギンに勃起をしたチンポから軽い射精をしてしまった。
「ほっ、おぉ、ぉぉぉぉんっ……♡♡♡♡」
とろけ切った顔でなんとか背もたれのない丸椅子に座り込む頼光を見て、にちゃぁと催眠おじさんは特徴的な笑みを浮かべる。
「では、これで儀式は終わりです」
「あ、ありがとう……ございましゅ……♡」
頼光は震える脚をなんとか動かして、第二医務室から出ていく。
ただ、再臨する直前に受けるべき当然の処置に対してはしたない無様な喘ぎ声と醜態を晒してしまったことへの恥辱を感じながら、それでもまだ体の中にある巨大な快感を上手く処理できず、背中を丸めて腿を擦りながらという『神秘殺しの源頼光』の姿からはかけ離れた惨めな女の姿のままでだ。
その背中を見て、催眠おじさんは楽しそうに声をかけるのだ。
「『次』もお越しくださいね……『立香ちゃん』も頼光さんを信頼してるみたいだから、すぐでしょうねぇ」
「っ……♡♡♡♡♡♡」
そう、霊基再臨は一度では終わらない。二度、三度、四度と行わなければいけない。そのたびに、この『儀式』という茶番を行わなければいけないのだ。
頼光はそれを思い体を震わせた。
それが恐怖か、嫌悪か────あるいは、歓喜か。
それは頼光本人にもわからないものであった。
ちなみに、霊基再臨はもちろんこんなことをしなくても可能だし、男性サーヴァント相手の場合はテキトーに眠らせてテキトーに終わらせている。
これは催眠おじさんが女性サーヴァントの魅力的な身体を楽しむための遊びに過ぎないのだ。
■
「はぁ……♡ はぁ……♡」
その数日後、頼光は再び第二医務室に訪れた。
立香は強力なサーヴァントである頼光である上に性格も協力的である頼光を強く信頼しており、所有している素材を使用してすぐさまに二度目の霊基再臨を行ったのである。
頼光は前回の儀式を思い出して顔を紅潮させて、脚をもじもじと動かして催眠おじさんを見つめている。まるで頼光ほどの絶世の美女に想いを寄せられているようで、キモオタは気を良くするのだった。
「それでは、こちらに着替えていただきましょうか」
「……ぜ、前回と……同じ、ですね♡」
頼光は差し出された牛柄ビキニを受け取り、当然のように催眠おじさんの前で着替えを行っていく。
タイツスーツから飛び出す柔らかな乳房はたったの数日でさらに膨乳化しており、本来は90センチ後半の大きなバストさらに膨張し、がすでに100センチ、つまり1メートルを超える爆乳へと変貌してしまっている。
前回の再臨でその姿も変化しており、前垂れのように隠されていた衣服がなくなり、その爆乳を強調するように綱で身体をしめられている様が見せつけられている。今回はその綱が外されることで、締め付けられて形を固定されていた爆乳がぶるるんと激しく震える様を見ることが出来て、催眠おじさんはご満悦の表情を浮かべるのであった。
タイツスーツによって押し付けられていたその爆乳は、自身を封じる楔がなくなったことを喜ぶように縦横無尽に暴れ回る。
やはり、源頼光最大の魅力はその爆乳だと催眠おじさんは再認識した。
細面の和風美人の顔立ちも、鍛え抜かれて絞られたウエストも、丈夫な子をたくさん産めそうなデカ尻も、催眠おじさんとは比べ物にならないほどに長い脚も魅力的だが、一番はやはりこの爆乳である。
「それでは、こちらに四つん這いになってください」
「……わ、わかり、ました♡」
今度は頼光は四つん這いとなったベッドの上へと上がっていく。地面についてしまうギリギリの高さでその爆乳がぶるんぶるんと揺れるさまはなんとも壮観であった。ようやくベッドの上で四つん這いのまま止まった頼光は、背後にいる催眠おじさんへと潤んだ瞳を向ける。
頼光は前回のアクメ念波が体に残っているのか、その見事な美白肌はまるで赤子のような赤さを持っており、さらに息も荒いために肩を上下に動かしてしまうことでそのおっぱいが四つん這いのままぶるぶると揺れているのだ。
「それでは、施術をさせていただきますね。今回は直接肌に触れますのでご了承ください」
「ん……は、はい……♡」
断ることは出来ない、催眠おじさんの施術を受けてこそ霊基を強化する霊基再臨を行うことが出来るのだから。それを拒絶するということは、頼光が我が子と愛する人類最後のマスターの力となることが出来ないということであるため、頼光はたとえその施術に嫌な予感を覚えても、受けざるを得ないのだ。
「はぁ……ふぅ、んん、あぁっ♡」
むぎゅぅ、と。
催眠おじさんは頼光の背中にのしかかるように体を置き、その爆乳へと分厚くて太い指を絡ませていく。その人生から誰一人として触れたことのなかった爆乳に、サーヴァントとなることで初めて男に触れられたのである。その感覚に、頼光は思わず喘ぎ声を漏らしてしまう。
もちろん、それだけでは終わらない。前回の施術で送り込んだ特殊な念波、アクメビームを発していく。前回は乳首へと重点的に送り込んでいたその念波が手のひらを通って爆乳へと染み渡っていく。
「んひぃぃっ♡♡♡♡♡♡ あ、ぁぁっ、ぁぁあぁぁっっ♡♡♡♡♡♡」
すると、頼光の脳がスパークを起こす。
処理しきれない膨大な快感が頼光へと襲いかかり、その爆乳の中に詰まった、前回の特殊念波アクメビームで送り込んだあるものが出口を求めて暴れまわる。
感じたことのない反応と処理しきれない快感が頼光の脳を破壊していき、その反応を抑え込むことが出来ない。当然のように、頼光の乳首から白濁液が飛び出していった。
「おほぉぉぉぉぉぉんっっっ♡♡♡♡♡♡♡♡」
母乳である。
妊娠を未経験のはずの頼光の爆乳から、白濁の母乳が射乳し始めたのである。
これが特殊な念波、アクメビームが前回送り込んだものであった。特殊念波アクメビームは頼光を完全なる乳牛へと変貌させていたのである。いや、乳牛以下の生物だ。なぜならば、アクメビームによって快感も送り込まれているため、乳搾りで性的な快楽を覚えるようなおぞましい生き物になってしまったのだ。
もにゅもにゅとおっぱいを揉みしだきながら、その手のひらから快感の塊である特殊念波アクメビームを拡散的に送り込んでいくのだ。
「ほぉぉ、ぉおぉ♡♡♡♡♡ んんっ、ひぃぃぃ♡♡♡♡♡ んんぐぅぅ、ぉぉ、ぉごおぉぉぉっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
びゅぅぅぅぅ! びゅぅぅぅう!
その快感に悶えながら、さらに覚えのない母乳が乳首から射乳されていく感覚に頼光は何をすることも出来なかった。その背中にのしかかられた催眠おじさんの勃起チンポの熱さに尻を小さく振ってしまうほどに、頼光は性的な快感に襲われていた。
ベッドを母乳で汚しながら、勇ましい源氏武者は催眠おじさんのアクメビームとパイ揉みに翻弄されていたのだった。
「ひぎぃぃぃぃつっぅぅぅぅ♡♡♡♡♡♡♡♡ ほぉぉぉっ♡♡♡♡ おぉぉぉぅんっ♡♡♡♡♡♡♡♡」
びゅうぅぅぅぅ! びゅるるるっるうっ!!!
「……はい、これで今回は終了です」
催眠おじさんはギリッと勢いよく乳頭をつねることで頼光の爆乳から残らずに母乳を搾り取り、人当たりの良いにこやかな顔で頼光へと語りかける。頼光は露出の多い牛柄ビキニ姿のまま、アへ顔をさらけだしてベッドへと倒れ込むことしか出来なかった。
それを見て気を良くした催眠おじさんは勢いよく右手を振り上げて。
バシィィィィィィィンッ!!!!!
「んひいぃぃぃぃぃぃぃっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
その大きな尻肉へと平手打ちをかまし、その痛みすらも快感へと変換された頼光はさらに大きな喘ぎ声を上げるのであった。
■
「頼光さん、お早かったですね。すでに準備が出来ているのでどうぞこちらへ」
「ふぅ……ふぅ……♡」
あの二度目の施術から数日後、頼光は再びその霊基を再臨するために施術室へと訪れていた。
元が強大な力を持つ英霊ということもあり、やはり人類最後のマスターである藤丸立香は頼光に大きな期待を寄せているのであろう。そのために、カルデアが貯蔵していた多くのリソースを頼光に注ぎ込んでいるのだろう。そのため、短い周期でこのように霊基再臨のための施術を行う第二医務室へと足を運ぶこととなったのだ。
「それでは、こちらの服に着替えてください」
頼光は顔を真っ赤に紅潮させたまま、ぼんやりとした目で催眠おじさんが差し出したものを手にとった。明らかに発情しており、理性も怪しい様子の頼光であったが、さすがにその手にとった衣装を見た頼光は大きく目を見開いた。
「は、はい……♡ って、こ、これはっ♡」
紅潮した顔で受け取った頼光は、催眠おじさんの顔をじっと見つめていたがためにすぐには気づかなかったが、その衣装は前回や前々回の牛柄ビキニの比ではないほどに常識的にありえない衣装だったのだ。快感にとろけた頭でも、さすがにその衣装に対して非難の色を含んだ声を上げた。
「こ、こんな……み、水着ですらないじゃないですかっ♡」
「はい。三度目の再臨を経て新たなる霊基となるためには、より深い儀式を行わなければいけませんから」
「だからって……こ、これは、シール……そう、シールではありませんかっ♡」
「はい。正確にはニップレスと言いますね。下も、このハート型のニップレスで隠してもらいます」
それは三枚のシールであった。しかも、巨乳輪である頼光では乳輪を隠しきれないほどの大きさのハート型のものだ。
頼光は口では抗議をしているようだが、その三枚のニップレスをじぃっと見つめている。それをつけた自身を想像して興奮をしているのだろう。前回とは違う、生来の淫乱女のような反応である。
(いい感じにアクメビームが身体中に染み渡ってるなぁ)
これもまた前回と前々回の再臨のために行なった施術の影響である。頼光の爆乳へと目掛けて不可視の特殊な念波であるアクメビームを送り込んだ。あのアクメビームは単なる巨大な快感だけではなく、催眠おじさんにとって都合が良くなる人格もまた植え付けていたのである。
催眠おじさんに都合のいい人格とはなにか。
すなわち、催眠おじさん相手限定でセックスに対して強い興奮を覚えるようになる淫乱化光線である。二度に渡る施術の際に施されたアクメビームによって、頼光はその肉体とその魂を同時に改変させられていたのだった。
「はぁ……♡ はぁぁー……♡」
息を荒く、長く吐きながら服をするすると脱いでいく頼光。
三度目となる頼光のストリップをにちゃぁとした笑みで眺めている催眠おじさん。頼光は相変わらずその品性を感じさせる仕草で衣服とタイツスーツと武装を外していき、そのままきれいに折りたたんでいく。
見ると、陥没乳首であった頼光の乳首がすでに勃起をしている。期待だけで発情をしているのだ。
「ふぅ……ふぅ……♡」
そして、震える指先で自分の爆乳にハート型のニップレスを貼っていき、すでにトロトロに蕩けているマンコにも貼り付けていくのだ。オマンコの粘液で貼り付けた先から外れそうになっているが、それでも不思議にピタリと張り付いたままである。そのまま体を震わせながら、しかし、隠すこともなく催眠おじさんに見せつけている頼光。
背後に手を回して催眠おじさんへとその爆乳を差し出すような、さらに、綺麗に手入れをされている陰毛も剥き出しとなっている、まさに大事なところがかろうじて隠れているだけのその姿は、それだけで官能的でオチンポを勃起させるに十分な艶姿である。
「それでは、頼光さん」
「っ……♡」
催眠おじさんが立てた人差し指をくるりと回すと、頼光はビクリと震えた後にゆっくりとその場で回り始める。
「はぁ……♡ ふぅ……♡」
前面だけならば乳首とオマンコをなんとか隠せているが、しかし、後面ともなればその滑らかな背中も丸い大きな尻も隠すことの出来ない姿をさらけ出すしかない。そんな姿をニヤニヤとした笑みで眺めている催眠おじさんと、その下卑た視線ですら心地よく感じている頼光。
「結構です。身体のサイズがかなり変わったのではありませんか?」
「は、はい……♡ 胸とお尻に、妙に肉がついてしまっています……♡」
「それだけではありませんね?」
「……腰にも、少し肉がついています……♡」
その問い掛けへの応答にすらも興奮を覚えてしまう。事実として、頼光は再臨を行うことでその肉体を淫靡に変貌させていたのであった。95センチであった巨乳は110センチの爆乳に、96センチの安産型の尻は112センチのデカ尻に、キュッとくびれていた58センチのウエストは63センチと肉がついたものの胸と尻の肥大化を思えば、むしろ、今までよりも大きなくびれが出来たようにさえ見える。
立派な『霊基再臨』が行えていることに催眠おじさんは満足気に頷いた。
「うん。『肉』に関してはしっかりと調整が済みました。それでは、次は『中』の調整を施しますね」
「な、『中』……でしょうか……♡」
「はい。肉に関しては母乳生成などを行えるほどに変化させましたので、次は中身を……頼光さん自身に調整を施します」
怪しげな言葉である。頼光自身への調整とは、取りようによれば頼光という存在自身を変貌させる恐ろしき施術のようにも思える。魔術師が多く存在するカルデアの職員が行うそのようなこと、普通ならば毅然とはねのけるべきだ。
「わかりました。なにやら穏やかでないような気もしますが……再臨担当員の先生が仰るのならば、間違いはないのでしょう」
しかし、カルデア全土に飛び交う特殊な念波によって洗脳を施されている頼光はその言葉を軽々に受け入れるのであった。
「それでは、こちらのベッドへと仰向けで寝転がってください」
未だに頼光の母乳によって染み込んだミルク臭のするいつものベッドへと頼光を誘導する。頼光もまたその誘導にしたがってその扇情的な身体をベッドへと横たわらせた。起伏の激しい肉体を見て催眠おじさんはニチャニチャとしたいやらしい笑みを浮かべるのであった。
「それでは……行きますよ」
そして頼光の身体に触れることはせずに、数ミリほど上に指を置く。そこで指先から特殊な念波であるアクメビームを頼光へと浴びせるのである。一度目の施術では巨乳へと浴びせていたアクメビームを、今回は子宮へと向かってアクメビームを行なっているのだ。
「おぉぉぉ、ほぉぉぉ……♡♡♡♡♡ おっ、おほぉぉぉぉぉっ♡♡♡♡♡♡♡」
そして、頼光もまた一度目の焼き直しのようにその喉から野獣の叫びかと思うような低い喘ぎ声を漏らし始める。自分の中に入り込んできた快楽に空気が押し出されて出しているかのような喘ぎ声だった。巨大な快感を受け止められずに漏れ出た、聞きようによっては苦しげにさえ聞こえるその喘ぎ声を聞いても催眠おじさんはそのアクメビームを止めるようなことはしない。
「おほぉっ♡♡♡ んんっぅぅっ♡♡♡♡ おっ、ほっ、んほぉぉぉぉ……♡♡♡♡♡」
「それでは頼光さん、脚を自分で持ってください」
催眠おじさんは右手でアクメビームを下腹部へと注ぎ込みながら、左手で頼光のピンと伸びた両脚を掴んで持ち上げる。そして、言葉こそ柔らかいものの、頼光へと持ち上げたその脚を自分で持てと有無を言わせずに促す。快楽に悶える頼光はただその言葉に従うことしか出来ず、膝裏を抱えるように自身の両脚を持つのであった。
「少し腰を浮かせて……そう、そこにこれを入れる……」
そして、腰を浮かせてその下に枕を差し込む。尻が持ち上がり、ニップレスで隠されたオマンコと、何にも隠されていないアナルがむき出しとなった。催眠おじさんは、両手をアナルの前へと持ってきて、次は下腹部ではなくアナルへとアクメビームを注ぎ込むのだ。
「ほぉぉぉぉぉっぉっぅぅぅぅぅっ♡♡♡♡♡♡♡」
頼光は口をOの字に開いて、すっかりと癖になってしまったオホ声を漏らす。それでも頼光は脚を抱え込んだままで、ひくひくとうごめくアナルを隠すようなことはしない。アナルへたっぷりとアクメビームを受け止めていくだけである。
次に催眠おじさんは右手を下腹部の上へと、左手をアナルの手前へとアクメビームを注ぎ込んでいく。
「ほぉぉっ♡♡ おぉぉっ、ふほぉぉぉぉぉっ♡♡♡♡♡♡」
じっくり、じっくりと。
下腹部とアナルにアクメビームを浴びせていく、そのまま頼光を内側から変貌させるために注ぎ込んでいくのだ。唯一その書き換えに抗えることの出来る頼光本人は、別種の洗脳念波によってむしろそのアクメビームをただただ受け入れ続ける。
「おぉぉんんぅぅぅぅっっっっ♡♡♡♡♡♡♡♡」
びくびくぅ、と。
伸ばした脚を震わせながら何度も何度もアクメを味わう頼光。それでも催眠おじさんの指示通りに膝を抱え込んだままだ。
ぴしゅぅぅ、っと。
ついにはマンコからも潮を吹いて、その勢いの良さでニップレスを弾き飛ばしてしまうほどのアクメが頼光へと襲いかかる。ニップレスのなくなったオマンコは愛液が、もとより剥き出しだったアナルは腸液でトロトロに濡れてしまっている。
それを見て、催眠おじさんはニヤリと笑みを深めた。
頼光の身体は、もはや完成をしている。
後は一度だけ、その完成された肉体を自覚させるだけだ。
■
「あぁ……♡ せ、先生ぇ……♡ 今日も、よろしくお願いします……♡」
第二医務室へと入るなり、頼光は蕩けきった顔のまま催眠おじさんへとしなだれかかった。艷やかな長い髪は汗ばむことで紅潮した頬と張り付いて色っぽさを醸し出している。その身体は源氏武者の名に相応しい見事な鎧姿ではあるが、その鎧に包み込んでいる肉体はとてもそのような荒々しさなど感じさせない官能的なものであった。
「それでは、頼光さん。着替えてください」
それを見て催眠おじさんは何をするでもなく、ただその言葉だけを頼光へと投げかける。前回などのように、紐のような水着やハート型のシールさえ手渡すこともしない。ただ、催眠おじさんは言葉だけを頼光へと与えたのだ。
「……っ♡」
ゴクリ、と。
その白い喉を鳴らして、頼光はその衣服を脱ぎ始める。
敵から身を守るための鎧甲冑を外していく、それは武士である自分を脱ぎ捨てるようにも思えて、催眠おじさんは自分の顔に笑みが浮かぶのを抑えることが出来なかった。
頼光は自分の意志で、自分の素肌を男へと曝け出しているのだ。頼光が凄まじい武勇を誇る女傑であるがゆえに、それがたまらなく興奮をさせる。
「ぬ、脱ぎました……♡」
熱い吐息とともに頼光はそう宣告する。腕を背中で組み、その薄い陰毛も、大きな乳輪も、勃起している乳首も、何もかも隠すことなくその場に立ち上がる。
催眠おじさんも同じく立ち上がり、そのまま腕を伸ばしてその豊満な爆乳を揉みしだく。
「はぁぁぁぁぁっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
頼光が身悶える。
催眠おじさんのそれは愛撫と呼べるようなものではない、乱暴なものだった。頼光の柔らかい上に弾力があるという、矛盾に満ちた最高峰の爆乳を弄んでいるのだ。なのに、愛撫などではないそんな水風船を遊ぶような動作で頼光は快感に悶てしまうのだ。
「はぁぁっ♡♡♡♡ ふぅぅ♡♡♡♡ んんっ♡♡♡♡ んんぅぅぅうっっ♡♡♡♡♡♡」
第二医務室でただ自分だけが素肌を晒して、ただ胸を揉まれるだけで体を揺らしていく。すると、このカルデアに召喚される前よりもずっと媚肉のついた胸が、腰が、尻がぶるんぶるんと揺れていく。肉の波だ、これを見るだけで催眠おじさんのチンポはいたいほどに勃起をしてしまう。
「もう我慢が出来ませんね……頼光さん」
そこで初めて、催眠おじさんは施術中に服を脱いだ。今の今まで悠然としていた催眠おじさんとは思えない、堪えきれない様子で素早く衣服を脱ぎ捨てた。
「あっ……あぁぁっ♡♡♡♡♡♡」
催眠おじさんの少したるんだお腹、その下で腹の脂肪を持ち上げるかのようにビキビキと勃起したチンポを見て、頼光は目の瞳孔をハートマークに変貌させた。霊基再臨の特別な手術によって施されたポルノ改造だ。おじさんの勃起を見るたびにその瞳孔をハートマークに染めて、頭の中がピンク色の淫乱女であるように改造されているのだ。
頼光はすでに胸を触られるだけでアクメに達し、チンポを見るだけで瞳孔をハートマークに変えるおシコリ特化のポルノ女へと変わってしまっている。
だが、もう一つ。もう一つだけ、催眠おじさんは頼光を本当に都合のいい雌奴隷に堕とすために行わなければいけないことがあった。
特殊な念波であるアクメビームを使うことで、胸を母乳が出るような爆乳に改竄し、膣とアナルの感度も調整されてしまった。
だが、実際にそのオマンコを利用したことは一切がない。
「それでは頼光さん、挿れさせてもらいますよ……」
「は、はい……♡」
見つめるだけで瞳孔をハートマークに変えてしまうオチンポをそのオマンコへと挿入することで、頼光の霊基は完全に改変されてしまうのだ。そして、その運命を堕落させてしまう挿入を、頼光は一切抗おうとしない。むしろ、ベッドに自ら横たわり、そのムチムチとした肉付きの良い脚を大きく開脚をして迎え入れようとすらしているではないか。
「いい子ですよ……頼光」
「あっ、ふぅぅんっ♡♡♡♡♡♡」
その自ら受け入れる姿勢に気を良くし、さらにすっかり自分に堕ちていることを確信したのであろう。今まで丁寧な物腰で『頼光さん』と呼んでいたのに、事ここに至って『頼光』と敬称をなしにしてしまったのだ。それに対して頼光は、当然のようにその言葉だけで軽いアクメに達してしまった。
それは頼光の中の『女』が催眠おじさんの雄に反応をしてしまったのか、それとも頼光の中の『少女』が催眠おじさんの見せかけの父性に反応をしてしまったのか。兎にも角にも、頼光はただ言葉だけで絶対的な多幸感を覚えてしまったのだ。
その多幸感は性的な快感へと変貌し、ぷしゅぅ、とオマンコから潮を吹いてしまった。
「では、挿れますよ……」
ズッポォォォ、ヌゥゥ、ズチュゥゥゥゥ……!
「んひぃぃぃいんっ♡♡♡♡♡ あっ、あぁぁっ♡ お、大きいぃぃぃ♡♡♡♡♡ す、すごいっ♡ おなかが、膨らみますっ♡♡♡♡」
「おぉ、こ、これは……! 予想以上ですね……!」
挿入と同時に頼光はアクメに達する。頼光は処女だ。あるいは選択の結果として処女は喪われていたかもしれないが、このカルデアに顕現をした頼光は間違いなく処女だ。なのに、破瓜の痛みすらも快感に変換されてアクメに達してしまったのだ。
そのアクメの反射と言わんばかりにオマンコがキュゥゥゥと締め付けてくる。ただでさえ、処女肉で固さのあるオマンコが締め付けてくるのだから、それこそ催眠おじさんはオチンポがむしり取られるほどの圧力を感じてしまう。
しかし、この圧力がたまらない。ぐぐっと腰に力を入れて前へと押し出せば、その締め付ける肉は確かにオチンポを飲み込んでいくのだ。その従順さすら覚える反応が可愛らしくて、目の前の淫靡さが香るような美女とのギャップが凄まじい。それがまた欲望を駆り立てるのだ。
「ふぅぅ、ぎぃいぃっっ♡♡♡♡♡ ひぃ、はぁぁんっ♡♡♡♡ あぎっ♡ ふぅぅぅんっ♡♡♡♡」
オチンポをオマンコの奥へと押し付ければ押し付けるほどに、まるで楽器のように頼光は歓喜に泣きわめくのであった。
「ほらっ、もっと力を抜いて……! 肩に力が入っていれば、快感もうまく受け止めれませんからね……! 大きく喘いでくださいね、そして、自分が感じることも言葉にしてみましょう……!」
「あっ、ひぃぃ、ふぅぅ、は、はいぃぃ……♡♡♡♡」
催眠おじさんはそれでは満足をしない。
頼光の心地よい喘ぎ声をもっと聞こうと、歯を食いしばって快感に耐えるような真似をせず、声を出し、さらに何が気持ちがいいのかを言葉にしろと訴えるのだ。頼光はすでに催眠おじさんの能力の影響下にあるため、その申し出を受け入れる。
「ズン、ズンって♡ お腹の奥に押し付けてくるのぉ♡♡♡ きもちいいぃぃっ♡♡♡ もっと、奥へついてくださいっ♡♡♡ あぁ、ふぅぅ、んんっ♡♡♡♡ おぉぉ、ぉぉぉおぉほぉぉぉっっ♡♡♡♡♡♡」
バンバン、と。
正常位の体勢で腰を打ち付けると、頼光の身体は揺れ動いていく。たっぷりの媚肉が乗った身体が揺れ動く。目には頼光の美しい肉体が甘美に揺れ動くさまが飛び込み、耳には頼光の甲高い喘ぎ声が飛び込んでくる。そして、オチンポには頼光の極上のオマンコが締め付けてくるのだから、まさにこのベッドの上はわずか一畳半ほどの極楽そのものと言っても良い。
「ふぅぅ、ほぉぉぉっ♡♡♡♡ おっ、おっ、おぉぉぉっ♡ はぁ、ふくれ、ふくれますっ♡ おなかのなかが、ふくれあがりますっ♡ 先生のおちんぽ様でっ、らいこうのおなかがふくれているのですっ♡♡♡」
すでに頼光はオチンポのことを『おちんぽ様』と敬称つきで呼ぶようになっていく。快感が強まるほどに、より深く、催眠おじさんの都合のいい女へとなっていくのだ。
「ここですな、ここが膨れてますな」
「あぁんっ♡ そ、そんなぁ♡ な、なかと、そとから、おなかをおさないでくださいませっ♡♡♡」
催眠おじさんが頼光の下腹部をぎゅぅっと抑えると、それでまた感じた頼光は喘いでしまう。その圧迫感が快感に繋がり、自然と淫穴からだらだらと愛液を垂れ流していくのだ。
「はぁぁぁ、あぁ、ああっ♡♡♡ も、もっと、もっと奥へ、もっと奥へくださいっ♡」
頼光はより強い快楽を催眠おじさんに求める。自らを求める様が愛らしくて、より抽送を早めて行く。
「ひぃぃぃぃんっ♡♡♡♡ ひ、ひといきでいちばんおくまでぇ♡♡♡ おちんぽ様がぁぁ♡ ずごぉぉお♡♡♡ ずごぉぉぉ♡ って、ふかくつきささるんですぅ♡♡♡」
催眠おじさんが力強く抽送をすることで、その膣奥の肉が掘り進められていく。頼光のオマンコの形が催眠おじさんのオチンポの形に書き換えられていく。肉の形が馴染むことを実感すると催眠おじさんの征服欲は満たされる、そして、その征服欲は射精欲へと繋がっている。
「くっ、出る……出す! 出すぞっ、頼光!」
その催眠おじさんの言葉に、頼光の顔が明らかに変わった。ただ、快楽に溺れているだけだった頼光の目に生気が蘇ったのだ。
「あ、あぁぁっ♡ だして、出してくださいっ♡ 先生のオチンポ様、その熱い精液を受け止める栄誉を……♡ こ、この♡ この頼光に授けてくださいませっ♡♡♡♡」
ぎゅっ、と。
頼光の肉付きの良い長い足を腰に回される。決してオチンポを逃さないという有り様である。
「くぅ、はぁ……う、うおぉぉぉ! 受け止めろっ!」
どびゅるるるるる! びゅるるるるるるる! びゅぅぅぅぅぅぅうぅっ!!!!
「いぎぃぃぃぃぃぃっ♡♡♡ あ、あついぃぃぃぃぃぃぅ♡♡♡♡♡ も、もえるっ♡♡♡ おなかがもえてしまいますぅぅぅ♡♡♡♡♡ あ、あぁぁっ♡♡♡ ざ、ざーめんがぁ♡ や、やきつくしてっ♡ らいこうの、らいこうのすべてをやきつくしてしまいますぅぅぅ♡♡♡♡♡」
精液を受け止めた頼光は、苦しげな言葉とは裏腹にとろりと顔を蕩けさせた喜びの顔を見せる。ビクビクと媚肉に溢れた身体を揺らし、快感を全身で受け止めていた。恍惚とした表情で、その下腹部に手を伸ばして擦ろうとした、その時であった。
「おっ、おぉお……? おっ、おほぉぉぉっっ♡♡♡♡♡♡」
催眠おじさんの精液を受け止めたことで、頼光の身体に────いや、霊基に大きな変化を見せてしまった。頼光の艷やかな下腹部に、妖しく光る淫靡な紋様が浮かび上がってきた。
淫紋である。
頼光の魔力によって発光をしているそれは、催眠おじさんの雌となった証である。
「あぁ……これが……あなた様との、絆……♡」
それを言葉ではなく心で理解した頼光は、うっとりとその淫紋を見つめながら眺める。
催眠おじさんは、それを眺めながらチンポを引き抜く瞬間が何よりも好きであった。目の前の女が自分の女になった証が刻まれ、それを喜んで受け入れる女の姿。これ以上となく、興奮してしまうのだ。
そして、その自分のモノとなった女にさせることが一つだけあった。
「それでは、頼光……理解できるかな?」
「あっ……♡ はい、先生……♡」
呆けて脱力をしていた頼光に声をかけると、頼光は嬉々とした様子で快感に浸かった身体をゆっくりと動かして、ベッドの上で正座を組む。そのまま、その白く長い指を前に差し出して、その指の上へと自らの頭を乗せていく。
土下座である、それもただの土下座ではない。
源氏の棟梁と怖れられ、稀代の鬼殺しと崇められ、無窮の武練と讃えられた、あの源頼光である。
その頼光が全裸のまま、股から男の精液を垂れ流しつつ、深々と土下座を行なっているのだ。
「先生……いえ、御主人様……♡ この源頼光、遅ればせながらその御威光を理解いたしました♡ 御主人様の雄々しく猛るオチンポ様に心惹かれたこの雌にお恵みくださったこと、この通り、伏してお礼申し上げます♡ 御主人様の施術のおかげで頼光も無事最終再臨を行うことが出来るでしょう♡ これにて我が子と愛する藤丸立香の力になれる、引いては御主人様の御身を全力で守ることが可能となります♡ もしも、御主人様がお許しをいただけるのならば……この頼光、御主人様に生涯の主従の誓いを立てたいと願います♡ どうぞ、お願いいたします……♡」
土下座をしたまま、主従の誓い────奴隷契約を求めてくる頼光。これもまた催眠おじさんの力によって刻み込まれた卑猥な考えであった。本来ならば起こり得るはずのないことが、催眠おじさんという理外の存在によって起こっていた。
その催眠おじさんは、ゆっくりと鷹揚に頷いてみせた。
「ええ、構わない。頼光、この私のためにそのすべてを捧げなさい」
「快く誓いを受け取っていただきたいこと、二度目の生に過ぎない身では軽い言葉となりますが、生涯を持って恩に報いさせていただきます♡ この源頼光、見事に最終再臨を成し遂げて、御主人様の刃となってみせましょう♡」
そして、頼光は顔を上げる。
その眼前には勃起チンポが見えていた。
「ああ……我が主、我が……旦那様……♡ ちゅっ♡」
それに、頼光は迷うことなくその誰にも許したことのない唇をチンポへと口づけるのであった。
■
ここは第二医務室。
カルデアに召喚されたサーヴァントが『霊基再臨』を行う際にその前準備となる『施術』を行う特殊な部屋。その部屋に主である催眠おじさんと、人理焼却という人類史上でも指折りの大事件を見事に解決してみせた人類最後のマスター、藤丸立香という少女が向かい合っていた。
「『ドクター』、頼光さんのこと、ありがとうっ」
立香はその爛漫とした笑顔を催眠おじさんへと向ける。その呼び名は『ドクター』、本来ならば立香にとっては特別な存在に向けられる呼び名であったはずだ。しかし、そんな大事な呼び名すらも、催眠おじさんという理外の存在によって踏みにじられていた。
「ああ、これも仕事だからね。うん。カルデアが引き継がれるまでの間でも、戦力は整えておく必要があるんだから僕の仕事だから。それにしても、立香ちゃんも今回はいつもより余計に早かったね」
「頼光さんとは鬼ヶ島で縁が出来てたけど、実際にカルデアへ召喚できたのは最近だったから。綺麗な上にすっごく強かったから、いつか絶対に力になってもらおうって溜め込んでた素材もつぎ込んだから急だったよね。ドクターには負担かけちゃったね」
立香は親しげに催眠おじさんへと語りかける。それが自然なのだと、その天性の人たらしである明るさのままである。
「失礼します」
そこに一人の女性のサーヴァントが室内に入り込んでくる。
フローレンス・ナイチンゲール、バーサーカーのクラスのサーヴァントである。
ナイチンゲールは鉄面皮のまま、カツカツと催眠おじさんへと歩み寄ってくる。
「司令官、ドクター。皆さんのバイタルデータをお持ちしました。ミス・ライコウが最終再臨を行なったことで変化がありました。ご希望どおり紙書類でお持ちしました、こちらをお収めください。それと、いつものように電子データでもお送りしておりますので、そちらの方も時間があればご確認を」
「ああ、これはどうも。いつも助かりますよ、ナイチンゲール婦長」
そして、その小脇に抱えたファイルを催眠おじさんへと提出をする。催眠おじさんはそれを鷹揚に受け取る。
「そして、指揮官。予定では一時間後に戦闘シミュレーションの時間になります。ミス・アルトリアやミス・スカサハなどにはすでに連絡を行っていますので、準備が終わり次第シミュレーターへと起こしください」
「うん。わかったよ、婦長。じゃあね、ドクター」
ナイチンゲールの言葉に立香は椅子から離れる。そして、にこやかな笑顔で催眠おじさんへとかけて立ち去っていくのだった。
しかし、催眠おじさんはそれで終わらせなかった。
「一時間か。大丈夫だな……『立香』、『ナイチンゲール』」
ぽろり、と。
ズボンを脱ぎ去って、催眠おじさんが勃起チンポを見せつける。
今までは『立香ちゃん』、『ナイチンゲール婦長』と呼んでいたというのに、『立香』、『ナイチンゲール』と敬称をつけずに呼んだ。
それに反応をするように、二人は催眠おじさんへと振り向き。
『────っ♡♡♡♡♡』
────勃起チンポを見て、瞳孔がハートマークに変化させていた。