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◆  深淵と呼ぶにふさわしい、生命の痕跡の希薄な洞窟の深奥。  そこに本来は存在しない筈の様々な音が、数刻前から響き続けていた。 「そろそろ吐く気にはならんか?んん?  何のためにこの辺りを探っていた?何の情報を得た?何の命令を受けていた?」 「んんっ!ぁ、あぁぁぁぁ……ッ!言わ、ない……っ!  あ、あぁぁや、や、や、あ、は、ぁぁぁ言わないぃぃ……っ!!」  仮面の下から響く奇妙にくぐもった声と、必死に抑え込もうとすれども抑えきれていない少女の喘ぎ。  洞窟の狭い空間の中にそれらの声が反響し、少女の喘ぎを旋律として支えるように虻や蜂の羽音のような振動音が、湿った空気をひたすらに揺さぶる。 「知っているぞ、偵察騎士アンバー。西風騎士団の斥候。  さぁ、何のために我らの前線基地を探っていた?貴様らは何を目的としている?」 「ふ、あぁぁぁ……っ!や、や、ぁ、っっ!あぁぁぁぁ!  そんな、こと、言わないっ!言えないっっ!!ぁ、は、あぁぁぁぁぁっっ!!」  魔術によって両腕を一纏めに後ろ手で拘束され、脚は大きく開いた状態で固定されている。  当然に服は全て剥ぎ取られ、神の目と弓は没収され、その状態で振動によって女体を責め立てる魔道具――――ローターと呼ばれた卵型の器具を乳首とクリトリスに貼りつけられて、アンバーは喘いでいた。  ほとんど触れたことのない性感帯が、無機質な振動によって刺激されてそそり立つ。  快活な表情は胸先と陰核の責めによって紅潮し、形の良い胸の先端はぷっくりとそそり立って、騎士とは言え少女でもあるアンバーを心身共に責め苛んでいた。 「愚かしい。下手に意地を張っても身のためにはならんぞ?  『言わぬ』と答えるのは、『言えない事情がある』と答えているも同然であろうに」 「っっっ!!ひ、ぅうぅぅっ!あっ!あぁぁんっ!  や、や、ぁ、あぁぁ、や、やぁぁあぁぁっっ!!あ゛っっあぁぁあああぁぁぁ!!」  魔術師が指を鳴らすと、ローターの振動が一段強まって、無垢な身体を一層強く嬲る。  雷元素を宿したその器具は、魔術師の操る炎元素と組み合わさることでその活動を活発化させる。制御された過負荷反応によって強められた振動は、アンバーの華奢な三つの肉芽を痛烈に嬲ってしまう。  彼女の可憐な印象を強める兎の耳のような大きな赤いリボンと、大きくはないが形の良い美乳が、アンバーが快楽に身悶えることでふるふると揺れる。  長く艶やかな髪は汗ばんだ肌に張り付いて、その白い肌の輝きを引き立て、残されたニーハイソックスの快活な紅色も、彼女の現状との落差を引き立てるようだった。 「さぁ、答えよ。答えねばいつまでもこの責めは続くぞ?  言っておくが助けなどは期待するな?この場所を訪れたのはアビスを除いて貴様だけなのだから」  残酷に答えを急かしながら、魔術師はがさついた指でアンバーの太ももを撫でた。  包皮から剥かれたクリトリスにはローターがピッタリと貼りついていて、その下の貞淑なクレバスは既に蕩けて何度も何度も潮を噴いてしまっている。  少女の股間から放射状に広がってしまっている、僅かに粘ついた水溜り。  魔術師が割れ目へと指を這わせれば、その場所はひくひくと指を迎え入れようとするように蠢いて、少女騎士の肉体の陥落を如実に示してしまっていた。 「は、ぁぐっ!あ、あぁぁっ、い、言わないっ!絶対言わないっ!!  み、みんな、ちゃんと、私を探してくれる……っ!!ぁ、はぁぁっ!やっ、ぅうぅぅぅっ!!」  だがそれでも、アンバーは希望を捨てずに真っ向から魔術師の言葉を否定する。  たとえ誰にも見つかっていない場所であっても、ジンやエウルアは仲間を見捨てないし、ガイアやリサならばすぐにこの隠れ場所を看破するはずだ。  アンバーは強がりではなく本心から、仲間たちへの全幅の信頼と共に責め苦の中でそう叫び、魔術師の甘言を真っ向から打ち砕こうとした。  しかし、少女の意地は”この場において”彼女自身を救うものにはなり得ない。  魔術師はただ「そうか」と冷酷に呟いて、それから彼女の身を更なる快楽で嬲るように、ひくひくと蠢きながら愛液を垂れ流す膣口に、自身の指を潜り込ませる。 「ひっ……!ぁ、あぁぁっ!や、やだ、あぁんっ!  や、やめっ……!あ、あぁぁ、やだやだやだっ!あぁぁあぁぁああぁああっっ!!」  がさつく指が処女膣に潜り込み、掻き回すように水音を立てて蠢きまわる。  ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ、と自分の身体から響いているとは思えない水音がアンバーの聴覚を浸し、極大の羞恥と屈辱が少女騎士の心を満たして陵辱する。  そして同時に、乳首とクリトリスへの責めも激しいまま止まってはいない。  乳首もクリトリスも勃起しきったままローターに密着して、耐えがたい程の疼きと性感がアンバーの脳を焼くようにその全身を痺れさせて跳ねまわらせる。 「ひ、ぁあぁっ!や、や、やぁぁあ!!あ、ダメっ!ダメ……っっ!!!  ――――あ、あぁぁやだ!イ、イくっ!!や、やだやだやだイくぅぅぅぅっ!!」  やがて凄まじい快楽に耐えかねて、アンバーはぎゅっと目を瞑りながら絶頂に追いやられた。  快活な表情を浮かべていた可憐な顔立ちは汗ばんで蕩け、半開きになった口からは僅かに涎が糸を引いて地面へと零れ落ちてしまう。  西風騎士団は仲間を見捨てない。彼らは絶対に助けに来る。  だがそうであったとしても、それまでアンバーが責めに耐えられるかどうかは別の話だ。 「あ、はぁ……っ!ぁ、は、は、はぁぁっ!ぁ、あ、あ、や、やめっ……!  あああやだっ!止めて!あ、あああ乳首ダメ!ぁぁぁやだやだやだこれ止めて!止めてぇっ!!」  絶頂させられている最中であっても、与えられる責め苦は止まらない。  潮を噴いている最中にも掻き回される膣口。噴出する潮が膣内でぐちゅぐちゅと音を立てて撹拌され、白く濁った愛液がアンバーの肌をゆっくりと伝っていく。  乳首とクリトリスは既に熱を持つほどに屹立しきっているのに、一定のペースで与えられる振動があまりにも重く性感を煽り立て、段々と性感が痛みにすら変わってしまう。 「嫌ならば話すことだ。最初から言っているだろう?  目的を。情報を。すべて吐き出して媚びへつらえば、もしかしたら解放されるかもしれんぞ?」  だが魔術師は冷酷に、仮面の奥底で下劣な目をゆっくりと細めるだけだ。  がさつく指でくすぐるように処女膣を嬲り回し、振動で性感帯を嬲られる少女騎士を心身の両面から辱しめて責め立て、屈服させようと試みる。  既に魔術師の下劣な欲望は張り詰めていて、それでも魔術師はあえて指で少女を嬲り続けていく。  最後の最後まで目の前の少女を屈辱に浸し尽くし、それからその肉体を味わうという歪んだ計画のためだけに、彼はただ指を蠢かして柔肉を水音とともに嬲っていた。 「あっ!あ、あぁぁっ!や、やだやだイくっ!あああイってる!イってるのっ!!  や、や、や、やだ、あああイけないっ!今イけないぃっ!!やだ、やだやだやだやめて!やだぁぁっ!」  絶頂に絶頂を重ねられ、潮を噴いても懇願しても止まらない責めに晒され続ける。  太ももを半ばほどまで覆う赤いニーハイソックスは、飛び散った潮の飛沫によって点々と色を濃く変え、晒された太股は熱を帯びるように真っ赤に紅潮したまま、時折ビクビクと跳ねている。  必死に耐えようと体に力を込めても、それを嘲笑うように乳首とクリトリスへの振動がアンバーの全身を脱力させて、その身全てを性感の中に浸してしまう。  ならばせめて精神を集中させて性感から逃れようと思っても、膣口を嬲り回す指の動きは嫌味な程の巧みさで、アンバーの集中を搔き乱して無為なものとしてしまう。 「威勢の割には随分と身体が蕩けているようではないか。  胸先と陰核と膣の入り口。そんなにも耐えがたい責めか?んん?」  くちゅくちゅくちゅくちゅと音を立てて膣口を掻き回しながら、煽るような口調で魔術師がアンバーへと問いかけて、仮面の下で嘲笑を浮かべた。  屈服してしまった体を認めることが怖くて、アンバーは僅かに身を跳ねさせながら、それでも必死に口を引き結んで魔術師を睨み返す。 「――――ほう、まだそんな目が出来るのか」 「……っあ!あ、ひぅっ!や、や、ぁ、あぁぁやめ、やめてっ!  あああもうやだ、指、指入れないでっ!あああそこだめっ!だめっ!あぁぁいやぁああぁぁっ!!」  だが、アンバーのか細い抵抗を嘲笑うように、魔術師の指が膣内のより深い場所へ滑り込む。  膣肉の中でも一層敏感な場所。Gスポットと呼ばれる場所にがさつく指が押し付けられて、その場所を重点的に押し上げるように刺激されてアンバーは甲高い悲鳴を上げた。  当然のように搾り出される潮の飛沫。白く泡立った愛液が魔術師の手首までを濡らす。  そしてそれでもローターによる責めと指による責めは止まらない。振動が、指の感触が、掻き回される水音がアンバーの羞恥と性感を煽り、華奢な膣から何度も何度も淫らな液を搾り出させる。 「ひ、ゃあぁうぅぅぅぅ……っ!!ぅあっ!ぁ、あぁぁや、やだっ!あぁぁやぁぁっ!!  き、ひぅぅうう――~~~~――――っっ!!!や、や、や、ぁ、ぁうっ!うぁぁああぁぁっ!!」  乳首が痛い。クリトリスが痛い。嬲られ続ける膣口が痛い。  痛い筈なのに気持ちいい。嫌な筈なのに気持ちいい。痛くて嫌な筈の感覚が快楽に変わってしまう。自分の身体が強制的に変えられていってしまう。  全身を跳ねさせて転げ回りたいのに、魔術による拘束は強固でそれすらできない。  叩きつけられる性感は性感のままでアンバーの華奢な身体の中を巡り、無垢な少女の身と心を残酷極まる苦しみの中で蹂躙してしまう。 「や、や、や、ぁぁぁひぅぁあぁぁっっ!!あぁぁだめっ!だめっ!あああいやぁぁぁっ!!」 「ヒヒ、愛液が随分と濁っているな?そんなに気持ちいいか?  ほれ、この場所を嬲られるだけで、随分と佳い表情に変わるではないか?」  潮を噴く。音を立てて淫らな飛沫が魔術師の手とアンバーの太ももを濡らす。  白く泡立った愛液を何度も何度も噴かされて、今もまだ噴出する飛沫が止まってなんていないのに、更に奥から愛液を搾るように指が膣内で蠢かされ続ける。 「や、や、や、もうやだっ!やだぁぁぁっ!!  イ、イぐっ!イってるのっ!!あああイけないっ!もうイけないっ!あああやだやだやだもういやぁぁあああぁぁっっ!!」 「嫌ならばその口を回せばいいだけだ。偵察騎士なのだから簡単だろう?  騎士団の情報。我らを嗅ぎまわっていた理由。全て吐けば楽になれるのに何故そうしない?」 「うぅぅぅっ!あ、あぁぁ、そんな、事っ!できないっ!できるわけ、ないっ!!  あ、あ、アンタたち、にっ!アビス教団に、教える事なんて、なにもないっっ!!」  絶頂させられ通しの快楽地獄の中で、与えられた唯一の逃げ道。  それでもアンバーは必死にそう叫ぶ。屈した身体の中で必死に心を奮い立たせて、僅かな希望を心の中で必死に守り通すように、快楽で蕩け切った表情に一握の気丈さを滲ませる。  アビスの魔術師すら仮面の下で僅かに驚嘆するほど、アンバーは粘っていた。  それこそアビスの魔術師として、こんな拷問を女相手に施したのは一度や二度ではない。市民はもとより璃月七星の秘書官なんかも、こんな地獄のような快楽責めには泣いて情報を吐いたものだった。 「…………その敏感な身体で、よくもまぁ耐えるものだなぁ?」 「んっ……!!うぁっ!あ、あぁぁだめっ!だめ、だめ、あああダメ……っっっイぐっっ!!」  強くGスポットに指を押し付けながらその場所を嬲り、数秒程度の責めで容易く潮を噴かせながら、魔術師は肩を竦めつつ、アンバーの膣からゆっくりと指を引き抜いた。  指を引き抜かれる刺激だけでもアンバーは身悶えながら絶頂し、拘束の中でガクガクと身体を揺さぶりながら、息を荒げながらもローターに性感帯を嬲られて喘ぐ。 「だが、このまま責めていても情報は吐くまいな?  敬服しよう、偵察騎士アンバー。貴様の騎士としての忠義は本物だ」  このまま責め続けることが無意味であると魔術師は思い至る。同じような責めを繰り返したとて、彼女に意地を晴らせて無駄に時間を使うだけだ。  必死に最後の一線で踏みとどまり、しかし肉体的に屈服した少女の姿は心底から淫靡で魅惑的だけれど、アビス教団に属するものとして、個人の欲望を重視しすぎるわけにもいかない。  だから魔術師は、少し残念に思う気持ちを抑え込んで、身にまとっていた毛皮のような衣を剥ぎ取って、その下から醜悪な肉の楔を外気に晒した。  矮躯には似つかわしくない、天を衝くように屹立して血管を浮かせたグロテスクなペニス。先走りを垂れ流す赤黒いそれは、獲物の兎を前にした蛇のようでもあった。 「ひ……っ!ぁ、なに、それ……!?うそ、嘘でしょう!?  ね、ねぇ、待って!だめ!だめだめだめだめ……!そんな、そんなの入らない……!」  突き付けられたそれ――――魔術師の矮躯には不似合いすぎる太く長いペニスを前に、アンバーは表情をひきつらせていやいやと何度も首を振った。  乳首への責めもクリトリスへの責めも、恐怖によって覆い隠されてしまう。それほどまでに突き付けられた肉槍のグロテスクさは、アンバーの想像を超えていた。 「や、やだ、やだぁぁぁ…………!お、おねがい、おねがい、やめて…………!」 「ならば情報を吐くか?情報と引き換えならばやめてやってもよいのだがなぁ?」  必死の懇願に対して、どこまでも冷酷な言葉が返される。  偵察騎士としての矜持。モンドを守る者としての使命感。それを思い出させる言葉を突き付けられてしまえば、アンバーは軽々に恐怖に屈することすら出来なくなってしまう。 「――――――あ…………っ!!」  逡巡のように唇を戦慄かせるアンバーを急かすように、魔術師のペニスが膣口に押し付けられる。  既にしとどに濡れて解れきった膣。あと僅かでも腰を押し出されてしまえば、すぐにでもアンバーの膣奥まで太く長いペニスが到達し、無垢な身体を穢してしまう。 「あ、ぅあ…………っ!ひ、や、やだ、やだ…………!」  表情をひきつらせて、涙目で何度も首を振るアンバー。  あえてその恐怖だけで彼女を嬲るように、乳首とクリトリスに魔術で貼りつけられていたローターが剥がれ、ぷっくりと膨らんでしまった乳首とクリトリスが湿った空気に撫でられる。  漫然と与えられていた振動が消えて、膣口に押し当てられたペニスの熱がはっきりと分かってしまう。  今から自分は穢される――――初恋すらまだなのに。異性と手を繋いだことすらないのに。走馬灯を見るようにそんな事を考えてしまえば、零れる涙すら止められなくなってしまう。 「…………そうか、残念だ。情報を吐けばよかったのになぁ?  情報を吐きさえすれば、こんなところで処女を奪われることもなかっただろうになぁ?」 「っ、う、うぅぅぅぅ……っ!あ、あぁぁ……っ!!  ひ、や、や、やぁぁ…………っ!!う、うぐっ!ぁ、ひぅぅぅ……っ!!」  ゆっくりと押し進められる腰。太くて長いそれを受け入れているのに痛みがない。  丹念に解された膣は細いながらもしっかりと魔術師の巨根を受け入れて、しかもそれを歓迎するように目名器の締まりでそれを締めつけてしまう。 「う、ぁぁぁやだ、やだ、もうやだぁぁ……っ!  入ってこないで、こないでよぉ……!こんな、こんなのってない…………!」  容赦なく犯されている現状も、それを受け入れてしまう自分の身体も。  何もかもが信じられなくて、アンバーは騎士ではなく少女の顔で泣きながら弱音を漏らしてしまう。  挿入の中で痛みがない事が一層屈辱的だった。  嫌な筈の責め苦の中で自分の身体が変えられて、下劣な魔物の思うままに甚振られてしまうことが恥ずかしくて仕方がなかった。  けれど一方で、そんな考えが何より甘いものだったことを、アンバーはすぐに突き付けられてしまう。 「――――ほう、随分と短い膣だ。  ほれ、わかるか?今ペニスの先端で突かれている場所。それが処女の証だ」  魔術師が愉悦に狂った奇妙な声音で、知らしめるように口にする。  同時に何度か軽く小突かれる薄膜。とうとう穢される寸前となったアンバーの身体。 「あ、あぁぁ、待って、や、やだ、やだ、ねぇ、やめて…………!」 「ならば情報を吐けと、何度言ったらわかるのだ?  鳥並の頭しか持たぬというのならば、いっそヒルチャールにでも犯させてやるが」  獣同士でさぞ似合いだろう。魔術師はそうせせら笑う。  か細くか弱い少女として懇願すれば、即座に騎士としての矜持や信念を思いだすように仕向けられて、だからこそアンバーは最後まで許しを乞う事が出来ない。  アンバーにとって、モンドには大切なものが多すぎる。  騎士団の仲間たちも、冒険者である友達も、世話になっている市民の皆も、慕ってくれる子供たちも。アンバーにとってそれらはあまりに大切過ぎて、だからこそ彼女は何も捨てられない。 「う、ぅうぅぅ……!たすけて、だれか、たすけてよぉ…………!」  だから精々が、起こりもしない奇跡に縋ってすすり泣くのがアンバーに出来る限界だった。  そしてその程度の懇願では――――何の利もないその程度の行動では、情を解さない魔術師を説得することはどう考えても不可能でしかなかった。 「――――あ!!あ、あぁぁ……っ!ひ、ぎぐ…………っっ!!  っっうぅぅぅ!!ぁ、あぁぁ、痛いっ!!あああだめっ!だめ、痛いぃっ!!あああいやぁぁぁっ!」  無言のままに突き破られる処女の証。破瓜の血が膣口からじっとりと滲んでいく。  激痛に華奢な身体が弓なりに反り、細い喉からか細い悲鳴のような空咳が漏れ、そしてそのまま子宮口に亀頭が押し付けられることで、その身がびくりと大きく跳ねた。 「あ……!ぁ、あぁぁ、や、やだ、うそ、痛い、痛い……っ!  あ、あああ、ぁ、なんで、なんでぇ……!こんな、ひどい、ひどい……っ!!」 「何を泣く?何を喚く?全ては貴様が選んだ結果だ。  早々に意地を捨てて媚びていれば、こんな目には遭わなかったのになぁ?」  顔を涙で濡らして泣きじゃくるアンバーに向けて、魔術師は冷酷に言ってのける。  全てはお前の選んだ結果だと。自らの蛮行を棚に上げて嘲笑しながら、魔術師はがさついたミイラのような手でアンバーの太ももを掴みつつ、巨根を引いては打ち付けるピストンを開始した。 「うぁっ!あ、あぁぁっ!やっ!ぁ、ひぐぅっ!あ、あぁぁんっ!  や、や、や、あぁぁっ!!やめ、やだ、痛いっ!!やだやだやだ痛いっ!!ぁ、あぁぁぁっ!!」 「浅ましい声を上げておいて、何が『痛い』だ。  ほら、ココを突かれるのが良いのだろう?締め付けが強まるなぁ!ヒヒヒ!」  太く長い巨根が、アンバーの華奢で狭い膣内を蹂躙するように往復する。  グロテスクにせり出したカリの段差がGスポットを擦り上げ、太い竿が膣口を限界まで圧し広げたまま何度も何度も出たり入ったりを繰り返し、硬く張り詰めた亀頭が幾度も子宮口を叩く。  痛みすら覆い潰すように、圧倒的な肉の快楽が少女騎士の心身を呑みこんでいく。  女として屈さざるを得ない圧倒的な蹂躙。子宮口すらドロドロに蕩け、アンバーはもう魔術師にピストンに合わせて身を揺さぶって喘ぐだけの肉人形のように成り果ててしまった。 「や、ぁ、あぁぁちが、違う!違うのに!ぁ、あぁぁなんで、なんでぇっ!  や、やだ、やなのに、やなのに、や、やだ!!ぁ、あぁぁなんで、やだやだやだイく……っ!!」  だがそれでも、アンバーという少女の心は堕ちきれない。  子宮口を小刻みに突かれて絶頂し、その最中にもペニスを引く動作でGスポットを擦られて軽い絶頂に追いやられ、限界まで圧し広げられた膣口から歪に潮の飛沫を湧かせてしまう。  そんな惨たらしい程の責め苦の中で、身体とは裏腹に堕ちきることが出来ない心。  騎士として積み上げてきた正義感と信念は、この現状では最もアンバーを苦しめる楔にしかなり得ない。  そしてそのまま、何度も何度も子宮口を貫かれ、何度も何度も絶頂に潮を噴かされて。  そして少女の全てが穢される瞬間は、何一つとして劇的な変化もないままに、それこそどこまでも呆気なく訪れることとなった。 「――――っひぎぅぅっ!!」  膨らみ切った亀頭が子宮口を押し潰して、数秒間その場所でピクピクと痙攣する。  そしてそのまま、ドクドクと脈打つように巨根の先端から吐き出された精液が、アンバーの子宮の内側へと勢いよく侵入し、その内側を歪な熱で満たした。 「あ、あぁぁぁぁっ!やっ!いやっ!  ああああやだ、やだやだやだぁぁあああぁぁぁっっ!!!!」  凄まじい量の粘つく熱が、少女の腹の奥底へと絡みついていく。  少女の尊厳の全てを貪り食うようなそれは、人間ではありえない量の強烈な量と射精の勢いをもって、アンバーの内側を満たしつつ僅かにその腹を膨らませた。 「うぅぅ、うぁぁぁぁ…………!  やだ、もうやだ、もうやだよぉ…………!」  すすり泣くアンバー。  悲痛に歪んだ表情には、常の快活さは影も形もない。  ようやく射精を終えて、魔術師がペニスを引き抜く。  あれだけの射精を終えて未だに萎えないペニスがずるりと引き抜かれると、それこそ堰を切ったように粟立った白濁液がぽっかりと開いてしまった膣口から滴り落ちた。  絶望が少女の心を支配する。だがそれでも彼女は堕ちきることが出来ない。  そしてさらに悪い事に、魔術師はアンバーの目からまだ光が消え切っていない事に気づき、再び彼女の身体を辱しめ始めてしまう。 「や、や、ぁ、あぁぁ待って!やだ、やだやだ待ってってばぁっ!!  やだ、やだやだやだやめて!!いやぁぁあぁぁっっ!あっっあぁぁ――――~~~~っっ!!!!」  ドロドロに解された膣奥に、今度は獣のように背後からペニスが穿たれる。  最低限の尊厳すらアンバーには残されない。救援が訪れるまでの間、彼女に安息や休憩が与えられることはなく、彼女は犯されては道具で辱しめられ、犯されては道具で辱しめられという地獄を味わわされる。  西風騎士団が洞窟を見つけ、アンバーが発見されたのは彼女が捕らわれてから二日後の事。  洞窟の最奥に全裸で遺棄されていた彼女は、まだ呼吸こそしていたものの既に目に光はなく、その快活な光は深淵に呑み込まれたまま、もう二度と彼女の内側に輝くことはなかった。 ≪了≫ お読みいただきありがとうございました! 次回は4月5日の更新を予定しています。 内容は『デュエプレ』より、闇の守護者ルカの陵辱もの予定ですが、もしも早めに書き上げられれば、先に更新してまた別の作品を考えます。 それでは、次回も楽しみにお待ちいただけると嬉しいです!

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Anonymous

アビス姦素晴らしいです!(ゲス

ミズウミ

ありがとうございます! アビスは基本ゲスければ何やってもいい感じがあるので、書いてて割と楽しいです!