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※拙作の独自設定が多数存在します。苦手な方はご注意ください。 ◆  クリーチャーワールドの扉が開け放たれたことで、世界は容易く一変した。  扉をくぐって現れたクリーチャーたちによって、人間たちが築き上げた文明は容易に蹂躙され尽くし、ヒトという生物種はわずか数日で全滅の岐路へと立たされる状況になっている。  そしてその激震の中心地と化した、”数日前までデュエマシティと呼ばれていた場所”。  過去形で語るしかないほどに破壊され尽くしたその場所では、見るも悍ましい怪物たちによる蹂躙が、僅かな生き残りとなった者たちを襲っていた。 「っあ……!く、ぅぅぅ、放しなさい、この……っ!」 『クク、クククハハハハハ!封魔を弄んだ愚か者め!  気分はどうだ?散々に使い潰したこの身によって辱しめられるというのは、さぞ屈辱だろう?』  崩れ落ちた瓦礫の上で、白髪の少女が"巨大な蛸"に絡みつかれている。  B級ホラー映画のような光景は、しかし数日前からは日常でしかなく、少女を救おうと立ち向かった者たちは触手の一振りに叩き潰され、ただ血煙となっていくしかない。 「や、やめなさい、逃げて……っ!ぁ、ぁぐっ、ふぅぅぅぅ……っ!」  両腕を一纏めに触手で吊し上げられ、怪物蛸の前に据えられた少女――――ルカはあくまでも闇の守護者としての責任感に基づいてそう言った。  他の守護者との連絡は取れていない。そもそも通信系統は完全に死んでいる。そしてそうであっても、ルカは守護者の座を任せられた責任として、デュエマシティの住人たちを守らなければならなかった。  けれど現実はあくまでも非情に、ルカの心を打ちのめす。  触手に蹂躙されていく部下や住人達。無力感に苛まれるルカに、"封魔"を名乗る種族の尖兵――フォルカロルの触手が迫り、その身を衣服の上から撫で上げた。 『他者の心配などしている場合か?んん?  そもそも私が憎悪しているのは貴様だ。我が血族を散々に使い潰してくれおって。脆い人の分際で』 「ふ、ぅ、うぁぁぁ……っ!や、やめ、なさい……っ!  この……っ!っふ、ぅあっ!あ、やめ……っ!あ、ぁぁぁいやぁぁっ!!」  カードとしては最下層のパワーとコストであるフォルカロル。だがそれでも人間相手には十分な脅威だ。  原義通りの"クリーチャー"の名を冠するに相応しい触手は、ルカの華麗な衣服をビリビリと音を立てて容易に真っ二つにしてしまう。  透き通るような白い肌と、それと補色を成すような妖艶かつどこか可憐な、デザイン性の高い黒い下着。  人間の男であれば息を呑むほどの媚態を前に、しかし魔の尖兵は何一つとして躊躇も欲情も見せることなく、ただ胸を覆う薄布をずり上げ、秘部を覆う薄布をずり下げる。 「や……っ!ぁ、や、やめて、汚い……っ!」  そしてそのまま、真っ白な裸身の上を粘液を帯びた触手が這いまわる。  ”闇”という言葉とはいっそ対極にある白い肌。それが粘つく粘液を塗りつけられて、妖艶を極めた色合いへと変貌させられてしまう。  形の良い胸。両腕を吊るされている事で晒された腋。くびれた腰と華奢な臍。  細くも肉感的でコケティッシュな太もも。無毛の恥丘。見目だけで純潔を主張する閉じたクレバス。  その全てを触手がなぞり上げ、粘液の不気味な感覚とともに嬲っていく。  美しい銀色の美髪までも粘液に濡らされて肌に張り付き、ルカは期せずして異様なまでの淫靡な姿を、瓦礫の山と化した街の中心で晒してしまっていた。 「この、こんな下劣なことを…………!  高貴な魔の種族として、恥ずかしいとは思わな――――っあ、ひぅっ!あ、ぁぁぁっ!」  羞恥と屈辱を誤魔化すために気勢を上げれば、細くすぼまった触手の先端によって秘部や胸先をなぞり上げられて、その言葉を喘ぎへと変えられてしまう。  大人びていたとしても、ルカはまだ少女と呼んでいい年齢だ。男を知らないその身体を好き放題に嬲られては、その感覚に抗う方法すらわからなくなってしまうのは自明だった。 『その割に、随分と声が跳ね上がっているようだがなぁ?  知っているぞ、ヒトの女の脆い場所。貴様も例外ではなかったようだ』 「ひぁっ!ぁ、あぁぁっ!や、や、やめっ!あぁぁっ!あんっ!」  細い触手が蠢きながらルカの身体に巻き付いて、その先端が形の良い胸の先端をくりくりと撫でるように責める。  白い肌に目を凝らさねばわからないほどの、色素が薄く小さな乳首。それをくりくりと弾きまわし、時折引っ張るように痛み混じりに刺激して、細い触手はその場所ばかりを責め立ててしまう。 『その脆さで我らを使役していたなど、随分と思い上がっていたものだ。  高貴な魔の種族を統べるには、力も知恵も何もかもが足りていなかったな?』 「ふ、ぅあっ!ぁ、あ、あ、や、ひ、あ、あぁぁや……っ!  だ、だめ……っ!いやぁぁぁ……っくぅぅっ!ぁ、は……っぁ、あぁぁぁっ!」  そしてそのまま、乳首への責めによってルカは軽い絶頂に苛まれる。  拘束の中で僅かに跳ねる華奢な身体。ピッタリと閉じたクレバスから滴ってしまう雫が、太ももから足を伝って瓦礫の上に落ちる。  だが責め苦は始まったばかりで、当然にこの程度では終わるわけもない。  胸先への責めはそのままに、フォルカロルはまた別の触手をルカの右足に巻き付かせて、その先端でひくひくと蠢動する秘部を、遠慮も躊躇もなくまずは一度撫で上げる。 「ひぅぅっ!!……っあ!ぁ、ぁぁぁやめ、やめて、やめなさい……っ!!  そ、そこ、いやっ!ぁぁぁ、だめ、さわらないで……っ!ぁ、あああいやぁぁっ!」 『ここが脆いのも他の女と同じか。反応の鋭敏さは随分と異なるようだが。  どれ折角だ。内側の構造も他の女と同じかどうか、じっくりと確認させてもらうとしよう』  言葉と同時に左脚にも触手が巻き付き、二本の触手がゆっくりとルカの秘部へ迫る。  誰も受け入れたことがなく、自ら慰めた経験も数える程度しかないその場所。粘液に濡れた触手の先端がその場所に微かに触れるだけで、ルカは羞恥と恐怖に駆られて声を上ずらせてしまう。 「や、や、やめて、やだ……っ!ぁ、ぁぁぁいやっ!ぁ、あぁんっ!  あ、あ、あ、やだ、そこだめ、さ、さわらないで……っ!!ぅうぅぅ…………!」  華奢なクレバスが大きく割り開かれて、薄桃色の膣肉が外気に晒される。  そのまま容赦なくその場所を観察するフォルカロルの視線。乳首が触手によって刺激されるたびに、怪物の視線の先で華奢な肉がひくひくと蠢き、じっとりと潤みを帯びてしまう。  指などよりも余程細い触手は、ルカの小さな乳首を精密かつ巧みに嬲る。  くすぐるように何度か撫で上げてから、弾力を帯びてふるりと揺れるようになってしまったその場所を弾かれるだけで、ルカの身は異様なほどの性感に苛まれて跳ねるようになってしまった。 『貴様も他の女どもと同様に、内側から粘液を分泌しているようだが、これは何の意味があるのだ?  胸先を嬲られることで染み出す液のようだが、保護や保湿の意味だとしても脆弱だ』 「ふ、ぅあ、ぁ、あぁぁっ!や、や、や、だめ……っ!ぁぁぁだめぇ……!  あ、あぁぁ、いや、や、やめなさ――――っっうぅぅ!ぁ、あんっ!ぁぁぁっ!やぁぁぁっ!」  軽い絶頂によって染み出てしまう愛液。段々と膣を嬲る触手の数が増えていく。  乳首を縊られ、弾かれ、扱き上げられ、そうして染み出した愛液を掬い取られて検分される。  触手と触手の間で愛液の糸を引かされ、それを舐め取られ、膣口でぐちゅぐちゅと愛液を掻き混ぜられ、知識欲のままに秘すべき反応を調査されるという羞恥が止まない。 『それに、この肉芽も僅かに屹立しているようだな?』 「や………!!ぁ、あぁぁだめっ!!  あ、あぁぁいやっ!そこだめっ!あああぁだめぇぇっ!!」  さらに悪い事に、フォルカロルはルカのクリトリスの鋭敏な反応も見逃さない。  小さく華奢な陰核は、しかし"調査"のなかで勃起して質量を増してしまい、そうすることでフォルカロルの目に留まってルカに更なる地獄を強いてしまう。 『ほう?液の粘性が増して量が増えたな?  胸先ではなく、粘液の分泌の根源はこの肉芽か?』 「ひぅぐっ!あ゛っ!!ぁぁぁやめっ!!ぁぁぁいやぁぁあああぁぁっ!!  や、やだやだやだぁぁぁだめっ!だめっ!ぁぁぁイくっ!イってるっ!いやっ!いやぁぁぁぁ!!」  知識がないからこそ、フォルカロルの責めはあまりにも苛烈にルカの身を責め立てる。  絶頂して潮を噴いているにも拘らず、その責めはどこまでもクリトリスを捕らえたままで放さない。乳首とクリトリスを弄られながら、膣口で粘つく潮を弄ばれて掻き回される。 「あっ!ぁぁぁや、や、や、だめっ!だめっ!ぁぁぁイくっ!イってるっ!!ぁぁぁやだ!だめっ、や、やぁぁぁっ!  あああ壊れ――――っっっひぅぅぐっ!あ゛っっ!ぁぁぁだめだめだめイくぅぅっ!」  乳首とクリトリスへ同時に与えられる性感は、ルカの気丈さを瞬く間に砕き折る。  優雅と妖艶を兼ね備えていたその声音は無惨に蕩け切り、知性を感じさせた言い回しは彼女の思考を過りすらしない。  ルカはただ自分自身の窮状ばかりを率直に薄い唇から吐き出させられてしまう。 『良い悲鳴だな。哀れで無様な”人”らしい』  そしてその口から悲鳴が突き抜けるたびに、華奢な身体が大きく揺さぶられて、触手に嬲られる膣口から勢いよく潮の飛沫が散っていく。  ルカの脚――――唯一脱がされていないブーツを濡らす淫らな液。だがそれは湧けば湧くだけフォルカロルによって掬い取られて、ただ知識欲の糧とされるだけだ。 『粘り気はまちまち、味は無味、撹拌することで白く濁る』 「ふ、ぅあっ!ぁ、あぁぁ、や、や、や、だめっ!もうやめ、やめてっ!  あああだめだめだめイくっ!や、もうやだ、無理、無理よ!だめぇっ!ぁ、いやぁぁ――――!」  噴出する潮の性質を確かめるような言葉と共に、責めの意図すらない責めがさらに苛烈さを増した状態で続けられ、ルカの身と心を快楽に絡め堕とす。  細い触手で器用に包皮を剥かれたクリトリスは、刷毛のように微細に枝分かれした触手によってくすぐるように擦られ続け、既に痛い程に屹立してしまった。  同時に乳首は触手の吸盤を押し付けられて吸引され、僅かな痛みと共にすさまじい快感を叫びながら、ルカの意識や矜持を粉々に破壊していく。  彼女自身にすら自覚はないが、彼女の中には被虐の悦が既に染み込んでしまった。  手酷くその身を辱しめられて、しかしその事実や感覚に歪んだ性感を感じ取ってしまうという、女として抗いようのないある種の浅ましさ。  高潔な彼女が最も唾棄するだろうそれを、彼女は事もあろうに怪物によって目覚めさせられてしまっていた。 「ぅぅっ!ぁ、あぁぁ――――~~っっ!!や、や、や、だめっ!あぁぁいやぁぁっ!!  や、やだ、もうやだ、いや、やめて!おねがい!おねがいぃっ!!ぁ、あぁぁいやぁぁぁぁっ!!」  ぷしっ、と音を立ててまたも勢いよく噴出する潮の飛沫。痙攣する細い身体。  瓦礫の山の上で響く悲痛な声は、遮蔽物もなくどこまでもどこまでも響き渡ってしまう。  人間では太刀打ちできないクリーチャーの、どこまでも続くような際限のない蹂躙。  そしてフォルカロルが有する知識欲――――水文明に類するそれもまた、虚のように際限がない。 『どれ、折角だ。この孔の奥も調べさせてもらおうか。  我々を手酷く使い潰した報いだ。壊れるまではその身体を調べさせてもらうぞ』  喘ぎながら悲鳴を上げるルカは、そんな残酷な言葉にも何一つとして反応を返せない。  そしてそもそもフォルカロルはルカの同意すら得ようともせず、潮を噴きながらぱくぱくと蠢く膣口に触手がぬるりと侵入させ、ペニスではありえない柔軟性と圧迫感をもって、彼女の狭い膣内を蹂躙した。 「あ゛……っ!!ぁぁぁ、うそ、うそ、や、いやぁぁ……っ!!  あ、あ、あ、あぐ……っっうぅぅぅ!!い、いやっ、ぁ、抜いて!抜いてぇっ!!」  呆気なく処女膜を突き破られて、破瓜の痛みで絶望の中から一握の正気を取り戻す。  けれど快楽によって喘ぎ狂わされていた方がまだマシだった。低級クリーチャーの触手に処女を奪われたなんて、ルカのような少女が受け入れられる苦しみではない。 『ふむ、体表温度よりも温度が高く、随分と潤みを帯びている。  だが随分と短いな。これでは我らの母胎として使用するには不足だ』 「や゛っっ!!ぁ、ぁぐっ!ひぅぅあ゛ぁぁあああ!!  あ、や、やだ、やめ――――っっおく、ぁ、あ、ぁぁぁだめぇぇぇぇっ!!」  検分するように膣内で触手を蠢かされつつ、細い先端で子宮口を縊るように弄られて、ルカはのけ反りながら勢いよく潮を噴いた。  膣口は太い触手によってぽっかりと開かされ、内側で蠢く触手の形が、粘液に濡れた華奢な腹にわずかに浮いて見えてしまっている。  フォルカロルにとっては調査であるこの行為は、ルカにとっては陵辱にすらなっていない。  この行為はただの蹂躙だ。強者が弱者に対して施す行為――――圧倒的な力によって弱者からすべてを奪い取る、獣よりも獣じみた行いがルカの身と心を呑みこんでいた。 「ぁ、あぁぁっ!や、ぁ、あぐっ!あぁぁっ!  や、ぁ、やめて……っ――――あ、あぁぁっ!やだ、やだっ!いやぁぁぁっ!!」  そしてそのまま、ピストンのような反復動作がルカの膣肉を擦り付ける。  ペニスではありえない柔軟性――――さながら太い蛇を膣に挿入されたような感覚と、触手の表面を覆う吸盤や瘤による膣壁への不規則を極めた刺激が、ルカの意識を快楽一色に染め上げていく。 「あ、あ、あ、あんっ!や、やぁぁっ!や、やめ、やめて!  おねがっ……!や、やだ、やだやだやだ!ぁぁぁだめっ!とめて、これとめてぇぇっ!!」  重すぎる責めに潮を噴き、気絶しそうになっても快楽が意識を覚醒させてしまう。  せめて身を暴れさせて快楽を逃がしたいのに、既にルカの全身は大小も太さも様々な触手に巻き付かれて、多少の身じろぎすら彼女の意思では行えない。  気が狂いそうなほどの性感が、ルカの身体を内側から蝕んで破壊していく。  吸盤に吸い付かれてぷっくりと膨らんでしまった乳首。刷毛状の触手によって嬲られ続けて、ひくひくと痙攣するまでに至ってしまったクリトリス。  たとえ解放されたとしても、もう二度と日常には戻れない。そんな悲惨な結末を宿命づけられた哀れな少女の姿だけが、触手の縛めの中に存在して嬲られ続けていた。 「や、や、や、やだっ!!ぁぁぁや、たすけて!やだ、いやぁぁっ!  こんな、こんなの、いやっ!!ぁ、ぁぁぁだめっ!だめだめだめイくぅぅぅっ……っあぁぁ!!」  乳首とクリトリスへの責めの中で、子宮口を触手の先端に縊られて絶頂する。  噴出した潮を膣内でぐちゅぐちゅと音を立ててかき回され、性感以外の事を何も考えられないほどの惨い責めの中で、ルカはただ必死に助けを求めるしかない。  白い肌を粘液に塗れさせ、触手の群れの中心でただ喘ぐだけの少女の姿。  "闇の守護者"として、それこそフォルカロルなどよりも余程高名な”魔皇”をも従えていた姿からは想像もできない、哀れを極めた姿がそこにはあった。 「うぁっ!ぁ、あぁぁっ!  や、や、や、ぁぁぁ――――っっっひぅぅぅぅ!!」  潮を噴くほどの絶望的な絶頂の中で、それでも与えられる責めは激しくなるばかり。  とうとう潮を噴きながら失禁し、その羞恥に浸ることもできずに両胸の先端を吸い上げられてまた絶頂。  ぐちゅぐちゅと音を立てて膣内を嬲られ尽くし、子宮口を何度も小突かれて失禁するように潮を噴かされ続けてしまう。  重なり続ける絶頂で思考を焼くように、フォルカロルはただの調査として、ルカから女としての――あるいは人としての尊厳を奪い去る。  どれだけ嫌だと喚いても少女に助けの手は伸ばされない。膣奥を縊られ乳首とクリトリスを嬲られて、地獄のような責め苦の中心でルカはただクリーチャーによって壊される。  ぐちゅぐちゅとルカの膣奥から響く水音は、優美な闇の守護者の印象とはかけ離れて濁りきってしまった。  いつのまにか美髪を纏めていた髪留めすら壊れて、彼女は粘液に濡れた肌にただ白い美髪だけを纏わせながら、どこまでも悲壮に泣き叫ぶことしかできなくなっている。  そして、彼女にとって最悪の瞬間が訪れる。  膣奥にまで挿入されている触手は、生殖のための触手ではない。  だがだからこそ精密に蠢かすことが出来るそれは、これまでのルカの反応から割り出した"最も脆い場所"を、それこそ磨り潰すかのように何度も何度も刺激し始める。 「―――――っっっあぁぁあああぁぁぁああぁぁ!!!  あ、あ、あ、あぁぁやだっ!やめ、やめてっ!!そこやだっ!いやぁぁっ!ぁ、あぁぁっ!あ、あ、あ、あぁぁやだやだやだだめだめだめイくぅぅぅぅぅ!!!!」 『最奥にわずかに存在する孔。その周辺がこの粘液の根源か。  ここを摩擦する形で刺激することで、人は体内から粘液を分泌すると』  フォルカロルはあくまでも知識欲に基づいて、あくまでも過程でしかない言葉を呟きつつ、それでも容赦なくルカの子宮口を嬲って責め立てる。  ぐちゅぐちゅぐじゅぐじゅと響く水音と、止まらぬまま滴るように膣口から零れ落ちる泡立った愛液が、ルカの身と心を同時に辱しめつつ彼女の身体を戻れない絶頂へ運んでいく。 「や、や、や、だめっ!だめ――――っっぁぁぁだめぇぇぇっ!!  やだ、ぁ、あ、ぁ、やだ、やだやだやだやだぁぁ……っ!!!ぁ、ぁぁぁ………………っっ!!!」  そして訪れる最悪の瞬間。そこに至るまでの僅かな暇。  一瞬性感が鈍化して、ルカは自分が何をされているのか――――自分がどこまで堕ちてしまったのかを、完全な形で認識させられてしまう。  周囲に蠢く触手。縛められて内側から熱を帯びてしまった身体。  ぷっくりとそそり立ったまま吸引され続ける乳首。包皮から剥かれて痛い程に屹立し、狂おしい程の性感を叫び続けてしまうクリトリス。  膣口は太い触手を咥えこんで僅かに捲れ上がり、膣奥は執拗に嬲られたせいでぐちゃぐちゃに蕩け切って、もう二度と純潔にも貞節にも戻れない――――その自覚がルカの心を絶望の黒に染めた。 「ぁ、あぁぁ、や、や、や―――――――っっっあ゛っっ!!!」  そして、ルカの心の奥で何かが完全にへし折れたのと同時に。  子宮口を嬲っていた触手の先端が、縊るように僅かな穴を刺激し、最後の一押しを試みてしまう。  どくりとルカの奥底で心臓が跳ねて、凄まじい熱が華奢な肢体を覆い尽くす。  縛めの中でそれでも細い身体が跳ねて、喉の奥で呼吸と言葉が一度押し留められる。そしてルカはなけなしの正気を振り絞って、あろうことかそのまま”耐えよう”としてしまった。 「ふ、ぅうぅぅ……っ!……っっ!っ……!!  ――――っあ!!ぁ、ぁぁぁ、ぁ、だめ……っ!ぁぁぁだめっ!や、やだぁぁっ!!」  だが当然、こうまで堕ちきってしまった体では耐えられるわけもなかった。  乳首、クリトリス、膣奥、膣内、子宮口。それだけではなく全身を這い廻り縛める触手による、何をどう責められているのかすら分からない波状の責め。  それらが一気に華奢な身体の奥底で火花を散らす。  ルカが必死に守り通そうとした最後の砦――――人としての尊厳すら、華奢な肢体の奥で弾けた火花は容易く呑みこんで焼き尽くし、そして。 「――――ぁ、あ、あ、ぁ、あぁぁぁっ…………!!  ぁぁぁあああああああああぁぁぁいやぁぁぁああああああああぁぁぁぁあああぁぁぁぁっっ!!!!」  これまでにない程の潮噴きと、失禁と、痙攣と、悲鳴にも似た喘ぎ声。  完全に陥落しきったことをこれ以上なく全身で示し、ルカはその身を痙攣させたまま、どこまでも哀れましく縛めの中で意識を失い、全身を弛緩させた。 「ぅ、うぁ…………!ぁ、ぁ、ぁぁぁ………………!」  意識を失ってもなお、その身体は性感に浸されて歪に跳ねまわる。  フォルカロルの触手が膣内から抜かれても、膣奥から噴出する潮の飛沫は止まることがない。 『ふむ、新たな知識を得られた。人とは心底面白い。  だが、我らを使い潰した報いだ。まだ役立ってもらわなければなぁ?』  ルカという女を嬲り尽くし、それでもまだフォルカロルは残酷にそう言った。  グランド・デビルや闇文明を用い、戦わせてきたデュエリスト。私怨の意味でも知識欲の観点でも、自らの手の内にいる女にはまだ利用価値がある。  だからフォルカロルは、地上を往くには不適当な軟体をくねらせつつ、ゆっくりとルカを自らの種族が待つ前線基地へと鹵獲していった。  触手に吊るされたままのルカの身体はゆらゆらと揺れて、しかし彼女は性感に浸され尽くしたまま、目を覚ますことすらない。  斯くして、闇の守護者は本物の闇へと呑みこまれていく。  クリーチャーに蹂躙される世界から切り離された本物の地獄――――魔皇の情婦として弄ばれ、下級封魔の苗床として犯され、死ねば呪文で蘇生されるという、苦痛と恥辱に満ちた文字通りの”地獄”へと。  フォルカロルが這う瓦礫の山。そこを照らす太陽は未だ高く明るい。  けれどルカの目はもう二度と太陽を映すことはなく、彼女に救いが与えられることも、未来永劫に渡ってありはしなかった。 ≪了≫ お読みいただきありがとうございました! 次回は4月5日の更新を予定しています。 内容は未定ですが、3月27日現在Twitterで行っているアンケートを参考にする予定です。 28日の昼過ぎくらいに締切りになるので、よろしければご投票ください! それでは、次回も楽しみにお待ちいただけると嬉しいです!

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