特殊性癖なプロデューサー#10 姉妹逆転 (Pixiv Fanbox)
Published:
2023-10-21 16:47:51
Imported:
2024-01
Content
※リクエスト作品となります。
美城プロダクション所属のアイドルで姉妹と言えばだれが思い浮かぶだろうか。
最近妹が生まれたみりあだろうか、5人姉弟の長女である響子だろうか。
恐らくは否である。
うちで姉妹といえば、城ケ崎姉妹か久川姉妹を思い浮かべる人が多いだろう。
なんせ、姉妹揃ってアイドルである。
DNAというのは凄いんだな、と実感する。
ともすれば響子やみりあの妹もいずれはスカウトするようなことになるかもしれない。
なぜ俺が姉妹について話しているのか?
簡単だ。
今、その姉妹が俺の事務所内の自室に遊びに来ているからである。
「ごめんね、Pさん。
莉嘉がどうしても会いたいって聞かなくって」
「あー、1人だけいい子ぶってズルい!
お姉ちゃんだってPくんに会いたがってたくせに」
「ちょっ、莉嘉!」
「ハハハ。
アイドルにそこまで思ってもらえるならプロデューサー冥利に尽きるな」
俺の部屋に訪れているのは城ケ崎姉妹。
言うまでもないが、それそれがカリスマJK、JCとして活躍している。
カリスマとは言っても美嘉はいまだに恋愛系になかなか耐性が付かない。
恋人らしいこととか色々やってるんだけどな。
いつまで経っても初心な反応を見せてくれるので、こちらとしてはかわいい美嘉が見られて満足なのだが、美嘉はいつか克服したいらしい。
まあ、無理だとは思うが頑張ってほしい。
莉嘉の恋愛に対する耐性はぶっちゃけあんまり知らん。
莉嘉推しには怒らないでほしいが決して姉妹で差別をしているというわけじゃない。
簡単に言えば莉嘉とはそういう関係じゃないってだけである。
莉嘉はまだ中学1年生。さすがに中学生に手なんて出して、出して…。
久川姉妹って中2だったっけ?蘭子と飛鳥も中2か…。他は……。
よし、考えるのは辞めよう。
中学1年生以下には成長した晴と梨沙以外手を出してない。
……自分で言っててあれだが、大丈夫か?
こんな関係バレた瞬間逮捕待ったなしだな。
能力を駆使して何としてでもバレないようにしないとな。
俺は決意を新たにした。
「なんかすごい覚悟を決めたような顔してるんだけど」
「美嘉、俺頑張るな!」
「え?うん。頑張って?」
「Pくん、何の話?」
「俺がいつまでもみんなのプロデューサーを頑張るって話?」
「なんで、そっちも疑問形なのよ」
「え~っ!アタシ、Pくん以外のプロデューサー嫌だよ!」
「大丈夫だ。俺もお前のプロデュースを他の誰かに任せる気はないから」
「あー、よかった」
「でも、仕事の全部にはついてあげられないから、今までみたいに事務所のスタッフさんに付き添ってもらったりすることも多いぞ」
「それくらいなら全然平気だよっ!
Pくんとはこうして会いに来れるしね」
そう言って、莉嘉は仕事中の俺の膝の上に座った。
「こら、莉嘉!
Pさんの迷惑になるから、早く降りなさい!」
「まあ、膝の上でおとなしくしてくれるならこれでも問題はないかな。」
「やったーっ!
Pくん、大好きっ!」
「俺も莉嘉のこと大好きだぞ」
「ホントっ!?
じゃあ、アタシたち両想いだねっ!」
「それは嬉しいな。
こんなかわいい子と両想いなんて」
「えへへ」
俺はキーボードを叩きながらも会話を止めない。
昔は作業のスピードを落とさずに会話できるほどマルチタスクできていなかったから、これはきっと志希の薬のおかげだと思う。
「もう、あまり莉嘉ばっかり甘やかさないでよね」
「気を付けるよ」
「まったく」と言い残して、美嘉は俺の部屋に置かれている来客用のソファに腰を下ろした。
しっかり俺からその姿を確認できるように俺の正面になるように座っている。
美嘉はその長くスラっと伸びた足を組み、髪を指でくるくるといじりながら、スマホを確認している。
さすが読者モデルもやっているだけあって、自分の見せ方というものを熟知している。
まあ、時折、俺のことをチラチラ見ているが。
美嘉は俺に構ってもらいたいのだろう。
美嘉はギャルという性質と本人の派手な見た目から勘違いされがちだが、かなり世話焼きな性格をしている。
ユニットを組む際も俺は美嘉にまとめ役を期待していることも多い。
そんな世話焼きな美嘉だからこそ、甘えたい願望が強い。
人前ではそこそこに我慢しているが、俺の前だと気にせず甘えたがる。
今は莉嘉がいるから、我慢しているだけでホントは”アタシにもかまってよ”みたいなことを内心思っているのだろう。
だからこそのさっきの”莉嘉ばっかり”なんて言葉が出てくるわけだ。
さっきからチラチラ見てくるのもかまってアピールに他ならない。
「莉嘉、随分軽いな。
ちゃんと飯食ってるのか?」
だが、そんなことは知ったことではない、とばかりに俺は莉嘉に話しかける。
「ちゃんと食べてるよ。
食べ過ぎないようにはしてるけど」
「さすがに食べ過ぎて太りました、なんて言われても困るが、まだ莉嘉の身体はこれから大人の身体になっていくんだから、ダイエットとか気にしすぎないようにな。
じゃないと、このまま大きくなれないぞ」
「えーっ、ヤダっ!」
「なら、しっかり食べること。
アイドルやってるうちはレッスンとかで運動量もかなり多いからな。
よっぽど食いすぎとかにならない限りはそこまで太ったりしないだろう」
「はーい」
「莉嘉はいい子だな」
俺は莉嘉の頭をよしよしと撫でる。
撫でながらチラッと美嘉の方を見ると、美嘉は少し頬を膨らませ、若干不機嫌そうにスマホを操作していた。
莉嘉ばかりに構うから嫉妬でもしたのだろうか。
頬を膨らませているあたり、まだまだ子どもっぽくて実にかわいらしい。
「美嘉もこっちおいで」
「まあ、Pさんがどうしてもって言うなら」
「どうしても」
「……わかった」
美嘉はむすっとしながらも俺のもとに歩いてくる。
だが、俺は一瞬美嘉の口角があがったのを見逃さなかった。
莉嘉の手前、かっこいい姉でいたい気持ちもわかるが、そこまで隠さなくてもいいと思うんだけどな。
美嘉が俺の横に来ると、俺は”しゃがんで”と伝える。
美嘉はそれに従い、しゃがむ。
「心配しなくても、美嘉も莉嘉と同じくらい大好きだからな」
俺はそう言いながら、美嘉の頭を撫でる。
美嘉はちょっとだけそっぽを向いているが顔が赤くなっているのが俺視点バレバレである。
「莉嘉が甘えてるを見て、美嘉も甘えたくなったんだよなぁ?」
「ちょっ!」
「え~、そうなのっ。
お姉ちゃんカワイイッ!」
「ち、ちがっ。
P,Pさんっ!」
「本心ばらされて恥ずかしいのはわかるが、落ち着いてな」
「…バカ」
「はいはい。
よし、キリもいいし少し休憩取るとするか。
ソファに移動するぞ」
俺は美嘉と莉嘉を連れて、作業机からソファに移った。
すると、美嘉と莉嘉も俺を挟むようにして座った。
「別に俺の横じゃなくて前でもいいんだぞ?」
「え~、いいじゃん」
「いや、いいんだけどさ」
「なら、文句言わないの」
「文句言って無くない?
提案しただけだよね?」
「「うるさい」」
「はい」
さっきまでとは一変。
簡単に言いくるめられてしまった。
莉嘉は俺の膝に再び飛び乗り、美嘉は俺の腕に抱き着いた。
それを見て莉嘉も
「お姉ちゃん、ズルい!」
と、俺の上に座ったまま、俺の方を向き、抱き着いてきた。
何がズルいのか俺にはよくわからん。
莉嘉のまだまだ発展途上な胸と美嘉の自称80cmのバストが当たっている。
莉嘉の場合は胸が当たっている感覚はない。
だが、美嘉は違う。
モデル業を頑張りたいから、とバストの逆サバをしている。
逆サバしているバストも俺との度重なる行為でさらに成長している。
藍子が聞いたら血の涙を流しそうだ。
仮に美嘉のバストが80cmなら、友紀や肇と同じようなスタイルのはずだが、残念なことに全くそうは見えない。
実際、一部のファンから逆サバ疑惑は浮上しているみたいだ。
何が言いたいのかと言えば、美嘉の胸は巨乳と呼んでも差し支えないほどのサイズなのだから、柔らかい感触が俺の腕を包むのも当然のことだ、ということだ。
「ちょっと美嘉さん。
胸当たってるんですけど?」
「当ててるのよ」
美嘉はちょっと俯きつつも上目遣いで答える。
相当恥ずかしいのか顔も真っ赤だ。
他のLipps面子なら胸を当てるくらいで顔色1つ変えることはないが、美嘉はまだまだかわいらしい。
だが、恥ずかしがりながらも上目づかいをしてくるあたりかなり俺の好みをついている。
まあ、本人は無意識だろうけどな。
「お姉ちゃんばっかりずるいっ!
ねえ、Pくん!
莉嘉の胸も当ててるよ!」
「そんな言葉まだ覚えなくてよろしい。
それに、正直当たってるかわからん」
「むぅぅぅぅぅっ!」
莉嘉は河豚みたいに頬をパンパンに膨らませて、俺の胸をドンドンと叩き始めた。
「莉嘉、やめて。痛い」
「Pくんが悪い!
あーあ、アタシがもっと大人だったらお姉ちゃんみたいなユーワクできるのにっ」
「ゆ、誘惑っ!?」
「なんで自分で驚いてるんだよ」
まあ、理由はわかる。
改めて口に出されて、自分のやってることを自覚して、恥ずかしくなっているんだろう。
「あーあ、アタシもお姉ちゃんみたいに大人になりたいなぁ」
「2,3年も経てば成長するでしょ」
「そんなに待てない!」
「じゃあ、大人になってみるか?」
「「へ?」」
「Pクン、そんなことできるの!?」
「いやいや、出来るわけないじゃん。
莉嘉が信じるからテキトウなこと言うのやめてよね」
「これが本当なんだな。
まあ、百聞は一見に如かずってな」
俺は2人に能力を使う。
美嘉に抱き着かれている腕に触れる胸の感触が徐々になくなっていく。
逆に俺の胸に抱き着いている莉嘉の胸の感触が俺の胸に広がっていく。
ついでに莉嘉は俺の膝の上に乗っているので成長するにしたがって、重くなっているが、こういうのは言わない方がいいのだろう。
美嘉と莉嘉も自分の身体の変化に気づいたのか「へ?え?」などと、自分の体を見渡し、戸惑っているようだ。
そして、2人の変化は終わった。
目の前にある莉嘉の顔は当然のことだが、成長して大人っぽくなり、
着ていた服はピチピチになっている。
美嘉は逆に顔が幼くなり、化粧が子どもが大人の魔円をしているように感じてしまう。
服は当然ぶかぶかになっている。
「え?これ、どういう…?
体が縮んだ?
Pさんっ!?これどうなってるの!?」
「説明したいのはやまやまだが、とりあえず2人とも服着替えたほうがいいんじゃないか?
サイズあってないだろ?目は瞑っておくから」
「…話、聞かせてもらうからね。
莉嘉、服交換しよっか」
「そうだね。
服小さくってきついしね」
そう言って、2人は俺から離れた。
俺はちゃんと目をつむる。
見たいのはやまやまだが、莉嘉もいるしな。
「もう開けていいよ」
美嘉の声が聞こえた。
俺は美嘉に従い、目を開けた。
というか、あれだな。美嘉の声も若干高くなってるな。
俺の目の前には美嘉の服を着た大きな莉嘉と莉嘉の服を着た小さな美嘉が立っていた。
「さ、Pさん。説明して」
美嘉の鋭い視線も今となっては随分とかわいいものだ。
俺は例のごとく志希の薬の影響だということを2人に説明した。
俺の説明を聞いて、莉嘉は「すごーいっ!」と興奮していたが美嘉は手を額に当て、「はぁっ……」とため息をついている。
「どうだ、莉嘉。
大人になった感想は」
「目線とか高くていい感じ!
あ、でもお姉ちゃんのブラちょっときついかも…」
「ほう?」
「はあ?」
美嘉はさっきも言ったがバストを逆サバしている。
身体測定した時点でバストは84だった。
それよりも莉嘉の方が大きいということか…。
莉嘉本来のポテンシャルか、美嘉や他のアイドルに憧れてバストアップに励んだ結果かはわからないが実に素晴らしい。
「美嘉、せっかくなら莉嘉のバスト測ってやれよ」
「なんであたしが!」
「俺が測っていいのか?」
「……ダメ」
「えーっ!アタシはPくんに測ってもらってもいいのにっ!」
「ダメなものはダメ!莉嘉にはまだ早いの」
「今はお姉ちゃんの方が子どもじゃん!」
「な!?」
「確かに莉嘉の言う通りだよな。
今、2人の写真を見せてどっちがお姉ちゃんでしょうって聞いたら100人中100人が莉嘉って答えるだろうな」
「だよね!」
「もう、莉嘉!話は後!先に測るよ!」
「はーい」
「Pさんは見ないで!」
「へいへい」
俺は下を向いた。
しばらく下を向いている間に声が聞こえてくる。
「うそ」とか「すごーい」とか。
「Pくん、もういいよ」
「どうだった?」
「88cm!」
「それはまた立派じゃないか。
美嘉より4cm大きいのか。そりゃブラも小さく感じるわな」
「うるさい」
「ねえ、88cmって誰と同じくらいなの?」
「えっとな、真奈美、茄子、保奈美、梅かな」
「なんでそんなすぐに出てくるのよ」
「プロデューサーだからな」
「絶対違う」
「はは、そう言えば、背も美嘉より高くないか?多分だけど」
「ホント!?Pくん測って!」
「まあ、そうだな。美嘉だと届かないだろうし」
俺は莉嘉の身長を測った。
「えっと、165cmだな」
「ホントにお姉ちゃんより大きくなってる!」
「うーん、莉嘉。今はお前の方がお姉ちゃんなんだから、美嘉のことお姉ちゃんって呼ぶの変だぞ?」
「ちょっとPさん!何言ってるの!
こんな体でも私の方が姉なの!」
「こら、美嘉!口ごたえしないの!」
「……莉嘉?誰に向かって言ってるの?」
「Pくん!お姉ちゃん怒ってる!」
「大丈夫。俺があとで怒らないように言っておくから」
「ホント?」
「ホントホント。ままごとだとでも思ってればいいよ」
「よし、じゃあ。美嘉は妹なんだからお姉ちゃんの言うこと聞くの!」
「莉嘉、あんたねえ!」
「身長もおっぱいもアタシの方が大きいもん!
美嘉はおっぱいないじゃん!」
「あるし!」
「じゃあ、比べてみよーよ」
「は?」
「あたしのおっぱいと美嘉のおっぱい比べてみよーよ」
そう言って莉嘉は美嘉の目線まで屈み、胸元をひっぱり、その下にある自分の巨乳を美嘉に見せつける。
俺からは残念ながら見えないが、美嘉からはさぞかし立派な胸が見えているのだろう。
「む、胸の大きさと姉かどうかは関係ないでしょ!」
このままだと美嘉が乗ってくれなさそうだ。
俺は美嘉の耳元でつぶやく。
「もし、俺の好きな感じにしてくれたら今度ヤるときにめちゃくちゃサービスするぞ」
「!?」
「美嘉がやってほしいこと全部やってやる。
耳元で愛をささやいてもいいし、挿入したまま優しくギュッと抱きしめてもいい。長い間キスしてもいいぞ。
全部お前主体だ。どうする?」
「……乗る」
「いい子だ。
莉嘉、美嘉もままごとしてくれるってさ」
「ホント!」
「ああ、だから美嘉早く莉嘉のことちゃんと呼んであげなよ」
「お、お姉ちゃん…」
美嘉は耳まで真っ赤に染めて、莉嘉を呼んだ。
なんともいじらしくてかわいらしいじゃないか。
「美嘉、かわいい!」
莉嘉が美嘉に抱き着いた。
莉嘉の成長した胸が美嘉の顔に当たっている。
何ともうらやましい。
「ちょ、ちょっとり、じゃなかった。お姉ちゃん!」
「いやぁ、おねじゃないや。美嘉がかわいくてつい。
あ、そうだ!Pくん!えいっ!」
莉嘉が座っている俺の胸に飛びこんできた。
「うわっと。おいおい、今の莉嘉はデカいんだからいきなり飛び掛かってこられるとびっくりするだろ」
「あ、ごめんねPくん。お詫びにぃ、えいっ!」
莉嘉は俺の胸に自分の胸を押し付けた。
さっきまでの小さい時とは違い、その胸の感触が確かにその存在感を示している。
「ちょ、ちょっとり、お姉ちゃん!」
「どう、Pくん?莉嘉のおっぱいは」
「どうせなら直接揉んでみたいな」
「いいよ!Pくんだけだよ」
「いいわけないでしょ!」
「美嘉うるさい!これはアタシとPくんのオトナの話なの!
子どもは引っ込んでて!」
「美嘉。約束」
「……!?ホントに守ってくれるの?」
「もちろん」
「約束?」
「美嘉に言うこと聞いてもらうために約束したんだよ」
「わかった。今日だけだからね!」
「よし、じゃあ揉ませてもらうかな」
「うん!えっと、服脱いだ方がいい?」
「莉嘉に任せるよ」
「うーん、せっかくならP君に見てもらいたし、服脱いじゃおっ!」
莉嘉は元気よく服を脱ぎ捨てた。
見た目は大人、中身は子どもという逆コナン状態だが、こんな見ためで中身は中1ってめっちゃいい。
「どう、Pくん?アタシのおっぱい」
莉嘉は下から胸を持ち上げ、俺に巨乳を見せつける。
莉嘉の巨乳は美嘉のブラジャーに少し窮屈そうに収まっている。
「とても魅力的だよ。でも、下着が窮屈そうだな。
せっかくだし、何カップか測ってみるか」
「それいい!今度はP君測ってよ」
「いいぞ。美嘉は確かDカップだったよな」
「そうだよ」
「OK。じゃあ、ちょっと失礼して。
アンダーは66か。トップが88だから……。
ちょっと調べるわ。えっと、Fカップだってさ。
2カップも小さいブラじゃ、そりゃ窮屈だよな」
「うーん。こんなちっちゃなブラ外しちゃおっ!」
莉嘉の発言は決して、美嘉を煽ろうとしているわけではない。
結果的にあおるような形にはなっているが。
莉嘉は大きくなったことが嬉しいから、大きさに焦点を当てた発言をしているのだ。
まだ中1の莉嘉に美嘉を俺の趣味に合わせて美嘉を煽るみたいなテクニックなんとあるわけがないのだから。
ブラジャーを外した莉嘉の胸は1回りほど大きくなったように見える。
莉嘉の胸は窮屈なブラから解放され喜んでいるかのようにブルンと揺れた。
「どう、アタシの胸?」
「大きいし綺麗だし、文句の付け所がないな」
「そうでしょ!」
「ああ、じゃあ揉むぞ」
「うん!」
「あ、せっかくだし美嘉も揉みたいな」
「なんでよ!」
「比較対象?」
「最っ低!」
「褒めるなよ」
「褒めてない!」
「いいだろ。約束だろ」
「それは契約外!」
「じゃあ、追加契約。契約内容はお前に任せる」
「……いいの?」
この子ちょろいな。心配になる。
「もちろん。できる範囲でな。
できないことは困るぞ」
「わかってる。ホントにアタシが決めていいの?」
「そう言ってるだろ」
「……揉ませればいいの?」
「おう」
「……わかった」
「物分かりがいい子は好きだ。
せっかくだ。莉嘉と並んで」
「……ホント、サイテー」
そんなことは言いつつもちゃんと美嘉は莉嘉の横に並ぶ。
「脱がないと揉めないだろ」
「揉めるじゃん」
「美嘉は私と違って揉めるほどないでしょ。まだ子どもなんだから」
「…!」
美嘉は何か言いたそうにしていたが、うつむいてグッと押し黙った。
莉嘉は優越感に浸っているのかとても嬉しそうだ。
「まあ、莉嘉の言う通りだな。
美嘉も早くに脱いでくれ」
「……わかった」
美嘉も上半身裸の状態になった。
ペったんこと言うほどではなかった。
わずかにではあるが、確かに膨らんではいた。
「揉むぞ」
俺は2人の胸をそれぞれ片手に収めて揉み始める。
莉嘉の胸はFカップだけあって、揉むと俺の手からはみ出してくる。
美嘉の胸は正直、ホントに揉むほどない。
まだ中1ということを考えたら仕方ないというか、普通だろ。
「ねえ、Pさん。今のアタシの胸揉んで楽しい?」
「楽しいぞ。莉嘉の大きさがよくわかるからな」
「何それ、んっ」
「なんだ、一丁前に感じてんじゃねえか」
「どう、P君。アタシの、あんっ、おっぱいは。んっ」
「非常にいいぞ。大きさもさることながら柔らかさも素晴らしい」
「美嘉より?」
「小さいものは小さいものでいいんだよ」
「そういうもの?」
「そういうもの」
「ふーん。じゃあ、戻っても揉んでくれる?」
「んー。美嘉が許可だしたらな」
「ぶー」
高校生の莉嘉がぶー垂れてるのはギャップがあってかわいい。
「Pくん、ちょっといい?」
「ん?いいけど」
「ちょっと手離して」
「ほいほい」
俺は2人の胸から手を離した。
「ねえ、美嘉」
「何?おねえちゃん」
「許可だして」
「それは戻ってからの話でしょ」
「ううん。今、出してよ」
莉嘉は美嘉の方に1歩踏み出した。
美嘉は反射的にか1歩下がった。
「ねえ、早く許可だして?お姉ちゃんの言うこと聞けないの?」
「だから、戻ったら」
「ねえ」
莉嘉は胸の下で腕を組み、美嘉を見下ろしている。
身長差的に美嘉は今の莉嘉から詰め寄られている状況は怖いかもしれないな。
莉嘉が1歩踏み出すたびに美嘉は1歩下がる
莉嘉がこんなこと思いつくわけないから、ドラマかなんかで見たのを思い出したのかな?
美嘉もびっくりだろうな。
だが、非常にいい。
「ねえ、美嘉。なに下がってるの」
「だって…」
「だってじゃない!」
「きゃっ」
「今はアタシがお姉ちゃんなの。美嘉はお姉ちゃんの時、お姉ちゃんの言うこと聞きなさいってよく言うじゃん」
「そうだけど…」
「だから、アタシもいいよね?お姉ちゃんの言うこと聞きなさい!」
「えっと、それは」
美嘉が助けを求めるように俺の方を見てきた。
まあ、そろそろ止めるか。
莉嘉に悪影響が出ない程度にしないとな。もう遅いかな…。
俺は美嘉と莉嘉に能力を使った。
莉嘉は徐々に縮み始め、美嘉は徐々に背が伸び始めた。
「あれ、もう終わり?」
「ふぅ、やっと終わった」
そして、元の姿に戻った。
「あれ?なんか視線が…。
アタシって、こんなに視線高かったっけ?」
「え?お姉ちゃん。大きくない?」
「Pさん、アタシのこと戻しただけじゃないの?」
「いや、戻しただけだぞ」
「じゃあ、なんで少し大きくなってるの?」
「それも俺の能力ではあるんだけどな」
「普通に大きくしただけじゃないの?」
「それが違うんだな。
今のお前は姉である莉嘉や他の高校生や大人たちに憧れて成長した美嘉なんだ」
「どういうこと?」
「ま、さっきまでの設定を元に成長した姿が今のお前の姿だ。
莉嘉がお前より大きくなったから、逆もまた然りかなと思ったけど当たりみたいだな。
ちょっと測ってみるか」
「んー、じゃあお願いしようかな」
「おう。じゃあ、壁に沿って立って」
「はーい」
「んーっと」
「…!?」
美嘉の顔をちらっと見るとなぜか顔が赤くなっていた。
「どうしたんだ?」
「顔が近っ」
「今更じゃないか」
「いや、そうじゃなくて…。
ただ立ってるだけなのに、いつもより近いというか」
「ああ、背が高くなってるからな。
目線も大分近くなったな」
「そ、そうだね」
「身長は171cmだな」
「え、そんなに高いの!
もとより10cmくらい伸びてるじゃん!」
「バストも測るぞ」
「お願い」
「大分デカいな。えっと、91cmか?
アンダーは67cmだな」
「ってことはえっと、Gカップ?
嘘、そんなに大きいの!?」
「公称より10cmくらいデカくなってるな」
「え?これこのまま?」
「このまま」
「大丈夫なの?」
「問題ない。服着たらわかると思うけど、服のサイズはあってるから。家の服もな。
世界中が城ケ崎美嘉はその姿だと認識してる。胸は知らん。公称してる姿で認識してるかもしれないから、あとでエゴサしておいた方がいいぞ。
モデルの仕事はサラシでも巻いていた方がいいかもな」
「了解。適当に戻してよ?」
「OK」
「じゃあ、莉嘉。帰るよ」
「お姉ちゃんだけ大きくしてもらってズルい!
P君!アタシも!」
「んー、それはまた今度な。今度はお姉ちゃんに内緒でおいで」
「むぅ。わかった」
「ちょっと、莉嘉に変なことしないでよ」
「中1には手ださないから」
「中1には?大きくして手を出すってこと?」
「おっと、そろそろ時間だ」
「まったく、じゃあ、また来るね」
「バイバイ!」
「じゃあな」
2人は俺の部屋を後にした。