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今日はうちの稼ぎ頭の仕事に帯同していた。 うちのアイドルたちもそれぞれに個性があり、音楽番組だけでなくバラエティや報道系、ドラマなど様々な場所で活躍してくれている。 特にバラエティとは言っても、その種類は多岐にわたる。 そのさまざまな場面でうちのアイドルたちは誰かしらが力を発揮することができる。 そんな中で仕事量が今うちで最も多いのが、高垣楓である。 第6代目シンデレラガールにして、過去行われたシンデレラ総選挙でも常にランクインしていることからもその圧倒的人気度合いがうかがえる。 こういった人気投票の結果はメディア関係の人たちも当然チェックしているわけなので、結果を残し続けている楓はあっちこっち引っ張りだこというわけである。 今日はTVの収録だった。今度やるライブの告知もかねての出演だったが、相手方が可能であればぜひ楓がいいというので、たまたまスケジュールが空いているタイミングだったことから今日の仕事に至ったというわけだ。 下卑た考えを持っているような奴が仕切っている現場なら死んでも仕事なんて入れやしないが、ここのプロデューサーさんやディレクターさんにはお世話になっているし、問題ないと判断したわけだ。 収録は滞りなく進み、すでに終了済み。 俺はスタッフ方へのあいさつ回りを終え、楓の楽屋前で楓の着替えが終わるのを待っているところである。 俺は適当に時間を見計らって楽屋の扉をノックした。 「そろそろ着替え終わったか?」 「あ、プロデューサーさん。  はい、入っていただいて大丈夫ですよ」 「それじゃ、失礼するぞ」 「はい、どうぞ」 楓に用意されている楽屋は当然のごとく個室。 うちのアイドル何人かで出演していると、よっぽど大人数でもない限りは一緒の楽屋が宛がわれることが多いが、さすがに個人の出演だと個室にもなる。 とはいえ、壁に耳あり障子に目ありだ。不用意な発言は慎まなくてはならない。 「準備ができていれば帰るが、大丈夫か?」 「はい。このお茶を飲み終わるまで待っていただいてもよろしいですか?」 「もちろんだ。外で待ってようか?」 「いえ。話し相手も欲しいので、中にいていただいて大丈夫ですよ」 「さよか」 「さよです」 そのあと、楓はたった1杯のお茶を飲むのに何分もかけた。 その間に挨拶をしに来てくれる方もいたのでそれには丁寧に対応していた。 話し相手が、とか言っていた割に話を仕掛けてこない楓。 俺に振ってほしいのだろうか。 楓がお茶を飲み終えたタイミングで俺はけ出に声をかけた。 「帰るか」 「ええ」 俺たちはテレビ局の駐車場へと向かう。 車に乗り、テレビ局を後にする。 楽屋の中とは違う、正真正銘の2人きりの空間になった。 「俺はこれから直帰しても問題ないって上から言われてるけど、お前はどうすんの?」 「なら、私も送ってもらおうかしら」 「お前んちまででいいか?」 「Pさんの家に決まってるでしょ」 「へいへい」 楓は俺と2人きりか、一部の人間しかいない限られた環境下では敬語をやめる。 昔の、それこそ楓と初めて会った頃はお互い敬語ではあったが、それが自然と取れた形だ。 知らない人が見たら驚くかもしれないが、楓は普通に年下の子とは敬語は使っていないから、そのようなものだと思ってもらいたい。 俺は年下ではなく、年齢的には同級生だが。 同級生とは言っても、出身が同じというわけではない。 年齢が同じというだけだ。 「さっきの楽屋で、話し相手になってとか言ってた割に何も話してこなかったの何?」 「あら、ただあなたと時間を共有したかっただけよ。  ダメだった?」 「いや。俺もお前と一緒にいられるのはうれしいからな」 「こうやって次から次に女を口説き落としているのね。  その浮いた言葉しか出てこない口、縫い付けてあげましょうか」 「怖いわ!」 「冗談に決まってるでしょ。  でも、Pさんはいつ刺されてもおかしくないような状況下にいるのは間違いないのだけどね」 「重々承知してるよ。  そんな未来が来ないように俺なりに頑張ってるつもりだ」 「私だけでやめておけばよかったのに」 「そんな昔のことは忘れたな」 「最低の男ね」 「そりゃどうも」 「はぁ。そう言えば奏ちゃんから面白い話聞いたわよ」 「奏から?」 まあ、何となく想像はつく。 「ええ。突拍子もない話だったけれど、奏ちゃんはそんな嘘をつくような子ではないから真実なのよね?」 「……ちなみに何の話か聞いても?」 「加蓮ちゃんと胸の大きさを弄られたり、小さくなったPさんを大きくなった胸で挟んであげたって言ってたかしら」 「ああ…。事実だ」 「昔から変態なのはわかってたけど、まさか実現させる能力を手に入れるなんて変態ここに極まれり、っていうのかしらね」 「言わないだろ。そんな言葉そもそもねえよ」 「あなたのおかげで新しい言葉が生まれたのね」 「話が壮大になってるぞ」 「そうだったわ。あなたの性癖という小さな話だったわね」 「うん、もうそれでいいや。  で、それが何?」 「私にはしないの?」 「やるけど今やったら、変化の過程が見れないじゃないか」 「そういうものなの?」 「そういうものなの」 楓は「へぇ」と言うと、窓の外に視線を向けた。 運転中ということもあり、一瞬だけちらっと見たが、随分と絵になっている。 よく神秘的だとかそういった言葉が楓を表現するのにつかわれることが多いが、見た目に関しては確かにその通りだ。 中身は酒とダジャレが大好きなおっさんだけどな。 そこからは何の変哲もない会話を交わしながら、俺の家へと向かった。 ★ 家へ着いた俺たちは人目を気にせず、マンション内へと入っていく。 「本当にバレないの?」 「ああ、俺は世間からの認識も弄れるみたいだからな。  世間が考えている高垣楓の姿を今のお前と一致させなくすればパパラッチもお前の存在には気づかないんだよ」 「便利な能力ね」 「そうだな」 「それにその能力を使えば、普通に人目を気にせずデートとかもできそうね」 「確かに……。  今度久しぶりにデートするか?」 「ぜひお願いしようかしら。  期待していいのよね?」 「もちろん」 そんな会話をしながら、俺たちは部屋の中に入った。 部屋に入るや否や楓は自分の着ていた服を即座に脱ぎだした。 「早くない?」 「Pさんと2人きりなんて久しぶりだもの。  それとも私の身体は貧相でお気に召さないかしら」 「そんなわけないだろ。  胸が大きい方がいいのは否定しないが」 楓の裸体がお気に召さない男などいるだろうか、いやいない。 と、思わず反語が出てきてしまう程度には楓の身体は美しい。 171cmと男性と変わらないほどの長身と、長い手足。 俺の方が4cmほど背は高いが、脚は楓の方が長い。 決して俺の脚が短いわけではない。決してな! 平均よりは長い方だという自負はある。別にめちゃくちゃ長いわけではないが。 だが、楓は以前測定したところ、股下比率が驚異の50%という日本人離れしたというか世界のスーパーモデルでのなかなかお目にかかれないようなスタイル。 全体的に肉付きは薄く、抱きしめると折れてしまうんじゃないかと心配になるほど細い身体。 本人曰く貧相なバスト。とは言っても全くないわけではなく、確かに巨乳好きな俺からしたら物足りないが、それでも確かに膨らみはあり、女性らしさを主張している。 まさに神秘的ともいうべきスタイルがそこにはあった。 これで巨乳だったら神秘的などという印象はなくただのエロい肉体と印象になっていただろう。 高垣楓というアイドルを構成する要素は今あるすべてで完結しており、これ以上は必要ないのだと言わんばかりの圧倒的美が体現されていた。 「なら、あなた好みの肉体にしてくれる?」 だが、まあ、今はアイドルの高垣楓はいない。ここにいるのは1人の女としての高垣楓なのだ。 なら、俺好みの身体にしても何ら問題はない。 「ああ」 まず、楓曰く貧相な胸を大きくしてやろう。 俺が能力を使うと、楓の胸が膨らみ始める。 全体的に肉付きが薄いため、寄せるほどの肉が体中についていない楓が頑張って寄せてあげて、ようやくなんとかできるほどだった谷間。 ブラジャーすら脱ぎ去った今の楓には当然そんなもの存在しない。 だが、少しずつ膨らむ楓の胸は目測EかFカップほどまでに成長し、ブラジャーさえつければ谷間形成は容易ではないかと思えるほどに成長した。 「これが巨乳なのね。  肩がこるなんて嫌味かと思ってたけどこれは本当にこりそうね」 楓は大きくなった胸を確かめるように胸を揉んでいる。 胸が大きくなったときに持ち上げるタイプと揉むタイプがいるんだよな。 個人的には持ち上げる方が好きだけど。 持ち上げる方が胸が強調されるからな。 まあ、そこらへんは人によるかもしれないけど。 「今、何cmなの?」 「ジャスト90cm」 「アンダーは変わってないの?」 「多分」 「へぇ。ということはFカップくらいかしら。  ちょっと鏡で見てきてもいい?」 「どうぞ、ご自由に」 俺がそういうと、楓はどこか軽い足取りで洗面所へ向かった。 あんなご機嫌な楓を見るのは久しぶりな気がする。 どうやら気に入ってくれたようだ。 待つこと2,3分、ようやく満足したのか楓が洗面所から戻ってきた。 「随分とお楽しみだったようで」 「ええ。なんか不思議だったんですもの。  私の胸が巨乳になるなんて、実感がわかなくて。  でももう大丈夫よ。今は胸を張って巨乳と言えるわ」 そう言って、楓は本当に胸を張った。 この数分で巨乳としての自覚を身に着けたらしい。 ちょっと意味が分からないが、本人がそう言ってるのだからそういうことなんだろう。 「……えっと、よかったな?」 「ええ、これだけ大きいとあなたのちんぽも挟んであげられそうね」 「楓に挟まれるなんて想像したこともなかったな」 「ええ、私もあなたのものを挟む日が来るなんてね。  でもせっかくなら、もっとあなた好みの身体にしてもらってもいいのよ?」 「それじゃあ、お言葉に甘えて」 俺はFカップまで成長した楓の胸をまずは鷲掴みする。 「あんっ。  ふふふ、どうかしら。私の巨乳は」 「最高だな」 ギリギリ手に収まりそうなサイズになった楓の胸を揉むと、指の隙間から乳肉が溢れる。 今までの楓ではこういうことは当然起こらなかった。 ハリと弾力があり、揉むたびに俺の指を少し押し返してくるようだ。 俺はある程度揉むと、また能力を使う。 胸を揉みながら、胸を大きくする。 以前加蓮にもやったが、感触が病みつきになる。 ギリギリ手に収まりそうだった楓の胸はすでに一瞬で俺の手には収まらなくなる。 楓の胸を揉む俺の手をドンドン押し返してくる。 この押し返してくるのが不思議な感じでなんとも癖になる。 「もうPさんの手では私の胸はおさまらないみたいね」 「そうみたいだな」 楓は少し勝ち誇ったような様子で俺に話しかける。 若干鼻にはつくが、特に気にはしない。 この短い会話の間も俺は膨乳を止めない。 圧倒的なボリュームと質量で俺の手を押し返してくる楓の胸。 押し返される感触を楽しんでいると楓の胸の成長はようやく終了を迎えた。 俺は楓の胸から手を放す。 そこには先ほどのFカップの状態から何周りも大きくなった楓の胸があった。 もはや楓のスタイルに神秘さなど微塵も感じない。 そこにあるのは細い身体についている爆乳。エロスの塊である。 「さすがに大きくしすぎじゃないかしら?」 楓はその重みを支えるために胸の下で腕を組み、胸を支えた。 やはり、こっちの方が胸が強調されて素晴らしいと思う。 「俺好みの身体だからな」 「たいへんな変態ね」 「急にスイッチ入れるなよ。  反応に困るだろ」 「ふふ。それにしてもこれは…。  驚異の胸囲ね」 「……。うん、そうだね」 「反応が薄いんじゃないかしら?」 「楓の胸がエロ過ぎて、ちょっと今それどころじゃない」 「……まあ、それならしょうがないかしらね。  それでどれくらい大きくしたの?  こんなエッチな胸……、Hカップ……どころではなさそうだけど」 「カップ数はわからんが、サイズは110cmだ」 「110っ⁉️重いわけだわ」 「俺もこの能力使って初めて知ったんだが、手の中で胸が大きくなっていく感触がたまらなくて、癖になるんだよね。  それで、ちょっとだけ大きめになっちゃうんだよね」 「ちょっとなんてレベルじゃなさそうだけど。  えっと、110cmってことは……G,H…」 楓は指を折りながらアルファベットを順に数え、カップ数を確認しているようだ。 「えっと、Nカップかしら」 「とんでもないな」 「とんでもないわね。  Nカップなんてブラジャーあるのかしら」 「俺は聞いたことない」 「私もないわね。まあ、Pさんが好きだって言うならどれだけ大きくてもかまわないけど」 「楓はいい女だな」 「あら、今更なの?」 「改めてだよ。そして最後の仕上げに」 俺は楓の身長を伸ばしていく。 ほとんど変わらなかった身長はあっという間に逆転し、楓の方がデカくなる。 俺の視線は楓を見上げるようになり、逆に楓の視線は見下ろすようになっていく。 俺は部屋の大きさも李衣菜にやった時と同様に楓のサイズに合わせて大きくしていく。 楓の胸が俺の顔付近になるくらいで楓の成長と部屋のサイズ変更を止める。 部屋の大きさはもちろん、家具そのものも大きくなっているため、俺自身が小さくなっているかのような錯覚を起こしそうになる。 部屋自体のサイズが変わってるのに、ほかの人たちはこの変化に気づかないんだから自分でやっておいてなんだが不思議だよな。 「あら、随分と小さくなったわね」 「お前が部屋と一緒にデカくなったんだ」 「ええ。まさか、部屋も家具も大きくなるなんて思ってなかったからびっくりしたわ。  私は今、何cmなの?」 「225cmだな」 「なんか中途半端ね」 「お前の胸が俺の視線に来るようにしたからな。  あと、俺とちょうど50cm差だしな」 「そういう意図があったのね。  じゃあ、とりあえずお酒ほしいから持ってきてもらえる?」 「それくらい自分で持って来いよな。  ったく、ちょっと待ってろよ」 「はぁい」 俺は酒が入っている冷蔵庫の前まで来て気づいた。 冷蔵庫がデカい。 自分で大きくしたことをすっかり忘れてた。 酒が入っているのは冷蔵庫でも上の棚だ。 一応扉を開けてチャレンジはしてみるものの届きそうな気配はしない。 俺は仕方ないか、とリビングから椅子を持ってこようとしたが、その瞬間後ろから気配を感じた。 パッと振り返るとそこにはデカい胸があった。楓だ。 楓の顔を見上げると、楓は楽しそうな表情で俺を見下ろしていた。 「私ったらうっかりしてたわ。  Pさんの身長だと上の方まで手が届かないものね。  Pさんの言う通り、自分で取りに来るべきだったわよね」 楓はそう言って、俺がどんなに頑張っても届かなかった酒を簡単にとった。 こいつ、絶対わざとだ。 「Pさんも無理しないで、できないことはできないってちゃんと言うのよ」 そう言いながら満面の笑みでウインクまでかましてくる楓にそりゃ人気になるわ、と改めて思った。 「なら俺の分もビールか何かとってくれるか」 「あら、それはダメ」 「は?なんでだよ?」 「Pさんみたいな子どもにはまだお酒は早いわ」 そう言って、楓は俺と視線が合うくらいまでしゃがみ、俺の頭をなでた。 「年同じだろ!」 「うーん、そうだけどせめて自分で冷蔵庫から取れるくらいまで大きくなれるまで我慢ね。  ほら子どもはジュース、ね?」 楓が冷蔵庫から取り出したのは酒ではなく、子ども用に準備していたリンゴジュースだった。 俺は不服に思いながらも渋々リンゴジュースを受け取った。 缶も少しデカくなってるな。 「いい子ね」 楓は満足そうに俺の頭をまた撫でた。 俺は大人しくなでられておくことにした。 しばらくなでて満足したのか、楓は「戻りましょうか」と言って、リビングに向かった。 俺もそれに追随する形となったが、わずかキッチンからリビングまでの短い距離でも俺と楓の体格差を実感することとなった。 俺と楓の歩幅が違いすぎた。 楓は普通に歩いてたが、俺が同じスピードで動くには早歩きする必要があった。 十数秒ほどの移動時間を楓は上からかわいいものでも見ているかのような優しい視線で見つめていた。 ソファまで着くと、楓はソファの真ん中にゆっくりと腰を下ろした。 真ん中陣取るなよ、とは思いつつも今の俺では楓をどかすことなどできるはずもないので、楓の横のスペースに座ることにした。 「Pさんはこ~こ」 「へ?」 楓はそう言うと、座ったまま俺を抱き上げ、自分の脚の間に俺を下ろした。 俺は楓の脚の間にキレイに収まった。 俺の後頭部には楓の巨大な胸が当たっている。 楓の股の間にちょこんと座らされ、脚を投げ出している俺だが、改めて足の長さの差を実感する。 そんな俺を楓はぎゅっと後ろから抱きしめてくる。 だが、その手には缶がない。 テーブルの上にも置かれていないし、当然不安定なソファの上にも置かれていない。 「お前、酒どこに置いたの?」 「んー?振り返ってみて?」 返答の意味がよくわからなかったが、俺は言われた通り、首だけ回して後ろを見る。 そこには俺が枕にしている楓の爆乳に缶が挟まれていた。 「行儀が悪い」 「あるものを使ってるだけだもの。  誰にも迷惑かからないし、問題ないわ」 「俺しかいないからいいが…」 「ほかの男がいるような場所で私をこの体にするの?」 「……しないな」 「じゃあ、こういうことをするのはPさんの前だけってことよ」 「いや、どっちにしろ行儀は悪い」 「お嫌い?」 「好き」 「ならいいじゃない」 「…まあ、そうだな」 俺は後ろを向いたまま、楓の右の乳首に吸い付いた。 「あんっ。  もういたずらっ子なんだから。  そんなに吸い付いても何も出ないわよ」 楓の言う通り、どれだけ吸っても母乳が出てくる気配はない。 楓は妊娠していないし、特殊な体質でもないので当然と言えば当然だ。 だが、そんなことは関係ない。 俺は今、この楓の特大バストを吸いたいのだ。 俺は夢中で楓の乳首を吸い続ける。 これだけ身体も胸もデカいので乳首も比例して特大のサイズになっている。 いつもの楓の慎ましやかだった胸も乳首も今はこんなに成長して慎ましやかさの欠片もなくなっている。 「も、もうっ。いつまで吸ってるのかしら!」 楓は乳首に吸い付いていた俺を無理やり胸から離し、立ち上がりながら抱き上げた。 「そんなにHなことしたいならお風呂場に行きましょうか」 楓は俺を床に下ろすと、胸に挟んでいた缶ビールをグイっと飲みほした。 そして、缶を捨てると俺の手を握り、「さあ」と俺を浴場へと連れて行くのだった。 楓はすでに全裸だったため、「早く入ってきてね」とだけ言って、先に風呂に入っていった。 俺は来ていた服を脱ぎ、洗濯機の中に放り込むと、風呂場に入った。 風呂場では楓が湯船にもつからず、洗い場で待ってくれていた。 「なんだ。先に浸かっててもよかったんだぞ?  風邪でもひいたらどうするんだ」 「さすがにそこまで体が冷えそうになったらお風呂に浸かってるのでご心配なく」 「それならいいが」 「それよりPさん、ちょっと私の横に来てもらえるかしら?」 「別にそれくらいいいけど」 俺は言われた通り、楓の横に立った。 「じゃあ、前を見て」 俺たちの目の前にあるのは全面鏡。 上から下まで全身ばっちり映っている。 俺と楓の身体の差がありありと見て取れる。 俺のへそよりも高い位置にある腰とそこからスラーっと伸びる楓の身体の半分を構成する長い脚。 俺の視線と大体同じ高さにある楓の細い身体を隠してしまいそうなほどの圧倒的ボリュームを誇り、爆乳と言う言葉ですら表現できているか不安になるほどの豊満すぎるNカップのバスト。 そして、鏡越しに俺を見つめる童顔とも美しいとも言われる楓のきれいな顔。 ここまでエロスと美を感じる身体が他に存在しないかもしれない。 そんな楓と俺の差に俺の息子は限界まで勃起している。 「こうして見ると、私とPさんの身体は随分と差がよくわかるわね。Pさんもこんなにチビになっちゃうなんて」 楓は普段”チビ”なんて言葉は使わない。 明らかに俺を喜ばせるための発言である。 「俺がチビになったわけじゃない」 「私から見たらPさんが小さくなっているのだから同じことでしょ?」 「楓がデカくなってるんだからな」 「ふふ」 「何がおかしいんだ?」 「子どもが拗ねて駄々をこねているみたいでかわいらしくて」 「子ども扱いするなよ」 「仕方ないわ。Pさんは175cm”しか”ないんだもの」 わざわざ”しか”と強調してくれるあたり、楓も長い付き合いだけあって俺の性癖を完全につかんでる。 「一応、平均身長よりは高いんだが」 「私より50cm”も”小さいんだから”しか”でも私が使う分には問題ないでしょ」 「確かにそうだけど」 「今の私たちを遠くから見たら大人と子どもに見えそうね」 「見えそうというか見えるだろうな」 「あなたのおちんちんもすっかり子どもサイズになってしまったのね。  うふふ、とってもかわいいわよ」 「お前がデカいだけで俺のは別に小さくないから!」 「そんなにムキになることなの?」 「男にとってはここのサイズは大事なんだよ!  種としての優劣が決まると言っても過言ではない!」 「それはさすがに過言だと思うわよ」 「男に男のプライドがあるの!」 「ふぅん。でもそんなあなたのプライドもこの通り、私の片手のから少しだけはみ出す程度なのね」 楓は俺の息子を優しく握る。 俺の息子は確かに楓の大きな手から少しだけはみ出すくらいのサイズだった。 「こんな大きさじゃ今の私を気持ちよくするなんてきっと無理でしょうね」 「やってみなきゃわかんないだろ!」 「そう?じゃあ、あとで試してあげるわ。  でもいつまでもここに至ら風邪をひいてしまうわ。  先に湯船に浸かりましょう?」 「……おう」 俺が先に湯船に浸かると、楓は俺の正面に座った。 「おっぱいって大きいと本当に水に浮くのね。  肩の負担がふったんだわ」 「ふっとんだ、な」 ツッコミは入れるが、俺の意識は楓の胸に集中していた。 確かに楓の言う通り、楓の胸は湯船にぷかぷか浮いていた。 俺はその浮かんでいる巨大な胸についつい手を伸ばす。 「もう、だ~め♡」 楓は脚で俺の身体を抑えつけた。 俺の手と楓の脚は比べるまでもなく楓の脚の方が長い。 しかも抑えつけられているから体を前方に倒して距離を詰めることもできない。 結果として俺の手は楓の胸には全く届かなくなってしまった。 って言うか今気づいたが、足もデカいな。 これ何センチくらいあるんだ?30cmはあるかもしれん。 「あとでたくさん触らせてあげるから今は我慢。ね?」 「ちっ、わかったよ」 俺は抵抗もせず、あっさりと諦める。 今すぐにでも楓の胸を揉みしだきたいのはやまやまだが、この体格差では男と女とはいえパワーじゃ勝てなそうなのは明白だしな。 とは思いつつも、少し体に力を込めて楓の脚を押し返してみる。 だが、楓の脚はピクリとも動かない。 やはりダメだったか。 「無駄な抵抗はやめてね」 「わかってるよ。試してみただけだ」 「力の差がわかってもらえたかしら?」 「そりゃもう」 楓に抑えつけられ、身動きの取れない俺は大人しくすることにした。 そんな俺の様子を楓はにこにこしながら見つめている。 「なあ、楓」 「何?」 「大きくなった感想とかある?」 「いきなりどうしたの?」 「いや、なんとなく」 「そうね。正直背が伸びた実感はないわね」 「そうなの?」 「部屋にあるものも大きくなってるから私としては大きくなったように感じないの」 「なるほど」 「その代わりに大きくなってないPさんが小さくなったように感じるの」 「そんな感じなのか」 「そんな感じよ。あ、でもこっちは別ね」 楓は自分の胸を下から持ち上げる。 「まあ、そうだろうな」 「BからNだもの。  Nカップなんて聞いたことないわよ」 「まあ、うちで一番なのは言うまでもないし、そこら辺のグラビアアイドルが貧乳に見えるくらいのデカさはあるからな」 「正直、ずっとこの大きさだと肩がこって仕方なさそうだわ」 「持つ者には持つ者の悩みがあるってことだな」 「ええ、そうみたいね。  プレイの一環で大きくする分には構わないけど、日常生活では元に戻してね」 「ほかの男にお前のそんなエロい姿見せるわけないだろ」 「自分は何人も女をとっかえひっかえしてるくせに一丁前に独占欲?」 「そうだよ。俺はわがままなんだ」 「好きになる相手を間違えたかしらね」 「なら、関係を解消するか?  俺はお前らが離れたいとか別れたいとかいうなら無理やり束縛するつもりはないぞ」 「知ってるわよ。  大体、私がいまさらPさんと離れるわけないってわかってるわよね?」 「まあな。長い付き合いだしな」 「まったく、悪い男に捕まっちゃったわね」 「よかったな」 「どの口が言ってるのかしら」 楓はジト目で俺を見てくる。 「そんな顔しててもかわいいぞ」 「すぐ女を口説く悪い口ね」 「褒めるのやめようか?」 「そんなこと言ってないわ」 「女って面倒くさいな」 「知らなかったの?」 「十分すぎるほど知ってるさ」 「ホントになんで好きになってしまったのかしらね…。  今更かしらね。  さ、もう温まったでしょう?  体を洗いましょう?」 「そうだな」 俺と楓は湯船を出て、洗い場に移った。 「洗ってあげるから椅子に座って」 「おぉ、サンキュー」 俺は楓から提案を飲み、風呂場に置いてある椅子に座った。 楓は後ろから俺の髪を洗い始める。 本人は意識していないかもしれないが、俺の頭を洗っている手の大きさを頭越しではあるが感じる。 そして、本人は意識しているだろうが、楓の胸が俺の背中に当たっている。 俺の意識は頭を洗われている間、頭と背中に集中していた。 頭を洗ってもらうのは随分と久しぶりなような気がするが、何と言うか安心する。 自分より大きなものに守ってもらえているという実感から湧き出ている感情なのかもしれないな。 楓は俺の頭を洗い終わると、俺に目をつぶるように言って、シャワーで俺の頭を洗い流した。 さすがに顔は自分で洗った。 「じゃあ、次はお楽しみの体ね」 「おう」 俺はいい年こいてワクワクが止まらなかった。 この能力を得て、こういったプレイは何度かしてきたがその度にワクワクする。 楓は自分の胸にボディソープを塗りたくる。 楓の手で塗ったり、胸同士をこすり合わせたりと楓の爆乳はどんどんあわあわの状態になっていく。 その光景がたまらなくエロイことは言うまでもないだろう。 後ろから見たら、きっと背中から楓の爆乳ははみ出して見えていることだろう。 「じゃあ、洗うわよ」 「頼む」 俺は正面を向く。 そして、いまかいまか、とその瞬間を待つ。 俺の息子はもはや暴発寸前ではないかと思われるほどいきり立っている。 俺の期待が膨らむ中、ついに楓の胸が俺の背中に触れる。 そして、そのまま俺の背中にあたる楓の胸の面積が増えていく。 「あんなに広くてたくましい背中も今ではこんなにかわいらしくなっちゃったわね」 そんなことを言いながら、楓は体を上下に動かす。 手を一切使わずにあたっている胸だけで俺の背中を洗いあげていく。 「次は腕ね」 そう言うと楓は俺の横に移動して、俺の右腕をその豊満なバストで無ギュッと挟んだ。 これはすごい。 凄いという言葉でしか表現できないほど凄い。 腕が胸に沈み込むような柔らかさだ。 右腕を洗い終わると左腕も洗われる。 タオルで体を洗うのとはわけが違う。 「腕も終わったし、前も洗いましょうか」 楓が俺の前に回る。 改めて眼前の楓の姿に俺は見惚れる。 膝立ちしているのに座っているとはいえ俺よりデカい身長。 その細い身体とアンバランスなまでに成長した圧倒的なボリュームを誇るバスト。 豊満すぎるその胸は楓が少し動くだけでそれに少し遅れて動く。 「じゃあ、立ってもらえる?」 「ああ」 楓より俺の方が50cm小さいわけだから俺が立つのは仕方ないだろう。 俺は言われた通り、立ち上がる。 立ってなお、膝立ちの楓の方がわずかにデカい。 楓はその状況を楽しんでいるのか「ふふ」と軽く笑う。 「それじゃあ、洗うわね」 楓はそう言って、俺の上半身に胸を押し付けてきた。 柔らかい感触の中にある硬い感触。 おそらく乳首だ。 このアクセントがまたいい。 爆乳をも超える巨大すぎるNカップのバストを持った俺より50cm大きい楓が俺を洗っているというシチュエーションはそうだが、実際にそれが行われているのを目にする視覚的情報により、触られてもいない 俺の股間はすでに限界を超えそうなほどいきり勃っていた。 そんない俺の状況を知ってか知らずか楓はこれでもかと念入りに俺の上半身を洗い、いや胸を押し当て、動かしている。 楓も乳首がこすれる感覚が気持ちいいのか時折、「はんっ」や「あんんっ」などと言った声を漏らしている。 俺の上半身は楓の胸により、自分ではほとんど目視できない。 俺の上半身を軽く埋めてしまうほどに今の楓の胸は巨大なのである。 「どうかしら?んっ。  気持ちいい?」 「ああ、最高だ」 「それはよかったわ。  じゃあ、下も洗ってあげるわね」 「た、頼む」 俺の期待と股間はもう爆発寸前だ。 楓は最後に俺の下半身を洗い始める。 まずは片足ずつじっくりと胸で挟んでこすってくる。 楓は俺の足を下から上にゆっくりとほどよい力加減で洗う。 そして、しっかりと俺の股間だけは避けてくる。 右も左もじっくりと丁寧に洗っているのに股間だけは決して洗おうとしない。 その証拠に泡だらけの俺の身体で股間付近だけは泡が全くついていない。 ようやく足を洗い終わったのか楓が立ち上がる。 俺はようやく最後だ、と期待でいっぱいになる。 「さ、終わったわね。  あとは自分でお願いね」 「へ?」 俺は思わず間抜けな声を漏らしてしまった。 当然のことだと理解してほしい。 最後の最後まで我慢して、ようやく俺の欲情が解放されるときがきたと、期待で胸と股間を膨らましていたのに楓は残った場所は自分でやれ、と言う。 あんまりではないだろうかっ! そんな俺の様子を見て、楓はくすっと笑って続けた。 「どうかしたかしら?」 「いや、その、出来れば最後まで」 「ちゃんと全身洗ったわよ」 「まだ、股間あたりが洗われてない!」 「まあ、女の子にそんなところ洗わせるつもり?」 「女の子?」 「何?」 「な、なんでもない」 って言うか、そんなところってお前これまで散々弄ったり弄られたりしてきてんじゃねえか! 何今更かまととぶってんだっ! 「洗ってほしいなら誠心誠意頼むのが道理だと思わない?」 「お願いします!洗ってください!」 「随分と折れるのが早いわね…」 こんなことで意地を張っても仕方がない。 俺はもう限界まで来ているのだ。 「でもまあ、しょうがないわね。  そこまで言うなら洗ってあげるわ。  あなたのそのちっちゃくて粗末なモノを私の大きなおっぱいで隅々まで洗ってあげるわ。  どこまで耐えられるかしらね」 楓は挑発的な笑みを浮かべながら、俺の股間に胸を近づけてくる。 って言うか小さくねえし! でも、そんな言い方をされると俺のM心がくすぐられるのは事実なわけで、俺の股間は今か今かとビクビクしている。 楓は胸を自分の手でギュッと寄せ、元々あった谷間をさらに長くする。 俺の股間の寸前まで迫った楓の胸の谷間はどこからどう見ても俺の股間より長いのは明白だった。 「私のエッチな乳マンコ。どうかしら?  って聞くまでもないみたいね。こんなにビクビクしてるものね。  あなたのそれは私の胸の奥まで届くかしらね」 届くわけがない。 俺はもう限界まで勃起しているのだ。 これ以上大きくはならない、と思う。 そんな男としての屈辱も今はいいスパイスになっている。 「入れるわね」 楓はゆっくゆっくり俺の股間に少しずつ胸を近づけてくる。 そしてついに俺の股間は楓の胸の中に挿入される。 「!!!!?」 一瞬だった。 楓の胸に俺の息子が埋まった瞬間、あまりの気持ちよさに俺は一瞬で果ててしまった。 「あら、もうイッたの?  小さいうえに早漏なんてあなたのちんこはよっぽど不良品なのかしらね」 楓は胸を開く。 楓の胸の先端の方には俺が吐き出した精液がしっかりとついていた。 体感的にはかなり出た気がするのだが、楓の胸がデカすぎて、そこまで大量に出ているようには見えない。 「量もイマイチね。  あなたのそれ、えっと確か租チンというのだったかしら?  租チンは何ができるの?」 楓の口から租チンなんて初めて聞いたが、どこでそんな言葉覚えたのだろうか。 俺のために勉強でもしたの? という変な感想兼期待も出たが、そう言った扱いは俺を興奮させる。 「あら、性懲りもなくまた勃っているみたいね。  次はもう少し楽しませてね」 楓は再度、俺の股間を自分の胸で挟み込んだ。 一度その快感は経験していたので、俺はなんとか射精を耐えることができた。 「あら、ちゃんと我慢できたのね。偉いわよ」 楓に子供扱いされているが、それに突っ込む余裕などこっちにはない。 俺は歯を食いしばって、射精を我慢するしかないのだから。 「それじゃあ、動かすわね」 楓は胸を上下前後に動かし始めた。 その快感たるや、俺の語彙力ではとても表現できるようなものではない。 こいつホントにパイズリ初めてか? 楓は元々Bカップだった。 Bカップでは当然パイズリなどできるわけがない。 俺も当然、楓とのプレイで今までパイズリなんてお願いしたことなんてないし、やってもらったこともない。 どこでこれだけのテクニックを身につけたんだ、こいつ。 それとも天性のものなのだろうか。 「お前、ど、こでこん、なテク、ニックを」 「奏ちゃんに話を聞いた時からいつかPさんならこういうことをしてくるだろうと思って、勉強してたのよ」 俺のために勉強してくれていたらしい。 「今はそんなことどうでもいいのよ。  なかなか出さないし、スピードを上げるわね」 「ち、ちょっと待てっ」 「ムリ♡」 「アガァァァァァァァッ!」 楓はパイズリのスピードを上げた。 そして、俺は一瞬で果てた。 あんなのムリ。耐えられるわけない。 もうさっきから言ってるけどシチュエーションとか何もかもが俺を興奮させてくるんだから無理よ、無理。 耐えられるわけがない。 「さっきよりは盛大に出たわね」 俺はあまりの疲労感に椅子に座り込んだ。 「もう限界なの?全然物足りないわ」 「そんなこと言われてもな…。  体力的に、もう」 「えい」 楓は俺の前で屈み、胸を自分の腕で挟むポーズをした。 所謂”だっちゅ~の”だ。 随分前に流行ったこのポーズ、全く世代ではない俺だが、このポーズのすばらしさは理解しているつもりである。 できればだっちゅ~の全盛期に生まれたかったし、なんならブームが継続していてほしかったとまで思っている。 「少し元気になったわね」 それは当然、息子が完全とは言わずとも、元気を取り戻す一助となる。 「そうだ、Pさん」 「なに?」 「キスしてくれる?」 「どうしたんだ、いきなり奏みたいなこと言いだして」 「2人きりの時に他の女の名前を出すのは感心しないわね」 「それはわかってるけどあまりにも唐突だったから」 「まあいいわ。とにかくキスして」 「別にいいけど」 俺は楓にキスするために立ち上がる。 楓はそれに合わせて、ポーズを辞め直立する。 ああ、そういうことか、と納得する。 楓は下を向いて、目をつむり、唇を少し突き出す。 当然、俺と楓の身長差を考えれば届くわけがない。 一応、背伸びもしてみるが焼け石に水だった。 不安定とは思いつつ、椅子に乗ってみるもののそれでも届かない。 50cmの差なんてそう簡単に埋まりはしないのだ。 「早く、Pさん♪」 楓の楽しそうな声が聞こえる。 上を見上げれば、楓は目をしっかりと見開き、俺の様子を楽しそうに見下ろしている。 「小さすぎてキスも出来なくなったの?  キスもできない、私を満足もさせられない。  粗チビは何ならできるの?」 「ちょっと、粗チンとチビをかけ合わせた造語作らないでもらえる?」 「ホントのことじゃない。  背もちんこも何もかもが小さい、粗チンのチビなんだから」 「背もちんこも別に小さいわけじゃないから!」 「世間一般での話なんて知らないわ。  今は私とあなただけなんだから、私からしてみればチビで粗チンなのよ。理解してもらえたかしら?  自分の立場で考えてみたらすぐわかる話じゃない。  Pさんは自分より50cmも小さい相手にチビと思わないのかしら?」 「それは思うけど」 「自分でちんこを握ったときに自分の手から少しはみ出すくらいのちんこを小さいと思わないかしら?」 「思うけど」 「なら、私から見て、あなたはチビで粗チンということは理解してもらえたかしら?  チビで粗チンのPさん?」 「…はい」 「いい子ね。チビ」 「名前はチビじゃないんですけど」 「あだ名みたいなものよ。  チビと呼ばれても粗チンと呼ばれても返事してね?」 「さすがに粗チンは」 楓は俺の返事が気に食わなかったのか俺の息子を力を入れて握った。 「わかった、粗チン?」 これは某漫画風に言うなら生殺与奪の権を文字通り握られてしまっている。 「…はい」 俺はおとなしく肯定の返事を返すしかなかった。 「わかればいいのよ」 楓は俺の息子から手をはなした。 「それに元気は十分戻ったみたいね」 楓の言う通り、俺の息子はもう元気になっていた。 我が息子ながら随分と節操がないようだ。 「じゃあ、次はパイズリフェラでもしてあげましょうかね」 「なんだとっ!?」 楓のパイズリフェラなんて、受けたいにきまっている。 全人類男子の夢と言っても過言ではないだろう。 「ほら、座って」 「はいっ」 「随分と元気がいいわね」 「それはもう」 「じゃあ、早速始めるわね」 楓は座った俺の息子をその大きな胸で挟み込んだ。 そして、パイズリを始める。 先ほどお同じように上下前後に胸をこすり合わせる。 気持ちいいが俺は、まだ射精するわけにはいかない。 まだ、フェラされてない! だが、楓はどれだけ耐えてもなかなかフェラをしてくれない。 俺も耐えてはいるが限界も近い。 「か、楓。  はや、く、ふぇ、フェラしてくれっ。  もう、で、でそうだっ」 「私だってしてあげたいのよ」 「だったらっ、早くっ!」 「しょうがないじゃない。  あなたの粗チンが私の胸の中に引きこもって出てこないのだもの」 「ふぇ?」 「さすがに出てこないものを咥えろと言われても無理ね。  だから、咥えてほしいなら早く私の胸から粗チンを出してもらえる?」 こいつ、最初から狙ってやがったな! くそっ、今の楓はただ胸がデカいだけじゃない。 再三言っているが、背もデカい。 背がデカくなっているということは当然胸もそれに合わせてデカくなっている。 いくら何でもこの胸から俺の息子が顔を出すなんて不可能だ。 俺はもう虚しく腰を楓の爆乳に打ち付け、少しでも息子が顔を出すことを祈るしかない。 だが、どんなに頑張っても俺の息子はなかなか引きこもりを辞めてくれない。 成果は全くでないのに快感だけが溜まり続けていく。 限界も近くなり、俺は焦り始める。 そしてその焦りからか無意識のうちに俺の腰を楓の胸に打ち付けるスピードは徐々に上がっていた。 「ぐっ、くそっ」 「あら、もう限界そうね」 楓の言う通り、俺の限界はかなり近いところまで来ていた。 そして、そのまま打ち付けているうちに俺はついに限界に達してしまうのであった。 俺は「あぁっ…」と声を漏らし、貯めていた情欲を楓の胸の中にすべて解き放った。 「あら、残念だったわね。  まあ、小さいし仕方ないわね」 楓はそう言って、俺の体と自身の胸をシャワーで洗い流す。 泡をきれいに流し終えると、楓は俺を優しく押し倒した。 「楓?」 「あなたはたくさんイケて気持ちよかったかもしれないけど私は全然満足できてないの」 そう言って楓は俺の腹の上に跨る。 ここで初めて思い至った事実があった。 胸がデカくなり、身長も遥かにデカくなったということは当然体重も同様に増えていることになる。 元々50kgもなかった楓だが、当然今はそれどころではないことは言うまでもない。 普通に考えて、俺よりもはるかに重いだろう。 その体重が俺にのしかかっているのだ。 「ぐぁっ、お、重…」 「あら、レディーに重いなんて失礼ね」 楓はそう言って俺にしな垂れかかる。 俺の体にさらに体重がかかり、思わず「うっ」と声が出てしまう。 楓はわざわざ自分の胸が俺の顔に当たるように位置まで調整している。 「BカップからNカップまで成長した私の胸はどうかしら。  110cmまでなったみたいだけど、体が大きくなったのだから当然胸も大きくなってるのよね。  一体何cmあるのかしらね。  Pさんの顔くらいなら包めそうね」 そう言いながら、楓は俺の息子を大きな手でしごいている。 「ただでさえ小さいのに萎えてさらに小さくなっちゃったわね。  私を気持ちよくしてもらうために、大きくなってね。  粗チンでも多少は気持ちよくなれるでしょ」 顔を包み込む感触と息子をしごかれる快感で、俺の息子は節操なく勃ちあがってしまう。 「これなら大丈夫かしらね」 楓は姿勢を変え、俺の体から少し体を浮かす。 そして、俺の息子の上に自分のアナルがくるように移動した。 楓はそのままゆっくりと腰を下ろしていく。 俺の息子が楓の中にゆっくりと入っていく。 普段なら楓のマンコはかなりきついのだが、今は全くそんなことはなかった。 幅的にはちょうどフィットするくらいなようだ。 「よかったわ。Pさんを感じられて。  入れたのにわからないとかだったらどうしようかと思ってたのよ」 楓のマンコが元々きつかったから、ギリギリ感じられているんだろうな。 あまりきつくないやつだとガバガバになってたかもしれないな。 俺の脳内を何人かの顔がよぎった。 一応気を付けておこう。 「でも残念ね。  長さが全然足りないわ♪」 それはわかっていたことだ。 何度も言うが、このサイズ差である。 普通の楓であれば奥まで届いていたが、今の楓ではさすがに無理だ。 楓はその事実を確認すると、体を上下に動かし始めた。 いつもと比べてスムーズに楓が動いているのは俺のサイズ的に動きやすいからだろう。 そして、楓が俺に腰を下ろすタイミングで勢いと合わせて楓の体重が俺にかかる。 普段の楓からは想像できない重さに楓の大きさをまた痛感する。 それを何度か繰り返すうちに俺はまたも絶頂に達した。 「1人だけ気持ちよくなっちゃって。  私はまだ全然なのに」 楓は俺の息子を抜くと、俺の顔の両横に手を置き、俺の上に覆いかぶさった。 俺と楓の間にある隙間は楓の胸で埋まっている。 「女の子相手に好き勝手にされている今のPさんとってもかわいいわ」 楓の顔が少しずつ俺の顔に近づいてくる。 それに伴い、俺の体に垂れている楓の胸が俺の体で当たっている部分の表面積を広げていく。 眼前に迫る楓の顔を見て、改めてきれいだと思った。 光彩異色症により、左右で異なる色をしている瞳。 最近ではオッドアイなどと呼ばれている。 顔の作りがいいのは元より、左右で異なる色の瞳が俺を視界にとらえている。 俺の視線も楓の瞳に吸い込まれてしまう。 初めて見た時から、俺はこの神秘的な瞳に心を奪われているのだ。 「…キレイな瞳だ」 俺は無意識に声を発した。 楓はその瞳を一瞬だけ大きく開くと、少し目を細め、俺の唇を奪った。 唾液を交換するように舌を執拗に絡ませあう。 呼吸のために何度か唇を離すと、俺と楓の唇には銀色の橋が鈍く光っていた。 そんな時間も束の間、俺と楓は何度も何度もキスをする。 くちゅくちゅ、と卑猥な音が俺たちの口から漏れ出る。 体の小さい俺は全身を使って楓に抱き着き、大きな楓は俺の体を全身で挟み込む。 どれくらい時間がたっただろうか。 楓がキスをやめ、俺の体を離す。 「Pさんのせいで溜まってきちゃったみたい。  私が満足するまで終わらないわよ」 楓は俺を再び横にすると、俺の上に跨った。 今日は長い夜になりそうだ。

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