48-3.対決 狼VS朝陽(Showdown Rou VS Asahi) (Pixiv Fanbox)
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ジム生徒の皆さん、こんにちは。
いきなりの番狂わせで、強者である狼が朝陽から激しい連打を浴び、腹に強烈なキックを喰らってダウンしてしまいました。
朝陽優勢の中ダウンした狼は、再び立ち上がるのでしょうか。
さっそく続きをご覧ください!
1.強烈なボディアッパーを喰らう朝陽(Asahi receives a strong body upper)
朝陽の猛攻にダウンした狼。
だが、テンカウントが数えられる直前に、狼は立ち上がり、そこでちょうど1ラウンド目が終了となる。
インターバルに入り、ふらつく足元でコーナーの椅子に座る狼。
このまま試合が続けば負ける可能性があったことを実感し、うなだれる。
正直なところ、狼は朝陽に負けるイメージを持っていなかった。
「さっきの闘いで、負ける可能性は十分にあった。…くそっ」
狼は、朝陽を見くびっていた自分のふがいなさを噛みしめる。
インターバルが終わり2ラウンドが開始すると、先ほどとは打って変わって朝陽に向かって一方的に距離を詰める狼。
朝陽は得意の蹴りで距離を取るが、狼に隠していた朝陽の技のあらかたは把握した狼は、朝陽の行う戦術の読み合いに付き合わず、自分の闘いをすることを決意していた。
「もうオレの動きを把握するなんて、さすが狼だな」
内心余裕のなくなってきた朝陽だが、落ち着いた様子で的確な蹴り技を駆使しながら有効打を与え距離を取り続ける。
ひたすら俊敏に無駄のない動きで、狼は左右に移動しながら朝陽の隙を狙って獰猛な狼のように食らいついていくため、次第に狼の勢いに翻弄され始める朝陽。
2ラウンド目後半で、集中力の薄れた朝陽は狼のフェイントにつられ、朝陽は狼のパンチをもろに喰らってしまう。狼は一撃を与えたことでひるんだ朝陽に向かって、怒涛のラッシュを開始する。
「うっ!うっ!うっ!」パンチを受け、朝陽の声が漏れる。
腹を中心に体中にダメージを浴び続ける朝陽。
闘いを自分のペースに戻すため、自分なりの闘い方で狼へ攻めに行きたいが、勢いにのった狼の放つ闘気に気圧され、体が怯む朝陽。
そして朝陽は「負けたくない」と強く思い、リスクの少ない無難に勝てる方法を探り始める。
朝陽「負けられない…!今日こそオレが勝つんだ」
狼「ボディががら空きだ!」
朝陽「ごっ…あっ…!」
いつの間にか距離を詰められ、無防備だったボディに強烈なパンチを喰らった朝陽。
倒れずこと嫌がり足が後ろに下がったところを、狼の容赦ない鋭い連打が朝陽を襲い、後方へぶっ飛ばされながら朝陽はダウンする。
「が…がはっ…!あっ…うあっ…」
(立ち上がらなきゃならないのに、体が…動かない…!)
ボディの激痛に意識が飛びそうな朝陽。
あまりの痛みに思わず嗚咽を漏らすが、意識が遠のき思わず瞼が下がっていく。
2.文字なしバージョン(no text version)
◇狼のパンチなし差分
ボディへのパンチの食い込みの差分も作ってみました!
傷なし差分
ダウンした朝陽の傷のないバージョンです。
狼も朝陽も、シーサイドジムではトップクラスの美形なのですが、その二人が顔に傷を作りながら闘うという展開は、自分的に熱い!
…のですが、せっかくなので、傷のない朝陽の顔をも見てもらいたくて差分作りました。
3.あとがき
1ラウンド目の様子から朝陽優勢と思われた展開でしたが、今度は狼が猛烈なラッシュで朝陽をダウンに追い込みました。
ボディの潰し合いで、お互い拮抗した闘いが続きます。
実力でいえば明らかに狼が格上なので、食らいつく朝陽はそれだけですごいことなのです。
そして、ダウンした朝陽は立ち上がることができるのか。
試合の行方はどうなるのでしょうか!?
次回に続きます。
ちなみに、シーサイドジム内では狼と朝陽の二人は美形枠です。
そんなイケメン朝陽のダウン姿が、打撃を食らって口からよだれを流し、苦し気な表情で上を見上げる姿を見ていただきましたが、完全に僕はフェチズム全開で描きました。
傷ありバージョンでは、特に腹への打撃跡が多いのも、フェチズム全開だからです。
すみません。←(とりあえず謝ってみる)
それではまた次回、シーサイドジムで会いましょう。
バイバイ!