ヒトイヌ小説家、冬の大きな同人誌即売会に行く。 (Pixiv Fanbox)
Published:
2023-11-30 15:12:19
Imported:
2024-01
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こちらは『ヒトイヌストーリー』シリーズ
https://www.pixiv.net/novel/series/9808885
の中で公開中の作品『友人に即売会の売り子を頼んだら何故か私がヒトイヌにされてしまった。』
https://mahoro47.fanbox.cc/posts/6539962
そして『ヒトイヌ小説家、スランプになったら自分の小説の中に入っちゃった。』
https://mahoro47.fanbox.cc/posts/7059526
の続きとなるお話になります。
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スランプを乗り越え、新刊を完成させ、いざ冬の大きな同人誌即売会に行く事になった。
もちろん一生脱げないヒトイヌスーツを着せられてる私はこの姿のまま現地に行く事になった。
「え~と、新刊は積んだし、設営に使う物も…、うん、ちゃんとある。」
喜美子は自分の車に積んだ今日の冬の大きな同人誌即売会に持って行くものを入念にチェックしていた。
「後は…、ほら、法子~、早く乗っちゃてよ~。」
そうは言っても…、この姿で車に一人で乗り込むのは骨が折れるんです。
四肢を折り畳まれて拘束され、四つん這いで歩く事を強要されるこの姿。
ギチッ、ギチチッ。
必死に車に乗り込もうと、獣の前足と化した腕を、正確には腕折り畳まれてるので肘をかけて何とか体を車の中に持ち上げようと悪戦苦闘していた。
全身をみっちりと覆っている分厚い革の拘束スーツ。
私はコレをヒトイヌスーツと呼んでいる。
まあ、呼んでいるなんて言ったけど、もう私は人の言葉なんて喋れない。
私の口には口を開きっ放しにして固定する開口ギャグがしっかりと嵌め込まれている。
しかも、そのままでは唾液が垂れ流しになるので、男性器を模した棒、ペニスギャグを口に突っ込まれていた。
ただ、今日は公衆の前に出るので、もしも人前で抜く必要があった時に問題無い様に形状をマイルドなものに交換していた。
いつもは本当に男性器を模してるけど、今入れてるのはツルンとした、ただの棒になってる。
「もう、いつまでかかってるのよ~、ほら、手伝ってあげるから早く乗りなさい。」
そう言って貴美子は私のフサフサの尻尾が揺れてるお尻に手を置いて押す。
ちょっ、貴美子、そこは…。
「むおぉぅ。」
お尻を支えられてグッと力を入れられると、お尻に入ってるアナルプラグを押し込んでしまい、思わず声が出る。
私の股間には銀色に鈍く輝く金属製の貞操帯が嵌められている。
その貞操帯に蓋されて抜けない様にされている異物がいくつか体内に埋め込まれている。
その一つがこのフサフサの尻尾が底部に付いたアナルプラグ。
この尻尾を引っ張ると栓が抜けてアナルプラグを抜かなくてもウンチが出せる様に中空になっている。
しかも、尿道にはカテーテルチューブが入れられてオシッコも垂れ流しなんだけど、そのチューブがアナルプラグに繋げられていて、オシッコは常に私のお尻の中に流れ込む様にされてる。
24時間ずっとオシッコで浣腸され続けてる状態。
正直めちゃくちゃ苦しい。
今でこそ随分慣れたのと、口が開きっ放しでまともな食事が摂れず、便の量が減った事でだいぶ楽になって来ていた。
更にオ〇ンコにもディルドを入れられていて、ディルドとプラグが歩けば中で擦れ合って腰が抜けるぐらいに気持ちいい。
気持ち良いのはいいんだけど、普段の歩行もずっと感じてしまうので困ってしまう。
それも今は随分マシにはなった。
でも、感じちゃうのは感じちゃうんだけど…。
そしてこのディルドにも先端に細かい穴が開いていて膣内の分泌物がディルド内を通って外に排出される仕組みになってる。
で、その排出先が…、もうわかると思いますけど、私のお尻の中。
オシッコと一緒に膣内の分泌物も浣腸に使われてる。
だから気持ち良くなればなるほど、浣腸の量が増えて便意も強くなって行くと言う凶悪な仕組みなのです。
ヒトイヌ生活も、もう半年になり、ようやくそう言った様々な事に慣れて来て、貴美子はその様子を見て、今回の事を決めた。
今なら、冬の大きな即売会の様な広く人が多い場所に連れて行っても問題無いって…。
そりゃあ、今までだって毎年現地参加してたので今年も行きたかったので嬉しいのは嬉しいけど…。
一体、現地でどんな事が起こるのか…。
楽しみもあるけど、やっぱり心配の方が大きい。
バタンッ。
考え事をしてる内に、貴美子に後部座席に乗せられドアを閉められる。
もうウダウダ言っても貴美子の決定に逆らえる姿ではないから行くしかないのだけど…。
バタンッ。
貴美子が運転席に乗り込む。
さあ、いよいよ出発だ。
もうたくさんの人の前にでる覚悟を決めなきゃ。
大丈夫。
小さいとは言え、即売会には一度ヒトイヌ姿で参加した事もあるんだから、あの時みたいにしてればきっと問題無い…、はず。
「はい、それでは海の上の即売会上に向けて、出発~。」
ブロロロロー。
車はついに即売会場に向けて走り出したのです。
「台車、借りて来たよ~。」
会場に着いて、駐車場から設営場所まで結構ある事がわかり、貴美子は会場から台車を借りて来た。
「ささ、乗って。」
「おぅ。」
かなり大きな台車だったので、荷物を乗せても私が乗る場所は充分にあった。
だって、ヒトイヌ姿でひょこひょこ歩いて行くには距離があり過ぎだから。
それに…、そんな距離を歩いていたら、きっと何度もイッてしまうし…。
「行くよ~。」
ゴロゴロゴロ。
台車が動き出す。
あ…、振動が…、体の奥に響く。
ちょっといいかも…。
結局、自分の設営スペースに辿り着く頃には、足腰がガクガクになるぐらいには感じてしまっていた。
「本日はよろしくお願いします、これ、ウチの新刊です、どうぞ。」
丁寧に隣のスペースのサークルに挨拶して心証を良くしてくれる貴美子。
私がこんな姿だから、絶対に迷惑かけるものね…。
ホント、一番端のスペースで良かった。
ん?
なんだか視線を感じる。
そう思って、全頭マスクに開いてる目の穴から周りを見回してみる。
あ、目を逸らされた。
まあそりゃそうか…。
こんなヒトイヌ姿でいたら注目を集めちゃうもんね。
喜美子は運営にちゃんと了解を取ったって言ってたけど、どうやって了解とったんだろう?
それでも、好奇の視線は開始の時間が近づくにつれ、みんな自分の目当ての本を買いに行って減って行った。
「それでは只今より開催いたしま~す。」
スタッフの宣言に拍手が起こり、人々がそれぞれ目当ての本を買い漁る光景が繰り広げられる。
こうして私のヒトイヌ姿での2度目の即売会が始まった。
始まってしばらくは静かでした。
遠目にチラチラ私を見る目は常にあるけど、新刊を買いに来る人は未だにいなかった。
う~ん、今回結構自信作なのになぁ…。
もう半年もヒトイヌのまま過ごしていて、世間との感覚のがズレて来てしまっていたのでしょう。
自分の姿が異常な事に気付いて無かった。
でも興味はあるので、皆さん、近場を行ったり来たりしたり、遠目にじっと見つめていたり…。
そんな中、1時間ほどして動きがありました。
隣のサークルさんのスペースで買い物をしてた大きなメガネをかけた女性が、こっちをチラチラ見ていて、ついに意を決したように私のスペースにやって来た。
「あ、あのっ。」
「は、はいっ。」
「の、のりりん先生、ですか?」
「え?わ、私が?」
「は、はいっ!」
「あー、ごめんなさい、違うんです、私は売り子の手伝いをしてるだけで…。」
「そ、そうなんですか…。」
喜美子の言葉を聞いて明らかにがっかりした様子のメガネの女性。
「あ、でも、のりりん先生ならいますよ。」
「え?本当ですか?ど、どこにいらっしゃるんですか?」
「ここに。」
そう言って貴美子はテーブルの横に四つん這いで立ってる私を指す。
「え?あ、あの…、え?」
「これ、このヒトイヌがのりりん先生よ。」
「のりりん先生…、このヒトイヌが、のりりん先生…。」
ブツブツ言いながらメガネの女性はしゃがんで私に目を合わせる。
「あ、あの、初めましてっ、先生の作品めっちゃ好きで小説全部買ってます。」
え?ファン?
私にファンとかいたんだ、めっちゃ嬉しい!
「お、おおぅ。」
ううっ、すごくお礼を言いたいけど、喋れない…。
「す、凄いですね、先生の小説に出て来るヒトイヌと同じで、開口ギャグで口が固定されてるんですね。」
なんだかめっちゃ食いついて来てるっ。
「あ、あの、先生の体、触ってもいいですか。」
言いながらすでに手をわきわきさせてるメガネの女性。
「あー、お触りはご遠慮ください。」
ほっ。
助かった、貴美子が止めてくれた。
「でも、新刊を購入いただくと特典としてヒトイヌにお触りできますよ。」
はぁ!
何を言い出してるの貴美子!
そんな特典勝手に付けないでよっ!
「買います、3冊ください。」
しかも即買いの上に3冊とかガチファンの買い方!
「はいは~い、ありがとうございます、それじゃあ、存分にお触りくださ~い。」
「は、はいっ、じ、じゃあ先生、失礼して…。」
メガネの女性が恐る恐る私に向かって手を伸ばす。
サワッ。
肩、と言うか肩を掴む様に拘束されてる手の部分を撫でられる。
「思ったよりも硬い革ですね、拘束感が凄そうで、はぁはぁ、着たら気持ち良さそう…。」
ちょっと荒い息を吐きながら、肩から腰の方に向かって背中を触って行く。
「凄い、凄い凄い…。」
ちょっと語彙を失いながら私の体を触り続ける彼女。
そろそろもういいんじゃないかと思って声をかけようとした時。
「あ、あのぅ。」
「えっと…。」
私のサークルスペースに更に二人の女性がやって来た。
フワフワフリフリのドレスの様な服を着たロングヘアーの女生と、ショートパンツで快活そうな雰囲気のショートヘアの女性。
「先程、新刊を購入しますと、そちらのワンちゃんをお触り出来ると聞こえましたが…。」
「ええ、出来ますよ。」
「では、1冊頂きたいです。」
「あ、私も1冊。」
「はい、ありがとうございます。」
わわっ。
私に触れるって特典つけた途端、本が売れ出した。
「では、お楽しみのところ申し訳ありませんが、交代して頂けますか?」
「ふぇ?あ、ああ、すみません、どうぞどうぞ。」
「それでは失礼して…、ああ、凄い…、かなりの厚みがありますね、相当な拘束感がありますでしょう?」
「お。おぉぅ。」
なんかこの子、丁寧な物言いだけど、圧があるなぁ…。
「申し訳ございません、のりりん先生はイヌですから人の言葉など喋れませんよね、うふふっ。」
この子…、多分Sッ気が強いんだ…。
「本当に惨めで無様なお姿…、私、興奮して来てしまいます。」
「おぉぅ…。」
目がトロンとして来て怖い…。
「あなたも、遠慮せずにどうぞ。」
貴美子がもう一人のショーパンの女性に声をかける。
「あ、まあ、あたしは見てるだけでも満足って言うか…。」
「まあ、そうおっしゃらずに、お次どうぞ。」
良かった、この子ちょっと苦手だから交代してくれるの助かる。
「そ、そう?じゃあ、お言葉に甘えてっと…、うわぁ、これが本物のヒトイヌ…、へえ、全頭マスクからツインテールみたいに髪の毛出して、それが長い犬の耳に見える様にしてるんだ、凝ってるなぁ…。」
今までの二人とは違って遠慮がちに恐る恐る私の体を撫でまわすショーパンの女性。
多分この人の反応が一番普通なんだろうな。
そんな風に思った。
しかし…。
お客さんが女性ばかりとは…。
もっと男性もこういうジャンルの話が性癖に刺さる人がいると思うのに…。
そう思いながらチラリを通路に目を向けると、明かにこちらに興味ありそうな男性達がチラチラとこちらを見ていた。
それも一人二人ではなく、10人近くいそうだった。
はぁ~、こういう時、やっぱり女性の方が度胸があるのかなぁ…。
そんな風に3人の女性に代わる代わる触られながらも通路をぼーっと見てると…。
「あの、皆さん、ヒトイヌに相当ご興味ありそうなので、お三人様にお願いがあるのですが、よろしいですか?」
急に貴美子がそんな事を言い出した。
……どうしてこうなった?
「あ、あの、周りの人に見えない様に私達でしっかり隠しながら連れて行きますから、安心してください。」
いや、それはいいんだけど…。
貴美子はお客さんの例の女性達3人に私の世話をお願いした。
『ここを離れる訳にはいかないので、のりりん先生をおトイレに連れて行って欲しい。』
とか言って、私を、ファンとは言えどこの誰とも知れない人に預けてしまった。
と言う事で、私は今、その3人の女性にリードを引かれて通路を歩いています。
一応騒ぎにならない様に、ファンの女性達は私を囲む様にしてトイレに連れて行ってもらってる。
リードはフワフワ衣装のロングヘアーの女性が握ってる。
一番持たれたくない子にリードを握られちゃったなぁって思った。
だって多分この子ドムっぽい。
Sッ気が強そうで、さっきから私が何とかギリギリついて行けるスピードで歩いてる。
おかげで少し大股になり、そうなると膣と肛門に仕込まれたディルドとプラグが歩く度にゴリゴリ中を抉って来る。
当然感じてしまってるので、私は荒い息を吐きながら必死について行ってる。
イクのは我慢してる。
だって、こんなたくさんの人のいる場所でイッてしまうと注目を集めて、絶対に騒ぎになっちゃうから。
だけど感じてるのは変わらないので、オ〇ンコに溢れたお汁がどんどんお尻の中に流れ込んで来ていて、貴美子がトイレに連れて行ってと言ってた時には全然便意なんかなかったのに、今はけっこう切羽詰まるぐらいにお腹がゴロゴロしてる。
「先生、もうすぐトイレに着きますよ。」
メガネの女性が周りがよく見えない私に教えてくれる。
でも…。
「あちゃあ…、めっちゃ並んでるね…。」
ショーパンの女性がズラリと女性が並んでる女子トイレを見て言う。
「こんなの並んでたら、騒ぎになっちゃいますね…。」
メガネの女性が困ったと言った感じで呟く。
「では、別の場所で先生には用を足して頂きましょうか。」
「へ?別って、どこで?」
「心当たりがあるんですか?」
「ええ、先生は人狗ですから、おトイレなんかよりも、もっと相応しい場所がございます。」
ロングヘアーの女性の妖しい笑みに少し恐怖を覚えながら、私はその言葉を聞いていた。
会場の隣に併設されてる公園。
そこに私達は来ていた、いや、ロングヘアーの女性に連れて来られた。
「なるほど、公園の公衆トイレなら空いてるかもしれませんね。」
メガネの女性が納得したようにロングヘアーの女性に言う。
そう言う考え方もあるけど、きっと彼女は…。
「いいえ、そうではありません。」
やっぱり…。
私の思った通り、どうも公園の公衆トイレには連れて行ってはもらえなさそう。
「お二人は覚えておりませんか?前回の先生の小説に似たシーンがあったのを。」
「似たシーン…、あっ…、で、でもそんな恥ずかしい事…。」
メガネの女性は思い当たった様で、恥ずかしそうにモジモジし出した。
「先生は無様な家畜奴隷のヒトイヌなのですから、本来はそれがお似合いなのですわ、ですよねぇ、先生?」
「お、おぉぅ…。」
「ちょっと私、話が見えないんだけど…。」
ショーパンの女性はまだわかってない様で困惑してた。
「すぐにわかりますよ、はい、着きました。」
そうしてやって来たのは、公園に植えてある一本の大木の前。
「あ、あわわ…。」
メガネの女性は顔を真っ赤にして、今から行われるであろう行為を想像でもしてるのでしょうか。
若干太ももを擦り合わせてモジモジしてる。
「はい、先生、この木にお尻を向けてください。」
ああ、やっぱり…、私は少し諦め気分でおとなしく言われるがまま大木にお尻を向けた。
「本当は片足上げてオシッコとかも見たかったのですが、先生は尿道をチューブで肛門と繋がれておりますから、それは出来ない相談ですわね~。」
このフワフワ衣装のロングヘアーの女性、とても楽しそうです。
「あ、ああ…。」
ついに我慢出来なくなったのか、メガネの女性は外だと言うのにスカートの中に手を突っ込んで弄り出した。
「あら、あちら様は自分もこうされる事がご希望の方の様ですわね、ふふっ。」
「あ、あんたは違うのかい?」
ショーパンの女性はロングヘアーの女性に問う。
「ええ、私はこうしたペットちゃん達を躾けて愛でたい方ですわ、そう言うあなたはどちらなのかしら?」
今度はロングヘアーの女性はショーパンの女性に質問をし返した。
「え?私は、どっちでも無いって言うか…、部屋の壁とか観葉植物になって見てられればいいって言うか…。」
「あら珍しい、見てるだけでいいなんて。」
「え?腐女子にはよくあるタイプだよ。」
「そうなんですの?では、よーくご覧になっていてくださいまし。」
「う、うん…、めっちゃ楽しみでドキドキしてる。」
「あちらの方ももう限界の様ですしね…。」
言ってロングヘアーの女性は、一心不乱にスカートの中を弄るメガネの女性を見る。
「あ、ああ、あぁ…。」
「ふふっ、それでは…、先生、よろしいですか?行きますよ。」
そう言ってロングヘアーの女性が私の中空のアナルプラグの栓も兼ねてる尻尾に手をかけた。
キュポンッ。
軽快な音がして、尻尾が私のお尻から引き抜かれた。
ブボッ、ボッ、ブッ、ブリブリブリ、ブリッ。
オシッコだけでなくいつも以上にたくさんのオ〇ンコからのお汁で浣腸されて、凄く便意が高まったまま、公園まで歩かされて…。
そうして溜まりに溜まったウンチが公園の大木の根元に勢いよくぶちまけられて行く。
「あ、す、すご…。」
「あ、ああ、んあっ…。」
「うふふっ。」
三者三様の反応。
ブッ、ブブッ。
ようやく勢いが弱くなり、止まる。
「あらあら、勢いが良すぎて、先生のお尻、汚れてしまいましたね~。」
「おぅ?」
え?
それは困る、このままだとサークルスペースに戻れない…。
「困りましたね~、ああ、そこのあなた、先生のお尻をキレイにしてあげてくださいまし。」
「ふぇ?え?わ、私、ですか?」
私の排泄シーンをオカズにオナニーしてたメガネの女性が急に自分に声をかけられ戸惑ってる。
「ええ、先生の排泄をとても愛おしそうに眺めてらっしゃいましたので、きっと先生のウンチを舐めてキレイにしたのでは?と思いましたが…、いかかですか?」
とんでもない事を言い出すロングヘアーの女性。
「わ、私が…、あ、ああ…。」
メガネの女性の様子がおかしい。
「うふふっ、こんな言い方では失礼でしたわね…、コホン…、ほら、イヌの排泄を見てよがってるメスブタが何を躊躇ってるんだい、さあ、さっさとイヌの尻を舐めてキレイにしなさい。」
ロングヘアーの女性が、急にSMの女王様の様に上から命令口調でメガネの女性に指示した。
「はぁ、はぁ…、ああ、は、はいぃ、舐めます、私、お尻を、ウンチを舐めますぅ…。」
そう答えて、メガネの女性は私のお尻の前に跪き、私のお尻に飛び散ったウンチを舌で舐めとり始めた。
「んっ、あむぅ、ちゅ、ちゅぱ、じゅる。」
完全にMのスイッチが入ってしまったのか、何の躊躇いもなく、メガネの女性は私のウンチを舐めてお尻をキレイにして行く。
「ひ、ひゃあ…、す、すごい…。」
ショーパンの女性も、女性同士の絡みが好物なのか、食い入るように見つめていた。
「んっ、ちゅぱ、じゅる、んっ…、はぁ…、ふふっ、先生、お尻キレイになりましよ。」
メガネの女性はとても満足そうな笑みを浮かべてそう言った。
「うふっ、偉いわ~、よく出来ました、よしよし。」
いまだ私のお尻の前に跪いてるメガネの女性の頭をロングヘアーの女性が優しく撫でて労う。
「いや~、凄いもん見た~。」
ショーパンの女性が嬉しそうに言う。
うん、私も凄い体験した…。
私のファンって…、こんなにも濃い人達だったんだ…。
キュッ。
穴の開いたアナルプラグの栓である尻尾を戻され、公園から会場に戻って行く。
ロングヘアーの女性の手には行きは私のリード一本だったのが二本に増えていた。
そのもう一本の先には、チョーカーに見えなくもない首輪を巻いたメガネの女性がいた。
結局、さっきのプレイがお互い相当良かったみたいで、それならとパートナーになったらしい。
ショーパンの女性は、プレイの時は是非見たいから呼んでね、とか言って、三人がこの行き帰りでものすごく意気投合していた。
「先生の作品のおかげで、こんなに素晴らしいご主人様に会えました、ありがとうございます。」
リードを引かれながらもウキウキなメガネの女性にお礼を言われてしまう。
「さあ、もうすぐ会場に入ります、プレイはここまでですね。」
そう言ってメガネの女性の首輪からリードを外してしまう。
「ああ、そんな…。」
「ふふっ、これからはいつでも存分に苛めて差し上げられますから、ここは我慢で、ね。」
「は、はい、ご主人様。」
今日会ったばかりなのに、すっかり躾けられてるなぁ…。
そうしてまた三人は私を囲んで会場内に入って行きました。
「あ、おかえり~。」
サークルスペースで貴美子が迎えてくれた。
「随分時間がかかったわね。」
「ええ、おトイレが混んでまして、ふふっ。」
サラッと嘘をつくロングヘアーの女性。
でも…。
相変わらず、お客さんが来てな…、え?
違う。
だって、机には『完売』の張り紙がしてあった。
嘘。
私がおトイレに言ってる間に全部売れたの?
そりゃあおトイレ時間がかかったけど、それでも1時間ぐらいじゃないだろうか。
それだけの時間で全部売れたなんて…。
「あ、驚いてる。」
そりゃあ驚くよ、この3人以外は全然寄り付きもしてなかったのに…。
「実はね、新刊を捌く為に法子…、じゃない、のりりん先生には席を外してもらったの。
ん?
一体どういうことなんだろう?
「シャイな男性が多いからね~、本当はあなたを近くでじっくり見たいと思っても恥ずかしいとか、プライドが邪魔してスペースに来れない人がいっぱいいたのよ。」
そう言えば…、こちらをチラチラ見てる人や、この辺りを行ったり来たりしてる人が結構いたなぁ…。
「時間余ったから、あなたが欲しがってた本も買っておいたわよ。」
そう言って、本の束を見せる貴美子。
「あ、あたしも本買わなきゃ。」
「わ、私も…。」
「それでは私達はこれで退散致しましょうか。」
すっかり意気投合した三人は、連れ立って、アダルトの、しかもSMやボンデージなどのサークルか固まってる島へと消えて行きました。
「……じゃあ、私達も帰ろうか。」
「おぉぅ。」
新刊も完売したし、目当ての本も買えてるのなら、長居は無用。
私達はそそくさと片付けして会場を後にした。
ブロロロロ。
車の振動が、ずっとイクのを我慢してた私の股間には刺激が強くて…。
「お、おおぅ。」
「もう、何よがってるのよ~。」
運転性の方から貴美子の呆れた声が聞こえる。
だって…、衆人環視の中でイキたいのをずっと我慢してたんだもの、しょうがないよ…。
「一人で楽しむのは止めてよ、私だって、シたくなってるんだから…。」
え?それって…。
「帰ったら、二人で思いっきりしよ、買った本をオカズにして、ね。」
ああ…。
もう一生脱げないヒトイヌスーツに閉じ込められて過ごすなんて、ホントは絶望的な状況なのに、こんなに幸せで、とっても嬉しい。
「おおぅ。」
貴美子ありがとう、私をヒトイヌにしてくれて。
ブロロロロ。
貴美子の逸る気持ちを表すかのように、車はスピードを上げた。