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こちらはpixivにて公開中の作品『理由もわからず拘束された私』 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19758879 の続編となっております。 拘束され閉じ込められた部屋の扉が開かれ、私は更なる絶望を味わう事になる。 続きはFANBOXにて限定公開しています。 https://mahoro47.fanbox.cc/posts/6065344 ----------------------------------------------------------------------------------------- 久しぶりに、いいえ、私が記憶してる限りでは初めてこの部屋の扉が開かれた。 内側から見れば扉がどこにあるかなんて全くわからなかったこの部屋。 最近はこの部屋に出入口は無いのだと少し思い始めていた、 けど、扉はあった、開かれた。 でもそれは希望でも救いでも無かった。 私をこんな惨めな拘束具で自由を奪った人達がまた私を連れ出し、処置台に縛り付ける。 縛り付けなくても、体に取り付けられた拘束具によってロクに抵抗なんて出来ないのに、この人達はいつも徹底してる。 そんな人達で無ければこんな厳重で残酷な拘束具を思いつき、ましてや本当に人に使うなんて思わないでしょう。 私の体は頭の先からつま先までを分厚いラバースーツで覆われている。 そしてその上から金属で出来た厳重な拘束具を取り付けられている。 手には金属球の様な拘束具で手は握ったまま動かせない上にその重さで腕を上げるのにも苦労する。 足にはヒールの無い金属のブーツを履かされ、常に足は爪先立ちの形を強要されていて、立ち上がることが出来ない。 頭には鉄仮面。 目の部分は覗き穴程度、鼻の部分にも呼吸用に小さな穴が開いてるだけ。 口には鉄仮面と一体化してる開口ギャグを咥えさせられていて口はずっと開いたままの状態で固定されている。 もうまともな言葉を話せないし、常に開きっ放しの口からは涎が垂れ続けています。 「ふごっ、ふごぉ。」 何かされそうな恐怖に私は声を上げますが、開きっ放しで固定された口ではまともな言葉を喋ることは出来ずに、まるでブタの鳴き声の様な声が出る。 これは鉄仮面の下の自分の鼻が鼻フックで大きく上方に引き上げられてるせいもあります。 もちろん鼻フックは鉄仮面の下にあるので、外からはこの惨めなブタ鼻は見えませんし、鉄仮面のせいで外すことも出来ません。 そして男達の手が私の股間に伸びて行く。 私は何をされるのかと恐怖もしましたが、同時に期待もしました。 なぜなら、私の股間には頑丈そうな貞操帯が巻き付いているから。 私はこの貞操帯のせいで、ここに来てから性的な快感を得る事が出来なくなっていたから。 もしかしたら今からこの男達が私に性的快感を与えてくれるのではないかと期待してしまった。 けど、そんな淡い期待は打ち砕かれ、貞操帯は外される事は無く、そのまま股間を弄られ何かされている。 男達が何か作業をする度に、私の膣に挿入されたままもう抜いてもらえる事が無いディルドが微妙に引っ張られ、その微妙な動きが私にほんの少しの性的な刺激を与えて来る。 しかしそれはイク事が出来る程ではなく、感じて発情してるのに発散する事が出来ない。 今までと同じく、もどかしさだけが募って来る。 お尻に入ってる極太のアナルプラグを括約筋の収縮だけで感じる様に頑張っていたけど、それも気持ち良くはなってもイクまでの刺激にならなかった。 だから、誰かに股間を弄ってもらえると思うと、知らず期待してしまう。 そんな事が何度も繰り返されて来たのに、また期待してしまった。 「ぶひっ、ぶひっ。」 ブタ鼻の様に吊り上げられた鼻から惨めな音が漏れる。 だから泣くのはイヤなんだ。 泣くとまるでブタの鳴き声の様な音が出るから…。 それでも泣くのを止められない。 もう、本当に、イヤだ、助けて、誰か助けてよ…。 そんな風に思ってる私の願いが届いたのか、この部屋に初めて見る人がやって来た。 「・・・、・・・。」 え?何? 聞き取れない。 分厚いラバーと鉄仮面で耳が覆われてる為、外の音が本当に聞こえ辛い。 すぐ近くでも大声で話してもらわないと、うまく内容が聞き取れなかった。 その入って来た人はとても美人な女性で、何と言うかちょっと怖そうな人でもありました。 「・・・。」 その女性が何かリモコンの様な物を持って私に話しかけてる。 そしてそのリモコンのスイッチを押した。 その途端…。 「ふぎぃっ!」 重い金属の拘束具で動かすのが億劫な体が仰け反るぐらいの衝撃が私の体を突き抜けた。 その様子を見て、満足そうに笑いながらその女性はまたリモコンのスイッチを押した。 「ぷぎぃぃっ!」 一回目は何がなんだか分からなかったけど、今回は衝撃の出所がわかった。 さっき弄られてた股間。 膣とクリトリスに強い衝撃が加えられてるのがわかった。 「ふひー、ふひー。」 あまりの衝撃に私は荒い呼吸を繰り返す。 その間にさっきの女性は周りの男達になにか言ってる。 どうも指示を出してるみたい。 あの女性がここのリーダーなのでしょうか。 すると男達が一斉に動き出し、私は目隠しをされた。 え?何?ヤダッ、怖い! 何も見えなくなって、この先何をされるのかと怯えてるところに…。 バチッ。 「んおっ!」 私の金属のブーツで覆われてる右足が急に熱くなって目隠しの上からでもわかるぐらいに明るくなった。 これは、火花? ブーツの下の足が火傷したのでないかと思うぐらいに熱くヒリヒリしていたが、その足に何かを乗せられてると、今度は痛いくらいに冷たくなった。 そう思っていると今度は左足が同じ様に火花を放ち熱くなる。 その後に何かで急速に冷やされる。 そして次は両手の金属球が同じ様に処置された。 その後、貞操帯も同じ事をされ、それも辛かったけど、一番きつかったのは鉄仮面でした。 一瞬本当に顔が焼け爛れたかと思う程の熱と火花。 その後すぐに冷やしてくれたからおそらく傷にはなっていないでしょうけど、本当に恐ろしかった。 そうして全ての作業が終わったのか、私は目隠しを外された。 一体どうなってしまったのだろう…。 そう思って、手を自分の顔の前まで持ち上げて見てみる。 特に変わったところは何も…、え…? これって、溶けてる? 金属球の繋ぎ目が溶けて無くなっていました。 え? これは、溶接…? 拘束具が溶接されたの? 「んんおぉ。」 ガンッ、ガンッ! その瞬間私は狂った様に拘束具を乗せられてる処置台に思い切り打ち付けていました。 ガンッ、ガンッ! 何とか拘束具を壊そうと必死に何度も何度も打ち付ける。 今までだって自力では到底外せなかったこの金属の拘束具。 でも、まだ人の手があれば外すことは出来た。 ここの人達に外す意思は無かったけど、少なくとも外す事は可能だった。 けど、もうそれも…。 こんな風に溶接されたら、もう絶対に外せない、外れない。 そう思うとこうして無駄でも何かせずにはいられなかった。 「ひぎぃっ!」 そんな無駄なあがきも、私の体を突き抜ける股間からの激しい衝撃で止められた。 見るとあの女性がリモコンを持って立っているのが見えた。 「ひぎぃっ!、ぷぎぃぃっ!」 2回3回と股間に電気ショックの様な物を立て続けに流され、私は大人しくなった。 そして私はまたいつものあの部屋に戻される。 部屋に無造作に放り込まれたけど、一面クッションの部屋なので痛みは無い。 ピッ、ピッピッ。 女性がリモコンを操作した。 すると当然…。 「んぎっ!」 股間から鋭い衝撃がやって来た。 女性の方を見ると、リモコンをこちらに放り投げ、手をヒラヒラと振っていた。 そしてその口は…。 『バイバイ。』 そう動いていた。 え? バタンッ! 女性に続いて男達もこの部屋から出て行きまた扉は閉じられた。 その時、いつもよりも大きな音がして扉が閉じられた様に感じた。 だけど、それを深く考えることが出来なかった。 「ひぎぃっ!」 嘘! 何で? それはあの股間からやって来る電気ショックの様な衝撃でした。 どうして? リモコンはここにあるのに…。 そう思ってリモコンまで這って行き確認する。 リモコンは何かの機能が動いてる様で、ランプが規則的に明滅していました。 どうしよう…。 リモコンを前に私は考え込んでしまいました。 そしてふとある事に気付いたのです。 あれ? イキたい気持ちが無くなってる? どう言う事? バチッ! 「ぷぎぃぃっ!」 また衝撃がやって来た。 その時に理解した。 私、この電気ショックで強制的にイカされている。 何と言う事でしょう…。 こんな機械仕掛けでムリヤリ体をイッた状態にされてしまって、気持ち良さを感じる事無く、悶々と溜まっていたイキたい気持ちだけが発散されてしまってる。 …ひどい。 確かにずっとイカせて欲しかった。 でも、快感を感じる事無く、性欲だけ強制的に解消してしまうなんて…。 こんなもの! 私はこの強制絶頂装置とでも言う機械の動きを止めようとリモコン向けて金属球に永久に覆われたままになってしまった手を振り上げた。 …でも、いいの? コレを壊して止めてしまったら、またイケない日々に逆戻りです。 今のままなら少なくとも性欲の解消はできる。 壊せばもう一生、イケないまま過ごす事になる…。 どうしたら…。 バチッ! 「ひぐぅっ!」 私が迷ってる間にかなりの時間が過ぎた様でまた股間から電気ショックが体を貫く。 「うう、ひぐっ。」 もう私はどうしたらいいかわからなくなって、ひたすら定期的に訪れる電気ショックに耐え続ける事しか出来ませんでした。 ガシャァン!! 結局、電気ショックに耐えられなくなった私はリモコンを衝動的に壊してしまった。 後々絶対後悔すると思いながらも、定期的にムリヤリ性欲を解消させられる事に耐えられなくなってしまったのです。 これまたイケない日々に逆戻りです。 でも、あの電気ショックからはようやく解放されました。 あの衝撃のせいでここ数日はトイレも食事も出来ませんでした。 …え? そう言えば、食事は? 体感で数日たってるハズでした。 まだ24時間も過ぎてないなんて事は無いと思います。 なのに、食事が運ばれてこない…。 私は怖くなって扉まで這って行きました。 元々耳が聞こえずらいので扉に耳を当てても何も聞こえません。 当然扉はビクともしません。 ……あれ? いつもはどこが扉かわからないぐらいピッタリと閉じられてる扉が、今は雑に閉じられていて隙間がある様に見えます。 もしかして逃げられる? 一縷の望みを持ってその隙間を調べてみました。 隙間は何か灰色のものが詰まっていました。 これは…、え?嘘? セメント…? まさか、私…、生き埋めにされてるの…? バフンッ、バフンッ。 思わず扉を金属球で覆われた手で叩いていました。 クッションに覆われているので叩いてもマヌケな音しかしない上に扉はやはりビクともしません。 嘘!イヤッ! 助けて! 出して!ここから出してよ! 私は半狂乱になりながらひたすら扉を叩き続けました。 あれからどれぐらいの時間が過ぎたのでしょう。 もう扉を叩く力もありません。 それどころか体を起こすのも億劫です。 ああ…。 私、あの人達に捨てられたんだ。 もうこのまま誰にも見つけてもらえずにずっとここに閉じ込められて…。 でも、もう、意識が…。 ドーン、ドドーン。 もの凄く大きな音が扉の方から聞こえてきましたが、私にはもう反応するだけの力は残っていませんでした。 その大きな音を聞きながら、私の意識は闇に飲み込まれて行きました。

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