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こちらはpixivにて公開中の【リクエスト作品『白狗に会いに行く(同好会、少し遅めの卒業旅行)』】 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19568805 の、後日談にあたるお話となっています。 あ、この前未来ちゃんが取材に行ってくれた話を元にした読み切りが載ってる雑誌だ。 私は綾乃さんと共にその漫画を読むことにした。 ※このお話は、読み切り漫画をノベライズした体の小説となります。 ----------------------------------------------------------------------------------------- リビングのテーブルに雑誌があるのに気付いた。 あ~これ、この前の未来ちゃん達が取材に行ってくれた話を元に書いた読み切りが掲載されてるやつだ。 どんなふうに仕上がったのかな? 描いてる間、私は机になっていたので中身を見る事は無かったから気になる。 読んでみたい…。 でも、当然ヒトブタ姿の私はマンガを読むなどと言う人間にしか出来ない行為はする事が出来ない。 先生と愛し合って固いきずなで結ばれてはいても、所詮この体は家畜奴隷となってる。 なので諦めるしかない。 いつもの事。 ……。 でも、やっぱり気になる。 そうやって悩んでる私のそばを綾乃さんが通りかかる。 「あら、どうしました?」 「んおぅ、おぉう。」 私はテーブルの上の雑誌を指して綾乃さんに読みたいと訴えかけます。 「これは先生の作品が載っている雑誌…、読みたいのですか?」 さすが綾乃さん、長年私と先生の世話をしてくれてるのは伊達じゃない。 すぐに私の意図を理解してくれた綾乃さんと一緒に、先生の読み切りを読むことにした。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ -以降、読み切り漫画の内容- ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 「ふう~、着いた…。」 私の名前は成宮響子。 地方の様々な風習や伝統儀式などを研究している院生です。 今日は、この村に代々伝わる伝統儀式について調べる為にやって来ました。 「この神社ね。」 いかにも年季の入った鳥居をくぐり参道を歩き境内に入る。 境内には二体の狛犬が祀られていた。 「これが…、ヒトイヌだっけ?」 この地域で人狗と呼ばれ祀られている異形の神様。 毎年、選ばれた人がこの人狗の姿に扮し儀式を行うのが習わしなのだそうです。 「確かに、少し人っぽいわね、この狛犬。」 石造りの狛犬の格好は確かに人間の手足を肘と膝の先を切り取って四つん這いにした様にも見えた。 その石造りの狛犬の尻尾だけは何かの毛で作られていて、風になびいていました。 「あなたが連絡をしてこられた成宮様でしょうか?」 美しい女性の声が聞こえてきた方を見ると、そこには二人の巫女さんが立っていました。 「あ、この神社の方ですか?」 「はい、こちらで巫女をしています、よろしくお願いします。」 「あ、はい、こちらこそお願いします。」 もう一人の巫女さんは少し人見知りな様で、陰に隠れている。 「それでは立ち話もなんですから、社務所へご案内します。」 そう言われ私は巫女さんについて行き社務所へと向かった。 「あ、こ、こんにちは。」 社務所には先客がいた。 「こちらは音無由希子さん、あなたと同じくこの神社の儀式に興味があって訪ねて来られました。」 「音無です、よろしくお願いします。」 「あ、成宮です、よろしくお願いします。」 音無さんかぁ、清楚系美人って感じ…。 「では、お話はこちらにお座りになって…、お茶です、どうぞ。」 「あ、どうもすみません。」 座布団とお茶を出された。 私は座布団に正座して座り、お茶を頂きながらしばらく巫女さんと儀式に関してのお話をしていたんだけど…。 私の意識と記憶はそこで途絶えていました。 その時に、目の端で音無さんが急に眠ってしまった姿を見ていました。 「ん、んあ?」 次に目が覚めた時にいたのは広い板の間。 支援を巡らすと何やら御神体の様なものが飾られている場所でした。 「おおぅ、おあぅ。」 巫女さんを呼んでみようとしますが、私の口は開いた状態のままなぜか動かせませんでした。 なので、声を発してもまともな言葉にはなりませんでした。 一体何が…。 そう思っていると、目の端に何か白い塊がある事に気付き、そちらを見ました。 よく見てみるとそれは何か白い服?を着ている人の様です。 人の様と言ったのはその姿が人にしては、大人の人間にしては手足が異常に短かったからです。 ちょうど腕は肘まで、足は膝までぐらいの長さしかありませんでした。 そして長く艶やかな髪の毛の下の顔には見覚えがあります。 あれは音無さん? はっきりと断定できなかったのは、口辺りがマスクで覆われていた為。 そのマスクには穴が開いていて、音無さんの口内が、舌が見えました。 そこで私は自分も同じ様なマスクが着けられてるのだと思い当たりました。 口を開いた状態で固定するマスク、いえ、口枷と言った方がいいかもしれません。 そんな物を私と音無さんは着けられていました。 そして音無さんの手足が短く見えた事も理由がわかりました。 私も音無さんと同じものを着せられているのでわかったのですが、この服は丈夫な革で出来ていて、手足の部分は折り畳んで収める様な作りになっているのです。 その為、私も音無さんも手足を伸ばすことが出来ずに非常に不自由な状態になっていました。 「んおぉ、おおぅ。」 私はその折り畳まれた手足を動かして、何とか立ち上がろうと試みますが、どうしても立ち上がれませんでした。 せいぜいが獣の様に四つん這いで立つ程度。 それでも四つ足で動き回れるようになったので、そのままイヌの様にひょこひょこ歩いてまだ気を失ってる音無さんに近寄って行きました。 「むおぅ、おおぅ。」 腕を伸ばせないので、肘で音無さんを揺すって起こそうとします。 音無さんは白の革のスーツで私は黒革のスーツだとこの時に気付きました。 揺すってもなかなか起きない音無さん。 あんまり考えたくなかったけど、やっぱりあの巫女さんに一服盛られていたのでしょう。 音無さんの方はしっかりと薬が効いている様です。 どうしよう、全然起きない…。 そう思って視線を下げた時に目に入った。 音無さんの剥き出しの股間。 首から下は完全に覆われてるこのスーツの中でそこだけはパックリと開いていました。 と言う事は…。 そう思った瞬間、下半身が急に寒くなった気がしました。 ああ、私も股間が丸出しだ…。 どうやら私達は四つん這いでしか歩けずに股間が丸出しの姿に拘束されてしまった様です。 これってもしかして…。 そう、まるで私が今日、研究の為に取材しに来た『人狗』の様でした。 「ん、んん…。」 あ、音無さんが起きた様です。 「んおっ、お、おおぅ…、おぁ。」 音無さんは最初自分の姿に驚いていましたが、すぐに状況を理解しておとなしくなりました。 まるで自分が人狗になる事を知っていたかの様に…。 そして私の姿を見て、少し気の毒そうな眼をされました。 もしかして音無さんは何か知っている? そう思った時に…。 「あら、お二人ともお目覚めになられたんですね。」 あの巫女さんが入って来た。 もう一人…、もう一匹の人狗を連れて。 その人狗は赤い革で作られた拘束スーツを着ていました。 巫女さんが連れて来た人狗は私達とは違い、顔にもイヌを模したマスクを被らされていて誰が人狗に拘束されているのかはわかりませんでした。 さらにこちらに歩いて来て見えたのですが、腰から股間にかかって金属で出来た褌の様なものが着けられていました、そしてお尻から境内で見た石の狛犬にも付いていたフサフサの尻尾が生えていました。 「この赤狗を見いた感想どうですか?あなたもこうなりますけど。」 「おぉ?」 私もこんな姿にされてしまうの? 「ここの儀式を研究したいと言っていたではありませんか、では、実際に自分が体験するのが一番でしょう?ふふっ。」 やはりこの姿は人狗だった。 しかもその儀式に私は参加させられるみたいでした。 「そちらの白狗になってる音無さんは自分からこの儀式に参加したいとわざわざ遠い所からいらしたんですよ、ね?」 振り向いて音無さんを見ると、バツが悪そうに俯く。 「儀式には3匹の人狗必要でして、音無さんにもあなたを黒狗にする為に協力してもらったんです。」 「んおぉ、あおぉ。」 巫女さんは言いながら音無さんの顔にイヌの顔のマスクを被せて行く。 マスクを被らされた音無さんの目がトロンと気持ち良さそうに潤んだ。 「後で、成宮さんにも着けてあげますからね、これも…。」 そう言って取り出したのはあの赤狗にも着けられていた、金属の褌。 だけどその金属の褌を見て私はギョッとしました。 内側に何か生えてる…。 その金属の褌の内側には二本のそそり立つモノが付いていました。 そのそそり立つモノを音無さんのアソコと肛門に当てて挿入していきます。 「んおっ、お、おお、お、おぉん。」 音無さんが辛いのか気持ちいいのか判断の付かない声で鳴く。 あ、あんなに太いのを…。 アソコには男性器を模した形のモノが、お尻には真ん中に穴が開いてるモノがズブズブと埋まって行きます。 そして完全に根元まで入れきると、その金属の褌をおへその下辺りで縦と横の金属ベルトを合わせて…。 カチリ。 鍵がかかったような音がして腰に股間にキッチリと巻き付いて離れなくなりました。 「おおぉ、んおぉ。」 音無さんが苦しいのか気持ちいいのか、体をくねらせるとお尻に付いた尻尾がユラユラ揺れて、なんだか可愛く思えました。 しかし、それが自分に施されるとなると話は別です。 あんな太いモノを受け入れる自信はありません。 ましてやお尻の穴に何かを入れた事なんてありません。 無理です。 私はこの場を逃げ出そうと必死に四つ足となった体で歩きますが、一向に進みません。 必死で手足をジタバタさせてる内にあっさりと巫女さんに捕まってしまいました。 「さ、成宮さんも完全に人狗、黒狗になりましょうね。」 「んおぅ、おおぅ。」 私は抵抗しますが、手足を折り畳まれて拘束されている私に碌な抵抗など出来る訳も無く、無情にもイヌのマスクが私の顔に迫って来ました。 イヌの長い鼻と口の中に筒が仕込まれていて、開きっ放しにされてる私の口にそれが接続されました。 と同時に私の頭は完全に黒狗のマスクに覆われてしまっていました。 でもまだ終わりではありません。 あの金属の褌を、巫女さんは私の股間に装着しようとしてきます。 イヤッ、ムリ、そんな太いの入らないっ! ズチュ。 「んおっ!」 まずアソコにそそり立つモノが侵入してきました。 そして、お尻の穴にヒヤリとしたものが当てられたと思った瞬間。 メリッ。 「んおああぁ!」 自分のウンチでさえ、そんな太いモノを出した経験は無いと言うぐらいの太さのモノがムリヤリ押し込まれてきました。 痛いっ!痛いですっ! 私はその痛みから逃れようと、必死にお尻のモノを押し出そうとしますが、巫女さんは容赦なくそれを力いっぱいねじ込んで来ました。 あまりの痛みと巨大な異物感に私の心は折れ、ついに根元までその極太の異物を埋め込まれてしまいました。 カチン。 音無さんと同じく、鍵がかかったような音がして金属の褌が閉じられる。 しかし、私はアソコとお尻の巨大な異物感にそれどころではありませんでした。 拘束スーツの下は脂汗でビチョビチョになってずっと便意が続いていて、太いウンチが出し切れずに挟まったままの様な感覚がありました。 「ふふっ、その感覚はもうずっと消えないので慣れてくださいね、慣れたらそれが快感に変わりますから、音無さん達の様に。」 確かに…。 音無さんと赤狗にされてる誰かは私と同じ目にあってるはずなのに苦しそうには見えない。 それどころか気持ち良さそうにしてる様に見えます。 本当にこの感覚があの二人には気持ちいいものなんだ…。 私もその内そうなってしまうのかな…。 「では、儀式の準備の最終段階、祭壇に成宮さん達3匹を祀らせてもらいますね。」 そう言って、私を抱え上げる巫女さん。 「まずは暴れて言う事を聞いてくれない成宮さんから祀らせてもらいますね。」 巫女さんが言ってた祭壇とはこの一段高く作られた舞台の事なのでしょう。 そこには、透明なイヌが3体置かれていました。 「大昔は鉄線でグルグル巻きにして自由を奪ってたそうですが、今はこのアクリルケースの中に人狗を閉じ込めて自由を奪ってしまう様になったのですよ。」 私がこの儀式を研究してるからなのか、昔の事まで説明してくれた。 そして、そのアクリルケースは上下に分割できる様になっていて、その中に私は押し込められた。 まだ上半分のパーツを被せてないにも関わらず、もう私はこのアクリルケースから自力で抜け出せなくなっていた。 そんな惨めな私の体を覆う様に上半分のパーツも被せられた。 「うふふ、アクリルケースは接着してしまうので、出るにはアクリルケースを壊すしかないんですよ。」 さらっと恐ろしい事を言われた。 でも、もう私は自力ではどうすることも出来ない。 完全に自由を奪われ人狗の姿で身動き一つとれなくされてしまいました。アクリルケースには呼吸用なのかイヌのとんがった鼻と口が出る様に穴が開いていた。 お尻の方にも穴が開いていて、尻尾を引き出された。 そして、音無さんも赤狗にされた人も、私と同じ様にアクリルケースに次々と閉じ込められて行きました。 私達は3人で、いえ、3匹で三角形を作る様に並べられていました。 そこに巫女さんが祓串を持ってやって来て、ちょうど私達の作った三角形の中央に入りました。 「さて、最後の仕上げです。」 あれは何だろ?注連縄?の様なものが3本。 それが、私達に付いてる尻尾を引き抜かれて、尻尾の代わりにお尻に差し込まれます。 そして、差し込んだのと反対側の先端を…。 え? 口に、イヌの口に繋ぎました。 次々にお尻と口をその注連縄の様なもので繋がれて行き、最後に私が赤狗さんのお尻から伸びる注連縄を口に繋がれました。 一体何が…。 そう思ったのもつかの間、口の中に何かが流れ込んで来ました。 え?何?何が…。 うっ、クサイ!そして、苦い! 何?一体何なの? そして気付きました。 自分の便意がいくらかマシになってる事を…。 ま、まさか…。 「そうやってお互いの排泄物を儀式が終わるまで飲み込み続けていただきます。」 やっぱりこれって…、ウンチ。 私の人のウンチを食べさせられているんだ。 そう気付いた瞬間、ヒドイ吐き気が襲って来て口の中にあるものを吐き出そうとしました。 でも、出来ません。 いくら吐き出してもまた自分の口の中に戻って来てしまう。 そして飲み込まずに口の中に溜めていると、どんどん呼吸が出来なくなってきてしまう。 「うふふ、呼吸がしたければしっかりとウンチを飲み込み続けてくださいね。」 ああ、巫女さんは絶対に助けてくれない、許してくれない。 もう嫌でも飲み込み続けるしかないんだ…。 私は絶望感で目の前が真っ暗になりながらも、呼吸を確保するために吐き気を堪えてウンチを飲み込み続けました。 「それでは、始めましょうか。」 私がちゃんと飲み込み続けてるのを確認して、巫女さんは祓串を振って、祝詞を唱えだしました。 い、いや…。 もうウンチ飲み込みたくない…。 儀式が始まってからどれぐらいの時間が過ぎたのでしょう。 ウンチは勢いよく出たのは最初だけで、しばらくすれば勢いは衰え、止まりました。 でもまたお互いのウンチを食べて消化してまたウンチが出来上がり、それをまたお互いが食べ続ける。 そんなルーチンを何回繰り返したでしょう。 もう10回は越えてる気がします。 この儀式はいつまで続くのでしょう? 巫女さんもフラフラになりながらも休むことなく祝詞を唱え続けています。 確か私が調べた限りでは、この儀式は3日3晩ぶっ通しで続くハズ…。 まだまだ先は長い様でした。 そしてその長い儀式の時間の間で、私の意識も徐々に変わって行く。 苦しいだけだったお尻の異物がいつの間にか私の体に快感を与えるものに変わっていました。 この苦しい儀式の間、お尻をキュッと締める事でその異物から得られる何とも言えない気持ち良さに私は何度も救われました。 そしてついにはアソコのモノとお尻のモノが与えて来る微量な刺激で絶頂を迎えるまでになっていました。 身動き出来ない私ですが、アクリルケースがガタガタと揺れる程に激しい絶頂を経験しました。 私自身が経験した事で、他のお二人のアクリルケースが時々揺れていた理由もわかりました。 そうして私の体と心を変えてしまったこの儀式もいよいよ終わりの時を迎えようとしていました。 巫女さんがひときわ高く声を張り上げ祝詞を唱えあげると、完全に力尽きたのか、その場で崩れ落ちました。 3日3晩祝詞をあげ続けたのです。 それはそれは大変だったでしょう。 気絶してしまうのもわかります。 しかし巫女さんは気丈にも数十分ほどで立ち上がり、注連縄に見せかけたチューブを私達から外して行きます。 そして、なぜか赤狗だけアクリルケースから出して、私と音無さんを残して行ってしまいました。 ご丁寧にも私と音無さんの口とお尻は再びあの注連縄のチューブで繋がれて放置されてしまいました。 それからまた数日が経っていました。 私達がお互い、何度も絶頂を繰り返した頃。 巫女さんがやって来ました。 あの初日に顔を見せて以来どこにいたかわからなかった人見知りの巫女さんも一緒に来ていました。 人見知りの巫女さんは心なしか少しやつれている様にも見えます。 その人見知りの巫女さんがトトトと私の前までやって来ました。 「あ、あの…、私のウンチ、おいしかったですか?」 え? あ! あの赤狗! あの赤狗がこの人見知りの巫女さんだったんだ。 「また食べたかったら言ってください、いつでも準備は出来てますので…。」 そう言って袴を上げると、そこには例の金属の褌が着けられていました。 つまり今もあの太いモノが入ったまま…。 「茜はこういう事が好きだから、今回、赤狗をやってもらったんですよ。」 「すごく興奮、した…。」 茜と呼ばれた人見知りの巫女さんは恥ずかしそうに俯いてそう言った。 「赤狗の種明かしが終わったところで…、本題に入りましょうか。」 あ、巫女さんが私を儀式に参加する様にハメた時と同じ様な意地が悪い顔になってる。 「お二人の協力もあって、儀式は無事に終わりました。」 やはり儀式は終っていた。 ではなぜ…。 「じゃあ、なぜ自分達は解放されないのか?今、そう疑問に思いましたよね。」 うん、確かにそう思った。 なぜ茜さんは解放して、私達は解放してくれないのか。 「普段はあれで終わりです、ただ、よそ者が来た時は話が変わります。」 え? 「儀式を見聞きしたよそ者は村から帰さない決まりがあるのです。」 嘘? そんなの聞いてない。 じゃあ、巫女さんは最初から、私が連絡をしてアポを取った時から私を帰すつもりが無かったって事? 「ちょうど10年ほど前、今回の様によそ者が2名儀式に参加した事がありましてね…。」 「あなた、見たでしょ?その二人を。」 え? 見た? 何処で? 「音無さんは快く了承してくれました、成宮さんは可哀想ですが、あなたの意思とは関係なく、ここに留まってもらいます。」 「この白狗のお姉ちゃんすごい変態なんだよ、私と同じくらい。」 「んおおぉ、おおぅ。」 音無さんが恥ずかしそうに吠える。 「やはり、2体並んで立っていた方が映えますから…。」 2体並んで立っている…? あ! ここに来て私はようやく思い当たりました。 「今も10年前に来訪したよそ者は境内で2体並んで大事に祀っていますよ。」 そう、あの境内の狛犬。 あの中に…。 きっとあの中に人が、閉じ込められている。 巫女さんの言う通りなら10年間も…。 「表参道はあの狛犬いる、でも、裏口にも欲しいなと常々思っていたのです。」 「裏口はほとんど人が来ないけど、寂しがらないでね。」 ちょっと待って、もう決定してるの? い、いや…。 出して、ここから出して自由にしてっ! 私は必死に力を籠めてアクリルケースから脱出しようとしますがビクともしません。 「さあ、それでは行きましょうか。」 巫女二人に連れられて、私と音無さんは神社の裏口に運ばれて行きました。 裏口には境内で狛犬が乗っていた台座と同じものが二つ裏口の道を挟む様に置かれていました。 その台座にそれぞれ私と音無さんは乗せられる。 「心配しないでください、放置はしません、ちゃんと食事と排泄のお世話はさせて頂きますから。」 巫女さんの言葉がもうどうあがいてもここで身動き一つ出来ずに置物にされてずっと過ごす事を肯定してる。 冗談とかではない。 本当に私は人としての自由を失うのだ。 「では塗って行きますね。」 そう言って巫女さんはグレーのペンキを私が人狗の姿のまま閉じ込められているアクリルケースに塗って行きます。 「ペンキの上から、灰色の砂を振りかけると見た目本当にそれっぽくなるんですよ。」 楽しそうに言う巫女さん。 そんな情報聞かされても嬉しくないし、私には何の意味も無い。 だって、帰れなくなったら研究どころでは無いのですから。 「景色は見える様に目の部分は塗らずにおきますね。」 そうして1時間少々で私と音無さんは、外から見たら石の彫像にしか見えない様にされた。 「それでは、これから一生、ここで過ごしてください。」 とんでもない事をあっさりと言って、巫女の二人は去って行った。 絶望。 そのはずでした。 でも少し離れた所から声が、鳴き声が聞こえる。 音無さんだ。 喘いでる。 気持ち良さそうに喘いでる声が聞こえて来る。 その声を聞いてる内に私も…。 儀式の間にすっかりと開発された体で快楽を貪る。 何度も嬌声を上げ続けて、声がつぶれて出なくなるまでの数ヶ月間。 神社の裏手からは女の嬌声がどこからともなく聞こえ続けていたのでした。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ -以上、読み切り漫画の内容でした- ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ あ、ヤバい。 めっちゃ興奮して来た。 どうしよう、今日先生留守なのに…。 「ねえ、麻希さん…。」 え? あ、あれ? 綾乃さん、目が…。 「ちょっと私のお相手、してくださいません?」 綾乃さん、言いながら私を押し倒さないで! キュポンッ。 あ、口の開口ギャグから栓代わりのペニスギャグが引き抜かれた。 「麻希さん、お願い、ここ、舐めてください。」 わ~! 綾乃さんがオ○ンコを私の口にグイグイ押し当てて来るっ! う~、確かに、綾乃さんはご無沙汰だろしな~。 先生の精液は私の朝ごはんだから、きっと最近先生にかまってもらってないのだろうし…。 うん、ここは一肌脱ぐか! 物理的にはヒトブタスーツは一生脱げないんだけどね。 今日は綾乃さんを満足させてあげよう。 そう思い直し、私は逆に綾乃さんに覆いかぶさって、綾乃さんのオ○ンコにむしゃぶりついた。 それ以来しばらく、綾乃さんの相手を毎晩する事になったのはまた別の話。

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