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人口が密集した商店街の真ん中に建てられたリングで、ネロミが肩を一方のコーナーに掛て、今回の対戦相手を待っていた。 通行に不便を強いられた一部市民の抵抗があったが、外で待機中のヘルズフレアのレスラーたちに制圧され、今では何か起きることを直感した人々が集まって大きな観衆を形成していた。


「観客は十分集まったんだけど、肝心のエンジェルちゃんはいつ来るの?やっぱ人一匹折らないと出ないのかな。」

「きさまたち公共場所を不法占拠して...。わかっているのか!ここはみんなの場所だ!」


ある男がリングに潜り込んできて、ネロミに向かって怒鳴りつける。


「何あれ?」 「空気読んでる?」


観衆の中から男を難詰する声が聞こえてくるが、男は気にせず、戒めながらもなんとなく観衆達を意識していた。


「おまえら、こんな破廉恥な姿で!そんなに人々の関心を引きたいのか!だからって僕は構わ・・・ぬおっ!」


男の話が途中で遮る。ネロミが、男の頭を自分の巨乳に葬っで、腕力で頭を締め付けて圧搾する。


「ねえ、ここはこれから処刑場になる神聖なリングだよ。誰が土足で入ってこいと言ったかしら。」


今にも爆発しそうに赤く染まった男の顔。口にはすでに泡までくわえている。誰か止めるべきじゃない?と言いながらも、皆スマートフォンを取り出して撮影するのに忙しい。


「待ちなさい!」


人ごみの中から鈴が現れ、リングに乱入する。


「あれエンジェルちゃんじゃない?」「俺、ネットじゃなく実物見るの初めて。」

「来たわね。待ちくたびれてもう帰ろうかと思ったのよ。」


ネロミが気絶した男を軽くリングの外に投げてしまう。


「ヘルズフレアのレスラーですね!何をたくらんでいるんですか?こんな人多い場所で・・・。」


そのときネロミの顔を確認した鈴の言葉が途中で消える。


(こいつは確か・・・!)

「何をたくらんでいるんだって?これくらいの観客なのよ?もう分かるでしょう。今からあんたをぶっころしてみんなにあんたのみっともない姿を見せる。そう、その時あの馬鹿みたいな天使みたいね。」

「だまっで!そんな卑怯な仕業さえなかったら、先輩は決してあなたのような奴に負けていなかったはずです!」

「ありゃ?」


しばらく鈴を見ていたネロミが何かに気づくと、卑劣な顔つきを浮かべる。


「ふふふ、今分かったよ。あんた、その場所にいた子犬ちゃんだね。」

(しまった・・・!)


一瞬に正体を見抜かれた鈴が当惑の色を隠せない。こんな簡単に正体がばれるとは・・・不覚だった。


「まさか新しいファイターエンジェルってのがあの子犬ちゃんだったとはね。変身で正体を隠しても表情から全部ばれるんだよ。雨に降られた子犬みたいにおびえてたその顔が・・・ね~。」


カーン!

試合開始を知らせる鐘が鳴ったその瞬間、突然ネロミの身体が跳ね上がり、その肥大した膝が鈴の腹を貫き、腹部深く突き刺さる。


ドッスン!!

「ん・・・おっ!?」


何が起こったのか考える前に体がまず崩れる。燃え上がる激痛に鈴が腹を抱えてマットにひざまずく。


「がはッ・・!おえぇ・・!」


鈴の開いた口から逆流した胃液が溢れ、マットに降り注ぐ。


「ふふ、久しぶりの再会にすこし挨拶しただけなのに、こんなざまなの?」

「く・・・!あなただけは・・・。」


まだまともに回復していない鈴がお腹の激痛を我慢して立ち上がる。


「あなただけは必ず倒します!」

「ふふ、まあいいわ、ヘルズフレアの幹部の力がどんなものなのか、体で気づかせてあげるわ~。」


試合開始後数分、ネロミという強敵に出会い、これまでにない激しい攻防が繰り広げられていた。スライム族のネロミーの跳躍力とそこから来る破壊力は殺人的な威力を持っていた。しかし、テクニックなしで力とスピードだけ依存した技術の軌道は極めて単純。十分警戒していれば回避可能な攻撃だった。時間が経つにつれ、ネロミの技が鈴に破れ始め、状況は逆転、いつの間にか鈴の方が優位を占めていた。


「やっ!」

「おぶッ・・・!!おえッ!!」


鈴のローリング·ソバットに腹を打たれたネロミがピンク色の体液を吐き出す。


「これでさっきの借りは返したはずです!」

「くっ・・・このあま!」


劣勢に追い込まれてネロミの顔がゆがめる。しかし、その中に隠された卑劣な笑顔を鈴は気づかなかった。鈴のドロップキック!しかしガードされまともなダメージを与えられない。ドロップキックにはじき出されたネロミがロープ反動を利用して鈴に突進してくる。反撃してくるネロミの攻撃を回避しようとするその瞬間、足元の何かが鈴の動きを封じ込める。


「しまっ・・・!」


リングブーツに付着したベタつくピンク色の異物の存在に気づいた時は既に手遅れだった。巨大なお尻が鈴の体にぶつかる。


「おうッ!!」


とんでもない衝撃でロープに飛ばされ、跳ね返ってきた鈴をネロミがつかむ。


「ふふ、つかまえた。」


鈴の小さい体が空中に跳ね上がり、悲鳴をあげるひまもなくマットにほうり投げる。


「えぶっ!!」


強力なボディスラムに鈴が体を動かす間もなく再び鈴を持ち上げたネロミが、スライム族特有の跳躍力で5メートルはある高さに跳躍する。


「ああぁぁぁあっ!!」


恐怖に怯えた鈴の悲鳴が頭からマットにたたき付けて強制的に遮断される。


「がはッッ!!」


とんでもない高さからのスパインバスターが炸裂。全身をまひさせる途方もない威力に、鈴が一瞬意識を失って、マットの上でけいれんする。


「まだ動けるんでしょう?ほらっ!」


ネロミが倒れた鈴の腹を目一杯蹴飛ばす。


「くっ!は・・あっ!」


唾液を一握り吐き出した鈴がネロミを避けて体を立てる。しかし、震えている両足は、これ以上試合を続行する力がないことを披瀝していた。やっと耐えて立ち上がった鈴をあざ笑うように、顔面に肥大したひじが飛んできて、鈴をまたマットに投げ付ける。


ドカッ!!

「ぶおっ!!」


鈴のねじれた口から多量の唾液が噴水のように噴き出る。ネロミが体裁悪い倒れた鈴の髪の毛をつかんで強制的に起こす。


「誰が私の許可なしに立てと言ったぁ?」


鈴の顔を見ると、エルボに直撃された左頬が大きく膨らみ、唇から血漏れが出る。半分潰れたその顔に満足そうにネロミが笑顔をこぼす。


「ふふ、子犬ちゃんにぴったりの可愛い顔になったじゃん。拙速に作ったハーフエンジェルなんてこんなもんさ。で、誰の指図で私たちの邪魔をするのかしら?率直に言ってくれればこの辺でお姉さんが許してくれないこともないわよ。」

「ぶ・・た・・・。」

「はあ?今何て言った?」

「あんたの顔・・・豚だって言ってるの。」


悪口に慣れてない鈴だったので、下手な挑発だったが、彼女が選択した単語はネロミの腹を立つには十分な言葉だった。ネロミーの声にはすでに深い殺意が籠っていた。


「ふふ、わが子犬ちゃんがこの世を去りたいみたいだね~、願いならそうしてやるよ!」


話が終わる前にネロミが鈴を足で蹴ってリングポストまで吹き飛ばす。

リングポストに閉じ込められた鈴に注がれる無慈悲な足蹴り。ネロミの怒りに耐えられず、リングが地震でも起きたように轟音を立てて振動する。


ボカッ!ボコッ!バキッ!

「ぶっ!!ぶおっ!!ぬおっ!!ぶへっ!!」

「誰が!誰が豚だって!?」


目も当てられない暴力に、人のものだとは思えない悲鳴が、鈴の口から響き渡る。


(もう・・・だめ・・・。)


意識が飛んでいこうとしたその瞬間、ネロミが片手で鈴の頭を吊り上げ、スリッパホールドをかける。


「くっ!あっ!がはっ・・・!」

「ねえ、もう一度言ってみろよ。誰の顔が豚だって?」


だんだん締め付けてくるネロミの腕に首が絞められ、全身の力が抜けている。力が抜けた股の間から太ももに乗って一筋の透明な液体が流れる。


「口癖が悪い子にはハチが必要だよね。まーずーわー人々が見守る中で小便漏らしてあげるよ!」


ネロミの言葉を意識して太ももに乗って流れる液体に感覚を集中すると、瞬間意識が鮮明になるのを感じる。


「ふふ、正義のヒロインだって?あんたはそんなものじゃない。そうでしょう?糞ビッチちゃん。今あんたの本性をすべて暴いてやる!」


ちょっとした意識を取り戻した鈴は、このスリッパホールドが観衆に自分の失禁ショーを見せるためのパフォーマンスだということに気づく。つまり、技としては完璧ではないということ。相手は勝利を確信し油断している状況、ひょっとしたらこれが状況を覆す最後のチャンスかもしれない。朦朧とした意識の中で必死に状況を打開する有効な手段をさがす。


投げ技なのか?

身長差を考えるとギャンブル数だが、相手が油断した今なら?

関節技なのか?

鈴の技ならこの態勢でも関節技なんて簡単なことだろう。しかし、ネロミという幹部、どんな体質だったけ?

(Is it a Slam technique? It's a gamble considering the height difference, but what if the opponent is now off guard?)

(Or a Submission? The skill of Suzu is simple enough to solidify one's joints in this posture. But an executive named Neromi, what kind of creature was she?)

※投票は5月10日に締め切られます。

(Voting closes on May 9)

※投票方法については下記リンク先を参照してください。

(Please refer to the link below for how to vote)

fanbox post: creator/14746398/post/910926

※公正な投票のため、コメントは控えますが、ありがたく読んでいます。



-----(Voting Result)-----

A) 18-vote

B) 27-vote


投票結果によって「鈴ちゃんドロップキック!」3話ではBルートに進みます。

(Depending on the result of the vote, Suzu-chan dropkick! in episode 3, it will be carried out as Plan B)


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[ DOWNLOAD ]


-Textless image

Suzu-chan's Dropkick_Ep02(JPG)

-Other Language

Suzudrop_Ep02(ENG)

스즈짱드롭킥_2화(KOR)


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purplet

メール履歴が書かれたコメントが一部削除されました。 Some comments with mail history have been deleted. 메일이력이 적힌 댓글 일부 삭제되었습니다. lsg5708 B 크르릉 A 닉임 A dntks12374 B assfgまく B ckm987 B red fox B bronzepurple B skagus3374 B kk A galaxyer42 B Haju B dokyn B

Anonymous

B,鈴ちゃんがもっとボコボコにされるの見たい

カウンター

A.鈴ちゃんのリョナは見たいけど、今回は勝って欲しい!

Anonymous

B,もっと鈴ちゃんの負けシーンが見たい

f.k

A

Anonymous

훌륭한・・・韓国語勉強始めたばかりですがあってますか?

purplet

直訳すると素晴らしいになりますね。私も日本語の初心者です!

Anonymous

B!鈴ちゃんをもっとボロボロにしてあげてください!!

hans

A!

purplet

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