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「たつやは、、、

今日休みか。これで6人目だな。

各人、流行りの風邪が流行ってるので、予防に努めること。いいな!」


ジュニア向けボクシングジムのコーチが、そう練習後のミーティングを締めくくった。

これで6人目だ。

●学生が放課後に集まる、いわば学校の部活代わりのようなもの。

そんなジムに一緒に通う友達が、1人ずつ来なくなってきている。


違う。

みんなインフルなんかなじゃない。

コーチは知らないんだ。

今日、学校で会ったコウタを思い出す。

2週間ぶりに投稿してきたコウタは、顔におおきい絆創膏をつけていた。

それでも隠しきれない、生々しい傷、あざ、、。


「ごめん、、ボクシングはしばらく休むよ。

まさとも、、

気をつけて。」


正直、わかっていた。

ただ、気づかないフリをしていただけだ。


「まーさーと❤️」


人が少なくなった男子更衣室から、外に出たところで声をかけられた。


「すももちゃん、、

やっぱり君だったんだね。」


「ん〜??

なんの話かな??」


「たっくんもこうたも、、

学校で会ったら酷く顔を怪我してて、、。ジムに来たくないって言うんだ。

たっくんもコウタもすごく強いのに、あそこまでボコボコにできるのは、、。

そうとう強い相手じゃないと無理だよ。

・・・君みたいなボクサーじゃないと。」


すももちゃんの口の端がにやりと笑う。


「話が早いじゃん。

・・・今夜0時!

絶対来なよ。」




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


心臓が破裂しそうだ。

深夜11:30。

ボクシングジムが入っている雑居ビルの裏通りに僕はいた。

裏口は鍵が閉まっていたけど、横の窓は示し合わせたように開いている。


大きな音が出ないようにそっと開いて、忍び込む。

昼しか来た事なかったけど、、

夜のジムってこんなに変わるんだ。


廊下奥の扉の隙間からは、明るい光と、マットの上をシューズが擦れる音が漏れ出ていた。


ドアを押し開けるとそこには_____


健康的に焼けた肌に、◯学生にしては大きな胸。パンチ力を放つために大きく発達した大きいお尻が、リング上で揺れていた。。


「遅い!

1時間前に来なさいよ。」


「なっ!?」


生まれたままの、衒いのない姿。

全く想像していなかった光景を目の当たりにし、心臓が飛び出そうになる。


「す、すももちゃんっ、、な、なんで裸ーー」


ニヤリと大胆不敵に笑うすももちゃん。

だが、耳が赤くなっていくのを見逃さなかった。


「バーカ。良いからとっととリングに上がりなさいよ!」


スパーリング前の緊張と興奮で、準備の手が震える。

たっちゃんやコウタとくらべて試合経験が全然ない僕は、スパー前でもすごく緊張してしまう。

なおさら相手が女の子、、それも裸の女の子だ。

ただでさえ、、、。


「はぁ〜??あんたも脱ぐのよ!当たり前でしょう?」


分かってはいたが、、すごく抵抗感がある。

躊躇いで手が止まった。


「・・じゃあさ。

KOされる度に一枚ずつ脱がしていくルールにしよっか?脱衣麻雀みたいに!」


ケラケラと悪魔のような笑顔でつめよられ、渋々とブリーフに手をかける。

まだ肌寒さが残る室内のひんやりとした空気が、おちんちんを撫でた。




「うっわw   あんた、、男のくせにけつエロいのね。

負けの罰ゲームはそれにしよっかな。今度ペニバンで掘らせてよ笑」


違和感のある開放感。

罪悪感のある興奮に、なぜすももちゃんが裸にこだわるのか分かった気がした。

まるで初体験のエッチ前の興奮さえ感じる。


「試合はフリーノックアウト制。

時間制限は、、まあいいや。決着つくし。」


グローブをつけた手で、器用に裂傷予防のローションを顔に塗り広げている。


「あんたはワセリン要らないわよね。私のグローブに付けとくから!」


まったく・・もうめちゃくちゃだ。

「、、、それなら殴られても安心だね。」

僕はそう言って拳を構えた。


____________________


山ノ木 すもも。

隣の中学に通う、僕と同じ年齢で同じジムに通う子だ。

僕たちのジムは男子より女子が強いことで有名だが、その中でも彼女は頭が二つ抜けている。

数々の猛者が集う全国大会で1位。欧州ジュニア選手権3位。

輝かしい戦績に、練習ではいつも女子大学生ふくむ社会人枠でスパーをしており、圧倒するほど。


実力で言えば誰もが認める天才なのだが、、。その横暴さは目に余るものだった。

いつも同じ年頃の男子に絡んでは、どっちが強いかで口喧嘩をする始末。

「そんな言うなら試合やるか!?」

たっちゃんとコウタはよくそんなことを言っていたが・・内心ビビっていたことだろう。


あの二人のボコボコの顔を思い出す。

そして今日の彼女の呼び出しが意味するところ。

それは命をかけた決闘というより、、死の宣告に近い。

植えたライオンと共に檻に放り込まれるようなもの。

まさに捕食行為だ。


それでも僕は逃げたくなかった。

たっちゃんやコウタの敵を討ちたい気持ちもある。

だんだんと成長している自分の実力を試したいっていうのもある!

けど。

一番の目的は_______


___________________________________


はぁ。はぁ。


お互いの吐息が暗い室内に響く。

空っぽな部屋に二人だけ。

こんな密着した距離に相手が感じられて、その濃厚な匂いに頭がくらくらする。



「っ・・案外強いわね、あんた。

泣き虫まさとのくせにっ!生意気じゃんっ」


意外とやるだって、、、? 

とんでもない・・・っ


「ハアッ・・ハァッ!」


今まで、いつもすももちゃんの練習を見ていた。

キレのある動き、パワフルなパンチ。

いつもその動きをこっそりシミュレートし、妄想で相手をしていたものだ。

もちろん、シミュレートでも勝てるイメージは無かったけど。

・・・実際に相手をするのがこんなに苦しいとは。


すももちゃんの鋭いジャブに刺され、パンパンに腫れはじめた顔。

鼻の奥では絶え間なく、苦い血がどくどく喉を伝う。

柔らかいグローブに包まれた大きく硬い拳から繰り出されるパンチは、

まるでコンクリートを顔面に叩きつけられているように重い。

意識は朦朧とし始めている。


「あ!・・

はぁ〜あ・・・あのさ、ももに当たってるんだけど。

あんたって、見かけによらずけっこうデカいのね。」


「・・・。」


なんのことかは僕が一番分かっている。

生まれたままの全身で感じる、ありのままのすももちゃん。

こんな状況、、、猛りを抑えられるはずないじゃないか。


「ほら、、早く離れないと。このままイかせちゃうよ?」


ももにあたるそれをぬるりと弄ぶように、すももちゃんが腰をくねらせる。


「!ッ・・・」


マズイ、、!

たまらず突き飛ばすようにすももちゃんから抜け出す。


「くすくす・・

別に恥ずかしがんなくていいよ。

コウタとタツアキなんて、試合前から勃起してたし。

コーナーでボコボコ殴る度にね、おちんちんがはねるの!w

ほんと笑えたわ〜w」


たっちゃん。

コウタ・・・。


「多分、あいつらがジムに来ないの、私のパンチで射精しちゃったからだろうな。

知ってる?

男子ってね、顔面越しに脳をぶっ叩いてやると射精しちゃうんだよ笑

ほんと、ばっかみたい!」


悪びれる様子もなく、ケラケラと笑うすももちゃん。


「まさともおんなじかさ・・

すごく興味あるんだよね〜。」



一歩。

風のようにふわりと踏み出すと同時に、槍のようなストレートが飛んでくる。

間一髪で掠るように避けたものの、次々とパンチが襲いかかってきた。

やばい。

たまらずガードを固めるが、お構いなしにぶっ叩くすももちゃん。

こじ開けるような、強力なパンチ。


ガッ!ゴッ!


こんなのっ、ただ体力を消耗するだけだ。攻めないと!


「このっ!」


闇雲に放つ拳だったが、確かな手応えと共に、すももちゃんの小さい悲鳴が上がる。


「いったいわね・・」


すももちゃんがしきりに鼻をぬぐう。

あたった。

正直自分でもすこし驚きだ。

いけるっ、、いけるかも_______


「本気見せてあげる」


互いにガードもせずに打ち合う。

ハンマーで殴られるような衝撃に、たった一発で意識の灯火が消えてしまいそうになる。


でも、それはきっとすももちゃんだって同じだ。

わずかだが、確かに感じるグローブの手応え。

届いている。


僕のような小さい力でも、すももちゃんに、、きっと。

きっと、、届い_________


そうおもった瞬間。

拳が空を切り。

すももちゃんの顔が赤グローブの影に隠れていく。


あ。


「これで、、、  イっちゃえ!」


走馬灯のようにゆっくりと。

顔を粉砕していくグローブを感じる。

打ち終わりと同時に、ダイナマイトが炸裂したような衝撃が走り抜けた。



革製品特有の苦味と、血煙の鉄臭い味が混ざる。

雷に打たれたような快感と衝撃が、頭から下腹部までを貫き、、たまらずマットに崩れ落ちた。


す、凄いっ!

すごいパンチだっ・・

・・こんなっ・・こんなのっ・・・


「相手のパンチを肩で滑らせるように流しつつ、

腰を使って思いっきりカウンターを撃ち放つ。

・・・初めてだったけど上手く決まったわ。

私の勝ちね。」


すももちゃんの勝ち誇るような顔も声も、ぐにゃりとゆがんで、脳が認識できない。


混沌とした意識の中に込み上げる、、

突き上げるような快感が、、もうっ、

抑えられないっ_________


「あっ、、ああ゛っ、、、!!」


一回。

二回。三回と。

腰が跳ね上がり、精子激しく、遠くに撃ち放つ。


「あーあ、、

ビュル~って、深く射精しちゃったね。

ほんと男子っておもしろい。

顔面ぶっ叩くだけで、みんな狂ったように逝っちゃうんだから!


・・・まさとも、みんなとおんなじ。

私のおもちゃ❤️。」


「・・・。」


やっぱり___________


すももちゃんは天才だ。






いつもご支援ありがとうございます。



大体は一枚の絵を時間かけて描くんですけど、その時間で5枚くらいかけるんじゃないかと思って実践してみました

一枚のクオリティは下がるんですが、文脈や背景がわかりやすくなっていいなーと思いました

ただ、枚数が足りないすよね、もう3枚くらい落書きで良いので、シーン補足のために欲しいところでした、、


あとやっぱミックスボクシングはいいなー

たまに衝動的に描きたくなります。みなさんは女子ボクシングとミックスボクシングどっちがすきなんでしょう!?


あとこの話はつづきます

Files

Comments

Gwate

Super nice work. While you can see the difference of your higher quality works that take more time, I don't think people would mind if you wanted to post lower quality doodles or sketches if you can post them more often. Do what feels right for yourself. Do you have a forum we can send you ideas on? I saw you did them in the past but I don't know if you still do that

masterhavik

Good one. I'm looking forward to the next upload. Take your time and don't rush the greatness.

さく

お疲れ様です! いつものイラストももちろん好きですが、個人的にこのテイストの方が好きです✨

Starnovaaa

This is great! Mixed boxing is very sexy, and I like it when the girl wins. Personally I liked the style of the images, and if you can draw more like this then I prefere it