【MAYA】カメラ小技。困った時対処法紹介 (Pixiv Fanbox)
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こんにちはHIRO JAPAN(@h1i9r8o1)です。
カメラ周りの操作やよくある困った状況の対応法を紹介します。
画面はMAYAのものになりますが機能や考え方はほかのソフトでも通じるものがあるはず・・・。
■カメラの位置を元に戻したい・・・!
確認用カメラをうっかり動かしてしまったとき、Zキーで戻るはずもなく
過去のデータからカメラを持って来直したりしていることがありました・・・。
以下のキーで戻すことが可能です!
【 [ 】キー : 戻る
【 ] 】キー : やり直し
とはいえ、いつの間にか微妙にずれていて気付かないということがあるので
あらかじめキーを打っておくか、カメラロックをかけておいたほうが安全です。
■モデルがガビガビしてしまう・・・!
カメラのアトリビュートから【ニア クリップ プレーン】の数値を大きくすると
軽減されます。
※ニアクリップの数値を大きくすると、カメラを一定より距離近づけると見えなくなるので、細かい作業をするときは数値を小さくして作業しましょう。
キャラ作成のときは0.1 背景などの広く確認するときは10くらいがオススメ
■オブジェクトを読み込んだけど何も表示されない
いくつかのバリエーションが存在します
◆ケース1:シーンが大きすぎる場合
広い背景モデル(特に空など)を読み込んだが何もオブジェクトが見えない時は
カメラから距離がありすぎて見えなくなっている可能性があります。
【ファークリッププレーン】の数値を100万くらいにしてみましょう。
そのあとAキーで全体表示で見つかるはず。
◆ケース2:カメラの座標がおかしい
Fキーを押しても反応しない時は以下で対応できることが多いです。
・alt+Homeでカメラをリセットしてみる
・カメラのトランスフォームのリセットをしてみる
■キャラモデリングしているとperspで見るとなんか印象違う・・・
front、sideカメラなどでイラストを下敷きにしてトレースしてモデリングしていると
perspカメラで確認したとき「なんか痩せて見える・・・」と感じたことはないでしょうか?
原因は画角(焦点距離)の違い。この数値を変えてあげるとイメージに近いシルエットになります。
初期値が35になっています。キャラモデリング(特にアニメよりのキャラ)の場合は数値を高くするとよいです。80以上がおすすめです。
※ゲームなどの場合は仕様にそった画角で作成しましょう!
作成時と実機の見え方が違うと元も子もないので。
■画角を変えずにズームしたい
通常のズームだと画角のせいで歪んだり、下敷きにしているイラストからずれてしまったりします。【2Dパンズーム】を使うとそのまま拡大縮小、移動が可能になります。
¥キーを押すと2Dパンズームのモードに切り替わります。
¥キー+右クリック+ドラッグ:ズーム
¥キー+中クリック+ドラッグ:移動
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以上、知っておくと便利なカメラの知識紹介でした。
一つでも役に立つものがあればうれしいです!