【就活生必見!】ポートフォリオのNGポイント10選 (Pixiv Fanbox)
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こんにちはHIRO JAPAN(@h1i9r8o1)です。
せっかく作品を頑張って作っているのに、まとめ方や見せ方で評価が下がってしまってはもったいない!
少しでもマイナスポイントを無くせるように、よくあるポートフォリオのNGポイントを10個まとめてみました。
社風や見る人によっては結構差が出る部分もあるので正解としてではなく参考にしていただく程度で。
◆未完成のもの(未完成に見えるもの)を載せる
当たり前のことですが、未完成のものをポートフォリオに含めることはマイナスでしかないように思います。載せないほうがまだよいです。
スカルプトなどはテクスチャが貼っていない状態で完結できるものもありますが、ライティングが設定されていないだけで、中途半端に見えてしまいます。
逆にライティングやシェーディングがきちんと設定してあると
完成度のレベルがぐっと上がりますよ!
アニメっぽい3Dならアウトラインなど入れるのもよいですね。
◆低解像度の作品画像はNG!
よくpdfなどにまとめて確認することが多いのですが解像度が低すぎて拡大しても荒くなって見れない時があります。
拡大してもきちんと見れるように高解像度にしましょう。
背景など特に全体で1枚のみだと、なんとなくしかわかりませんので、こだわった部分のアップ画像なども入れたほうが良いです。
たまにCGなのに一度印刷したものをスキャンした画像を張っている人がいます・・。
(画像が劣化するので絶対やめましょう!)
◆目に見えて不得意な作品は載せない!
いろんなジャンルを入れたほうが良い!と学校などで言われて、数合わせで入れているんだろうなという作品をたまに見かけます。
(他の作品と比べて明らかにクオリティが低かったりします)
よくあるのが、イラストが結構うまいのにデッサンがいまいちという場合があり、マイナスの印象になる場合が多いです。
それならいっそなくしてしまったほうが良いのではと思います。
基本自分の売りになる自信のある作品のみにしましょう!不得意なものは載せない!
ただし全部キャラ絵だけとか全部女の子のモデルなど、偏りすぎるのもよくないので、キャラモデルの場合、老若男女は被らないようにした方が良いです。
服装のデザインの方向性(薄着のとごっつい鎧の差くらい)が全く別なジャンルであればなお良いと思います。
◆暗すぎる、明るすぎる作品載せるときは注意
暗い背景や黒系の服を着たキャラなど見にくいと感じることが多いです。
モニタの設定の違いの可能性もありますが、結構な確率で真っ黒くなってしまったりして何かよくわからない時があります。
逆に光を入れすぎて白とびしすぎてディティールがつぶれてしまっていたり・・・。
黒レベル白レベルの調整は少し意識しておくとよいと思います。
一度作品をグレースケールにして確認するとディティールつぶれていないか確認しやすいです。
◆授業で作った作品だけ
作品に対するモチベーションが透けて見えてきてしまいます。
自主制作したものを載せましょう!
◆成長が見えない
作品の説明にいつ作ったものか書いてあることが多いのですが、2年前のと1か月前のもので成長が見られない時があり、伸びしろを感じないことがあります。
成長してる、頑張って勉強してる印象をアピールできるポートフォリオ構成にしたほうが良いでしょう。
また、制作時間は日数ではなく時間で書いたほうが良いです。
3か月と書かれていても1日どのくらい時間をかけているのか見る側はわからないので、時間がかかりすぎていると思われてしまいがち。
◆既存のデザインのものを作る(3D)
オリジナルキャラなども良いですが既存のキャラやオブジェクトなども是非入れましょう。
オリジナルだと見る側は正解がわからないので、好きなアニメやゲームキャラ、実際ある銃や乗り物など、比べるものがあると再現度がわかりやすく評価もしやすいです。
仕事で制作するときは、与えられたデザイン画や実際に存在するものを3D化する事がほとんどなので、再現能力をアピールしていきましょう!
◆会社の特徴とずれた作品
アニメ専門会社なのにゲームの企画のようなポートフォリオだったり抽象画や広告系のデザインばかりだと評価の判断がしにくくなってしまいます。
ネットで会社の社風(実写、アニメ、ゲームなどのジャンル)や会社の求めている人材(モデラー、アニメーターなど特に欲しがっている人材)を調べておくのも大事かと思います。
◆何をやりたいかをしっかり伝える
キャラなのか背景なのか、アニメーションなのか・・
自分の得意ジャンルをしっかりアピールすることが大事です。
文章ではなく作品で伝えることが重要だと思います。
授業課題で作った作品だけだと伝わりにくいので、自分のこだわりを詰め込んだ作品を作ってください!
◆偏った作品ばかりはNG
会社の求める人材とマッチしていれば問題ないですが
・女の子のイラストばかり・・・(男は?背景は?)
・漫画だけ・・・(ツールは使える?塗りは?)
・広告系のデザイン・・・(うち映像系会社なんだけど・・スキルが読めない!)
・ネガティブなイメージの作品ばかり・・・(一緒に仕事して大丈夫かな…?)
など、一つのジャンルに特化したようなポートフォリオでは他ジャンルスキルがわからないので一緒に仕事ができるイメージがわかずマイナスポイントになってしまいます。
最後に
ポートフォリオは人に見てもらってなんぼなので、身近な友達や先生だけではなく、Twitterなどプロの人がわんさかいるので見てもらうというのも手かと思います。
YouTubeでもポートフォリオを添削したりなどしているのも見かけるので勇気を持ってメッセージを送って見るのも良いかもしれません。
作品のクオリティアップにもsessaなど有料で添削してもらえるサービスもありますので活用してみてもいいかもしれません。
ちなみに自分も3Dモデリングの添削でsassaに登録しています!
機会があれば宜しくお願い致します。(ポートフォリオの添削はしていません。)
クリエイターに特化したポートフォリオに関する書籍もいくつか販売されているので紹介。
具体的な作り方やレイアウト構成などは「ポートフォリオ」「CG」「クリエイター」と検索すればいろんなタイプの作り方がわんさかヒットするので、自分のタイプに合ったものを参考に作成してください。
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