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 面倒くさい客に当たってしまった。


「なんだこれは!儂のちんぽより貧相ではないか!」


 灰色熊が牙を剥き出しにして吠えた。

 部屋に着くなり「早速ちんぽを見せてくれ」というからズボンを降ろしたらこれだ。店ナンバーワンの巨根です!という売り文句が紹介欄にあるので仕方ないんだが、獣人に指名されるたびにこうして文句を言われるのは正直うんざりする。でも、お仕事なので笑顔を作ってと。

 

「人間は獣人さんより身体も小さいので~~、どうしたって小さくなっちゃうんですよ」

「だからといってこれでは絶対物足りんぞ!せっかく3万も払ったのに、これでは……」

「えー、では代わりに巨根揃いの獣人さんの系列店紹介しましょうか?チェンジ料金かかかりますけど」

「獣人はだめだ!男臭すぎるのが嫌だからわざわざ人間のデリヘルを頼んだんだぞ!」

「面倒くさい人だなぁ」


 つい本音が出てしまったがこうした客は良くいる。すべすべしてるし体臭が薄いし、獣人の女性より細いので男とセックスはしたくないけど男とセックスしたら変態になってしまう……なんて矛盾を満たすのにちょうどいいらしい。

 男を抱くんならその葛藤も理解できるが、抱かれるんなら相手が雄臭かろうとか弱い人間だろうと変態間違いなしだと思うんだが、良しとしよう。おかげでおれは指名料をいただけるんだし。指名理由がだいぶ男として終わっている感じがあるが、それはそれ。

 

「で、チェンジします?それとも帰っていいですか?キャンセル料発生しますけど」

「ううん、キャンセル料は別に良いんだが、何もせずに帰らせるのも、我慢できんし」

「何です?期待しすぎてオナ禁でもしてたんですか?」

「……悪いかッ!」

「童貞の高校生じゃないんだから」


 シワのできたワイシャツにネクタイのスタイルは、仕事終わりに即ヤリたくてデリヘルを呼びつけたんだと容易に想像がつく。てか風呂ぐらい入って着替えろよ。腋には汗のシミができているし、元々備えている雄臭さに汗の臭いが入り混じって鼻が曲がりそうだ。おれが獣人の中年に劣情を催す体質じゃなかったら即キャンセルしてるぞ。キャンセルやらチェンジを一応提案してはいるが、腕も足も首もぶっとくてシャツに突き出した大胸筋も尻肉も太鼓腹のボリュームも見事で、顔も強面でとおれの好みに合っているので逃がしたくはない。面倒くさい客だけど。リピーターにして金も精液も搾り取ってやりたいところだ。

 

「続けるんなら早く脱ぎましょうよ。全部脱がなくていいですよ、スラックスだけで」

「む、いいのか?」

「その方が手っ取り早いですし。社内でしてるみたいで気分でるんでオススメですよ」

「そうなのか?ではそうするが……あまりジロジロ見るなよ?それと、キスはせんからな。あまり身体をくっつけるのも駄目だ」

「面倒くさっ。いいから早く脱いでくださいよ。貴重な時間が失われていきますよ」


 2時間に支払った金額のことを思い出したのか灰色熊は慌ててスラックスをずり降ろす。うわ色気がないくたびれたボクサーパンツだ。ゴムが緩んでるし。でも黒なのとソックスにガーターまで付けてるのはポイントが高いぞ。灰色の毛皮に包まれたムチムチのふくらはぎ。それに走る黒いバンドは男らしさに満ち溢れた下半身を淫らさで彩ってくれる。

 そしてゆるゆるのボクサーパンツをずり降ろすと現れるのがみっちり肉が詰まった大殿筋だ。スイカを並べたようなデカ尻のくせに、垂れているとかたるんでいるといった印象がまるでない。スポーツや筋トレによって作られた男のケツだ。

 

「で?どど、どんな体勢でいればいい?」


 デカ尻に見入っていると、躊躇いがちに問いかけられた。グローブみたいなごつい手でちんぽを隠しながらそんなことを言われたらさっさとケツを向けろと言いたくなるが、ぐっと堪えてベッドで四つん這いになってもらうように指示を出す。

 おれが5人は余裕で寝そべれるベッドへ膝をつくと、顔を伏せた状態で尻を突き出した。そんなに恥ずかしいのによくデリヘルを頼む勇気が持てたな。

 

「恥ずかしいのではない!男の顔を見ながらイきたくないだけだ!」

「分かった分かりました。ローションあります?」

「ベッドの下の箱……違う、そっちではない!」

「うわ、なんですかこれ。こんなの突っ込んでるとかやばすぎでしょ」


 引き出しを開けると出てきたのは凶悪な形をしたディルドの群れ。普通のちんぽの形をしたものから、なんか怪物のちんぽみたいに枝分かれしたのから二股のから。特に凶悪なのはおれの腕ぐらい太くって、イボイボがついてて先端にブラシっぽいものが生えてる。伝導でウィンウィン動くおまけ機能付きだ。手に取ってまじまじと眺めてみるとこれを尻に入れてるのが信じがたくなる。というか、これが余裕で入るっておれの腕でもたやすく咥えこめるってことで。

 

「ちんぽじゃなくてフィストプレイにします?これが入るユルマンて、ちんぽじゃ絶対満足できないっしょ」

「儂はユルマンではないしフィストなどと変態行為はせん!ただ、ちょっと、尻をいじっていたらもう玩具で気持ち良くなっただけだッ!」

「それがもう変態なんですけど。こんなの咥えこんでるお客って初めて見ましたよ。どんなケツ穴してんですか?」

「うぐ、う゛ぅうぅ……!」


 あ、真っ赤になってシーツに噛みついちゃった。ちょっとからかいすぎただろうか。かわいそうなんでそろそろケツ穴を慰めてあげるとしよう。

 デイルドを投げ捨てて尻肉へと手を伸ばすと、加齢を感じさせるごわごわした毛皮が肌を刺す。ゆっくりと手を沈み込ませると硬い肉質の感触。見た目以上に筋肉が詰まった尻は砲丸のような重量感だ。これでは揉むこともできないだろうなと指を押し込むとびくりと尻肉が震えた。


「んっ❤」

「え?」


 あのえぐいディルドでも感じないと言ってた人から甘い声が漏れたような気がしたが、勘違いだろう。それはさておき尻肉が柔らかくなった気がするので指を食い込ませて捏ねてみる。パン生地にするみたいに手のひらで潰して、五指を使って鷲掴みにして。下から持ち上げは離して、ぼるんっと揺れる尻の弾力を堪能したり。


「ん゛ぅ❤おっ❤んぅうぅ❤❤」

「えっ?え?えっ?幻聴かな」

「お、おいっ❤揉み方がしつこいぞ、貴様ッ!あお゛っ❤❤」

「えっ?なんか聞き間違いですか?尻を揉まれただけで喘いでるような声が……えっ?」

「えっ?えっ?とうるさいわ、あ゛っ❤いいから、早くちんぽを突っ込まんか、あ゛っ❤❤」


 谷間が見えないほどにみっちりくっついた尻たぶ。それを無理やりにこじあけると部屋に広がる強烈な香り。下着の中で蒸された谷間から放たれる汗と筋肉の混合臭に、雌の臭いを混ぜ合わせたものがおれの鼻孔を麻痺させる。肉でできた城門は開かれると肉と肉の間にねっとりとした汁を繋げていた。それが何なのか、肉の谷間に眠るモノを見てすぐに分かった。


 それはまさしく肉の薔薇。排泄器官であることをとうに忘れた肛門は、目を離せなくなるまでに淫らに変質していた。桃色の楚々とした花でもなく、紅い成熟した花でもなく、毒々しく赤黒く染まった肉の華。

 穴の周囲は土手を作って盛り上がり、穴自体は縦割れどころかちんぽを咥えこめるように広がりを持てるような形になっていた。

 自然と唇の周りを舐め取っていた。仕事柄いろんな男を相手にしたが、ここまで使い込まれている穴を見たのは初めてだ。肉孔は空気に触れただけでも反応し、肉土手を震えさせている。

 

「お客さん本当に男と寝たことないの?よっぽどのヤリマンじゃないとこんなグロマンにならないけど」

「ッ❤❤な、無い❤いいから、早くしろ!」

「これで感じないってのも嘘くさいけどなぁ。いいや、いただきまーす」


 鼻を近づけるとくらくらしそうな雄臭さを放つそこへ、おれは躊躇いなく唇を触れさせる。粘液でぬめった秘肉は恐ろしく熱く、尖った土手肉をちゅ、ちゅと口づけると野太い喘ぎ声が聞こえた。すぐに舐め取りはしないで唇だけで甘く噛んで吸い上げてやると、ダミ声が混じった喘ぎは更に大きくなる。

 べちん、と音がしたので股の間を覗き込んでみるとふてぶてしい巨根が太鼓腹を何度も打ち据えていた。おれのよりでかいってのは嘘じゃないな、皮かむりだけど缶ビールのように太く長い。

 

「お客さんちんぽでかいっすね。てかビンビンじゃん」

「あぁお❤悪い、がぁ❤❤ふぅうぅ❤」

「悪くはないけど。キスしただけで我慢汁ダラダラだけど大丈夫?」

「う゛るざいっ❤❤いいがら、続きをじろぉ❤早く、早ぐうぅ❤」

「はーい。じゃあモロ感オマンコもうちょい舐めさせていただきますよーっと」

「お゛ぉお゛お゛お゛ぉおぉッ❤❤❤」


 もうこのマンコが感じないなんて全く信じていなかったので、普段の客にするようにマンコを舐め回してやる。舌の腹を肛門へと押し当てて唾液を擦り付けてやってから、舌全体を使って肛門とその周りを唾液まみれにする。愛液と汗のせいで少し塩辛く、舌の動きが自然と活発になる。わざと汚い音を鳴らすように唾液をへばりつかせてやると愛液でぬめっていた肛門が、おれの唾液で上書きされるのを防ぐように愛液を過剰に分泌し始める。おれも舌をせわしなく急がしてみるのだが、到底追いつかない速度で愛液が染み出して尻の毛皮を濡らす。舐めとりきれない分は谷間を伝ってふてぶてしい金玉へと垂れ落ちていた。

 

「うわーマンコぐちょぐちょ。マンコ汁の量多すぎてベッドシーツ汚れちゃいますねえ、これ」

「ほ、ぉうぅうぅうおぉ❤❤だまれ゛っ❤だまって舐め゛でいろぉ❤❤儂の尻はマンコじゃない゛ぃ❤」

「でもこれはマンコになっちゃってますよもう。潮吹くんじゃないですか、これ」


 舌では追いつかないので、直接肛門へと唇を付けて愛液を吸い上げてやることにした。今度は肛門全体をすっぽり覆うようにして口づけて、土手肉と一緒に愛液を吸いだしていく。

 かなり強く吸い付いているので肛門が更に尖ってしまうかもしれないが、このマンコが多少伸びても変わらないしいだろう。喉を鳴らしてしゃぶりついて、鼻先を谷間に押し当てていると鼻と味覚の両方から雄臭さを取り込んでいるようで、どんなアルコールよりもおれも気分を高揚させる。

 おっさんも悦んでくれているのかなとちんぽの具合を確かめるために手を伸ばす。先走りでヌルヌルになっているだろうと予想していたのだが――

 

「えっ?お客さん、これもしかしてイっちゃいました?」

「ぐぅ❤ふぐっ❤❤ぐぉお゛ぉおぉ❤じて、じてないぃいぃ❤❤」

「いやこれどう見てもザーメンでしょ。えっ?お客さんあのえぐいディルド突っ込んでも感じなかったんですよね?え?え?」


 ちんぽへと伸ばした手にぶちまけられたのは白濁した粘着質の汁。まごうことなきザーメンだった。おれの一回分にはなるであろうザーメンを何度もぶちまけて、シーツの上にザーメンの塊を何個も作っている。

 感じないなんて嘘だろうと思っていたが、これは想像を超えていた。どんな早漏の客でもマンコを舐めた程度じゃ射精しなかったけどなあ。そう教えてやるとおっさんはシーツに牙を立てたままザーメンをぶちまけた。

 

「ん、これならすぐに金玉空っぽにできそうだしオマンコの中の方まで弄りますね。射精しすぎて怖くなっちゃったら言ってくださいね。それまで止めませんからね」

「ぐぅふぅぅ❤う゛ーーっ❤❤グルルルゥ❤」


 そんな恥ずかしがらなくても。

 おっさんのマンコが感じないというのも嘘ではないんだろう。今はマンコを舐めただけで射精するような雑魚マンコであることも、普段は凶器みたいなディルドを突っ込んでもイけないというのも理由は分かる。教えてやる義理も無いけれど。

 ディープキスですっかり入口を開いた肛門を今度は指先で突きまわす。とんとん、とノックするとぽっかり開いたアナルが指先を咥えこもうとすぐに入口を緩める。では期待にお答えして。

 

「ぅお゛ぉっおっおっおっぉお゛っ❤❤❤ちんぽきだ゛あああぁ~~~~っ❤❤」

「えっ?あーそうですね、ちんぽ入りましたよ」


 指一本挿れただけなんだけど、それすら分からないぐらいにおっさんのマンコは馬鹿になってるんだろうか。だが、この締め付け具合では指だろうとちんぽだろうと変わらないのかもしれない。1分の隙間も無いほどに腸壁が密着しておれの指へとしゃぶりついている。指を簡単に飲み込むのは想定内だが、ここまできついマンコだとは驚いた。ディルドに慣れたゆるゆるのケツ穴だと思ってたが、これは名器と言って良い。

 おれは人差し指に絡みつくヒダを堪能したのちに、指をゆっくりと動かし始めた。指の腹で腸壁を撫でまわしたり、ずぼずぼと出し入れしたり、指の関節で肛門を拡げたりと好きに楽しませてもらう。

 

「お゛ほお゛おおっ❤❤❤」


 あ、またイきやがった。サツマイモみたいなちんぽから白濁がびゅるびゅる飛ぶのはなかなかに見ごたえがある。こっちがちんぽぶちこまずに終わってくれるなら楽でいいなあ。どうせまた指名入るだろうし、今日は指だけで満足してもらうとしよう。

 

 高く持ち上げられた尻は指一本だけで屈服しており、おれを誘うように揺れていた。きつくしまった肛門がぐにぐにと拡張するたびに密度の高い大殿筋がのたうち回る。シーツを噛みしめている口は息継ぎのように牙を緩めては掠れた吐息を吐く。おれの隣で横たわっているディルドとは比較にならない、貧弱な指一本でだ。

 

「いぐっ❤ぅうぉおおぉ~~❤❤❤」


 ザーメンを漏らしっぱなしのちんぽはこれだけでも満足するのだろうが、精液はちっとも勢いを弱めない。あまり時間をかけたくもないので指を追加してやることにする。

 予想どおり肛門は何の抵抗もなくすんなりもう一本の指を受け入れた。直腸は吸い付きを増して指をしゃぶり上げ、愛液の分泌を加速させる。緩慢に指を抜いてみると肛門が未練がましく伸びて指にすがりつく。輪っか状になった肛門が唇代わりに指を舐めしゃぶる様はそのまま肛門の使い込み具合を示す。たやすく摘まむことができるマンコ肉は、めくれ上がるまでちんぽをぶちこまれるのが日常の淫売のマンコそのものだ。

 

「そごお゛ぉおぉ❤❤そご、ぎもぢぃいいぃいぃ❤❤❤しょこもっどぉおおぉ❤❤」

「はいはい、ここですかね?」

「ん゛ぁあ゛あ゛ああぁあぁあぁ❤❤❤」


 こうして指先で前立腺を押し込むだけでイくモロ感の熊が持っているには相応しくないものだ。直腸内にあるぷっくり膨らんだ場所をグリグリとしてやると、濃い精液の塊が何発もベッドへと撃ちだされた。なにせこの巨体だ。前立腺も相応にでかかくなっており、締め付けの強い直腸内でも簡単に探し当てて、虐めてやることができる。押し込むと勢いよく射精して、指の腹で撫でまわすと情けない声を漏らしながらねっとりと我慢汁混じりの薄まった精液を漏らす。


「お゛っ❤いぐっ❤❤おぅぅ❤お゛ほっ❤いぐぐぅぅ❤❤ん゛ぅうおぉおぉ❤」


 短い脚も指先も痙攣して快楽に打ち震える。恥ずかしい、なんてほざいていたくせに口からは喘ぎ声がとどめなく溢れ出てくる。口元の周りのシーツは唾液で灰色に染まっていたが顔を上げる様子はない。

 そして、トドメに前立腺を二本の指で挟み込んで搾り上げると熊マンコは限界を迎えた。背筋をのけ反らせたかと思うと、これまで以上に濃いザーメンが一気に噴き出してシーツに精液の山を作る。

 

「お、ぉおうぅ❤❤あぎぃ❤ん゛ひぃいいぃいいぃいぃぃ❤❤❤❤」


 前立腺を捏ね続けると際限なく湧き出るザーメンはシーツにこんもりと塊を作り、部屋中を精液の臭いで満たしていく。おっさんは背筋をのけ反らせたまま硬直してバカみたいに精液を漏らし続けていた。

 精液の勢いと粘度が高すぎるせいで射精のたびにマヨネーズを搾る時のような音が鳴り続けていた。おれの相手した客でもこれまでの量は見たことがない。射精中にまた前立腺を押し込むと「お゛おおっ❤」と間抜けな声で鳴いてデカ尻を震わせた。

 

「お、ぉおおぉ……❤これ、しゅごぉおぉ❤❤」


 やがて絶頂が終わると、熊は力なくベッドへ倒れ込む。絶頂中に痙攣し続けていた大殿筋は今も断続的に震えている。

 部屋中に満ちる雄の臭い。それなりに清潔にしていた室内に汗と精液の臭いが染み込んでいく。熊の顔を覗き込んでみると鼻水と唾液まみれの酷い顔で、自分の出した精液が腹の毛皮へ染み込んでいくのも気にしていないようだ。

 

「んじゃ、終わりでいいっすよね?こんだけ出したんだし」


 返事が無いのでオッケーってことで。まだ規定の時間は経過してないが腰が抜けるほど射精させてやったんだから文句はあるまい。続けたらこの色狂いのおっさんは腹上死しかねないし。

 どうせ、また相手することになるんだ。自分で自慰しても物足りなくなって、また快楽を求めておれを指名することになるだろう。これは予測でも予感でもなく経験則だ。自分で自分を慰めて、快楽を際限なく追い求めた男の行きつくところ。それがこのおっさんだ。

 

「また指名してくださいねー。連絡先置いとくんで」


 名刺をぽい、と投げ捨てても返事が無い。振り返ると瞼が落ちて安らかな寝息を立てていた。じゃあ、少しの間だけ良い夢を見ててくれ。自分でマンコを慰めても満足できず、耐え兼ねておれに連絡するまでそう時間はかからないだろう。とりあえず、来週の予定は開けておこうっと。

 

 ***

 

「駄目だ!昨日起きてから自分で尻の穴をいじったが全然物足りん!」


 早いわ。翌日に連絡してきやがった。

 おっさんの言葉の裏付けに部屋の隅にはローションで濡れ光るディルドがいくつか転がっていた。片付けろよ。

 

「やはり本物のちんぽでなければいかんのだ!頼む!今回も射精させてくれ!」

「分かった、分かったから落ち着いて」

 

 んで、おっさんはといえば昨日と変わらず汗染みのできたワイシャツ姿で雄の臭いをプンプンさせている。会社帰り?翌日仕事なのにデリヘル呼んで、物足りずにオナニーまでしようとしたのか。性欲どうなってんだ。

 今もスラックスを押し上げるちんぽは布地を突き破らんばかりの勢いと硬度であり、熊の絶倫っぷりが良く理解できた。こっちも仕事だし、金さえ貰えるんなら付き合うけどね。

 

「いいっすよ、今日は空いてるし」

「そ、そうか!悪いな、チップは弾んでやるからな!」

「そっすか?じゃあ、昨日よりサービスしてあげちゃおっかな」

「な、なぬ!」


 サービス、という言葉だけで鼻息荒くしてスラックスのもっこりを跳ねさせるのは実に分かりやすい。オナニー覚えたての中学生でももうちょい慎みがあるだろう。ちょいと腰を撫でてあげたら灰色の毛皮が真っ赤になりそうなぐらいに顔を紅潮させた。男とセックスするのが嫌だとかほざいてたのはなんだったんだろうか。

 自分の言葉も忘れている様子で、おっさんはスラックスを脱ぎ捨てて昨日と変わらない色気が無いボクサーパンツの下半身になっている。そのままベッドへ上がりこもうとするのでちょっと待った、とワイシャツのすそをつかむ。

 

「む、なんだ。時間がもったいないだろう!」

「昨日と同じようにヤってもまた満足しないでしょ。おれ、毎日来れるわけでもないし」

「なんでだ!金なら払うぞ!」

「金の問題じゃなくって、学校とかさ……いいからおれの言うこと聞いてよ。そしたらオマンコきもちよーくなるからさ」

「オ、オマンコなど儂にはついておらんわ!で、何をすればいいのだ!」

 

 鼓膜にキンキンくる声で叫びながらもおっさんは従順だ。ご褒美にごつい太ももをくすぐってあげると「んむぅ❤」とか気色悪い声を出して腰をくねらせた。

 おれからどんな命令がくるのかと期待するその瞳は性欲で濁りきっている。ちんぽを扱くかマンコを太いディルドでかき回すしか知らない、単調な自慰だけを重ねた脳みそちんぽ野郎の目。おれがそのどうしようもない欲求を晴らす術を教えてあげよう。

 

「じゃ、そこでケツの穴弄ってみて」

「……なんだと?」

「そこでいつもみたいにディルド突っ込んでアナニーしろって言ってんの。早く」

「ふ、ふざけ」

「やらないなら帰りますけど。キャンセル料は無しでいいんで」


 客相手にこんな態度が取れるのはこいつが逆らわないと分かっているからだ。おれの顔とディルドをチラチラ見比べてから、覚悟を決めたようにボクサーパンツをずり降ろす。相変わらず極太の皮被りちんぽからは我慢汁が糸を引いていて、ボクサーパンツとの間にいやらしい糸を何本も引いている。おれがそいつを指摘してやるとちんぽから我慢汁が追加された。

 そしてソックスガーターと黒ソックスに包まれた足でがに股を開くと、片方の手で尻たぶを。もう片方の手でディルドを肛門へあてがった。肉が詰まった尻たぶは毛皮で濡れて、隠れていた肛門は愛液で更に濡れそぼっている。凸状になった肉の輪が、触れ合ったディルドへと愛おしそうにキスをしていた。

 

「へー。いっつもそんな体勢でケツ穴ズボズボしてんですね」

「うぅ、うるさいっ!悪いか!」

「や、悪くはないですけどね。なかなか下品でいいですよ」

「っ❤ぐ、ぐぬぅ……❤❤」


 灰色のケツが悩ましげに悶える。とろぉーっと垂れ落ちた我慢汁もそうだがここまで発情させられても理解できないものなのだろうか。おれの言葉一つ一つに身体をくねらせて、性器から汁を流すこいつがディルドで感じないなんておかしいのだ。


「ほら、突っ込んでみて」

「せ、せかすでない❤❤んぬぉ、お゛ッ……❤❤❤おほぉぉおぉ~~っ❤」

「お、また濃い汁飛ばしましたねえ。ディルドでも全然イけるモロ感のオマンコじゃないすかぁ」

「あ゛ひっ❤何故、おぉおん❤❤あ゛うぅ❤太っ❤❤おくまでゴリゴリくるぅうぅ❤あ゛あっ❤❤」


 でかい尻に埋め込んだディルドがわずかに動いただけで熊からは掠れた声が漏れ出た。イボやブラシが生えた凶悪な玩具はおれの指よりもずっと長く逞しい。直腸の奥まで届いたディルドがブラシで結腸をくすぐり、イボで直腸を掻きむしる感覚はきっとたまらない快感だろう。

 自身で緩慢に動かすのでは物足りなくなったのか、すぐに床へとディルドを固定してスクワットを開始した。イボで肛門を擦り上げられ、めくれ上がる激しさでディルドが往来する激悦に熊はヤカンのように口から蒸気を噴き上げた。

 

「ん゛ぉお゛ぉおおっ❤❤❤ディルドごんごんぐるうぅ❤ケツっ❤ケツのおぐにぃいぃ❤❤❤」

「なんだディルドでも感じまくりじゃないですか。おれいらなくない?」

「ち゛、ちがう゛っ❤❤なんで、ごれぇ❤ん゛ひぃいいぃいぃ❤❤❤」


 肛門をディルドにめくり上げられていると、ようやく自分の矛盾に気が付いたようだ。でかい尻を上下させるたびにちんぽからはザーメンがぶぴゅぶぴゅ噴きあがりフローリングを汚している。おっさんはディルドで奥を抉るのがお好みなようで、腰をぐりぐり回しては鼻の下を伸ばしながら射精していた。

 イボに擦られている肛門は伸び切ってしまっていて、指で余裕で摘まめてしまうほどだ。こんな淫乱マンコがディルドで感じない理由は実に単純だ。スマホのカメラを肛門へと向けて、教えてやる。

 

「おっさんは恥ずかしいのが好きなんすよ」

「お゛ぉうっ❤❤」


 伸びた肛門を撮影する音が響くとまた絶頂した。自分の爛れた結合部をスマホにおさめられるのを見て、咎めるのではなく唾液を滴らせる。

 だから、繰り返し。でかい尻に咥えこまれているディルドの凶悪さ。それを喜々として飲み込んでいる淫乱熊の顔や全身も次々に撮影する。シャッターの音が鳴るたびに雄熊は顔も隠さずちんぽから濃い先走り汁を噴き上げた。その濃度はもはや射精をしているのか分からないレベルだ。

 

「あ゛っ❤あーーっ❤❤いぐぅ❤いぎまくるうぅ❤なんで、んあっ❤」

「アナニー狂いの淫乱熊だって証拠撮られちゃってますねえ。これSNSでバラまいちゃいましょっか」

「お゛ぉおおっ❤❤そ、そんなのぉぉ❤そんなごと、ざれたら儂はぁ……❤❤❤いぐっ❤いぐぅうぅ~~❤❤」

「興奮しますよねえ。おっさんは自分の恥ずかしいところ見られるのが好きなマゾ気質の変態さんってことです」


 反論はない。舌を突き出して喘ぐのに忙しくて言葉を紡ぐ余裕すら無いからだ。おれの言葉に暴れまわって太鼓腹へぶつかるちんぽを見れば言葉なんて必要は無いが。

 このまま見ているだけでも金玉を空っぽにしそうではある。しかしこの色狂い相手では何時間かかるか分からないし、物足りないからと明日指名されても困ってしまう。リピーターにはなって欲しいが、しばらくは満足できる程度に悦んで欲しい。

 となれば、身体を使うしかないな。おれはひたすらディルドをしゃぶりあげている雌熊のネクタイを掴み上げると無理やりに立たせる。本来ならおれの腕力程度でこの巨漢を動かせるはずがないのだが、恐ろしく従順に立ち上がる。主人によく躾けられたペットのように。

 

「んひっ❤あひぃ❤❤にゃ、にゃにおぉ❤あぅ❤❤放さぬか❤ケツ、ケツ疼いてぇ❤ズボズボしておらんとおかしくなるぅ❤」

「もうおかしいから大丈夫っすよ。壁に手ェついてケツ向けてくれます?ハメてあげるんで」

「ん゛、お゛ぅ❤ハメる❤ほ、本当か❤❤」

「今度は本物のちんぽあげるからさっさとケツ向けて。ハメ撮りしましょう」


 ハメ撮りという単語だけでおっさんの最後の知性は崩壊したようだ。あれだけ美味そうにしゃぶっていたディルドがケツからボトリと落ちると、ふらふらとした足取りで壁へと進む。

 ずい、とケツを突き出す体勢を取るとその膨らみすぎた肉饅頭のせいで身体の大半がケツでできてるんじゃないかと思える。短い脚とずっしり重たげなケツ肉は孕むためにあるようないやらしさだが、それにソックスガーターの締め付けや尻たぶにかかるワイシャツの裾が加わると更に興奮を煽られる。こんだけ男くさいケツがあったらちんぽなんて一生困らないだろうに、高い金を払ってデリヘル呼ぶとは馬鹿なおっさんだ。

 

「ど、どうだ❤尻を、ちゃんと向けたぞ……❤❤❤」


 おれの視線が情欲の炎へ油を注ぐ。自ら尻たぶを割り開いたおっさんはアナルを曝け出しながら尻を左右へと揺らしていた。極太ディルドを咥えこんでいた肛門は閉じることを忘れたようにぽっかりと開き、息づきながら愛液の涎を滴らせていた。どうしようもなく淫売な性器をしているくせに、尻を揺すって誘う踊りは躊躇いがちで羞恥心を捨てきれていない動きだ。それがまたおれとこのマゾ熊の興奮を助長する。皺を伸ばされた肛門が開いては閉じてちんぽが欲しいとせかすのだ。

 いいだろう。おれも我慢する必要は無いし、こいつが満足して足腰立たなくなるまで性欲を発散させてもらうとしよう。スマホを録画モードにしてテーブルへ置くと、でかいケツへ歩み寄る。

 

「んじゃ、いきますよ」


 もはや慣らしてやる必要も無いほどにアナルはとろとろになっている。太すぎる腰に手を添えて、もう一方の手で勃起を掴むと膨らんだ亀頭を欲しがりマンコへ押し付けた。すると、なんの抵抗も無く亀頭がアナルへと飲み込まれる。

 

「ん゛❤はっ❤んあぁあぁ……❤❤」

「さすが使い込んでますねぇ。遠慮無しでいくますよ、っと」

 

 巨体をぶるりと震わせて口の端から涎を垂らしたが、ちんぽを受け入れた感動に浸らせてやるつもりはなかった。両手で腰を鷲掴みにすると、そのまま腰を一気に叩きつけた。

 

「お゛お゛ぉおお゛ぉおおぉおおっ❤❤❤❤」


 肉オナホを内部からめりめりと押し広げられて自分の奥へと侵入される感覚は格別だろう。玩具や指しか知らない胎内を他者の肉が這いずる衝撃におっさんは鼻にかかった声をあげ、背筋をのけ反らせたまま固まった。

 おれはそのまま腰を進めると、やがて壁へぶち当たる。それは飲み込んでいたディルドのサイズから考えるとかなり浅い位置に移動している気がするが、おっさんの最奥だろう。直腸と結腸の境目であるそこへ到達してもまだおれのちんぽは余裕がある。

 なので、奥を押し込む感じで腰をぐりぐり回転させるとおっさんが醜い悲鳴をあげて射精した。気にせず最奥を押し上げていると、やがて亀頭が何かを潜る感覚がして、おれのちんぽが根本までずっぽりと埋まる。

 

「お、全部入った。結腸が降りてきてんのかな?あのエグいディルド飲み込んでたくせに浅いマンコですね」

「あ゛、お゛ぉおぉ❤ちんぽ、入ってるぅうぅ❤❤❤お゛ぅ❤おぉおぉううぅ❤❤」

「マンコ弄るとそればっかっすね。そうですよぉ、おっさんの半分も生きてないガキにちんぽハメられちゃいましたね」

「言う、なぁ❤んっはあぁ❤❤❤」


 こんな適当な煽りでも背筋の毛を逆立たせて喘いでくれるあたり楽で良い。抱き着いても指先がくっつくきそうにないぐらい分厚い身体は、ちんぽを突っ込まれて芋虫のように身体をくねらせている。身体からは雄臭さと一緒に熱気が放出されており、サウナに突っ込まれている気分だ。

 むさ苦しい熱気も我慢できるぐらい熊マンコの具合は良い。内壁は体温より熱く煮えたぎり、おれのちんぽの脈動一つまで感じ取らんと吸い付いてくる。

 締め付けが強いくせにきつくはなく、しなやかに抱き着いてきながら揉み解してくる。しかも、愛液によって恐ろしく湿潤で柔軟だ。ちんぽが蕩けそうな心地よさは、童貞だったらあっというまに射精へ導くだろう。

 

「ディルドにしか使わせてないってもったいないエロマンコだ。うっお、すげえ吸い付き」

「お゛ぅうぅ❤伸びるぅうぅ~~❤❤ほぉおおぉ❤ケツが伸びてじまうぅうぅ❤❤❤」


 おれは少しずつ腰を引き、直腸内部をカリ首でこそげ取っていく。すると直腸はそれを嫌がるように内壁へと絡みつかせてくる。よほど経験豊富なマンコでなければこうはならないが、この処女マン野郎は肛門をちんぽへとすがりつかせ、逃すまいと吸い上げてくる。

 おれは未練がましい肛門を堪能しながら内壁をこすり掻き出していく。ディルドで精液をぼたぼたとこぼしていたマンコは本物のちんぽの感触に耐えられず、何度も絶頂のきざしである痙攣を見せていた。膨張したちんぽからはぶらぶらと透明な糸を垂らし、床に幾つも粘液のあとを作っている。

 

「うっわ、もうイってんですか?おれ、まだ1ストロークもしてないんですけど?」

「だだだ、だっでぇえぇ❤❤ケツがぞくぞくっできてたまらないのおぉおおぉ❤❤❤昨日のよりケツがしゅごいのぉおおぉ❤」

「そんなんで大丈夫っすかぁ?こうやって叩きつけたらぁ、オマンコ耐えられますか、っと!」

「お゛お゛おぉおぉッ❤❤❤❤」


 肛門をちんぽにすがりつかせてから、巻き込むような激しさでおれは腰を一気に突き出した。膨らんだ亀頭で最深部を強く掘り上げれば、尻肉が乾いた音を鳴らすのと一緒におっさんの口からも野太い喘ぎ声が轟いた。


「ほぉおぉお゛っ❤❤❤んおおっ❤」


 その顔は幸福によって蕩け切っていたが、マンコは逆に締まりを強くして一番奥までたどり着いたちんぽをぎゅうぎゅうと愛おしげに吸い付いてくる。丸々として大きな曲線を描いているデカケツに力がこもり大きくくぼむ。

 美味そうにケツがちんぽをしゃぶっていると囁くとまたマンコが蠕動する。ちんぽの快感以上に辱めの言葉に悦んで尻肉は歓喜に打ち震える。だから、よりマンコの恥ずかしい姿を引き出すためにちんぽを後退させる。じっくりと肛門が伸びてちんぽにすがりかせながら引き抜いて、カリ首が肛門に引っかかった瞬間再び肉の道を割り開きながら突き入れる。

 

「んっほお゛ぉおおおぉおぉ❤❤❤❤」

「いやぁ、これ続けてたら肛門がもっと伸びちゃいますねぇ」

「ほっ❤お゛、うぅお❤❤❤」

「どうします?デカケツからはみ出す盛りマンになっちゃったら。歩いてるだけでマンコ感じるようになっちゃうかも」

「わ、儂のケツがぁあぁ❤ケツがそんな、いやらしくされるなどぉ❤❤❤」


 こいつまたイキやがった。勃起ちんぽを腹に何度もぶち当てて、どっぷりと我慢汁を吐き出している。おれのちんぽでも悦んではいるんだろうけど、辱めの言葉やシチュの方が感じていそうな様子がむかつくのでピストンを少し早めてやる。それまでゆっくりと往復していたちんぽだが、小刻みに腰を前後させて直腸全体を素早く擦りたてるようにする。尻を腰が打ち据える音が狭いテンポで鳴るようになると、太い両脚が内股になって震えだす。


「ひぃい゛ぃいいぃ~~~~っ❤❤❤儂のケツがちんぽで悦んでるぅうぅ❤雄にちんぽ入れられて雌みたいにイっでおるぅぅ❤❤儂のケツがおまんこにざれでじまぅぅぅ❤❤❤❤」


 一番奥を立て続けに突きこまれておっさんは鼻水を垂らして泣きわめいた巨木のような下半身に力をこめて踏ん張って、倒れ込まないように必死の努力をしていた。しかし、そんな様子を見せられるとおれのやる気も上がってしまうんだな。筋肉の塊できた肉体を屈服させようとしておれの腰は速度を増していく。

 おっさんのくせに贅沢極まりない肥えた尻肉に、指を食い込ませて割り開き、一番奥を突き抜ける勢いでちんぽを叩き込んでいく。尻肉を掴んでいたおっさんの手は、いつしかすがりつくように壁へと爪を立てていた。その醜態はおれの溜飲をちょっとだけ下げたので、またマゾ気質をくすぐる言葉を囁いてやる。

 

「その体勢いいですねぇ、女の子みたいで可愛いですよ」

「ひぃい゛ぃ❤やめ゛ろっ❤❤可愛いなどぉ❤儂は、お゛ぅうぅ❤❤男だぞぉ❤んおっ❤❤」

「いや~~、こんだけ喘いどいて男ぶるのは無理っしょ。あとでハメ撮り一緒に見ましょうね」


 豪勢なデカケツを何度も大きく弾ませながら、辱めの言葉を投げつける。汁を漏らしっぱなしの巨根で硬い腹を何度も殴りつけつつも、おっさんは快感に緩んだ表情でおれのほうへ紅い顔を向けた。

 それには抗議や拒絶の色は欠片も無く、あるのは歓喜だけ。おれと視線を交わらせたおっさんは、満足げな吐息を漏らして唾液を漏らした。おれに見られている。嘲笑に歪んだ顔で見下されていると実感して、中年熊のマンコはちんぽの形を取るように吸い付いてくる。

 

「こっち見てどうしました?キスでもしたくなっちゃいましたかね」

「ふんぐぅうぅ❤ふざけるな゛っ❤❤男と、キスなどおぉ❤おっおっおっ❤❤いぐっ❤んぉおぉ❤❤儂は、変態ではない゛ぃぃ、お゛っほっおおぉおおぉ❤❤❤❤」」

「本当に面倒くさいなぁ。素直になったらもっと気持ちいいことたくさんできますよ」


 勢いをつけたちんぽで最奥を叩くと、切っ先が結腸の入口へと潜り込んだ。ディルドでも触れられたことのない部分を抉られて、おっさんは口を「お」の字にして恥ずかしい声を上げた。

 

「ほっ❤ほっ❤ほぉお゛ぉおおぉぉ❤❤❤」

「こんなにちんぽで喘ぎまくってるんだから変態でしょもう。認めてくれたらおれも楽なんだけどなぁ」


 ちんぽからザーメンと我慢汁を交互に飛ばすありさまで、悦んでいるのは分かりきっている。このおっさんがかたくなに認めないのは、雄のプライドなんかではない。そんなものとっくに蒸発しきっている。

 自分を変態だと認めない方が興奮するという本能に従っているだけだ。おれもそれを理解しているから調子を合わせてやっているまでだ。このおっさんは自分の被虐気質を理解してないから、自分が本当に変態じゃないと思ってるんだろうけど。


「ほらほら、認めてくださいって」


 このおっさんが満足するように、マゾっ気を刺激しつつマンコを追い詰めてやる。浮き出た血管で直腸をゴリゴリと、雄膣をかきまわすようにゴリゴリと。肛門をカリ首でゴリゴリと。

 尻肉が豪快に弾むたび、大殿筋が震えを起こしてふとましい腰がくねる。巨躯を支えるべく筋肉を隆起させた四肢がくずれ落ちようとして、破裂寸前の勃起がひっきりなしに跳ね上がってザーメンを溢れさせる。壁にも床にもザーメンがへばりつき、昨日手マンで搾り取ってやった量を既に超えている。さすがの色狂いも限界が近いんじゃないだろうか。

 

「ふんぬ゛ぅううぅ❤❤❤儂は、変態じゃない゛ぃいぃ❤❤ぎ、ぎもぢよくなんがない゛ぃいぃ❤❤❤んぉ❤あひぃ❤❤」


 そんなこともなかった。びゅるびゅる精液を噴き上げながらこんなことをほざけるのは大したもんだ。じゃあ、もっと甚振ってあげないとだな。

 何度かちんぽを往来させてから、ぎりぎりまで引き抜いて一気にい押し込んで最奥を穿つ。結腸の入口を突き抜けて、Sの字に曲がった奥の奥まで侵入するちんぽにおっさんの瞳から生理的な涙が垂れ落ちた。

 

「んおぉおおぉおぉおきてるきでるこんな深いどごまでちんぽおぉっおっおっ❤❤❤」


 雄の子宮ともいえるところでちんぽを感じ取って、更に顔面から知性が抜け落ちた。鼻水や涎と一緒に人として大事なものを垂れ流すかのように、いかつく雄臭かった顔がただの売女のそれへと変わっていく。それを見下しながら、おれは腰の動きを制止させる。この淫乱なマンコの一番奥にちんぽを突っ込んだままにしたらどうなるか。

 

「ん、ああぁ❤やめろ、おぅうぅ❤❤何故、動かんのだぁ❤ケツっ❤❤ケツおかじぐなるぅ❤」


 数秒と我慢できず、肉で膨らんだケツを揺すっておねだりを開始してきた。既にゴリゴリと擦りたてられるのを当然の権利と認識したマンコは我慢できず、下半身を揺すって少しでも気持ち良くなろうとする。

 もちろんそれを許すわけもなく。尻肉をがっしりと鷲掴みにして固定するとわずかな刺激すらも得られなくなり、おっさんは汗まみれのワイシャツをへばりつかせた巨体をくねらせ媚びを売るしかなくなる。

 

「んんぅ❤ちんぽ動かせぇ❤❤❤あっ❤硬いちんぽずごずごせぬか❤❤ケツ❤ケツの奥のちんぽでさっきみだぐごりごりじろっ❤❤」

「いいんですか?変態じゃないんならちんぽなんていらないっしょ?」

「ぅ、お゛ぅぅ❤しょれは、あぁ❤❤いらない、げどぉ❤」

「やっぱいらないっすよね、ちんぽなんて。抜いちゃうけどいいすよね?」

「あ゛あぁあぁあぁ~~~~❤❤❤やだやだ抜ぐなぁああぁ❤ちんぽ抜かれたらケツ狂っちゃう゛ぅううぅぅうぅ❤❤❤❤」


 たわむれにちんぽの根本を外気に晒す程度に引き抜くと、おっさんはすぐさま泣きわめいた。ムチムチの太ももがきゅっと内股になって、ちんぽを逃すまいと締め付けてくる。

 じょろじょろとした音はちんぽから汁が漏れる音だ。潮か小便か分からない噴き出している汁はいわゆる嬉ションだろう。こうして焦らされても悦んでくれるのは実に楽で良い。

 わずかに腰を進めてやっても鼻水を飛ばして歓喜する。身体からは汗が吹き出しワイシャツが透けるまでビショビショだが、顔面も酷いものだ。強面は汚い汁で塗れており、顔を振るだけで汚い雫が飛び散っていく。

 

「ケツにごりごりっでぎでるぅううぅううぅぅ❤❤❤❤極太おちんぽが儂のおぐにぃいいぃいぃ❤❤んおっ❤んああああぁああぁ❤❤❤」


 1ミリ単位でちんぽを埋没させただけでデカケツを振って悦んでくれるのは気分が良いもんだ。昨日ちんぽに文句を言われてイラッときたがこれで許してやるとしよう。肉厚なケツを割り開いてみるとマンコ肉までも汁を噴いて幸福を表現していた。


「やっぱおちんぽ欲しいんですか?オマンコの奥ごんごんされて、種付けされたいんですか?」

「ひ、ひいぃん❤❤」

「おねだりできたらオマンコめちゃくちゃにしてあげますよ。もう生ちんぽじゃないとイケないようにしてあげるんだけどなぁ」

「お゛、お゛おぉ……❤」


 囁きながら腰を引くと内臓と肛門を擦りながらちんぽが引き抜けていく。結合部だけじゃなく尻全体に絡みついた粘液がおれとの間にかかって、ちんぽへの執着心を思わせた。

 

「んぉおぉーっ❤❤おぅうぅ❤」


 揺すりたてられるデカケツ。汁を飛ばすちんぽ。自分を最低な雄だと宣言するチャンスを与えられておっさんの劣情は最高潮だ。壁にすがりついていた手がデカケツへと再び伸びて、尻たぶを割り開く。そこにあるのはひょっとこみたいに口を伸ばしてちんぽを咥える肛門。酷使されて赤く腫れあがったマンコが淫液にてかりながら伸びるそのさまは卑猥極まりない。そんなものを自分から曝け出す理由を、おれは良く理解している。

 おっさんおワイシャツのポケットからスマホを抜き取ると、結合部に向けてシャッター音を鳴らした。

 

「あ゛っはぁあぁ❤❤撮られ、でるうぅ❤儂の恥ずかしいどごろ、ぜんぶううぅうぅ❤❤❤」

「そうですよ。このだらしないマンコも、ちんぽ欲しそうな顔もぜーんぶ撮っちゃいましょうね」

「あ゛あ゛あぁああぁっ❤❤❤」


 肉をみっちりと詰まらせた大男はスマホのシャッター音を聞いて間抜け面で笑んでいた。ワイシャツがへばりつくたくましい背筋も、ソックスが食い込むふくらはぎも太く男らしい。しかし腫れあがったマンコも体液まみれのアヘ顔も雌そのもの。

 それら全てをレンズにおさめるようにシャッターを切っているとマンコからもちんぽからも汁がとめどなく汁が溢れてくる。

 

「あ゛ぁ、あああぁあああぁぁあぁ❤❤❤無理むりむぃいいぃ❤ごんなの耐えらんな゛ぃいいぃ❤❤オマンコいぎだすぎて死んじゃうぅうぅ❤❤❤」


 そして雄熊の我慢が限界を――いや、興奮が限界を迎えた。自分の恥ずかしい姿を撮影される恥辱に汗と雄の臭いを濃くした雄熊は自分が待ちかねていた瞬間が来たのだと阿保面で顔をほころばせた。

 ちんぽをねだればすぐに貰えると分かっている。それでも無意味な抵抗を続けたのは自分の恥ずかしい姿をもっと曝け出した方が気持ち良くなれると理解しているからだ。

 スマホに向かって微笑んだ時、ちんぽから堪え兼ねたザーメンがびゅるりと噴きあがった。涎をだらだらと垂らした顔は何度も口周りを舐め回しながら待ち望んでいた言葉をつむぐ。

 

「ほ、欲しいでずっ❤❤オマンコを突かれてザーメンぶっ放したいでず❤❤❤儂はぁ、こーんなガタイの中年親父なのにぃ❤淫乱オマンコにおちんぽハメハメしてほしぐで我慢でぎないのぉおおぉおぉぉぉ❤❤❤❤」


 高らかに歌い上げると、感極まったように鼻水が垂れた。ついに骨の髄まで淫乱な雌野郎になれたのだと理解して瞳がまぶたの裏へと隠れかける。早く犯せ。もう待つ理由は無くなったのだとケツ肉を締め上げながら目で訴えかけてくる。

 無様なおねだりの言葉とは反する傲岸不遜な瞳だが、いいだろう。おれはそのために買われているんだから。客が望むのならばそれに応えてやるのがおれの仕事。

 

「はい、良く言えました」

「あ゛っ❤ああぁぁ❤❤」


 ケツ肉を撫でまわした時、ちんぽから立て続けにビュルビュルと汁が吐き出された。ついに最高の快楽を貰えると最低な雄は破顔する。掃除機のようにちんぽを吸い上げてくるマンコが準備ができたぞと汁を漏らしている。おっさんもマンコももたらされる快楽を確信している。

 臭いの強い腋の下から手を伸ばして大胸筋を掴み上げると「んおぉ❤」堪えきれない喘ぎが漏れた。そして、その喜悦の声を合図にしておれのちんぽが一気に埋没した。

 

「お゛っひょぉおお゛ぉおおぉおぉおぉぉ❤❤❤❤おちんぽが❤ちんぽがオマンコにきたぁあぁああぁあぁ❤❤❤」


 愛液ですっかりふやけた肉の道をちんぽが一息に拡張して結腸の曲がり角まで叩く。おれが感じた快楽を数百倍にもしたものが、おっさんの脳みそを直撃する。

 

「マンコにずどんでっへええぇええぇ❤❤う゛っお゛❤❤❤スッゲ❤おちんぽすごずぎぃいぃいぃぃいぃっ❤❤❤❤」


 まぶたの裏へと瞳が泳いでいた。肉食の獣らしい獰猛な牙が並んだ口はいまや舌を突き出して叫ぶだけの機能しか果たせていない。今のこいつは何も見えず、意味ある言葉を発せられない肉袋と成り果てている。

 けれどおれは知っている。この痴態を見ても腰を止めてはいけないと。淫獣どもはほんのわずかに手心を加えただけでも物足りないと泣きわめくのだと。だから、おれは腰を大きくグラインドさせた。直腸を掻きむしってから、もう一度最奥を叩くだけの実に単純な運動を。

 

「ほお゛お゛ぉおおんっ❤❤❤」


 それだけで熊は天に向かって唾をまき散らした。破壊槌のような一撃がマンコの奥から脳みそまで快楽を響かせていた。でかいケツに跨ると、より深くまでちんぽがめり込んで結腸を圧迫する。そのままの体勢で暴れ牛のように揺れるケツへと腰を振り下ろす。

 

「ほら、どうっすか!こんな、家畜みたいにっ!ちんぽハメられてますよっ!」


 肛門がめくりかえる激しさでマンコを犯しながら、豊満な大胸筋へと手を伸ばして握りつぶす。技巧なんて何もない乱暴な愛撫と力まかせのピストン運動。ただ肉のオナホを使うような気分で腰を振っているが、それこそがこの淫売の求めるもの。自らケツをぐりぐりと押し付けてくるのがその証拠。ケダモノのように。道具のように使われる自分へと酔っている。

 

「ちんぽっ❤❤ちんぽぉだまら゛んっ❤❤❤お゛っ❤おおぅ❤」


 結腸の曲がり角をまっすぐに正すと、結腸口が第二の肛門のようにちんぽを扱き上げる。触れたところの無い場所を抉られて、肛門がグボォと汚い音を立てて感謝をうたう。

 

「あ゛ああぁっ❤❤すっげすっげぇええぇええぇ❤❤❤」


 無駄な巨根からは休みなく粘っこい精液が噴きあがる。下半身も顔面も完全に壊れていて、一突きごとにいやらしく堕ちていく。

 結腸まで突いて、引き抜く。それを繰り返すだけで中は締まりが良くなり、肉襞で奉仕を返してくれる。結腸まで往来する最中に膀胱を突き上げていると黄金色の液体が部屋の壁を濡らした。

 

「あ゛ぁあ゛あぁあ゛ぁあぁ❤❤❤漏れる゛ッ❤漏らしぢゃう゛ぅううぅ~~~~~っ❤儂、ガキみだいに小便漏らじでるッ❤あ゛ああぁ~~っ❤❤」

「あーあー気持ち良すぎて嬉ションっすか。おっさんのくせにみっともねえなぁ」

「ひぃい゛い゛ぃ❤❤あ゛っ❤やめでぇ❤儂のマンコ、ごわれるぅうぅ❤❤ちんぽやめでえぇえぇ❤❤❤」


 ここでやめたら腰骨が折れるまで逆レイプされそうなのだがこのおっさんの面倒くささだ。ケツ肉をボルンボルンと弾ませながら奥を叩く。さっきよりも早く、力強く。

 

「えぐれるっう゛ぅうぅ~~っ❤❤❤え゛ぇあ❤あ゛ッあ゛ぁあぁ❤❤お゛ぅああぁあっ❤❤❤しょれよすぎる、う゛ぅううぅ❤❤❤❤」


 頭をガクガクと上下させて、舌をはみ出したまま叫び続ける。鷲掴みにしている大胸筋を揉みほぐすついでに乳首を潰すと、叫び声のボリュームが上がる。おれの体重なんて屁でも無いだろうに膝が笑い始めている。

 小便を枯らしたちんぽはまたザーメンのお漏らしを再開していて、腫れあがったマンコは結合部で愛液を泡立てている。全身の穴という穴から体液を垂れ流す汚らしい肉の塊と化していた。

 

「じぬ゛っ❤❤ごわれ、え゛ぇええぇ❤❤❤ひ゛い゛い゛ぃいっ❤ん゛ぉお゛❤❤あ゛~~っ❤死ぬ゛ぅっ❤しんじゃう゛う゛ぅ❤❤❤」


 死ぬとか壊れるとかほざいでいるが、マンコ肉も肛門もちんぽへと貪欲にしゃぶりついていて、引き抜こうとするとケツ肉からはみ出すまでにマンコ肉を伸ばしてきやがる。こんなマンコ野郎が死ぬなどとほざいているんだから笑わせてくれる。いいけどね、簡単にイってくれる方が楽だし。マンコの具合は良いし。

 

「ぇあ゛あ゛ああぁ❤❤も、もうむ゛りぃいぃ❤❤❤❤オマンコだえ゛、らんない゛いぃッ❤ぉお゛お゛ぁあぁ❤❤❤あ゛ーーっ❤あ゛ァーっ❤❤」


 おっさんは断末魔を上げながら口角を吊り上げていた。快楽の奔流に脳みそを洗い流されてこいつが感じているのは幸福。マンコを雄として終わるまでめくり上げられて、グボグボと下品な音を立てる自分を受け入れている。

 自分からケツをぶつけてくるおかげでちんぽはより奥深くまで入り込み、狭まった肉の輪が締め付けを感じさせてくれる。

 熊の体温。蒸発する汗。おれの身体も熱にやられて汗がほとばしり、おれらの身体が溶け合うようぬるついてくる。

 

「お゛っ❤ちんぽ硬くなっでるぅううぅぅ❤❤❤」


 脳みそをかき回されながらもマンコは鋭敏なままだ。ちんぽは射精が近くなり硬度を増していた。昂った肉の槍はS字の曲がり角をノックして我慢汁をへばりつかせている。悔しいが、とろけたマンコでしゃぶりつかれておれもそろそろ我慢が効かなくなっている。

 

「儂も゛ぉおおぉ❤❤儂もイグッ❤いぐいぐいぐっ❤オマンコでいぐぅうぅぅ~~っ❤❤❤」


 既にイキっぱなしの中年親父はイくと壊れた笑顔で叫んでいる。もう雄どころか人としても壊れてしまったように思えるが、幸せであるのは街が無い。

 止める気は無いが止めてやる必要も無い。おれのちんぽは溶けそうなくらい気持ちいいが、こいつはおれの数百倍ではきかない快楽を得ているのだから。

 

「クルッ❤ザーメンザーメンっ❤❤❤オマンコ突かれまぐっでザーメン漏らすう゛ぅうぅぅぅぅ❤❤❤❤」


 全身の筋肉を震わせながらおっさんは絶頂へと向かっていく。灰色のでかいケツは何度も打ち据えられ、毛皮の下を真っ赤にしていることだろう。

 弾んむケツ肉から乳首まで快楽を受ける器官に変えられて、巨体の中を快楽が廻る。暴れまわるちんぽが最高の射精をしようと身構える。

 

「漏れる゛っ❤儂のちんぽがザーメン漏らしちゃうぅ~~っ❤❤❤ケ、ケツおがざれでえぇええぇ❤」

「いっていいっすよ。おれもイクんで。中出しでいいっすよね」

「ん゛ひぃいぃいぃ❤❤❤ああぁぁ❤ぎで、ザーメンオマンコにぐでええぇえぇ❤❤❤」


 最奥を穿つおれの一突き。マンコの弱点全てを抉り取りながら結腸へ。

 急速に収縮する雄膣。大殿筋全てを使っての締め付けは、おれらを絶頂へと導いた。

 

「おうっ❤おっおぅううぅ❤❤」


 そして、結腸にめり込んだままのちんぽから今日初めての精液がぶちまけられる。

 

「お゛――――――」


「お゛ほおぉおおぉおおぉおぉっ❤❤❤❤❤」


 まだこんなにも出せたのかと舌を巻くほどの勢いと量で白濁汁が打ち上がる。おれのではなく、この淫乱熊のちんぽから。

 

「え゛ええぇあ゛ぁあっ❤❤❤ひぎい゛ぃいっ❤ちんぽ、ちんぽがああぁああぁっ❤❤❤❤」


 こいつの睾丸はどれほどの精液を溜め込んでいたというのか。これまでに出した精液を上回る量の射精に熊は舌を引きちぎらんばかりに叫んだ。

 マンコは射精の悦びを表してちんぽを愛してくれる。もっと精液をくれとねだるように締め付ける直腸にせっつかれ、おれも負けじと精液を吐き出す。

 

「お゛ぉぉおおおぉおぉっ❤❤❤オマンコにザーメン出てるううぅううぅっ❤❤❤❤」


 射精中だというのに腰が勝手に動いてしまう。おれが注げば注ぐほどに熊ちんぽからザーメンが撃ち出される。

 

「あーやっべ。これちゃんと撮っとかないとね」


 スマホを構えて射精中のちんぽを記録媒体に残す。もちろん精液を隙間から漏らす泡まみれの結合部も。

 顔面もマンコも、全身も余すところなく撮影しているとシャッター音に合わせて精液が勢いを増す。壁にへばりつくザーメンは鼻が曲がりそうな雄臭を振りまいている。

 

「あ、はぁあ゛……❤んぁあぁ❤❤」


 それでも、射精はやがて止まる。最後にボトリと精液の塊を漏らすと、力ない息を漏らした。

 まだマンコがちんぽをしゃぶり続けているが、熊もさすがに限界だろう。ついでに周囲も撮影すると凄惨な現場が写し出される。

 精液と小便まみれになっている部屋の床。ソックスも汁まみれ。ワイシャツも再起不能なまでに汗でべっとり。好き放題に使わせてもらったマンコはおれがちんぽを突っ込む前よりも穴が拡がって肛門が盛り上がってしまった。やべ、やりすぎた?

 

「えーっとぉ……どうでした?」

「ふーっ❤ふぉ、お゛ぅ❤❤おううっ❤」


 まあ、息はしてるし大丈夫だろ。さすがにこんだけザーメンを搾ってやったら満足しただろうし。深くにもおれも楽しんでしまったし。むっちりと吸い付いてくるマンコは尿道に残っていた精液までも吸い出そうとしてきて、いつまでも精液がとろとろと漏れてしまう。引き抜くのがもったいなく感じるほどだ。だが、これ以上マンコを使ったらさすがに怒られるだろう。

 

「もう満足したっすよね?終わりでいいっすよね」

「ぅ、あぁうぅ❤」

「聞いてますー?部屋汚したけどクリーニング代とかは出ないんで。ってことでマンコ離してくれます?」


 でかいケツに手を添えて引き抜こうとするが、マンコはちんぽを離そうとしない。あれだけたやすくおれのちんぽを咥えこんでいた肛門が充血した肉でちんぽへ吸い付いて逃がしてくれない。丸々としたケツ肉がくぼんで、締め付けていやがるんだ。

 

「……あのぉ、離してくれません?」


 おれのお願いにおっさんは大胸筋や腹を撫でまわして答えなかった。それは自分を汚している汁を拭うというよりも、毛皮に染み込ませるための動き。あんなにも射精したちんぽが、またむくむくと大きくなっていく。

 

「たっぷり時間は残っとるだろう❤❤昨日は勝手に帰りおって❤」

 

 ぐりぐりと押し付けられる肉饅頭。指でつまめそうなぐらい盛り上がったマンコが痙攣していた。

 

「お前はまだいけるだろう❤しっかり硬いままじゃないか❤❤若いだけあるな❤」


 揉みほぐしている大胸筋が乳首を硬くしていた。あれだけ精を吐き出した中年の雄が、おれが新しい快感を教えてしまった雄熊が今日初めての肉食の相貌で笑う。

 

「まだ、儂は満足しとらんからな❤❤❤」


***


 あの日からおれの生活は変わった。多分、良い方向に。


「な、なあ……本当にここでやるつもりか?」

「お客さんがここが良いって言ったんでしょ。なに怖気づいてんすか」

「い、いや。予想していたよりも、人がな」


 月も無く、樹木の生い茂った夜の公園は夜のとばりが支配している。光源は街路灯ぐらいのものであり不気味と言って良い雰囲気だ。好き好んで足を運ぶ者などいないだろう。

 こんなところにいるのは人目に見せられないような行いを好むもの。つまりは、このおっさんのような変態とそれをおかずにする連中だ。

 

 夏の空気はじっとりと湿度を孕んでいるが、おっさんがワイシャツに汗染みを作っているのはこの空気のせいだけではない。スラックスを盛り上げている変態親父は、闇に潜んでいる雄たちの視線で身体を火照らせているのだ。

 

「じゃ、行きますか。さっさと脱げよ」

「ん゛……❤仕方あるまい、な❤❤」


 おっさんは情欲で熱を持った息を吐いて、肘と膝を小刻みに震わせる。もたついた手つきで腰に食い込むベルトを引き抜いて、スラックスをずり降ろす。夜間とはいえ、紛れも無い公共の施設でだ。

 

「はあぁ……❤」


 とろんとした声を出してまなじりを下げた。ムチムチな大腿筋は下腹部を介して豪快に膨らんだ太鼓腹と繋がっている。スラックスを完全に脱ぎ捨てると、下腹部と両脚が作る魅惑的な隙間、足の付け根の影からデカケツの丸みがほとんど見えていた。今、おっさんの下半身を覆っているのは色気がないボクサーパンツではない――女性用の下着。それも、けばけばしい色合いの布地が少ないものだ。

 

「はっ❤はっ❤あまり見るな、くぅ❤❤」

「いいですね~~。これ会社にもはいて来たんですか?ばれたら大変なことになってますよ」

「う、うるさいっ!お前が、いつもの下着よりこっちのが、悦ばれるからとぉ❤❤」


 いや、おっさんのために選んであげたんだけどね。

 下着は地味な灰色の毛皮とはそぐわない淫靡な紫色である。おれの手のひらほどの面積しかないし、ほとんどがレース飾りだ。つまりはおっさんの巨根もデカケツも全く隠せておらず、金玉もちんぽの亀頭以外が曝け出されていた。後ろから見てやれば、ケツの谷間からはみ出した肛門の盛り上がりに下着が食い込んでいるさまが見えるだろう。

 

「見られてるぅ❤儂の、こんないやらしい下着をはいてるとこぉ❤❤おかずにされてしまうぅ❤」


 クイクイ、と腰が小刻みに揺れていた。おれだけではない。闇夜にひそんでいる何者かの視線を感じて、レースに我慢汁が染み込んでいく。徐々に大きくなっていくちんぽが、下着に悲鳴を上げさせる。

 そしてワイシャツのボタンに手をかけた。はちきれそうになっていた大胸筋を公開すると肉の弾性を視線になすりつけてくるような勢いで飛び出してくる。重みを匂わせて揺れるデカ乳の先端部には、赤いニップレスが貼り付けられていた。それも、卑猥さと間抜けさを両立させたハートの形をした。

 

「ほれ、ご挨拶」

「う、うむ❤❤」


 自分の下品な身体を自分で明らかにすると、おっさんは両手で頭の後ろで組み、しゃがみこんだ。思い切り膝を開き、折りたたまれた太ももの肉感やソックスガーターが食い込むふくらはぎを晒す。撃を見せるペットのポーズを取ってから、震える声で自己紹介を述べだした。

 

「……わ、儂は〇〇商事で部長を務めております灰田源次と申します……❤儂はこのような、ああぁ❤❤いやらしい身体をしているオマンコ親父ですが、ぁあっ❤ご主人様に躾けていただき、辛うじて雄のフリができておりますぅ❤」


 ツーッと下着に包まれた亀頭から淫汁が垂れ落ちた。白く濁ったそれは我慢汁か精液か曖昧で、既に軽い絶頂を繰り返しているのだと嫌でも分かる。おっさんの感じている羞恥と恥辱は指一本触れずとも身体を悦楽で満たしている。

 

 おっさんのマンコに種付けをしてから一か月。自分の願望を理解したおっさんは自分の肉体を曝け出して、雄どもに欲情や侮蔑の視線を求めるようになった。初めはハメ撮りをネットで流す程度だったが、すぐに外での交尾やこうした野外露出に進んだ。おれからすれば変態行為に付き合うだけで特別報酬を払ってもらえるんで文句はない。もうこのおっさんの相手をするだけで食っていけるようになった。

 

「あおおぁああっ❤❤ですが、儂はぁ❤儂はオマンコも乳首もはしたない雌のモノに育ってしまいました❤ですから、こうしてぇ❤❤皆様に見ていただくだけでザーメンお漏らしまでしてしまいますぅ~~っ❤❤❤」


 ペットのポーズをしていた身体が大きく跳ねた。口をすぼめてはひゅはひゅと息を吐きながら、マンコからはねっとりした汁が垂れて地面の間に糸を引いていた。おれが触れなくてもこうしてイき狂ってくれるのは手間がかからない。普通にセックスをするよりも身体は疲れ無いし良い仕事だと思う……んだが。

 

「一人で発情してないで行くぞ。準備しろ」

「ぅう゛❤分かったぁ❤❤お散歩の、恰好だな❤」


 こいつまたイキやがった。命令されただけでちんぽから濃い汁を飛ばすのを見ていると日常生活が送れているのか不安になるな。

 おれの心配をよそに、おっさんはビジネスバッグから道具を取り出し始める。真っ赤な首輪に大型犬用のリード。ネクタイを結ぶよりも慣れた手つきで首輪をつけた。革製の、銀のリベットが並べられたペット用のそれをためらうことなく首に巻いたのだ。続いてリードを首輪へと繋ぐと、金具がやけに冷淡な音を鳴らした。このおっさんは自分をペットへと貶める着替えを自分の手で行っているのである。その行為にも発情し、乳首をムクムクと育てて。

 

「ふ、ふぅ❤準備ができたぞ❤❤」


 浅ましい性欲を取り繕うとはしているようだが、口角が緩んでいた。四つん這いになって口でリードを咥えると。おれの右手に持ってくる。

 すっかり慣れたこのやりとり。リードを持って歩き出すと、どこもかしこも太ましいおっさんが付き従う。

 月灯りすら無い公園では街路灯に羽虫が群がっていた。一日の光合成を終えた草木たちに隠れて虫がもの寂しげに鳴きだした。実に、静謐とした光景だ。

 

 おれの隣では精液を漏らしながら雌熊が這っていた。

 これでもかと膨らんだ尻が揺れている。腰から太ももにかけての筋肉が主張を強くして、力強く伸び縮みしている。丸みを帯びた身体は可愛らしくもあるがそれ以上に淫らだ。デカケツのわずかな垂れに視線が寄る。

 身体つきは脂肪が少しばかりついていることを除けば見事なものだ――おっさんの場合は、ケツの谷間から全てを台無しにする肛門の盛り上がりがはみ出している。

 

「あっ❤は、ああぁ……❤❤うぉ❤んんっ❤❤」


 大殿筋に挟まれた性器は完全に出来上がっていた。下着が食い込む肛門の肉はぼってりと膨らんでいて、街路灯に照らされてぬめりを閃かせていた。おれに使い込まれて育った性器はちんぽを咥えこむための肉孔をひくつかせて、蠱惑的な華となっている。

 さらに視線を伸ばすと二つの振り子を拝める。ハートのニップレスを貼り付けているだけの大胸筋は重力に導かれて、下乳の裏側や乳の付け根といった秘境まであけすけにしてたぷついている。

 

「はっ❤はあ゛ああっ❤❤いぐ、もういぐっ❤」

「もうですか?いくのはいいけど、目的地につくまで止まらないでくださいよ」

 

 ケツの峡谷にできた肉孔からは愛液が休みなく漏れていた。当然、レースが貼り付いた亀頭からも。背後から人の気配と、シャッターを切る音が聞こえる。最高のおかずを保存しておこうという雄たちの興奮した鼻息も。

 わざわざこの時間この公園で散歩すると宣伝しておいて良かったな。おっさんは散歩が始まったばかりだというのにかぞれ切れないぐらい絶頂しているはずだ。下着では吸収しきれない汁は、完全な白濁汁となってきつい臭いを振りまいている。

 

 なにせ、シャッター音に合わせて精液をブチまけているのだから相当な量。はみ出したマンコ肉をきゅっと収縮させては精液を漏らす姿は変態そのもの。その変態が悦ばせているおれも変態に見られるのかもしれない。でも、これも仕事。

 

「昨日もあんなにイったのに元気ですね。何回イったんでしたっけ」

「お、覚えて、おらん❤❤」

「ちゃんと回数チェックするようにしたでしょ?乳首で9回に、マンコで12回だったかな」

「ん゛ぐぅ❤やめろ、言うな゛ぁ……❤❤」

「今日も職場でディルド突っ込んでイってましたよね。動画わざわざ送ってきて。底なしの金玉ですね~~」


 デカケツの揺れが大きくなっていた。谷間の底で震えているマンコを見せつけて仕方がないらしく、リードが緩んだり伸びたりし始めて這い歩きの速度が不確かなものになる。

 

「おぅう゛❤そう、だぁ❤儂は、毎日オマンコしてもらっておるのにぃ❤❤会社でもディルドでオマンコゴリゴリせんとぉ、金玉爆発しそうになるんだ❤❤❤」

「だから外でもオナニーするところ見て貰ってるんですよね。今日もいっぱい見て貰えそうですね、嬉しい?」

「う、嬉じいぃ❤❤あおんっ❤儂のことぉ❤いっぱいおかずにしてぐれぇ❤❤」


 羞恥心で汗腺が刺激されたらしく、灰色の毛皮に汗を湧きだたせていた。それがいくつか集まって透明な水滴となり、腹やケツのまるみに沿って流れ落ちる。精液や愛液の跡に汗の雫が加わった。

 近寄れば、柑橘系臭いが分かるだろう。手足の付け根と、ケツの谷間から湧き出しているそれは雌が発情する時のもの。黒ソックスでくるまれた指先に鼻を近づければ凝縮された臭いが嗅覚を直撃するに違いない。

 マンコが疼いて耐えられないというサインであるが、おれが慰めてやる前に目的地へとたどり着いた。公園の広場に設置されたベンチとテーブルは、休日の昼間には家族連れが弁当を囲むこともある平和の象徴のような場所である。そこは今から淫乱熊が踊るためのステージへと変わる。

 

「んじゃ、いつもみたいに楽しんでくださいや。おれらがしっかり見ててあげますから」


 持ってきたビジネスバッグからディルドを取り出すと、テーブルの上へと設置した。公園を散歩して身体を昂らせた後は、ステージの上でディルドに跨って踊るのがお決まりの散歩コースだ。

 それを期待してか、街路樹や公共トイレの影では何人もの男たちがたむろしていた。

 ここで始まるのは鍛え上げられてたくましく隆起した肉体の雄がみせる最低なショー。飛び出たケツ肉でディルドを咥えこみ、金玉が空になるまでケツを振り乱して踊るアナニーショーだ。

 

「ぅう、む。そうだな……」

「撮影もしといてあげますからね。一応言っておきますけど、時間超えたら延長料金貰いますから楽しみ過ぎないようにしてくださいね」


 あとは見るだけで終わる。一応、カメラを構える必要はあるがあとはおれが指一本触れなくても終わる。熱が入りすぎると気絶するまでイキ狂ってしまうことはあるが、それ以外は楽なもんだ。ギャラリーたちもマナーが良くて、指一本触れることはない。

 そう、全く楽な仕事なのだ。腰が痛くなるまでマンコを犯す必要は無いし勃たなくなるまで精液を搾り取られることもないし本当に楽だ。

 

「その、な。ディルドを使うのはいいんだが、最近、そのぉ……❤」


 だが淫乱熊は毛皮の下を紅潮させて勃起を重く弾ませていた。

 不吉な予感。この楽な仕事を続けたいという希望が破綻するぞと長年この仕事をしていた経験が告げる。

 この熊はディルドを突っ込んでも物足りなくなるほどにマンコを使い込み、ついには生ちんぽを求めたような頭にザーメンが詰まっているような男だ。結果としておれは羞恥心を煽ってやることで、欲求を満たしてやった――が、どんな行為にも慣れと飽きというものは来るのだ。こいつが、ディルドに物足りなさを感じたたより大きく凶悪なサイズへと取り替えていったように。

 

「ディルドだと物足りなくって、な❤❤やっぱりちんぽでオマンコゴリゴリされてるところが見られたい、んだ❤んへぇ❤❤」


 だからこれも当然の結果なのだろう。ディルドを新しくしていったように、より新しい辱めを求めてしまうのは。全く当然の欲求だ。納得していないのは、この楽な仕事が無くなってしまうおれだけ。

 

「さ、ステージに上がろうじゃないか❤❤儂が満足するまで帰さんからな❤」


 むちむちなおっぱいと勃起ちんぽを押し付けて熊野郎が抱き着いてきやがる。失望と一緒に、この身体とマンコの具合だけは最高であるとおれの股間が硬くなる。悔しいことに。

 

「……特別料金、貰いますよ?」

「金ならいくらでも払ってやるわい!その代わり、途中で萎えたら許さんぞ❤❤❤」


 覚悟を決めて、おれはでかいケツへと手を伸ばす。下手したらこの淫売が満足するのは朝までかかるぞ。ああ、まったく。

 

 面倒な客に当たってしまった。

Comments

號ゆうごう

おもちさん天才ですか!?!?!? また一つおもちさんの作品で名作が生まれましたね… 雑魚アナルドM熊獣人良すぎますね… 恥ずかしいのが好きとか下着女装させるとか、神采配過ぎて脱帽です🤗 マジで素晴らしい神作をありがとうございました✨

おもち

ありがとうございますー! こんな感じの魔法とか常識が違うとかないエロも定期的にお出ししたいですね!