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こちらの続編です。

カントボーイオスケモの国にヤリチンケモショタが潜り込む話

 ※ケモショタ×カントボーイ虎おっさんモノです。 日が落ちかけた黄昏時。乾いて透き通る風が石畳の上を駆け抜けた。  澄んだ空も木立の葉の色合いも真夏とは違っていた。白煉瓦を組み合わせて作られた家々は真夏の青空に良く映えるが、秋にはまた違った顔を見せる。ドレスを季節に合わせ変えるように、この『帝都』も...


「後宮に潜り込むんなら、コネと金が必要だ。平民じゃまず不可能なぐれえのな」


 もしも皇帝の愛称を孕ませるつもりで潜り込んだとばれたら良くて死刑。悪くて関係者も一族郎党も死刑。今の皇帝はその程度軽くやる。

 後宮に潜り込みたいという少年へと虎はそう告げた。それぐらいの覚悟を決めろ、告げるような口ぶりだった。本当ならば止めたいのだろうが、少年の子宮を小突きながらのおねだりには逆らえなかったようだ。

 

 少年のちんぽに逆らえないまで雄マンコを調教され、躾けられること一週間。虎はようやく後宮に行くための手筈を整えると約束してくれたのだった。

 

「だ、だからな。後宮に行くにはまずお前の身分を偽造しなきゃならん。後宮に行くには愛妾になるか、小姓になるしかねえ」

「ふむん。おらはどっちになればええんだべか?」

「お前は愛妾になるには小さすぎるから小姓になるが、それでも問題が、えーっと」

「んじゅっ❤んむふうぅうぅ❤❤んずぅううぅぅ❤」


 朝食を食べて食後の紅茶を楽しみながら、少年は虎から計画について説明を受けていた。後宮に潜り込むための下準備、必要な条件や後宮の特殊性についてだ。

 学校にすら行ったことのない少年には半分ほども理解できず、退屈なものであったが大人しく椅子に座って説明を受けていた。というのも、テーブルの下では使用人である熊が潜り込んでちんぽを舐りまわしていたからだ。

 

「ちんぽっ❤んんっ❤ちんぽ美味ぇ❤❤ふーっ゛❤んぢゅるるぅ❤❤」


 少年と虎が紅茶の香りを楽しむ一方、熊はテーブルの下でちんぽを舐め回し、口マンコで扱き上げていた。

 昨夜虎マンコを奥までかき回し、愛液や精液の残滓がこびりついたちんぽを柔らかく咥えこんで、舌先と唇全体を使ってしゃぶりついてくる。同時に両手は余った竿を扱いて金玉を手のひらで転がしている。

 

「小姓ってのは貴族しかなれねえからお前の身分をごまかす必要があるし、あとはお前のち、ちんぽだと普通の子どもじゃねえってばれるから身体もなんとか……」

「じゃあ魔法とか使うんだべ?おら、一回魔法を使ってみたかっただよぉ」

「ずぞぞおぉおぉ~~~❤❤じゅぼっ❤んふぅうぅぅ❤」

「ただ魔法を使うってだけじゃなく、あー……やっぱちんぽしゃぶらせんのやめてくれよ。こっちのマンコまで我慢効かなくなる」


 椅子の上で尻をくねらせると虎の口から熱っぽい吐息が漏れた。太ももを擦り合わせて耐えようとしているが、マンコから滴る愛液は既に椅子をべっとりと濡らすほどになっている。

 テーブルの下では下品なバキューム音が響き、愛しいちんぽ臭と使用人のマンコ臭が漂ってくるのだ。聴覚と嗅覚両方を責められれば理性なんてすぐに崩壊してしまう。

 

 熊の方はとっくに知性も理性も崩れ去っており、デカケツを振りまわしながらちんぽへむしゃぶりついていた。亀頭を喉奥へとぶつけてえずきそうになってもちんぽを離さず、我慢汁と唾液で顎下の毛までべとべとにしている。

 

「でもちんぽ離してくれそうにねえだよ。おっちゃんよりちんぽ好きになっちまって困っただなぁ」

「てめえがそうしたんだろうが……処女膜をてめえのちんぽで破られたらこうなっちまうよなぁ」


 抱かれたのは虎より後だが、不幸にも処女であった熊マンコは少年の巨根に貫かれてすぐに屈服してしまった。虎の隙を見てはちんぽに媚びてきて、食事中だろうと仕事中だろうと尻を突き出し種付けをせがんでくる売女となってしまった。以前は虎の店で一番の働き者だったのだが、今では働いているよりも交尾の時間の方が多い。

 少年にとっても丸々と脂肪がついた身体は虎と違う魅力を感じているようで、仕事中の熊を客に見つからぬよう犯して楽しんでいる。

 

 自分の店でそんな真似をされれば叩き出すところだが、少年のちんぽに忠誠を誓わされてしまった子宮は黙らざるを得ない。出会って一週間だというのに、虎も熊もこの少年にとって都合の良い雌にされてしまった。変えられてしまったのに、それが悪くないと思うように脳を歪められてしまった。

 

「ふぶぅ❤❤んっんっんっ❤ザーメンザーメンっ❤❤❤ズゾッ❤じゅっ❤❤おごぉ❤おぼぉお゛お゛ぉおおぉ❤❤❤」


 熊は自分を歪められた自覚すらないかもしれない。口内へと性癖をぶちまけられただけで絶頂し、マンコから汁を飛ばしている。濃度も量も桁外れな精液を飲み干せず、鼻や口から白濁液を逆流させても白目を向いて歓喜している。喉を性器に変えられ、食道に精液塊をぶちまけられて幸福を感じる。そんな娼婦同然の雌へと堕とされたのだ。

 

 雌ならば逆らえない支配者たる肉の棒。息子同然の幼さでこんなモノを持っている少年が恐ろしく、愛おしかった。

 

「ふぅ、上澄み出てスッキリしただぁ。おっちゃんも舐めるべ?」

「まだ説明の途中だ……と言いてえが今あれこれ教えても無駄だろ。てめえは脳みそちんぽ野郎だしな」


 苦笑して虎は立ち上がる。

 この雄のためなら何でもする。それが自分以外の雌を手に入れる為であっても、しくじれば自分までも死にかねないものであっても。

 子宮は今すぐにでもちんぽとキスをしたいが、やるべきことをやらなくてはならない。この少年の雌として、性処理の道具として。主人を煩わせるなんて虎のプライドが許さない。

 

「じゃあ、出かけるぞ。おれの知り合いのところに連れてくからな」

「知り合い?その人が後宮に連れてってくれんだべか?」

「そんなとこだが……お前は何も考えないでそいつの家に泊まってくれればいい。そうすりゃコネも金もなんとかなる」


 少年のちんぽをチュニックの下に隠させると、虎はテーブルの下で気絶している雌熊を見下ろした。精液を口から垂らした心底幸せそうな顔。それに羨ましさと嫉妬心を覚えつつも同時に哀れにもなる。しばらくは愛しいちんぽを貰えずにマンコを火照らせることになるのだ。この熊も、虎も。


「コイツがいねえ間に、また教育しなおさなきゃなあ……」


 ため息を吐きつつ虎は指先で空中へと文字を刻む。少年には理解できないが指先へはある意味を持った言葉たちが刻まれていた。それは隠蔽を表すもの、空気を意味するもの、透明であることをを示すもの。

 空中の文字と合わせて虎は力を持った言葉を紡ぎ、自分の中で『力』を収束する。それはこの帝都の者ならばみな扱える力。時に生活を助け、傷を癒し、男のちんぽをマンコへと変えるほどの奇跡を起こす。

 

 魔法、と呼ばれる力だ。

 

《不可視》

 

 虎が最後に一言だけ言葉を放つと、指先から微かな光が放たれた。

 蝋燭の灯りよりもはるかに弱々しい光は少年の身体へと触れると、ゆっくりと身体を包み込んでいく。


「お、おおっ!?なんだべ、これ?」

「危ないモンじゃねえから安心しろ。ただ、お前の身体を一時的に見えなくしちまうもんだ」


 やがて光はおさまり、少年が手足を確かめてみると確かに感覚としてはそこにあるはずのものが視界に映らない。目の前で手の平を握りしめてみてもそこには何もなく、うろたえる自分を楽しんでいるような虎の顔が映るだけだ。

 毛皮も、服も靴も。身に着けているはずのものも消え失せているが確かにそこに存在している触感はある。視覚と他の感覚の不一致はなんとも気味が悪く、不快感で毛皮が逆立っていく。

 

「ちょっとの間だけ我慢してくれ。知り合いのところまではお前を隠したいからな」

「なんでだべ?おらのことなんて誰も気にせんべ」

「ま、おれもそう思うけどな。後宮へ行くってんならお前のことを知ってるやつは可能な限り少なくしたい」


 それだけ告げて家から出ていく虎を、慌てて追いかける。

 まだ昼前の帝都では店の前にも多くの平民が歩いていたが、誰も少年に視線を向けることはない。試しに舌を出したり頬を引っ張っぱって笑わせてみようとしても無反応。ちんぽをぶるんと取り出してみても鼻をひくつかせるものがいる程度だ。

 

「すげぇべ、おら本当に見えなくなってるべ!」

「声がでけえよ。足音まで抑える必要は無いが、一応静かに付いて来いよ。おれからもお前が見えねえんだしはぐれるんじゃねえぞ」

「分かったべ!しっかりおっちゃんのケツを追っかけてくだ」

「ぅ……だから、でけえ声で馬鹿なことほざいてんじゃねえ!」


 毛皮の下を真っ赤にしながら歩いていく虎を、尻にくっつきそうな距離で追いかける。

 帝都は少年の生まれ育った村とはまるで違う。道には石畳が敷かれており、街並みも木造のものでなく石造りのしっかりとして、それでいて美しい外観をしている。すれ違う人々も故郷で着ていたようなボロ布ではなく綺麗な衣服を纏っている。田舎者の少年にはどれもなじみのない光景だ。なにせ帝都に来てすぐに虎の店へと転がり込み、それからは一歩も外に出ていないので何もかも帝都を見回ることもなかった。興味深い光景にきょろきょろと視線をさまよわせていると、やがてある事に気が付いた。

 

「おっちゃん、なんか街の人がおっちゃんのことジロジロ見てるべ」

「いつもの事だ。気にすんな」

「おっちゃんって有名人なんだべ?」

「ま、このあたりの店じゃ有名だし……おれと遊びてえってヤツは男でも女でも大勢いっからなあ」


 自慢げに口元を歪めると、縞々の尻尾がゆらゆらと揺れた。虎の言葉どおり、すれ違う人々の顔を見てみるとその視線は剥き出しの手足やチュニックの裾からはみ出しそうな尻肉、そして雄臭さを漂わせる顔に集中しているようだった。

 股間にできたマンコ以外は完璧と言ってよい男らしさであり、筋肉を実らせた身体はそこらの男を圧倒している。なるほど、確かに男女に問わず惹かれてもおかしくはないなと少年は評価を改めた。

 なにせ自分と一緒にいる時はちんぽに媚びて甘える雌でしかないのだ。抱かれていない時の虎がこんなに男の魅力を溢れさせているとは気づかなかった。

 

「みーんなおっちゃんとヤりたがってるだか。おっちゃんってモテただなぁ」

「へへへ、妬けるか?おれと寝てえってやつ大勢いるからよ。いっつもこうなんだ」

「おらのちんぽで泣かされとる雄オメコに惚れるなんて失礼な奴らだべぇ。おらの嫁っ子だって見せつけてやっべが?」


 自分を所有物扱いし、嫁であると宣言する言葉に虎はマンコをきゅんきゅんとさせた。ちんぽを失ってからも男相手ではリードするだけであり、自分のマンコで鳴く情けない男ばかりだった。

 この少年は年齢も体格も上である虎を雌としか扱わず、虎が自分のモノであると微塵も疑わない。虎の身体も心も好きにできると心底思っている。

 それが虎の雌をたまらなく刺激するのだ。もしもねだられたらこの場でちんぽをハメさせてやるだろう。歩きながら尻肉を撫でまわされ、透明になった手でマンコをいじられても拒まず受け入れているのだから。

 

「っくぅ❤なんだよぉ❤❤ここでヤりたくなっちまったのか❤」

「いんや。ちょっとおっちゃんを虐めたくなっただけだべ。さっさと歩くだよ」

「んあああぁ❤意地が悪ぃぞ、てめぇ❤こんな雌顔で外歩いたら淫売だって思われちまうぜ❤❤」


 まさに淫売そのものので顔で囁いて虎は歩みを続ける。チュニックに突っ込まれた手によって尻肉を揉みほぐされ、マンコはすっかり準備を整えている。いつものようにちんぽをハメて貰えるのだと勘違いした膣は愛液を過剰分泌させて太ももに川を作り出している。脚に視線を向ければ剥き出しの太ももが淫乱汁で濡れているのがすぐに分かってしまう。

 それを隠そうと内股になると尻肉を小さな手が打ち据えてくる。尻に走る痛みと快感に小さく声を漏らすと、行きかう人々がぎょっとして目を向いた。

 

「あぅ❤やめてくれよぉ❤ちんぽ欲しくなる❤❤ハメて欲しくってぇ❤オマンコ野郎に顔になっちまう❤❤❤」

「なってえだよ。子宮を雄にマーキングされとる雌だってしっかり教えてやるだ」

「そ、そんなぁ……❤❤ひでえよぉ❤ばれる❤絶対ばれちまう❤❤種付け大好きな発情マンコだって❤あっあっ❤❤オマンコとろけるぅ❤」


 マンコへと浅く指を差し入れてかき回し、尻の谷間へ潜り込ませた指で肛門をほじくり返す。巨根を子宮までねじ込まれる快感には遠く及ばないが、街中で周囲に見られているというシチュエーションが虎の興奮を煽っていた。羞恥心を刺激されて生まれる快楽。少年の雌であるとアピールする被虐的な悦び。それが尻肉を甘く捏ねられる程度の快感を何百倍にも膨らませているのだ。

 

「だ、だめえぇぇ❤もう、いきそうぅううぅ❤❤❤」


 興奮はたやすく限界を越え、虎マンコを絶頂へ導こうとしていた。街中であるというのに尻を突き出して、盛大に潮を噴き上げようとマンコ肉がうねりだす。

 虎の評判や多くの男女を惚れさせた男ぶりも全てを崩壊させようとする絶頂。少年は許してくれず、虎も逃げる気などなくあと一押しで快楽をぶちまけようとしていた。

 

「む?傭兵殿ではないか。このようなところで何をしておるのだ?」


 幸か不幸か、それを止める者が現れた。

 淫行にふけっていた二人が声の主へ視線を向けると、あらゆる意味で巨大な雄牛がいた。勇猛な武人のような雰囲気と体格を備えた牛は、赤銅色の毛皮に白のチュニックを合わせていた。

 本来チュニックは太ももの半ばまで隠してくれるものだが、並外れた巨漢にはさしがにサイズが物足りのか、二の腕や太ももの大部分が剥き出しだった。丸々と膨れ上がった四肢が見て取れ、たくましい裏腿やムチムチとした尻肉が微かに裾からはみ出していた。

 それを見た虎は慌てて身体を起こし、周囲の建物を見渡す。自分がどこにいたのかやっと理解した様子で息を吐いた。

 

「いつの間にか着いてたのか……久しぶりだな、旦那」

「同じ区画に居を構えているというのに、なかなか顔を合わせぬものだな。傭兵殿と……む、そちらの子どもは?」


 牛の言葉に身体を確かめると、少年は自分の身体が透明から元に戻っているのかと心臓が跳ねた。だが、虎の顔を盗み見ると安心させるように片目をつむってきたので、問題が発生したわけではなさそうだ。

 

「一応魔法で見えねえようにしてんだけどな。旦那には通じねえか」

「ぼんやりと見える程度だがな。何をしていたかまではわからぬが……腰のあたりに手を当てていたが、傭兵殿は腰を痛めたのか?」

「あ、あーまあそんなもんだ。ちょっと擦ってもらってたんだよ」


 少年には理解できないことが多い会話だったが、二人が旧知の仲であることは理解できた。虎の尻を揉みほぐして、雌として躾けていたのがばれずにすんだということも。


「吾輩、傭兵殿とは懇意にさせていただいておる。お主は……傭兵殿のご子息か?」

「種族からして違うだろ。親戚みてえなもんで……あー、このおっさんはおれの知り合い。昔は軍にいて……今は魔法ギルドの長をやっている」


 魔法ギルド?と首をかしげると虎は牛の背後にある建物を指さした。

 虎の店も相当に大きかったが、目の前にある石造りの建物をそれをさらに超える。少年の実家を10軒ほど詰め込んでもまだ余りそうな巨大さであり、人の出入りも激しい。チュニックの上にローブを羽織ったような人々がひっきりなしに扉をくぐっている。

 

「でっけえべぇ……」

「帝都で一番設けてるギルドだからな。人材の紹介、店舗、研究所、図書館、なんでも兼ねてやがる」

「とは言え傭兵殿にはもはや無用の場所のはずだが。まあ良い。中で話を伺おう」


 牛の後を追って中へ入ると更に驚くべき光景が拡がっていた。中には多くのカウンターやテーブルが並び、職員らしきものが仕事の斡旋や報酬を手渡したりと忙し働いている。内部には多くの案内板が並んでおり施設の場所や距離が書き記されている。帝都に来てから人の多さに驚いたもののだが、この場所は少年の許容量を超える人の数と熱量で満ちていた。

 ぱちぱちと目をしばたかせていると、虎が愉快そうに頭を撫でまわしてくる。

 

「驚いただろ。世界中探したってここより栄えた魔法ギルドはねえだろうな」

「魔法ギルドってすごいんだべなぁ。おらの村より人が多いべ」

「帝都は世界で一番魔法が栄えてるからな。そこにあるギルドも当然活動が盛んってわけだ」


 聞けばこのギルドの研究員となるため他国からやってくるものもいるらしい。虎に施されているマンコを付ける魔法もこのギルドで開発されたものだとか。

 

「傭兵殿はこのギルドの研究員では足元にも及ばぬ魔法の使い手であるがな。さ、こちらで休まれるが良い」


 牛が紅茶とミルクの入ったカップを持って、テーブルへと招いてくれた。椅子に座ると紅茶の香りを圧倒するような熟成された雄の匂いに包まれて、少年のちんぽがぴくりと反応した。

 虎の肉体はなかなかお目にかかれない極上のものだったが、牛も全くひけを取らない。

 年齢は虎より一回り上、といったぐらいだろうか。顔にはいくつも刀傷が残っており強面といった印象を与えそうだが、その温和な雰囲気に包まれて見るものに安心感を与えてくれる。

 

 虎のようにアクセサリーを身に着ける洒落っ気は無いが、目を惹かれる男らしさを纏っていた。カップが小さくなったかのように錯覚しそうな手はゴツゴツとしており、顔とおなじく刀傷がいくつも残っている。豊かな筋肉が盛り上がっている両腕は少年の胴体ほどはあるかもしれない。太さだけなら虎も見事だが、牛は筋肉の上にたっぷりと脂肪を纏わせている。そのおかげで全体的に丸みとボリュームが増しており、虎以上の重厚さを発しているのだ。

 

「どうだ?気に入ったか?」


 虎がこっそりと囁いてきた。

 それは人間的な印象などではなく、雌としてどうだ?という意味に違いない。虎の視線はテーブルの上に乗っかっている大胸筋を刺しているのだから。

 尻の大きさも虎をしのぐが、大胸筋の方は圧倒的に牛が勝っている。チュニックがはち切れないのが不思議になる爆乳。牛がわずかにみじろぎしただけで胸元の生地が苦しそうにたわみ、肉音を鳴らして揺れてしまう始末だ。

 

「うん、おっちゃんのケツもええけど、こっちのデカ乳も気に入ったべ」


 虎に囁き返してから、少年はちんぽをびくりと跳ねさせた。

 雄として理想的な肉体を持っている二匹の雌。

 片や筋肉によって優美な円形を描くデカ尻を持った虎に、片や子どもを育てるためにあるような慈愛たっぷりの爆乳を揺らす牛。

 生殖能力に長けていることが疑いようがない極上の雌二匹を間近にして、少年のちんぽからは我慢汁がダラダラこぼれだしていた。

 自分を孕ませようとしているなどど気づくわけがなく、牛は自分を見つめる少年へと微笑みを返した。口元を微かに持ち上げただけなのに幼子を安心させ、男を昂らせる。そんな色香のある笑みだった。

 

「さて……そろそろここに来た理由を話していいか?」


 二人の様子を眺めながら虎が口火を切った。少年相手に見せているちんぽ狂いの雌顔ではなく、帝都で店を切り盛りする商才溢れる男の顔だ。


「実はな、お前にこの子を預って欲しくってよ。一週間程度でいいんだ」

「ふむ?傭兵殿ならば他に任せられる相手がいそうなものだが。何故吾輩に?」

「結構めんどくせえ仕事が絡んでて、コイツの命が危ないんだ。預けるなら腕が立つ奴じゃなきゃいけねえ。お前が一番安心なんだ」

「荒事からは引退したと聞いておったが……どのような仕事なのだ?」

「そいつはちょっと言えなくてな。もし受けてくれるならお前のギルドにある仕事を代わりに受けてもいい」


 いつの間にか自分が預けられることになっている。今日初めて会った牛の男に、虎の仕事のせいで自分の命が危ないらしいので。

 何を言っているのか理解できないでいたが、少年は口を挟まずに二人の会話を見届けることにした。何が目的なのか分からなくとも、虎が自分の意に沿わぬことはしないだろう。自分の抱いた雌が裏切らないことは少年が最も良く知っている。

 

「ただ預かるだけならば問題は無いが、ギルドに危険は無いのだろうな?」

「ここまで透明化させて連れてきたしな、居場所はばれてねえよ。ただ一緒に一週間ぐらい過ごしてくれりゃいいんだ」

「ふむ、傭兵殿が仕事をいくつか受けてくれるならば、その程度のことはするが……」


 二人の乳肉や尻を眺めて暇を潰していると、二人の交渉は成立するようだった。牛の口ぶりだと虎は何らかの仕事を任せられるぐらいには優秀らしい。

 

「ただ、ふらふらどっか行っちまうガキだからしっかり監視しといてくれよ。目を離さずにな」 

「ふふ、任せるが良い。吾輩も、子どもの世話は好きだからな」

「ならいいんだけどよ。田舎の出だからちょっと変なことしても多めに見てやってくれ」

「ははは、子どもすることで目くじらを立てるような吾輩ではない。しっかりと面倒を見てやろうぞ」

「うっし!じゃあおれもそっちの仕事をばっちりこなしてやるよ。どんなモンでも持ってきてくれ」

 

 虎が引き受ける仕事がどのような内容かを詳しく確認した後、牛は仕事の手続きをすると、先にテーブルを去っていった。

 すると虎は何も言わずに紙で作った紐のようなものを指へと巻き付けてくる。紙には少年の読めない文字が記されていて、巻き付けられるとほんのり温かいような気がした。

 

「こいつを付けとけばお前に何かあったら分かるからな。安心してアイツと一緒にいてくれ」

「それはええけど。なんであのおっちゃんと一緒に暮らさなきゃあかんべ?」

「気にしなくていいぜ。お前はいつもと変わらずにあいつと一緒にりゃいいんだ。そうすりゃ全部うまく行くからよ」

「いつもどおりって、おっちゃん相手にするみたいにすりゃええんけ?」

「そうだ。あの旦那、おれ以上にご無沙汰だからよ……ちょっと押したらコロッと行くぜ❤」


 意味ありげな微笑みを見せると、同時に牛が駆け寄ってくるのはほぼ同時だった。いくつかの書類と、背負い袋を抱えている。

 

「待たせたな。こちらが仕事の内容と、必要物資だ。足りないものがあれば遠慮なく言ってくれ」

「仕事が早くて助かるな。早速向かうが、いいか?」

「急を要するものもあるからな。すぐに終わらせてくれると助かる」

「あいよ、サクッと終わらせるから大船に乗った気でいてくれ」


 虎は自信に満ちた笑みを浮かべると、少年の頭をガシガシと撫でる。普段少年のちんぽを扱く時とは違う荒っぽく男らしい手つき。これだけ見れば血の繋がっていない親子のようで、セックスによる主従関係ができているとは誰にも分かるまい。

 

「コイツの世話も頼んだぜ。いろいろと大変だろうが、お前にしか頼めねえからよ」

「任されよ。傭兵殿。吾輩がぬかりなく世話をしよう!」

「よろしくな――それじゃあ、旦那に迷惑かけねえようにな。仕事が忙しくて疲れてるだろうから、ちゃんと『お手伝い』するんだぞ❤❤」


 最後の言葉に甘さを含ませて、虎は尻尾をゆらゆらその場を後にする。少年はしばらく後ろ姿を見送っていたが、牛が柔らかく話しかけてくる。

 

「では、傭兵殿が帰ってくるまでは吾輩を父と思って甘えるが良いぞ。寂しい思いはさせぬからな」

「はい、よろしくお願いしますべ。えーっと……」

「ふふふ、傭兵殿と同じように旦那で構わぬぞ。昔馴染はみなそう呼ぶのでな」


 威圧感を放つ巨体でありながら、冬の暖炉のような温かさで牛は微笑んだ。傷と筋肉で決して触り心地の良くない、けれどぬくもりを備えた手で少年の手を握り締める。差がありすぎて、少年の手がすっぽりと隠されてしまうほどの大きな手のひら。

 それを握る少年が抱くのは恐ろしい風体の雄に抱く恐怖ではなく、慈愛に満ちた大人の男に抱く安心感でもない。

 

「これからよろしくお願いしますべ、旦那さん」


 あどけない笑みを浮かべる彼が抱くのは、性欲。

 雄そのものの手のひらに握り締められながら、興奮を昂らせるのだった。

 

 ***

 

「お邪魔しますだ」


 そこは帝都の中心部にある一軒家だった。

 帝都に並ぶ家々は少年からすればどれもお城のように立派なものだが、その三階建ての家は群を抜いて目を惹いた。装飾が華美である、ということではない。庭には丁寧に世話をされた花々や生垣が並び、はめ込まれた硝子窓も石造りの壁面もほとんど汚れが無い。

 無様な姿を晒さぬようにと、ほぼ毎日手入れをされているのだと伺える。それは豪奢な家をただ建てるよりも遥かに金と時間を費やすことだ。よほどの愚か者でなければこの家の主の地位や高潔な人格が分かろうというものだ。

 

「さあ、自分の家だと思ってくつろぐが良い。今お茶を淹れてあげよう」


 その主である牛に迎え入れられて、少年は門をくぐった。この広い家に一人で住んでいるのか、扉を開けると人の匂いが混ざっていない空気を感じる。

 不思議に思って見渡してみるとロビーに当たる場所に姿絵が飾られていた。そこにいるのは今よりも若干若々しい牛と、同じく牛人である女性と赤ん坊だ。

 

「旦那さん、あれって家族の人だべか?」

「うむ。吾輩の家族……だった女性と子どもだな」


 いけないことを聞いてしまっただろうか。ばつが悪そうな顔をする少年に牛は慌てて声を上げた。

 

「いや、秘密にするようなことではないのだ。吾輩の家を出て行ってしまった……というだけでな」

「それ、リコンってやつだべ?」

「そうだ。吾輩の身体に少し問題があってな。夫婦を続けられぬと出て行ってしまったのだ」


 そして牛はほんのわずかに寂しさを滲ませて笑う。同時にごつい手が下腹部のあたりへと伸びるのを少年は見逃さなかった。

 身体の問題。それはこの帝都に住む屈強な雄ならばすべてが直面するモノ――狂王によって定められた法令によるものであるとすぐに察しがついた。

 少年は奥へと進む牛の尻を眺めつつ舌なめずりをした。この牛も虎たちと同じく雌でしかないと確信できた。そして、妻子が既に離れているのだと知れた。離婚しているのであれば雌としての役割を与えてやってもなんの問題も無い。

 

「夕飯はギルドで取ったが、湯あみはどうする?吾輩の家はそれなりに広いからな、ゆっくりとできるぞ」

「うーん、おらはいつも朝に入ってるからいいべ」

「そうか、吾輩も湯あみは朝にしているからちょうどいいな。では、明日になったら一緒に入ろうか!背中を流してあげよう」


 茶葉を入れた瓶を探しつつ、牛はでかい尻を恥ずかし気もなく揺らしていた。こんなにも隙だらけでいいのだろうか、と少年が心配になるほどに牛には警戒心というものがなかった。これもお芝居で、挑発しているのではないかと疑いたくなる。

 少年が今もちんぽを硬くしていることに気が付かないのは良いとして、今日会ったばかりの子どもをたやすく信用している。これは虎のおかげなのだろうか。

 

「旦那さんって、虎のおっちゃんとは仲が良いんだべ?」

「む、傭兵殿か?戦時には吾輩の率いていた部隊と傭兵殿の隊で協力したことがあるぞ。見事な戦いぶりであった!」

「へー、おっちゃんも旦那さんも偉い人だっただか」

「吾輩はともかくとして、傭兵殿は見事な魔法と剣の腕をしておったぞ。傭兵殿ほどの腕前は帝都を探しても両方の指で足りるほどしかおらぬ」

「おっちゃんってすごい人だっただなぁ。想像つかんべぇ」


 自分のちんぽをしゃぶっている間抜け面を思い出して少年はくすくすと笑う。それはさておき、自分がこうも丁重な扱いを受けているのは虎のおかげなのだと少年は納得する。

 信頼している男のから預けられた子どもならば無下には扱えまい。加えて妻子が家を出ていったという事情からして父性愛のやり場に困っているのだろう。

 

 そういえば、自分に抱かれたがるのは子どものいない中年が多かったなと少年は思い返す。乳首をやたらとしゃぶらせたがったり、甘やかしてきてきたりとしつこく愛情を注ごうとしてきた。貞淑そうに見える者も自分が少しねだれば簡単に股を開いた。この牛もその手合いかと、少年は最後の確認をする。

 

「おっちゃんていっつも男の人を家に連れこんで助平な声出しとるからなぁ。凄い人だと思わんかったべや」

「す、すけべいな声だと!?傭兵殿がか!?」

「んだんだ。毎日ちげえ男を家に連れてきてたべや」

「それは、その……何をしているかは分かっているのか?」

「分かんないべ。おっちゃんが何してるか旦那さんは分かるんだべ?」

「む、うむ……それはなんというか、男として仕方がないことをだな」


 牛の反応は実に分かりやすかった。少年の言葉が信じがたいという顔をしつつも、腰をわずかにくねらせている。茶を淹れていた手が止まり、テーブルの下で下腹部へと添えられている。

 

「夜中にでけえ声出すからうるせえんだべ。おっちゃんは男ならしょうがねえって言うけど、ほんとだべか?」

「そ、そうさな。傭兵殿も独り身が長いはずであるし、仕方のないところはあるな。いや、何が仕方ないかは言えぬのだが」

「そうなんけ?じゃあ旦那さんも毎日男の人を連れ込んでるんだべか?」

「そそそ、そんなわけがなかろう!吾輩は、そのような不貞はせん!」


 毛皮の上からでも顔を赤くする牛を見て、確信する。

 胸に手を当てているのは動悸によって興奮を悟られまいとするサインであり、動揺しながらもこちらを見据えるのは嘘や誤魔化しを行っていないということ。そして下腹部を撫で続けているのは自分の情欲を抑えこむため。

 全ては証拠と呼ぶには弱々しいものであるが、村中の男女を食い荒らしている少年には分かった。目の前の牛は貞淑であり、そして性欲をどうしようもないほどに持て余していると。

 

「そっかぁ。おっちゃんと違って旦那さんはマジメさんなんだなや」

 

 これなら問題ないと少年は牛を獲物に定める。呑気にお茶を淹れているこの雄は命の危険を知らない草食獣であり、牙を突き立ててやればたやすく熱く蕩けた内臓を食いちぎることができる。


「旦那さん、おら話してたら眠くなっちゃっただよ」


 あとは、肉に牙を突き立てるに相応しい舞台に移るだけ。

 

「おら、一人じゃ寝れないだ。旦那さんも一緒に寝て欲しいだよ」


***


 奇妙なことになった、と牛はベッドの上でため息を吐いた。少年は歯を磨いてくるからと、まだやってこない。

 この家にはベッドが一つしかない。客人を床で寝かせるわけにはいかないし、もとから少年と一緒のベッドで眠るつもりではあった。

 相手は自分の子どもと同じ年かさの子だ。同じ枕で寝ても何の問題も無いはずだが、虎が男を連れ込んでいると知らされて動揺してしまっている。あの少年と一緒に寝ると考えると何故か毛皮が逆立ち、不安な気分に陥る。何かを間違えたまま進んでいるような、そんな心地だ。

 

 だがそれも気のせいだろうと、牛はベッドサイドの香草に火を灯した。鎮静作用をもたらす香りは子どもでも嫌なものではなく、不安な気分を消してくれるだろうと期待して。


「誰かと寝るのも久しいせいか、このような気持ちになるのは」


 ベッドは牛の巨体が寝そべってもまだまだ余裕があるサイズで、一人で寝ころんでいると広大な草原の上に一人でいるような寂しい心地になる。以前は妻と一緒に使っていたベッドだからこのような気持ちになるのだろうか。

 シーツの冷たさは毛皮が吸収してくれる。むしろ熱が籠って寝苦しいぐらいなので牛はいつも下着すら付けない素裸で寝ることにしていた。だが、今日ぐらいは寝巻を準備すべきだったかと下腹部に手をやった。

 

「こんなものを見せては、驚かせるかもしれぬしな」


 そこにあるのは男の象徴ではなく、まごうことなき女性器である。使い込んだ色をして、入口が少しばかり緩んでいるそれは服の中で蒸し上げられたせいか少しぬめり気を帯びていた。

 狂王により定められた法により、牛のような逞しい雄はちんぽを取り去られ代わりにマンコを取り付けねばならなくなった。マンコさえ付ければ多大な褒章が入るとはいえ、男として屈辱であるのは変わりない。

 

 だが、牛にとって真に苦痛だったのはマンコを付けることになったその後だ。卓越した魔法の扱いに知識を持ち軍人として、戦後は魔法ギルドの長にまで選ばれるほどに優秀な雄。加えて巌のような身体を柔らかい脂でくるんだ豊満な肉体。そんな極上の雄が皇帝の目に止まるのは当然のことだった。

 

「後宮に閉じ込められぬだけ幸せだったのかもしれぬ。だが、性の玩具に使われるなど……」


 屈辱にシーツを握りしめた。この国でも有数の魔法の使い手。そしてギルド長である牛を愛妾とすることはさすがの狂王にも難しかった。その代わり、牛を魔法技術の教師と称して自室へ毎夜呼びつけたのである。

 無論そこで行われるのは勉強などではない。牛の身体へと愛妾では晴らしきれぬ性欲をぶちまけたのである。

 四つん這いにさせた牛へとちんぽを媚びさせ、処女膜を貫いたその日に子宮へと白濁をぶちまけた。

 妻に愛を囁くための口でちんぽをしゃぶらされ、金玉から尻の穴まで丁寧に掃除させられた。

 公務中であろうと暇を見ては牛を呼びつけ、マンコでザーメンをコキ捨てさせられた。

 乳首から尻の穴まで全て開発されて、全身を狂王好みに弄られた。

 軍人であったころの部下を呼びつけて、その前で何回も精液を注ぎ込まれた。

 

 狂王が牛の身体に飽きるまで数か月。そのころには国中に牛が毎晩辱められていると広まっていた。

 解放されようと調教され尽くした身体は元に戻らず、広まった評判を消すこともできない。

 

 結局、牛が家へと帰ることができた時には妻子は家から消えていた。

 一通の離縁状だけを残して。

 

「残されたのはこの忌々しい身体だけ、か」


 うつぶせで寝ころびながら、指先を尻へと伸ばす。

 指の間から尻肉をこぼせさせながら揉みほぐし、目指すのは太ももの間。自分で撫でて、揉むだけでも快楽を得る身体を恨んでついに触れたそこは欲求不満な雌の肉。

 軽く入口に触れるだけでもねちゃりとしたものが触れる。尻を揉んだだけでも雌の身体には火が点いて、もっと激しい快楽が欲しいと内部の肉がうねりだす。このまま指を差し入れて雌の肉をかき回すだけでもたやすく絶頂できると牛はよく理解している。

 

「いや、今夜は我慢せねば。あの子に恥ずかしい姿を見せるわけにはいかぬ」


 一度自慰を始めればもう止まらない、淫核を捏ねまわし、ごつい指先を何本もぶちこんで膣肉をかき回すのを抑えられなくなる。恥知らずに潮を噴き上げて、舌を突き出したアクメ顔になるまでイキ狂ってしまうのだ。そんな激しい自慰は一回程度では満足できず、仕事に出る前の朝にも帰ってきてからも何度も潮噴きをしてしまう。牛の身体は快楽を持て余してしまっていた。

 それを解消するには雄がいればいい。適当な男でいいからちんぽをぶちこまれれば熟れた雄マンコも満足するだろう。

 

 理解しても実行できないのはどうしてもちらつくからだ。愛する妻の顔。ロクに抱きしめてあげられなかった最愛の息子の顔が。離縁してもまだ家族への愛情が他の者と寝ることを拒んでいた。

 

「……どうすれば良いのだろうな、この持て余す身体を」


 牛は熱を溜め込んだ身体を撫でまわして、苦悶を混ぜた息を吐く。理性と肉欲に苛まれた身体を救ってやるにはどうすればいいか。その答えは世界一の魔法ギルドの長でも出せない。

 

「旦那さーん、お待たせだべぇ。おっ、しっかり準備できとるでねえか」

 

 その答えを出すのは一人の雄。

 未練がましく妻子への愛情にしがみつく雌を快楽という奈落へ叩き落とす悪魔だけがその答えを与えられるのだ。

 

「おお、ようやく来たか。身体が冷えぬうちにベッド、へ――」

 

 自分が待ちかねていたのが愛らしい少年ではなく悪魔だと知らぬまま、牛は顔を上げる。

 

 そして見てしまう。少年が隠し持っていた牙。雌の獣を貫いて、その臓腑をかき回す雄だけが持つ牙を。


「な、なッ!そ、それは……!」

「どしたべ?旦那さん、ちんぽ見るのが初めてみてえなおぼこい面しとるでよ」


 牛が戦慄きながら見つめるのは少年の股間で重たげに身を揺するモノ。

 牛と比べれば枯れ木のごとき頼りない太ももの間、不遜にぶら下がる金玉の上では、どす黒い肉の棒がはばかることなくぶら下がっている。

 それはまだ勃起もしていないというのに、牛がかつて備えていたちんぽを超えかねないほどの体格を誇っていた。平常時にも関わらず圧倒的な存在感を放つその威容は、自分の処女を散らした狂王のちんぽが租チンに思えそうだ。

 牛がそのおぞましさに口をはくはくとさせている間、少年はベッドへと上がりこんだ。毛皮に染み込んだ汗の匂いとマンコから漂う雌の匂いを鼻で楽しみながら肉厚な身体へ寄り添った。

 

「さ、一緒に寝てくれるんだべ?灯り消してええだ?それとも明るい方がええだか?」

「ぁ、う。待て、待ってくれ!それは、そんなものが……!」

「おらのちんぽがどないしたべ?触ってみてえだか?」

「ちが、違う!頼むから、一度離れるのだ!吾輩は、そんな、そんなものは、あっ!」


 可愛らしい少年から生えていた肉棒を見た途端に、動悸が恐ろしく早まっていた。ベッドへと上がりこまれるとちんぽから放たれる雄臭を嫌でも感じてしまう。焚いていた香草も自分の体臭も上書きするような圧倒的なオスそのものの匂い。それを嗅いだだけでも脳の奥がじんと痺れる感覚がした。

 少年が身体を触れさせてくると、久しぶりの他人の体温に肉が歓喜する。子どもの温度が毛皮越しに伝わって、自分の体温と混ざり合っていく。腰に手をまわされると尻がもじもじ動く。胸に頬を摺り寄せられると血流が早くなる。太ももにちんぽが触れて、マンコが愛液でぬるつく。

 

「あ、あっ。いかん、吾輩は、おかしくなってしまうぅ……!これ以上はいかぬ、離してくれ、頼むぅ」

「え~~、一緒に寝てくれるって言ったべぇ。おらは一緒のベッドでちんぽシコシコして貰わんと寝れねえだよ」

「なッ……!」

「ほれ、ちんぽシコってくんろ。手でも喉マンコでもどっちでもええだよ」


 少年は牛の巨乳へ跨ると、重そうに垂れさがっている肉蛇を突き付けた。

 鼻先で感じる雄の臭いは鼻腔を突き抜けて脳みそまでも染み込んでくるような濃厚さで、一回の呼吸で牛の意識を飛ばしかける。それは雌が抗いがたい雄のフェロモン。自分の身体を開発し、雌へと貶めた狂王によってこの臭いに決して抗えぬよう躾けられている。

 こんな幼い子どものちんぽ相手に口から涎が流れている。すぐにでも払いのけねばならないのに視線を外すこともできない。

 

「早くシコるだよ。おらのお世話してくれんだべ?」

「お、お世話だと……❤」

「だべ。おらのお世話のためにやるんだから恥ずかしいことねえべ?さっさとしてくんろ」


 少年が与えた言い訳が最後の一押しになった。

 これはお世話なのだ。こんな小さい子どもがやましいことを考えているはずがない。こんな立派なおちんぽをしていては辛いに違いない。これをなんとかしてあげるのも大人の勤めだ――次々と湧き出てくる自己弁護に比例して口内へと唾液が湧いてくる。拒絶の言葉を唾液で流し込み、牛はゆっくりと息を吐く。

 

「し、仕方あるまいな❤吾輩も父親代わりとしてこんなつらそうな姿を放っておけぬしな❤❤❤ちんぽを扱くだけで良いのだな❤」

「ええべ。旦那さんがちんぽ気持ち良くしてくれりゃおらもお返ししたげるだよ」

「おかえ、し……❤❤」

「旦那さんのオメコもしゃぶってほじくってやるだ。ちゃんと一緒に気持ち良くなるべ」


 そして少年は身体をひっくり返すと、頭を跨ぐようにして牛の身体へと寝そべった。牛の愛液まみれのマンコが顔の前にあり、金玉は牛の目元へと垂れる。言い訳の仕様が無い、互いの性器をしゃぶり合うための交尾の体勢だ。

 それを理解して牛は股を躊躇いがちに開く。自分のマンコが良く見えやすいように。少年が舐め回しやすいように。

 太ももを開くと粘ついた糸が引く。ちんぽを顔へ押し付けられて、マンコがべっとりと濡れていた。

 自分の恥ずかしい姿に息を漏らしつつ、牛は淫水焼けした竿を潤んだ瞳で見つめる。そして、分厚い牛タンを唇に乗せながら、極太ちんぽを迎え入れた。

 

 ぐちゅ、と鳴ったのはマンコの音か唾液の音か。火傷しそうなぐらいに熱い亀頭を口に含んだ牛はすぐに舌を使い始めた。素人女ならば咥えるのも難しい巨根を飲み込んだまま頬肉を吸いつかせ、小刻みに締め付けも行う。亀頭から徐々にカリ首、竿部分までも口内へと受け入れていき、喉に亀頭がぶつかるとそのまま顔を前後させて口全体でちんぽを扱き始めた。汚い水音と一緒に、口端から唾液が漏れていく。

 

「おおっ、さすがに上手ぇだなぁ。その調子その調子」

「んんむ゛っ❤んふぅうぅ❤❤❤」


 唾液を纏わせた頬肉と舌で扱き舐め回していくうちにちんぽはすぐさま質量を変化させていく。太い血管を浮きだたせ、脈動を鳴らしながらただでさえ大きな身体をますます大きく膨らましていく。急激な膨張に口内を満たされて呼吸をするのもままならなくなる。

 それでもちんぽを離すことはなく、鼻息をふごふごと鳴らしてちんぽを舐め回す。少年の細い腰をしっかり掴み、逃すまいと舌を絡ませ続ける。

 

「んじゃ、おらもオメコをいただくとすっかな」


 腰をぐりぐりと押し付けつつ覗きこむのは股の間。身長差がありすぎたが、どうにか股間まで顔は届いた。

 赤銅の毛皮に覆われた股間に走る赤黒い肉の筋。使い込まれて変色しているマンコは周囲の毛をへたれさせるまで愛液を漏らしていた。濡れそぼったマンコに指を這わせると肉襞が嬉しそうに震えだす。太ももは閉じようとしているのか開こうとしているのか分からない動きで悶えていたが、少年が平手で打ち据えると小気味よい音と一緒に開いたままになった。

 ついでのように何度も太ももを打ってから少年の指はマンコを目指す。細い指先が軽く撫でるだけでも入口が開いて愛液がこぼれる。誘うようにうねるそこへと、指先がずぶずぶと潜り込んでいく。


「あ゛~~~~~っ❤❤❤」

「股は開いたまんまにしとくでよ?閉じようとしたらまたひっぱたくべ」


 有無を言わせぬ命令と太ももに走る痛みは牛を家畜のように従順にした。軍にいたころはこれ以上の苦痛を味わったというのに、少年のちんぽと指先で反抗心はのきなみ刈り取られてしまう。

 牛に許されるのはちんぽへと舌を絡ませて、溢れる我慢汁を飲み干すことだけだった。マンコへと押し当てられた鼻先がめりこんで、舌と一緒に膣道を擦られてもちんぽを離さず鼻息を豚のごとく鳴らすのみ。

 

 少年は穴に潜り込んだ鼻先をぐりぐりと回してみせた。鼻腔に牛の愛液が流れ込むと匂いに昂ったかのように、鼻先を差し込んだ状態で舌をうねらせ始めた。

 

「ふぶぅうう゛ぅうっ❤❤ん゛ふうぅ❤❤❤ん゛ぅうぅうぅ❤」


 ちんぽに絡む舌が痙攣していた。マンコから走った快楽はつま先から脳天まで駆け巡って牛の神経を麻痺させる。これは久方ぶりのセックスということだけが理由ではないだろう。

 少年は巧みだった。膣道の中で泳ぐ舌は牛と交尾を幾度も重ねた雄の如き動きを見せていた。牛マンコの弱い部分、いつも自慰で弄っていた箇所をしつこく舌先でほじる。奥をねちっこく抉っていたかと思えば、鼻先を抜き取ってクリトリスを舌先でチロチロと責め立ててくる。

 

 何人も雌を抱いていなければ行えない愛撫。

 それに立ち向かうのは狂王からの調教しか知らず、数年もの間男日照りのマンコ。

 

 ――勝てるわけがなかった。

 

「ちんぽ咥えこんどらんくせに柔らけえべなぁ。毎日オマンコ弄っとるんけ?」


 それは自分でやるよりも激しく執拗な指の使い方だった。まるで理性をこそぎ落すかのような、あるいはマンコに張った蜘蛛の巣を取り除くかのような乱暴なもの。

 激しい挿入に攪拌されて泡立った愛液がマンコを彩り、マンコ周りの毛皮までも泡まみれにしていくにつれ、牛の鼻からは抑えることのできない呼吸音が漏れ出ていく。

 自分が情けないと思いつつも昂りきった本能は自制を許さない。せめて早く終わってくれるようにとちんぽを一層浅ましく舐め回すばかりであり、根本まで潜り込んだ指が膣壁を掻きむしるたび、少年を乗せた巨体がのたうち、筋肉たっぷりの爆乳と尻が大きく波打った。

 

「あ゛ぁうぅ❤❤んぶっ❤んんんっ❤ん゛、ふぅうぅ❤❤んっ❤」

「気分出てきたべな。自分でオッパイ弄ってええだよ。おらはもうちょい牛オメコ堪能すっから」


 腰を鼻づらへと叩きつけながら命令すると、牛の両手が大胸筋を揉みほぐし始めた。マンコと同じく変色した乳輪をなぞり上げ、期待に硬くなっていた乳首を摘まみ上げる。もう片方の手では綺麗な形をしていた乳肉が歪むほどの力で捏ね上げて、鍛え上げた肉の塊を快楽のための玩具へと貶めていた。

 快楽が上がれば呼吸も早まり、顔面へと押し付けられている雄の股間を嗅ぎまわることとなる。煮詰めたような雄のフェロモンに脳みそを犯され浮かぶのは犯されている自分の姿。

 

 今まさに自分を犯している少年に組み伏せられ、乳肉を揉みしだかれ、マンコを極太のちんぽで貫かれている自分の姿だ。

 なんと最低な妄想を抱いているのだと罪悪感が湧き上がる。自分の妻子を裏切っていること、このような妄想の対象にしている少年へと申し訳なく胸が張り裂けそうだ。

 

「乳首そげに引っ張って痛くねえだか?普段からえっぐいオッパイ弄りしとるだなあ」

「ふごっ❤ん゛む゛ふぅううぅーーっ❤❤」

「隠すことねえだよ。これからはおらが毎日そうやって弄ってたるでよ」


 そんな罪悪感と家族への愛情は少年にマンコをほじられると薄れていく。妄想の中の少年は腰を何度もマンコへとぶつけ、自分を屈服させようと子宮をノックしていた。

 妄想までも見透かしているかのように、強烈な腰のピストンを思わせる動きで指を奥まで突き入れてくる。

 

 脳に刻み込まれた情欲に火が点けられる。

 あんなにも勇ましく戦っていた自分が指先一つで屈服し体液を垂れ流している。雄に組み伏せられ、子宮や雄膣をゴリゴリと抉られるあの屈辱。精液の苦味と我慢汁の塩辛さ。男の筋張った指で身体を撫でまわされ、乳と尻を揉みほぐされる不快感。

 

 それら全てが快楽へと置換される。愛液と我慢汁を混ぜ合わせられるとその雄を愛おしいと認識してしまう。ちんぽには勝てないのだと教え込まれたあの調教が脳と神経を狂わせる。

 

「ん゛ん゛ぅう゛ぅううぅーーーっ❤❤❤」


 牛の巨体が陸に上がった魚となってベッドの上で跳ねる。弓なりになった背中で隆起する筋肉が快楽の大きさを物語っていた。半ば白目を向いた瞳に加え膨らんだ鼻孔からは鼻水を垂れ流し、国に名を知らぬ者はいないであろうギルドの長は膣口から潮を飛ばしていた。

 少年ごと持ち上がった腰を支える内ももは筋繊維が浮き出ており、牛の逞しさを如実に表す。しかしその屈強な太ももで行っているのは腰を大きく突き出しデカ尻を波打たせる下品なポージング。


(いぐっ❤いかしゃれてるぅううぅ❤❤❤んおぉおぉ❤吾輩がっ❤こんな、子どもの指でオマンコがあぁあぁ❤❤ぅううあぅ❤子ども相手になんたることをおぉおぉ❤❤❤)


 牛の胸に去来するのは深い絶望。子ども相手に絶頂させられた屈辱以上に、自分の痴態で子どもを穢してしまったという思いの方が強かった。

 ちんぽで口を塞がれ、顔面に睾丸を乗せられているというのに子どもに罪は無いと思い込んでしまう。その生真面目さと子どもへの慈愛がギルドの長へ選ばれる要因であり、こうして雌に堕とされる原因だ。


(いぐっ❤いっでるっ❤❤オナニーよりずっどぎもちいぃいぃ❤もう離してぐれぇ❤❤これ以上は駄目だ❤子どもにこれ以上イカされてはあぁあぁ❤❤)


 心の中で許しを乞うても指が引き抜かれることはない。指に絡みつく膣肉をほじくり返され、愛液を下品な音と一緒に掻き出し、充血したクリトリスを啄まれ、膣の弱点を引っ搔き回される。

 イく。またイく。イきながらイく。マンコでイく。マンコがイきすぎて馬鹿になっているのに、またイかされる。連続した絶頂のせいで脳へ酸素がいきわたらず、失神しかけているというのに手マンは止めて貰えない。

 しかし、絶頂の結果窒息死に陥ったとしてもその遠因は牛にあるだろう。なにせ、喉奥までちんぽを突っ込まれカリ首で食道をこそがれてもちんぽを離そうとしないのだから。死に陥ろうとも、頭では許しを乞うていても身体は浅ましく雌の悦びを求めていた。

 

「んじゃ、トドメ刺したるべ」


 それを理解しているのか、少年の指先が雄マンコに最後の一撃を加えるべく最奥へと潜り込んだ。

 指先に目がついているかのような動きで、ある一点へたどり着き、そこを荒々しく引っ掻いた。

 

「んごっ❤❤お゛ぉおお゛おぉおぉ❤❤お゛お゛お゛おぉおぉ――――」

 

 それが目指したは子を孕むための場所。快楽に酔って下がった子宮の入口をコリコリと引っ掻かれて、牛はこれまでの人生で知らない絶頂に到達した。

 

「お゛お゛お゛おおぉおぉおぉ゛~~~~っ❤❤❤❤」


 雌の最大の弱点を引っ掻かれて、牛の口は軍で指令を飛ばしていた時を思い出させる絶叫が響き渡った。それは家中、いや隣家まで響いてしまうほどの雌の咆哮。家の前を歩く者がいればこの家の主が救いがたい淫売であると丸わかりになるであろう嬌声だ。

 指を締め付ける膣肉は痙攣を起こしたかのように強く収斂を繰り返し、今まで以上に筋肉を膨張させ、高く掲げられた股の間からは噴水の勢いで愛液を噴き出してベッドどころか寝室の壁までも濡らしていた。

 

「む゛ぉお゛っ❤❤お゛ぅうぅうぅ❤❤❤」

「おーおー、えっぐいイき方しとるだなぁ。男に飢えてっからそんな恥ずかしい潮吹きすんだべや」


 嘲笑と一緒に指を引き抜かれ、強く収縮していたマンコはその刺激だけでまたも絶頂する。同時に硬直していた筋肉から力が抜けて筋肉と脂肪の塊は乱れたシーツの上へと崩れ落ちた。

 筋繊維はどれほど激しい鍛錬でもこうはならぬほど震えており、全身からは汗の匂いが立ち昇る。夜の空気に上がる湯気が牛の発情具合を告げている。

 それは雄臭さを漲らせていながら、雄らしさの欠片も無い矛盾した姿だ。ちんぽをいきり勃起たせる雄にとっては、筋肉に汗粒を浮かせた牛は極上の獲物でしかない。

 

 少年にとってもそうだ。牛の喉マンコから唾液まみれのちんぽを引き抜いて、欲情で濁った瞳の前で揺すってみせる。牛が知るちんぽよりもずっと太く凶悪なものを突きつけて告げる。これが今からお前を犯すのだと。

 

「も、もうやめぬか……❤頼む、これ以上子どもを穢すわけにはいかぬのだ❤❤」

「今更だべ。とっととケツ向けるだよ」


 年上の雄の必死の命乞いだが、少年に耳を貸す様子は無かった。巌のような体躯を簡単にひっくり返し、丸々とした尻肉を自分へと向けさせる。

 それはケダモノ同士が交尾を行う時の体位であり、牛がかつて狂王に調教を受けた際に数えきれないほど命令されたものでもある。

 愛する妻とはほとんどが正常位であり、子を宿し愛を確かめ合うためのセックスしかしたことがなかった。恥知らずに尻を突き出し雌のポーズを取る後輩位が牛にとっては受け入れがたいもの。

 

「い、いかん❤こんな、こんなことが……❤❤」


 指先までも痺れさせ、ろくに動かない四肢を以て牛は這いつくばってでも逃げようとする。このままでは自分は最後の一線を超えてしまう。なけなしの理性が雌の本能に打ち勝って逃げ出そうとしていた。

 だが、それは最も愚かな行為だ。獲物が血を垂れ流しながら逃げて追わぬ捕食者はいない。でかい尻を左右に振りながら四つん這いで這う雄牛。汗でへたった毛皮のおかげで肉の付き具合が良く分かるようになった爆尻がむちむちと揺れている。

 少年は舌なめずりをして豊満すぎる肉の塊へとしがみついて、尻肉に指先を埋めるようにして抱き着いた。

 

「あっ❤やめろ、離さぬかぁ❤❤❤吾輩は、んおぉおぅ❤」

「このデカケツたまんねえべ。おっちゃんのが形はええけど、揉み心地はなかなか負けてねえど。90点やるだ」


 牛が弱々しく尻を振ろうとも、少年は興奮を煽られて手つきをいやらしくするだけだった。尻肉に手形を残すようにして揉みほぐし、輪郭線を撫でまわす。尻の谷間も肛門もくすぐって、肥えた尻を身悶えさせる。さんざん尻肉を弄んでから、少年は蕩け切ったマンコへと滾った肉槍を近づけていく。

 

「いかんっ❤よせぇ❤❤吾輩には、愛する妻と子がいるのだぁ❤」

「こっからは旦那さんがおらの嫁っ子になるだよ。もう忘れるだ」


 少年は尻の谷間をちんぽで擦りつつ、たっぷりした肉を捏ね上げた。これは自分の所有物だと示すように我慢汁を毛皮へ擦り付ける。

 ちんぽの熱と硬さを感じ、牛を支えていたものが揺らぐ。愛する妻と子どもの顔が霞む。離れようとも失うはずがなかった家族への愛情が消えかけている。

 

「ちが、ううぅうぅ❤❤吾輩は家族を裏切ったりなどせぬぅうぅ❤❤❤放せ❤吾輩は嫁になどならぬぅうぅ❤❤」


 このままでは妻に立てた操が奪われてしまう。

 かつては狂王により家族と処女を奪われ、今度は年端もいかぬ子どもに家族への愛を奪われてしまうのか。恐怖しているはずなのに子宮はちんぽを欲しがり熱を持って行くことが何よりも恐ろしい。

 さきほどまでちんぽをしゃぶり、自分で乳首を弄り回していた売女であるがマンコだけは許してくれと必死に尻肉を振り乱す。

 

 既に身体は陥落していた。

 これ以上を許してしまえばもう戻れなくなる。性器を舐めあっただけで脳が雌の悦びを思い出したのだ。マンコであの硬いちんぽを感じてしまったら――

 

「あー、面倒くせえべ。さっさと雌になるだよ」


 思考を断ち切るように、少年は思いっきりちんぽを突き立てた。


「~~~~~~~~~~~~~っ!!???❤❤❤❤」


 ずぶずぶとちんぽが柔肉へと埋没していく。数年の間男を知らず、自慰だけで慰めてきたマンコへと。

 オナニーも妻とのセックスも、かつての狂王のちんぽもごみに思えるほどの質量と快楽で、牛の脳みそがあっけなく敗北した。

 ちかちかと、目の前で火花舞い散った。拷問にすら耐えた牛の心と脳みそでも耐えがたい圧倒的な快楽。

 

 牛が快楽を認識したのは全てが終わった後。

 子宮と亀頭がキスをして、敗北の雄たけびをあげた後だった。

 

「んっほお゛おぉお゛お゛ぉおおぉぉおおぉおぉおぉぉぉぉ❤❤❤❤❤」


 嬌声が響く。かつては妻と愛し合い、この世で最も大切な子どもを授かった神聖なる夫婦の寝室で。

 今の牛には妻を抱いていた男の姿は欠片も残っていない。ここにいるのはただ舌を突き出して白目を向いた娼婦以下の雌牛だけだ。

 舌を天へと突きあげて固まっていた牛だったが、快楽から戻ると慌てて息を吸い込もうとする。処理落ちを起こした脳を動かすために酸素を取り込まねば、戻れないところまで意識を落としそうだった。

 

「おっと、休んでる暇ぁ無いべ。マンコ緩めんじゃねえど」

「んおぉおおおぉおぉおぉおぉ❤❤❤おっひ、ぐっひぃいぃいぃ❤❤」

 

 しかし息を取り込もうとする前に極太ちんぽが動き出す。張り出したカリ首が引き抜けながら膣肉を抉る。膨らんだ亀頭が膣に形を覚え込ませるようにマンコを押し広げていく。

 ちんぽが膣肉を擦り上げると愛液が溢れ出てきて滑りを良くしてしまう。腑抜けたマンコを血管で擦られると快楽の津波で知性を洗い流される。牛は妻への愛を誓った口で喘ぐしかできなかった。

 

「あ゛~~っ❤❤太い゛っ❤ごれ太すぎぃい゛ぃいいぃ❤❤オマンコ壊れるぅううぅ❤❤❤おぐとどいでるぅうぅうぅ❤❤」


 指では届かなかったところまで亀頭でゴリゴリとして、子宮にまでやすやすと届くばけものじみたちんぽ。自分がかつて生やしていたものよりもたくましいちんぽに出入りされ、雄膣はちんぽに媚びるための器官としての役割を思い出す。

 肉壁をぞりぞりとちんぽが通り過ぎるだけで、子宮からは燃え上がるような熱がこみ上げ、身体全体に熱が伝播する。

 マンコで淫乱な水音を鳴らされると耳から脳が気持ち良くなって、全身の穴から体液を垂れ流すのを止められない。妻への愛を呼び起こそうとしても脳みそは気持ちいいという言葉以外を浮かべられない。

 

「おっほ❤ほひょぉおお゛お゛ぉおおぉっ❤❤❤ちんぽ硬い゛ぃいぃ❤ちんぽ❤ちんぽぉおお゛ぉおぉぉおぉ❤❤ちんぽすっごぃいいぃん❤」

「締まりがあんまきつくなくて良い具合だべ。オメコで随分遊んでたんでねえか?」

「そっそんなの゛ぉおお゛お゛ぉおぉぉ❤❤❤ぢがうぅ❤吾輩はあ゛あああぁ❤❤」

「ま、どうでもええべ。どうせおらのちんぽで脳みそいっぱいになんだがらな」

「んほぉおおぉおおぉぉぉぉ❤❤❤」


 打擲音を鳴らす勢いで子宮を突かれると、開いた子宮口にちんぽがめりこんで電流のような快感がほとばしる。赤ん坊を作るための部屋に雄汁を混ぜられていると思うと雌の幸福を感じずにはいられない。

 尻肉を弾ませながらの突き込みはマンコから愛液をほとばしらせ、口からは喘ぎ声を響かせる。寝室に反響する淫音と嬌声が牛の理性を削り取っていく。


 拒まなければという思いが子宮を叩かれるたびに失われていく。淫乱な肉壺はちんぽへとねっとり絡みつき、孕みたいと全身全霊で訴えかけている。身体はちんぽの所有物へとなっていたが、牛の心からも嫌悪感は失われていた。子ども相手のセックスを忌避する常識よりも子宮まで到達するちんぽへの愛おしさが心を埋めつつあった。

 

(いかんっ❤だめだ❤だめなのにいぃいぃん❤❤❤)


 いけないと繰り返しつつも雌の本能は少年のバキバキに硬くなった巨根に惚れこんでしまっており、雄膣をちんぽが往復すると愛液と幸福感が溢れ出してくる。

 こんな思いは初めてだった。かつて狂王に身体を開発された時も心までは売り渡してはいなかった。この雄の所有物となってマンコで奉仕したいと本気で思い始めていた。

 

 堕落。

 これが雌に堕ちるということなのだと牛は理解する。マンコ襞を掻きむしられ、思考を快楽で上書きされる感覚。妻との愛に溢れたセックスでも狂王からの調教でも得たことがない悦びに翻弄され、牛は違う生き物へ変わろうとしていた。

 

「あ゛ああぁあっ❤❤おっふうぅぅう❤❤❤んおっ❤あーっ❤子宮ずんずんってぐるうぅ❤❤吾輩の子宮がっ❤つ、潰されるぅう゛ぅうぅ❤❤❤」


 張り出したカリ首で子宮口を刺激されるだけでもたまらないのに、少年は技巧も一流だった。腰を叩きつけるのにも緩急をつけて、突き込む場所も細かにずらして牛の知らなかった弱点を暴き出される。

 鼻水を垂らしてシーツを握りしめる牛には無様な顔を隠す余裕すら無かった。無意識のうちに合わせ腰を披露してはちんぽを奥へ奥へと受け入れてしまう。

 完全に服従したマンコをほじくりまわし、自分好みに調整していた少年だったが、みっちり吸い付いてくる膣壁にとりあえずは満足したようだ。腰の動きを速め、牛へと絶望を告知する。

 

「ええ具合になってきたしそろそろ出すべ。子宮でしっかり受け止めてけれ」

「っ❤いかん、それだけはあ゛ああぁっ❤❤❤外、外にじでえぇぇ❤」

「だーめ。このオメコはオラのもんにするって決めてんだべ」


 腰を叩きつけられて弾むデカ尻を鷲掴みにして、少年は最後の追い込みをかける。牛が逃れようとしてもせいぜい尻をわずかに揺する程度が限界だ。体格でいえば圧倒的に牛が勝っているが、蹴り飛ばすこともできないまでに筋肉が腑抜けていた。神経に伝わる快楽によって、指先まで痺れてしまっている。

 

「ひぃい゛ぃいいぃ❤❤しょこ、しょこに出しては赤子がでぎでじまうのだっ❤❤❤子宮にだけは許じでえぇぇ❤❤」

「? 知ってるべ。だから種付けしてやんだべや。あーいくいくっ」


 牛を終わらせる射精は恐ろしくあっけなく行われた。

 これが当たり前なのだとでも言うように。

 幾度も行われたことのように。

 少年は腰を勢い良くぶつけると、そのまま濃厚な精液を膣中へと吐き出した。

 

 尻がひと際大きな音を立てて震えると同時に、勢いの良い水音が牛マンコの中から鳴り響く。

 

「ンアアアアアァアアアァァアァァァァッ❤❤❤❤」


 ケダモノの姿勢で背後から貫かれていた牛の尻へと、若々しい雄の精液が注ぎ込まれる。

 飢えていたマンコに熱く滾った雄汁をぶちまけられる衝撃は凄まじく、たやすく牛の脳を機能停止させた。

 固まった全身の中で唯一マンコだけが貪欲にちんぽを舐りまわしていた。浅ましマンコに一滴残らず子種をくれてやるべく、少年はぐりぐり腰を回して押し付ける。

 

「ぁ……❤おおぁ……❤❤」


 下腹部に広がる熱い奔流。それは長らく忘れていた種付けの感覚。かつて自分が行われた種付けよりもずっと熱く、多量の精液を受け止めて牛の口は幸福に火照った息が漏れる。

 子宮は念願の若雄のザーメンを受け入れて、子宮口と膣道全てを使って精液をごくごく飲み干していた。

 かつて牛に行われた調教は快楽こそ伴ったが、子宮を満たされるこの幸福感は初めてだった。自分の足りなかった部分が埋められる。欲しかったものをようやく与えられた時の幸せ。

 

「あっはあぁぁ……❤種付け❤吾輩のオマンコに中出しされてしまったぁ……❤❤❤」


 種付けがどれだけ長く続いたかもわからない。ようやく種付けが収まると、牛はベッドへと力なく崩れ落ちる。

 昼の間は雄の自信と父性を漲らせていた男だが、今は涙や鼻水まみれの馬鹿面で快感に酔いしれていた。

 ちんぽを引き抜かれていたマンコは白濁をこぼし、尻肉も肛門も断続的に震えている。マンコは吐き出された精液の熱だけで未練がましく絶頂を繰り返していた。

 

「わが、吾輩のマンコで、種付けなどとぉ……❤ああぁ❤❤すまぬ、お前たち❤吾輩は、お前たちを裏切って……❤❤❤」


 種付けの余韻だけで全身を震わせる牛は、濁った瞳から力なくしずくをこぼした。快楽の奔流から解放されて湧き上がるのは途方もない罪悪感。妻と子の顔を思い返しては顔の毛皮を涙で濡らす。

 父として、夫として最低な行為をしてしまった。どうすれば償いができるのか。もはや愛する妻子の家族でいる資格が無い。

 

 頭に理性を戻して真っ先に浮かぶのは何よりも大事な家族を裏切った罪悪感。何もかも終わってしまったと、はらはらと涙をこぼす姿は生娘が強姦にあった時のような哀れさだ。

 

 だが、牛は理解していない。

 何も終わってなどいない。これからが始まりだ。少年にとってはこんなもの身体を温めるための準備運動に過ぎない。

 

「さ、次いくべ。今度は本気でハメ殺してやんべよ」


***


「あ゛ぅう゛お゛ぉおおおっ❤❤❤お゛ぅうお゛❤子宮ごりごりっでっへええぇぇ❤❤やばい゛っ❤ごれおぐまでおちんぽぎでるぎでるぅうぅ❤❤おぅうぅ❤」


 ベッドの上で雌牛が捕食されていた。

 汗と愛液の匂いで満たされた寝室では野太い嬌声とベッドが軋む悲鳴が反響している。部屋の中どころかこの家の中にさえいれば情欲を刺激されかねない淫らな空気と楽曲を牛の身体でかき鳴らされていた。

 仰向けにされた牛は両脚を恥知らずに開かれて、そのまま杭打ちの体勢でちんぽを叩き込まれている。種付けの残滓だけで甘い絶頂に陥っていたマンコは再びちんぽをしゃぶらされ、歓喜に痙攣する。

 でかい尻に邪魔されないおかげでより奥まで届くようになったちんぽは、既に敗北したマンコを上から押し潰すように掘削し続ける。その暴力的な交尾はさきほどまでのセックスが甘やかなものに思える激しさだ。

 

「んぎもぢよずぎぃいいぃぃいぃ❤❤❤オマンコぉおおぉ❤ちんぽでかずぎでええぇ❤❤お゛っへえぇ❤んぐぉおぉ❤❤」


 散る。星が視界で散って火花が明滅する。

 牛は脳みそを打ちのめされてただ狂ったように泣き叫ぶ、一撃ごとに意識を飛ばすピストンを何度も、何度もも打ち込まれて牛が辛うじて取り戻した理性や妻子への愛情は粉々になるまで砕かれる。

 少年が行っているのは子を作るためのセックスではなく、自分の欲求を満たすための征服行為だ。ザーメンを注ぎ込み、雌を自分に服従させるための愛情の欠片もないもの。

 それでも牛が感じているのは膨大な快楽と少年への親愛であり、鼻水を垂れ流した馬鹿面になりながら少年を抱きしめていた。

 

(お゛おぉおおぉ❤❤❤しゅきっ❤デカちんぽで子宮ごんごんされれるのしゅきしゅきしゅきいぃいぃぃ~~~~っ❤❤駄目なのにぃ❤吾輩のオマンコがおちんぽのものになっでるうぅぅ❤❤❤)


 杭打ちのたびに飛び散る汗。球のように浮かんだ汗が寝室に散ると濃い雄の匂いが強くなる。それは雌と正反対のもののはずだが、どうしようもなく雄を焚きつける。

 少年もその香りに釣られ、筋肉を揉みほぐし、手形を残していきながら目の前で揺れる巨大な大胸筋へと食らいついた。

 

「んじゅっ、じゅば。ズゾゾッ!んぢゅ~~っ」

「ひぃいい゛ぃいいっ❤❤んはっ❤んぉっ❤❤あおぉおおぉ❤む、胸ぇ❤❤吾輩の胸がああぁあぁ❤❤❤」


 子宮を押し潰されるのに合わせて、牛の口から更に余裕の無くなった雌声が溢れ出す。そのボリュームと柔らかさでは虎をもしのぐデカ乳を舐めしゃぶり、そそり勃った乳首をじゅるじゅると吸い上げて乳肉からも牛の精神を追い込んでいく。しゃぶっていない乳首はちんぽを扱くようにして指先で擦りたてて、吸っている乳首も甘く噛んで多様な攻め方で乳首を快楽地獄へと堕とす。

 乳首を吸い上げられて生まれるのは母性愛と色欲を混ぜたどうしようもなく爛れた愛情だ。雄の本能丸出しで乳首を吸う子どもが愛おしくて子宮が疼く。


「いぐうぅうううっ❤❤まだいぐぅううぅぅうっ❤❤❤❤」


 マンコも乳首も愛されて、牛は何百回目か分からない絶頂に達する。絶頂の繰り返しで馬鹿になった雌穴は快楽から降りることができず、ただ震えてちんぽへの奉仕を繰り返す。

 少年にとってはどれだけ絶頂しようが白目を向いて失神しかけようが関係はない。マンコを抉る速度を上げて、乳首へと強く吸い付いて牛に自分の所有物であるというしるしを刻み込む。

 全身を快楽で塗りつぶされて、牛マンコからは小便のように潮が噴き上げられていた。激しい交尾によって熱せられたマンコから出る愛液は二人の身体を温かく濡らしていく。

 

「おしっこ漏らしちまっただかぁ?だらしねえなあ、おらの父ちゃんぐれえでっけえのに」

「ほぉお゛ぉおおおっ❤❤❤いぐっ❤ぎぃいぃ❤❤んぉおおぉぉおぉ❤❤❤❤」


 かつて妻と愛し合っていた時の体位だが、快楽の質も大きさもまるで違う。子宮口を突かれると脳みそが踊り深いところまで堕ちていく。かつて行われた調教よりもはるかに心地よく、自分を幸せにしてくれる。

 筋肉と脂でできた巨体からは体液と一緒に過去を垂れ流し、家族への情愛もかつての辱めも消え失せていく。代わりに満たされるのが優れた雄に求められる幸福感と満足感。

 

(おぉおぉ❤すまぬ、吾輩は、もうぅ……っ❤❤むりぃいぃ❤オマンコごんごん耐えられないぃいぃいぃ❤❤❤)


 牛は失った家族へと謝罪しながらまた潮を噴き上げた。巨木のような太ももをおずおずと絡みつかせると、マンコが体裁を取り繕うことをやめる。ちんぽをぎちぎちに締め上げてザーメンをせっつくおねだりマンコの本性を表し、膣口から子宮口までその全てを使ってちんぽへと媚びだした。

 

 夫として、父として家族を裏切った自分に涙しながら牛は恥知らずに腰をくねらせる。子宮を突かれるたびに死んでいく、正しく強い雄だった自分を感じながら快楽に耽溺する。

 

「オマンコごんごんっ❤❤しゅんごぉお゛お゛ぉおおぉ❤❤❤❤赤ちゃんの部屋におちんぽ入っちゃっでるぅううぅぅうぅぅ❤❤あ゛っひぃいいぃ❤おっおっ❤❤子宮っ❤ごわれる゛ぅううぅぅ❤❤❤」

「素直になってきただなぁ。ご褒美にもーっと子宮突いてやるだ」


 大きな汗まみれの巨乳に歯形を付け、荒い鼻息をかけたまま少年はちんぽをますます激しく打ち付ける。極太ちんぽで肉壺の一番奥まで貫き、子宮口を亀頭でこねくり回す。

 それは自分のちんぽでは届かずに、かつて狂王に抱かれた時にも届かなかった場所。雌として最も大事な場所を突かれながら、牛は少年への恭順を示すように抱きしめる。

 

「ひぃい゛ぃいぃぃ❤❤オマンコぉおぉ❤オマンコのおぐ好ぎぃいぃいぃ❤❤❤いちばんおぐに届くデカちんぽすてきすぎぃいいぃいぃ❤❤」


 敗北を叫ぶ口とマンコ。絶頂し続けるマンコにザーメンおねだりの吸い付きをされ、少年は口周りを舐め取った。さきほど射精したばかりのちんぽは湧き上がる射精欲に震えだし、濃い先走りを子宮口に粘つかせる。

 牛は淫乱マンコで射精の兆候を感じ取り、自分の主人となる雄を逃がさないように身体を密着させる。

 

「あ゛ぉおおっ❤❤❤ちんぽっ❤ちんぽ❤ちんぽ❤デカちんぽおぉおおぉっ❤❤バキバキデカちんぽに子宮めとられちゃぅうぅうぅ❤❤❤」

「そうだべ。おらの嫁っ子になっからおっぱいもオメコもぜんぶおらのモンさなるべ」

「はい゛っ❤はい゛ぃいいぃ❤❤わ、吾輩っ❤このおちんぽ様の嫁としでええぇ❤❤一生お仕えしまずぅうぅうぅ❤❤❤」

 

 婚姻の誓いを口にするが、そこにかつて嫁と交わしたような清らかな愛は無い。そこにあるのはマンコからの快楽に狂った雌牛の性欲のみ。ケダモノは主人に恥骨をぶつけられながら、絶頂へと昇り詰めていく。

 

「んんっ、またイきそうだべ」

「出しでぇっ❤出しでぐらひゃいぃいいぃ❤❤❤子宮に注ぎ込んでくださいっ❤嫁マンコに愛のあかしをください゛ぃいぃ❤❤」


 子宮口で震えるちんぽの様子から射精を間近に感じ取った牛は、肉がたっぷりついた尻を波打たせ、懸命にちんぽを受け入れた。

 きゅんきゅんと疼く子宮が精液を恋焦がれている。もう一度精液を受け入れればどうなるか、牛は本能で理解していた。最初の一回だけで脳が歪んでしまった。乳をしゃぶられ、子宮をめろめろにされた今の状態で種付けをされたらどうなるか。それは、牛が一番理解している。

 

(オマンコきゅんきゅんしてるぅうぅ❤❤❤きて❤脳みそめちゃくちゃにじてえぇぇ❤❤雄臭ザーメンで頭の中までいっぱいにじでえぇ❤)


 もう一度種付けの精液を受けたら待っているのは破滅だ。ちんぽでぐずぐずになった脳みそが射精を受けて耐えられるわけがない。今までの自分が死んで、ただのちんぽに媚びる雌牛になるだろう。

 

(あああぁあぁ~~~~っ❤すまん、お前たち❤❤吾輩はもうオマンコ牛になるの゛おぉおぉ❤死ぬ❤❤今までの吾輩はちんぽで死んじゃうぅうぅ❤❤❤だがら❤ふっへぇ❤❤許じでぐでぇ❤)


 それが牛にとっては罰であり救済だ。種付けされてちんぽに狂った雌牛となることで、父としても夫としても死んでしまいたい。

 

 少年は新たな雌を望み、牛は雄としての自分を終わらせたい。

 両者の望みが一致して、最後の瞬間へと向け結合部から愛液がまき散らされる。

 

(きて❤きて❤準備万端オマンコにザーメンぶちまけて吾輩に子を授けてくらさいぃいぃ❤❤❤)


 そしてデカちんぽが子宮へとめりこむ勢いで突き立てられると、少年の口からうっとりとした声が漏れ出た。

 

「あー、いくいくっ」


(さあ❤早くうぅ❤❤特濃の子種を吾輩に、ぃ――――い゛ッ❤)


「い゛ぃいい゛ぎい゛い゛ぃいぃいぃいいぃいぃぃぃぃぃ❤❤❤❤❤」


 一発目の射精は上澄みでしかなかった。そう理解させられる量と勢いで精液がぶちまけられて、牛の理性は崩壊した。

 汁ではなく塊となったザーメンが弾丸となって子宮へとビシャビシャぶちあたり、胎内が一瞬で満たされる。

 

 期待どおり、いやそれを越えた快楽を注ぎ込まれて牛は断末魔をあげた。舌を突き出したひょっとこのような顔でわめきたてる。

 

「お゛お゛ぉおほぉおおおぉおっ❤❤❤❤ザーメンしゅごしゅぎるぅうううぅっ❤❤いぐっ❤種付けでいぐぅううぅ❤❤着床する着床しでるのぉおおぉっ❤ぜっだいっ❤妊娠じでるぅうううぅうぅ❤❤❤」

「オメコ締まって気持ちええべぇ。まだ出ちまうべ」

「の゛ぉおおおっ❤❤ぐりぐりじないでえええぇ❤❤❤いっでるっ❤種付けでいっでるオマンコぐりぐりざれだらいぎまぐっちゃう゛ぅううぅ❤❤❤オマンコだめになるぅ❤❤デカちんぽでしかいけない肉壺マンコになっちゃうぅぅ❤❤❤あっはあああぁぁ❤❤」


 陥落前の父性を宿した雄の顔は欠片もなく。目に媚びを浮かばせた雌牛は大きな尻を自分から擦り付けて少しでも奥まで精液を届かせようとしていた。

 

「お゛ぉおっ❤旦那さまぁ❤❤ああぁあありがとうございますうぅうぅ❤吾輩のオマンコを孕み袋にしてくださってありがとうごじゃいますぅうぅ❤❤❤んんんんっ❤んちゅぅうぅ❤❤」


 媚び声を上げての口吸いは隷属の証だ。唇を重ねるだけでは飽き足らず、たっぷりと唾液を含んだ牛タンを相手の口に含ませ、歯茎や頬肉をしゃぶりあげ、薄っぺらい舌を根本まで舐め上げる。

 妻相手にもしたことがない熱狂的なキスを交わしながら、太ももでがっしりと愛しい夫の腰をホールドし、ザーメンを最後の一滴まで搾り取ろうとしていた。

 

「んんむっ❤はあぁ❤❤こんなに、いっぱい……❤」


 重なり合ったマズルから透明な涎が溢れ、顎下まで汚すがそれを厭うことはない。二人の身体に体液で汚れていない場所は存在しないのだから。なめくじの交尾のように舌を絡ませていた牛だったが、やがてマンコで精液を受け止めきると甘く熱っぽい吐息を漏らしてマズルを解放した。

 

「あ、あぁ❤ザーメンたくさん❤❤❤中出ししてくださってありがとうございますぅ❤」

「ちょいと緩いけどなかなかええ具合だったべ。おらの嫁っこにしてやるだよ」

「光栄です、ご主人様❤おちんぽ様によろこんでいただけてるとはなによりです❤❤」


 少年からの侮辱ともとれる言葉に対し、牛は顔を緩ませて歓喜する。いまだ硬いままのちんぽは離すつもりが無いようで、子宮口で亀頭にちゅっちゅっと吸いついていた。

 

「吾輩は今宵からご主人様の孕み袋です❤どうか、たくさんの子を孕ませてくださいませ❤❤❤」

「そのつもりだべ。ガキ作る以外でもちんぽは毎日奉仕すんだべ。分かったか?」

「はい、はいっ❤❤口でもこのデカ乳でもぉ❤ご主人様がお使いになりたい時に吾輩をお使いください❤ですから、吾輩に子種をお恵みください❤❤」


 うねるマンコで硬いままのちんぽを扱きながら、牛は蕩けた表情で囁きかける。愛する妻と子を失った痛みも、家族を裏切った罪悪感も、幸せだった時の想いも愛情も全てを投げ捨てて、自分のマンコを気持ち良くしてくれるちんぽだけが牛の全てとなっていた。

 自分の根幹を歪められても何の後悔もない。もっと子種を注いて欲しいと、デカ乳を押し付けて新たな伴侶へおねだりをしていた。

 

「ええべ」


 耳元で繰り返される雌牛の懇願を当然であると受け入れて、少年は唾液で塗れた乳首を捻り上げた。

 

「お゛おんっ❤」

「じゃあ、次の子種注いでやっべ。次はおらの上さ跨ってケツ振ってみ」

「ひゃ、ひゃいぃ❤わがりまじだあぁっ❤❤❤」


 荒い鼻息を隠そうともせずに、血走った眼で牛は叫ぶ。幼い少年にを欲望にまみれたまなざしで捉えながら、静止でいっぱいになった子宮を疼かせる。もはや彼の中には妻子の顔すらも消え失せているだろう。

 

 ケダモノとその主人は汗と性の匂いに染まったベッドの上で三度身体を重ね合わせる。二つの影は、朝の光が差し込むまで踊り続けていた。

Comments

號ゆうごう

しっかり読んでいたのですがなかなか感想を送りたくとも送れずこのタイミングになってしまいました…!! まさか続きが読めるとは思っていませんでしたのでとても嬉しかったです!カントボーイまみれの国と、やはりおもち先生のちんぽ媚びオスケモは最高だな…!!と思う次第でございます✨ 大変素晴らしい文字をありがとうございました😚