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 鼻の穴を広げると潮と雄の匂いが肺を満たす。

 夏。おれが今いる場所は夏を体現していた。

 普段の太陽は厭わしいものだ。熱せられたアスファルト。室外機から発せられる熱風。燦々と降り注ぐ太陽は肌を焼いて、ワイシャツの中を不快感で湿らせる。スラックスの中の股間も蒸らし雄の匂いをいちだんと濃くする。おれみたいな雄好きにはそれもたまらないが、まあ普通はうんざりするものだろう。

 

 だがこの場所は違う。

 ビーチサンダルで踏みしめるのは砂浜。爽快感のある浜風。ワイシャツなんて脱ぎ捨てて、股間を包むのはスラックスではなくブーメランタイプの競パン。鍛え上げた筋肉を曝け出す雄たち。

 

 海!夏といえば海であり海といえば雄だ。おれの雄らしさをみせつけて、逞しい雄どもを貪り喰らう最高の場所へとやってきたのだ。

 

 腰に手を当てて軽く胸を反り返らせると周囲の雄どもの視線が胸板へと集中する。こいつは錯覚でも自惚れでもない。このビーチに一番相応しい雄はこのおれなのだから。

 恐竜という種による天性の逞しさにたゆまぬ筋トレによりおれの身体は肉体による山脈ができている。腕も、足も、胸も、そしてもちろん尻の肉も。自分を見ろとばかりに突き出しているが、絞るべきところはちゃんと絞っている。それでも大抵の雄よりは太くなっちまうんだがな。

 

 汗を湧きだたせた肉体は陽光を受けて艶やかな光沢を描く。おれの筋肉はあますところ無く衆目に曝け出されており、白の競パンはサイズが物足りないせいでちんぽと金玉の形をくっきりとさせている。無論、ケツの肉だって大半がはみ出しちまってる。後ろから見りゃ三角の布切れを辛うじて尻に貼り付けてるしか思えねえだろうな。

 だが、おれは恥ずかしいとは微塵も思わずに尻尾を持ち上げて尻を周囲の雄どもに見せつけてやる。おれの肉体は全て完璧であり、見てくれだけじゃなくトラックにぶつかったってビクともしねえぐらいに強い。たぶん。

 白い競パンに映える赤銅色の鱗を汗で濡れ光らせれば肉体が生み出した芸術品が完成する。顔だって恐竜って種のせいで顎が角ばったり牙がはみ出したりしているが、まあ男前だ。

 

 ビーチの主役はこのおれさま。おれのちんぽやケツを見て涎を垂らす男どもへと視線を返すと、競パンのもっこりに手を伸ばす。筋肉を使ったショーで雄どもの股間を漲らせてやろうとして――

 

「こーらっ。こんなトコでストリップすんじゃねえよ。家族連れもいんだぞ」

「うえ、先輩」


 そこにいたのはおれと対をなしたような身体の雄。

 空色の身体をした鮫ははち切れんばかりの筋肉の鎧を纏い、起伏に飛んだ全身をゆっさゆっさと揺らしながら歩み寄ってくる。ケツも大胸筋も豪勢に突き出しており、首から下げたホイッスルが胸の谷間に埋もれてしまっている。

 ビーチの主役は譲る気はないが、鮫の体格はおれに決して劣らない。筋肉のボリュームではわずかに負けているが、凹凸がキレではおれが勝っている。トータルではきっとおれが勝ってるけど、間違いなく極上の雄だ。

 

「ヤりてえなら仕事場に行ってからな。そこなら好きなだけポージングでもストリップでもさせてやるよ」

「仕事ぉ……?仕事ってなんだよ。この美しいビーチまで来て仕事とかアホだろ」

「アホはてめぇだ!今日はライフセーバーのバイトで来たんだろーが!」


 そうだった!水着姿の雄に囲まれてマンコのスイッチが入っちまってたが、今日は人命を守るライフセーバーのバイトに来てたんだ。

 本当ならバイトなんぞする暇があったら筋トレか交尾をしてるところだが、時給がめちゃくちゃ良いうえに『淫乱なビルダーの方歓迎』とか書いてあったんで即応募してしまった。幸いなことにボディル部の先輩もこのバイトをやってるって事だから一緒にバイト先へやって来たわけだ。

 

「ほれ行くぞ。おれらの持ち場はあっちの岩場だ」

「へーい」


 そう告げると先輩は砂浜にでかい足跡を残しながら歩き出す。

 岩場までそこそこの距離があるが、砂浜で休む男たちにおれの身体を見せつけていればすぐに着くだろう。

 おれを取り囲んでいた雄たちに向かってケツを軽く揺すってから、おれも先輩の後を追って歩き出す。当然のようにおれらの跡を付いてくる雄どもの気配を感じながら。

 

 ***

 

 炎天の中、おれは先輩と一緒に砂浜に無数の足跡を残していた。

 しばらく歩くとおれらがいた賑やかなビーチからは離れ、海水浴に来た客も海の家もこのあたりには無い。あるのは遊泳禁止の立て看板と岩場。あとはおれらの尻を追ってきた雄どもぐらいのものだ。

 そういえばバイトの注意事項には岩場付近は潮の流れが速く遊泳禁止になっていると書かれてたっけ。そういうことならこのあたりを監視するのも納得だ。

 

 でも、泳ぎが得意かは確認されなかったんだよなあ。おれ、別に泳ぎが苦手ってわけじゃないが別段得意ってわけでもない。淫乱なビルダー歓迎って募集要項もおかしいしいろいろと変なバイトだ。

 

「そういや、制服だって渡された水着やたらと小さいよなあ。先輩のケツはみ出してるし」

「うっせえ。お前だって同じだろ」


 そして先輩は心もとないバックの生地を上に引っ張る。そんな事したってケツ肉の上半分がはみ出しているのはごまかせないのだが。金玉のふくらみが丸わかりになる競パンは、腰骨からちんぽの付け根にかけてがほぼ丸出しであり、陰毛が生えている種族ならば毛が盛大に溢れているところだ。おれらみたいにちんぽも規格外のサイズである雄はちんぽがギチギチに締め付けれるハメになる。

 こんな水着、裸でいるよりも雄の劣情を煽るに違いない。実際先輩が水着をいじるたびに背後から興奮したような声が上がる。

 

「はぁ、ケツに食い込んでたまんねえぜ。やってらんねえよなぁ」


 よくもいけしゃあしゃあとそんな台詞を吐けたもんだ。おれに負けない淫乱で、おれの童貞と処女を食っちまったのもこの人なのに。

 先輩は水着を直すフリをしながら水着を食い込ませ、割れ目の半分以上までも露出させている。肉感たっぷりのケツ肉はぎちぎちに競パンで締め付けられ、肉の分厚さをよりいっそう強調していた。

 

「すげえケツだよな……」

「ああ、背中も足もすんげえ」

「ちんぽも絶対でっけえぜ。あの金玉水着からこぼれそうじゃねえか」


 背後からの鼻息荒い声を聞いておれの眉根が寄る。確かに先輩はちんぽをぶちこみたくなるような良いケツをしている。背筋だって前から見たらはみ出すぐらいに発達しているし、隆起した背中だけでも圧倒されちまいそうな逞しさ。ぶっとい太ももを前後させるたびに巨大なケツ肉が誘っているかのように弾む。

 おれがもうちょいちんぽを使うことに関心があったら勃起してるところだ。が、おれというビーチの主役がいるのに先輩にばかり注目されるのは面白くない。

 

「先輩よぉ、まだかかんのか?おれもう我慢できねえよぉ」

「あの岩場の向こう……おい、邪魔だ。抱き着くな」


 先輩がうっとうしそうに払いのけようとするが、構わずに腋の下から腕を回してだきついた。

 汗でぬめりを帯びた大胸筋を背筋へと押し付けて、股間のもっこりをはみ出した尻肉へと押し付ける。

 そのまま腰を揺すると後ろでギャラリーの声が上がる。先輩のケツよりもおれのケツの方がずっとエロくて下品だって分からせてやらねえとな。

 

「なあ、先輩のちんぽ欲しくなっちまった。ここらへんで休憩してこうぜ」

「……もうちょい我慢しろ」

「先輩だってケツ振って誘ってたじゃねえかよぉ。我慢しねえで、いつもみたいにおれのケツマンコめちゃくちゃにしてくれよぉ」


 先輩の腹を撫でていた手のひらが滑り落ち、水着の膨らみを包み込む。先輩の両手が追いついておれの手のひらへ重ねられるが、無理やり取り払う気は無いようだった。

 それをいいことに水着の上からちんぽを揉みこんでやり、空いた手は金玉の膨らみを撫でまわす。首元から先輩の顔を覗き込むと、牙を食いしばって何かを堪えるような表情が浮かんでいた。雄のスイッチが入りかけている。

 

「雄くっせえ身体触ってたらマンコ疼いちまう。先輩もスッキリしてえだろぉ?なぁ、いいじゃねえかよぉ~~」

「だから、仕事場まで我慢しろって、んうっ」


 べろり、と首筋を舐め上げると空色の身体に震えが走った。続いて発達した内ももをくすぐる。先輩の身体の事なら手に取るように分かる。どこをどうすれば、雌になるのか雄になるのか。

 今は雄になってマンコをたっぷり可愛がって貰おうじゃねえか。おれのケツが一番いやらしいって証明するための肉バイブ君としてな。

 

「おおおっ!あっちの兄ちゃんのケツもムチムチじゃねえか」

「鮫野郎よりもやらしいな。ケツ振ってちんぽねだってんぜ」

「いっつも鮫の兄ちゃんにヤられてんだってよ。ヤリマンなんじゃねえの」


 淫熱を帯びた囁き声とともにおれのケツへ視線が集中するのを感じる。ボルン、ボルンと左右に揺すって先輩のちんぽをねだっているが、今おれが一番欲しいのはギャラリーの興奮と劣情だ。ビーチで一番の雌野郎はおれだってあいつらに教えてやらねえと。


「ん、クゥ……!おい、もうやめねえか」

「先輩のケツに雄を取られちゃたまんねえからな。筋肉ならちょーっとばかり先輩に負けるかもだが、ケツとマンコじゃ負けるわけにはいかねえんだ」


 熱い息を吐くと、おれのケツはいっそう激しく踊る。

 筋肉を美しくカットするのと同じぐらい、おれのケツとマンコは淫らに育てられている。ちんぽもケツも使う先輩と違って、おれはちんぽなんぞ使いたくない。毎日先輩や他の雄に使われたケツ穴はちんぽをしゃぶり、精液を啜り上げないと満たされない淫乱マンコに仕立てられている。

 おれの身体で最も鍛えられ、淫らになった部位と言えるだろう。それが他の雄に負けるなんて我慢できない。雄の視線は全ておれのものなのだ。

 

 先輩がハメたくねえってんならその気にさせてやるまでだ。下半身をくねらせながら手は先輩の水着へと潜り込み、既にガチガチになっているちんぽへと触れる。分厚い包皮の先端へと指の腹を触れ合わせると先走りがぬちゅりと音を立てる。

 

 もう先輩もその気じゃねえか。ちんぽを貰える期待におれのマンコも水着を濡らし始めた。後ろでちんぽをおっ勃てている雄に過激なショーを見せてやれると思うと涎が垂れる。

 

「あー、もう!焦らねえでもすぐそこまで行きゃちんぽなんていくらでも貰えんだよ!さっさと来いヤリマン!」

「あっ、ちょっ」


 だが期待を裏切って先輩はおれの手を引っ掴むと岩場の奥へ向かって歩き出してしまう。そりゃないぜ。いつもの先輩ならおれが挑発したら金玉空っぽになるまで許してくれねえだろ。バイト中だろうと人目があろうと関係なくおれをハメ殺してくれる脳みそちんぽ野郎なのに。


 失望と疑問を感じながら手を引かれていたおれだったが、岩場の奥まで行くとそんなものすぐに吹きとんだ。

 

「ほれ、見てみろ。ここが仕事場だ」


 岩壁の先では、何人もの雄たちがちんぽを勃たせて大いに盛りあっていたのだ。筋肉同士をぶつける音を岩場に反響させ、野太い喘ぎ声を上げている。濃密な汗と精液の匂いが漂ってきて、吸っただけでも孕んでしまいそうだ。

 ほんのちょっと歩いただけでも観光客でにぎわうビーチがあるというのに、岩壁一つ隔てただけで雄の楽園が広がっている。

 興奮によって血が沸き立ち、下半身への血流が多くなる。ちんぽもガチガチに膨らんで水着を押し上げ、マンコも先輩に抱き着いていた時以上に潤みだす。

 

「どうだ?良い仕事場だろ?」

「仕事場って、だだのハッテンビーチじゃねえか」

「だからてめえみたいなヤリマンのビルダーが募集されてんだよ。ほれ、持ち場につくぞ」


 先輩は慣れた様子で岩場の奥へと進むので、慌てて追いかける。男の裸なんぞおれにとっちゃ日常でしかないが、真っ裸で絡み合う男の中で水着を着けていると少し気恥ずかしい。

 しかし、ライフセーバーってこいつらを見張ってりゃいいのか?岩場の中は休憩用のビーチチェアやパラソルの他は、中央にある円形のステージぐらいしかない。普通のビーチならライフセーバーの詰め所であり小屋とか、プールの監視員が座るような高い椅子とかあるんだが、ここには何も無い。あのお立ち台じゃとても高さが足りなくて全体を見渡すには不適当だ。

 

 もしやただうろつきまわってこいつらの交尾を見てるだけか?拷問だぞそれは。

 

「先輩、ライフセーバーってここで何すんだよ。立ってこいつら監視してりゃいいのか?」

「いや、今日は初日だしゆっくりと楽しもうぜ……ここらへんでいいか」


 先輩は砂浜の上へとレジャーシートを広げると、おれへオイルとサングラスを手渡してくる。スポーツで使うような機能性重視のものじゃなく、レンズもフレームも派手なレジャー用のものだ。

 意図が読めないおれの前で、先輩もサングラスをかけると腹ばいになってシートへと寝そべった。

 

「何してんだ。お前もこっちで寝ろよ」

「いやいや、仕事は?寝てどうすんだよ」

「これが仕事だ。いつもビーチでしてるみてえにして寝てりゃいいんだ」


 レジャーシートの上で空色の背中に陽光を当てて、先輩は読書まで初めてしまった。ケツ肉の上半分を剥き出しにしているところを除けば実に健康的な光景と言える。

 これが仕事?こんなんで金が貰えるのか?

 仕事の内容にもこんなハッテンビーチで仕事をさせられる理由も分からない。疑問は尽きない。


「……ま、いいか!」


 だが、そんなものはどうでもいいことだ。

 ここはビーチであり、周囲では逞しい雄が絡み合うおれにとっての楽園。加えて燦々と降り注ぐ太陽だ。夏の太陽が最も似合う男であるおれがするべきことは決まっているじゃねえか。

 いつもみたいに寝てろだと?おれがビーチで鱗を焼いてればどうなるか教えてやろうじゃねえか。

 

 先輩の隣に同じように腹ばいになると、太陽に向かって背中を曝け出す。サングラスの下で周囲の雄に目線を送ると、背中もケツも裏腿も、金玉の膨らみも良く見えるようにして身体をくつろいだ。

 

「うおっ……今日のライフセーバーの兄ちゃんたち、すげえガタイだ」

「あっちの恐竜、いつもの鮫に負けてねえな。ケツもたまんねえ」

「背中もガチガチだぜ。石みてえじゃねえか。プロの格闘選手かなんかかな」

「あんな筋肉見たことねえぞ。すっげ、ヤってみてえ……!」


 おれたちが日光浴を始めるとすぐに周囲で雄たちの囁き声が聞こえてくる。グラス越しに目線をやると水着を股間で膨らませた雄たちがおれらを取り囲んでいた。

 本のページをめくっている先輩も当然気づいているだろう。あたりの雄の匂いが急に濃くなって、先輩の鼻がさっきからひくついているからだ。

 周囲の雄どもを挑発してやろうとケツを持ち上げるとどよめきが走って心地よい。真っ白な競パンと情熱的な赤い鱗が織りなすコントラスト。そして丸々としたケツ肉。こいつに心惹かれない男はいないだろう。

 

「んぅ。誰かオイル塗ってくんねえかなぁ……困っちまようなぁ」

「だなぁ先輩。背中だけじゃなく全身塗らせてやるんだけどよぉ。度胸のある野郎はいねえもんかね」


 先輩も雄を煽り立てようと言葉を紡ぐ。最高の雄がケツを振って誘ってやってるってのに、誰も手を出してきやがらねえ。こんな雄に自分のちんぽが釣り合うかって気おくれしちまってるんだろうが、おれに相応しい男なんているわけがないんだから無駄な心配だ。

 度胸さえありゃどんなちんぽでも天国見せてやるってのによ。もっと男を煽ろうと水着を脱ごうとしたその時だ。

 

「兄ちゃんたち、おれらがオイル塗ってやろうか?」


 このビーチで一番の度胸を持つのはトカゲの二人組だった。蛍光色の黄色い鱗を持ったトカゲと、薄緑の鱗を持ったやつ。どちらも屈強な肉体――おれには当然劣るが――をしており、全身から雄のフェロモンをプンプンとさせている。

 二人の野郎は馴れ馴れしくもおれらの眼前へとしゃがみこみ、ビキニに包まれた勃起ちんぽを鼻先へ突きつけてきた。

 

「おれら結構上手いけど、どうだ?」

「二人ともガタイ良いからね。おれらぐらい逞しくないと相手できなそうだしね。ちょうどいいと思うよ?」


 バキバキのちんぽを鼻づらへ押し当てられて、おれも先輩もすぐにこいつらを気に入った。鍛えられた筋肉もおれらに負けてない巨根も気に入ったが、おれらを雌扱いしてくる雄臭さに雌のスイッチが入っちまった。

 返事の代わりにビキニ越しのちんぽへとキスをして、二人へオイルを手渡した。ビーチで一番の筋肉は、これからオイルとザーメンでヌルヌルに塗装されちまうんだと思うとマンコがキュンキュンする。

 

「二人とも淫乱だねえ。イキ過ぎて倒れたりしないでよ?」

「てめえらこそおれを満足させる前に倒れんなよ。情けねえちんぽじゃおれのケツ相手にできねえぜ?」

「言うねえ。きみはおれが貰っちゃおうかな。たっぷり鳴かせてあげる」


 おれの背後には黄色が。先輩には緑色のトカゲが回り込むと、さっそく太ももの上へと跨った。オイルを塗りやすいように、そして逃げられないようにするための体勢におれの身体はますます熱を帯びる。

 おれの筋肉とケツで雄を屈服させ、ちんぽを搾り取ってやるのもいいがおれの巨体を雌の悦びで踊らされるのも格別だ。そして、おれらを雌にしてくれる良い雄なんてめったに出会えねえ。今日という日に、おれを連れてきてくれた先輩に感謝を捧げた。

 

「じゃあ、オイル垂らすよ。ちんぽ我慢できなくなったら言ってね」

「ん、っ❤」


 ケツへとオイルがとろりと落ちる。太陽で温められた鱗へとひんやりしたオイルが垂らされて、それだけでおれは小さく喘いだ。夏の熱だけじゃなく、おれ自身の身体が火照ってるんだ。そこに垂らされた冷たいオイルは火照りを冷ますんじゃなくますます加熱させられる。

 オイルは尻の丸みを伝って垂れ落ちていき、やがて水着へと伝わりしみ込んでいく。オイルが這う感触すらも心地よく息を吐くと、黄色はオイルを徐々に足していく。もっとぶちまけりゃいいのに、じわじわと、いやらしく。

 

「尻がでかいとオイルがたくさん必要だね。これだけ大きいと男が放っておかないだろうね」

「当たり前、だろぉ❤おれのケツにオイル塗れるなんてぇ❤❤てめぇ、感謝しろよ❤」

「はいはい。塗っていくから好きなだけ喘いでいいよ」


 そして極上の筋肉を雌へと貶める調理が始まった。でかい手のひらがケツを鷲掴みにするとオイルを塗り拡げる。鱗焼けを防止するためだけには不必要な、鱗の下の筋肉までもオイルをしみ込ませるようにでかいケツを揉みしだいてくる。

 

「んああぁあぁ……❤❤」

 

 思わず腰を浮かせると微かにニチャリという音がした。おれのちんぽはケツにオイルを塗り拡げられただけで先走りを漏らしちまってるんだ。

 黄色は濃くなった雄の匂いに気づいているだろうに、あくまでオイルを塗りたくるだけでマンコを弄ってくれない。

 大殿筋をほぐしながら塗りたくられるのが気持ちがいい。水着の下に潜り込んだ指が鱗に覆われていない肌までなぞってきて足指が悶える。

 

「なかなか、上手い❤❤じゃねえか❤んんっ❤」

「そりゃどうも。尻もいいけど足もガチガチだねえ、羨ましい身体だよ」


 こん棒みてえに太いふくらはぎにもひやりとしたぬめりが拡がった。冷たさに思わず足がびくつくが、すぐに手のひらのぬくもりが上書きする。ぬるり、ぬるりと手が動くにつれてふくらはぎが温かくなってくる。

 黄色は巧みだった。左のふくらはぎにもオイルがまぶされ、両足を同時に揉み上げられる。足首から膝裏まで繰り返し丹念に手のひらが這う。力加減が絶妙で、おれの逞しい身体から力が抜けてくる。背中の盛り上がりを丁寧にオイルで塗装され、はしたない声が漏れる。

 

「あ゛、くうぅ……❤んおぅうぅ❤❤」


 黄色はおれが喘いでやってるってのに筋肉をオイルでまぶすだけでマンコに手を出しやがらねえ。太ももをまさぐられると喘ぎ声がでかくなり、指先に合わせて巨体が震える。

 周囲の雄どもにもおれがオイルを塗られて悶える姿がしっかり見られているだろう。それがまた興奮を煽るんだ。

 ごつごつした両手はぬるっ❤ぬるっ❤と小気味よく太ももを揉み上げる。筋肉でできた隙間にまで塗り込むような動きに、ちんぽが臭気を強め出す。

 

「そろそろ我慢できなくなった?」


 にこやかな表情の黄色に、おれはふてぶてしく鼻を鳴らす。下半身が心地よく熱を持って、立ち上がれなくなりそうな虚脱感が広がっている。マンコが競パンの下で唇を尖らせ、ちんぽが欲しいと訴えている。

 だが、この程度で媚び始めたらギャラリーは失望するだろう。おれという雄は、強く猛々しくあらねばならないのだ。もっと焦らされて、脳みそが雌になるまでとろとろにされないとちんぽをねだる気は無い。

 

「ふうん?もっと焦らした方が好みなんだ。隣の彼はもう限界みたいだけど」

「お゛ごぉおお゛ぉおぉ❤❤❤お゛っ❤おぅうぅうぅ❤❤いぐっ❤マンコいぐぅううぅ❤❤❤」


 黄色の言葉に顔を向けると、そこでは先輩が舌をだらしなく垂らしてよがり狂っていた。おれ自身が快感に喘ぎ、ギャラリーの反応を気にしていたせいもあって気づかなかったが先輩は既に薄緑のトカゲによって雌のスイッチを押されていた。

 空色の尻を高く持ち上げて、ブリブリと振り立てる先輩の姿は発情期の畜生同然であり、おれを犯す時の雄臭さは微塵も無い。

 

「お゛っほぉおおぉ❤❤そごぎもぢぃいぃいぃ❤❤❤マンコぐりっでっへえぇ❤❤お゛おおぉ❤ま、まひゃいぐのぉおおぉぉ❤❤」


 競パンをずらされた尻の谷間にはトカゲの指が3本まとめてねじこまれており、グボグボと音と粘液をまき散らしていた。どうやら薄緑は黄色と違ってゆっくり楽しむつもりは無かったようで、オイル塗れにした指先で先輩のケツ穴を蕩けたマンコに仕立てるために遠慮のない手マンから始めたらしい。


「いぐっ❤❤イグウウゥウウゥゥ❤❤❤❤」


 既に何発も射精していたであろうちんぽから、またもザーメンがぶちまけられた。勢いの良い精液は赤の競パンツを突き抜けて、レジャーシートに白い水たまりを作る。

 

 先輩の雄マンコから漂う愛液の匂いと精液の匂いはおれやギャラリーの性欲を刺激する。中には先輩をおかずにしてオナニーをする奴までいた。

 当然おれだって昂っちまう。薄緑の手マンは肛門をめくり返す勢いで、先輩がイって速度を弱める気配が無い。完全に先輩をオナホとして仕立てるだけの作業でしかなくて、おれもそうやって物みたいに扱われてえって雌の部分が疼いちまう。

 

「きみもああやって乱暴にされた方がいい?なら、お望みどおりにしてあげるけど」

「ヘッ❤おれの身体だぜ?丁重に扱えよ❤❤上手に濡れたらてめえのちんぽを使ってやってもいいからよ❤気合入れな❤❤」


 だが、おれが今相手をしているのはこのトカゲだ。セックスは相手とリズムを合わせなきゃ気持ち良くなれねえ。おれがじっくり雌に堕とされる姿を楽しみにしていた観客にも申し訳ねえ。

 それにおれの身体は彫刻や絵画と同じく、最高に輝けるように扱わねえといけない筋肉が生み出した芸術。黄色のようにおれの身体を丁寧に愛してくれるのは悦ばしいことだ。こっちも最高にエロく蕩けてみせねえとな。

 

「オッケー。次は仰向けになってくれるかな?胸の肉もほぐしてあげる」

「おう❤おれのデカ乳にびびるんじゃねえぞ❤❤」


 仰向けになり、陽光に曝け出すのは鱗に覆われていない日焼けした前面の筋肉だ。オイルを塗られて光沢を増したケツが隠れてギャラリーから残念そうな悲鳴が上がるが、すぐに歓喜の声に取って代わる。

 競パンを押し上げて突き破りそうなちんぽ。ボコボコに割れて並んだ腹筋。いかついおれの顔。どれも雄臭さに溢れているが、あいつらが目を惹かれたのはおっぱいに違いない。ケツに負けじと突き出した大胸筋が呼吸に合わせて弾み、その先端のデカ乳首には輝く金属の輪が飾られている。トカゲは興味深そうにリングへ手を伸ばし、軽く引っ張ってくる。


「へえ、リングまで付けてるなんて淫乱ぶりが度を越えてるね。おれもこのビーチに通って長いけどきみぐらい淫乱なのはそこの鮫ぐらいじゃないかな」

「そりゃ大間違いだ❤淫乱ぶりなら先輩でもおれには勝てねえよ❤❤てめえで満足させられっかぁ❤」

「へらず口が減らないねえ。そこも鮫くんと良い勝負だよ」


 じゃれあいを続けながら、妖しいぬらつきと共に冷たいものがぬるうっと両の雄乳を押し包んできた。

 ケツと同じくらい敏感な肉だけに、背中へ走る寒気も強い。おれは牙を噛みしめて逞しい四肢をびくつかせる。黄色は乳肉の下側に手のひらを張り付かせ、掬い上げるようにして何度もデカ乳を鷲掴みにしてくる。

 黄色の手も馬鹿でかいはずなのに、乳肉が指の間からはみ出すのが誇らしい。おれの胸は力を込めれば鋼のように硬くなるが、揉まれるときは雄にされるがままに柔らかくなる。このおっぱいを揉んでみてえだろ?と観客へ流し目を送る。

 

「ふん゛っ❤❤ぉお゛……❤ん……はっ❤❤」


 喘ぎ声もサービスしておれは雌となって悶え乱れる。右の乳肉は反時計回りに。左は時計回りにゆったりと捏ねられる。もどかしさにも似た妖しい寒気が胸元に渦を巻いて、芝居ではない喘ぎ声が漏れる。雄臭さを保とうと牙を食いしばって耐えていると、隣からやかましい喘ぎ声が聞こえてくる。

 

「っふんぐぉお゛おおおぉ❤❤❤ぐぅおおぉおぉ❤❤っぎい゛いぃい❤❤❤ちんぽずどんっでえ゛ええぇぇえぇ❤❤❤❤」


 緑色のトカゲがちんぽを鮫マンコへぶちこむ瞬間が見えてしまった。

 先輩はケツマンコにしか関心が無いとおれと違って、欲しくなっちまったらちんぽでもマンコでもハメちまうタイプだ。それでも、ケツを使わせる時でも雄臭さを残しているもんなんだが。

 四つん這いでケツを高く持ち上げて、片足に競パンを引っかけて。水着を脱ぎ捨てるのももどしかしいとちんぽを受け入れる先輩は完全に雌に成り下がっている。


「ケツ穴拡がるう゛ぅううぅ❤❤お゛お゛っお゛おぉおぉ❤❤❤あ゛う゛あっ❤❤あっあっあっあ゛ーーーーっ❤❤❤」


 先輩が白目をむいてよがり狂っちまうぐらい薄緑の持つちんぽはでかいらしい。反応からして先輩のマンコの最奥を叩いているはずだが、まだ根本まで収まりきっていない。

 ぐりぐりと奥までねじ込む動きをするだけで鮫ちんぽからは精液が垂れ流されるし、涙や鼻水が顔面から流れ落ちる。下品に顔を崩れさせ、蹂躙される悦びに身を沈める雌がそこにいた。

 

 いけねえな。黄色に愛撫してもらってる最中だってのにおれもあのちんぽが欲しくって子宮が疼く。

 

「安心していいよ。おれのちんぽはアイツのよりデカいからね。鮫くんよりも脳みそぶっ壊してあげる」


 コイツは本当に雌の心が分かってやがるな。

 性欲を叩きつけるような交尾も、童貞ちんぽをリードするのだって大歓迎だが、おれの欲求を見抜いて攻めてくれる雄とのセックスは最高だ。

 このビーチで一番の雄と雌はおれだが、一番のちんぽはこいつに違いない。こいつに選ばれたおれの筋肉はなんて素晴らしいのだろう。

 黄色をちんぽとして認めた証に舌を伸ばすとすぐにむしゃぶりついてきた。ぢゅるぢゅると吸い上げて、舌が引っこ抜けそうなキスをしてくれる。

 

「ん゛ぢゅぅる❤❤ぢゅ、ん゛んっ❤ん゛ーーっ❤❤」


 唾液と一緒に酸素までも吸い上げられて、おれの脳みそは酸欠を起こす。急速に知能を低下させていき、雌の本能が脳みそを支配する。

 おれも必死に黄色の唾液を啜ろうとするが、溢れた唾液が四角い顎を伝って流れ落ちていく。

 黄色のキスは巧みだった。舌が痺れるまで吸い上げた後は牙の隙間を通って口内へと潜り込んできて、口内のあらゆる場所を舌先で蹂躙する。触れた場所全てが性感帯となり、マンコではなく口で絶頂しちまいそうだ。

 

「んんぅああぁ❤ぢゅるっ❤❤んむぅうぅ❤んちゅ❤❤んっふぅうぅ❤❤」


 元来、キスとは愛を確かめ合うもののはずだが、こいつの舌はおれを雌へ堕とすためだけのものだ。牙の裏や口蓋を舐め回し、舌を啄む激しいキスにマンコが涎を垂らしてオイルと混ざり合う。ちんぽも暴れまわってトカゲの腹筋に先走りを擦り付けちまってる。

 おれの口をマンコに作り替えちまった後は、観客に見せつけるみてえに互いに舌を突き出して甘美なダンスを開始した。ピチャピチャと唾液の音を鳴らし、おれの舌を嬲ってお前など雌に過ぎないんだと教え込む。


「はあぁん❤おら、もっとおっぱいもいじれよぉ❤❤このデカ乳を好きにさせてやってんだ❤気合入れて揉めよ❤なぁ❤❤」


 コイツの雌になりてえ。もっといやらしい身体にして欲しい。欲望は膨れ上がっておれの身体を勝手に動かした。

 両手を頭の後ろで組んで、腋マンコまでも曝け出す。それは雄らしさを誇示するポージングのようで、実際は全くの逆だ。おれの全てを見て欲しくって。もっとおれのおっぱいをいじって欲しくって。

 

「は、ひぃいぃ❤❤」


 オイルをまぶした両手でゆったりと首筋をまさぐられる。

 首筋だけではなくどこも弱いおれの身体だが、黄色に揉みほぐされていると意識が霞みそうな心地よさに襲われる。

 そのまま雄乳のラインにそって下から手を当てられ、ぶるぶると震わされるとビキニに濃い先走りが打ち付けられる。オイルを塗られてもいないちんぽがヌラヌラと卑猥な膜で塗装されていく。

 黄色は自信にあふれた顔つきでじっくりと乳肉を震わせてくる。大胸筋の谷間にオイルが入って、ぬるついた音を立てる。

 乳肉が震えると先端の乳首がピアスで刺激されて、もどかしくってたあmらねえ。自分で摘まんで慰めたくなるのを、つま先を擦り合わせて我慢する。

 

「どうしたの?我慢できないなら自分で弄ってくれていいよ?」


 そんな胸の内を見透かしたように囁いてくるが、自分を慰めるなんてプライドが許さねえ。今乳首を弄り出したら黄色の愛撫で我慢できなくなった雌みてえじゃねえか。

 おれの反応も予想済みなのか、大きな手が真正面から大胸筋を鷲掴みにしてくる。ちょうど手のひらの窪みで乳首を押し潰される形となって、もどかしさが快感で霧散する。視界で火花が散って、角ばった顎が自然と持ち上がる。

 

「お゛お゛おおぅっ❤❤❤」


 左右それぞれの大胸筋を逆向きの円運動で揉み上げられる。ぞくぞくしてくる快楽がひっきりなしにおっぱいからマンコまで駆け抜ける。鼻孔にしみ込む雄の匂いに、やかましい先輩の喘ぎ声。温かいトカゲ野郎の両手。身体に感じる全てが甘美に思えてきて、マンコからはひっきりなしに淫乱な汁が溢れ出す。

 腹筋も、脇腹も、腋の窪みもオイルを塗りたくられておれの全身が卑猥なオブジェに作り替えられていく。おれの身体の全てに、黄色の手が入っちまった。

 

「マンコも良い具合だし、そろそろちんぽハメてあげようか?これ以上続けたら狂っちゃうんじゃない?」


 中指の腹で乳首を撫でまわしながら黄色は囁く。

 実際、おれのマンコもちんぽも限界が近い。さっきからおれの太ももに当たっているガチガチのちんぽが欲しくって、下腹部がきゅんと疼いていやがるんだ。

 ちんぽをねだれねえのは観客を盛り下げないため、そして簡単に媚びておれの価値を貶めないためだ。ちらりとギャラリーを見回すとどいつもちんぽをぎんぎんにして、飢えた野犬同然の顔つきになっている。

 

「もっと続けて欲しいならそれでもいいよ。乳首だけでザーメンぶっ放させるのもそれはそれで面白そうだ」


 乳輪から指先をはみ出させることなく、オイルの滑りを生かして滑らかにソフトに乳首をくすぐられ、大胸筋がぴくぴくと震える。鼻先へ火花が休みなく散って、息を吸うのも苦しくなる。おれは懸命に四肢を突っ張らせて耐えているが、乳首の側面にオイルを塗りこめるようにコリコリと揉まれると腰がヘコヘコ上下する。

 もう、いいか。雄どもは我慢が限界に達しちまってる。焦らすのもここらへんが限界だ。何よりおれもでかいちんぽでよがる姿を見せてやりてえ。

 

「しょ、しょうがねえな❤❤てめえのちんぽが我慢できなそうだしな❤おれが搾り取ってやるよ❤」


 立ち上がればオイルがねちゃりと糸を引いた。シートとおれの身体にかかった数えきれない粘糸を断ち切って身体を起こせば周囲から歓喜の声が湧く。

 太陽に照らされたおれの全身。灼金の輝きを放っていた鱗はオイルによって塗装され、輝きをいっそう艶やかなものにしていた。スーパーカーは金と時間をかけて手入れをすることでますます車体を美しくするが、おれも同じだ。黄色の手によって隅々まで愛された筋肉はぎらぎらと光を反射して、否応にも雄どもの視線を惹きつける。

 ビキニを引きちぎらんばかりに勃起したちんぽも、ピアスがきらめく乳首も何もかもが肉感的な美しさを放っている。肉が作り出した至高の芸術品。それがおれだ。

 

「ふんっ❤❤てめえらよーく見とけよぉ❤これからトカゲ野郎にオマンコ犯されちまうおれの身体をよぉ❤シコシコちんぽ扱きながら目に焼き付けやがれ❤❤❤」


 両腕を折り曲げて、力こぶを作るポージング。ダブルバイセップスと呼ばれる姿勢を取ると上半身の筋肉が鳴動し、筋肉の山が膨れ上がる。背中や大胸筋が隆起しておれの逆三角形のシルエットがより強調される。

 オイルでてかるおれの身体がポージングでさらに筋肉を逞しくさせたのだ。雄どもはその淫らさに下半身を抑えずにはいられない。自分がこの最高の雄とセックスできないことに羨望の声を上げる奴もいるが、許して欲しい。おれを美しく飾り立ててくれた褒美をやらねえとな。

 

「ん。じゃあビーチチェアでやろっか。その方が目立ちそうだしね」


 少し離れた場所にはおれらの巨体でも耐えられそうなサイズのビーチチェアが設置されていた。一人で使うには明らかに大きすぎるから交尾のために設置されているんだろう。

 砂浜だろうと海の中だろうと雄の視線を奪う自信はあるが、ここから離れるのは賛成だ。なんせ、シートの上では先輩が何回目か分からない射精をしながらのたうってやがるんだ。雄どもがちんぽを扱く時はおれだけを見てて欲しい。

 

「ほら、行くよ?」

「お゛うっ❤❤うぉ❤へっ❤待ちきれねえってか❤❤我慢の効かねえちんぽだな❤」

 

 おれが挑発しても黄色はにやにや笑うだけ。

 実際のところ我慢ができないのはおれの方であり、腰を抱かれただけでも膝がガクガク笑っちまう。

 オイルでヌルヌルになった身体をトカゲの鱗に触れ合わせると熱が伝わって身体がますます熱くなる。でかいケツを擦り付けてちんぽが欲しいと懇願する。

 

「マンコは弄ってないけど、慣らしは必要かな?ユルマンっぽいしいらないか」

「バカ野郎がぁ❤おれのマンコが緩いわけねえだろぉ❤❤てめえのが情けねえ租チンだったら別だけどな❤」


 なんてじゃれあいつつもおれらは互いの肉を撫でまわして身体を昂らせていた。黄色がはいている薄緑のビキニはちんぽによって引き伸ばされ、横からじゃ竿のほとんどが見えてしまう。水着としての役割を放棄させてしまう巨根へと手を伸ばし、賛美の気持ちを込めて亀頭を撫でまわす。ビキニは我慢汁ですっかりグショグショになっていて、おれの手のひらまで雄臭い汁が纏わりつく。

 一方黄色い手はおれの肉を詰め込んだ尻を揉みほぐしており、鈍い緋色をしたケツに薄っすらとした手形がいくつもできていた。

 

 おれの身体もビーチの熱気も最高潮。周囲の雄たちも下品な交尾を期待して涎を垂らしてやがる。黄色がビーチチェアへと寝そべると、期待はピークへと達した。

 

「じゃあ、上手く踊ってみせてよ。みんなを退屈させないでね」


 こいつはおれを焚きつけるのが実に上手い。マンコ野郎としてのプライドをくすぐられ、マンコから汁を漏らした。

 いつもならストリップでもして場を盛り上げるんだが、この熱狂的な空気の中じゃいらないだろう。真っ白なビキニをケツの谷間からずらすと、黄色をおっぱいで押し倒すような体勢で跨った。

 

 黄色とおっぱいが触れ合うまで近づくと潮と雄の臭いが混ざったものが鼻をくすぐる。それを肺いっぱいに吸い込みながら、おれはデカケツを下品に躍らせる。ここが今からちんぽに蹂躙されるのだ――と雄どもに注目させながら降りていくのはトカゲ野郎のちんぽ。大股を開いたせいでケツの谷間からはみ出たマンコ肉が見えてしまうだろう。

 

「あっはあああぁ❤❤❤」


 おれとタメを張るぐらいの巨根に肉厚なアナルをくっつけると陶酔とした声が漏れちまう。愛液を過剰に分泌したマンコはちんぽを擦り付けるだけでも入口を開き亀頭にしゃぶりつく。

 観客に良く見えるようにケツ肉を割り開いて、おれのマンコの淫乱具合を突きつけてやる。感度も興奮も最高になった穴へ視線を浴びせると頭が茹ってくる。

 

 そのままケツを下ろしていくと、肛門は何の抵抗もなくちんぽを飲み込んでいく。入ってくる。ぶってえデカマラがおれの中に入ってくる!

 

「お゛っ❤お゛ぉおおぉおぉおぉ❤❤❤」


 おれははばかることなく知性を無くした声をあげた。

 牙が並んだ口を開いて、唾液と一緒に喘ぎ声をわめきちらす。

 太い。ぶっとい。でけえくせに柔らかいナマコみてえなちんぽとは違う。おれのマンコ肉をめりめり押し広げて、ちんぽの形に変えようとしてきやがる。

 おれの腰が下がるたびに、肛門と直腸が強引に拡張される。トカゲ野郎のちんぽは竿の中央部分が膨らんでいて、飲み込んでいくほどにマンコが拡げられちまう。

 

「お゛ぉおおぉおおぉ~~~~❤❤❤」


 ちんぽをまで全部呑み込めてねえってのに、おれのちんぽからはザーメンがぶちまけられた。既に耐水性の競パンを突き抜けたザーメンが黄色の腹へとぶちまけられて雄臭さがさらに増す。

 雌野郎になったおれのちんぽが快楽によってのたうち回り、マンコ肉がより強くトカゲちんぽを締め付ける。そのせいでより鮮明にちんぽのでかさを感じ取るハメになり、おれを絶頂から休ませてくれない。

 

「あがぁ❤でかい゛っ❤ごれ太い゛ぃいぃ❤❤❤あっひゃあぁ❤❤」

「まだ全部入ってないんだけどなぁ?そんなんざまでおれを満足させられる?」

「う、うるぜえぇ❤❤ちょっどでかくってバキバキちんぽだがらって調子コクんじゃねえ❤ふんっ❤ぬ゛っふぅううぅうぅ❤❤❤」


 おれが見下ろす黄色は嗜虐的に口元を歪ませており、鋭い牙が唾液で濡れ光っていた。それは獲物を狙う肉食獣のそれであり、体格ではおれに劣るはずのコイツがおれを餌としか思っていないと物語っていた。

 きっと、おれも獲物としての本性を露わにしているのだろう。ちんぽを必死に飲み込もうとするおれは鼻水や涎を垂らした無様な雌の顔になっており、雄の攻撃性を刺激する。最も雄臭い身体をしているが、最低な雌の顔をすることが雄の性欲を膨れ上がらせるんだ。

 

「いい顔だね。さっきまでの自分は雄ですって馬鹿面もいいけど、今のきみも可愛いよ」

「ほっ❤ほひい゛っ❤❤ふ、ふん❤おれに、んああぁ❤❤見惚れちまってんだろ❤しっかりぃ、見とけよ❤❤お゛ぅ❤お゛お゛おおっ❤❤❤」」


 はひはひと息を吐きながら腰を下ろしていくとトカゲちんぽは子宮口へとぶち当たる。結腸の入口であるそこを突かれて、おれは一瞬息を詰まらせる。

 おれの巨体でこんな浅いところに結腸口があるはずがねえ。おれのマンコが黄色のガキを孕みてって子宮を下がらせちまってるんだ。口では虚勢を貼っても、マンコは完全に屈服しちまってる。

 

「んー?どうしたの?もしかして、ここが行き止まり?随分浅いマンコしてるんだね」

「ち、違う゛ぅううぅ❤❤❤んっひぃいぃ❤ちんぽ❤ちんぽがあぁ❤❤ちんぽ欲しくって子宮降りちまってるぅ❤んっうぅううぅ❤❤」


 黄色が亀頭で結腸口を擦り付けてくると尻尾を暴れまわらせて泣くしかねえ。観客どもにもおれのマンコが孕みたがってるって、トカゲちんぽに媚びてる淫乱マンコだってばれちまってる。

 

「あ、ああぁあぁ❤❤」

 

 ぞくぞくとした快感で身悶えしながらもおれはでっけえケツを持ち上げる。まだ交尾ショーは始まったばかりだ。おればっか喘いでたんじゃ盛り上がらねえ。

 ぬるぬるしたマンコヒダでちんぽを舐め回しながら持ち上げていくと、またもおれのちんぽからザーメンが溢れ出る。小便みたいに垂れ流されるそれはおれの得ている快楽を表しており、トカゲの下腹部に白濁の水たまりを作り出していくほどに多量だ。

 

「何回イってるんだろうね?おれはまだ一回も出してないんだけど」

「う、う、うっせえ゛ぇ❤❤す、すぐにぃ❤いがしてや、あ゛お゛お゛おぉうぅぅ❤❤❤」

「そんなんじゃ日が暮れちゃうって。頑張れ頑張れー」


 黄色に跨っているおれの身体をごつい手のひらが揉みほぐす。言葉とは裏腹におれを快楽で追い詰めるものであり、ケツを持ち上げようと力んでいた力が腑抜けてしまう。

 震えるおれの首筋や胸元にキスを何度も落とし、乳首ピアスに指を引っかけて引っ張る。マンコだけでザーメンを漏らしているおれが、全身まで愛撫されて。おれの身体の全部が淫らで弱々しいのだと暴かれている。

 

 それでもおれは黄色に上半身を預けたままケツをどんどん持ち上げる。快楽にむせび泣きながら懸命にケツを動かすおれはさぞいやらしく見えるだろう。カリ首で直腸を掻きむしる快楽によがりながらちんぽをズルズルと吐き出していく。両手でケツ肉を割り拡げれば、ちんぽに追いすがる肛門が実に良く見えるだろう。

 

「ほっほぉお゛おぉおぉ~~~~❤❤❤」


 観客たちにも聞こえるように馬鹿でかい声で喘いでやるが、おれの痴態の全てを感じ取れるのはこのトカゲだけの特権だ。快楽に詰まる吐息。唾液を啜る音。汗と精液の匂い。おれの火照った身体。

 おれの全てを手に入れながらも満足していないようで、黄色は首筋を舐め取っていた舌を、おれの開け放たれた口へと伸ばしてくる。

 おれが拒むはずもなく、黄色の顔へと噛みつくようなキスを返す。ぬるついた大胸筋で押し倒しながら、喘ぎ声の代わりに汚らしい唾液の音を響かせる。

 

「んぢゅるっ❤んふうぅうぅうぅ❤❤」


 黄色の唾液で喉を鳴らすが、マンコが鳴らすちんぽをしゃぶる音にかき消されてしまう。おれのケツはちんぽに吸い付きながら持ち上がり、ついに亀頭を吐き出した。

 

「ぅう゛お゛❤❤❤あ゛ああぁ❤ちんぽっ❤❤ちんぽ抜けちまったぁ❤あ、うぅん❤❤おら、このでっけぇちんぽが入ってたんだぜぇ❤❤❤」


 黄色の口元を舐め回しながらおれはマンコをひくつかせた。ちんぽを吐き出した肛門は閉じることを忘れたようで、グボグボと口をすぼませながら下品な音を空気と一緒に吐き出す。

 観客の誰よりもでかいであろうトカゲちんぽもおれのマンコのいやらしさを引き立てている。この剛直を飲み込んでいた淫乱マンコなのだと視覚からギャラリーに教え込む。

 感嘆と欲情の声におれの興奮は天井知らずに上がり続ける。でかいケツを恥知らずに振り立てて、ちんぽとの間にべっとりと糸を引く。おれのマンコの奥まで見られるのが嬉しくって、ケツが揺れるのが止められねえ。


「嬉しそうだね。おれは全然気持ち良くないんだけど」

「――んあぁ❤」


 それを止めたのはトカゲの逞しい腕だ。ケツ肉を鷲掴みにされておれは濃い先走りを飛ばした。黄色が向けるのは観客たちの羨望や嫉妬の視線じゃねえ。性欲でギラついた瞳。おれを孕ませて自分のモノにしようって剥き出しの雄の本能。おれが求めてやまない、どんな言葉よりもおれを悦ばせる目だ。

 

「んへ❤慌てんなよぉ❤❤こっからが本番だからよ❤おれのマンコから離れられなくしてやるぜ❤❤」

「離れられなくなるのはきみだよ。おれのちんぽの形を覚えるまで使ってあげる」


 売り言葉に買い言葉。間違いなくこいつとは相性が良い。

 

 そして、激しい交尾が再開される。

 おれのケツが引かれたかと思うと、一気にマンコを抉りながら突き立てられる。ごりごりごりごりマンコを擦りたてて、最奥まで貫かれた。

 

「お゛お゛おぉほお゛お゛おおぉおぉぉッ❤❤❤❤」


 腸壁を削り取りながらちんぽの形に拡張される圧倒的な快感。おれは目を白黒させて痙攣するしかなく、ちんぽがおれの行き止まり――結腸口を超えて侵入した時、背筋を反り返らせてザーメンをぶちまけた。

 

「う゛ぅうおおぉおぉっ❤❤ちんぽちんぽぎたあ゛ああぁぁ❤❤❤」


 おれの行き止まりを越えてちんぽをぶちこまれるなんてめったに無い。硬さも長さも、おれが相手してきた中でも最上位のちんぽに雄の子宮へ侵入されて、おれの脳みそが揺らされる。

 このちんぽに媚びなければと判断したマンコ襞が勝手に絡みついて、ちんぽへ奉仕しちまってる。直腸と結腸口はちんぽを締め付けて、イイトコロを自分から潰してる。

 

 強すぎる快感は毒と変わらない。呼吸もままならない身体がどうにか酸素を取り込もうと口を開く――が、黄色の方が早かった。

 

「休まないで動いてよ、ほらほら」

「んっぎい゛ぃいいいぃいぃいぃぃ❤❤❤」


 息をつかせまいとすぐにケツを強引に持ち上げる。ねちゃりとした音と一緒に肛門で糸が引く。それはつまりマンコがちんぽで掻きむしられるということであり、おれは舌をピンと伸ばして絶頂する。

 黄色はおれの大胸筋に顔を埋めたまま、谷間に溜まった汗を舐め取っている。鱗に覆われていない柔らかい肉に獰猛な雄の吐息を感じ、自分が食われている錯覚に陥った。

 

「あ゛あうぉおぉ❤❤❤あ゛あっ❤ちんぽおぉおぉお❤❤マンコぎもぢいぃ❤❤❤」

「さっきまでの威勢はどうしたのさ。おれに腰を振らせてばっかじゃ、観客も退屈だよ?」


 舐めた口を叩かれるが、おれに言い返す余力は無い。黄色の頭へしがみつくように抱き着いて、意識を快楽の波に流されないようにするのが精いっぱいだ。

 大抵の男はおれのケツに抱かれたら喘ぐだけのサルになるのに、このトカゲは自分の快楽ではなくおれを追い詰めるようにちんぽを往来させやがる。

 

 ちんぽを結腸口を越えてぶちこんで、鈴口を残すだけ程度に引き抜く。実に単純な上下運動なのにおれはザーメンを漏らしっぱなしにされちまう。オイルマッサージで身体の中までトロトロにされ、煮えたぎったちんぽに胎内を抉られておれはただの肉オナホに堕とされていた。

 

「ま、まだいぐっ❤❤いがざれてるぅうぅ❤お゛ぅ❤❤んおぉおぉ❤でがちんぽでいがざれまぐるうううぅぅ❤❤❤❤」


 結腸をノックされるたび、肛門をカリ首でめくり返されるたびにおれはザーメンをぶちまけていた。

 黄色におっぱいを擦り付けながら、雌丸出しの声でわめきたてる。赤銅色のケツがいやらしい音で泣くとおれの瞳からも涙がこぼれた。雄を惹きつける演技なんてできなかった。本能剥き出しの雌がそこにいるだけ。

 

 黄色はおれのケツを鷲掴みにして固定したまま、自分の腰だけを激しく上下させていた。おれが上になっているはずなのに、主導権は黄色にあった。肉を詰め込んだ巨大なケツがちんぽを突き入れられ震える姿はなんとも無様だ。この嗜虐的なトカゲはおれをどうすれば辱められるかよく理解していやがる。

 

「はげじ、ずぎるぅううぅぅうぅ❤❤❤お゛っ❤お゛おぉおぉーーーーっ❤❤❤オマンコめくれて戻らなくなるう゛ぅううぅうぅ❤❤」


 天に向かって吠えるおれは性に狂ったけだものであり、ちんぽからは射精をしている時以外にも白く濁った我慢汁を漏らしっぱなしだった。ケツマンコでは下品極まりない粘液の音とちんぽをしゃぶる肛門の音が奏でられ、聴覚からおれを辱める。

 黄色は雄性を剥き出しにしておれのマンコを掘り進める。一突きごとにマンコはちんぽの形を覚えこまされトカゲちんぽに最適化されていく。暴力的で、優しさの欠片も無いセックスはおれを輝かせてくれる。だが、これはおれの雄らしさお引きはがし、ただの雌にするものだ。ケツ穴はちんぽに蛇の口みたいにすがりつき、引き伸ばされている。おれのケツに雄臭さなんて欠片も残っていない。

 

「お゛お゛ぉおぉおぉ❤❤おで、おでのケツがぁ❤オナホにしゃれでるぅうぅ❤❤❤戻らなぐなるぅ❤おぉおぉ~~❤マンコ伸びるぅぅうぅ❤❤」

「なかなか具合が良くなってきたね。おれの専用便器になるならいつでも使ってあげるよ」


 首筋にいくつもキスマークを残しながら黄色は囁く。

 マンコは歓喜するように収斂し、ちんぽを突き立てられて悦びの涙を飛ばす。毎日違う男を食い漁ってきて、誰にでもケツで抱いてきてやったこのおれだ。誰か専用のマンコなんてなれるはずがないのに、子宮はそれを望んでいる。こいつのちんぽにはそれだけの価値がある。

 

 熱気に頭をやられ、汗や愛液を垂れ流しているせいかまともな思考ができない。おれ自身の雄臭と黄色の体臭を吸い込んでいるとちんぽのためなら他のことなんてどうでも良くなってくる。汗やオイルでぬるついた身体を擦り合わせていると、全身が黄色のものになった心地になる。

 

「どうするんだい?おれのものになりたいならそう言ってみなよ。周りに聞こえるようにさ」


 ちんぽを最奥に押し当てながら腰をぐりぐり押し付けられる。子宮を押し潰される幸福はこれまでのセックスをごみにするほどだ。このトカゲのちんぽに服従したいと、おれの中の雌が囁いている。

 

 ああ、でも。

 でもおれは霞んだ視界でギャラリーの顔を見ちまった。

 

「あんなでけえちんぽが入っちまってる……」「マンコがめくれちまってるぜ。すげえ使い込んでる」「おれもぶちこみてえ」「乳首もでけえぜ。ピアスまではめてる」「ド淫乱じゃん。おれもやらせてくんねーかな」「後で輪姦してやろーぜ。ヤリマンだし絶対悦ぶだろ」「あー、ケツ掴んででけえハメてやりてえな」


 おれへむしゃぶりつきたいと飢えた顔をした雄たち。欲望を垂れ流す囁き。おれをおかずにして扱かれるちんぽの臭い。ああ、おれを見てあいつらが興奮していやがる。最高にかっこよくて、雄臭くて、下品なおれでちんぽ勃たせてやがる❤

 それを再認識して全身がちんぽになったみてえに快楽が走った。腰を乱暴にぶつけられて真っ赤になったケツや、引き伸ばされた肛門へ視線を感じて鼻先に火花が散る。

 

 駄目だ。どんなに最高のちんぽでもおれをおかずにされて、雄に視姦される快楽には勝てねえよ。おれの筋肉もマンコも、雄を興奮させるショーのためにあるんだ。

 おればっかり喘いでたんじゃ素晴らしい見世物にはならねえ。このトカゲもおれの虜にするぐらい、激しい交尾をしてやらねえとな。

 おれの内心を感じ取ったのか、黄色は口元を歪ませてピストンを再開する。

 

「ちんぽ狂いの淫売だと思ってたけど、それ以上の変態だね。ただのセックスじゃ我慢できないんだ?」

「おうよ❤もっともっと気持ちいい交尾をしようじゃねえかぁ❤❤❤ん゛っ❤おおぅうぅ❤❤いくぜいくぜええぇぇ❤観客どもがザーメンぶっ放したくなるように、筋肉ぶつけて盛り合おうぜぇ❤❤❤❤」


 ちんぽが突き立てられる、そのタイミングに合わせておれは初めて腰を動かす。

 

 ぶつかる肉と肉。ケツと腰が打ち鳴らされて、今日一番爽快な音が鳴った。

 

「ぐ、ぅうううっ!」

「お゛っほおぉおおぉおおぉぉぉぉ❤❤❤❤」


 初めて黄色から快感に乱れた声が出た。意図しないタイミングでちんぽを擦り上げられたことで、おれを支配していた雄から理性を奪い取る。

 もちろんおれの快感もこれまで以上に凄まじく、脳みそまでちんぽが届いたような衝撃が走った。

 

 スパンキングをかましたような音は本気希望の合図。最高にエロいおれを見せてやろうと、ケツが下品に踊り出す。

 

「んぐおぉおおぉおぉ❤❤❤トカゲちんぽさいっこぅうぅうぅ❤❤でっけぇちんぽマンコで犯ずの良すぎぃいいぃ❤❤❤はっひぃいぃ❤❤オマンコいぎまぐっで止まらね゛ええぇ❤❤❤」


 おれは淫語をわめきたてるスピーカーと化して雄が交尾するビーチに相応しい下品な音楽を響かせる。雄どもにおれがどれだけ快感を得ているのか知らしめるようとわめきたて、マンコをひくつかせてはブボォ❤と恥ずかしい音を立てる。

 

 おれの痴態に反応して上がる歓声でも軽くイっちまう。ちんぽと視線の両方から来る快楽でおれは幸福感に満たされて、トカゲへぬるぬるの身体を擦り付けながら何度もキスを落とす。こいつでなければこんな気持ちいいセックスはできなかった。

 

「くうぅっ!!悔しいけど、そろそろイキそうだ……!」


 済ましていた顔が射精欲求で歪んで、おれの顔がほころんだ。雄がおれのマンコに感じて、ザーメンを煮えたぎらせる。雄マンコ野郎にとっては最大の賛辞だ。

 おれのマンコは飢えた畜生となってちんぽへと浅ましくしゃぶりついている。もうすぐ精液が貰えると感じて、腸壁がうねりだす。

 

 

「来て❤来てくれええぇ❤❤ザーメン来やがれえ゛ええぇ❤❤うっすいザーメンだったらただじゃおがねえからなあぁぁ❤❤❤❤」


 なんて挑発したが、この逞しい雄の精液が薄いわけねえ。ちんぽがマンコの中で震えている射精の兆候にマンコも痙攣を起こす。

 

 おれのマンコはザーメンを搾り取ろうと羞恥心も雄の誇りも忘れて、結合部を泡立てていた。ひょっとこみたいに伸びたマンコ肉でちんぽにイマラチオをして、射精をねだって結腸口と肛門で締め付ける。

 

 おれも限界だ。イキっぱなしのちんぽにこれまでで一番の濃厚な精子が上がってくる。

 

「いぐっ❤おれもいくぜえええぇぇ❤❤❤ちんぽだけでザーメンぶっ放すぞおぉおぉぉ❤❤❤❤」

「もう何発もイってるじゃないか、あっ!きみのと違って濃いのを種付けてあげるよ!」


 挑発に応えたがったが、限界を迎えたマンコでは喘ぎ声だけが喉を震わせた。

 それでも、黄色にも観客にも絶頂のきざしが伝わったことだろう。おれらは快楽のいただきへと駆け上がる。

 

「いくいくいぐいぐぅうぅう❤❤❤あ、あ゛ああぁ――――」


 でかいケツでパァン❤と肉音が鳴ったのが合図だった。

 

 ぶくり、と膨らむちんぽ。最奥に突き立てたまま硬直する黄色の筋肉。

 煮えたぎってどろどろした白濁のマグマが、おれの中へとぶちまけられる。

 

「いくうううぅぅっ!」


 黄色は牙を食いしばり、背筋を反り返らせた。逞しい身体全てを使って、おれの子宮へとザーメンをぶちまけていく。

 これだ。雄マンコ野郎として幸福に満たされる瞬間。マンコがうねって啜っているみてえにザーメンを飲み干していく。結腸をザーメンが叩くたびに幸福が溢れ出て止まらねえ。

 

 トカゲ野郎のザーメンはおれが吐き出したザーメンを軽く超える量と濃度であり、あっという間におれの腹をいっぱいにしていく。引き絞った腹筋が妊婦みてえに膨らまされていく感覚におれは酔いしれる。

 

「あ゛あぁ~~~~っ❤❤❤ザーメン着てるぅうぅ❤❤孕むぅ❤こんな、ずっげぇザーメンザーメンっ❤❤あ、あぁ❤おでぇ❤❤ぜってぇ孕んじまうよぉおぉ❤❤❤❤」


 おれのちんぽからもザーメンが漏れ出ていた。

 膨らんだ腹や射精にのたうつちんぽを見せてやろうと身体を起こし、上半身だけでダブル・バイ・セップスのポージングをきめてやる。

 ボリュームとキレを増す筋肉に、ザーメンを注がれて蕩けたおれの顔も全て見せてやることでおれの中はザーメン以外のものでも満たされていく。

 

 ぐりぐりとケツを腰へと擦り付けると受け止めきれなかったザーメンが溢れ出す。こんな大量のザーメン、久しぶりだ。粘度もすさまじく糊みてえにこってりした精液がおれの肛門にへばりついている。

 

 爛れた結合部も良く見えるようにとケツを持ち上げると、それを切っ掛けに観客たちも次々と射精しだした。おれというおかずを使い、砂浜へとザーメンをぶちまけていく。

 

「おう❤てめえらおれでシコってくれてありがとよ❤❤❤ヤリてえちんぽハメてえって見ながら交尾してたらマンコ良すぎてトんじまったぜ❤❤」


 おれをおかずに射精することはどんな言葉にも勝る称賛だ。礼代わりに投げキスをして、ケツ肉を割り開いてひくつく肛門を見せてやる。こうしたファンサービスをしてしまうのもおれを良い男たらしめている。

 

「あんだけ射精したのに元気だね……」


 おれの下で黄色が呆れたように笑うので、またキスを返してやる。コイツだっておれの中でいまだにザーメンを吐き出してるんだ。元気にもほどがある。

 精の熱を感じながら、おれは黄色の身体を抱きしめる。おれの身体を引き立ててくれたダンスパートナーを労わるようにザーメンとオイル塗れの身体を擦り付ける。

 

「ありがとな❤❤おかげであいつらもマンコも大喜びだ❤」

「そりゃどうも。本当は生意気な口が出なくなるまでイかせてあげるつもりだったんだけど」

「おれのマンコを負かせるにゃ10年早いな❤とはいえ、楽しめたのは本当だぜ❤❤ご褒美やろうか❤」


 射精を続けるちんぽは少しも萎えていない。それどころかおれの筋肉を擦り付けられて硬度を増している感覚さえある。

 おれのマンコはすっかり虜になっちまってるし、サービスをしてやるのはやぶさかじゃない。パイズリでもフェラでも、こいつが望むなら種付けされたザーメンをここでマンコから吐き出してやってもいい。観客も盛り上がるだろうしな。

 

「それは楽しめそうだけど、いったんホテルに戻るよ」

「なんでだよ。てめえならまだまだいけるだろ?人目が気になるってんなら、特別にホテルでやってもいいぜ?」


 本当なら誰にも見られないセックスなんてごめんだが、これだけ楽しめたんなら特別にじっくりと相手をしてやってもいい。もちろん、この野郎が望むような媚びた雌になって奉仕もしてやる。どんなはしたない衣装も、体位もして筋肉オナホになってやる。

 

 だが、黄色は名残惜しそうにしながらもちんぽを引き抜く。われさきにと流れ出てくるザーメンを慌てて肛門を締めて食い止めた。なにしやがんだもったいねえ。

 

「どうせならさ、一番気持ちいいセックスしたいじゃない。このビーチのみんなが釘付けになるぐらい、下品で雄臭い交尾をしようよ。その準備をしてくるからさ」


 黄色のその言葉でちんぽを勝手に抜いたことも許しちまう。このビーチの雄全部が釘付けになるセックスなんて味わったらおれはどれだけ狂ってしまうんだろう。視線に晒されたことを想像してぶるり❤とケツ肉が震えた。

 

 ちんぽや筋肉だけじゃねえ。おれの欲望を理解して満たしてくれるこのトカゲ野郎がすっかり気に入っちまった。

 

「……おう❤マンコ空けて待ってるからよぉ、すぐに戻ってこいよ❤❤ちんぽを我慢してやるなんて、めったにねえからな❤」

「よろしく。他の雄を咥えこんでたら二度と他の雄とセックスできないようにするからね」


 返事代わりに、いかつい顔とちんぽの両方に口づける。

 おれとヤりたくってちんぽを勃たせている他の雄には悪いが、コイツ以上の男はそうそういねえだろうからな。

 求められたらどんなちんぽだって相手をしてやるが、やっぱり気持ち良くしてくれる奴が良い。

 

 だが、待っている間はどうやって時間を潰そうか。日光浴の続きなんてしてたら雄が群がってきちまうからな。

 

「じゃ、いつものライフセーバーの人みたいに見張り台にいたら?」


 そして黄色はビーチの中央にある円形の台を指さした。あれが見張り台って、どうやって使ってるんだろうか。あんなんじゃ高さがまるで足りない。このビーチに群がる男たちを監視するなんて無理だぞ。

 

 おれが首をかしげていると、黄色は申し訳なさそうに笑った。

 

「ああ、ごめん。見張り台って言ってもきみが見張るんじゃないんだよ。きみがみんなに見張られるんだ」


 黄色の言葉にようやく理解する。あの円形の台座は、上がったものの身体を良く下から見るためのもの。円形なのは周囲全てから視線を浴びるためのもの。

 

「あそこでストリップでもして待っててよ。おれに犯される時、みんながもっと興奮するようにね」


***


 立ち上がって腋のあたりに鼻を寄せると、精液と汗が煮詰まった臭いがした。ビーチチェアの下では砂が水分を吸っており、おれがどれだけ体液を垂れ流したのかあらためて思い知らされる。つまりはおれの身体も雄の汁で塗れており、トカゲの体液と合わせたもので全身をコーティングされている状態だ。

 

 ただそこにいるだけで視線を集めてしまうおれだ。そこに雄のフェロモンを加味すれば誰だろうと抗うことはできやしない。周囲は飢えたちんぽ野郎どもが取り囲んでおり、気を抜けば襲い掛かってきそうだ。

 

 それもいいんだが、黄色と約束しちまったしな。アイツを怒らせてちんぽ漬けにされるのも魅力的だが、おれは雄との約束はすっぽかさないことにしている。

 

「アイツの言うとおりストリップショーでもしてりゃいいんだが……」


 問題点は二つ。

 一つ目はストリップをしようにも濡れ透けした競パンしかはいていないこと。

 二つ目は黄色に仕込まれたザーメンが腹を膨らませており、アナルが気を緩めたら公衆の面前でザーメンをケツから漏らしちまいそうなことだ。

 

 あんなお立ち台がある以上、先輩のカバンに服が入ってるだろうから一つ目は問題無い。二つ目はケツに突っ込めるもんがありゃいいんだが。なんでバイブを持ってこなかったんだと少し後悔した。

 

 なんか良いもんは無いかな、と先輩のカバンを勝手に漁っているとお目当ての服はあったがちょうどいいもんが無い。

 

「あ、あのぉ……」


 遠慮がちな声に振り返ると、先ほどおれとトカゲ野郎の交尾でオナニーをしていた虎人がいた。もしや交尾の申し出だろうか。だとしたら心苦しいが断らなきゃな――と眉根を寄せていると、虎人がおずおずとサンオイルを差し出した。缶ジュースよりちょっと太いぐらいの円筒形のもの。まさにおれのケツに突っ込むにはちょうどいいサイズだ。

 

「これ、良かったら使ってください。ケツに突っ込めるものいるんですよね」


 おれが問いかける前に虎は答えをくれた。何故分かったんだと思ったが、ケツを抑えながら何かを探していれば分かるのかもしれない。あるいはこのビーチで働いていたビルダーにとってはお馴染のトラブルなのか。

 なんにせよありがたいし、礼をしたいところだ。虎のガタイもなかなか悪く無いし、今度相手をしてやるか。

 

「今日は先約があるけどよ、次はてめえと遊んでやるよ。それまでザーメン貯めて待っときな」


 そして舌を軽く絡める程度のキスをしてやると、虎は尻尾を分かりやすく振って喜んだ。こうして素直なところも好印象。あのトカゲのコンビといい、このビーチは実に良い雄が多い。

 

 ならばおれも相応のパフォーマンスを見せてやらねえとな。サンオイルのキャップを開けると、オイルを容器全体へ塗りたくる。それからオイルの排出口を先端にして、肛門へと差し込んだ。

 

「あ、あ、ああぁ……❤」


 入口からあふれ出そうとするザーメンを押し込んで、オイルボトルがマンコへと埋没していく。プラスチック感触は生ちんぽともディルドとも違っていて、新鮮な快感に直腸が喜んでいるのが分かる。

 オイルがまだたっぷり入っているボトルは直腸の圧力で簡単にへこませることができる。それは中のオイルがおれのマンコへと吐き出されるということであり、ケツを締めすぎるとザーメンでいっぱいのケツにオイルまでも注ぎ込まれちまう。

 

「んっ、あっ❤❤ああぅぅ❤」


 競パンをずらしたケツを持ち上げ、オイルボトルが差し込まれた肛門を虎へしっかり見せつけてやる。ザーメンで白く汚れた盛りマンはボトルを締め付けまい、吐き出すまいと小刻みにひくついており、ブチュブチュ❤と淫音を鳴らしている。

 そのままケツを振ってやったら虎も他の雄も股間を抑えずにはいられない。手を触れていないのにボトルが勝手に肛門へ飲み込まれ、勝手に吐き出される光景はセックスとは趣が違ういやらさしさだろう。

 

「んあああぁ❤❤てめえら❤これからすんげぇストリップ見せてやっからな❤❤❤」


 ああ、ビキニをひきちぎりそうなちんぽからは汁が噴き出して暴れ出している。ケツマンコだったもっと激しい刺激を求めて愛液を過剰に分泌している。

 今、ストリップを最も楽しみにしているのはこのおれだ!身体の熱を観客に伝えたくって我慢できねえ!

 

 先輩のバッグから取り出したシャツと薄手のスポーツタイツに着替えると、逸る鼓動を抑えてお立ち台へと向かう。シャツは腹筋が丸見えで、タイツは薄っぺらすぎて競パンの色まで透けそうだが構いはしねえ。

 

「よっしゃあ❤てめえらちんぽギンギンにしてっかぁ❤❤❤おれさまのストリップが始まるからよぉ❤好きんだけセンズリコキやがれぇ❤❤一生モンのオカズだぜえぇ❤」


 ステージと呼ぶにはあまりに低く狭い円形の台。

 しかし、おれはそこに上がるだけでめまいを起こすほどに興奮した。太陽をいっそう強く感じて、風が鱗を撫でる感触に身悶えする。

 

「あっはあぁぁ❤❤❤」

 

 おれの視界ではビーチにいる雄どもが全て見渡せるのだ。それはつまり、雄どもからもおれの全身が全て見えちまうってこった。ぴちぴちで身体のラインを強調するだけの衣装を着て、ちんぽをガチガチにしている淫乱な恐竜のすべてが。汗やザーメンで塗装されて妖しくてかる四肢だって見られてやがるんだ。

 

 それも、観客にいるのは射精寸前にちんぽを膨らませた雄だけだ。おれにちんぽをハメてえって欲望を隠す気がなく、ケツやおっぱいに視線を向けている。中のはスマホのレンズを向けてるやつまでいて、おれのちんぽが嬉しすぎてザーメンを軽く漏らしちまった。

 

「んひっ❤いいぜ❤❤撮影NGとかケチ臭ぇこと言わねえからよ❤おれのオマンコやおっぱいで何百回でもオナニーしてくれ❤」


 ネットにおれの痴態と顔がセットで拡散されても構やしねえ。おれでオナニーする雄が増える悦びの前では羞恥心や恐怖なんてゴミ箱行きだ。

 だからおれは涎を垂らしながら両腕を身体の前面で折り曲げる。両腕と、それ以上に大胸筋が膨張する。筋繊維がその凶暴さを露わにすると、そのまま顔の剥きは変えないまま身体だけで横を向く。四肢とおっぱいの逞しさを見せつけるこのポージングはサイドチェスト。横からでもおれのおっぱいのボリュームが良く分かるお気に入りのポーズだ。

 

「ふんっ❤ぬうぅううぅ❤❤❤」


 呼吸を止めて筋肉に圧をかけると血管が浮かび上がる、シャツで隠れちまってる大胸筋の上部にも、二の腕から手首にかけても血管の線が走りどれほどのトレーニングでこの筋肉ができたのかを伝える。

 下半身だって負けておらず、スポーツタイツがぴっちり張り付いた太ももでは筋肉によってできた凸凹がより鮮明になっている。

 身体を鍛えているヤツほど分かるだろう。おれの筋肉の価値が。おれの素晴らしさが。

 

「く、ふうぅ❤❤おっ❤ケツしまるぅうぅ❤」


 舌先からとろーっと涎が垂れて胸の谷間へとシミを作った。

 分厚いケツ肉のせいで隠されちまってるが。おれのマンコではオイルボトルがぶちこまれていておれがケツ肉の力加減を間違るだけで腸内にオイルをぶちまけるのだ。ポージングなんてしたせいでボトルを締め付けすぎちまって、マンコの中がオイルでドロドロになっている。

 

 気を抜けばすぐにオイルとザーメンが漏れてタイツに恥ずかしいシミを作るだろう。それはとても気持ちがいいはずだが、まだ駄目だ。みんなちんぽを扱き始めたばっかりだってのにおれだけ先にザーメンを漏らせねえ。

 

「もっと見ろよ❤このムキムキのガタイをよぉ❤❤」


 両腕を後ろに組んだまま両脚を開くと、ゆったりと腰を回す。

 上半身は大胸筋によってシャツが引き伸ばされて胸のでかさを強調する。そしてがに股になった下半身は下品さを強調する。

 パツパツのシャツでは乳首とはめられたピアスの形が明瞭になっていて、間近で見ているヤツの興奮を余計に煽る。

 

 がに股のまた両手を首筋から大胸筋へ滑らせて、シャツの裾まで。

 鱗に覆われていない腹筋では日焼けした肌が汗によって艶めかしく光っていて、野性的な美しさを放っている。

 

「んんっ……❤」


 シャツをめくりあげると、ぬちゃり❤と糸を引いた、ザーメンとオイルの混合物を吸ったシャツをたくし上げると蜘蛛が巣を張ったようにいやらしい糸が幾重にもかかる。

 おれの肌が露呈するたび観客たちは鼻息を鳴らし、気を良くしたおれの腰は踊りを派手にする。

 

 シャツを下乳に引っかけたまま持ち上げると、柔らかさと弾力を両立したおっぱいがそのまま形を変える。あと少し、ほんの少しシャツをめくるだけで豊満な大胸筋が姿を表す。

 

「へへへぇ❤❤てめえら❤おれのおっぱい見てえだろぉ❤❤❤」


 おれだって見せてやりたい。

 興奮で筋肉が揺れると乳首も震えだす。被りつきで見てるヤツらはおれの鼻息が荒くなっていることに気づいただろう。腹筋へ視線が突き刺さり、腹の中で火の玉が暴れてるみたいに熱い。

 シャツで隠れている乳首がはやくいじってくれって勃起してやがる。服に擦れるだけでも射精できる乳首が早く視線を感じたくてうずうずしてる。

 

 けれど、おれはすぐに乳首を見せような安売りはせず、シャツを少しめくっては戻して観客の期待を煽る。ここにはおれのセックスを見ていなかった哀れな野郎もいるんだ。どんな下品でデカい乳首なのかと想像を膨らませてやりたい。

 

「は、早く見せろよっ!」


 だが、おれの予想以上に興奮していた雄がいたようだ。観客の中から堪えきれなかった懇願が飛んだ。群衆の中から声の主を見つけるのは無粋ってもんだ。それは、ここにいる雄ども全員の願いなのだから。

 ならば、それに応えないといけない。おれの身体は雄のちんぽを硬くするために鍛えられているのだから。

 

「しょうがねえな~~❤おらっ、ドスケベ筋肉見やがれ❤❤」


 シャツに引っかけて持ち上げた乳肉を解放すると、ボルンッ❤❤肉音を立てて筋肉の塊が姿を表した。

 スポーツタイツを突き上げるちんぽに負けじと膨らんだ大胸筋は解放された反動で揺れ動く。

 こんなにでかいのに少しも垂れていないおっぱいは、腹筋と同じくクリーム色だった肌を日焼けさせており、太陽の光を反射させていた。

 

 こんなにも雄らしく鍛えているのに、見るヤツは雌を想起する。鍛え上げた理想の大胸筋を揺さぶれば雄の本能を刺激して、欲情を加速させる。シャツをおっぱいに引っかければ肉に食い込んでもう勝手に落ちることもない。シャツは雄々しすぎるおっぱいを引き立てる小道具と化してしまった。

 

「へへへ❤❤おっぱい揉んでみてえか❤パイズリの方がいいか❤それともぉ❤❤このデカ乳首をしゃぶってみてえのか❤」


 おっぱいが発達しすぎて下を向いてしまった乳首を摘まむと、正面に向けるように持ち上げる。そのまま指の腹でクリクリと転がして疼きっぱなしの乳首を慰める。

 

「お、おぉおぉ❤❤」


 いかつい恐竜であるおれのまぶたが力なく下がり、唾液がだらだら溢れ出す。ストリップで昂った乳首は軽い愛撫を何百倍にも増幅させ、ガチガチの太ももが痙攣を起こし下半身が崩れおちそうになる。

 マンコが何度も収縮を起こし、ちんぽが欲しくってたまらねえ。それでもおれは腰を突き出しこちらを見ろと観客どもに命じる。尻尾の先で勃起の先端を弄り回しておれをさらに淫靡な存在へと貶める。

 

 喘ぐ間も太く器用な尻尾は股間を撫でまわし、指先で乳首を弾くのと同時に勃起ちんぽを軽く打ち据える。何度も我慢汁を噴き上げて、おれの股間は小便でも漏らしたように濡れそぼり、鮮やかな色をしていたタイツから彩度を奪っていた。

 

「はぁ、ぅう❤ん゛っ……❤❤」


 ぐタイツに生まれた淫靡な肉山を捏ねていたちんぽが離れるととろぉ❤と糸がかかる。それを口先へと運んで、ちゅぱちゅぱ音を立てながら舐めしゃぶる。

 乳首は指の腹で擦ったり軽く引っ張る程度で本腰を入れたオナニーへは進まない。これは観客とおれのセックスでもあるんだ。おれだけ気持ち良くなてったんじゃつまらねえ。

 不適な笑みを浮かべたまま、観客どもを見下ろす。あいつらがいじりたいのはどこかを想像して、指は尻尾を焦れったく動かした。どっしりしたケツを突き出して背後の雄どもを挑発する。

 ビーチの全ての雄がちんぽを扱くのに没頭し、おれをズリネタにしていた。衣服を纏っていない部分全てを輝かせ踊るおれはもう一つの太陽だ。退廃的で淫らなのに、こんなにも身体は熱く人を惹きつける。

 

「あ゛ぉおおぉ❤ちんぽきっちいぃ❤❤てめぇらもそろそろちんぽぶちこみてえか❤ザー汁臭くて分かっちまうぜ❤❤❤」


 雄どもの欲望は手に取るように分かる。ザーメン臭さが潮風でもかき消せないほどに濃密になり、おれが踊るステージの上まで支配してやがるんだからな。おれを犯してえ、もう辛抱できねえってちんぽがザーメン混じりの我慢汁を流して泣いているんだ。

 

 ゆえにおれは鮮やかなタイツを脱ぎ下ろしていく。鮮やかなライトブルーのタイツは筋肉の鎧を実らせた太ももを滑り落ちていき、競パンが張り付くちんぽを引っかけて下へと引っ張る。

 

「ああぁ❤ちんぽ見えちまうぜぇ❤それともケツマンコのが気になるか❤❤んんぅうぅ❤」


 対してタイツからはみでたケツ肉では極小デルタ生地が尻尾の下に張り付いている。隠す気なんて毛頭ないケツ肉が零れ落ちそうになり、悲鳴のようなものが後ろから聞こえた。

 溜め込んだ脂が染みだしたみてえにテカテカのケツ。タイツから溢れた肉は観客の顔を写し出しそうなまでに磨き抜かれている。言葉で命じる必要は無い。ただ、おれが腰をくねらせながらタイツを脱ぎ下ろせば全員おれの下半身に釘付けになるのだ。

 

「お゛うっ❤おおぅ❤❤見えちまうぜえぇ❤ケツマンコにずっぽりハメられてんのがよおぉ❤❤❤あうぅ❤ち、ちんぽもっ❤❤デカマラハミ出てんの見えるだろ❤」


 ズルンッと音を立てる勢いでタイツをケツから降ろせば姿を現すのは白い布切れが食い込む肉の塊。ちんぽにによって引き伸ばされた競パンは亀頭しか隠せておらず、おれの恥部を全て露呈させていた。

 金玉を覆っていた布地は伸びすぎて一本の紐同然となり、二つの睾丸の中央に食い込んでいる。そしてケツの谷間に食い込んでいた布地も同様で、千切れる寸前の状態となってケツからはみ出したオイルボトルを受け止めている。

 

「おおおおおっ!」


 歓声が上がる。

 タイツを少しずらしただけでもあいつらの見える世界は一変した。おれという雄の痴態。おれは雌だと知らしめるダンスを前にして興奮は臨界を迎えて、雄どもはちんぽを扱く速度を上げる。

 スマホのシャッター音は最高のBGMだ。顔や性器をレンズに収めようと必死の形相でスマホを構える観客に愛おしさすら覚える。

 

「んああぁあぁ……❤❤❤しゅんげえぇ❤ああっ❤て、てめぇらに見られてるだけでイキ、そうだぜ❤❤マンコも筋肉もうずうずしちまう❤」


 視線の熱にこもればおれの身体も火照りを帯びる。全身に吐息をかけられてるみてえに筋肉に震えが走る。血管を浮かばせバンブアップしている筋肉は視線だけで軽いメスイキをしちまうほどに弱々しい。

 おれは知性を無くした笑顔のまま腰をくねらせて、タイツを脱ぎ捨てる。足首に引っかかったタイツを蹴り飛ばすように脱ぐと、蒸しあげられていた下半身から濃い性臭が立ち昇った。

 

 一糸纏わぬ姿になったおれはそのままポージングを繰り返す。

 マンコやちんぽを強調するわけでもない、ただ手足を折り曲げて肉体の強靭さを誇示するだけのもの。

 

 その筋肉で行うポージングは芸術性すら伴っている。競パンを引き伸ばすちんぽやマンコを出入りしているオイルボトルを除けば、だが。

 男性だけが放つ美しさを下半身で台無しにして、おれは上腕二頭筋で筋肉の山を作り上げ、時には巌が並んでいた背筋を伸ばし大海原同然に平にしてみせる。

 

「すげえっ……!おおっ!うおぉ!」


 雄どもが苦悶の声を上げながらおれを見ている。すぐにでもおれのマンコを使いたいのにステージの上にいるおれへ指一本触れることができねえ。

 おれへ向けられたちんぽから放たれる臭いが鼻孔から肺へ伝わりおれを犯す。雄臭が凝縮されたステージに脳みそがぐずぐずに融解する。

 

 膨らみすぎてくっつきあった太ももの真ん中で金玉が揺れる。たぷん❤と弾むでかすぎる睾丸は競パンからはみ出して、雄のフェロモンと間抜けさをまき散らしながら振り子運動をしていた。ああ、完璧なまでにおれは変態だ。こんなにも雄らしい肉体をしているのに、変質者まがいの恰好で腰を揺すっている。

 

「んうぅうぅ❤❤子宮熱っちぃ❤❤❤おちんぽ欲しいって子宮が火照ってるぅ❤くれっ❤❤ちんぽくれよおおぉぉ❤❤❤」


 淫らな言葉を吐き出しても熱が抜けるどころか興奮によって視界がぼやけてきた。頭に回るべき血流がちんぽとマンコに集中しちまってるみたいだ。身体の中の血が煮えたぎり自分を抑えられなくなる。

 おれの踊りは雄どもの劣情を焚きつけるものからちんぽをねだるものへと変わっていた。あいつらを焦らしていたおれがおねだりをさせられている。このステージに上がってきて、欲望をおれのマンコへぶちまけて欲しい。

 

 どれだけ乞うてもちんぽをいきり勃たせた雄たちはおれへ手を伸ばしてくれない。理性をまだ保っているからか?違う。

 

 あいつらは期待してるんだ。おれをこのまま焦らせばもっと下品で、雄として終わっている姿が見られると。

 

 なら、期待に応えてやる。

 

「おおぉ❤てめえらあぁ、見てるだけで満足かぁ❤❤❤このマンコにブチこみたくねえのがぁ❤」


 両手でケツ肉を鷲掴みにしてみれば大殿筋の柔らかさが誰でも理解できる。でかくて丸いケツは引き締めれば軽くえくぼを作って硬くなる。同時にえくぼ以外の部分が膨張し、卑猥な肉の塊として完成に近づく。こんなにも筋肉が詰まっているのに腰に合わせてボルンッ❤と揺れるなんておれのケツはなんていやらしいんだろう。まさに、ちんぽを誘うためだけにできている。


「おらぁ❤一緒に気持ち良くなりてえだろ❤❤」


 おれはそのまま、紐同然になった競パンへと指を通す。肉へ食い込んだ紐パンはずりおろすだけでも一苦労で、ちょっとずらすだけでもマンコに擦れてあられもない声をあげてしまう。引っ張って指を離すと肉と打つ音がビーチに響く。

 おれはわざともたつきながら水着を脱いでいく。物欲しそうな雄に悪魔みたいに微笑みながら。

 

 大丈夫。焦らすのはこれが最後だ――そう潮風に紛れて呟くと、ついに競パンを全て脱いでやった。

 

「はああああぁぁっ❤❤❤」


 邪魔な布切れを取り去った性器に感じる視線。これだよ、これ。視線だけでザーメンが噴きこぼれそうだ。

 おれは視線を浴びつつケツ肉を盛大に跳ねさせる。脱いだ競パンを指に引っかけて回しながら踊っているとおっぱいもケツも波打ってたわみ、悦んでいるみたいだ。

 

 扇情的なダンスのフィニッシュには、ザーメンをたっぷりしみ込ませた競パンを観客へと投げ込んでやった。帰りにはどうするんだとか考える知性はおれにはもはや無い。へそを超える巨根から白く濁った汁を吐いて、次の快感ばかり考えている。

 

 まだ始まったばかりなんだ。おれの投げた競パンを奪い合っている雄どもへと、これからが本番なのだと教えてやろう。

 

「そんなモンよりおれを見ろよ❤❤てめえらに見られたせいで乳首もこんなデカくなっちまったぜ❤」


 ねっとりした声を吐いておれは肥大化乳首をひねり潰す。

 焦らされた鬱憤を、欲求を、全てをぶつけるようにして。

 

「お゛っぉおおおぉおぉぉ❤❤❤」


 獰猛な恐竜の顔がデロリと破顔した。オイルを塗りたくられた乳首をつねって、待ちかねた直接的な快感を甘受する。

 

「んあぁ❤❤しっかり見てろよ❤こんなすっげぇガタイなのに乳首もでけぇんだぜ❤」


 そこらの男の指よりも太い乳首。そいつに通っているピアスをつまんでみせるとステージの間近にいる観客の視線が胸先へ集中する。サービスを加えてやろうと乳首を指の腹で扱いてやると雄どもが舌なめずりをし始める。おれの乳首を舐めしゃぶりたいという無意識の行動だ。

 より見やすいようにしゃがんで大股を開いたまま乳首ピアスを軽く引っ張ってやる。

 

 おれが指先を軽く動かすだけでもちんぽが大きく跳ねるのが分かるだろう。観客にかかる勢いで先走りをまき散らす。おれの背面にいる観客たちには代わりにケツマンコを見せてやっている。オイルボトルを咥えこんだまま痙攣する肛門と、汗粒を浮かばせたデカ尻は乳首に負けない淫靡さを放っていることだろう。

 

「しっかり見てろよおぉ❤はああぁ❤びんかんっ乳首いじるとおぉ❤❤ビンビンおちんぽから汁が漏れてるんだぜえぇ❤」

 

 背伸びすればおれのちんぽにキスができる。その程度まで観客に近づいた状態で乳首いじりを再開する。乳輪ごとつまんでひっぱるように、まともな男なら痛みを覚えるぐらいに。そうすりゃおれは天を仰いで喘ぎ散らすしかねえ。

 

 おれのチクニーショーを間近で見せつけられて、観客たちは涎を垂らしてやがる。分厚い雄肉のステーキが鉄板ってステージの上で音を立ててやがるんだ。仕方がないよな。

 もちろん後ろでおれのケツをおかずにしてる連中へもサービスをしてやる。がに股でしゃがんだ状態のままケツを揺すり、ちんぽをハメてえって思わせてやる。

 

「あ゛、ああぁああ~~❤❤❤ちんぽ欲じぃいぃ❤おちんぽ大好きなオマンコがぁ❤❤ハメハメしてくれっておねだりじてるぅうぅ❤」


 乳首をゴリッとつねるとマンコから愛液が垂れ流される。ねとねとした愛液がステージとケツ肉の間にかかり、腰を揺するたびに千切れていく。

 ステージの周りに陣取っていた雄たちは我慢できなくなったのか、おれの身体に吐息がかかる距離まで顔を突き出してくる。

 雄が興奮してくれてる。おれをオカズにしている。それを自覚すると乳首ピアスを引っ張る力が強くなっちまう。

 

「あひゃあぁああぁ❤❤乳首伸びる゛ぅううぅうぅぅ❤❤❤❤ごうじで、引っ張るどたまんねえぇえぇ❤❤❤」


 唾液も鼻水も大洪水で男前が台無しだ。乳首を捏ね潰しているとケツマンコがきゅっ❤と締まってますますケツでいきまくっちまう。

 太陽で全身を照らされて、ステージの上で淫乱な踊りを見せるおれはオイルを洗い流す勢いで汗を垂れ流していた。豪快な筋肉まみれの身体を汗で彩った雄が雌丸出しの嬌声を上げる落差が観客を溺れさせる。

 

「ああっ、エロすぎてちんぽ止まらねえっ!クソ、ぐううぅ!」


 観客が目を血走らせておれを見上げている。ああ、そんなぎらついた目で睨まれたら腰が反り返っちまうじゃねえか。鼻息がちんぽへと吹きかけられて、びゅるびゅるってねばついた汁を噴き上げる。

 おれの身体はあらゆる場所が鍛え上げられているが、ちんぽは例外だ。先輩に無理やり使われる程度で、ほとんど童貞同然のちんぽはちょっと刺激するだけでもみっともなく涙を流すんだ。

 

「あひぃ❤あっ❤❤や、やめりょおぉ❤ちんぽ弱ぇんだよぉ❤❤おうぅ❤よわよわおちんぽはぁ❤ふーふーされるだけですぐにいっちゃううぅ❤❤❤」


 ケツマンコだって乳首だっていじられればすぐに絶頂するように開発済みだ。だが、ちんぽは軽く扱かれただけでもみっともなく泣いて喘いでしまう。こんなデカくてぶっといちんぽは、おれから雄らしさを奪ってしまう弱点というわけだ。

 もちろんマンコお弄られた方がはるかに気持ちいいが、ちんぽで無様に涙を流すおれを見て貰いてえ。こんな勇ましい恐竜のおれが、雑魚ちんぽ野郎だってちんぽに鼻息をかける連中に教えてやりたい。

 

「あ゛っあっあっ❤いぐうぅ❤❤❤もうちんぽ虐めんなよぉ❤雌マンコ野郎はちんぽが弱すぎてぇ❤❤ザーメン漏らしちまうよおぉ❤」


 自分でちんぽの弱さをわめき散らす被虐的な行為にゾクゾクしてくる。雄どもは予想どおりにちんぽに息を吹きかけておれの無駄にでかいだけのおちんぽを嬲りだす。吐息をかけられるだけで悶えてザー汁混じりに先走りを垂らすおれに、観客たちの加虐心が煽られる。

 

「んっおおぉ❤❤ち、ちんぽよりもぉ❤オマンコいじめてぐれぇ❤❤おれのオマンコもー限界❤❤❤ザーメンお漏らししそうなんだよぉ❤」


 背後でステージに身を乗り出している連中にケツを突き出してやる。

 トカゲ野郎のザーメンを種付けされた上にオイルを注ぎ込まれたケツマンコはもう溢れる寸前で、ボトルは蓋をしているおかげで食い止められているにすぎない。

 そのボトルもケツマンコがぐちょぐちょになったせいで抜け落ちそうだ。そんなことになったらこのステージでおれのケツからザーメンが盛大にぶちまけちまうだろう。

 

 排泄欲求にも似た感覚が直腸の中で暴れまわっている。ザーメンとオイルで作った淫乱な液体がおれに最低な姿を晒させようとマンコ襞をせかしている。肛門がボトルをへこますほどの圧力で何度も収縮を繰り返し、終わりは近いのだと告げている。おれは最高のフィナーレを迎えるために憑りつかれたように肉芽を虐める。ピアスごと引っ張って、デカ乳首が伸びるぐらい強く。

 

「おらぁ❤乳首弄るとオマンコびくびくじてんだろぉ❤❤溜め込んだザーメンぶっ放すぜぇ❤ケツマンコで射精しゅるうぅ❤」


 ちんぽだって準備を整えている。バキバキになったちんぽが自分を見ろと先走りを伸ばしてアピールしている。

 既に砂浜には何人もの雄が射精しており、おれの周囲は精によって酷い臭いをさせている。射精しても物足りずちんぽを扱き続けるやつ、連続してスマホのシャッターを切るヤツ、おれと一緒に射精しようと顔を真っ赤にさせているヤツ。そのどれもに胸がときめきやがる。最高の射精をさせてやろうと背筋を伸ばして全身が見えやすいようにしてやる。

 

「いぐっ❤❤いくいくぅ~~❤オマンコからザーメン出るうぅうぅぅ❤」


 ぶびゅる、とちんぽからザーメンが噴きあがったこんなもの前座でしかない。もっと気持ちいい瞬間が、ケツから噴きあがろうとしている。肛門が痙攣して止められない。

 

「う゛ぎぃい゛ぃ❤❤も、もうむりいぃいぃ❤❤❤」


 悲鳴を上げながらも恐竜の顔は笑顔で崩れていた。人間として終わった姿を見せようとしているのに、身体はどうしようもなく昂っている。おれは言い逃れのできない変態だ。だが、何も後悔は無い。おれみたいな理想の身体をした雄がこんな淫乱で変態なんて素晴らしいことだからだ。

 見ろ、雄どもはちんぽをおっ勃たせてニヤついている。おれをおかずにする雄の顔が快感を加速させ、ザーメンが続けざまに噴きあがった。直腸が蠕動しザーメンを解き放つ瞬間が間近にせまる。

 

「くるぜくるぜくるぜええぇええぇ❤❤❤ケツからザーメンきちゃうのほぉおぉおぉ❤❤」


 おれの逞しい足腰がみっともなく内股になる。おれの身体の全てを見せてやりたかったはずなのに、背筋に走る緊張に身体が反射的に身構えていた。弾力と柔軟性を兼ね備えた筋肉が硬直する。

 ボトルを咥えこんでいた肛門が緩み、ボトルが卑猥な音と一緒に吐き出された。めくりかえる肛門。のたうつ尻尾。直腸を焼いていた白濁液が吐き出される。微かな羞恥心が肛門を締めようとしたところで、無駄な努力だった。

 

「ぐぉっ❤お゛ぉおぉお❤お゛っお゛っおっ❤お゛ぉーーーっ❤❤❤おれのケツからザーメンっ❤❤んんぉおおおぉおぉおぉおぉぉ❤❤❤❤❤」


 ブボッ❤ブパァ❤❤おれでさえ耳を塞ぎたくなるような、品性を失った音を立てながらおれのケツからザーメンが大量に噴出した。先に抜け落ちたボトルが床に落ちるよりも早くステージへ野太い精液柱がぶちまけられる。

 眼球を裏返し、おれは失神しかけていた。圧倒的な快楽は脳みそに処理落ちを起こさせて、どうにか意識をつなぎ止めるだけで精いっぱいだった。

 

「ザーメンうぅうぅうぅ❤❤❤止まんね゛ぇえぇ❤止まっで❤❤ぐひぃいぃ❤ケツごわれるがら止まってぐでええぇえぇ❤❤❤❤」


 おれの懇願なんて無視してケツからザーメンがとめどなくあふれ出していた。あのトカゲはどれだけのザーメンを、そしておれはどれほどのザーメンを腹に溜め込んでいたのだろう。

 肛門を擦りながらぶちまけられるザーメンの量は水たまりなんて可愛いもんじゃない。ステージの上へと積み重なってこんもりと山を作るほどの粘度と量。ザーメン臭い湯気が熱気に包まれたビーチの中で上がった。

 

「お゛ごぉおおぉぉ~~~~❤❤❤」


 ザーメンを吐き出す絶頂から降りられなくなり、デカケツがゆっさゆっさと揺れる。そうすれば火山の噴火のごとく湧き上がるザーメンが上下左右に振りまかれ、おれはますます痴態をさらすことになる。

 暴れまわる肛門を、下卑た視線が貫いているのを感じる。指で撫でられるよりもおれを追い詰める観客の目。直腸が被虐性感によってうねり、ザーメンがブボブボ❤と恥ずかしい音をかき鳴らす。

 

「お、おでっ❤ケツで射精じでるところ見られでるうぅうぅ❤❤❤こ、こんなにたくさんザーメンひり出してるどこぉ❤❤ああっあぅ❤おおぅうぅ❤❤❤」


 ザーメンを搾り切ったかと思えばまだまだザーメンがケツから吐き出され、断続的に大量射精をしちまう。肉のホースと化した肛門は精液を出してねえ時でも開閉し、後ろの連中にヒクつく直腸まで曝け出していた。

 ボトリ、と精液の塊を落すたびにちんぽからザーメンを漏らし、白目を向くおれはこのビーチで一番惨めな雄だろう。ちんぽどころかザーメンによって絶頂し、口から唾液の泡を噴いているのだから。

 

「は、はひぃいぃ❤ぎもぢぃいいぃぃ……❤❤❤」


 鳴りやまないおれのマンコを撮影する音。肛門が物足りないとでも言うように唇を尖らせている。もっと、出した以上のザーメンを注がれないと飢えて死んじまいそうだ。

 

「ああ、んああぁ❤ザーメン排泄ショー凄かっただろぉ❤❤❤もっと見たくねえか……❤」


 雄たちがステージへ上がろうとしている。ちんぽを苛つかせた雌にお仕置きをしようと牙を剥き出しにしている。

 真っ先に手を伸ばしたのはオイルを貸してくれた虎の雄だった。おれは呆けたまま弱々しく痙攣するだけで、マンコへと触れようとしている指先から逃れようとはしなかった。

 

「……ちょっと目を離したらこれだもんな。お前、先約があるんじゃねえのかよ」


 そんなおれの目を覚まさせたのは空色の手の拳骨だった。頭蓋骨に響く痛みに意識を取り戻すと、そこにいたのはいかつい顔に怒りをにじませた雄。

 

「あっちでトカゲ野郎が待ってるぞ。おれたちまとめて可愛がってくれるらしいからよ……三匹で楽しもうぜ」


***


「いやー悪かったな!楽しすぎててめえのことすっかり忘れちまってたぜ!」


 すがりつく雄に申し訳なく思いつつもステージから降りると、さっきのビーチチェアでは黄色のトカゲが待ちかねていた。

 あんまり表情を変えない奴だったが、今はこめかみや首筋に血管を浮かべておれを睨みつけている。悪かったなあと思いつつも、反省はしていない。雄どもに見られながらのストリップなんてこうなるのが目に見えていたからだ。あれは当然の結末と言える。

 

「呆れたね。きみがいなかったからこっちの鮫くんで遊ぶつもりだったよ」


 そう言いながら黄色は先輩の太ましい腰を抱く。完全に雌のスイッチが入ったっぽい先輩はまんざらでもなさそうに顔を緩ませて、黄色の肩へと頬を寄せていた。黄色よりも縦も横も馬鹿でかく、獰猛な顔つきをした雄が媚びを売るように身体を任せているのはちょっと不気味――とは思わない。おれがいつもやってることだからだ。

 

 というか羨ましい。その黄色はおれが目を付けてたんだぞ。先輩にはあの薄緑のトカゲがいただろ。

 

「あー、あいつおれに好き放題種付けしたらどっか行っちまってよぉ。暇してたんだわ」

「で、入れ替わりにおれが戻ってきたわけ。きみが他の雄と楽しんでたんでこっちでもいいかと思ってね」

「でも、お前が可愛そうなんでわざわざ声かけてやったんだぜ。先輩の、ん゛っ❤優しさに感激ぃ❤❤しろ、よっ❤」


 途中で声に甘ったるいものが滲み始めたのは黄色の指先が肛門へとねじ込まれたからだ。もう一匹のトカゲにさんざん犯されてかなりの射精をしているようだが、疲弊している様子は無い。むしろ雌として完全に開花してしまったようで太ももに愛液の川を流しながらケツを揺すっている。

 

 先輩のむっちりした筋肉にはいくつもの歯形やキスマーク。それにザーメンがこびりついている。おれに負けない体力と性力を持つ先輩だ。一匹の雄に飽きられるまでハメられても満足せず、次の雄を求めていたんだろう。おれに声をかけたのも3匹の方が楽しいとかそんな理由じゃないだろうか。

 

「お前が嫌ならおれ一人でいいけどな❤こいつもてめえみてえな緩マンよりおれのがいいに決まってるしなぁ❤❤」


 そしておれに見せつけるようにして黄色の股間を撫でまわす。あからさまな挑発だ。

 なら、おれも応えてやらねえとな。二人だろうと一人だろうと構わねえが侮られたままじゃいられねえ。この黄色はおれの雄なんだからな。おれが一番良いマンコだって分からせてやらねえと。


「コイツだっておれと遊んだほうが良いに決まってんだろ❤あんなに相性良かったもんなぁ、おれたち❤❤」


 先輩が頬ずりをする反対側の肩へとおれもすがりついて、トカゲの太ももへと手を這わせる。この独占欲が強い雄が、おれを逃がすわけがない。おれを煽って媚びを売らせるために先輩に手を出してるんだろ?だったらお望みどおりにしてやるよ。

 お前に捨てられないようにみっともなくケツを振る雌になってやるからよ。さっさと機嫌を直してお楽しみの続きをしようじゃねえか。

 

「……仕方ないなあ。せっかく準備もしてきたし、きみの相手もしてあげるよ」

「んんっ❤正解だぜぇ❤先輩一人じゃてめえの相手できねえからよぉ❤おれのケツマンコぐれえ淫乱じゃねえとな❤❤❤」


 すぐにケツを撫でまわしてくれる黄色へと感謝のキスをくれてやる。実際には先輩一人でも朝まで盛り合ってそうだけどな。挑発を返せば先輩も青筋立ててちんぽを撫でまわす動きを早くしてくれるからな。

 セックスをするなら全員が乗り気な方が盛り上がる。おれらを遠巻きに眺めている可哀そうなギャラリーに極上のズリネタをくれてやらねえと。

 

 今でも見てるだけで射精しそうな光景だけどな。筋肉をごてごてと飾り付けた雄三匹が身体を擦り付け合って、ちんぽを硬くしていやがるんだ。先輩は競パンをとっくに脱ぎ捨ててるし、おれもシャツやタイツを投げ捨てて生まれたままの姿。纏っているのはザーメンとオイルぐらいのもんだ。

 

 トカゲのビキニもちんぽに押し上げられて千切れる寸前で、周囲の雄どもはこれから起こる交尾ショーをいまかいまかと待ちかねているに違いない。

 

「ん、じゃあ待たせるのも悪いし始めよっか。これに着替えてくれる?」


 そして黄色が取り出したのは、真っ白な水着――とも言えないような三角の布切れと紐だった。ビキニの上下を辛うじて性器が隠れる程度にきわどくしたもの。おれがさっきまではいていた競パンがまともな水着に見えるほどの下品な衣装だ。

 

「おい、こんなモンはくのか、よぉ❤❤」

「うん。おれ、水着姿の方がアガるからさ。きみらも、こういう恥ずかしい恰好が好きなんでしょ?」

「コイツと一緒にすんじゃ、あ゛あああぁっ❤❤❤わかったぁ❤着る❤着るからぁ❤❤」


 口ごたえをしようとした先輩だが、マンコでぐちゅぐちゅといやらしい音を立てられてしおらしくなる。先輩はおれほどは見せたがりの変態じゃないが、一度雌になったら雄の命令をなんでも聞いちまうタイプだ。無理やり着せられています、なんて体裁で雄の興奮を誘おうとするあたり油断ができねえ。

 

 おれはビキニを引っ掴むと躊躇いなく股へと通す。身体の九割が剥き出しになり、ほとんど全裸と変わらない恰好。両乳首とちんぽをどうにか包み込む逆三角形の布の他には、股下からケツの谷間に紐が通るのみ。全裸の方がはるかにマシな姿だ。布自体も薄い白生地で、どうにか隠せている部位も濡れれば透けてしまうことが想像に難くない。周囲の視線を意識すると、また身体が火照りだす。

 

「これじゃおれまで変態に見られるじゃねえか❤❤ったくよぉ❤」


 先輩もおれ同様の卑しさで、ケツをぶりぶりと揺らして観客のちんぽを硬くしていた。デカケツに挟まる紐が何かの拍子によれたり、ずれてしまい秘すべき部位が見えるのではないか。想像して観客の視線が集中しえいる。

 おれも負けじと腰をくねらせてやろうとしたが、その前に黄色が並んで背を向けるように命じてきた。

 

「はいはい、そこまでね。すぐに他の男に目がいくんだから」

「しゃあねえだろぉ❤おれを放っておく男なんていねえんだからよ❤❤」

「んで、どうすんだ❤❤ケツのデカさでも比べてえのかぁ❤おれぁ負ける気しねえけどよ❤」


 おれだって負ける気はしねえぞと腰を突き出せばザーメンで艶を帯びた肉饅頭が二つ並ぶ。空気を入れて膨らんでいるようなでかさと弾力に荒くなった黄色の鼻息、おれらの首筋を舐った。

 

「少し水着が小さすぎたかなあ、と思ったけど。きみらの身体がでかすぎるだけみたいだね。水着が千切れそうだよ」

「おぅ❤んはっ❤❤」


 おれのケツ肉に、鱗で覆われた手のひらが吸着する。先輩も微かにあえいだあたり、おれと同じく撫でまわされているようだ。

 

「紐を咥えこんでるデカ尻がいいよね。尻たぶを掻き分けると尻穴の皺が紐の端からはみ出て見える」


 卑猥な感想は観客たちにも聞こえていることだろう。黄色だけが堪能することができるケツの様相を事細かに報告され、おれらと観客の情欲が燃え上がる。ケツ肉の温度が上がって、マンコも火照ってくる。

 全身に汗粒が浮かんでいた。優しく撫でまわされるケツ肉が左右に卑しくくねって雄の目を惹きつけようとしている。

 

「ケツ撫でるだけじゃつまんねえだろぉ❤おれのどこでも好きにしていいんだぜ、なぁ❤❤」


 鮫の口から詩っとの混じった声が届き、おれを撫でまわしていた手が先輩の大胸筋へと伸びる。三角形に隠された、胸の先端へと。

 

「乳首も同じぐらいのサイズだね。水着に浮き出ちゃってる」

「おおぉっ❤❤」

「感度もいいね。上から摘まんだだけでも反応してるじゃないか」

「だ、だろぉ❤❤ぜってぇそっちのバカ恐竜よりおれのがいいぜ❤朝まで相手してやろうか❤❤❤」


 乳首をコリコリとしている黄色の声に、雄臭いけれど媚びた声が重なる。口腔から火照った呼気を吐き漏らす先輩の顔には恥というものが感じられねえ。

 人の雄に手を出しておいて、自分の方が良いと媚びを売るなんて信じられねえ卑しさだ。すっかり黄色のちんぽが欲しくなったようで自分からケツを擦り付けている。

 

「あっあっ❤乳首つねられんのぎもぢいぃ❤❤❤オマンコ濡れてきちまったぁ❤もっと、もっとおぉおぉ❤❤」


 早くもぬるつきだしたケツの谷間を自分から弄り、立った足を震わせながら舌を突き出しだらしなく唾液をこぼす。

 うらやましい。率直な感想が胸を衝き、放置されているおれのマンコまでもがもどかしさでぬかるんでくる。中途半端な愛撫だけ与えられて放置されている身体が疼く。おれの方が、おれのマンコのがずっと良いってのに黄色も観客も先輩の方ばかり見てやがる。

 

「きみ、わがままだねえ」


 牙をガチガチ鳴らすおれをみて黄色が苦笑する。そりゃおれがわがままを言うのは当然の権利だからな。おれほのど色男が世界中のちんぽを喜ばしてやってるんだぞ。これでわがままを言えないなら世界の方がどうかしている。

 てめえがおれのマンコに構わないからいけねえんだぞ、とケツを押し付けると黄色はお手上げだとばかりにビーチチェアへ座り込んだ。

 

「ほら」


 水着を脱ぎ捨てると、腕組みして股間をみせつける。察した先輩が「なんだよ。しゃぶれってか?」と呟くとおれの口内で唾液が溜まる。口中の唾を舌がすくい絡め取って、蠢く。ちんぽも乳首も先輩に負けじと隆起し始めていた。

 

「仲良く二人でね。上手かったほうからご褒美だから」

「お、じゃあおれがご褒美だな❤てめえのへったくそなフェラじゃイけるわけねえ❤❤」

「先輩こそがっつくだけでちんぽを悦ばせらんねえだろぉ❤❤おれが手本を見せてやっから勉強しとけ❤」


 ご褒美が何かなんておれも先輩も想像がついている。マンコをキュンキュンとさせながら、引き寄せられるように身を寄せる。トカゲちんぽから向かって左に先輩が、おれが右に。

 改めて眺めるちんぽは凶悪にそそり勃っていた。黒ずんだ砲身には血管がいくつも浮き、プラムみてえな亀頭では雄臭い果汁が漏れている。雄々しく響く脈動に合わせて放たれる熱気と淫臭が濃密に感じられる。

 

 こんなものを口内にぶちこまれたら食道まで容易に届くだろう。胃液を吐き戻して、代わりにコールタールみてえなザーメンを注がれて、内臓までマーキングされる。

 被虐的な妄想に喉を鳴らし、でかいケツが砂浜の上でくねる。すんすんとちんぽの臭いを堪能していたが、それは失態だった。先輩が黄色から許可を貰う前にちんぽへと舌を伸ばしたのだ。


「あっ!先輩ずりぃ!」

「ちょっと、まだ許可出してないんだけど?」

「んあぁあ❤んっ❤❤いらねえだろ許可なんぞ❤ちんぽ勃たせときゃおれが気持ちよーくしてやるからよ❤❤」


 おれと違って雌としてのマナーがなっていない先輩は好き勝手にちんぽを舐め回す。根本付近から一気にカリ首まで舌を這わせ、我さきにちんぽを唾液まみれにしていく。

 おれも慌てて跳ねまわるちんぽへと舌を伸ばそうとする――が、その瞬間にちんぽがおれの頬を打ち据えた。

 

「んあっ❤❤」


 ニタリ、と笑う先輩の目がおれを苛立たせた。黄色が腰を使ったわけではなく、先輩の舌が根本付近から押し弾いたために硬いちんぽがおれの顔を殴りつけたのだ。口端を歪める先輩は挑発を隠すつもりはさらさら無いようで、ちんぽに頬ずりまでしてやがる。

 

「やってくれんじゃねえか❤おれも遠慮しねえからな❤❤」


 おれも突き出されたちんぽに頬ずりしてから、先輩の反対側から亀頭へとキスを落とす。そのまま舐め回していって、鮫の持つ肉厚な舌肉を押し戻す。ザーメンや汗で少し塩辛いちんぽは、貼り付く二つの舌の間で脈動し、喜悦を隠すことなく教えてくれている。

 先輩に挑発の笑みを返してから、全体をおれの唾液で上書きするように舐め回す。先輩は竿の裏側に舌で吸い付いて、互いに自分の口技をアピールする。亀頭へとかぶりついて、尿道口から先走りの果汁を音を立てて吸っていると身体の芯が喜悦の熱に炙られる。

 

「んぶっ❤❤んじゅるるうるっ❤❤❤んぶうぅーーっ❤」


 口中に溜まった唾と先走りを、おれは舌でかき混ぜて飲み下す。おれで感じてくれている証を飲んで、砂浜に愛液が垂れた。紐の裏でヒクつくアナルが砂浜の熱気を吸い込んで、更なる火照りに見舞われる。

 竿よりも弾性んい富んだ亀頭をしゃぶり、尖らせた舌先で鈴口をほじっては浮き出る先走りを啜る。竿に添えた手をゆったり動かして、ちんぽを余すところなく刺激する。

 どうだ?先輩よりもおれのがずっと上手ぇだろ?勝利宣言をするように上目遣いをすると黄色は満足気に鼻を鳴らした。

 黄色の表情と観客からの怨嗟と嫉妬がこもった声がおれをたまらなく幸せにしてくれる。悦びがそのまま舌の熱烈な動きとなり、竿に繰り返すキスにも熱が籠る。

 

「うん、ちんぽをしゃぶるのはきみのが上手かもね。実に熱心だ」


 おれを褒める声まで降ってきて、ちんぽから嬉ションのように濃い先走りが溢れる。おれの身体や淫技を称賛してくれる言葉は生半可な愛撫なんかよりもおれを満たす。この素晴らしい雄のザーメンを受け止めたくって胸が高鳴る。

 思い出すのは腹に注がれたドロドロノザーメン。糊みたく粘っこく、そのくせ小便みたいに苛烈な勢いで結腸へと飛び込んでくる。あのザーメンを舌を竦ませるほどの熱とともに粘り気をかき混ぜから一気に飲み干したら、どれだけ幸せになれるだろう。想像するだけで舌裏に唾が溜まり、ちんぽをしゃぶる音色がより猥褻な響きに変わる。 

 

 だが、それを黙って見ているほど先輩も弱っちくは無かった。

 無骨な手が黄色の股間をそろりそろりと下り、根本にぶらさがる金玉を浅く握ったのだ。そのまま手中に収めた玉袋を揉みこみながら転がし始めた。

 

「んんんっ……!どっちもやるじゃないか。おれも加減ができなくなりそうだ、よっ!」

「んぶう゛ぅううぅっ❤❤❤」


 一気に押し破られた口内で唾液が波打つ。目を白黒させてせきこんだおれを見下ろして、黄色は言い聞かせるように告げる。

 

「もうすぐ出すよ。聞こえてる?」


 嗜虐性と喜悦が滲んでいた。それを察した途端に気道の息苦しさと胃液を吐き戻しそうな胃液が悦びに昇華する。喉奥に擦りつく亀頭が小刻みに震えだしたのを感知して、潤滑油代わりの唾液が満ちていく。

 咥えたままでいればザーメンはぜんぶおれのもの。卑しさが極まる思考が浮かんだあとに、勝ち誇りたい気分に駆られた。


 先輩の方を見ると、手を滑り込ませ黄色のケツを持ち上げていた。鼻先も潜り込み、もぞもぞと蠢いていた。何をしているか、なんてすぐに分かる。黄色の肛門を舌先で穿り回していやがる。

 

「やる気はどっちも負けてないね。さて、どっちに飲ませてあげようか」

「ん゛ぐぶっ❤ぐっぶうぅぅ❤❤」


 熱く滾るザーメンでおれの腹をいっぱいにして欲しい。乞い願いながら舌を亀頭に絡め、カリくびを磨くように扱き立てた。頬裏から喉奥まで突いてくる黄色の腰遣いに合わせ、首を前後させる。水音を鳴らす口蓋から垂れた唾液を先走りと一緒に飲み、改めてちんぽへとまぶす。

 先輩は肛門を舐めていたかと思えば金玉を口に含んで媚びていた。太ももに浮き出た筋肉をくすぐり、ザーメンを貰おうと必死になっている。

 

「どっちも淫売だねえ。きみらを独り占めしたら本当に金玉を空にされそうだ」


 ひと際雄々しくちんぽを跳ねさせると。前に伸ばされた両脚がおれらの胸の下に滑り入り、隆起していた乳首を膝を用いて擦り捏ねる。

 それはおれらへの合図。待ちかねていたモノをくれてやるから、乳首でよがる雌豚の顔を見せてみろという言外の命令だ。

 

「並んで顔を寄せてごらん。二人にお似合いのオイルを塗ってあげるから」

「んぶっ❤❤ぶふぅ❤はひぃいぃぃ❤」


 ちんぽを奪い合っていたおれらだが、素直に頬を寄せあった。膝で捏ね潰された雌突起が、隆起して疼いている。喘ぎを吐き出す口腔が限界まで大きく開かれる。横目で見た先輩も全く同様の顔をしていた。飼い主から餌をもらうペットのような浅ましい表情。おれも、観客や黄色からそう侮蔑されているのだろう。そう実感してケツが勝手に揺れる。

 

 雌らしくちんぽに口づけながらおれらはねだる。競い合うように二つの舌がちんぽを磨き舐め、上と下とに行き来する。挟み支えられた砲台が限界間近だと震える。開いた射出口から滴る先走りの量も目に見えて増す。

 

「出して❤❤出してくれよおぉ❤」

「んぢゅっ❤熱っちぃザーメン出していいんだぜ❤❤おれの顔もっと男前にしてくれ❤」


 射精の予兆を嗅ぎ取った二つの舌が亀頭に巻き付き、カリ首を擦る。同時に左右それぞれの玉袋を分け合うようにして揉み捏ねて、射精の後押しをする。

 極上の雄が潤み蕩けた顔をして、馬鹿みたいに口を開いて居並ぶ。見ただけで射精しそうな光景を前にして、トカゲちんぽが舌の間で弾んだ。

 

「く、うっ!いく、いくよっ……!」


 おれら舌から唾液が滴り落ちるのとまったく同じタイミングで、黄色が吠えた。はち切れたちんぽが白濁色の雄汁を噴き上げた。

 

「あっひゃああぁああぁぁ❤❤❤」


 飛び散った濁流の初発が、おれの突き出した舌に着弾した。口を閉じて飲み下す間もなく、続けざまにマズルや顔面にも淫熱たっぷりの粘液がぶちまけられる。

 

「うっあ゛はぁあぁ❤❤おうっ❤ザーメンザーメン❤ああぁあぁ❤❤」


 差し出した顔に熱い雄汁が降りかかるたびにおれのケツはゆさゆさと下品に踊っていた。おれに欲情した証を顔で受け止める悦びにアナルが震えている。

 大口を開けたおれの顔に牙先をかすめてザーメンが飛び込んでくる。あっという間に口内をいっぱいにするそれを唾と一緒に飲み下すと、喉から胃袋、そしてケツ穴の順に熱を孕んで脈動する。唾がとめどなく溢れ、それを上書きするように雄の甘露が着弾する。飲まなければ雄汁で窒息させられ、喉にへばりつかせながら内臓をザーメンで犯される。

 

 暴れまわるちんぽはおれや先輩の顔面に勢いよくぶつかり弾け、顔がマズルに付着しては糸を引いて滴る。首筋がおっぱいにこぼれた分は肉に染みいり、ますます乳首の疼きが強まりもした。喉と筋肉。内外で感じる粘着質が雄汁に、おれと先輩は卑しく蕩かされてゆく。

 

「あっあっあっ❤オマンコ疼くぅぅ❤❤もっと、もっと飲みてえ❤おれの筋肉ぜんぶザーメン塗れにしてええぇん❤」


 飲めば飲むほどに喉が渇いてたまらない。ビーチの熱気よりもおれを乾かせるザーメンの熱。渇きを癒そうと、射精中のちんぽを磨き舐る。手でもザーメンを搾り取ろうと扱き立てる。でもザーメンの勢いは弱まっていく。

 

「足りねえよおぉ❤❤先輩のザーメンもくれよぉ❤」

「んおっ❤❤」

 

 こんなもんじゃ到底足りねえ。おれは間近でザーメン塗れになっている先輩の顔に舌を伸ばすと、舌で掃除を開始した。

 先輩もやり返すようにおれの顔へと舌を伸ばしてザーメンを磨き取っていく。顔面だけでは飽き足らず、口内に残ったザーメンまでも奪い取ろうと互いに舌を差し込みあって、唾液とザーメンを啜り取ろうとする。

 

「ん、ぢゅっ❤❤おらぁ、もっと飲ませろよ先輩❤」

「てめえこそ、ぢゅるっ❤先輩にザーメン譲りやがれ❤❤あぅううぅ❤」


 口でこそいがみ合っているが、おれらは仲睦まじい恋人のように口を啄み合っていた。張り出した大胸筋をむっちりとくっつけて、逞しい背中を抱きしめあって唾液と酸素を密着させたこマズルを通じて交換する。

 口内からザーメンの残り香が消えるまで激しいキスをしてもおれらは顔を離さずに、ひたすらに唾液を貪っていた。先輩の雄くせえ身体を感じながらキスをしていると、マンコが自然と潤みを増す。いつもみてえにマンコを使われたくなって、ケツが媚びた踊りを見せる。

 

「……はい、そこまでね。おれを放っておいて二人だけで楽しまないでよ」


 それを中断したのは黄色の呆れた声だ。気づいたら先輩もおれも知性を無くした顔で舌を絡ませあっていた。このまま放置されてたら酸欠になるまでキスを続けていたかもしれない。

 口を離すとおれらの口の間に唾液の橋が幾本もかかって、未練がましそうにきらめいていた。おれはまだ物足りない。きっと先輩も同じ気持ちだろう。なんだかんだで身体の相性は良いんだよな。

 

「ったくよぉ❤くっせえザーメンぶっかけるからこいつがイカレたじゃねえか❤❤おれぁこいつとベロチューなんてしたくなかったのによぉた❤」


 照れ隠しのように文句を呟きながら先輩は口周りを舐め取った。ちんぽをぎんぎんにしてたんじゃ自分も悦んでたと丸わかりなんだけどな。

 先輩の可愛いところをもっと味わいたいが、今はちんぽだ。どっちに先にちんぽをくれるんだ、と期待を込めて黄色を見上げると意地悪そうに微笑みを返してくる。

 

「どっちも上手だったからなぁ、これだけじゃ決められないなあ……もうちょい頑張って貰おうかな?」


 おれらの肢体を視線で舐め回しながら黄色は嗤う。

 雄がこうやって意地悪そうに口元を歪める時は大体酷いことをされるのだ。おれが期待しているようなプレイで。先輩も当然分かっているようで、ケツを弾ませて黄色の言葉を待っている。

 

「じゃあ、せっかく持ってきたこれで頑張って貰おうかな。二人の仲が良いところ、もっとみたいしね」


 そして黄色はビーチチェアの傍に置いたバッグからビニールの塊を取り出した。それは夏のビーチやプールではお馴染のアイテム――空気を入れて膨らませるビニールボートだった。

 

 ***

 

 筋肉を豊富に実らせて横臥する巨体二つが、ねちゃねちゃ❤と音を響かせる。互いにビキニだけを纏ったまま腰を振って押し付け、接着部で泡立つローションがより淫らな音を響かせるたび、競って迸らせた嬌声が蒼天に溶ける。ぬらぬらした液体に塗れた筋肉が、切なく震える。

 

「ほら頑張れ頑張れー。早く終わったらどっちもちんぽおあずけだからね」


 ビーチチェアに腰掛けて傍観する黄色が、合間合間に茶々を入れてくる。喜々と弾む声の調子からして、自分のアイディアを心から楽しんでいるらしい。

 確かに、素晴らしい見世物であることは疑いようがない。おれと先輩の巨漢を砂浜に置いたゴムボートに乗せて、オイル塗れで絡ませあうなんて男の夢とも言える光景だろう。

 頬を寄せあったおれらはオイルでぬるぬるの身体を擦り付け合って、顔が恍惚と緩んでいた。喘ぐ口は開きっぱなしで鼻の穴は広がりっぱなし。腰を密着させるため各々片方だけ高く掲げた足のつま先がピンと張って小刻みに戦慄いていた。

 

「ンひいぃいぃっ❤❤ちょ、チョーシこきやがっでぇ❤❤❤おうっ❤あっ❤おちんぽ擦れるぅうぅ❤❤」


 おれらがやっているのはゴムボートをマットに見立ててのローションプレイだ。本来は男女でやるそれを雌二人にやらせ、それを見下ろして楽しんでいるというわけだ。当たり前のように周囲は観客が取り囲みおかずとして使われている。

 

 先輩とちんぽを押し付け合って、筋肉を擦り付ける快感も溶けそうなぐらい気持ちいいが透けてきているビキニや紐が食い込むアナルを観客の視線で突かれるのも背筋が勝手に反り返るぐらいたまらねえ。意識すると昂ぶりが強まり、悶えた腰の振動が先輩へと伝わる。


「お゛ぉおあぁ❤てめっ❤❤んぅうぅ❤腰振るんじゃねえ、いきそうだろうがぁ❤❤❤」

「せっ先輩こそ腰振ってんじゃねえがぁ❤❤おっひぃぃ❤」


 倍返しとばかりに小刻みに摩擦を与えられ、おれのちんぽが腰振ることも忘れ、涙代わりの先走りを漏らす。雄の粘液はすぐにビキニの許容量を超えて染み出し、先輩のビキニまでも濡らす。そうすれば摩擦はますます激しくなって先輩のちんぽからも我慢汁の量が増える。

 ローションよりも雄臭く粘っこい我慢汁がおれらの熱で温まり、ますます肌に絡みついてくる。尖った乳首を粘り気と一緒に余計纏わりついてくる先輩の筋肉に犯されて、おれの嬌声はますますでかくなる。

 

「お、乳首勃起してんじゃねえか❤❤てめぇマジで乳首弱ぇよな~~❤おれが弄ってやっとすぐザーメン漏らすもんなぁ❤」

「ひぃいん❤だ、だっでぇ❤❤先輩が毎日弄るがらぁ❤❤おんっ❤乳首ぎもぢぃいぃ❤❤❤」


 勃起乳首の秘密を明かされると観客からの好奇の視線が強まった。押し潰され合う大胸筋の温み。先輩の体温とおれの火照りが一つになってボートの中に熱気が溜まる。

 ビキニの下で尖る雌肉を先輩の乳首がすり潰すと恍惚に脳みそが煮え立つ。

 

 おれを毎日のように調教して、開発した先輩ではマットプレイで勝てる未来が見えなかった。尻尾の先から脳天まで、先輩の手が入ってない場所なんてないのだから。

 乳首責めに加えてとうにスケスケの白布越しにお互いの勃起ちんぽが重なり、擦り逢わされる。ローションの滑りも手伝って、摩擦はスムーズかつ粘着質。敏感なちんぽをずりずりとされておれの口端に唾液の泡が溜まる。

 

「ちんぽはもっとザコだなぁ❤おれのマンコではめてやっとすぐ行く早漏野郎❤❤❤てめえら知ってるか❤こいつ、このガタイしてんのにおれ以外のマンコに突っ込んだことねえんだぜ❤❤ちょっと虐めるとすぐにザーメン漏らしちまうんだ❤」

「あ゛お゛っ❤お゛ぅうぅ❤❤も、もう言わないでへえぇ❤んああぁあぁ❤❤」


 おれのちんぽが見てくれだけの巨根とばらされて羞恥心が燃え上がる。

 先輩の勃起したちんぽと擦れあい、ぬちゅり❤とオイルの音が響くたびに震える情けないちんぽが視線で辱められている。くねりっぱなしのデカケツの谷間で紐が食い込んだ肛門が刺激を求めているところまでも見られている。先輩の乳首と押し合いへし合いしているデカ乳首も、全部。

 恍惚の火照りが汗となって噴き出している。ボートに塗りこめられたオイルの粘りに身を浸し、腰を回すたびにケツとの間で糸引く感覚にも溺れる。いつしか押し付け合う腰のリズムが揃い、視線を受け入れながら昂ぶり合う。

 

「あぁうぅうぅ❤❤も、もういきそうぅうぅ❤❤❤」


 マンコも触れられていないのに、ちんぽと乳首を擦り付け合うだけで射精するなんて初めての経験だ。このまま雌のように乳繰り合って情けなくザーメンを漏らせば、きっと観客は悦ぶに違いない。おれらだって身も心も雌となる退廃的な悦楽に溺れることができるだろう。

 それを期待しておれは腰の速度を上げる。もう少しで尿道口にザーメンが上がってくる――

 

「はい、そこまでね。そのまま射精されたんじゃおれがつまらないから」

「な、ああぁん❤そんなぁ❤❤うぅん❤生殺しかよぉ❤」

「もう、いぎそうなのにぃいぃ❤❤やだぁ❤いきてえよぉ❤」


 先輩と一緒に不満と我慢汁をこぼすが、黄色の言葉は予想できていた。こいつは嗜虐的で、ショーの盛り上げ方を理解していて、性格が悪い。ついでにおれらがどうすれば一番悦ぶかも知っている。

 おれらが射精寸前まで昂り、射精をねだる姿はなんとも浅ましく卑しい。こんなおれを見て観客どもも射精寸前だ。おれのストリップで射精したやつもちんぽを元気にしている。そいつらを見ただけで射精した時以上に脳内麻薬が溢れ出す。一生忘れられないズリネタを与えられたことが何よりも嬉しい。

 

「次は二人で重なってくれるかな?ちんぽをはめやすいようにさ」


 だから黄色の命令を嫌がるのも形だけだ。言われるがまま腰を持ち上げると、オイルに先走りを混ぜたものがケツに張り付いてまま引き伸ばされ、やがて自重でぶつりと途切れる。まだちんぽすら入れられてねえのに、おれの筋肉は観客たちを悦と煩悶で苦しめる。

 

「こいつでいいかぁ❤おれのマンコやらしい目で見やがって❤❤スケベ野郎どものちんぽはこの馬鹿だけじゃ足りねえってか❤」


 背をボートに落ち着け、大股を開いた先輩がニヤついてケツを振る。空色の大殿筋にかき混ぜられたオイルが、ボートとの間で卑猥な音を響かせた。

 

「あっうぅ❤❤せんぱぁい❤揺すられるとちんぽぉ❤おぅ❤ちんぽ擦れるぅ❤❤」


 挑発する先輩の上にうつ伏せで抱き着く形となったおれは、快楽に悶える雌を演じて身体を擦り付ける。全身にまぶされたローションの粘りが接着剤の作用を果たし、張り出した筋肉を隙間なく繋いでいた。おかげで互いの熱や振動が如実に伝わる。

 

「こうしてみるとケツのでかさがよーくわかるね。みんなもはっきり見えて喜んでるんじゃないかな?」


 卑猥な称賛と一緒に観客の興奮が伝わってくるようで、吐息をつきつつ身震いした。先輩の身体を跨いで両膝をつき、ケツを後ろへ突き出すために足は大きくがに股に開いている。背後にいる連中からすればケツが迫っているように見えるに違い。

 おれがどれほどはしたない恰好をしているか実感し、肉の疼きがでけえケツ全体に行き渡り、腰の揺れ幅はいっそう悩ましいものへ変わる。

 

「ちんぽもケツもでっけえよなぁ❤どっちもおれが育ててやったんだけどな❤❤」


 嘲笑混じりの暴露が、羞恥というスパイスを足して、おれのケツをくすぐった。

 もう肉欲が限界まで昂っていおり、股間を擦り合わせていやらしい音を立てるのを止められない。

 そんなおれの心を見透かしたように黄色が立ち上がった。

 

「うん、そろそろマンコを使ってあげようか。捲れて戻らなくなるまでめちゃくちゃにしてあげるよ」


 挿入の宣告を受けて揺らいでいたおれらのケツが同時に弾んで、そして止まる。ちんぽがマンコを使いやすいように動きを止めて、代わりに心臓を期待に躍らせる。

 振り向かなくても分かる雄の熱に興奮が増長する。ケツを掴まれて、さらに肥大化した疼きが蜜になってケツの谷間から滴る。

 ちんぽを吸い付けるオイルが挿入をねだるおれらの腰の震えを伝え合い、公平に疼きを配分した。

 

「おい、ケツ揺すりすぎじゃねえかぁ❤❤そんなにちんぽハメて欲しいのかよヤリマン野郎❤」

「せ、先輩だってちんぽ欲しくて腰へこへこ振りやがって❤先輩の威厳ってのはねえのかよ❤❤」

「生意気な口叩いてんじゃねえぞぉ❤後でおれのちんぽぶちこんでやっからおれに譲りやがれ❤❤❤」


 卑猥な腰振りの競演を行いながらの罵り合い。ちんぽがもうすぐ貰えると確信した雌の身体がハイになり、どうかおれにちんぽをくれと浅ましい欲求で頭が支配されている。

 だが、黄色はどちらにちんぽをくれるのか宣言することもなくおれらの背後へと膝を突く。競って誘う二つのケツ――その狭間へとちんぽを突き立てた。

 

「んひゃあぁああぅっ❤❤❤」

「おっひぃいいぃぃい❤❤❤」


 絡みつくオイルの粘りによってちんぽの鼓動、熱量、猛々しい形がより鮮烈に感じられる。エラの張ったカリにそれぞれ引っ掻かれた二つのちんぽが、同時に引き連れてぶびゅ❤と情けない汁を吐く。

 ぐちゅぐちゅと粘るオイルを巻き込み往来する雄のピストンがもどかしくて堪らない。緩慢な腰振りにもどかしさと歯がゆさを孕まされて、おれと先輩の口からほとんど同時に恨み言がこぼれた。

 

「おいてめぇ❤❤マ、マンコぉ❤マンコにはめろよぉ❤❤」

「んああぁああぁ❤❤ちんぽ擦れるぅぅ❤やめ、そこ弱ぇんだよぉ❤❤」


 その響きにすら愉悦を感じているのか、黄色の手が逃がすまいとおれのケツをがっしりと掴んだ。そのまま好き放題に腰を打ち付ける。

 

「いぐいぐいっぐぅうぅぅ❤❤❤あ゛~~っ❤マンコハメられてえのにぃいぃ❤❤スマタでいぐぅうぅ❤❤❤」

「ちんぽでいがされぢまうよぉおおぉ❤❤やだやだやだあぁぁ❤❤❤オマンコずぼずぼしてくれよぉおぉ❤❤」


 紐が食い込むケツ穴がひくつけばあえて緩慢。耐えかねて息を吐いた途端に素早く抜き差し、腰振りの激しさ間も突き立てる角度すら頻繁に変えて、待ちわびるマンコ二つを翻弄する。

 腰を固定されていない先輩の身体が律動のたみ派手に前後に揺れ動き、密着するおれの筋肉を摩擦する。オイルのぬかるみが身体をやんわり嬲り、切なさに溺れた鮫が身を捩るたび、ビキニを押し上げて尖る乳首同士がこすれ合い、よりいっそうの煩悶が生まれる。

 

 密着する肉が先輩の身体で撫で上げられ、背筋やケツは観客の視線に舐られる。マンコの中以外全てを愛撫され、おれの理性も身体も蕩けていく。

 

「あっああぁあぁぁ~~~~❤❤❤もうっ❤もう無理いぃいぃいぃん❤❤ちんぽちんぽぉおおぉぉぉ❤❤❤」」


 先輩の手が背中にしがみついたために、往来するちんぽとより強くこすれ合ったちんぽが、堪らず濁った我慢汁を吐く。

 向き合うおれらの乱れた吐息が、互いの鼻先に吹きかけられる。限界を訴える二対の視線に満足したようにうなずいて、黄色の腰がひねりを加えて突き立てられる。

 

「お゛っほぉおおぉおぉおおぉおぉ❤❤❤❤」


 その嬌声が轟いた時の絶望は凄まじいものだった。先にちんぽを貰えたのは、おれじゃなく先輩のマンコだったんだ。

 

 どろりとしたものが先輩のちんぽが拡がるのを感じると、すぐに先輩は馬鹿でかい声で快楽を歌いだす。

 

「おごぉおおっ❤❤いっだああぁ❤ひっぃいぃ❤❤はめられただげでいっぢまっだああぁぁあぁ❤❤❤」


 だらしなく緩んだまなじりに、引き攣り気味に呼吸をする開きっぱなしの口。垂れ落ちる鼻水。口端からも唾液を溢れさせ悦ぶ蕩け顔を目の前にして、おれは胸を掻きむしりたくなるぐらい羨ましくなる。

 おれのちんぽなのに。おれが先に目を付けたのに。おれのマンコの方がずっといいのに。こんなにでかくていやらしいケツがあるってのに。

 

 渦巻く羨望。しかし、先輩の口から嬌声が漏れだすと羨望はすぐに嫉妬へと変わる。黄色の手が先輩への腰へと移動したために、支えを失ったおれの巨体が律動に合わせて前後に揺らぐ。

 

「あぐぅお゛ぉおおぉぉ❤❤❤ちんぽ深いふがいぃい゛ぃいいぃいぃ❤❤❤❤でっげぇちんぽぉおぉおぉ❤❤❤❤オマンコズドンっでへええぇぇぇ❤❤❤」

「んっあうぅ❤❤先輩、乳首擦れるぅぅ……❤」


 先輩の100万分の1ほどの快感だろうが、おれも筋肉を擦り合わせて小さく喘いだ。

 先輩の身体が快楽に踊ると乳肉同士がぶつかり合う。吸着して押し潰される大胸筋が、ねとつくオイルの一をいくつも引き、悦に喘いでは熱を貯める。擦れるたびにむせび泣く乳首をぶつけて、捏ね潰す。少しでも快楽を味わいたくて、先輩と黄色の律動に合わせておれも腰を振る。

 

「おぅうぅ❤ダメだ❤❤足りねえ、よぉ❤ちんぽ❤ちんぽ❤ちんぽぉおぉ❤❤❤」


 だが、摩擦愛撫だけじゃ到底足りねえ。歯がゆさに焦れたデカケツがくねると観客もよろこんでくれるが、大半は先輩の方に意識を向けている。直接的な快感も羞恥も飢えて、漏らした愛液がオイルと混ざって奏でられる卑しい響きにするらイラついてくる。

 

「んだよぉ❤もっと楽しめよ❤❤観客が盛り下がるんじゃねえかぁ❤」

「ん゛ぉおおぅぅぅ❤❤❤」


 追い打ちをかけるように、おれの背中へと回されていた両手が背骨に沿ってすべり、ケツの谷間にまで潜り込んだ。オイルを手のひらで塗りつけながら、震える肛門を指先でくるくると撫でまわす。

 

「あっぉおおぉ❤ケツ、ケツがあぁぁ❤❤」


 むずつきを付加され大きく暴れまわろうとしたケツを、黄色の手が掴んで止める。そうして割り開かれた大殿筋の狭間で広がるケツマンコを、先輩の爪がカリカリと引っ掻き、むずがゆさを加速させてくる。オイル塗れで震えるケツに恍惚と汗が浮かび上がる。

 どろどろになって蠢くアナルに観客の視線が再び集まると、今度は黄色のピストンに合わせたリズムで腸洞を穿ちだしてくる。

 

「んぎぃいぃ❤❤おぅっ❤指❤❤先輩ぃ❤ケツマンコ、ぉおおぉ❤手マンやめ゛ぇえぇ❤❤」

「てめえはおれの指でも充分だろぉ❤お゛ごおぉ❤❤あっ❤ちんぽは、おれが食っといてやるがらよおぉ❤」


 オイルのぬるつきが腸壁に染み入る感覚の背筋をぞわつかせたのも束の間。ぞわつきとぬるつきを攪拌するごつい指が、おれのマンコで卑猥な音楽を奏で始める。オイルが腸内で温まり、蠕動する粘膜のそこかしこに吸着して糸を引く。腸壁は喜々としてうねり蠢いている。それでも。

 

「やだぁ❤やだやだやだあぁぁ❤❤❤指じゃ足りねえよぉおぉ❤ちんぽぉおぉ❤ぶってえちんぽで子宮ごんごんされねえどいげねえんだよおぉおぉぉぉぉ❤❤❤」


 先輩の指一本じゃ足りねえ。爪で腸内を掻く動きは巧みだが、おれの弱点を避けて一番イイトコロを素通りする。摩擦愛撫されるたびに悦びと同程度のもどかしさが募っちまう。おれが自分からケツを揺すってキモチイイ場所に指を当てようとしても器用に避けられて、余計に歯がゆさが加速する。


「指がダメならおれのちんぽがいいのかな?それとも、観客のみんなに輪姦されたい?どっちでもいいよ」


 こんなもの、選択の余地が無い。ここまで焦らされて、目の前で他の雌あ喘ぐのを見せつけられて。他の雄に輪姦されても満足できるわけがねえんだ。

 ただこいつは愉悦を得たいだけだ。おれにちんぽへ媚びさせて、他の雄よりお前のちんぽがいいと叫ばせて観客どもに屈辱を与えたい。それだけ。

 

「ちんぽちんぽぉおおぉおぉ❤❤❤ぶってえトカゲちんぽ早くぐれええええぇ❤❤子宮まで届くデカちんぽじゃねえとぉ❤淫乱オマンコ満足できねえがらあぁ❤❤他の粗チンよりこのおちんぽ欲じい゛ぃいぃぃぃ❤❤❤」


 おれの舌と口は滑らかに動いた。ちんぽの為に。自分を恥知らずな雌だと知らしめる為に。周囲の雄たちの怒気を孕んだ視線が欲しくって。こんな最低の雌野郎だと観客たちに教えたくって。

 雄たちの視線を感じて震えるおれの腰が再び掴まれる。黄色の口角が吊り上がったのを目にするより早く、ごつい指で拡げられたアナルへ、丸みを帯びた熱が押し当てられる。

 

「あひっ❤ちんぽちんぽでっけぇちんぽきてるぅ、う゛ぐぉぉおぉおぉぉっ❤❤❤❤」


 猛烈な圧迫感。待ちわびた感覚が肛門を押し広げて侵入する。

 肛門の皺を巻き込みながら埋没してくる肉の槍。指の比じゃねえ太さと熱を受け入れて、拡張される腸全体が蠕動した。みっちりと直腸内を隙間なく埋めたちんぽは、更に拡げるように、熱と振動で雄マンコを屈服させにかかる。

 

「でっけえぇ❤❤やっぱこのちんぽざいっごうぅぅう❤❤❤あっはああぁ❤❤」


 一度経験している圧迫感なのに、意識が揺さぶられるほどの快感と圧迫感を生んでいる。息苦しさがマンコの中でちんぽが揺れるたびに増す。同時に甘美な心地よさが増大して、急速におれの脳みそを駄目にする。

 とぎれとぎれの鼻息を先輩の顔へと吹きかけてしまう。さっきの意趣返しにと快楽に耐えるのをやめたアヘ顔を見せつけて、舌先から唾液を垂らす。

 

「んあぁ……❤畜生❤おれにもっとちんぽくれよぉおぉ❤❤マンコ寂しくって死んじまうよぉ❤」

「ダメだぜぇ❤❤このデカちんぽはもー離さねえからなぁ❤ひ、ふひっ❤ぉおぉ❤早く動いてぇ❤❤さっきみたくぅ❤子宮までおちんぽ突き上げてぇ❤❤❤」

「ぐぞぉ❤❤はやくいっぢまえよぉ❤おりぇがちんぽ貰うんだぁ❤❤」


 両腕をおれの背中に回し、脚を絡めて抱き着いてくる先輩に身体が勝手に反応する。隙間なく密着した状態で身を揺すられ、押し潰された乳肉で快楽の火が燃え上がる。

 

「ぁあおぉおぉ❤て、てめえはおれのちんぽ毎日咥えこんでんだろ❤❤❤もうちんぽやらねえぞぉおぉ❤」

「そ、それは――んぐおぉおぉ❤❤」


 腰にひねりを加えて突き入れられて、ケツ肉が押し潰される。

 うねるマンコ肉を攻め上がった肉の切っ先。凶暴にくびれたカリ首が鋭敏な腸壁を執拗に擦りたててきて、瞼に隠れた瞳で幾度も火花が散った。

 何も言われなくても分かる。この意地が悪い黄色がどんな台詞を望んでいるか。おれが最低な雌になるにはどうすればいいか。

 

「んぅぅ❤いいぜ❤おれ、このトカゲちんぽのオナホになるうぅ❤❤先輩の雌ちんぽよりぃ❤この雄臭ちんぽでオマンコゴリゴリざれる方がずっどいぃいぃぃ❤❤❤❤う゛おぉ❤んっほおぉおぉぉ❤❤❤」


 言い終わるなり褒美のピストンに見舞われる。最低な雌だと喜悦に弾けた声音をあげるおれの胸とケツに工夫んがこびりつく。先輩の顔に雌の色香ではなく雄の嫉妬心が浮かび、おれは内心ほくそ笑んだ。黄色のちんぽも良いが、先輩のオナホとして使われるのも頭がぶっとぶぐらい気持ちがいい。今度セックスするときはマンコからザーメンの臭いが取れないぐらい激しい交尾をしてくれるだろう。

 

「妬けてくるね。本当に、おれのものにしたくなるじゃないか」


 黄色までもが嫉妬を帯びた声で囁いて、腸内でちんぽを膨らませる。オイルと愛液がかき混ぜられて泡立った淫乱ローションがグチュグチュと攪拌され、赤く爛れたマンコが泡でデコレーションされる。さぞいやらしい光景になっているであろうマンコを注視され、マンコが勝手に締め付けを強くする。

 きつく締め上げる腸内を、関係無いとばかりにちんぽは往来する。結腸の入り口を無理やりこじあけて、結腸口と肛門の両方を使ってちんぽを扱く。肛門から雄の子宮までぜんぶをごりごりされて、ちんぽからはザーメンが勝手に漏れ出していた。

 

「くうぅぅ!さっきより、具合がっ!良いじゃないか!」


 擦りたてられる快楽に溺れたマンコ襞は愛液でぬかるみ、ちんぽの動きを阻害しない程度に緩慢な吸い付きをする。邪魔が無くなったちんぽは速度を上げて、一番奥までスムーズに往来し、大きなストロークで繰り返し根本までちんぽが嵌り込む。

 

「あ゛お゛ぉおおぉおぉっ❤❤❤深い゛ぃいぃ❤おちんぽふがいぃいぃ❤❤❤❤」


 結腸の曲がり角を亀頭で打ち叩かれると、待ちわびていた粘膜がこぞって歓喜の汁、愛液をにじませた。そのぬめりか攪拌されて温められたオイルと溶け混ざり、おれの結腸を心地の良い肉オナホに変える。

 ぺちぺちとぶつかる玉袋がぎゅっと締まって迫りだしているのをケツ肉で感じた。脈打って、ザーメンを出したがっているちんぽが、先走りを結腸に擦り付けているのを感じる。

 

 このまま、ケツマンコに注いで欲しい。肛門が期待によってきつく窄まっている。おれの腹をまたいっぱいにして欲しい。先輩や観客の前でおれがこのデカちんぽの雌だって証明して欲しい。

 

「きてきてえぇえぇ❤❤ザーメン❤雄マンコにぃいぃ❤雄臭ザーメンでオマンコも子宮にいっぱいにしてくれよぉおぉ❤❤」


 押し付けたケツ肉を黄色の腹筋に擦り付けて、深々食い込んだちんぽを、痙攣する腸壁全体で締め上げる。マンコ肉は諸々の汁でぬかるみきっているのに、底抜けの渇望感に襲われて、おれは懇願の視線を振り向けた。

 おれの心を見透かしたうえで、黄色は酷薄な笑みを浮かべて、腰を引く。ちんぽがマンコ襞を引きずって抜け始め、愛液とオイルの混合汁が卑しい響きと一緒に結合部から滲む。

 

「や、やだ゛ああぁ❤❤抜が、ぬかないでへえぇえ❤❤❤」


 おれは喪失感に怯えて肛門を締めて、カリ首が食い込むのに悶えながらもちんぽの引き留めに躍起になる。けれど、酷使されて腑抜けたマンコがちんぽに勝てるわけがねえ。

 

「おっほお゛ぉお゛お゛おおぉおおぉっ❤❤❤❤」


 凶悪にくびれたカリが、窄まりすがりつく肛門をめくり上げ、強引にこじ開けて脱出する。

 その際乱暴抉られた肛門が、閉じることを忘れたまま快感の痺れに溺れていた。閉じ切らない肛門の中。摩擦の余韻に溺れっぱなしのマンコ肉も、延々飢えて蠢き、愛液を滲み漏らす。

 おれはちんぽを一気に引き抜かれた衝撃に呼吸すらできず、口を「お」の字にしたまま痙攣していた。

 

「んぎいぃいぃ❤❤ま、まひゃちんぽぎたあああぁああぁ❤❤❤」


 その隙が致命的だった。おれが間抜け面をしている眼前で、またも先輩の顔が喜悦に歪んだ。そんな顔を見せられたら、マンコが寂しくなって死んじまう。

 

「あ、ああぁあぁ❤❤やだあぁ❤ちんぽっ❤❤ちんぽ貰えなぐなったら寂しくなっで死んじゃうぅうぅぅ、う゛ぅお゛ォオオッ❤❤❤」


 急速に増大した飢餓感が、おれに必死にケツを振らせた。それが功を奏したか、先輩から抜き出されたちんぽが三たびおれのマンコに突きささる。


「わがままなマンコだなあ。おれのちんぽは一本しかないんだけど?」

「は、はひいいぃっ❤❤すいませんっ❤おれのオマンコが淫乱な浅ましマンコでもうじわげありまぜんっ❤❤❤」


 黄色は欲深いおれを叱りつけるようにケツ肉を何度も打って、熟れたケツ肉に赤みを残す。マンコの一番奥とケツ肉を何度も叩いて、浅ましい雌を躾けていく。

 ちんぽに絡む先輩の愛液も潤滑油に、勢いよくちんぽの切っ先が結腸に沈み込む。張りつめた亀頭に腸壁がへこむほどの衝撃を見舞われ、おれの脳がまたも揺らされる。渇望が瞬時に喜悦に置き換わり、極上の蕩け声が涎とともに噴出した。

 

「はは、引き抜こうとすると肛門がしゃぶりついてくるじゃないか。きみらも見てみなよ」


 ケツを割り開いてちんぽへすがりついて伸びる肛門を観客に見せてやりながら、またもトカゲちんぽが肛門を内から抉り、抜け出てしまう。

 

「あ゛あっひゃああぁ❤❤子宮っ❤子宮届いてるぅうぅうん❤❤しゅき❤好きぃいぃ❤デカちんぽで子宮ごんごんしゅきぃいぃぃぃ❤❤❤❤」

「はひっ❤❤うぎぃいいぃ❤おおぉんっ❤❤❤オマンコごわれるうぅうぅ❤❤おちんぽの形になっでぇ❤戻らなぐな゛るっ❤❤❤んっはあぁあぁ❤❤」


 結腸を叩いては抜け出ていき、もう一匹に汁を大量にまぶして再来し、また一番奥をゴリゴリ擦り上げてくる。交互に雌穴を穿たれるおれらの嬌声が扇情的なコーラスになって観客を楽しませていた。

 

「さて、どちらに出してあげよっかなー」

「おでっ❤おれのオマンコに出しでええぇえぇえぇぇ❤❤❤」


 脈打つちんぽがマンコを揺さぶる。いよいよ差し迫った射精を独り占めすべく、だらしなく震えていただけのマンコが、最後の力を振り絞ってちんぽへ噛みついた。

 

「おい、ちんぽはおれのも、んむうぅうっ❤❤」


 先輩がわめきたてる前に先手を打った。噛みつくようなキスをしてめちゃくちゃに舌を絡ませあうと、抵抗しないようにおっぱいやちんぽを擦り付けてオイルをぬちゅぬちゅ❤と音を立てる。

 

「んん……本当に卑しいマンコだね。いいよ、好きなだけ飲んでね」


 ズンッと過重な衝撃が雄マンコと振動を産み付ける。痙攣した肛門が限度を超えて締め付けを。悶えた腸壁が歓喜の蠕動を。収斂した結腸口が貪欲な吸い付きをちんぽへと与える。

 熱いザーメンの滾りが結腸内で噴きあがったのは、おれのキスを振り払って大口を開けたまさにその時。


「んほお゛ぉおおっひいぃいいぃぃいぃいぃ❤❤❤❤❤」


 射精中のちんぽが腸壁をグリグリ抉り、噴き出るザーメンを刷り込みながら要求する。ザーメンを搾り取れ。受け止めろ。孕め。雄の欲望を再度叩きつけられながら直腸は理解する。

 このザーメンで孕まなければならない。それこそが自分の役目なのだと。このちんぽに隷属するためのケツ穴なのだと。

 

 そしておれの変態性がしみ込んだ脳みそは理解する。これが最高に盛り上がる瞬間だと。射精というクライマックスを盛り上げるために淫らに歌わなければならないと。

 

「のぉおほぉおおぉ❤❤いぐのぉおおぉ❤いぐいぐっ❤❤ザーメンでいっでるのぉおおぉ❤❤❤いぐのとまんねっ❤いっぱい゛っ❤❤ザーメンで子宮おがざれるうぅうぅ❤❤❤中出しさいっこぉおおぉおぉ~~~~❤❤❤❤」


 波打つ腰の動きに合わせて引き攣れる結腸内で、ちんぽが延々と脈打ちザーメンを打ち出していく。腹の中から膨らまされて、淫熱にあぶられるこの感覚。この瞬間を待っていたんだと再認識する。

 おれはのけ反って少しでも孕まされる腹を見えるようにしてやる。このトカゲのザーメンを注がれて、ボテ腹にされるおれを。このちんぽの所有物であると子宮に刻み込まれているおれを見てくれよ。

 

「孕んだああぁ❤❤ぜってぇ孕んだ❤❤❤トカゲちんぽのザーメンでマンコずっどいがざれでるぅううぅ❤❤すき❤すきぃいぃ❤❤へひひぃいぃ❤」


 演技の必要なんて無い。ただちんぽに屈服したままでいれば最低なアクメ顔を見せることができるのだから。オイルで雄くせえ筋肉をヌルテカにして、ビキニの紐を食い込ませたおれが、種付けされるところまで見せている。観客どもはちんぽを扱くことすら忘れて涎を垂らして見てやがる。おれの脳裏に浮かぶのは至福。ただそれだけだ。

 

「あっはあああぁあぁ……❤❤まだいっでるっ❤オマンコいぐ❤いぐぅ❤❤種付けぎもぢいぃいぃ❤❤❤オマンコ壁ザーメンでごんごんっでざれるのよすぎぃいいぃ❤❤」


 腸壁に雄汁がぶちあたるたび。まだ奥を突き上げているちんぽにマンコ襞を掻きむしられるたび。おれのちんぽからはザーメンが漏れて口からは歓喜の声が漏れていく。

 おれの腹をいっぱいにしてもまだ足りないザーメンは今日3回目の射精だってのに濃度も勢いも衰えない。コイツを観客の前でケツから吐き出せば、また喜んでもらえるだろう。

 こいつをダンスパートナーに選んで正解だったと、ケツ穴がひくついて歓喜する。

 

「幸せそうなトロ顔しやがってぇ❤❤てめえは後でじっくり教育してやらねえとなぁ❤」


 嬉し涙とよだれをこぼし、突き出た舌を震わせて媚びたなき声を響かせるおれに先輩が顔を舐め上げてくる。

 それはちんぽを取られた怒り以上に興奮が滲んでいた。さっきから射精しっぱなしのおれのちんぽへ自分のちんぽを擦り付け、おれらの身体をザーメンでつなぎ止めようとしているかのようだった。

 

「次はおれな❤こいつに出した量よりザーメン少なかったらブッ殺すからな❤❤」

「そうしたいところだけどね、このマンコまだ離してくれないんだよねぇ」


 おれのマンコは鼓動を響かせるちんぽにすがりついて、離すまいと結腸口で締め付けている。雄という存在を誇示するかのようなザーメンをこれだけ注がれても、まだ満足していない。

 

「んへ❤おれぁこの程度じゃ満足できねえんだ❤❤次はあいつらによーく見える体位ではめてくれよぉ❤二人がかりでもいいからよ」


 満足していないのは観客たちもだ。こんな極上のおかずを見せつけられちゃ一回や二回のオナニーじゃ物足りないだろう。こいつらの金玉が空っぽになるまで淫乱なショーを見せてやらねえとな。

 おれの筋肉は、マンコは、雄どもの視線を浴びてこそ最高に輝くんだ。ダンスパートナーたちはまだちんぽをびんびんにしている。まだ日は落ちていない。ザーメン塗れの身体を起こすと、太陽の光を浴びて絢爛に輝いた。


「ショーはまだまだ続くからよ❤❤ちんぽ勃たせてついてこいよ野郎ども❤」


***


「ん~~……今日はやる気出ねえなあ。今日はバイトサボろうぜ」

「ダメに決まってんだろ。おれのショーを待ちわびてるやつがいるんだからな」


 昨日楽しんだビーチへ向かう途中。

 先輩が愚痴るのをなだめて、おれはビキニの紐をケツに食い込ませた。

 昨日は最高だった。おれの筋肉に見惚れる観客に良い雄と良いちんぽ。このバイトを選んだ自分を褒めてやりたい。

 昨日はたくさんの雄と約束しちまったからなあ。順番に相手をしてやらないといけねえ。でも、あの黄色ともまた交尾してえな。一つしかない自分の身体が恨めしい。

 

「このバイト、おれに合ってると思うんだよな。昨日も遊泳禁止エリアで誰も泳がなかったって褒められたし」


 淫乱ビルダーなんかを募集したのは、ハッテンビーチで泳ぐ馬鹿を無くすためだ。おれらがエロい姿を見せてやればセンズリこくのに夢中で危険な場所で泳ぐ馬鹿はいなくなるというわけだ。

 おれらの大活躍で昨日は危険ば場所で泳ぐやつはゼロ。雇い主に今後のシフトを増やして欲しいって頼まれちまった。セックスして褒められて金まで貰える。おれこそが一番相応しいバイトと言える。

 

「今日も頑張ろうぜー先輩!」

「頑張らねえって。今日は午前でバイトは終わらせっからな」

「なんでだよ?疲れたのか?」


 この筋肉馬鹿な先輩に限って疲れたなんてあるわけがないんだが。男前っぷりならおれが圧倒的に勝っているが体力では先輩に敵う気がしない。昨日は二人そろってザーメンタンクにされてザーメン排泄ショーをさせられたが、あの程度おれらには屁でもない。

 一体どうしたんだ?と見ると先輩は尻尾を立たせて腰へ腕を回してきた。

 

「てめえ、昨日はおれのちんぽよりあのトカゲ野郎のがいいとかぬかしたよなぁ!?今日はてめえのマンコ躾けなおしてやるんだよ!」


 鼻息を荒くした先輩は既にちんぽをギンギンにさせており、極小のビキニがもう引き千切れそうだ。あ、これは先輩のスイッチが入っている。昨日は雌のスイッチだったけど今日は雄のスイッチ。

 こうなった先輩は金玉を空っぽにするまでは止まらないし、めくれかえって開きっぱなしなってもマンコを放してくれなくなる。


「仕事抜きでてめえがボテ腹になるまでザーメン注いでやるよ。あのトカゲにも他の連中にもてめえがおれの雌だって教えてやる。いいな?」


 そう言われてケツを揉まれたりしたら駄目だなんて言えるわけが無い。先輩のちんぽから漂う臭いだけでもおれはもうマンコが潤んでるんだから。

 雄になった時の先輩はおれのイイトコロも全部責め立てて、おれが気絶したらケツを叩いて無理やり起こす。おれが大好きな舌を絡めたキスも、先輩の膂力が無きゃできねえ駅弁もしてくれる。おれにとって最高の男になる。

 

「……しょうがねえなあ❤先輩のちんぽにチャンスをやるからよ、しっかりおれを満足させてみせろよ❤❤」

「二度とその減らず口叩けねえようにしてやる。行くぞ」


 おれが先輩の腕にすがりついた甘えると、しっかりケツを鷲掴みにしたまま歩き出す。こいつはおれの雌。そう主張する態度に周囲の雄が羨ましそうに見つめている。

 先輩はおれに息を合わせて踊るというよりも、自分のリズムにおれを合わせるタイプだ。あの黄色とは違うが、おれの筋肉をエロく輝かせてくれることには変わりない。いや、身体の相性なら一番かもしれない。たまに雌のスイッチ入れなければ、おれの相手として最高なんだけどな。今日は雄臭え先輩にたっぷり楽しませて貰うとするか。

 あのトカゲの前でやっぱり先輩のちんぽの方がずっと良い、なんて喘いでみせたらきっと嫉妬丸出しにしておれを犯してくれるだろう。昨日のおれを知ってる連中は、おれの尻軽っぷりにちんぽを硬くしてくれるだろう。行くのがこんなに楽しみなバイトは初めてだ。

 

「さーて。今日もたっぷり交尾しような、先輩❤」

 

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