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「あ゛ーーーっ!いく、またいぐううぅ!」  二発目のザーメンだというのに濃度も勢いも衰えを見せない。むしろ一発目が上澄みだったのかと思うほどに馬鹿げた量のザーメンをぶちまける。S字結腸を叩いた精液は濃厚すぎるせいでゼリーのようにへばりつくが、突き上げるちんぽにかく拌されてどろどろと結合部にまで流れ落ちて行く。結合部からはゼリー状の精液がブチュリと溢れ出し、神聖な学び舎の床を淫乱汁で汚染する。   「おいおいイキすぎだろぉ❤❤先生マンコ妊娠させる気かぁ❤童貞ちんぽの匂い取れなくなったらどうしてくれんだぁ❤❤❤」 「それはぁあ゛ぁ、だっで、お前がっ!いぎいぃいぃ!」 「おれがなんだっでぇ❤❤言ってみろよ、雑魚ちんぽの雌野郎がよぉ❤❤❤」    牛に反論しようとすればその前に結腸が収縮し、亀頭だけを器用にしゃぶってくる。連続の射精で敏感になったちんぽ、それも亀頭だけを刺激されるとイク事もできずにちんぽが壊れそうな激悦だけが湧き上がる。けつと腰の間には粘液の柱がかかり、雄っぱいと口の間には唾液で橋ができている。それはまるで蜘蛛の糸。かかった獲物を逃さずに食らう為の情欲の淫糸。  搦め取られた哀れなマンコ狂いは顔面の穴という穴から体液は滴らせていた。牛の噴き出す体液とも混ざり合って胸元の衣服はどろどろのぐちゃぐちゃだ。ただし牛は無様に涙や涎を零してはおらず、悠然とちんぽを堪能している。噴き上げているのは汗と、極太ちんぽからの我慢汁だ。   「お゛っおおぉ❤❤❤雑魚ちんぽだがサイズはなかなかのモンだ❤先生の子宮をちゃーんと突けてるぜ❤❤偉い偉い❤❤」  牛が生暖かい吐息を吐きかけるが、浜村にできたのは睨みつける事だけ。それも体液塗れで崩れた顔なのだから迫力も何も無い。むしろ子犬の虚勢のようで可愛らしいと牛を興奮させて逆効果だ。  夢の中とはいえ全力で腰を振り立てているせいで浜村の呼吸荒く、足腰も軋みを上げている。変わらず力を漲らせているのはちんぽだけ。マンコ肉の海を泳ぎまわり、自分の匂いで躾けてやらんとばかりに我慢汁を吐き続ける。    一突きごとにマンコは大きくうねっては竿全体を愛撫してくれる。浜村のちんぽがどうすれば悦ぶかを学習し、的確に締め付けをほどこす。ただ淫乱なのではない。使い込まれているだけでは到達できない最高の穴。こんなマンコを知ってしまえばもう他の男では満足できないに違いない。  いつの間にか牛に動かされるだけでなく、浜村自身の意思でも腰を振っていた。快感でおかしくなりそうでもマンコを掘り込むのを止められない。盛大に音を立てながらけつたぶと腰を打ち付け、結合部近辺の肉は真っ赤に腫れてしまっている。それでも、牛のマンコからは離れられない。 「ぐうぅぅうぅ!くそ、ぐそおぉぉ!腰止まんね゛ええぇ!」 「う゛お゛お゛おぉおおぉっ❤❤❤いい、ぜええぇ❤その調子で雑魚ちんぽ振りやがれえ゛えええぇぇ❤❤あ゛っはぁ❤❤これだから童貞ちんぽを食うのはたまんねぇなああぁ❤❤すーぐにマンコ狂いになっちまうぅ❤❤❤❤」  牛の言う通り浜村はマンコに狂っていた。初めてのセックスは麻薬のように脳を犯し、牛マンコで頭の中を満たしてしまった。この雄を孕ませたい。ザーメンを注ぎたい。自分の物にしてやりたい。それはちんぽを持つ男ならば誰もが抱く原始的な本能。牛が高慢で、獰猛に見下ろすほどにその欲求は昂る。この雄を自分のちんぽで負かしてやればどれだけの悦びがあるのか。雄の欲求の命ずるまま、掴んで引き下ろすけつに合わせて腰をぶつける。 「う゛おおぉ!すげっ!このマンコ、孕ませてやる゛!ぜったい!」 「いいぜいいぜぇ❤❤セックスはそうじゃなくちゃなぁ❤❤❤てめぇみたいなエロガキをマンコで負かしてやるのが最高なんだからよおおぉ❤❤❤❤」  半泣きで吠える童貞ちんぽのなんと滑稽な事か。しかし牛は嘲る事なくマンコをギチギチに締め付ける事で応えた。ちんぽが潰れるのではいかと錯覚するような圧力は同時に快感を産み、威勢の良い言葉を吐いていた浜村の喉は無様に嬌声を上げる。  ちんぽを咥えこむ雌穴は泡立ったザーメンをぼたぼたとこぼし、雄槍で直腸を押し広げられる快楽に酔っていた。送出されるちんぽにしゃぶりつく肛門は飢えた獣の口のよう。ひょっとこのように追いすがる姿は滑稽だが、息を呑むような貪欲さがあった。   「そら、そらぁ❤❤もっとちんぽよこしやがれえええぇぇ❤❤❤❤じゃねぇとマンコでてめぇのちんぽ食っちまうがらなぁぁ❤❤❤」  浜村が懸命に腰を振ると牛はより荒々しく貪欲な獣になる。前立腺や結腸を狙ってちんぽを打ち込んでも、牛は悦ぶだけで少しも余裕を失わない。浜村が犯そうと腰を振ってもはたから見れば牛のマンコに奉仕しているようにしか見えないだろう。   「ん゛ああぁ!ちくしょう、だめだ!また、またいっちまううぅ!」  そしてまた浜村のちんぽが白濁汁を打ち上げる。これで三回目となる射精は変わらず高校生の性欲を煮詰めた青臭さで満ちており、牛マンコの内部は嗅いだだけで孕みそうな精液臭さで染め上げられている。  そのザーメンの量は体力のありあまった若者である事を考慮してもありえない量だ。教壇の前はマンコから溢れたザーメンで水たまりができており、教室内全体にまで精液の匂いが充満している。 「やばい゛いぃ!このマンコ、無理だ!も゛ぅ!」  マンコという君臨者が情けない童貞ちんぽを自分好みに調教していく。直腸は竿を締め付け、痛みさえ感じるような激しさで摩擦する。そして結腸は包み込んだ亀頭を優しくしゃぶり、ちゅ❤ちゅ❤と鈴口にキスを繰り返した。それは飴と鞭。ちんぽを責めたて被虐欲求を刺激する快楽と、雄の悦びを教え込む蕩けるような悦楽。  このマンコが愛おしい。もっとセックスがしたい。内から聞こえる「声」すらかき消す幸福に支配され、浜村は叫ぶ。   「好きぃ!すきだあ゛ああぁ!このマンコ最高だあ゛ぁ!あ゛っ!う゛あぁ!もっど、もっどセックスさせでくれぇ!」 「ああいいぜぇ❤❤❤そーやって素直におねだりすりゃあペットにして可愛がってやるからよぉ❤❤先生のマンコに気合入れて奉仕しろお゛おぉ❤❤❤❤」 「は、はい゛ぃ!がんばる、おれ、がんばるがらぁ!」  情けない声。媚びた声。雌の声。男としてのプライドを失った、恥知らずな喘ぎ声。  浜村の上げる声を聞けば、男は見下し女は嘲るだろう。さきほどまでの拒絶や虚勢はどこへやら。牛に甘えた声で懇願し、種馬同然に腰をへこへこ動かして快楽を貪る。  牛はその姿に満足げに笑むと、細い尻尾をうねらせて自身のけつたぶを打ちすえた。発情期の豚になった浜村からは分からないが、快楽で潤んだ瞳の中で厳粛な光がきらめいた。交尾に溺れるでも獲物を甚振るのを楽しむでもない、何かを為そうとする男の光だ。   「その調子だぜぇ❤やる気出るようにご褒美くれでやるよぉ❤❤童貞坊主の大好きな雄っぱいしゃぶらせでやるぜ❤」  しかし口からまろびでるのは下品な言葉。浜村の性欲を焚きつける囁きばかり。  そしてちんぽを咥えこんだまま牛は大きく背中をそり返らせる。浜村の背中に手足を纏わせたまま背筋を曲げれば、当然身体の前面が突き出される。つまりは、今までも浜村の顔を愛撫していた雄っぱいが更に押し付けられる事になるのだ。  加えて、ムチムチで柔らかい筋肉だけではなく硬く尖った物が浜村を刺激していた。いつの間にやらベストは前を開け放たれ、体液塗れのシャツだけが包む大胸筋。その先端でそそり立つ、親指よりもでかい肉芽。濡れたシャツごしに透けて見えるそれは、紛れも無く牛のデカ乳首。   「あ、あああぁ。乳首、乳首でっけえ……」 「だろ❤好きなだけしゃぶっていいんだぜ❤❤童貞くんはシャツの上から限定だけどな❤」  布地の下から存在を主張するエロい乳首。ケツを突き上げられるのに合わせてデカい雄っぱいも揺れ踊り、乳首がねだるように浜村の顔を擦る。あまりにもエロく下品な乳首に童貞の理性はあっけなく砕け散る。  生餌に釣られる小魚同然に浜村は乳首へと食らいつく。ぱくりとデカ乳首を口内に納めるとすぐさまヂュウヂュウと吸い上げる。滑らかなシャツの布地が邪魔な分、強く浅ましく。   「ズッ!ずぞぞぞぉ!」 「ん゛ぅうほおっぉ❤❤ガっつきすぎだろエロガキ❤ん゛うぅ❤❤❤先生のマンコ犯しながらミルクまで欲しがるとかよぉ❤脳みその代わりにザーメンでも詰まってんのか❤❤❤えぇ❤」  などとのたまいながら牛は浜村の後頭部を掴んで雄っぱいに押し付けている。胸がでかすぎるせいで下を向いている乳首を、吸い上げる事で前を向けた。ミルクをねだるように吸いながら、エロ漫画で見た知識を総動員して愛撫する。歯で挟み込んでぐにぐと甘噛みをして、先端を舌先でほじくり回す。  浜村の指よりも太ましい雌突起は噛んでも跳ね返してくる硬度があり、舌を絡ませているとちんぽをしゃぶっているような心地になる力強さがあった。噛んでも舐めてもびくともしない乳首を少しでも気持ち良くするために、乳輪ごと口に含むとできる限りの強さでバキュームする。   「そ、そんなんじゃ物足りねえぞぉ❤❤童貞野郎は毎日毎日雄っぱいしゃぶる妄想でオナってやがってたんだろ❤❤❤その妄想通りにしゃぶってみせろやぁ❤❤乳首しゃぶりも満足にできねぇのかふにゃチンがぁ❤」 「む゛おおぉ!う゛ううぅ!」  牛に叱咤されるが浜村も必死だ。シャツがふやけて駄目になるまで唾液を絡ませ、乳首が千切れそうな力で歯を食い込ませる。鼻を鳴らして吸い込んでいると汗の塩辛さと一緒に牛の体臭が浜村の中へ入り込み、身体の奥から犯されているような錯覚を起こさせる。  ドス黒い乳首が充血するまで愛撫すると、今度は「おれの乳首は二つ付いてんだぜ❤❤」ともう片方への奉仕を命じられた。もちろんその間も童貞ちんぽは牛のマンコにしゃぶられ続けている。完全に逆レイプと化した交尾だが、浜村は確かに幸せを享受していた。足腰が悲鳴を上げても動かそうとしてしまうのがその証拠。浜村の意思など関係なく身体は動くのだが、それでも牛マンコを孕ませようという確かな意思を持って腰を振っていた。   「はあぁ❤❤❤お仕事のついでに可愛がってやるだけのつもりだったのになぁ❤そーんなエロい顔で腰振られたら我慢できなくなっちまった❤❤❤❤」 「う゛ぉあっ!お、おしごとぉ?なに、言っで」 「いいからお前は黙ってちんぽ勃たせとけ❤❤❤こっからは本気でザーメン搾ってやるからな❤死ぬんじゃねえぞ❤❤」 「ふあ゛あぁ?う゛ぅあぁっ!!な、な゛んだこれえ゛ぇ!」  嬌声を垂れ流す装置と化していた浜村が、快感ではなく驚嘆の声を上げる。  異変を感じたのはイキ過ぎてモロ感になったちんぽ。ちんぽをしゃぶる淫乱マンコ肉が、これまでとは明らかに違う動きをしている事を察知した。時にはぎちぎちに竿を締め、時にヒダでやわやわと撫で擦ってくれたマンコだったが、今浜村のちんぽを襲うのはどちらとも違う肉の蠢き。 「うあぁ、これ。なに、あ゛あっ!」  牛を抱えたまま、目を見開いて硬直する。牛が命令を取りやめたのか、孕ませ運動をしていた脚腰も停止している。浜村の意思で動かす事もできなかった。それは快楽や疲労で力が抜けたというわけでもなく、物理的な手段でちんぽを拘束されていた――ちんぽを咥えこむマンコによって。  今まで締め付け、絡みついていたマンコが今は浜村のちんぽに最適化していた。マンコ肉が変化を起こしてて血管瘤の凸凹にすら合わせ、物理的に変形している。浜村のちんぽに誂えたようなマンコに。鍵に対する鍵穴に。完全にフィットしたマンコは浜村がどれだけ力を込めようともちんぽ逃がさない。    それだけもありえない事象だが、浜村のちんぽは更なる異変を察知した。ちんぽを拘束する雌肉が竿を扱きたてる。でかいけつを動かさずに、マンコの内部だけでちんぽを擦り立てている。だが何よりも浜村を驚かせたのは結腸の蠢き。亀頭だけでなく竿の上部までもぱくりと咥えて、ジュルジュルと吸い上げ始めたのだ。まるで下品なフェラをしているように。   「ひいぃいぃ!すげっ!おおああぁ!あ゛ああっ!」 「すっげぇだろ❤❤おれがちんぽ咥えこめば金玉空っぽになるまで逃げられねえんだぜ❤このままイかせまくってやるよ❤❤❤❤」  牛の雄々しい肉体は微動だにしていない。しかし、中の柔肉は最高のオナホとしてちんぽを追いこんでいた。  竿をぐりぐりと擦りながら結腸だけがちんぽをしゃぶり。  結腸が鈴口に吸い付きながら直腸がぶるぶると振動し。  牛マンコは人間の内臓ではありえない動きで浜村のちんぽを愛し、虐め続けた。   「あ゛~~~~っ❤❤❤たまんねェ❤❤❤❤童貞のガキがヘコヘコ腰振るのもいいけどよ❤好きなだけちんぽ食い散らかすのがいっちばんマンコに来やがるぜええぇ❤❤❤ 」  S字が真っすぐになるまで突っ込んで、でかいけつと腰を擦りつける。その間もマンコは貪欲にちんぽを吸引し続け、下品な音が止まらない。  対して浜村は背筋をそり返らせたまま目を白黒とさせていた。フェラとケツマン交尾の合わせ技は経験の無いちんぽを限界を超えて追い込んでいく。   「う゛うぅうっぅ!いぐっ!おれ、またいぐぅ!ま、マンコにまたぶちまけちまうよぉ!」 「いいぜっ❤❤出せ❤中出しだ❤❤❤教師マンコ孕ませる変態生徒になっちまえ❤❤てめぇのガキ孕んでやるから覚悟しとけよ❤❤❤❤」  孕んでやると牛は吠える。  雄でありながらちんぽを咥えこむ自分を誇らしげに牛は笑う。  浜村の出した精液も漏らし続ける先走りも一滴残らず吸い上げたせいか、牛の引き絞られた腹筋は歪に膨らんでいた。ボテ腹が浜村との間で挟まれたちんぽを圧迫しているせいか、牛も白く濁った先走りをだらだらと漏らしていた。    青臭く染まる空気。迸る熱気。五感の全てを牛に支配され、浜村はどうしようもない親愛を覚えてしまう  腑抜けた瞳で見上げると、ぎらついた瞳で見下ろす雄がいて。視線がぶつかりあって、交差して。両者とも絶頂の気配を悟る。    最後は二人、息を合わせて。浜村は腰を大きく突き上げ、牛は一番奥にまで迎え入れる。  情欲を乗せた一突きが結腸の奥へとめりこんで、ドロドロした欲望が解放される。   「うおっ!お゛おおおおおおおぉぉぉぉ!」  全身で牛にしがみつきながら、ついにザーメンがぶちまけられる。  巨根が膨張した瞬間、マンコもこれまでにない締め付けを見せた。途方もない快楽に浜村の脳がショートを起こし、種付けの為だけの発射台に成り下がった。   「ん゛ああうぅうぅうぅぅ❤❤❤くるくるぐるうぅぅ❤ザーメン来たあああぁぁぁん❤❤❤❤❤」  それは牛ですら驚愕するほどの膨大な精液。今までの射精量を上回る白濁は火山の噴火のよう。バキュームフェラをする牛マンコに一滴残らず吸い取られ、内臓の中を満たしていく。  ごくごくと精液を飲み干す結腸は精液の熱と匂いで満たされて、ボテ腹のように膨らんでいく。それは雌としてちんぽに屈服した姿にしか見えないはずだが、牛は紛れも無い勝者の笑みを浮かべていた。   「ああ、入ってきやがるぜえぜ❤❤❤先生マンコに負けてビュービューザーメン射精してやがる❤❤❤❤よっぽど気持ち良かったんだなぁ❤止まんねぇぜ❤❤」  牛は膨張した腹を誇らしげに撫でまわし、マンコを蠢かせてはちんぽに擦りつける。内壁を荒らされると莫大な快楽を生み、全身の神経を犯しながら脳へと流し込まれる。 「あ゛ぉお゛っ❤ザーメンがマンコ灼きやがるっ❤❤ずげぇ❤もっどだぁ❤❤イキまくってるちんぽで奥突きやがれえぇ❤❤❤結腸マンコで中出しアクメさせやがれよお゛ぉ❤❤❤❤❤」  精液が結腸を舐めるのに合わせて全身が痙攣する。断続的な絶頂が来ているのか、瞳がひっくりかえりそうになっては戻す上下運動を繰り返している。  しかしイキまくっても牛マンコは吸引をやめず、精液を溢れさせる事なく腹へと溜め込んでいく。牛マンコから染み出た愛液と一緒に合わせて内臓を満たしていく。   「見ろよ❤❤お前のザーメンで孕んじまったぁ❤❤❤童貞のクソガキのくせしてたっぷり射すじゃねえか❤良いパパになれるぜお前❤」 「う、ぅう゛ぅ。見せるなよ、畜生……」  ボテ腹を見せびらかす牛に、浜村は顔を赤らめて目を逸らす。常人の数倍にはなろう射精をしたせいか、浜村をせかしていた性欲も一旦の落ち着きを見せていた。冷静になると自分が豚のように腰を振った姿や牛に甘えていた姿が無性に恥ずかしくなる。自分はホモではない。仮にホモであってもこのような変態の牛に夢中になるなんてと自己嫌悪が湧き上がる。    だからだろうか、浜村は気付けなかった。牛の暴れ回るちんぽは濁水を噴き上げるばかりで、ザーメンを出していない事に。膨張して尿道口をクパクパと開き、苦し気に震えている事に。   「も、もう無理だ……」  萎えたちんぽがずるりとマンコから抜けるが、精液も愛液も漏れる事は無かった。肛門は抜けるちんぽに未練がましくすがりつき、まだ物足りないと吸い付く始末。  雄ならば再びちんぽに熱がともる下品なおねだり。しかし、それでも立ち上がれないほどに浜村は消耗していた。駄目だと分かっていても足腰から力が抜ける。崩れ落ちる身体。閉じる瞼。視界は闇に閉ざされて、夢の只中にあった意識は何処かへ消えていく。   (ああそうだ、これ夢なんだよな……夢精してたらどうしよう)  意識を手放す最中、浜村はこれが夢である事を思い出す。牛の身体の柔らかさも、ぬくもりも。今もちんぽを包むマンコの心地よさも目が覚めれば泡沫のように消え失せてしまうのだ、そう考えるとどうしようもない寂しさが湧き上がったが、消え失せていく意識はどれだけ留めしようとしても無駄だった。 (――こいつ、なんだったんだろう。夢なんだろうけど、忘れたくないな)  だから、浜村は最期に牛を見上げた。  せめて焼き付けておこう。奇怪だが不快ではない。自分に快楽をくれたこの牛の顔を記憶に焼き付けようとした。快楽に、親愛に。様々な感情をを起こさせてくれた牛に視線を向けて。   「なかなか楽しかったぜ坊主。じゃあ、『またな』」 「え――――」  どくん、と心臓が跳ねた。  浜村が最後に見たのは悪戯っぽく笑う牛の顔。淫靡で下品だった牛なのに、爽やかささえ感じさせる顔を浜村へと向けていた。  またな、という言葉の意味を、自分の胸が高鳴った理由を考えようとしても思考は纏まらず。浜村の意識は沈んで――現実へと引き上げられていった。    ***   ―― ―――― ――――――――  目が覚ませばいたのはいつものベッド。  テーブルにノートパソコン、高校生らしい散らかり具合と汚れっぷりの部屋。学生寮の自室だった。  淫靡な夢が終わって、いつものまともで正常な現実へと帰還した――はずだった。 「よっ、起きたか!なかなか楽しめたぜ、童貞坊主!」 「…………は?」  起きた浜村の視界に飛び込んできたのはついさっき見たばかりの牛の笑顔だった。それも、寝ている浜村にのしかかっている状態の。浜村がベッドに寝そべっている事をのぞけば、夢とまるで変わらない光景。牛の匂いも、熱も、股間に押し付けられているけつの柔らかさも同じ。  いや、明確に違う点があった、牛の格好だ。ぱつぱつのシャツもスラックスを履いかないで、身に着けているのは真っ黒なビキニだけだ。けつたぶに食い込んでいるせいでほとんど何も履いていないも同然のデカケツ。それを浜村の股間にぐりぐりと押し付けて――   「うっ!わあああああぁぁぁ!なななな!何してんだお前ぇ!」 「おっと、落ち着けよ。さっきあんだけ楽しんだ仲じゃねえか」  悲鳴を上げて飛び起きようとする身体を軽々と抑え込まれる。完全なマウントポジション。今からレイプしてやるぞと言わんばかりの体勢では手足をばたつかせる事すらできない。牛と浜村のポジションが逆であったなら簡単に押しのけられてしまっただろうが。    ともかく、この体勢で浜村ができるのは牛を見上げる事だけだった。教師ルックではなくエロいビキニを纏っている事以外はまるで同じ。牛の筋肉は変わらず凸凹として逞しく、きつい汗の匂いと甘い香りも変わらない。精悍な顔付きだって、手触りの良い毛皮もまるで同じ感触。  自分はもしかしてまだ夢の中にいるのか、そう錯覚しそうになる夢と変わらぬ姿の牛。しかし、浜村の視線がある一点で止まる。明らかに異常な光景。何故今まで気付かなかったかと不思議に思える異質。牛の背中に拡がるそれは。   「……なんだ、それ」 「何って、翼だ翼。翼の無いサキュバスなんてしまらねえだろ?」  そして牛は笑う。夢と全く変わらぬ笑顔で。  浜村の記憶は幻はない確かにあった物だと安心させるように。  牛は笑う。夢と全く変わらぬ笑顔で。  これからお前を驚かせてやるぞ、と悪戯っぽく。    背中から生えた漆黒の翼が揺らげば風が頬を撫でた。  牛を除けば現実と見紛うような精巧な夢を見て、起きれば牛が夢にしか思えない非現実的な姿をして目の前にいる。  そして夢と現実を曖昧にしてしまいそうな雄は、高らかに告げる。  荒唐無稽で、馬鹿馬鹿しい戯言を。その名と肩書に誇りを持っているのだと胸を張って。   「おれ様はオスケモビルダーサキュバス、アドル!お前を救いに来た正義の淫魔様だ!」

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