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 高級住宅街の中でも一際目立つ豪邸。

 その応接室で巨漢の雄――轟 豪雪(とどろき ごうせつ)は眉間に力を込めていた。熊獣人であるせいか、眉根を寄せるだけでも睨みつけるような顔つきとなる。幅広い背中が緊張で硬くなる。縄張り争いをするケダモノさながらに、全身の筋肉が強張っていた。

 

 その身体の幅たるや一般的な成人男性を2、3人重ねたとしても怪しいところであり、上背も横幅に相応しいサイズでありこの男の前に立ちはだかれば大樹を前にした時のような威圧感に襲われるだろう。

 普段は教え子たちから「ユキ先生」と愛称で呼ばれるほどに温厚で人当たりの良い男であるが、苦悶の表情を見ればとても中学校教師とは思うまい。業務の一環で他校を訪れた時などは、裏稼業の者かと誤解されたほどだ。

 

 だが、今の豪雪を見れば教師ともやくざ者とも思うまい。豪雪の恰好――靴下とネクタイ以外は何も纏わぬ素裸という姿を見れば「変態」としか思えないだろう。

 

「フーッ❤ふぅう゛ーっ❤❤」


 彼の股間でそびえ勃つモノを見れば顔を歪ませている原因が苦痛ではないと分かる。電柱ほどはあろうかという太ももの真ん中からはみ出しているのは、これまた逞しく雄々しいサイズのちんぽだった。蔦のように血管を絡ませて淫水で赤黒く変色したちんぽは先走りをダラダラとこぼして太ももまで雄臭を染み付かせていた。

 

 豪奢でありながら清潔感のある応接室は、変態熊に何もかも相応しくなかった。グランドピアノやオーディオコンポ、革張りのソファがモデルルームのように整然と並べられていた。

 そんな部屋の中で豪雪はフローリングの上に正座で、しかも勃起ちんぽを堂々と見せつけた姿で座り込み完全な異物と化していた。しかも、その表情には羞恥心など微塵もない。

 

「んぅ❤くぅぅぅん❤❤あおぉ❤」


 彼の表情筋を歪ませるのは苦痛ではなく興奮だ。それも、おあずけにされて焦らされたマゾじみた快楽によってドロドロとした煮えたぎった欲情が身体の中で渦巻いていた。

 ここに来るまでの一週間、自慰も夢精も禁止され毎晩オナ禁の報告をさせられてきた。それだけでも金玉がおかしくなりそうだったが、この部屋で味わった快楽を思い出しこれから先に待つ快楽を期待すると精子が漏れ出しそうになった。今だってちんぽを扱きそうになるたびに爪を手のひらに食い込ませて耐えている。

 

 豪雪が待っているのは快楽と主人。

 今や彼の全てとなってしまった支配者。

 

 そして、マホガニーのドアが開いた時先走りを勢い良く飛ばしてしまった。

 

「やあ、お待たせしたね。先生」


 ドアの前で彼の全てが微笑んでいた。

 頭部から生えた白く逞しい角。ビロードのように滑らかな手触りをした黒い毛皮。豪雪のように腹も胸も尻もでかい身体とは違い、脂肪を全て筋肉へと変えたビルダー体形。牛という種のせいもあろうが、男らしいくせに整っている顔立ち。どこか妖しさを讃えた深緑色の双眸を歪めて艶然と笑むその姿たるや芸術品じみていて、それでいて雄の粘ついた性情に否応なく働きかける淫靡な美しさがあった。

 

 完全な美の中で一際強く目を惹くのはその規格外に膨れた大胸筋だ。牛獣人ということを考慮しても馬鹿でかいその雄胸はスイカを詰め込んでいるといった表現では物足りなく、真っ白なシャツを引きちぎろうと布地の下で圧倒的な存在感を放っていた。

 

「あっ❤あおおぁっ❤❤❤」


 豪雪の尻尾がもう少し長ければバサバサと振り回す音が聞こえたに違いない。目の前に現れた牛はシャツだけではなく薄手のスラックスも身体にぴっちりと張り付いて身体の線を強調していた。乳と尻のギャップでくびれて見える腰と膨らんだ尻肉、凸凹が激しい太もものラインを舐め回すように眺めているだけでちんぽがバキバキに反り返っていた。

 この牛に与えられる快楽を思い出しているだけで金玉が破裂しそうになり、脳みそがどろどろに溶けていく。

 

 豪雪の反応は「調教」によって脳に刷り込まれた反応だった。牛の声を聞くだけで勃起して、匂いを嗅ぐだけで先走りを漏らし、姿を見るだけでも射精できる。そうなるように作り変えられていた。

 

「ゆ、雄三さまぁ❤❤此度もわたくしめをお呼びいただきありがとうございますうぅ❤❤❤」


 豪雪はびんびんにちんぽを勃てたまま、雄三と呼ばれた牛へ向き直ると、正座を崩さないままフローリングへと頬を擦り付けて礼をした。これも雄三に躾けられた主人への作法だった。

 人としてのプライドをヘシ折られるような屈辱的な姿であるが、熊ちんぽはいっそう喜んでフローリングの床を雄汁で汚す。

 

「はは、父親として息子の担任教師と話すのも大事だからね。気にしなくともいいよ」

 

 床に額を擦りつける豪雪を見下ろし、逞しい牛は優雅な所作でソファへと腰掛ける。それが当然であるという態度で脚を組み、ゆっくりと言葉をつむぐ。

 

「先生は教師としてではなく、他に目的があるようだがね?まあ、構わないさ」


 鷹揚な口調とは裏腹に雄三の目は侮蔑の光が宿っていた。ぱつぱつのシャツから今にも溢れ出しそうな巨大な雄胸を、スラックスが張り付いた丸々とした尻を凝視する雄に対し、汚物でも見るような酷薄な視線を返す。

 豪雪はといえば、蔑みの視線に対してもちんぽをビクビクと震わせて、視線のやりとりだけでも果ててしまいそうだった。実際、雄三の裸体を眺めるだけで射精したことも一度や二度ではない。

 

「先生も随分と情けないオスになったね。初めて我が家にいらした時とは別人だよ」


 豪雪は異性愛者である――はずだった。

 結婚して20年以上は経つ愛すべき妻がおり、愛の証である高校生の息子、最近は少しばかり刺々しい娘、かわいい盛りの次男。

 彼の性愛は妻にだけ向けられていて、同僚に誘われても風俗に行くことはなかったし、これも浮気ではないかと自慰の時に罪悪感に苛まれた男である。

 男を見て興奮するなどありえなかった。ラグビー部の同期たちのまとう汗臭さには辟易として、冗談で身体をくっつけられれば暑苦しいとしか思わなかった。

 

「懐かしいね。あの時は、あの子の遊びを注意しに来たのだったかな。いやはや、情熱に燃えていた素晴らしい教師だったよ」


 熱血教師であり、愛妻家であった彼はもういない。

 最初に訪れた目的は悪質なイジメを止めるためだった。親の力と恵まれた体格でクラスメイトに暴行と嫌がらせを繰り返していた不良生徒を止めるために、親のもとへと乗り込んだのだ。

 子どもにも責任はあるが、それ以上に親の責任は大きい。子どもが道を外したのならば教師と親が力を合わせて正さねばならない。そんなカビ臭く真っすぐな豪雪の信念は、もはやどこにも残っていない。

 

「あー、うちの子が遊んであげた子は引きこもりになったんだっかな?先生、今日はそのあたりの事情を話に来たのかい?」

「あ、うぅん❤そんなのどうでもいいからぁ……❤❤❤は、はやくぅ❤いつもみたいに誤魔化しておきますから❤❤お願いしますぅ❤」


 生徒をどうでもいいと口にするなんて、本来の豪雪ならばありえないことだった。イジメを見逃すだけではなく、イジメの調査結果や学校への説明でも偽証を働き、雄三の息子を庇い立てした。ユキ先生と懐いてきた生徒がイジメによって学校を去っても、自分の快楽を優先した。

 

「どうでもいい、ねぇ。うちの可愛い息子が関わっているというのに随分な態度じゃないか」


 わざとらしくため息を吐いて雄三は目を伏せた。目の前の男を教師として、人として終わらせてしまったのは自分自身だというのに。

 豪雪はといえば主人に不快な思いをさせてしまったのかと分かりやすく狼狽し、何度もフローリングへ額を擦りつけた。「申し訳ございません」と何度も繰り返し涙までも床に垂らす姿に満足したのか、悪辣な牛はその足裏で後頭部を撫であげた。

 

「はは、教えた通りに謝罪ができて偉い偉い。先生とはそうでなくてはね」


 黒ソックスに包まれた足裏から伝わる重さと体温を感じながら、豪雪は鼻にかかったような声で感謝をうたう。まともな男であれば屈辱的な姿であるが今の豪雪には飼い犬が主人に頭を撫でられているのと同じ幸せがあった。

 

 そして頭を撫で飽きると、雄三のつま先がマゾ熊の顎をくいと持ち上げた。

 

「それで、今日は何のために私のところに来たのかな?言ってみなさい」


 深い、深い、数多くの男を支配してきたであろう深い色の瞳が快楽で濁った瞳を覗き込む。美しくもありながら他者を支配することを当然とするその輝きは宝石のようであり、豪雪の心は一瞬で屈服する。ただ見つめられているだけでちんぽから汁が垂れて止まらずに、でかい尻が揺れてしまう。

 

「あ❤ぅ、ぅうぅん❤❤❤わたくしめは、ご主人様にぃ❤❤おちんぽを虐めてもらうためにぃ❤ま、まいりましたぁ❤❤❤役立たずの能無しザーメンしか作れないマゾキンタマからぁ❤❤ザーメン搾り取っていただくためにまいりましたぁ~~~❤❤❤」


 豪雪は荒く息を吐き、足の指を嗅ぎまわりながら答えた。無論、この答え方も雄三に仕込まれたものだ。

 言葉遣いだけではない。猥褻な言葉を吐くだけでも興奮するように躾けられたせいでちんぽが何度も太鼓腹にぶちあたり、惨めさと恥辱が性欲を燃え上がらせてくれる。妖しい怖気が肌の下を這いまわっているような錯覚すら覚える。

 

「ああ、その様子なら射精禁止の命令もしっかり守れたようだな。感心感心」


 礼を繰り返すように何度も太鼓腹に当たっては跳ね返るちんぽを見て雄三は目を細めた。戯れに出した命令だが、豪雪は愚直に従っていたのだと濃い雄汁の臭いで理解する。

 

 雄三にとってはほんのお遊びだったが、豪雪には地獄も同然の責め苦だった。もともと性欲の強い男だったが、雄三の奴隷になってからというもの毎日数回は射精をしないと収まらなくなってしまった。

 学校だろうと家だろうとムラつけばちんぽや肛門をいじり、雄三に送りつけられた淫らな写真、与えられた下着や靴下をおかずにしてザーメンをぶちまけていたのだ。


「ひゃい❤❤ちゃんとちんぽを我慢しました❤でずから、ですからぁ……❤❤❤」


 そんな男が一週間も精液を吐き出さずにすんだのは、全て快楽のため。命令を守れば見捨てられるかもしれない。守ればきっと素晴らしいご褒美をいただける。その思いで精巣管から汁が漏れるのを堪えてきたのだ。

 

 だが、そんな哀れなオスの姿はいっそうに牛の嗜虐性を煽り立てたようだ。顔面にソックスの布地を押し付けて、命ずる。

 

「ふーむ。では、ちゃんとおねだりができたなら射精許可を与えるとするか。立ちなさい」

「はっ❤はいぃ❤❤」


 命令をいただけた喜びと射精への期待で豪雪はすぐさま立ち上がる。同時にちんぽもギンギンに反り返り、射精のような勢いで汁を飛ばした。

 

「くく、もう我慢ができないか?では、ガニ股になりなさい。両手は腰に添えてな」

「う、ぅうぅ❤わかり、ましたぁ❤❤」


 言われるがまま、豪雪はスクワットの途中のような姿勢になった。滑稽さを強調するために腰へ添えられた手と、ビンビンの巨根が運動のためではなく下品な行為を行うのだと知らしめる。

 

「こ、これでいいでしょうかぁ❤❤」


 牛の性奴となった豪雪でも、無様極まりないガニ股ポージングは耐えがたいほどに恥ずかしかった。愉悦を含んだ瞳が舐め回すように全身を這いまわるたびにガクガクと膝が笑ってしまう。

 

「いい格好になったね。そのポージングで腰を振っておねだりをしなさい。ヘコヘコとでかい尻を揺すって、射精を懇願するんだ」

「そ、そんな❤そんなのぉ❤❤❤」

「できないかね?なら帰りなさい」


 雄三の冷たい視線に羞恥心の火なんてすぐにかき消されてしまった。

 ちんぽはすぐにでもはちきれそうで、射精欲求が理性を抑え込む。男の面子も人としての尊厳もザーメンを吐き出すためならゴミ同然だった。

 

「や……やります❤やらせていただきますっ❤❤腰振り射精おねだり❤がんばりますうぅ❤」

「ああ、頑張りたまえ。私がちゃんと見ておいてあげるからね」


 深く腰掛けて脚を組む雄三に醜態をさらしながら、変態熊は太ましい腰をヘコヘコと前後させ始めた。

 

「ゆ、ゆうぞうさまぁ……❤射精、させてくださいぃ❤❤」


 大きく股を開いたまま腰を前後させる動きは普段の生活やスポーツでもしないためか、どこかぎこちなかった。雄三の視線を意識して腰の速度が安定しない。ただ、ちんぽだけは変わらず我慢汁を垂らしたままだ。

 

「私めにお慈悲をぉ❤❤雄三さまにぃ❤いじめていただかないと射精もできない駄目ちんぽをお許しくださいぃ❤❤❤」


 惨めな腰振りに合わせて自虐の言葉を口にしていると、身体が火照って汗が染み出してくる。自分が射精のために最低な姿を晒す変態であると脳に染み込んでいく。

 乳も腹もたぷんたぷんと腰振りに合わせて揺れて、毛皮に隠れる乳首がむくむくと肥大化する。

 

「はっはっは!実に良い!畜生が交尾をねだっているようでなかなかに愉快だ!」

「あおぉおん❤ありがとう、ございますっ❤❤❤マゾちんぽ野郎のっ❤変態腰振りダンスぅ❤❤喜んでいただけて光栄でございますぅぅ❤」

「これは私も褒めてやらねばならないなぁ。どれ、きみのザーメンがたくさん出るように応援してやろうじゃないか」


 愉快そうに喉を鳴らした雄三は、緩慢な動作でスラックスを脱ぎ降ろし始めた。革と仕立ての良い布地が擦れあう音を鳴らしてベルトを抜き取ると、少しずつ下半身の毛並みを空気に晒していく。

 

「あっああっ❤ごしゅじんさまぁぁ❤❤❤」

「おねだりを止めるなよ?いつも私で自慰をしている時のように金玉をパンパンにしてみせなさい」

 

 ストリップというには雄三の纏う空気は雄臭く、媚びを売る気配が微塵も考えられなかった。豪雪の視線を楽しみながら隆起した筋肉を晒すその姿は古代の英傑がその肉体を見せつけるにも似ていた。己の身体に惹かれない者などいない、と確信した優れた雄の顔。

 

「ああぁぁ……❤」


 口の端から涎が垂れてフローリングまで垂れ落ちた。

 雄三の数か月分の月収にもなるスラックスが無造作に脱ぎ捨てられると、そこに現れたのはあまりにも美しい下半身だった。

 身体を前から眺めても肉が見てとれるほどにでかい尻肉は、たっぷりと肥えているくせに少しも垂れておらず女性的な丸みを帯びた輪郭線を描いている。その尻の柔らかさと弾力を、人間椅子として使われたことのある豪雪は良く知っていた。顔面を押しつぶされて射精したのはつい先月のことだ。

 

 その太ももには無駄なぜい肉が一切付いておらず、山岳地帯のように激しく筋肉が隆起していた。下半身の逞しさならば豪雪として劣ってはいないが、雄三の両脚はその長さと筋肉の掘り込みによって芸術品ともいうべき美しさがあった。今すぐにでも跪き忠誠を示すキスをしたいと服従した魂が叫んでいる。筋肉によってできあがった彫刻は、欲情と感動を同時に見る者の心に生み出していた。

 

「ああぁ~~~❤ちんぽっ❤ちんぽ❤雄三さまのおちんぽぉおぉ❤❤❤」


 豪雪の肛門がぶ厚い尻たぶの合間できゅっとすぼまった。

 サイドストリングが引きちぎれそうな、サイズの合っていない黒のビキニパンツ。雄を誘惑するためとしか思えない淫猥な下着には凶悪なサイズのちんぽがおさまっていた。横向きに収納されたちんぽはビキニパンツにカリ首の形までも浮かび上がらせている。


 勃起すらしていないというのに豪雪の射精寸前ちんぽに迫るサイズのそれは、ビキニ越しにもかかわらず豪雪を虜にしてしまった。

 腰が前後する速度が上がり肛門がひくひくと疼き出す。豪雪の全ては調教されており、牛の手が入っていない場所は存在しない。乳首から歯列の一つまで――当然肛門も牛のオナホとして躾けられていた。

 

 いじったことすらなかった肛門は蕩けてしまうまでほぐされて、処女を喪失したその日に結腸の入り口までも開発されたのだ。肛門をゴリゴリと擦られて絶頂し、直腸のイイトコロを抉られてイって、結腸の曲がり角を真っすぐに矯正されてアクメした。雄として完全に屈服させられてから、ザーメンの匂いが染み付いてとれなくなるまで種付けをされた。

 

「ちんぽっ❤ちんぽ❤ちんぽ❤おちんぽほしいぃい゛ぃいぃぃぃ❤❤❤」

「それは頑張り次第だな。上手に踊れたらちんぽもマンコにもご褒美をあげよう」

「はっ❤はいいぃ~~ん❤❤踊りますぅ❤ほっ❤ほっ❤ダンス❤❤ダンスぅ❤金玉ぶらぶら揺らしてぇ❤射精おねだり腰振りダンスうぅ❤❤❤」


 優秀な雄であった証明である金玉は、でかい尻が前後するたびに振り子運動をして前へ後ろへと跳ねる。もはや子を作ることはないちんぽも汁を飛ばしながら揺れており、一回腰を振るごとに雄の誇りが死んでいく。

 豪雪の顔はといえば射精できない苦しみに歪みながらも緩んでおり、伸ばした鼻の下からは辱められることへの悦びが漂っていた。

 

 一人の人間としてあまりにも惨めな自分が喜ばしく、頭が芯から痺れて全身が総毛だつ。猥褻な言葉を歌い、踊っている幸福感だけでいつでも射精できそうだった。あとは、ご主人様からの許しを得るだけ。

 

「ふむ、どうするかなぁ?そう必死になられると虐めたくなるじゃないか。こんな風に」

「んお゛おおっ❤❤❤」


 牛はくつくつと喉を鳴らし、汁を垂らすちんぽの前に足を伸ばした。へこへこ突き出されるちんぽをほんの少しだけ足裏が撫であげる。

 黒靴下の滑らかな質感と、筋肉の硬さ。わずかに触れ合っただけだが、ぱんぱんに膨らんだ亀頭を刺激され、豪雪は快感に悶絶した。

 

「あおおおっ❤ゆ、雄三さまぁ❤❤なにをぉ❤」

「ははは、いいから踊りを続けなさい。少しでも鈍ったら射精はおあずけだぞ?」

「は、ぐぅ❤❤そんな❤おっ❤んおっ❤❤ふほぉおぉ❤」


 主人に命令されて豪雪は腰振りオナニーを再開した。だが、今度は空気相手ではなく主人の足裏がちんぽを責めたてる。

 腰をでかい尻を前に突き出すとソックスが一度亀頭に触れてびりびりとした快感が尾てい骨のあたりまで走る。まともな男ならば射精には至れない微弱な快感だが、射精管理をされたマゾ熊には致命的な刺激だった。

 腰を振る事に尻がきゅっとすぼまってしまう。揺れる金玉の中ではザーメンが煮えたぎって噴火の時を待ち望んでいる。

 

「おっと、ソックスが汁まみれじゃないか。教師のくせに礼儀がなっていないな」

 

 鈴口から溢れる我慢汁も量と粘度を増して、ソックスと亀頭の間にべっとりと糸を引く。不愉快そうに顔をしかめては、熊の毛皮へと汁を擦り付ける。

 人を支配することが当然となった人種にしか出せぬ迫力に、豪雪は金玉と心を縮みあがらせて謝罪の言葉を口にする。

 

「も、もぉおおぉ❤❤もうじわげありませんっ❤❤❤ですが、このままではあぁあぁ❤❤」

「おや、言い訳かね?一週間程度で私の躾けを忘れたのかな?」

「い、いいえっ❤私は決して――んっひいいぃいぃぃぃ❤❤❤」


 豪雪が慌てて言い繕おうとすると、牛の足が少しだけ前に突き出された。わずかにかすめる程度だった足裏が、亀頭を磨くように押し付けられるまでになったのである。その刺激はといえば豪雪の両脚が内股に屈しようとするほどだ。肛門に力を込めて射精を抑えようとするが、決壊は時間の問題だった。腰振り運動も快楽に耐えかねて停止するが、雄三は構わず亀頭を撫であげる。


「ほら、腰を振りなさい。おねだりも止まっているぞ?」

「のぉおおぉおぉ❤❤お、おゆるしおぉおおぉ❤無理でずうぅ❤おちんぽ、おちんぽがあぁぁ……❤❤❤」


 ドラム缶並みに太い腰は弱々しく震えるだけで、足裏に完全に敗北していた。

 表面張力で保たれているコーラのようにザーメンは決壊ギリギリで、腰を引く動きで空気に撫でられるだけでも射精という失態を犯しそうだった。

 まだ射精の許可は出ていない。にもかかわらず射精などすれば背信行為に他ならない。どんな罰を受けるか。射精禁止ではすまないかもしれない。最悪捨てられて――悪い妄想ばかりが膨らんで今にも泣き出してしまいそうだった。

 

「雄三さまぁ……❤おねがいじまずっ❤❤どうかどうかぁ❤」


 中年男がべそをかいて哀訴する姿は気色悪くすらあった。しかも、尻に力を入れてこみ上げてくるザーメンを必死に抑えつけているのだ。見るに堪えない姿だが、当人からすれば自分が惨めであろうとどうでも良かった。豪雪にとっては主人に嫌われないことが何よりも優先されており、そのためにはザーメンを漏らすわけにはいかなかった。歯が砕けそうなほどに強く噛み締めて、どうか、どうかお許しをと神ではなく目の前の主人に祈る。

 

「そうか、限界か」


 だが、支配者たる牛は奴隷の心を全て見透かして、妖艶に笑い、そして――


「こうしてやったら、きっと漏らしてしまうのだろうなぁ?」


 足指で、強く。

 パンパンに張り詰めた亀頭を器用な指先で潰すように包み込んだ。ソックスの布地に包まれた指が臨界を超えていたちんぽに最後の一押しを。

 

「あ、あおぁあ❤❤あ❤ああぁ❤こんな、もうっ❤あ、あぁあぁぁぁぁ~~~❤❤❤❤」


 間抜けな雄たけびが上がると同時に、ちんぽからも盛大な射精音が鳴り響いた。

 ぶびゅぶびゅと、ゼリーの入ったプラスチック容器を勢いよく握りつぶしたのにも似た、到底液体を噴き上げているのとは思えない音を立ててザーメンがぶちまけられる。

 

「お゛ぉおぉおおぉっ❤❤❤だめ゛ええ゛ぇ❤だべっ❤だべなのに゛ぃいぃぃぃ❤❤❤」


 豪雪は背筋を大きく反らし、腰を突き出した体勢で絶頂していた。

 頭では駄目だと分かっているのに射精を止められない。びゅるびゅる、びゅるびゅるとザーメンが鈴口から溢れ出す快楽に視界がちかちかと瞬いている。

 一週間もの間熟成された特濃ザーメンが尿道を擦り上げる快楽はいともたやすく肉体を屈服させて、豪雪は汚いダミ声を出してザーメンを漏らす肉袋と化していた。

 

「おやおや、役立たずのザーメンをこれでもかとばかりに出すじゃないか。我慢のできない駄熊くん」

「お゛お゛お゛おぉおぉ❤❤❤だ、だめっ❤止まらにゃ❤❤ん゛はぁあ゛ぁぁあぁ❤❤❤❤」


 射精の最中も足指で捏ねられてザーメンの勢いに発破をかけられる。精液の量は夥しく、粘性もソックスにへばりついて垂れ落ちないほどだ。

 結局、豪雪が射精を終えたのは真っ黒なソックスを白濁色に染め上げて、床にも精液溜まりを作ってからだった。

 

「ああぁ❤あぉおぉおぉ~~……❤❤❤」

「ソックスがだめになってしまったなぁ。随分と出したものだね」


 足裏で精液を受け止めた雄三は、放出が終わったあともおねだりポーズのまま天を仰ぐ豪雪に軽蔑の視線を投げた。まだ射精の許可はだしていなかったぞ、と亀頭を踏みにじる。

 

「お゛っ❤おゆるしください、雄三しゃまぁあぁ❤❤❤もうじわげありませぇん❤❤」


 射精直後の亀頭をいじられる痛みに意識を取り戻した豪雪は、ふらつきつつも正座して額を擦りつけた。床には自分の垂らした精液がへばりついているが厭いはせず、むしろ自分の毛皮でぬぐい取ろうと顔を擦りつける。

 

「私の命令を守れなかっただけではなく、足までも汚して。これでは私の奴隷になる資格も無いな」

「あああぁっ!お、お許しおおぉ!射精を我慢できない雑魚ちんぽで申し訳ありません!どうか、どうか許してくださいぃ!雄三さまに捨てたられたら、わだじは生きていけませんっ!」


 快楽の余韻がまだ残り、ちんぽからザーメンの残り汁を垂らしながらの土下座ではあったが豪雪の心は後悔と恐怖でいっぱいだった。捨てられたくないという不安から必死に顔を精液溜まりに擦りつける。

 

 そして、奴隷の醜態を雄三は実に愉快そうに見下ろしていた。

 雄三がこうして「遊ぶ」のは初めてではない。自分に忠実なこの雄熊は捨てるそぶりをするだけで絶望的な顔をして泣き叫ぶものだから、ついつい遊んでしまうのだ。

 

「そうだなあ……では掃除をきちんとできたら考えよう。顔を上げなさい」


 そして、絶望に叩き落とした後に慈悲を見せてやった時の笑顔といったらたまらなかった。顔を上げた豪雪の前には精液まみれの足先があったが、嫌がるどころか恍惚とした顔で息を漏らしていた。

 お漏らしをするようなクズである自分に贖罪の機会をくださる主人へと、敬愛の視線を向けてちんぽを硬くしている。

 

 自分がこれから何をさせられるのか。それを理解した上で変態熊は足先へとくちづけた。

 

「ふぁい❤綺麗にさせていただきますぅ❤❤❤ちゅ❤んちゅぅうぅ❤❤」


 足裏へと唇を付けると、下品な音を立てて精液をすすり始めた。

 己のちんぽから吐き出した、まだ生温かく粘ついている精液を、ジュルジュルと飲み下していく。鼻先をこびりついた精液に触れさせているせいで精液のきつい臭いまでもが肺へと運ばれてしまうが、豪雪は躊躇いもせずソックスにへばりつく精液を口へと運ぶ。

 べろり、と舌で精液を舐め取ってみせるとソックスのざらついた感触と雄三の汗を微かに感じ取り、精液の味や臭いが吹き飛んでしまうような悦びが湧き上がる。思わず飲み干すペースが早くなり、えづいてしまうほどだった。

 

「んぐえ゛えぇ❤❤げごぉ❤んぶぅ❤❤も、もうしわけありません❤んじゅるっ❤❤ずぞぞぉおぉ~~❤」

「はは、焦らなくていいから丁寧に処理しなさい。全て綺麗にするまで舐め取らせてやるからね」

「んっ❤んくぅ❤❤あ、ありがとうございましゅぅ❤んんっ❤」


 靴下にへばりついていた精液を綺麗にした後は、染み付いた精液を掃除すると称してソックスの布地をしゃぶり始めた。当たり前だが、都合の良い建前で足汗の染み付いたソックスをしゃぶりたいだけだ。

 唇で食んで吸い、唾液と汗を混ぜ合わせた後は本命とも言える足の指へと移る。ソックスの上から一本一本を丁寧に口へと含んで、おしゃぶりのように吸い立てる。

 

「んんぅぅ❤じゅちゅぅぅ❤❤」


 汗の塩味を味蕾で感じていると、ちんぽを虐められる以上の幸せが湧き上がる。主人の体液を舐めることができる。主人に奉仕できる。足の指と指の間は臭いも味も格別に濃く、舐めしゃぶる合間に足指の間へと鼻面を突っ込んで臭いを堪能してしまう。ふごふごと鼻を鳴らして雄の臭いを嗅ぎまわる姿は豚のようであり、熊という種の威厳などどこにもなかった。

 

「私の足ばかりにかかずらっていては駄目だろう?床も掃除しなさい」

「は、はひ❤申し訳ありません❤❤」


 臭いに陶酔としていても、主人の命令があれば躊躇いなく床に舌を這わせる。床に溜まった精液を舌ですくい、フローリングを唾液で磨くのは足を舐める以上に屈辱的な行為であるが無論嫌悪の色は無い。

 あるのはただ性欲のみ。主人の命令を守って綺麗にしているのだから、きっとご褒美を貰えるはずだと浅ましく腰がくねってしまう。まだ亀頭を撫でられただけの射精しかしておらず、主人の許可を得たお漏らしでは射精の快楽も半減する。今度はご褒美とともに射精を許していただけるかもしれないと思えば、精液を舐める舌遣いにも熱が入るというものだ。

 

「……よし、もういいだろう。立ちなさい」


 主人の言葉に豪雪は蕩けた笑みのまま立ち上がる。口周りは精液と唾液で酷い有様になっており、瞳には知性が感じられない。今、彼の脳みそにあるのは待ち受けている快楽への期待だけだ。

 

「お漏らしをしてしまったが、きちんと掃除はできたからね。褒美をあげよう」


 そして雄三はソファに浅く座り直し、はちきれそうなシャツのボタンを外していった。布地の縛めから解放された大胸筋は、濃厚な雄の香りと一緒にこぼれ落ち、ぶるんと音を立てて弾んだ。

 尻も手足もどこも膨らんで逞しい牛の身体の中で、もっとも鍛え上げられて煽情的な部位。豪雪を虜にした肉の塊が、ちんぽの前に突き出される。

 

「ほら、お前の大好きな雄っぱいだ。好きに使わせてあげよう」

「ああぁ……❤雄三さまの雄っぱい❤❤身に余る光栄ですぅ❤」


 その卑猥で巨大な肉風船に豪雪の脳とちんぽは一瞬で支配された。雄三がローション・ボトルを手に取って胸の谷間に垂らすと短い毛皮が艶を纏ってより一層優美に輝いた。

 豊満すぎる双乳を両サイドから押し込んで谷間をすり合わせていると、淫肉の間で粘液がぬちゃぬちゃ、ぐちゅぐちゅといやらしい音を立てながら、糸を引いて混ざり合う。

 

「はぁ、はぁあぁ❤❤」


 それは妻の女性器を相手にする時以上の昂りを与え、豪雪は大胸筋にむしゃぶりつきそうになる衝動と戦わなければならなかった。口の端から垂れた涎はちんぽから垂れる我慢汁と一緒に床へと垂れて、丁寧に磨いた床をまたしても汚してしまっていた。

 

「もうこんなに硬くして、畜生以下だな」


 侮辱の言葉を吐きつつも、雄三はその醜態が愉快でたまらないと口元を歪めていた。両手で重量感たっぷりの大胸筋を持ち上げると、両乳房が押し合いへし合いして潰れるそのあわいから、ローションとわずかな汗が混ざった混合物が溢れ出す。

 筋肉が詰っているくせに硬くはなく、そのくせ女の乳房のように柔らかいだけでもない。筋肉がみっちりとつまり弾性に溢れる肉がぶるりと揺れるさまに豪雪の視線は釘付けだった。

 

「さあ、溜め込んだザーメンをコキ出してみせろ。無様に腰を振って、私のパイズリ穴にハメなさい」


 雄々しい美丈夫の心地よい響きを有した声に紡がれる淫靡な言葉が耳朶を震わせ、快楽に屈した脳みそへと浸透する。

 命令であり誘惑でもある言の葉に従って、豪雪はふらふらと胸へと歩み寄る。バキバキに硬くなり角度を変えるのも一苦労であるちんぽを平行に近づけ、大胸筋の形作る乳性器に向けて腰を突き出した。

 

「おっ❤おぉぉ……❤❤」


 膣同然にぬるついているおかげで挿入は滑らかだった。極上の手触りを持つ毛皮が粘液を纏った肉壺へと硬く張り詰めた亀頭でかきわけて奥深くまで侵入させる。

 

「んおぉおぉ~~~……❤❤」

 

 1秒にすら満たないただ一度の突き入れだが、柔らかい肉に包み込まれる悦びでちんぽが溶けだしてしまいそうなほどの快楽をもたらす。

 大人の男として恥ずかしくないサイズをほこる豪雪のちんぽであるが、奥深い乳の谷間はそれをすっぽりと受け入れてしまう。それはまるで乳肉の底なし沼であり腰がくっつくまで腰を押し付けているというのにちんぽは肉をかきわけるばかりで、亀頭は胸板まで辿り着かない。

 

「ほら、私の雄っぱいが粗末なちんぽを食べているぞ。小さすぎてすっぽりと隠れてしまうな」

「んぉ❤深いぃぃ❤❤でかすぎる雄っぱいぃ❤ほっ❤溶ける❤❤ちんぽ飲み込まれて溶け落ちる❤」

「どうした?早く動きたまえ。私の雄っぱいを使わせてやってるんだ、腰を遣いなさい」


 できるわけがなかった。

 気持ちが良すぎる。ちんぽが溶ける。脳みそが溶けて鼻汁と一緒に流れ落ちている。

 筋肉と脂肪が奇跡的な配分で混合された乳肉がちんぽ全体に吸い付いていて、乳肉に差し込んだだけなのに射精しそうだった。

 

 快楽に囚われて、豪雪は歯を食いしばり雄っぱいを掴んだまま硬直した。腰をストロークして縦パイズリに溺れたいのにわずかな刺激でも与えられたら精を漏らしてしまうだろう。

 かといって動かずとも射精は時間の問題だ。脆弱なちんぽは乳肉の海に溺れており、動かない間も弱火で温めたミルクのようにじんわりとちんぽが火照り、射精欲求が切羽詰まったものになっていく。

 

「早く動きなさい。できないならさっさとお粗末なモノを抜きなさい。目ざわりだ」

「ひぃん❤わ、わかりましたぁ❤❤❤動きまずぅ❤」


 余裕の無さを見抜いた上での言葉に、豪雪はゆっくりと腰を引く。

 

「おーっ❤おっ❤❤おおぉん❤」


 包まれているだけでも蕩けそうだった粘液塗れの乳肉が、張り出したカリ首にヌルヌルと絡みつき、竿を優しく搾り上げてくる。その強すぎる快感に逞しい背中が反り返る。

 ゆっくりと腰を引いたのがアダとなった。時間をかけた分だけ快楽な精密にねっとりと与えられてしまうのである。自分の愚かさに気付いた時には既にザーメンが尿道からせり上がっていた。


「あ❤あぉお❤❤❤おぉおぉぉ~~~~❤❤❤❤」


 雄としてのサガか、射精の瞬間に豪雪は腰を乳肉にぶつけていた。

 子宮に向かって精を放つ時よ同じようにちんぽをぐりぐり押し付けて、ザーメンをぶちまける。全身の茶色い毛皮が逆立つような快感が背筋を駆け上がり、誰も孕ませることのない精液が無意味に乳肉へぶちまけられる。


「おやおや、挿れただけで漏らしたのか。その情けないちんぽでよく子どもが作れたものだ」

「あっあっ❤あ゛ぉお❤❤もうじわげ、ありませんっ❤おちんぽが弱すぎて申し訳ありません❤おほぉおぉ❤❤ちんぽ❤ちんぽが止まらないんでずうぅ❤」


 一発出したばかりだというのに、すぐさまピストン運動が再開されていた。強すぎる快楽は次の快楽を求めさせ、腰が自然と動いてしまう。

 ザーメンとローションで粘度を増した乳肉が腰をぶつけた時には弾力と柔らかさでちんぽを歓迎して、引き抜こうとすれば筋肉の塊らしい締め付けで亀頭やカリ首へと絡みついてくる。イったばかりの敏感ちんぽには過敏すぎる快楽。

 しかしちんぽを止めることはできない。射精直後の倦怠感はまるでなく、ちんぽばかりか下半身までも溶けてしまいそうな官能的な悦楽が腰から下を支配していた。

 

「おほおぉおぉ❤❤❤腰、止まんねえ゛っ❤❤ちんぽ❤ちんぽがあ゛ぁあぁ❤❤❤」

「なかなかいい面だね。発情期の畜生みたいで笑えてきそうだ」


 気持ち良すぎて太い両脚が震えている。これはまずい、止めなければ。頭ではわかっているのに腰の動きは加速する。乳肉と腰がぶつかると快楽が高まって、そしてもっと強い快楽が欲しくなる。

 

 突き入れるたびに乳肉がたぷんと弾んで、乳肉の狭間では汗ばんだ肉がぶつかってばちゅばちゅと煽情的な音が溢れ出る。触覚だけでなく視覚と聴覚からも脳を犯してくる煽情的すぎるパイズリ。

 

「おご゛ぉおぉおお❤❤❤ちんぽ、止まらん゛んんんっ❤❤」


 妻子を持つ中年親父が。学生時代はラグビー選手と名を馳せた巨漢の雄が。筋骨隆々とした男の中の男といった体躯の熊が、今は無意味にザーメンを吐き出すだけのケダモノへと成り果てて、あへあへと腰を振るばかり。

 太い首も仰け反って、唾液を流しながら天井に顔を向けていた。幸福に浸った頭は快楽だけを求めて、教師としての立場も愛していた妻子も忘れて腰を触れと筋肉に命ずる。

 

「みっともない声だ。妻とセックスをする時もそんな声を出しているのかな?答えなさい」

「い゛っひぃい゛ぃいぃ❤❤❤いっでませんっ❤雄三さまだげえ゛ぇぇ❤おちんぽ、よすぎでぇぇえぇ❤❤アヘ声止まらないんでずうぅぅうぅ❤❤❤❤」

「ああ、では自分の妻とのセックスよりも、私のパイズリの方が気持ちがいいのか。最低な男だな、お前は」

「あ゛お゛ぉおぉ~~~❤❤」


 脳みその奥へと響いて来る蔑みの言葉によって否応なしに妻子の顔が脳裏に浮かぶ。自分を蔑んだ目で見る妻。泣き出しそうな顔をする息子たち。自分が妻以外の、それも逞しい男相手に腰を振ってあへあへと喘ぎ散らかしている。こんな最低な自分を見られている。

 

 妄想の中、豪雪は妻子たちの前で乳肉に屈服し、媚びへつらう。足の指を舐めている姿を。初めて尻穴を犯されて射精したあの姿を。乳肉に潰されながらの手コキで潮を吹くまでイかされたあの醜態を。

 

 自分の大切だったものを全てめちゃくちゃにされて、蕩かされてしまう。そんな背徳的な悦びがザーメンをさらに煮えたぎらせるのだ。

 

「罵倒されてちんぽが震えて……こんな男を夫にしてしまった細君には同情してしまうな、くく」

「あっああぁあ❤❤❤ひぃいぃ❤そ、その通りでずぅうぅ❤❤こんなクソちんぽ野郎がぁ❤ガキまでこさえてもうじわげありませぇぇん❤❤❤でもぉ❤おちんぽよすぎで耐えられな゛いんでずぅうぅ❤❤おほぉ❤またザーメン上がってくるのっほぉおぉぉぉ❤❤❤❤」


 でかい尻肉をびくびくと痙攣させながら、恍惚とした喘ぎを上げデカマラを乳肉へと埋没させる。

 そんな男として最低な姿を、最低な雄へと堕とした張本人が嘲笑を浮かべて罵る。

 

「好きなだけ出しなさい。こんなクズ男の精液は私の胸で受け止めて、後でちゃんとゴミ箱に捨てておいてあげるからね」

「あ゛っ❤あ゛ありがとうごじゃいまずぅう゛ぅうぅ~~~❤❤❤いぐいぐいぐっ❤雄三さまの雄っぱいでまだいぐ~~っ❤❤」


 今日三回目の絶頂だった。天井に向かって舌を突き出しながら、限界を迎えたちんぽからどぷどぷとザーメンが放出される。その間も腰の動きは止まらずに乳肉の谷間でちんぽを扱き続けていた。

 ぬるついた乳谷間。筋肉による圧迫。雄のぬくもり。全てがもたらす快楽がちんぽを止めさせてくれない。ラグビーで鍛えた下半身をばねにしたピストン運動が止めらない。

 

「お゛ーーっ❤❤いっぐぅうう゛ぅうぅ❤❤❤雄っぱい様よずぎっひぃいい゛ぃいぃ❤❤❤❤ん゛おおぉおぉ❤❤」


 雄乳に向かってでかい尻肉を振って、口を「お」の字にしながら、歓喜をうたうその姿は狂人そのものだった。目の前の雄に狂ってしまった、人をやめてしまった男の姿。だが、豪雪の顔に悲壮感は無い。自分の人生が袋小路に入っていると理解してもあるのは悦びだけだ。


「そうだ、このクズちんぽを気持ち良くしてあげている雄っぱい様だ。ほら、こうしてやるとどうだ?」

「ほっひょぉおお゛ぉぉおぉ~~❤❤❤」


 そして、大胸筋に力を込めれば柔らかく肥えた肉が筋肉としての顔を表す。乳の圧迫感が高まって、膣顔負けの力でちんぽを締め付ける。既に乳肉に完敗していたちんぽはまたしても射精して、豪雪の瞳が瞼の裏へと隠れかける。

 

「お゛――お゛ッ❤❤❤ほ、ほおぉお゛――――❤❤」

「ははは!もう人の言葉も忘れたか?もっと出せるだろう!出せ!」


 またしても最低男のちんぽが痙攣してデカ乳へとザーメンを撃ち放つ。既に豪雪は絶頂の連続で意識を失いかけているのに、腰振り運動は止まらない。イきながらのピストンを震える足腰で繰り返す。射精のたびに痙攣が大きくなるだけのザーメンタンクとなって、ただ乳肉の谷間にザーメンを垂れ流すだけだ。

 雄三はその姿に口角を吊り上げて、自らも乳肉を掴んではちんぽを扱き立てる。快楽を与えるためではなく、目の前の熊をもっと壊すために。

 

「ん゛お゛ごお゛ぉおお゛おお゛おぉおっ❤❤❤❤お゛ほおおぉおぉぉぉ❤❤❤」


 もはや痙攣しているのが当たり前になり、射精するのが自然となった身体からザーメンが漏出し続ける。

 絶頂が終わらなかった。射精が終わったかと思うとパイズリが激しくなって次の射精へ導かれる。死ぬ。死んでしまうと恐怖を覚えても乳肉からは逃れられない。

 

「いぐう゛ぅう゛ぅう゛ぅうぅ❤❤❤いぎずぎで死ぬ゛ぅうぅうぅ❤❤~~~❤❤❤❤❤」

 

 腹と尻をゆさゆさと揺らし、熊は笑う。

 一週間の間熟成させたザーメンが搾り出されていく。もはや谷間がザーメンの海になっても射精が止まらない。きっと、金玉が空っぽになったとしても腰振りは止められないだろう。

 

 ――だが、その快楽はドアから響く音によって中断される。

 

「おい、父さん。帰ったぜ」


 ノックもそこそこに入ってきたのは雄三と似た顔立ちの牛だった。といっても、ブレザーの学生服とどこか幼さを残す顔立ちから雄三の息子であろうと多くの者が予想を立てるだろう。人を従えるのを当然とする強い光を宿した瞳と毛皮の色も血の繋がりを示している。

 

 明らかな差異はその身体つきであり、ボディビルダーとして不要な肉を削ぎ落した彫刻のような雄三に対して、年若い牛は雄々しい筋肉の上にむっちりとした脂肪を纏わせたドラム缶のような体型だ。どこもかしこも太すぎる肉体に、さらに馬鹿でかい乳と尻をくっつけた卑猥すぎるボディラインだった。

 

「ああ、帰ったのかい豪太。とすると、探していた『あの子』は見つかったようだね」

「おう。おれから逃げようとするなんてふざけたマネ許さねえよ。学校だけじゃ満足できねえみたいだからよ、家でイジメ殺してやるぜ」

「豪太の遊び相手に選んで貰えるとは、その子も幸せものだなぁ」


 雄三は自分の息子が現れると顔をほころばせ、乳で挟んでいた雄臭い肉棒を解放する。そうなれば乳に挟まれる事で体勢を支えていた豪雪の身体は傾いて、白目を向いたアヘ顔のまま背後へと倒れ込む。

 ちんぽからはいまだに未練がましく汁を吐き、びくびくと震える雄熊を二人の牛は気にも止めず、乳にぶちまけれたザーメンを気にする事もなく言葉を交わす。

 

「で、今日から遊んであげるのかい?必要なら薬や道具を用意するけれど」

「薬ならもう仕込んであるからいいや。あ、父さんはおれが許すまで手を出すなよ!おれのモノなんだから!」

「分かった分かった。だが、挨拶ぐらいはさせてくれよ?これから一緒に住むことになるんだろうし」


 さきほどまでの退廃的な行為が夢幻であったのかのように二人は朗らかに笑い合い、部屋を後にした。床の上でのたうつまでの熊には何の興味も失くしたように最後まで視線をやらぬまま。

 

「へ❤ふへ、へひひぃいぃ……❤❤❤」


 残された雄熊は一人壊れたように笑う。

 乳肉から解放されてもちんぽからはとろとろと精液を垂らし、快楽の醒めぬままにでへでへと。

 

 さきほど現れた牛の青年が、自分の生徒を虐めていたことということすら気付いていない。薬物よりも激烈な快楽は脳を破壊して、もはや戻ることは不可能だろう。

 

「雄っぱいいぃ❤❤雄っぱいしゃまぁあ❤ぎもぢぃいぃ❤へへぇ……❤❤❤」


 しかし豪雪は心を満たされたまま、いつまでも笑んでいた。教師を、男を、人をやめて得たものは、これまでの人生で得た全てを投げ捨てても構わない幸福だった。

 

 幸福に包まれたまま、腰をへこへこと突き上げて願うのだ――もっともっと、自分を気持ち良くしてくださいと。

 

 いつまでも、いつまでも。雄の香りが満ちた部屋の中で。


 

Comments

デン

最高過ぎました…! 完全ノンケで生徒想いの正義感の強い豪雪さんを、超マッチョビルダーボディの雄っぱい様だけで完全調教してしまう雄三様…堪りません!巨漢熊のチンポを余裕で飲み込んでしまう爆乳で頭ショートしてイキ殺されるくらいの快感、羨ましいです!本来奉仕するような行為の筈のパイズリが完全に頂点捕食者、格上の戯れで最高に興奮しました!来月の息子君のパートも楽しみです!お父さんの方も是非また登場して欲しいです!

おもち

ありがとうございます~!いつもとは違うシチュでしたけど刺さったのでしたら嬉しいです。 来月の息子パートもよろしくお願いします!