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「おじさん、ヒノヤマさーん。今日も勉強教えてください」


 チャイムを鳴らし、家族の名前が刻まれたネームプレートや鉢植えなんかで飾られたドアの前でため息を一つ。ああ、イライラする。せめて休日前だけにしておかないとって思うんだけど、あのひとはこっちの都合なんてお構いなしに身体が疼けばおれを誘ってくる。誘われたら我慢できずに家に来てしまうおれが悪いとはいえ、少しは我慢を覚えろと言いたい。

 

 やがて、体重を感じさせる足音がドアの向こう側で鳴ったかと思うと、巨漢の虎が顔を出した。

 

「ああ、今日も来たのかい?康一くん。一昨日も来たばかりなのに……」


 困ったように眉根を寄せるその顔を引っ叩いてやりたくなる。おれが来て迷惑だとも言いたげだが、呼びつけたのはこいつの方だ。直接来いと命じたわけではないが、身体か疼けばおれの部屋まで響く声でオナニーをしやがるんだ。ケツにディルドが入っているとわめいて「康一くん❤康一くんのおちんぽほしいぃ❤❤❤」と喘ぎ続けて、おれが部屋に向かうまで毎晩続く。おれの家が隣にあるからこんなはた迷惑な手を取るのか、それともおれ家が越してくるからこの部屋を選んだのか。どっちかは分からない。

 

「いいから上げてくださいよ。今日もお勉強教えてください、ヒノヤマセンセ。中が駄目ならここでします?」

「だ、駄目だ。分かった、分かったから。早く、誰かに見られる前に上がってくれ」


 ヒノヤマさんはあくまでおれが求めるから仕方なく、と言った体裁を崩さずにおれを招き入れた。誰に見られているわけでもなく。誰かに見られても困らないだろうに、この人はいつも自分が被害者であろうとする。おれが高圧的に接すれば接するほどに「その後」が激しくなるから、そういう変態なんだろう。

 

 人は見かけによらないな、と一人ごちる。おれの前でけつを揺らす男は逞しい虎の雄で、筋肉とこれでもかとばかりに全身に詰め込んでいる。手足も背中も起伏が激しく、衣服の上からでも筋肉の形が分かる。というよりも身体にぴったりと張り付いているおかげで身体の線をより強調していた。チェックのシャツとジーンズのようないかにも冴えない中年男性、といった装いのくせに色香が漂ってきそうだ。

 

「ヒノヤマさん、またケツがでかくなりました?毎日使ってるからですか?」

「ん゛っ❤こ、こら❤❤やめなさい❤」


 ジーンズに包まれでぶりんぶりんと揺れる巨大な肉塊。そいつを景気づけに引っ叩くとヒノヤマさんの尻尾がぴんといきり勃つ。怒るでも逃げるでもなく震える尻を揉み込んでやると、抵抗しているのですよというポーズのためだけにおれの手を掴んで止めようとする。くだらないお芝居だと思うが、重たい身体を緩慢にくねらせ、視線をさ迷わせるヒノヤマさんはなかなかにエロいので許そう。

 

 指をめり込ませようとしても押し返す大臀筋は、この人が雄であると如実に伝えてくる。こんな子どもに押し倒されて性処理に使われるのが好きな変態でも、旦那がいても他の男を誘ってしまう淫乱であろうとも、汗の臭いとむちむちな肉体は男のそれ。

 ヒノヤマさんは元ボディビルダーらしく、今の旦那とも仕事を通じて知り合ったらしい。海外に出張する旦那の代わりに家を預かる、いわゆる専業主夫というやつだ。団地の集会にも毎回出席してるし家の様子を見る感じ家事も得意そうだし、良い主夫なんじゃないだろうか。旦那の代わりにちんぽを求めてしまうこの淫乱さが無ければだが。

 

「く、ぅうぅん❤❤もうっ❤離してくれ❤こんなところでぇ❤❤」

「あ、今日はリビングでやります?それともお風呂?たまには廊下ってのもいいかと思ったんだけどなー」

「せ、せめてベッドで――あっ❤❤❤」


 尻肉と違って巌のような背筋に顔を埋めると、膨らんだ雄っぱいを鷲掴みにした。全身が鎧みたいに硬いくせに、乳や尻といった部位は恐ろしいほどに柔軟で卑猥な感触だ。少し押してやれば指の形に凹み、手のひらで潰すようにするともどかしげな喘ぎ声が聞こえた。収穫を待つ果実を思わせる、熟れた乳肉。

 たっぷりとした肉のでかさを確かめつつ手を滑らせると、背筋が緊張から隆起する。拒否したいのではないと、押し付けられる尻肉が暗に示す。

 ここで止めてやればどんな顔をするのだろうか、と思案するがおれもイラついている。昨夜のやかましい喘ぎ声に対する鬱憤を晴らすべく、ボタンを引きちぎる勢いでシャツの胸元をこじ開けた。

 

「は、ぁぁ❤」


 シャツを開けはなつと匂いがいちだんと濃くなった。汗の匂いと、ほんの少しだけ甘い香り。この人の雌臭か、それも香水でも付けてやがるのか。いつおれが来てもいいようにと準備してたのか。

 鍛えすぎて乳首が下を向いている大胸筋へと指先を這いまわらせる。汗でしっとりとした毛皮は揉んでいると指に絡まってくるものだから、かき混ぜるようにして胸筋をくすぐっていく。だんだんと距離を狭めていくのはびんと勃起した乳首。まともな男のそれではないと明らかな、膨らんで変色した雌の突起。指が近づくごとに乳首の震えも間隔を狭める。

 

「乳首もでかくなりましたね。これじゃ旦那さん帰ってきたときに遊んでたってばれますよ?」

「そ、そんなことぉ❤言わないでくれぇ❤❤❤んあぁ❤」


 背中で視界が塞がれていても乳首を探すのは容易いことだった。白い毛皮をかきわけて指先が乳首に伸びると、はちきれんばかりの胸筋がひくついた。すぐに捏ねたりはせず、乳輪をくるくると撫でまわし、時々乳首をわざと避けて乳肉を揉む。そうやって焦らしてから爪先でかすってやるとデカ尻がぐりぐりと押し付けられた。

 

「ん、ふぅううぅ❤❤おおっ❤あぁ❤」


 そのまま手を下へ滑らせながらばボタンを外してやれば、ヒノヤマさんはぶ厚い身体を反らして声を乱す。この淫獣の本性には似つかわしくないか弱い、消えてしまいそうな声。

 シャツの前を開け放って露出した身体はまさに雄そのもの。悠然と並んだ二つの乳山の下に連なるのは鉄板のような硬度を持つ腹筋だ。脇腹をなぞり見つけた凸凹は腹斜筋だろう。直視すれば目が潰れてしまうんじゃないか。そんな美しさを指先で知覚する。もっとも、その下に潜んでいるのは醜い獣欲なのだけど。

 

 腹筋を撫で回して目指すのは虎の股間。きつい雄臭でとっくに気付いていたが、ヒノヤマさんのちんぽはとっくに勃起してジーンズにちんぽの形を浮きだたせている。サイズも硬度もばけもんじみた巨根はおれ以上で、この体躯に似合った大人のちんぽをしている。こんな男にはもったいないよな、と思いつつもこの人のちんぽは好きだ。性欲のパロメータとして分かりやすく反応し、おれがうまく虐めてやれてるか教えてくれるからだ。今もジーンズの上からソフトタッチで撫でているとびくびく動く。きっと下着の中は我慢汁でどろどろになっているだろう。湿り気を帯びて臭気を立ち昇らせるちんぽがありありと想像できる。

 

「こ、康一くぅん……❤❤そんなところ、触らないでぇ❤」


 ちんぽの周囲を撫で回していたら、耐えかねた淫売からおねだりが飛んできた。ちんぽを触って欲しくない、のではなくそれじゃ足りないのサインだ。このまま乳首かちんぽを直接触ってやってもいいんだが、この畜生には最低限の我慢を覚えさせるべきだろう。性欲に歯止めが効かないからおれみたいなガキのちんぽを欲しがるんだ。


「あーはいはい。じゃあやめてやるからよ、リビングでお勉強にすっか」

「え、あ……❤そんな❤❤でもぉ❤」

「モタつかないでさっさと歩いてくださいよ、ほらほら」

「ぐっひぃ❤❤わ、分かった❤分かったからお尻、叩かないでくれぇ❤」


 尻を叩いてやったことでおれの意も伝わったらしい。わざとらしくデカ尻をゆっさゆっさと振り立てて、おれをリビングへと導いた。

 巨大なダイニングテーブルに整頓された家具。いつだって小奇麗にされているリビングは、この虎が言うには「いつうちの人が帰ってきてもいいように」ということらしいが、たった今帰ってこられたらこいつはどうするつもりなんだろうか。

 期待に潤んだ瞳を見るに、少しの不安も無さそうだ。開け放った胸元を隠しもせずこちらをみつめ、牙が並ぶ口から盛れる吐息はこの部屋をじわじわと温めていた。

 

「さて、今日もいつもみたいにお勉強教えてくださいね。ヒノヤマ先生?」

「ひぐぅ❤は、はい❤❤」


 情欲に濡れる瞳の奥の奥までも暗く淀んでいて、鮮やかな毛並みと筋肉によって飾られた外見とは対照的だ。この目といやらしい身体を見ていると、脳みその奥がちりちりと焦げていく。この淫乱親父に呼びつけられて最初のうちは迷惑だったけど、今だってこの性欲にうんざりすることもあるけれど、こいつの相手をするのは家族の為だってのもあるけれど、今ではおれもやみつきになっている。下品な身体をしたこの雄を、旦那と呼ばれる男は好きにできるのだと思うと嫉妬する。

 

 他の男の所有物であるこいつをおれのものにしたいし、それが叶わないならおれ以外では満足できないようにしてやりたい。

 

「康一くん❤今日も、お尻を突き出さないと駄目なのか❤❤❤は、恥ずかしいんだ❤せめて暗いところでぇ❤❤」


 なんて言いつつも、ヒノヤマさんはジーンズを膝まで脱ぐとダイニングテーブルに手をついて尻を突き出す。野趣あふれる獣毛に包まれた尻は、清潔感のある白のブリーフが張り付いていた。同級生がはいてたら馬鹿にされるようなガキっぽくて芋臭い下着なんだが、ヒノヤマさんのいやらしい尻肉と合わせると妖しい魅力があった。

 でっぷりと肉が乗った尻肉に対してブリーフのサイズは物足りず、尻たぶへと食い込んでしまっている。そのせいで尻のでかさがより強調され、筋肉で膨らんだ下半身に雌の淫らさで上書きしている。

 

「イイすね。前はいてたビキニもいいけど、ブリーフも似合ってますよ」

「あうぅ❤言わないでぇ❤❤」

 

 ブリーフを荒っぽくずりおろすと、誘うように尻を揺すり始めた。

 何度見たって飽きることのない尻だ。ずっしりと肉が詰った風船みたいなデカケツからは隠し切れない開発済マンコがちらちら見えていた。鮮やかなオレンジの毛皮とは違い白い毛と、毛の生えていない無毛の肉谷。そこにある肛門は縦われなんて段階を超えて、火山口のように土手肉を盛り上げて膨れたそこは弱々しく震えながら粘液に濡れていた。

 キスをせがむ唇のように艶やかなそれに舌でそっと触れると、野太い喘ぎ声がすぐに降ってきた。女ならば聴いただけでくらくらとしそうなよく響く声だ。

 

「おおぉう❤❤やめてくれ❤汚いからぁ❤❤そんな、おぉおぉっ❤❤❤」


 こんな汚いところを舐めて欲しいとせがんだのは誰だ。おれと初めて行為に及んだ時は、でかい尻を目の前で揺すってクンニをして欲しいとおねだりをしたじゃないか。口にしないというだけで、この雌野郎は底なしに貪欲で横暴だ。童貞だったおれに唇がふやけるまでマンコを舐めさせて、愛液の味を教え込ませたはこのひとだ。

 今日だって、汗に匂いに混じって清潔な石鹸の香りがする。おれに舐めさせるために準備を整えていたのが丸わかりだ。

 

「いいじゃないですか。おれは汚いなんて思いませんよ、ヒノヤマさんのエロマンコ。すっげぇ美味いです」

「い、言わないでくれぇ❤❤❤う゛ひぃ❤エロマンコなんてぇ❤お゛❤んおっ❤❤」


 おれが舐めやすいように膝を曲げ、突き出されたデカ尻が眼前でぶるんと跳ね踊る。挑発的な動きに誘われて尻の谷間にしゃぶりつくと、愛液と汗でぬるぬるになった肛門を執拗に舐め回す。舌の腹で全身を擦り唇を触れ合わせると脂が乗った尻が揺れる。

 あんまり聞いて欲しそうにするものだから、旦那さんはクンニをしてくれないのかと問うたことがある。そうすればこのヤリマンはさぞ恥ずかしそうな面をして、あの人はちゃんとしたセックスしかしてくれなかったから。なんてほざきやがる。本当かどうかは分からないが、キスをせがんでうねるこのエロマンコを舐めたがらないとしたらとんでもない馬鹿だと思う。

 

 唇をぴたりとくっつけたまま舌を伸ばし、抵抗を見せない入り口に反して緩い直腸を掘り進める。ずっしりと突き出されているせいで股間も丸見えになっているから、両手で金玉を揉みほぐしてやった。ちんぽを虐められると自分が雄であることを自覚してしまうのが恥ずかしそうに先走りを漏らした。


「おーっ❤おぉん❤❤❤」

「もう床が汁塗れですよ。掃除したのに台無しですねぇ」

「は、あ゛あおおぉ❤❤い、言わないでぇ❤せめて、早く終わらせてくれぇ❤❤❤」


 尻肉をぶるぶると震わせてマンコからもちんぽかも粘性の高い汁を垂れ流す。フローリングの床へと糸を引きながら垂れるそれはこの人の性欲をそのまま表しているみたいに粘っこく、大量だ。舌でかき回しているマンコの中身は汁まみれでローションの海を泳いでいる気分になる。マンコ肉を唇ではみつつ舌を泳がせるのはたまらなくちんぽにクる。このままマンコをしゃぶり続けてイかせてやりたいところだが、ヒノヤマさんはじっくりよりもハードに虐められたい気分っぽい。昨日も「オマンコごりごりされたいぃ❤」ってしつこく言ってたし。

 

 おれはひとまずマンコから唇を離し、代わりに片手をけつたぶへと這いまわらせた。ぴんと伸ばした人差し指を尻に谷間へと平行に差し込んでやる。愛液と唾液でぬかるんだ尻肉に指を包まれる感触。これからお前のマンコをほじくり回してやると教え込むように指の腹でマンコを擦れば、またも尻肉が踊る。

 

「そろそろ指マンの練習しますね。ヒノヤマさんのエロマンコ、指で満足させられるようになったら楽なんだけどなぁ」

「ひ、ぃぃいぃん❤❤❤」

「ま、毎日ちんぽ漁りしてる淫売じゃ無理でしょうけどね。この前小学生ぐらいの子に声かけてましたよね?」


 しゃくとり虫みたいに指を遊ばせながら囁くと、愛液の絡む量が増した。ヒノヤマさんは毎日ちんぽをハメられないとイカれちまうようなド淫乱。それもちんぽを欲しがる相手はまだ義務教育を終えてないようなガキだ。いつも大胸筋やデカ尻をゆさゆさと揺すって、フェロモンまみれの身体で抱きしめたりしていたいけな子どもの性癖を歪めようとしている。かくいうおれもその一人だ。

 普段は少しばかりボディタッチが多いスキンシップですんでいるが、気に入ったガキを見つけると勉強を教えると称して家に連れ込んでしまう。そして自分に手を出すようにじっくりと「教育」を施すわけだ。

 

「懐かしいなー。家に連れ込まれた初日にヒノヤマさんのハメ撮り見つけたんですよね。こーやって指マンされて、潮ふきまくってるヤツ」

「んぅぉおぉおぉぉ~~っ❤❤❤」


 ゆっくりと人差し指を沈み込ませると間抜けな声が搾り出された。愛液まみれの指にローションは不要だし、常に発情しているマンコは軽くしゃぶってやるだけでも準備万端。

 指の硬さをしっかり教え込ませるように進めつつ、時おり腸壁のあちこちを押し込んでやる。性器として完成されているマンコは柔肉でみっちりと密着してくるくせに、指を動かせば邪魔にならないように恐ろしく柔軟に肉を蠢かせる。よく温めたオナホによく似た、けれどオナホにはない脈動や熱を感じる。心地良い感触に誘われるままに直腸を虐めていると、喘ぎ声のボリュームが上がった。

 

「う゛ぐぅう゛ぉおぉ❤❤❤オ゛っ❤マンコ❤マンコぐりぐりじないでえぇぇ❤❤」

「ヒノヤマさんがおれに指マン教え込んだんでしょ。覚えてますよー。下着みてぇな短パンはいて、毎日おれのこと誘ってたじゃないですか」


 おれが手を出すまで毎日誘ってきて、いざ押し倒したら駄目だ、嫌だとほざきやがって。そのくせおれのセックスが上手く、ハードになるようにと誘導しやがった。ハメ撮りをわざと見られるように放置して、オナニーをする時は「康一くんにオマンコ舐められながらおちんぽしゃぶりたいぃ❤❤」なんて壁ごしに聞かせてきやがるんだ。これで自分は貞淑な主夫ですなんて面をするのは頭がどうかしてるとしか思えない。

 

 このドーナツみたいなケツ穴だってそうだ。おれの指を咥えこんでむちゅむちゅしゃぶるその姿は捕食者そのもの。そろそろ刺激が物足りなくなってきたようで早く動けとマンコ肉がせっついてくる。ああ、分かったよ。苛立ち紛れに指を加速させ、指先が突きこむのはぷっくり膨れたマンコの急所。もう指先一つで見つけ出せるようになったそこをぐり、と押し込んだ。

 

「ぐぅう゛ごおぉお゛おぉ❤❤❤ぞ、ぞごだべえぇぇえぇ❤❤❤❤」


 膝が落ちて股が余計に開いた。無様度合いが上がった虎マンコのウィークポイントをしつこく指でノックすると、マンコのうねりが悪化する。ぶ厚い腹筋が雌らしくくねり、スイカのような大臀筋が震え、腸壁がもっと快楽が欲しいとばかりに愛液の涎を纏わりつかせてくる。肛門が膨れて、ちゅぱちゅぱしゃぶりついて、そんな浅ましマンコの奥を指でまさぐると嬌声がいちだんと醜くなる。けれど奥ばかり突っついているとこの雌猫は不満そうにマンコをしめつけるから、すがりついてくるマンコ肉を少しばかり乱暴にがりがりと擦りながら引き抜いてやる。

 

「ひょほぉおお゛ぉおお゛ぉおおぉおぉっ❤❤❤❤」


 ぢゅぽんっ!と間抜けな音を立てて指を引き抜くとマンコは獲物を求めて牙をちらつかせる獣のように開閉する。ヒノヤマさんは全身にばけものじみた筋肉が付いている豪傑だが、とりわけケツ肉の逞しさはすさまじくケツがイく時は肉どうしが密着しあって指を引き抜くことすら困難になる。そのくせ肛門は使い込み過ぎて閉じきることができず、貪欲なマンコ肉同士がうねっては震えている肉獄を覗くことができる。この中にちんぽを突っ込めばとてもじゃないが引き抜くことはできず、動かずともザーメンを搾り取られる極上の快楽を提供してくれる。

 

「ほっ❤ほお゛っ❤❤おぉ❤」


 無論ヒノヤマさん自身への快楽も相当なもので、マンコをかきだすように擦り上げられた快楽からまだ降りられていない。マンコのぐぱぐぱと開閉するタイミングに合わせて呼吸をし、ぴんと舌を伸ばしきっている。馬鹿みたいな姿だが当人は必死で、酸素を取り込んで気絶しないようにしているんだ。この状態で指を2,3本まとめて突っ込んでかき回すとヒノヤマさんはたやすく潮を吹いてアクメ地獄へと堕ちる。

 

 どうしようかな、と穴の縁をなぞりながら思案する。しとどに濡れた虎マンからは生臭い愛液の匂いが芬々として、またも口づけたくなる魅力を孕んでいる。昨夜は一晩中喘ぎ声がうるさくてちっとも眠れなかったし、ちんぽをおあずけにして虐めてもいい。

 

「はぁあぁ❤❤❤も、もう許してくれぇ❤これ以上されたらおかしくなってしまう❤❤おれは、あのひとのものなのにぃ❤」


 うねる尻尾に挑発され、畜生がと口の中で罵倒をかみ砕いた。このひとは下品で最低な男だが、ちんぽを焚きつけることだけは本当に上手い。あのひと、と呼ばうその甘ったるい声色だけでちんぽに多大な血液が流れ込む。

 おれがいない時は他のちんぽを誘っているくせに、つい数日前だっておれより幼いガキどもを数人家に連れ込んでいたくせに。ちんぽ狂いの豚のくせに、心から旦那を愛しているように振る舞いやがる。

 

「許す?冗談でしょ」


 ズボンを押し上げる屹立を尻たぶに押し付けると、尻尾が跳ね上がった。

 

「こんなエロいケツで男誘ってるんだから、自業自得でしょう?この前もガキちんぽを咥えこんでましたよね?」

「あぅああぁ❤違う❤❤ただ、勉強教えてただけなのにぃ❤あの子たちが無理やりぃ❤❤もう無理だって言ってるのにゆるしてくれなくてぇ❤❤❤」

「無理やりパイズリやら授乳手コキやらさせられて、うっせぇ声で童貞ちんぽアクメしてたんですか?」


 この人が蕩けた声でアクメする声も、薄い壁ははっきりと通してしまう。ガキの足指を舐めさせられて悦ぶ声も、乳首をしゃぶられるだけで射精した声も全部聞こえた。

 貞淑とは正反対の存在であるこのひとが腹立たしくて、そしてエロくてちんぽを抑えられない。くだらない演技をやめさせて、直接おれのちんぽを求めさせたい。このひとの手管に乗せられていると自覚しても量をます先走りはとめどなく溢れてくる。

 食道を逆流し、喉から溢れてきそうなこの感情が。ああ、嫉妬なのか性欲なのか、おれにも分からない。

 

「あっ❤硬いぃ❤❤だめ❤そんなでっかいのむりぃいぃ❤❤」


 ぐちゅ、と。

 ズボンと下着をずりおろして直接肛門へとくっつける。

 ヒノジマさんは悦びによって生じた悲鳴を上げて、もじもじと尻をくねらせては盛りマンと鈴口でキスをする。

 両方の性器から溢れた唾液が混ざり合ってこのうえなく汚い汁へと変わる。恐ろしく熱いマンコ肉の感触に、ちんぽがびくりと跳ねる。


「この前はガキちんぽ2本まとめて食ったんでしょ?なら余裕っすよ」

「そ、んな゛ぁ❤❤おっきぃいぃ❤むりだっ❤❤こんなでっかいのいれられだら、あ゛お゛っ❤❤❤」


 肥えた尻肉を鷲掴みにし、無理やりに肉の谷間を割り開く。焼けた鉄棒のような硬さと熱を持つそれを肛門に口づけていると、おれが動くまでもなく尻を擦りつけ、肛門がちんぽをしゃぶろうとうねるのを感じた。

 

「ごんなのぉ❤あのひとのよりでっかいのにぃ❤❤❤挿れられだら壊れてしまう❤お願いだがら、私はそんなつもりじゃながったんだぁ❤❤」


 男のプライドを満たし神経を逆撫でする物言い。この人は天性の淫魔なのだとつくづく思う。脳みそをぐずぐずに溶かしてしまう劣情にせかされて、おれはついに腰を突き進めた。数えきれないぐらいにちんぽを咥えてきたであろうマンコは何の抵抗もなく、それどころか自らすすんでちんぽを飲み込んで、腸壁のすべてで歓迎した。

 

「ほっおぉ゛お゛ぉおぉ❤❤❤あ゛あぁあっはあ゛あぁぁあぁ❤❤ちんぽ、でがいぃいい゛ぃぃ❤❤うぎいぃいぃぃぃぃ❤❤❤❤」

「おー、すっげ締まる。ヤリマンのくせにマンコの締め付けはいいっすよね。旦那にあんま使ってもらってなかったんですか?」

「ぉごぉお゛ぉおぉ❤❤❤そんな、ごどおぉぉ❤いっぱい゛ぃ❤❤いっぱい愛じでもらっでぇ❤」

「じゃあよっぽど粗チンだったんですね。こんなエロマンコしてるくせに旦那が粗チンなんてかわいそうですよねぇ」


 なじりつつもちんぽを推し進めると押し出されるように虎の口から呼気が漏れる。下品な声で上の口がわめく間、とろとろのバターみたいなマンコはおれのちんぽをたやすく根本まで飲み込んだ。愛液と唾液の混合物で仕立てられたマンコ肉は極上のとろけ具合。ヒノヤマさんが日課の筋トレをした直後だともうちょい締め付けがきつくちんぽを搾り取ってくるきつさだが、これはこれでちんぽにクる。

 

「ごぉお゛ォおぉおぉ❤❤❤んお゛❤お゛っへえぇぇえ゛ぇ❤❤」

 

 直腸を掘り進めるとあっけなく結腸の入り口にまで到達し、虎マンコは雄の孕み袋を刺激されて反射的に収縮起こす。そうなれば淫乱オイルをたっぷりまとったマンコ肉がちんぽに纏わりついて、奉仕をしてくれる。

 気を抜けばすぐにでも射精してしまいそうなその快楽に、デカ尻を強く握りしめて耐える。奥を突いただけなのに金玉から精液がせりあがりそうだった。竿を擦る直腸と、亀頭に吸い付く結腸が興奮と期待をもたらしていた。何度セックスしたってヒノヤマさんのマンコは新たな感動をくれる。

 ちんぽがますます硬くなり、抑えきれない先走りが結腸におれの匂いをマーキングする。もっと奥までヒノヤマさんを感じたくって、でかい尻へと下腹部を擦りつけてしまう。

 

「あ゛ーっ❤❤んひぃいぃ❤お゛ぉお❤❤おぐぅ❤おぐ、ぐりぐりじないでえぇぇ❤❤❤」

「んじゃ、抜いちゃいますか?ヒノヤマさん、奥を突かれるのも、カリ首でゴリゴリされんのも好きでしたよね」


 入れる時よりも更に緩慢にちんぽを引きぬいていく。

 本来は排泄器官であるはずの直腸はカリ首によって抉られながら引き抜かれていく快楽を殊更に増幅させた。悦んでいるくせに、ちんぽに引き抜けて欲しくないと鍛え上げた全身が直腸を圧迫して、ぎりぎりとちんぽを締め付ける。

 そのおかげでカリ首が余計に直腸へと食い込んで、中身をかき出すようにがりがりと引っかくこととなり、ヒノヤマさんはテーブルに顔をつっぷして言葉にならない嬌声を上げ続ける。


「あっぎぃい゛ぃいぃいぃ❤❤❤ぃい゛ぃあ❤ガッ❤❤マンコぉお゛ぉおぉぉぉ❤❤❤❤」


 竿を引き抜く間ずっと肛門は竿にすがりついて、盛りマンに亀頭を残すだけになると行かないでくれと媚びるようにしゃぶりついてくる。

 ぐいと尻肉を割り開くと結合部が良く見えた。ヒノヤマさんのせいで淫水焼けしてしまったおれのちんぽは血管瘤がごつごつと浮き出て、早くこの肉オナホを使いたいと待ちかねていた。

 ヒノヤマさんはテーブルに突っ伏したまま呼吸を繰り返し、ついにくだらないお芝居を続ける余裕を無くしていた。膝を曲げ、尻を突き出す雌豚という本性が曝け出されている。

 

「ほら、もう一発行きますよーっと」

「❤❤❤!!!」


 この時だけはヒノヤマさんをおれのものにできたという充足感を得られる。もっとおれを刻みつけたくて、もう一度腰を動かした。

 ぶ厚い尻肉というクッションのおかげでなんの痛みもなく、腰を叩き付けた衝撃はちんぽを通してマンコへと叩き付けられる。ちんぽをしゃぶっていた肛門周りの肉がちんぽに巻き込まれて追いすがるが、ちんぽは意にも介さず淫肉をかきわけ奥へと進む。

 

「ぐぅうぅう゛ぉおォぉおおぉおぉぉぉ❤❤❤❤」

「しっかりケツ締めといてくださいよ。中年親父のマンコわざわざ使ってやってんですから、奉仕の精神を忘れないでください」


 テーブルにしがみついた淫獣は両の爪を立ててガリガリと引っかいて、しかしちんぽからは逃げることもできずに唾液をテーブルへと拡げる。

 口から溢れる唾液と一緒に漏れ出る汚らしい喘ぎ声は、抑えようという気がないのだろうかこの部屋の外にまで響く勢いだった。ヒノヤマさんは見開いた眼球から涙を滂沱と流し、マンコの中で爆発する快楽に屈しかけていた。

 

 おれはそんな姿に心を満たされながら、指から肉がこぼれ落ちるデカ尻を鷲掴みにして引きつけると、もう一度ちんぽを叩き付けた。

 ちんぽを求めて緩んでいた結腸口をちんぽが蹂躙する。バキバキに硬くなったおれのちんぽがヒノヤマさんのオスマンコを、前立腺を、マンコヒダのすべてを押しつぶしながら掘り進む。とうの昔にちんぽへ屈服していた結腸口は、孕ませて欲しいと言わんばかりにちんぽを迎え入れた。おれという主人を受け入れて、すがりついて亀頭へと結腸の粘膜が纏わりついた。

 

「ぞごっだべぇえ゛ぇええぇ❤❤❤ぞこはぁあ゛ぇえあぁ❤オマンコおぐぅううぅ❤❤そご、ごんごんしないでえぇえ゛ぇぇ❤❤❤」

「何でですか?ここ、好きなんですよね?旦那さんの粗チンじゃ届かないからいつもディルドでほじってんでしょ?」

「やばいかりゃぁあ゛ぁあぁぁ❤❤❤ぞごよわいのぉおぉぉ❤❤❤❤ほぉお゛っ❤おほおぉおぉ❤❤ちんぽやばいどご、ぎぃいぃいぃぃぃぃぃ❤❤❤」


 結腸の曲がり角をガツガツと、脳みそまで届けとノックすればヒノヤマさんは全身をがくがくと痙攣させて喘ぐ。

 無くせ、無くせ、無くしてしまえ。知性も何もいらないだろう。他のちんぽんことも忘れて、おれのちんぽで頭を満たしてしまえ。

 

「ん゛ッぉお゛っお゛ぉおおぉぉおぉ~~~❤❤❤❤」


 オナホとしかみていないような、荒々しく優しさの欠片もないセックスでもこのひとは歓喜して肉体を激しく躍動させる。

 ヒノヤマさんを悦ばせるとか、感じさせるとか考える余裕はなく腰をぶつけるだけで精いっぱい。それでも腰を打ち付けるたびに蕩けた声で鳴いてくれる。つがいを愛おしむケダモノみたいに声を上げる。

 

「ぐるぅうぅるるるぉお゛おぉおぉ❤❤❤オマンコぉおぉお゛❤ごわれるぅう゛ぅうぅ❤❤マンコやぶげるぅうう゛ぅうぅ❤❤❤だめ❤だべえぇえ゛ぇ❤❤オマンコでいっぢゃうぅうぅ゛ぅう゛ぅうぅぅ❤❤❤❤」

「もうイってるじゃないですか。いいんですよイって。旦那さんの帰ってくるリビングにザー汁好きなだけ漏らしてください」


 旦那のことを揶揄すればマンコの締め付けが良くなると、おれは良く知っている。芝居する余裕を失っても旦那という存在がこのひとの脳みそには刻みつけられている。それが、より大きな快楽を得るための興奮剤にすぎなくてもだ。

 それが頭にきて、力強く奥を掘削して、結腸のすぼまりをカリ首で擦り抉る。おれ以外のちんぽでは満足できなくなるように、と願いながら行うマンコの改造作業だ。でかい尻のすべてを屈服させるような交尾にヒノヤマさんは唾液の産みを拡げ、快楽のハンマーで理性のドアを叩き壊され、ヒトからケダモノへと堕ちる。

 

「ゆるじでええぇ❤❤ぐぅうぅううぃい゛イッぃい゛いぃいい゛い゛ぃぃ❤❤❤いっぐぅうぅうぅ❤❤❤❤アクメッ❤❤おまんこぉおぉぉぉん❤❤❤ごめんなしゃぃいぃい゛ぃいぃぃ❤❤ぉお゛ぉ❤いっぐぅぅぅぅぅ❤❤❤❤」


 謝罪をつむぎ、あっけなくヒノヤマさんは達した。ちんぽに媚びていた直腸が強く収縮し、雄胸を見せびらかすように反り返って嬌声を上げる。

 同時に巨根からは精液と潮の混ざったものがビシャビシャと、勃起したままのちんぽから間欠泉のように噴きあがったかと思うと、今度は小便のような情けない勢いで床に水たまりを作っていく。

 ビルダー顔負けの巨体が快楽によって膨張しおれを軽く捻り潰せそうな迫力を放つが、肛門をゴリゴリとしてやると腰を小刻みに痙攣させて泣き叫ぶ。

 

「のぉおぉおぉお゛ぉおぉ❤❤❤マンコ伸びるぅう゛ぅぅ❤やめでぇ❤❤マンコの入り口ぃぃい゛❤弱いのっほお゛ぉおぉぉぉ❤❤❤」


 おれの味を覚えてしまったマンコはちんぽを悦ばせようとすべての肉を使って媚びてくる。ジュボジュボとちんぽをしゃぶる音やぬらつく愛液は欠かさずに、おれの雄性を煽り立てようとする。

 ごつごつと奥を叩くたびに、マンコが締めつけ精液を出せとねだる。ヒノヤマさんはとっくに限界を超えているが、おれもぎりぎりだった。

 

「ふああぁあ゛ぁ❤❤❤ひっいぃい゛ぃいぃ❤ぁああぁ❤❤硬い゛ィ位♥もう、無理だぁ❤❤❤死ぬっ❤死んじゃう゛ぅうぅぅ❤❤」


 それを見逃すヒノヤマさんじゃなかった。もっとおれを焚きつけるために嗜虐性を煽る台詞を吐きかける。それで、涙で潤ませた目を向けてくるんだから抗えるわけがない。

 おれはでかい尻肉が波打つ勢いで腰をぶつけ、孕ませてやろという雄の欲望そのままに最奥を抉る。

 

「に゛ぃいあぁ❤❤❤あ゛っ❤だべぇ❤❤いがないでぇ❤おく❤奥に種付けだげはやめ゛でぇえぇ❤❤そこはっ❤あのひとのぉおお゛お゛ぉぉおぉぉ❤❤❤」


 金玉に発破をかけようと、涙をこぼしながら虎は吠えた。

 知性を無くしたケダモノでいたくせに、射精の瞬間には淫らな人妻を演じておれを狂わせる。マンコの締め付けも相当に強くなり、搾精器官と化したマンコと足腰の引き締めでちんぽからザーメンが搾り取られる。

 

「い、くぅ!いくぞっ!ヒノヤマさんの中に出してやっからな!」

「おあおおぉお゛ぉおぉ❤❤いやだぁ❤ひぃ❤❤ゆるじでえぇえぇぇ❤❤❤❤だめだめだめぇ❤❤こんな゛ぁ❤こんなぶっといおちんぽのザーメン出さないでえ゛ぇぇぇ❤❤❤」


 夫のために耐えようとする姿を見て、興奮が際限なく高まってくる。涎すら我慢できない巨漢の雄が、許しを乞うように見上げる顔は偽りだと分かっていても快楽中枢を反応させる。

 

 マンコの締め付けと淫らな相貌に追い詰められ、ついに金玉は臨界点を迎える。

 

 マンコの収縮とちんぽの震えが重なったように、脈打つ胎動を感じとる。マンコを抉る速度が早まったのは射精のサイン。ヒノヤマさんはここぞとばかりにマンコ肉をうねらせる。

 

「いや、だあ゛ああぁ❤❤❤いやなの゛にぃい゛ぃ❤お゛おぉっ❤❤いぐっ❤❤❤いがざれるぅうぅ❤わだじもぉ❤❤いがされで、おおおおっ❤❤❤❤」


 毛皮の上からでも分かる火照った顔で顔を歪ませ、涙をこぼすその顔は雄の征服欲をかきたてる。顔の毛皮はとうにびしょびしょで、整った顔だちはもはや見る影も無い。

 勃起虎ちんぽはひっきりなしに雄臭汁を吐き出し続けており、テーブルや床に淫らな糸をかけている。

 

「う゛ぅううぅあぁ❤❤❤だめだぁ❤いぐ❤いぐいぐいぐぅ❤❤❤ゆるしでぇ❤許してぐれぇ❤❤わたしは、他の男のちんぽでえぇぇぇ❤❤❤」


 おれの腰振りは明らかに限界であり、雄子宮の入り口にしゃぶりつかれるたびに鈴口が開閉していた。扱き上げてくる肛門と絡みつく内壁がおれを逃がさない。

 食われる獲物を演じようともこの淫らなマンコが捕食者である証明だ。自分の中にガキ臭いザーメンをぶちまけろとおれに命じており、断ることのできる雄なんているわけがない。

 

「お゛ごぉおお゛っ❤❤おう゛ぅうぅ❤❤❤お゛っお゛ぉ❤❤も、もうだめえぇぇぇ❤❤❤❤」


 そして、断末魔の悲鳴とマンコの締め付けがとどめとなった。金玉から尿道への道をせきとめるストッパーが失われる。快楽がおれのすべてを支配して、雄の本能が噴きあがる。


「いぐっ❤❤いっぐぅうぅう゛う゛うぅうぅうぅぅぅぅ❤❤❤❤❤」


 ミシリ、とテーブルが軋む音を立てると一緒に虎ちんぽから濃厚なザーメンが吐き出された。雄の快楽が雌の快楽を加速させ、ヒノヤマさんの脳みそをかき回す。

 

 そして、同時におれの視界がホワイトアウトする。

 射精の瞬間に最高の締め付けをみせたオマンコによってザーメンがしぼりだされ、強すぎる絶頂で脳が臨界を迎えていた。

 

「い、ぐぅううぅ!ううううぁ!」

「んぉおお゛ぉお゛お゛ぉおぉお゛お゛ぉおぉっ❤❤❤❤❤」


 ぶぴゅぶぴゅと不潔な擬音での射精はヒノヤマさんのちんぽとマンコの両方でかき鳴らされる。ヒノヤマさんのマンコに種付けをしている間も腰は止められず、少しでも奥に種を根付かせようとマンコを堀り進めてしまう。

 

 このひとをおれの所有物にしたい。根源的な欲求が爆発し、逞しい背中にしがみついたまま腰をへこへこと振り立てる。

 

「おぉごお゛ぉおお゛ぉおおぉ❤❤いぐの止まらにゃいぃい゛ぃいぃぃぃぃ❤❤❤❤」


 結果、絶頂の最中にマンコを犯され続けるハメになり、ヒノヤマさんは知性のベールをはがして叫ぶ。

 そこにいるのは外で出会うと優しく微笑んでくれる優しいおじさんでもなく、貞淑ぶった淫売でもなく、性欲に支配された畜生でしかなかった。

 

 腕の中で震える雄を喘ぐだけの肉袋へと堕落させたという悦び。それがザーメンの勢いを衰えさせず、受け止めきれなかったザーメンが結合部から溢れ出していた。

 

 それでも、射精もこの背徳的なまぐわいも終わりがくるもので。呼吸を整えたヒノヤマさんが許しを乞うようにおれを見やる。

 

「……あ、んぁ❤も、もういいだろう?頼む、今日はこれで許してくれ……」


 なんてほざきながらも肛門はひょっとこのように唇を伸ばし、結腸は亀頭を咥えこんでいる。

 もう許してくれ。まだ満足していない。上と下、両方の口で懇願しながら、ちんぽからは絶頂の残滓を垂らす。

 

「こんなんで許してやるわけないでしょう?次は風呂でやりましょうよ。パイズリでちんぽ洗ってください」


 だからおれは意地悪く囁いてやるんだ。ヒノヤマさんを欲望のはけ口としか見ていないようなクソガキらしく振る舞って、汗でしっとりとした雄胸を手のひらですくう。

 乳首を転がしてやるとマンコが嬉しそうに絡みついてきて実に分かりやすい。貞淑で旦那一筋の主夫なんて設定はこの人しか信じていないに違いない。

 

「ヒノヤマさんが悪いんですよ。こんなエロい身体で誘ってくるんですから。責任取ってくださいね?」


 でもおれは馬鹿げた設定を信じ込んでるフリをして、設定にそった物語の登場人物になって、今日もヒノヤマさんを抱く。

 ヒノヤマさんは旦那だけを愛していると信じ込んでいる。他の男と浮気なんてしてはいけない。あくまで、自分は無理やりに犯された被害者でなけれならない。

 

 だからおれも悪役でなけれないけない。ヒノヤマさんを性処理オナホとしか思っていない竿役じゃなきゃいけない。

 おれがヒノヤマさんの身体以外も欲しいなんて、他の男と寝るのをやめておれだけのものになって欲しいなんて、言ってしまったらこの関係もおしまいだ。

 

「旦那さんが帰ってくるまでに、おれのちんぽじゃねえとイけねえように調教してやりますよ」

「あぁぁ❤❤いやだ❤助けてぇ……❤❤❤」


 そして、おれは再び腰を緩やかに動かし始めた。どうせマンコが離してくれないから風呂に行くまでにあと何発か種付けをしてやることになるだろう。その後は風呂で、寝室で、キッチンで、ヒノヤマさんが満足するまでケダモノみたいなまぐわいをする。


 欺瞞で塗り固めた関係だが、腕の中で感じる柔らかい毛皮と雄の匂いは本物で、おれはヒノヤマさんから離れられなくなる。

 

 ヒノヤマさんがおれに飽きるまでこの関係は終わらない。求められるたびにおれは都合の良い肉バイブとしてヒノヤマを悦ばせるんだ。おれの欲しいものは手に入らないと分かっても。

 

「康一くん❤康一くんのおちんぽぉ❤❤❤だーいすきな康一くんのデカおちんぽにオマンコされたいぃ❤❤」


 壁越しにだけ聞こえるあの甘い蕩けた声が聞こえる限り、おれはこの家の扉を叩くんだ。

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