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 いかにも雄臭い中年親父の住処。

 おれが住んでいるワンルームを表現するのに最適な言葉と言えるだろう。カーテンの隙間から朝陽が差し込む部屋にはビールの空き缶やらゴミ箱に突っ込むことすらおっくうなコンビニ飯の容器が散らかり放題になっていた。カーペットにできたシミはどうやって落とすのか考えたくもなかった。

 

 竜の寝所に積み上げられた財宝の山さながらに部屋を埋め尽くすゴミ。その中央に敷かれたのは豪奢なベッドではなく薄っぺらいせんべい布団だ。若い頃は平気だったが最近では寝ても全く疲れを取ってくれない安物。年々でかくなるおれの巨体を受け止めるには狭すぎるし薄すぎる。今年こそまともなマットレスを買おう、と思っているのに風俗代にボーナスが消えるおかげでいまだに現役だ。おれの馬鹿さと性欲の強さを象徴していると言える。

 

「う゛ーーっ、身体イテェな、休みてぇ」


 身体の関節を鳴らしながらのそりと立ち上がる。やかましいスマホのアラームのせいで頭が痛いし、身体にこびりついてしまった筋肉痛は起き上がろうとする身体に悲鳴を上げさせる。やっぱりシャワーじゃなくゆっくり風呂に浸かるべきなんだろうが、仕事から帰るとそんな気力も消えてしまう。

 

 おれの身体は臭いんだろうか、と鼻をひくつかせみるが何も分からねえ。ビキニだけで寝たのは失敗だったかもなと今更の後悔。うだるような熱帯夜のせいで毛皮からは汗臭さが立ち昇っていやがるし、昨日ぶっ放したザーメンが身体や布団にへばりついちまってる。住処をいっぱいにしている汗と精液の臭いによって、加齢臭なんかあったとしても感じ取ることは不可能だろう。いや、おれに加齢臭なんてあってたまるか。まだ現役だし、筋肉から立ち上るのはちんぽどもを魅了する雄のフェロモンだ。

 

「そうだ、おれの筋肉を見ればみんな惚れるに決まってんだ」


 自分を励ますようにつぶやきながら、この汚部屋には相応しくない巨大な姿見の前でポーズをキメてみる。身体を鍛えるなら必須ですよとトレーニング用品店で勧められるままに買ったが、良い買い物だったと後悔はしていない。おれの男らしさを再認識し、安心させてくれるからだ。

 

「んん、ちょっとばかし腹が出て来たか?平気か?」


 と言いながら鏡の中でポージングを変えるのは雄性を凝縮してヒトの形に削り取ったような牛獣人だ。赤土色の短い毛並みと勇ましい二本の角は草食種の獣人でありながらも獰猛な気配を漂わせる。短いマズルと若干悪い目つきも、たぶん男らしい。

 そして、何よりも魅力的なのはおれの全身に張り出した筋肉たちだ。四本の腕は筋肉の溝によって隆起しておりトレーニングをしている時は汗が溝の間を流れ落ちる。太さだって規格外で、まるで丸太を四本くっつけているみてえだ。この腕に抱きしめられたらどんな奴だってメロメロになっちまう……に違いない。

 

 ビールによって少しばかり贅肉が付いてきた腹だがまだ腹筋が確かめられるし、その上でこれでもかと突き出した大胸筋の素晴らしさと言ったらどうだ。乳肉と腹筋は劃然としていて、おれが胸を反らすとぶるりと跳ねやがるし力を込めれば血管を浮かべてぴくぴく震える。小さいガキだったらおれの乳の下で雨宿りだってできちまう。ドラム缶みたいに太い腰からケツにかけての逞しさや山脈ができている広背筋も自慢だが、やはりおれの最大の魅力はこの雄っぱいだと胸を反らして悦に至る。胸に持って揉んでみると柔らかくって、顔を埋めれば虜になっちまう完璧な大胸筋。ある一点を除けば。

 

「やっぱ、コイツのせいでモテねえのかなぁ」


 指先でなぞり、ほうとため息を吹きかけるのは大胸筋の先端で桃色に艶めく乳輪だ。乳首とは雄っぱいや尻の大きさと並んで男らしさを量る部位で、コイツが小さけりゃどんなに他が良くっても笑われちまうし、乳首でイくことができなけりゃガキ扱いだ。だから、男らしさをアピールするんなら毎日いじってドス黒くて肥大化した乳首に育ててやらなきゃいけない。乳首をでかくする為の矯正器具まで売ってる時代だ。今の季節ならプールで自慢げに乳首を尖らせている雄野郎を良く見かける。おれだって、シャツにくっきり乳首を浮きだたせて街を歩いてみたい。こんな乳首じゃなけりゃなあ。

 

「あー、朝っぱらから何考えてんだおれは。おれらしくもねえ!」


 沈みかけていた気分を振り払い、鏡に向かって尻肉を向けた体勢でスクワット。膝を折り曲げて屈むと太ももの筋肉が更に膨れ上がり、ただでさえ馬鹿でかい大臀筋という肉饅頭は上へと突き出される。丸々とした肉は互いにみっちりくっつきあって、谷間で眠るマンコを少しものぞかせてはくれない。筋肉だけで引き絞られた尻だけじゃこうはならない。ちんぽを気持ち良く、魅了するために脂を纏わせた男の魅力がみっちり詰まった尻。雄っぱいほどじゃないがおれの自慢だ。

 

「ふ、ふっ!ふんんっ!」


 身体を動かし始めれば興が乗ってくる。両脚の筋肉をバキバキに膨れ上がらせたまま、でかい尻肉を上下に、腰を回して左右にも振り回してそこにはいないちんぽを誘惑する。揺蕩う尻尾はピシャリと尻や太ももを鞭打って、さっさとむしゃぶりついてこいと命令する。

 そうだ、恋人ができたなら毎晩こうして誘ってやるんだ。おれの筋肉とマンコに惚れ込んだちんぽ野郎は毎晩ヤらせて貰えないと身体が疼いちまって、湧き出るフェロモンで常に亀頭を濡らしているド淫乱。そのくせマンコに溺れた自分を受けいられず、歯を食いしばって堪えようとするんだ。おれはそいつの淫売っぷりは全部わかっているから「オマンコ欲しい❤射精させて❤❤」って懇願するまで焦らしてやるんだ。

 

「射精だぁ?コイツに射精させて欲しいってか?おれのマンコにザーメン出して、孕ませるまで種付けしてえってか?恥知らずなちんぽだな」


 おねだりしてきてもすぐにはハメてやらねえ。おれのちんぽになったからにはしっかり躾けてやらなきゃな。おれは中腰の体勢のまま肩の筋肉と背筋を盛り上がらせ、片腕を尻肉に沿える。たっぷりと揉み解した後に、ぐいっと尻たぶを外側に向けて引っ張った。

 

「はああぁ……❤」


 それはまるでジューシーなハンバーグをナイフで切り開いた時のように、尻たぶで封じ込められていた肉汁と芳香が部屋の中で交ざり合った。マンコから染み出した愛液と淫臭に自分自身が興奮しちまう。

 流し目で確かめるおれのマンコはなんていやらしいんだ。雄の塊で秘されていた尻に谷間は赤土色の毛皮が薄く、その中央では剥き出しの雌肉が口を尖らせていた。

 

「どうだ?コイツが欲しかったら挨拶しろよ……お前の旦那様にな」


 マンコから溢れた愛液は尻たぶの間にべっとりと橋をかけていて、もしも迷い込んでしまえば逃がすまいと絡みつくことだろう。おれの恋人はそれを分かっていても抗えずに、おずおずと唇を近づけるんだ。「善治さん」なんておれの名前を囁いて、まずは尻たぶに何度もキスを繰り返す。すぐにマンコへしゃぶりつきたいくせして、愛情と忠誠を誓わずにはいられないんだ。おれに嫌われでもしたら生きていけないからな。

 おれが尻を少し持ち上げると慌ててすがりついてきて、頬ずりをかまして太ももやふくらはぎまにまで舌を這わせてくるんだ。見下してやりながらちんぽを踏みつけると泣きそうになりつつ先走りを漏らす。その顔があんまりにも可愛らしいもんで、おれはようやくマンコに触れる許可を出してやる。


『善治さんっ❤好き❤❤愛してます善治さん❤』


 おれへの愛を歌い、小さな唇をマンコへと触れさせるんだ。蜜か何かのように美味そうにすすり、マンコ肉を唇で食み、はしたなく音を立てて舐め回す。飢えた野良犬がミルクにがっつくみてえな下品さ。大人しくって蝶よ花よと育てられていそうなガキがケダモノになってマンコにがっつく。そうなるようにおれが躾けてやったんだ。

 調教の成果に喉を鳴らしたおれは、いつまでも谷間に顔を突っ込んでいる恋人を蹴り倒す。マンコをねだって突き出される舌をおれの牛タンで搦め取ってやり、息もさせないような激しいキスを。そして、血管を浮かべて勃起したちんぽをマンコで一気に。ふへ、へへへ。

 

「マズイな、濡れてきちまったか。一発抜いてからいくか?今日もくっせえちんぽ臭でマンコ疼いちまうだろうしな」


 夏といえば雄であり、蒸されたちんぽの臭いをそこらで嗅ぐことができる季節だがおれのように節制が求めれる聖職者にとってはなかなかに辛い。本当なら声をかけてホテルに連れ込んでやりたいようなちんぽども相手にケツを振ることすら許されないんだから。

 一回だけだしな、とおれは布団のそばで散らかしたディルドに視線を注ぐ。ロクにちんぽを咥えこめていないマンコを慰めてくれる恋人たち。昨日も結腸の入り口まで抉ってくれた極太ロングボウにするか、イボや凸凹でマンコ壁の弱点を抉り取ってくれるドリル型にするか。コイツらに跨りながら存在しない恋人の名を呼んでいると、頭がぶっとぶまでオスイキをキメられるんだ。

 

 しかし、ディルドに手を伸ばした段階でスマホのアラーム音がけたたましく鳴る。寝坊防止の出社時間ギリギリで設定されたアラームのおかげで救われた。マンコは開閉しっぱなしで不満を訴えているが、どうにかこらえていつものラグシャツときわどい短パンに身を包む。正直地味すぎる気がするがおれの職業柄仕方がない。

 マンコの火照りは仕事帰りに風俗へ行って晴らすとしようじゃねえか。いつもはちんぽ無し、ディルドでフィニッシュコースばっかだがここ最近ストレスが溜まってるし生ちんぽコースにしよう。巨根で腰振りが激しいのを指名して。

 

「うーっし、今日も頑張るかぁ!」


 久しぶりのちんぽを想っていると将来への不安なんて吹き飛んで。おれはだらしない中年親父から真面目なら聖職者へと戻る。

 

 高校の生活指導兼体育教師。赤山善治の一日がまた始まる。

 

 ***

 

「コラァ!てめえら学校になにを持ってきてやがんだ!」

「やべぇ見つかった!」

「ウシヤマだ!みんな逃げろー!」


 生活指導の仕事はラクなもんじゃない。不純異性交遊やら喫煙やら暴力沙汰、いわゆる不良生徒どもの指導ならやりがいがあるし、件数も少ないしまだ楽な方だ。毎日のように相手をしなきゃならんのは頭の中がマンコになっちまった発情期のガキども。学校を自分の部屋だと勘違いしているような馬鹿でスケベな男子高校生どもだ。

 

「ったく、高校生のくせにこんなモン読みやがって。なーにが『銀村先生の優しい特別授業』だ」


 校舎裏にたむろっていたガキどもが読んでいたのはいわゆるエロ本だ。スマホで気軽にエロ動画を見られる時代にエロ本か、と思ったりもするんだがこっちのが入手しやすかったりするのかもしれない。

 

 表紙を見てみると眼鏡をかけた豹人の男が熱っぽい目つきでこちらを見つめている。おれとは違って細っこい身体付きに、やたらとぴっちりしたスラックスを履いているせいで膨らみが露骨な股間。コイツが抱かれる側だと一目で分かる。切れ長の瞳に抱きしめたら折れそうな腰つき。正直言っておれのタイプだ。

 

「生徒大好きな豹人教師は、性教育もお願いされてズルズルとセックスに持ち込まれてしまい……!?ケッ!淫行教師が!」


 などと吠えつつもおれはページをめくるのを止められなかった。昔のエロ漫画て微妙な内容も多かった気がするが、この本は絵は上手いしボリュームもたっぷりある。

 銀村の奴はかなりの巨根であるくせに童貞で、でかいちんぽを恥ずかしがっている。こんな奴いるわけねえだろ、と突っ込みたくなる実に都合の良い設定だ。こんなエロちんぽならすぐに彼氏ができるに決まっている。というか同僚にいたらとっととおれが手を出している。

 

「くっ、このエロ猫教師め……!

 

 生徒指導室に連れ込まれた銀村が説教しようとしたら逆に生徒に淫乱となじられて犯されてしまうシーンはなかなかに興奮する。主人公のクソガキは運動部という設定で、無駄にでかいケツを使ってじっくりと尻コキを楽しんで、胸板にマンコを擦りつけて、教師相手に授業と称してクンニの仕方を押し込みやがった。なんて羨ましいガキだ。

 

 腹が立つのは銀村が何の抵抗もしないどころか無理やり抱かれてるってのに主人公に惚れちまうところだ。無理やりちんぽを犯されて、種付けまでさせられて惚れるわけねえだろ。というかだ。運動部の雄臭いマンコを舐めてちんぽ勃たせる男なんていねえ。あー馬鹿馬鹿しい漫画だ!読んでてマンコが濡れてきちまったじゃねえか!

 

「こんなもの生徒に読ませるわけにはいかんな。没収だ!」


 蒸気のように熱い鼻息を漏らして、おれはひとまず体育教官室へと帰る事にする。真っ白い短パンは汗の他にもマンコから溢れた汁でも湿り気を帯び始め、シミを作っていないか不安になる。

 このままでは我慢できなくなりそうだし、体育教官室で一回ぐらいオナニーをしてしまおう。夏の熱気のせいもあるのか欲望が昂って抑えられない。戻る前にアイスコーヒーでも買って行くか、と自販機コーナーに立ち寄った。

 

「お~センセー!今日もアッチィな!センセも涼みに来たん?」

「ん……お前ら、こんな狭い所に集まるな。むさくるしいだろう」

「ここ、クーラーが効いてるしあまり人が来ないんでちょうどいいんです。先生も毛皮のせいか辛そうですね」


 自販機コーナーに満ちる汗の匂いで自分の判断を後悔する。クーラーが効いた空間で座り込んでいたのはおれに劣らない巨漢二人。一人は雪のような毛皮を纏った虎で、もう片方な深緑の鱗とクリーム色の肌が涼し気なワニ。

 どちらも上半身の衣服を脱ぎ捨てて、下半身もケツワレと上履きだけの恰好だ。そのおかげで汗の匂いがやたらときついし、ごつい筋肉や太鼓腹が揺れるさままでも見せつけられてげんなりする。

 

 二人とも野球部のエースってだけあって、確かにガタイは良かった。虎の筋肉はピッチャーとしての理想形であり、無駄な肉を落として柔らかさと力強さを兼ね備えている。眠たげに背筋を伸ばせば大胸筋が突き出されるが、均整の取れた美しさすら感じさせる。ワニの方は反対にどこまでも丸みを帯びているが、肥満というわけではないのは四肢の力強さを見れば分かる。呼気と一緒に揺れる腹肉はキャッチャーとしてトレーニングを続けた結果なのだろう。

 確かに良いガタイをしているが、おれのデカい尻や雄っぱいには敵わない、はずだ。だから服を着ろと注意するのは妬み嫉みのせいではない。

 

「お前らなぁ、ここは学校だぞ。服ぐらいちゃんと着ろ」

「いーじゃん誰も来ないんだし、ここ。他のヤツは教室で真っ裸になってるぜ」

「あいつらは自分の身体をみせつけたいから脱いでる気がするけどな……」

「ったく。後で教室まで見回りに行くか。ガキ同士じゃなかったらセクハラだぞ」


 男子高校生ってのは馬鹿だからか、自慢の筋肉をアピールすればちんぽが喜ぶと思っていやがるんだ。特にこの季節になると暑いだなんだと理由を付けて、汗まみれの毛皮や鱗を見せつけやがる。

 スポーツマンは確かにモテるが、それはむさ苦しい筋肉の他に顔や頭の良さが備わっているからだ。馬鹿で雄臭くてちんぽのことしか考えていないガキなんぞモテるわけがない。おれだってモテていないんだぞ。

 

 しかし、こいつらはこうして人気の無い場所に来る程度の良識はあったようだ。前はもっと童貞臭い思考だった気がするんだが……特にこの馬鹿虎は。校舎の中を半裸でランニングして悲鳴を上げられたり、自分に気があると勘違いして手を握ったりで引っ叩かれたりしていた。

 こうしてみると締まりのない顔つきこそ変わらないが、どこか余裕が見えるというか。最近も騒ぎを起こしたって話を聞かない。野球で性欲が発散されたんだろうか?恋人ができた?あるわけがない。

 

「なあ、お前らって、まさかとは思うんだが、なあ」


 あるわけがない、と願いつつもおれは確かめようとしてしまう。これは学生で不純異性交遊なんて許されないからだ。決して、こんなガキどもに恋人がいたら悔しくなるからとかではない。もしも恋人がいたんならどうやって出会ったのかとかコツを教えて貰おうとか思っているわけでもない。

 しかし、おれが躊躇っているうちに新たな声が背中の方から聞こえてきた。

 

「二人とも、遅くなってごめんー。先の予約片づけてたら時間食っちゃって……って赤山先生もいる」


 おれの後ろに現れたのは、この雄臭い空気に似合わない華奢な人間の青年だった。黒髪に触り心地の良さそうな肌。ちゃんと制服を着ている身体は細く頼りなさげで、抱きしめたら折れてしまいそうだ。

 確か、虎やワニと同じ学年の生徒だったはずだ。特に問題も起こさないし、おれが下手に声をかけるとセクハラになりかねないような大人しさなので、ほとんど会話したことはなかったが。

 

「へへへ、先生も二人も暑そうですねー。目の保養鼻の保養」


 しかし、おれの目の前にいるコイツは記憶とは合致しない。おれの身体を見ると恥ずかしそうに目を伏せて通り過ぎてたはずなんだが、コイツは目を爛々と輝かせてはつま先から顔面までを舐め回すように見つめてくる。しかも鼻をひくつかせているが、おれの汗臭い身体を嗅いでいるんだろうか?いやまさかな。


「待ってたぞー❤昼休みは短いんだし、とっとと始めようぜ❤❤2日ぶりで我慢できねえよもう❤」

「おい、がっつくんじゃない。おれたちの前にも相手をしてたんじゃ疲れただろう?無理はしなくていいからな、ジュース飲むか?」

「一人二人相手したぐらいじゃへばんないし大丈夫だって。むしろ待たせちゃったぶんサービスするからさ!」


 しかも、運動部で強面の野郎二人に臆することなく話しかけている。会話の内容が良く分からないがゲームで遊ぶんだろうか?

 無理やり付き合わされているんなら止めるべきなんだろうが、三人とも笑顔で楽しみで待ちかねるといった様子だった。特に、虎とワニを見つめる顔といったら締りのない間抜けさと緩さで、清楚な男子生徒がしていい顔ではない。

 

「へっへー❤❤んじゃおれも楽しませてやるからな❤この前雑誌読んでな、いろいろテクを勉強したからよ❤」

「またアホな雑誌を真に受けたのか……前みたいに乱暴にしたらブン殴って止めるからな」

「まーちょっとぐらい乱暴な方が楽しいし、好きにしてくれていいよ。自信満々に下手くそでアホなプレイするところ可愛くって好きだし」


 デカい男二人に挟まれて、大人しかったはずの青年はまるで尊大で傲慢な女王のように笑っていた。自分の美しさと権力を自覚し、何を行っても許されるのだと自覚していた。冴えない外見で、お世辞にも顔がいいとは言えないような青年が、だ。

 本来ならば教師として問いたださなければいけないのだろうが、おれは何も言えずにいた。三人の間に生み出される空気は学び舎の中に満ちた清廉なものでも男同士の友情でもなく、どこか妖しくておれが踏み入ることができないものだった。

 

「先生、そんじゃ失礼します。その短パンケツがはみ出てていいですね」


 最後にそう告げられて、おれは何も返すことができなかった。

 ただ、今まで一度も褒められることがなかったきわどい短パンを握りしめていた。

 

 ***

 

「お客様、お待たせいたしました!当店でも人気NO.1のヤスオさんでーす!」

「ご指名ありがとうございます、ヤスオです!よろしくお願いしますお客様!」


 あーこれは失敗したかな、とおれは心の中でごちた。もちろん顔面では笑顔を取り繕って適当な褒め言葉を並べ立てたが。

 奮発していつもとは違う高級店で、予約までした人気NO.1のちんぽは率直に言うと微妙だった。悪いわけではなくって点数では70点ぐらいだが。

 確かに写真通りで筋肉がほどほどに付いているし、ビキニパンツの膨らみもいいし黒猫の毛並みも触り心地が良さそうだ。でも、だいぶ年をいってそうだった。下手をすればおれより年上かもしれない。


 それでもおれのマンコは正直で、さっさとちんぽを突っ込みたいと物欲しげに淫唇をヒクつかせている。パネマジってわけでもないし、いつもの店で抱いてる年寄りと比べたら遥かにマシだしヤらないって選択肢はない。

 

「こーいうお店、良く来るんですか?お客様」

「あーそうだな。しょっちゅうってほどじゃないが、それなりに」


 そんなわけで、お決まりの流れでプレイルームへと連れ込まれる。

 しょっちゅう来てたら教師の安月給じゃ破産しちまう。なんて思いつつスケベ椅子の上でローションが温まるのを待つ。清潔でそれなりに広いし、浴槽もおれの巨体でも快適そうだし、高級店なだけはある。ボーイも軽妙なトークをしつつこちらを気遣ってくれていて緊張する事も無い。


「そうですかー。それじゃ常連さんになってくれるように、いっぱいサービスしますね」

「ん、うっ❤❤」


 手つきも実に巧みだった。人肌に温められたローションをまぶして、おれの大胸筋をゆるやかに這いまわる。マニュアルで教え込まれているのか、独学なのか、痛みを与えないように力加減を調整し、手のひらででかい乳肉ををくすぐり続ける。

 手のひらのまぶされたローションは乳肉に塗りたくられると同時に潤滑油としても機能して、広大な乳肉で両手が滑らかに滑る。トレーニングで鍛え、オナニーの時にも揉んでいる乳は実に敏感で、撫でられている間に腰が少しずつ震えていた。

 

「ふ、んぅうぅ❤❤ほっ❤おっ❤」

「気持ちいいですかー?痛かったら言ってくださいね」


 お決まりの定型文を吐きながら、黒猫は指の動きをほんのわずかに強め始めた。手のひらで撫でるだけだったところに圧力を加え、乳肉を左右から中央へと寄せるように押し込んだ。

 茶碗というよりもラーメンの丼を逆さにしてくっつけたような雄っぱいはでかさも肉の詰まり具合も女の乳房とは質が違っていて、黒猫も扱うのに一苦労。それでもプロとしての意地か、適度な快楽を与えるように圧迫する。

 

「ん゛❤❤いいな、もっと、強くうぅ❤」

「いいですよ。雄っぱいってみんな揉まれるの好きですよね。そんなにいいんですか?」


 喉を鳴らしつつ黒猫は指先でも乳肉をくすぐりはじめた。荒々しく食い込ませるのではなく、快楽のツボを狙い穿って的確に。それは愛撫というよりもマッサージに近く、欲望ではなく理性と技術に行われるサービスだ。

 そりゃ、男の雄っぱいなんて好き好んで触る奴なんていないんだから当たり前だ。電車の中で押し付けるだけでも痴漢になりかねない暑苦しい肉の塊。そのくせ揉まれるとマンコとは違い快さが拡がって、頭がふやけそうになる。もっと強くやってくれ、乱暴に、めちゃくちゃに捏ね潰して欲しい。

 

「じゃあもう少し強くしますね。大丈夫ですか?」

「は、お゛おぉう❤❤へいき、だぁ❤❤❤その調子で、頼むっ❤」


 更に両手の力が上がって、中央へと押し付けられて密集した大胸筋はだらしなく形がひしゃげて、見てくれだけならば女のそれと大差が無くなる。ぐにぐにと揉まれていると乳の中から快楽が湧き上がり、背筋が反り返りそうになる。

 でも、まだ足りない。指先でつまみあげてくれ。指先を乳にめり込ませてくれ。おれのタフな乳はこの程度じゃ物足りない。快楽と一緒に欲求不満が生まれるが、口には出さずただ見悶える。分かってるんだ、コイツはただのプレイ。これ以上のサービスを求めちゃいけねえ。

 

「お客さん、乳首が辛くなったら我慢しないで教えてくださいね。無理しちゃ駄目ですよ?」

「わ、分かってる❤平気だから、乳首は気にしないでくれぇ❤❤」


 それにボーイが乳を優しく扱うのには理由があった。男らしくて逞しい大胸筋に見合わない情けない乳首。乳首と言えるかすらも怪しい、雄っぱいの頂点に刻まれた恥辱の証。

 

「分かりました。お客さん、陥没乳首って今はいっぱいいますから恥ずかしがらなくてもいいですよ。これくらい全然普通です」


 ボーイの優しい言葉も却っておれを傷つける。風俗に行って笑われるならまだいい方で、汚いものを見るような目つきをされるならまだマシで、こうして気を遣われるのが一番辛い。

 短小乳首なんてレベルじゃない、乳輪の中へ完全に隠れてしまった乳首は男としての資格を喪失している。丁寧に洗っているつもりだがおれに抱かれる側からしたら不衛生に思えてならないだろう。その証拠に黒猫の指は乳首周りを避けてマッサージをしている。乳肉の快楽にマンコも蕩けてきたが、心の中は惨めさでいっぱいだ。

 

「な、なぁ。揉むのはもういいから……挟ませてくれないか」

「ああ、パイズリですか。もちろん良いですよ。ただ射精は別料金いただきますので。ご了承を」

「ん、分かった。射精はマンコでしたいからな。イく時は止めるんで言ってくれ」


 心に拡がる屈辱感というシミは、快楽でごまかすしかない。

 黒猫は慣れ切った所作で立ち上がり、なかなかのサイズの逸物を目の前に突きつけた。慣れていないボーイならばすぐに雄っぱいの谷間へちんぽを突っ込んでしまうところだが、さすがは高級店。

 フェラをしてやりたいところだが、それで射精が早まっても困る。代わりに濃厚なちんぽ臭を肺に取り込んでから肉刀を胸へ寄せる。胸に拡がったローションを谷間に寄せて、水音まじりに挟み込む。

 

「ほおおぉ……❤」


 思わず歓喜の声が零れ落ちる。雄っぱいやマンコと違って硬く尖った肉の棒は鎧であり槍だ。必死に自分を守ろうという武装のようで、なんともいじらしい。

 加えて敏感な乳肉で感じ取る熱がおれを昂らせる。柔肉で血管やカリ首の凹凸まではっきりわかってしまう。ディルドを挟んでもこの肉感は得られない。

 

「乳肉えぐれるぅぅ❤❤おぉ❤溶ける❤❤乳マンコやっべぇ❤」


 硬さと熱だけではなく肌と擦れあう表皮もたまらない。ローションと混ざり合うのはちんぽからひっきりなしに噴き出される先走り。きつい臭いがおれの乳肉で感じさせてやっているという実感をくれる。


「わー、お客さんが上手だから汁がいっぱい出ちゃいますね」


 リップサービスだって分かっていても嬉しくなっちまう。乳肉を動かす腕にも力がこもり、ニチャニチャといやらしい粘着音が更にかき鳴らされるように動かす。

 黒猫ちんぽがなかなかのサイズだからか、使い込まれた切っ先が柔肉の狭間からはみ出していた。おれの自慢である雄っぱいからはみ出してしまうのは若干の悔しさがあるが、ひくついている鈴口を見ていると悔しさも消え失せる。もっと悦ばせてやりたくて、腕の運動が激しさを増す。

 

 左右から圧迫し、縦方向の摩擦を加え、双乳はひしゃげた分だけ面積を増してはみ出していたちんぽを飲み込む。

 

「はあぁあぁ❤❤熱い❤ちんぽ❤ちんぽ❤」


 胴震いをして熱っぽい言葉を吐き出した。

 ああ、やっぱりパイズリは男としての誇りを満たしてくれる。みっともない乳首も今だけは関係無い。男の弱点を丸ごと包み込んでやる悦び。ガチガチに硬い生殖器官がマンコの次に柔らかい部位で完膚なきまでに愛し尽くされる――たまらない。

 

「気持ち良いですかお客さん。硬くなった雄っぱいをほぐしていってくださいね」


 言われるまでもない。乳肉に染み込んだストレスや疲労をちんぽで洗い落とすように擦りつける。触れ合わせれば気持ち良くなる。交尾の原則に乗っ取って、ちんぽも乳肉も茹っていく。

 だが、おれの雄っぱいはそれだけじゃ終わらない。互い違いに揉み込めば刺激が小刻みになってちんぽを絶妙にバイブする。片乳だけ集中して動かせば摩擦が強くなって乳が痺れてくる。根本を手首で抑えて左右に振れば、振り回されるちんぽから先走りが顔に飛ぶ。

 

「おぉらぁ❤❤どうだ❤イイか❤❤おれの、パイズリでっ❤感じてんだろぉ❤」


 マンコから愛液が垂れてスケベ椅子の凹みに汁溜まりを作っていた。きつくなるちんぽ臭。おれの奉仕に反応して震えるちんぽ。胸の中で快楽が溜まって今にも爆発しそうだった。

 我慢なんてしない。このまま乳でイってやる。お前のちんぽで乳マンコを貫かれて、震える大胸筋を拝ませてやる。イくぞ、イく。イく。ミルクの代わりにマンコから愛液を噴き上げて――

 

「お客様、そろそろ射精しますが。顔射の場合追加で料金が発生します」

「ん゛も゛っ!?そ、そんなぁ……❤」


 火照ったマンコもふとごろ具合には勝てやしなかった。財布の中身じゃギリギリ一回の射精が限界。このままじゃ本番無しでザーメンだけ味わうハメになるとなれば渋々乳肉を離すしかなかった。

 黒猫の顔を見上げてみると笑顔こそ作ってはいるがあくまで事務的で、冷然としていて。おれのパイズリで感じているとは思えなかった。そのせいか、爆発しそうだった昂りも急激に冷めていく。そうだ、パイズリなんかまともな男なら嫌がるに決まっている。

 

「では、そろそろ本番になさいますか?体位は全て同料金ですのでご希望の体位をどうぞ」

「あ、あー……じゃあ、騎乗位で」

「承知しました。ゴムはどうされますか?ノーマルも極薄サイズもございますが」

「……一番薄いヤツで」


 気分が落ち込んでも正直なマンコが恥ずかしい。ぶ厚いゴムちんぽを好んでるヤツも多いが、やっぱりちんぽの形をより感じ取れる方が良い。

 黒猫は笑顔を崩さないままベッドへと寝そべった。極限まで薄く加工されちんぽへ張り付くゴムはいやらしくてかり、おれに食われるのを今か今かと待ち望んでいる――なんて幻想は抱かないがそれでもマンコ肉がうねる。

 

「はい、それじゃあ……一緒に気持ち良くなりましょうね」


 黒猫の言葉に促され、おれはがに股のポージングで跨った。赤土色の毛皮と合わせて巨岩のような尻肉に挟まれた、淫猥な緋色を帯びた肉。ちんぽを犯すための器官は湿り気を帯びて、てらりと輝く。

 

「いくぜぇ、たっぷり鳴かせてやるから、なあ゛ああお゛っ❤❤んお゛おぉおぅ❤」


 膝を曲げて肉剣の切っ先を押し付けると、愉悦の痺れが下半身全体に走り抜けた。茹ったマンコ肉と反した冷たいゴム。背筋を身震いさせて、おれは一気に根本までちんぽを飲み込んだ。

 自分の中に華奢な男のちんぽを飲み込んで、食い尽くしてやる征服感。すました顔をした黒猫が顔をかすかに歪ませる。そして、久しぶりのちんぽで柔肉を擦りつけられて生まれる快感。

 

「おぉうっ❤❤ほぉおおおぉおぉ❤❤❤」

 

 薄っぺらいゴムのおかげでちんぽの形を鮮明に感じ取れる。サイズはディルドよりずっと小さいがおれのマンコを抉ってくれるカリ首や血管、玩具にはない熱は飲み込んだだけでもおれに幸福をくれた。この幸福を逃すまいとマンコ襞はゴムにすがりつき、大臀筋全てでちんぽを締め付ける。

 

「ちん、ぽおぉおぉ❤やっぱ、ちんぽ最高ううぅ❤❤❤」


 鼻の穴が膨らみ、唾液が口の端を濡らしていた。大層しまりの無い顔になっちまってるんだろうが、男なら誰だってこうなるもんだろう。マンコが勝手にちんぽを締め付けるとそのリズムに合わせてちんぽがぶらぶら揺れていた。粘ついた先走りが黒猫の腹を濡らすのが少しばかり恥ずかしい。

 Mの字に開いた両脚が震えそうになるのを手で抑え込む。このまま屈伸運動を開始してちんぽを犯してやりたいのに、久しぶりのちんぽに膝が笑って動けない。

 

「ぐ、ぐへええぇ❤❤ん゛うぅ❤どうだ❤❤こうやって、奥に擦りつけるとおぉ、んひぃ❤❤❤たまんねえだろ❤❤」


 マンコが気持ち良すぎて動けませんなんて男としてのプライドが許さない。あくまでおれが責めているんだというフリで、マンコ肉をひくつかせる。ゆっくりと腰で円を描いてかき回しているとおれの方がよがっちまってへたりこんじまいそうになる。

 少しでも腰を持ち上げるとちんぽにちゅぱちゅぱと熱心に粘着し、愛液が結合部で糸を引く。

 

「ああっ!すごいです!お客さん本当に上手すぎ……ああっ!」


 最奥部に押し当ててグリグリとけつを押し付けると黒猫が余裕を無くした表情で喘ぐ――演技をする。

 黒猫は大根どころか実に上手くて、童貞だったら間違いなく騙されているところだ。おれが風俗狂いでさえなければ気を良くして腰の動きを速められたのにな。こんな処女みたいな腰遣いで感じてるわけがないってのはおれでも分かる。

 

「え゛へっへええぇ❤❤❤ここか❤ここがいいのかぁ❤❤」


 しかしお芝居だと指摘するような真似はしない。金でのやり取りでしかないのは分かっているし、おれのマンコはもう止められないからだ。黒猫を煽り立てる舌はもつれて、はひはひと息を吐いている。背筋は大きくそり返り、腰は上下の運動を加速させていた。

 

「ちんぽ、おおぉっ❤❤きて、きてくれえぇ❤おれの、奥までええぇ❤❤❤」


 このちんぽは本物だ。硬さも熱も最高で、おれのマンコのイイトコロまで突き回してくれる。喘ぐ演技をしながらも腰を動かして、おれが尻を叩き付けるのに合わせて奥まで穿つ。

 欲求不満だった直腸は肉棒にゴリゴリと擦りつけられてあっという間にとろけ、痙攣は足腰だけではなく肉の洞にまで広がっている。たまらなく気持ちがいい。

 

「あ゛あっ❤❤もう、イっちまいそうだ❤❤❤イくぜぇ❤てめぇのちんぽでオスイキキメてやるからよぉおおぉ❤❤テメェもザーメン出しやがれぇ❤❤❤」

「んあああぁ!ダメです、もうっ!イきます!お客さんの中でイかされますううぅ!」


 そして、ひときわ強く腰を叩き付けるとマンコの奥までちんぽがねじこまれる。ゴムに包まれた下でちんぽが暴れ回る感触を覚え、同時におれの全身もがくがくと震えた。視界の奥で火花が散って、野太い声が喉を震わせる。

 久しぶりのちんぽでイかされての絶頂。マンコ肉も歓喜に泣いているのか、赤く腫れた肛門とちんぽの隙間から淫液をぶちゅりと溢れさせていた。絶頂は一度だけではなく、何回も。まるで波のようにおれの中で快感が流れていた。

 

 気持ちがいい。高い金を払ってるとはいえ、ちんぽも顔も良い男を抱けているんだ。幸せに決まっている。

 

 でも、まだ足りない。もっと、もう一度だけでもいいから。

 

「ふぅ……お客様、もう射精は終えましたが、続行しますか?その場合延長料金もかかりますが」

「もう一度――いや。これで終わりにしとく。悪いな、すぐどくから」


 もう一度、と口にするのをどうにか飲み込んだ。

 金の問題もあるが、それ以上にちっぽけなプライドが許さなかった。

 おれは男なんだ。なのに、未練がましくやらせてくれと願うなんて。こんなの、おれに抱かれる雌の言葉。雌に求めている言葉だ。


 幸せなはずなんだ。

 行為が終わったらすぐちんぽから離れなきゃいけないのも当たり前で。

 抱きしめたりキスをして後戯をするのも金がかかって。

 おれを見上げる黒猫は快楽で潤むこともなく、ひたすらに退屈そうでも。

 

 中に流れる快楽が全て消えてしまいそうなこの寂しさも、錯覚なはずだ。身体を洗ってもらって、家に帰って酒を飲んでりゃすぐ消える。

 

 どうしようもない孤独も、明日になれば忘れちまうに決まってる。

 

 ***

 

 突然だが、この世界は狂っている。

 ある朝から世界が変わった。

 マンコこそが雄臭さと力強さのシンボルであり、ちんぽとは抱くものではなくマンコに抱かれる肉棒となった。当然だがケツがでかいことも男らしさの一つであり、乳首でイけない男なんてオナニーをしたことがないぐらいに恥ずかしい。

 エロ本屋にいけば弱っちくて貧相な男がちんぽを犯されて喘ぐ漫画ばかりある。街を歩けばオスケモどもがケツ肉がはみでたホットパンツやデカ乳首を丸出しのタンクトップで練り歩く。深夜アニメでは当然のようにちんぽの形が浮き出たズボンをはいて青少年がバトルしている。

 

 狂っているが、おれにとっては最高の世界だ。

 だってオスケモのでかけつを凝視していたら怒られるどころか誇らしそうにされるか、こんなもの見せてごめん!って謝られるんだぞ。当然大半のオスケモは童貞で、小学生の頃には玩具で処女を卒業している。ちょっとぱつぱつのジーンズとかはいて歩くとそこらのオスケモどもがヨダレ垂らしてちんぽを見てくるんだぞ。パラダイスだろ。

 

 ということで、おれはこの素晴らしい世界に感謝をしつつビッチをしている。

 あっちの世界のビッチはマンコを売っているが、おれが売っているのは当然ちんぽである。しかもタダ同然で。

 

「な、今日もヤろーぜ❤❤今度、ラーメン奢るからさ❤」


 真昼間の学校でお誘いをかけてきたのは雪色の毛皮をした虎だ。

 野球部のエースで雄っぱいも尻も丸々としているし、タッパも見事なものだ。ついでに言うと種族が違うんで正確なところはわからないけど、イケメンの部類に入ると思う。こうしておれに声をかけている時は間抜けなスケベ顔になっているが、練習や他校との試合では実に凛々しい顔をしている。あっちの世界でなら彼女にも彼氏にも困らなかっただろう。

 

 こっちの世界では恵まれた肉体を持っていてもモロ感マンコである事に変わりは無く。むしろ、男らしい男こそマンコがモロ感なのだから、スポーツマンや雄らしさにこだわる男ほどマンコを使い込んでいる。この虎も小学生の頃から肛門をいじくり回し、毎日えげつないサイズの玩具を咥えこんでいる。

 

「お前もさぁ、たまにはおれと一人でヤりたくなったんじゃねえか❤❤フェラも手コキもじっくりやってよぉ、潮噴くまで虐めてやるよ❤❤❤楽しみだろ❤」


 そんな戯言を言いながらおれの肩を抱いて、もう片方の手で太ももを撫で回してくる。教室でこういうことをすると目立つんで止めて欲しいんだけど。雄臭いオスケモは股間をぎんぎんにしてるし、おれと同じような体型の男からは軽蔑の視線を向けられているし。あーもー。

 

「分かったよ。相手してやるからあんまくっつかないで、恥ずかしい」

「照れんなよぉ❤お前がおれのモンだってのはあいつらも気づいてるって❤❤今ここでヤっちまってもいいんだけどなー❤」


 いつお前のものになったんだと怒るのが正常な範囲なんだろうが、こんな淫乱で逞しいオスケモに求愛めいたことを言われるのは悪い気がしない。不要な脂肪なんて付いていないのに乳肉は荒い呼吸に合わせて弾み、肥えた尻肉がもじもじとくねるさまは恐ろしく官能的だ。

 あと、この勘違いした童貞みたいな態度がとても可愛い。本当はおれに惚れてるんだろ?分かってるぜ?と言いたげなスキンシップに周囲へ自慢するような視線。どこで覚えたんだか、セックスのたびに変なプレイをしたがるのも良い。自慢げな顔を見ていると、いつの間にかおれのちんぽも準備万端になってしまった。

 

「さすがにここはまずいしさ、どっかのトイレでやる?三階の外れにあるトイレなら綺麗だし人来ないよ」

「んー、それでもいいぜー❤❤トイレってのがムードないけどよ、ヤった後にゆっくりいちゃつけるしな❤❤❤」


 おれの肩を抱くついでに尻尾までも巻きつけて。このスキンシップが大好きな虎はセックスの前後に纏わりつきたがる。ヤる前にはキスをねだり、おれの筋肉を触ってみろよと雄っぱいや腹筋を突き出してくる。そして撫でながら褒めてやると分かりやすく喉を鳴らすのだ。ちょろい。

 セックスの後はもっと酷くて、おれを労わるといいつつ撫でまわして今日のセックスの感想を問うてくるのだ。良かっただろ?最高だろ?おれたちの相性は最高だよな!と褒めて欲しがってきて若干面倒くさい。フェラが下手くそだねと正直な感想を言うと凹んじゃうし。あと腕枕とかしてくれないくせに、お掃除クンニを要求してくるのがマイナスなんだよなあ……と勘違い童貞の採点をしていると、いつの間にか目的のトイレへと付いていた。

 

「確かに綺麗だなーここ。あんま使われてねえのか?」

「教室も無いからねこのあたり。ちょっと声出しても気付かれないから安心していいよ」

「……お前、他のヤツともここ来たんかよ」

「まあ、ちょこちょこ。この前はハイエナの先輩と――んむっ」


 髭のちくちくした感触。

 舌に滑り込んで来るぬるついた肉。ついでに、牙で唇を少しだけ裂かれる痛み。

 遅れてキスをされたんだと気が付いた。いつも通りの下手くそで荒っぽい口づけがおれの口内を瞬く間に唾液でいっぱいにする。興奮しているからか元からなのか、虎の生臭い唾液は口の端からだくだくと溢れているくせにおれの口へも休みなく注がれるほどに多い。

 

「ん、んむっ、んん……」

「フーーッ❤❤ンズッ❤ちゅ、じゅるうぅうぅう❤❤❤」


 顔を背けたいところだが太い腕を腰に回されている――といよりも背丈の都合上、抱きかかえられていると言った方が正しい。おれにてきるのは手足をばたつかせることぐらいで、体重は倍では効かない差があるのでは何の効果も無かった。

 抱きつきながら豊かな大胸筋を押し付けて、太ももでおれのちんぽを擦りつけて、ケダモノじみた交尾の催促。

 レイプに近い乱暴さだが、がっついたキスと潤んだ瞳でおれも興奮してきたので許してやろうと思う。舌と唾液を流し込まれるお返しに、おれも舌を絡ませて強く吸ってやる。

 

「ん゛ん゛む゛っ❤❤ん゛っう゛~~~~~~っ❤❤❤」


 薄っぺらい舌をからめ取り、根っこから引っこ抜くように吸ってやるとすぐに白目を向いて悲鳴を上げ始めた。おれの口内でわんわんと反射してやかましい。

 キスが大好きなくせに下手くそで、ついでに舌が性感帯であるこの虎は少し激しいキスをするだけでもメスイキ――この世界ではオスイキ――をしてしまう。

 ちんぽへと押し付けられていた足が膝を折りかけた。下半身が全体が震えているが、特にケツの反応が如実で左右へ淫らにくねっている。その間もずっと舌を吸ってやってるから甘ったるい絶頂が収まらないはずだ。

 

「む゛ぅう゛❤ちくしょ、う゛うぅ❤❤❤ん゛ひっ❤」


 唾液をすすられる合間に悔しそうな声が響いた。本当ならこのキスでおれをイかせて、ぎんぎんになったちんぽを犯してやりたいんだろうがこんな口マンコ野郎じゃ無理だ。というか毎回キスをするたびにおれに負けているんだから学習しても良さそうなものなんだけど。

 やっぱり舌でイくのにハマっちゃったのか、それともおれをキスでイかせてやりたいって意地だろうか。たぶん両方だろう。

 

 ということで吸うばっかりだった舌に舌を巻きつけて、ナメクジの交尾みたいに絡み合う。人と虎とじゃキスはしにくいが、ぴたりとくっつけあって空気の漏れる隙間もない中で舌と舌で情熱的なハグを。荒っぽい吸引の時とは反応がまた違い、ゆらゆらと尻尾を揺らし始めた。震えていた身体は代わりに媚びた仕草でおれへと身体を擦り付ける。このままキスだけでイかせ続けてしまえば疲れることもないし楽なんだけど、それはさすがに可哀そうだろう。

 

「ぷはっ!」

「へお゛っ❤お゛~~っ❤❤❤」


 ということで唾液をたっぷりと流し込んでから口を離す。

 同時におれを抱きかかえていた手も離れたのでそのまま便器へと腰掛ける。口周りがべとべとになってしまったので、後で毛皮でぬぐってやろう。

 でも目の前のエロ虎の方が酷い有様かもしれない。ふわふわだった口元の毛が唾液でべっとり張り付き、口からは舌がみっともなくはみ出していた。俗に言うアヘ顔というやつで、まだ絶頂の余韻から覚めていないのか酩酊した表情でおれを見つめていた。快楽に酔う顔はあっちでもこっちでも変わらない。

 

「はい、昼休みは短いんだしさっさと続きしよう。大好きなちんぽだぞーっと」

「お゛……❤」


 学生服のズボンをずり下げればでろりと破顔して、おれの太ももに跨った。この巨漢に乗っかられるのは正直ひやりとする。もしも両脚のバランスを崩せば大腿骨がたやすくヘシ折れてしまう。

 できればおれが上になる方がいいんだけど、この世界の雄は大体騎乗位や体面座位が好きだ。自分が上になって犯している実感が得られるからみたいだけど、ちんぽをぶちこむとすぐに失神するコイツには向いてないと思う。

 

 しかし、おれの心配も知らないで虎は学生服とケツワレまで脱ぎ捨てて下半身を上履きとソックスだけの姿にする。蒸されていたケツ肉は開放された途端に汗と濃い雌臭を振りまいた。個室どころか男子トイレまでいっぱいにしそうな発情した雌獣の芳香。

 メスイキを繰り返したせいでマンコは愛液を垂れ流し、ズボンまで汚してしまっていた。

 

「キスでは負けるけどよ、マンコでなら負けねえからな❤❤❤今日もヒィヒィ言わせてやるから覚悟しとけ❤」

「どっから来るんだその自信。今度はおれに跨ったまま失神するのはやめてくれよなー」

「今日のおれは一味違うぜ~~❤❤セックストレーニングって雑誌で勉強したからな❤他の男とヤれない身体にしてやるよ❤」


 またアホな雑誌読んで……と呆れる顔に雄っぱいが押し付けられる。シャツからはみ出した大胸筋はたっぷりと汗を吸っていて、視界も嗅覚も虎で埋め尽くされる。毛皮はべたついて、汗の臭いは濃厚だが決して不愉快ではない。

 だらなしないおれの身体とは何もかもが違う、スポーツに対して真摯に打ち込んだ結果できあがった筋肉は何もかもが魅力的で、雄っぱいに蕩けた息を吐いてしまう。今の顔はこいつに見せられないから、代わりに筋肉で張り詰めたデカケツを鷲掴みにする。

 

「お゛っおっ❤❤いいぜ、お前が自分でちんぽをハメろよ❤やっぱおれのマンコ大好きなんだなぁお前❤❤❤」

「はいはい、大好きだよ。このでっかいケツも愛してる。今日も愛しのオマンコ様にいっぱいご奉仕してあげますよ」

 

 好きとか愛してるって言葉が大好きなバカ猫はまた興奮したのか尻肉を痙攣させた。マンコがクパクパ開閉して、ちんぽを咥えこもうとしているのが見なくても分かる。

 おれもそろそろ我慢ができなくなってきたので、ケツ肉をゆっくりとちんぽへ導いた。おれの腕力じゃこの大臀筋を持ち上げるなんてできないので、コイツが手に合わせて動いてくれる。

 

 そして、マンコと鈴口がキスをすると収斂するマンコから愛液が噴きかけられた。

 

「おっおっおおぉ❤マンコにちんぽ当たってるぅ❤❤❤ヤるぜ、ヤるぞ❤❤キンタマ空っぽになっても止めてやらねえからな❤」

「こっちも途中で気絶しても止めてやらないからそのつもりで。午後授業に遅刻しても知らないぞ」


 じゃれあいを続けながら尻の谷間にちんぽを擦りつけ、我慢汁と愛液で互いの精液を整える。興奮は高まって、雄っぱいから伝わる振動が脳みそを揺らす。何度抱いたってこの虎に飽きることは無い。ちゅ、と鈴口だけをマンコ肉に潜り込ませるとすぐさま肛門が蠢いてちんぽを全てを飲み込もうとする。

 生ちんぽをロクに知らないくせに、マンコは開発されきって貪欲にちんぽをねだる。そのおかげで挿れただけで絶頂してしまうような淫売な肉体になってしまったけど。

 

「んじゃ、いくぞ。気絶するな、よ――」


 そして、腰を突き上げようとしたその瞬間に気が付いた。

 一つめは、人が来ないからって気を抜いてドアを閉めていなかった事。

 二つめは、缶コーヒーが床に落ちて鳴らした硬い澄んだ音。


「お前ら、何、してるんだ……?」


 三つめは搾り出されるような震えた声。

 声の色に疑問の響きはなく、ただ目の前の光景を信じられないって驚嘆の色があった。

 

 おれが良く知る人の声だった。

 この学校のオスケモ、もといガタイが良くていつか誘いをかけてやろうと思っているオスケモは全員チェックしている。それは、教師も例外じゃない。

 

「あー……赤山先生、ども。ここ、使用中なんですけど」

 

 雄っぱいから顔を離して覗くと、そこには間抜けに口を開け放した牛がいた。

 赤銅の毛皮と対比した真っ白いポロシャツと短パンが鮮やかだった。自分の身体に自信が無ければできないきわどい短パンだが、子どもの胴体ほどもある太ももを見ればその自信にも納得できるだろう。

 もちろん、太い両脚に相応しく尻だってでかく、両腕も雄っぱいも並外れたボリューム。この学校では一番エロい教師だ。

 

「使用中って、お前らそんな……まさか、それ」

「ちっ!違うんすよセンセ!おれは、セックスじゃなくってただ筋トレしてただけっていうかあぁあ!」


 跨ったままの虎が慌てて言い訳をしているが、おれは特に焦りもしなかった。

 赤山先生はこの学校で一番エロい教師だが、それは身体だけの話じゃない。デカいケツを眺めていているうちに気付いたんだ。この教師が、生徒のちんぽを狙っている事に。欲情にマンコを濡らしている事に。

 

「き、筋トレでそんなモノを出すわけないだろうッ!そんなデカい、生徒同士でッ!」


 今も視線を注いでいるのはおれたちの股間。

 マンコとちんぽがキスをして、汁まみれになっている姿を鼻息荒く凝視する。きっと、でかい尻肉を揺らしてしまっている事にも気付いていないのだろう。

 

「あれ、こいつが気になるんですか?」


 だからおれが言うべき言葉は決まっている。ちんぽを揺らして告げてやれ。

 

 弁解でも謝罪でもなく。

 ただ堂々と言ってやればいいだけだ。

 おれも先生も、この言葉を望んでいるんだから。

 

「だったらおれと遊びますか?見逃してくれるんならタダで生ハメさせてあげますよ、先生」

 

 ***

 

 赤山先生の視線に気が付いたのは、梅雨が終わりかけの頃だった。

 本人は気付かれないと思い込んでたが、おれを初めとしたいわゆるちんぽ役の華奢な男子たちはみんな分かっていた。赤山先生はおれたちと話す時は視線を股間へと向け、ちんぽの匂いを確かめるように鼻をひくつかせる。

 先生の瞳はおれたちの身体に纏わりついて毛穴までも覗き込もうとしているかのようだった。紛れも無い、発情した雄の目だ。

 

 この世界では、まともな男なら嫌悪するんだろうな。自分のちんぽを犯されるなんて男のプライドをズタズタにされる行為だ。

 

 でも、おれはずっと待っていたんだ。

 自分の教師相手に身体を売るこのチャンスを――!

 

「いつからあんな事をやってたんだ」


 赤山先生は荒い鼻息を漏らしながらおれを見つめる。相も変わらずムチムチな巨体にきわどい短パンをはいていて、その股間は分かりやすく膨らんでいた。ちんぽを見せるのが恥であるこの世界でも、発情すれば勃起してしまうのは同じだ。椅子を押しつぶしているでかけつを割り開けば、ちんぽを求めて茹るマンコが見えるだろうが。

 

「数か月前からですかね。生徒や、あと休みの日にはおじさんとか大学生相手にも」

「なっ!お前知らない大人相手にもあんなことをしてるのか!?じ、自分が何をしてるか分かってるのか!」


 上っ面の言葉こそ教師ぶってるが、股間のふくらみが大きく跳ねたのを見逃さなかった。加えてでかいケツがもじもじとくねり始める。この世界の雄どもはちんぽだけじゃなくマンコによっても発情を示す。知らない中年親父に抱かれるおれを想像してマンコが反応したのだろう。

 

 本当に分かりやすい。というか、おれたちのやっていた事を公にもせず、生徒指導室におれだけ呼び出す時点で魂胆は丸わかりだ。あのヤリマン虎は「お前大丈夫だよな!?も、もしやばくなったらおれが無理やりやったって事にしろよ!」と心配してくれたけど、そんな心配は無用だ。一体何のために存在するのか、生徒指導室には大型のソファベッドまで存在する。このエロ教師、完全に『その気』だ。

 

「いいか、お前はまだ学生なんだ。まだ分からないかもしれないが、自分の身体をもっと大切にしなきゃならないんだ。た、確かに立派な、性器をしてるが、あんな」

「んー……」


 もう面倒くさくなってきたな。

 予定では聖職者ぶろうとする先生を誘惑して向こうから手を出させるつもりだったが、ずっと股間を凝視してきて欲望を隠す気がないし。そのくせ手を出してこない。大人のくせに童貞虎に近いものを感じるけど、まさか処女童貞じゃないよな?それはそれで興奮するけど。

 とりあえず、こっちからリードしてあげよう。それが良いビッチというものだ。

 

「先生、面倒くさい話はやめてさっさとしましょうよ」

「う、うおっ!」


 椅子代わりにちょうどいい太ももへと腰かけると、剥き出しの両脚を撫で回す。

 スポーツで健全に培われた身体と違って、先生の太ももは筋肉というアクセサリーを纏うためのトレーニングでできている。どちらが良いか、というものではないが肉の豊満さならこちらが上だ。撫で心地抜群の太ももをくすぐっていると、言葉も発せずに尻尾を揺らす。

 

「先生もヤりたいんでしょう?男子高校生の生ちんぽにマンコハメたいんでしょ?ならさっさと押し倒せばいいじゃないですか」

「むぉおおぉ❤❤こ、こら❤離れなさい❤」


 おれを押しのけるどころか腰を抱きかかえているくせに、あくまで自分からは手を出して来ない。卑怯な大人だなあ。なので、しつこく太ももをまさぐってやる。虫が這うようないやらしい手つきで、しかしあくまで繊細に。指先でのフェザータッチに先生は股を閉じては開き、尻尾でぴしゃりと床を打つ。

 

「こんなこと、どこで覚えたんだぁ❤んうぅ❤❤」

「独学ですね。先生、こんなやらしい太もも出して歩いてちゃダメですよ。おれみたいなエロガキに狙われちゃいますから」


 尻肉がはみ出していた短パンは勃起ちんぽにひっぱられ、太ももの付け根まで見えそうだ。元の世界じゃこんな格好ヤリマンしかしない、こっちじゃこれが男らしい衣服になる。学校の中でも自分の雄らしさをアピールしてたんだ。こうして手を出されるのがお望みだったんだろう?

 先生が逃げるように顔を逸らすせいで太い首が露わになってしまう。急所を自分から晒すなんて、馬鹿だなあ。おれは首にすがりついて、顔をうずめる。

 

「ひぃんっ❤そこは、ああっ❤❤やめ、りょおぉ❤そこ弱いんだ❤んぅおおぉ❤」


 短い毛皮と筋肉で覆われた首に口づけて、軽く吸う。ちゅ、ちゅ、とわざと音を立てて啄んでは、吐息を頤へと吹きかける。

 その間も片手で太ももを撫で回し、煽り立てる。太ももにできた筋肉の凹凸で指を滑らせる間、首の血管に沿って舌を這わせた。エロ漫画で見たビッチが誘惑するのを思い起こし、雄の炉心へと燃料をくべる。


「ほら、先生。キスしましょう。えっろいディープキス」

「んん、むううっ❤」


 首筋をキスで俎上して、ついにマズルへと到達する。唇を触れ合わされて反射的に開かれた口にすぐさま舌を滑り込ませ、歯を舐め回す。


「ちゅ、んぅうぅ❤❤んんっ❤」


 先生はおれの舌に対して何の抵抗もできずに目を見開くだけだ。おれは首をしっかりと抱きしめた体勢で唇を擦り、触れ合わせる。

 ぶ厚い牛タンにおれの舌を這わせ、表面をべったりと合わせて音を鳴らしてすり合わせる。ついでにおれの勃起ちんぽを押し付けてみるとくぐもった声が響く。

 猫科の薄っぺらい舌とは違ってしゃぶりがいがある牛タンを舌先から貪って、時折舌の裏側をずるずると舐め上げる、他の男とのキスで磨き上げたテクニックを駆使し、口内粘膜を根こそぎ削り取るように、吸い付いたまま移動する。

 

「ふんん゛っ❤❤んぢゅぅうぅうぅ❤❤❤」

 

 さすがにキスぐらいはした事あるよなぁ。と思うんだけど先生の反応は激しく、唾液をすすってやると尻が椅子から持ち上がるほどに暴れる。口マンコのエロ猫よりも敏感じゃないか?

 

「ふは……先生、ちょっとキスに弱すぎじゃないっすか?もしかして初めて?」

「しょ、しょんなことはない❤だが、久しぶりだったからぁ❤❤」

「ふーん、セックスもずっとしてないんですか?もしかして処女マンなんですか?良い大人なのに?」

「違うッ❤ただ、ずっと風俗で性処理してたから、キスが久しぶりでぇ❤❤❤」


 ああ、なるほど。当然といえば当然だがこの世界でも風俗ぐらいある。おれは行ったことがないんで分からないけど、キスは別料金だったりするんだろうか。最悪素人童貞で恋人無し。もしそうなら可哀そうだな。

 

 淫行教師相手だしちょっとサドっ気のあるビッチプレイしようと思ったけど、ちょっとサービスしてあげよう。

 おれは先生を立ち上がらせると、ソファベッドに手をついて尻を突き出すように命令する。さすがの素人童貞教師も、何をされるか分かったようだ。


「お、おい❤❤まさか、お前先生に❤」

「そうですよ。嫌だったらデカケツ突き出してないで抵抗してくださいね」


 おれの顔面よりもでかい尻肉は突き出されたままで、期待で微かに揺れていた。わずかな震えであろうとも豊か過ぎる尻たぶはぶるりと踊り、張り付いている短パンが限界まで引き伸ばされる。生地に浮き出ているラインは、きっとケツワレのバンドだろう。

 おれはでかい尻の前に跪くと、奥深い尻に谷間に顔を突っ込んだ。跳ねそうになる尻肉を鷲掴みにし、谷間へ鼻先を擦りつけ、尻肉に頬ずりし、果実のような瑞々しい尻の匂いを嗅ぎまわる。

 

「おっおおおぉおぉ❤❤ケ、ケツぅ❤やめろ、汚いっ❤❤」

「汚くなんかないですよ。先生のデカケツ、すげえでかいし男らしいし、直に舐めたくなっちゃいました」


 これはお世辞ではなく、本心だ。尻肉はおれの手のひらでは到底掴み切れないサイズで、肉質も指をめりこませるのが困難な詰り具合だ。強く握ってはみるものの少しも綺麗な円形は少しも歪まずに尻肉が跳ね返してくる。

 加えてケツワレなんてマンコを隠せない下着をはいているものだから、短パンに愛液が染み出てしまっている。しとどに濡れて快楽をねだるそれへ、短パンごしに口づけると淫乱牛は低い声で鳴いた。

 

「ぶもお゛おぉ❤キ、キスぅ❤❤❤おれのマンコキスされてるっ❤い、いつも風俗じゃ特別料金取られるのにぃ❤」

「あーそうなんですか?おれからしたら金払ってでも舐めたいんですけど。てことで、脱がせますね」


 待って、と叫ばれた気がするが無視した。

 尻肉にへばりついた布地は脱がせるのが困難だったが、半ば引きちぎるように乱暴にずり降ろす。

 尻の山脈を越えると驚くほどあっけなく足首まで引き降ろされた。そのまま足首から抜き取って、部屋の隅へと放り投げる。

 

 ぼるんっ!と布地に閉じ込められていたでかけつが大きく跳ねる音がして、熟成された汗と雌の匂いが拡がった。純白の短パンに隠されていたのは野性的な肉の塊。もともとはみ出していた尻肉という雄の欲望が、窮屈な布中から解放されたのだ。

 

「おおぉ!良いケツしてますねぇ先生。いつか生で見たいなーって思ってたんですよ。こんなん、どんなちんぽでも惚れちゃいますよ」


 これもお世辞ではなかった。

 肥えたケツ肉を掴んで、その谷間を拡げてみせた。今まで多くのオスケモを抱いてきたが、赤山先生の尻は五指に入るエロ肉だ。片方でもバスケットボールほどもあるそれは、手のひらをどれだけ拡げたところで肉がこぼれ落ちてしまう。そのくせだらしないという印象を微塵も与えない。

 

「お、おい❤❤あんま見るんじゃない❤照れ臭い、だろぉ❤」


 照れ臭いといいつつも尻肉を突き出しているのだから説得力というものがない。

 元の世界で考えればビッチがちんぽを見つめながら凄いエロいと褒めそやしているのだから、男のプライドがくすぐられるのだろう。

 おれは先生に促して、片方の尻たぶを自分で掴ませる。こうして尻肉を鑑賞するのもいいが、先生も楽しませてやらなければ。

 

「そのままでいてくださいね。先生のエロいケツにご褒美あげますからね」

「ん、おぉおお❤❤❤」


 片手をついたまま、肩越しに振り返りながら先生は心細そうに眉根を下げる。大人の男のくせにどこか頼りなげで、淫乱なマンコとは大違いだ。

 おれの目の前では濡れてかるマンコが浅く呼吸を繰り返していて、キスでもせがんでいるかのようだった。赤土色の毛皮で覆われた岩壁で、唯一卑猥な赤黒さを持つ雌の肉。

 

 この男らしい牛が発露させた雌性のようで、食いつきたくてたまらなくなる。もっとも、牛からすればこの淫肉こそが男らしさの象徴なのだろうが。

 使い込んで変色したエロマンコが愛液を吐き出すように、あるいは火照った肉の熱を冷まそうとでもするかのようにいやらしく収縮している。呼吸に合わせて尖らせて、すぼまる唇がマンコ肉を盛り上げたその瞬間に肉ヒダをつまみあげる。

 

「お゛っひい゛❤❤」


 指での刺激を狂喜して、盛り上がったマンコ肉がヒクつく。

 ぐい、と引っ張って中をのぞいてみると入り口の使い込んだ色とは対比して中は鮮やかなピンク色をしていて、先生のいやらしい肉体と秘めた初々しさを想起させる。

 

 誘われるまま指先がマンコの上で舞い踊る。

 雄として鍛え上げられた筋肉の山脈、その狭間にあるのは弱々しい雌の肉。

 紅く朱く煌めく肉は作り物では出せない生々しさがあり、淫液で濡れそぼり背徳的に艶めいている。

 雌肉というステージの上で指先は粘液を纏って滑る。肉質を確かめるようにくすぐると粘膜が蠢いた。

 

「はう゛う゛ぅう゛お゛っ❤❤マンコ弄られてるっ❤おれ、生徒にマンコ触らせちまってるぅ❤❤❤」


 マンコを撫でつけられて興奮を隠さずに、太い足腰がもじもじと動き始めた。それでもマンコをいじり続けて欲しいのか尻が跳ねるのを抑えつけていた。

 尻の谷間はすっかり湿っていた。雄の欲望を体現した淫部がもっと強くとわめきたてている。

 だから、肉の縁を撫でていた指先を内部へと潜り込ませる。


「ブルルウ゛ッ❤❤は、はいっでぐるぅ❤マンコ、おれの、中にぃいぃ❤」


 指先が潜り込めば逃すまいと柔肉が絡みついて来る。

 この圧倒的なデカケツに比べれば小枝も同然の指が、引きずり込まれるかのように埋もれていく。

 飲まれる指は何の抵抗も障害も感じずに、指の中ほどまで受け入れる。1ミリすすむごとに尻が震え、嬌声がまろび出る。

 

「うわ~、先生のマンコ暖かくて蕩けてますねぇ。指ちんぽでイっちゃいそうですよおれ」


 素直な感想を述べながら、やがて付け根まで指が埋没する。

 指で感じるマンコ肉はまさしく名器だ。十重二重になったマンコ筋に圧迫され、ぬるついた腸壁を押し付けてくる。

 鋭敏な指先で感じるのは吸いついてくる粘膜の感触。名器を褒めたたえるように指で撫で回す。


「そ、そこぉお゛ぉおぉ❤❤マンコイイッ❤そこ撫でろ❤❤指動かしてぐれ❤❤入り口のぉ❤弱いところぉ❤❤」


 どっしりとした腰をくねらせて、筋肉で膨れ上がった大臀筋にえくぼができる。指を舐めしゃぶっているようにマンコ肉が不規則に痙攣した。

 ローションも何も使っていないが牛マンコの愛液で指はぬらついて、マンコに抜き差ししてみると実に良く滑る。貪欲な雄膣は引き抜けていく指を捉えようと締め付けてくるが、構わず抜き取ると「ひぃん❤」と寂しそうな声が聞こえた。

 すぐさまもう一度根本まで。今度は手首を返して指の腹で背中側の膣肉を撫でるように突き立て、マンコの弱そうな箇所をしつこく弄る。

 

「お゛ぉお゛おぉ❤❤そこ、ずっごぉおおぉ❤マンコ撫でられ、えぇえぇ❤❤❤」


 このエロ教師のマンコは相当使い込んでいるだろうに、短く細いおれの指でもしっかり感じてくれている様子で尻尾を振り乱す。

 指をきゅんきゅんと締め付ける雄マンコは、断続的に痙攣を起こし、指を愛撫でもするように舐めてくるのが恐ろしく心地良い。

 名器と断じて差し支えない孔だ。元の世界ならこのガタイとマンコをしてりゃ相手に困らないだろうに。

 

「こんなエロマンコに突っ込めたらすぐ射精しちゃいそうだなぁ。今まで先生に抱かれた男が羨ましいですよ」

「いぎぃいぃ❤お、おれに抱かれて嬉しそうだったやつなんでぇ❤❤❤ぐっひぃ❤今まで、愛想笑いしかぁ❤❤」

「そりゃ見る目が無い連中ですね。こんなに締まりが良いし、トロトロで、ちんぽ悦ばせる為にあるようなマンコなのになぁ」


 それがお世辞ではないと証明するために牛マンコの弱い箇所を撫で回し、尻たぶを揉み捏ねる。赤山先生はおれの褒め言葉一つ一つに喜んでマンコを収縮させる。

 それがとても可愛らしかったので、指を一本追加してやった。おそらくはバイブやディルドで鍛えたマンコは指なんていくらでも咥えこめそうだ。実際、指を増やせばそのぶんマンコは拡がって、愛おしそうに食いついてくる。

 

「ほんとがぁ❤❤ああ、こんな風俗狂いの親父のマンコなのに゛いぃいぃ❤ぎもぢぃいぃ❤いつもより、手マンがっ❤❤風俗でざれるよりも゛ぉおおおぉ❤❤❤」

「おれが先生もマンコ大好きだからですよ。セックスは技術よりも愛情が大事なんです。うりうりー」


 きっと、自分のマンコを褒められたことなんてないのだろう。

 いや、風俗で上っ面のお世辞や愛想笑いならされたかもしれないが、それだけだ。先生はむくつけき筋肉親父で性欲が強く、汗臭く雄臭く中年親父のフェロモンを煮詰めたような存在だ。

 この世界のまともな男子なら相手にしたくないと思うのも仕方がない。だから、代わりにおれがマンコを愛してやろう。

 

 おれは尻たぶへとキスをして、マンコをねちっこく追い詰める。

 根本まで差し込んだ二本の指で腸壁をがりがりと引っかいたり、ピースサインをするように拡げて肛門を伸ばしたりと好き勝手にマンコで遊ぶ。


「お゛っ❤お゛ーーーっ❤❤❤すんげ❤マンコ、拡がるぅうぅ❤」

「先生、ちょっと両手でケツ掴んでてください。ケツ肉ぶ厚いんで指動かすの大変なんです」


 ぺちぺちと尻を叩いて命じると素直に従ってくれた。片方の肉でも持ち上げられるか分からない双丘、その中央にある急所を抜き差しされて牛は雄々しく喘ぐ。

 マンコから噴き出す汁と尻の毛皮に染み込んだ汗のせいで手は汚れ、ケツから離すと粘液が絡む。

 

「先生、汁の量やばいですね。性欲強い雄って感じで素敵ですよ」


 褒めそやすと自分からもケツを動かしてくれる。舌をはみ出させた顔をテーブルにくっつけて、でかいケツだけが前後する。

 尻肉をぎりぎりまで割り開き、幅も長さも物足りないであろう指先で腸壁を擦り立てる。おれから見ると視界に移るのは指にフェラチオをしているようなマンコと、ブルンと揺れる下品すぎるケツ肉。天国かと思える光景だ。

 もっといやらしい姿にさせたくなって、手首を返したり捻りを加えたりとマンコのトンネルを掘り進めるドリルのように回転させる。腸壁を推し拡げていると、先生がまたもや嬌声を上げた。

 

「お゛っひょぉお゛ぉおおぉ❤❤❤おぐ❤ずんげぇ奥ぐるっ❤オマンコの奥までごりっでっへえぇえぇえぇ❤❤❤」


 掘り進めているうちにぶつかったのは結腸のようだ。

 ずいぶんと浅いところにあるなと思いつつ小突き回すと尻肉が小刻みに痙攣を始めた。マンコがちんぽを欲しがりすぎて、雄の子宮が下がってしまったのだろうか。

 雄の弱点をほじくられて、愛液の匂いがより雌臭くちんぽを煽り立てるものへと変わる。

 

「んー、そろそろ準備良さそうですね。エロマンコがザーメン欲しいって震えてますよ」


 元々緩んでいた入り口が、今では入り口をせわしなく開閉して指に絡みついている。腸壁をみっちりと吸い付いているくせにすこしも痛みはなく、何枚ものの舌で舐められているような心地だ。

 そのくせ引き抜こうとすればマンコ肉と肛門が抵抗を示し、いやいやをするように尻肉が振り回される。マンコも先生も準備ができて、ちんぽをぶちこんでやったならすぐにザーメンをぶちまけてやれそうだけど。むわりと漂う雌臭さにおれもあてられてしまったようで、もっとマンコで遊んであげたくなって顔を近づける。

 

「んむぉおぉ❤なにじでぇえぇ❤❤❤お゛っ❤マンコ❤❤舐めぇえ゛ぇ❤」

「んー、じゅるっ」


 指を引っこ抜かれて物足りなさそうにしたマンコだったが、すぐに新しい快楽で痙攣を始めた。尻尾をくねらせずにはいられない、指とはまた違った感触にスニーカーとソックスだけの下半身がくねり出す。

 ずるずると谷間を這いまわり、愛液ではないものでマンコを濡らす柔らかい肉。おれの舌はたっぷりと唾液をまぶし、尖らせた舌先で窄まりを優しく突き回していた。

 

「舐められでる゛ぅうぅ❤❤❤おれのマンコ舐められでるぅ❤こんなの、風俗でやらせたらすっげぇ金取られるのに゛ぃ❤」


 おれからしたらむしろ金を払ってでも舐めたいぐらいだ。丸一日先生のケツに吸い付いて、ふやけるまで肛門とキスをしていたい。愛液の量を増やしているあたり喜んでいるのは確かなんだろうが、快楽に慣れないようでケツが暴れる。

 おれは逃がすまいとケツ肉を鷲掴みにし、張りの良い大臀筋と雌臭いマンコ肉にしゃぶりついて興奮の鼻息を吹きかける。なめくじのように薄っぺらく短い舌で窄まりを突き、こちょこちょとくすぐるように舌先だけで舐め回す。

 舌先にマンコが吸い付いてくるようになったら、大きく口を開けてマンコとディープキスを始める。奥深い尻の谷間という湾曲に上あごと下あごを沿わせて密着する。ケツの谷間で湿った毛皮が頬を撫でるのもきつい雄と雌の匂いが脳を痺れさせるのも構わず、マンコに狙いを付けて舌肉をずぶずぶと潜り込ませる。

 

「ん゛ぅうぉおぉおおぉおぉ~~~❤❤❤」


 ケツ肉とマンコ臭で視覚・嗅覚を塞がれている中で先生のダミ声がやけに耳に響いた。指よりも頼りなく薄い舌肉を三分の一ほど挿入されて、先生は弱々しくケツを振る。指で丁寧に耕した上に唾液をまぶしたマンコは、自ら分泌する愛液も合わせておれの舌を易々と受け入れる。

 挿入させた舌を回すように、あるいは上下に跳ねさせて粘ついたマンコ壁を舐りものにする。牛マンコは舌を受け入れたとたんに愛液の量を増しておれの口をあっという間に満たしていく。ケツの穴から分泌されるそれはまともな男なら嫌がるんだろうが、おれからすれば極上の男の愛液はどんな蜜よりも甘美だ。粘度が高く舌と口内に絡みついてくる感触と、先生の情けない喘ぎ声に興奮中枢を刺激されわざと下品な音を立てて愛液をすすった。

 

「マンコぉ❤マンコがとろけちまうよぉお゛ぉ❤❤こんな、おれのマンコにがっついでぇ❤」


 先生は快楽に加えて、マンコを舐めて貰っているシチュエーションにも興奮しているようだった。指では不可能な、触手かなめくじのような不気味な動きで牛マンコを這いまわる。尻尾がやたらとくねって頭を叩いてくるが、先生の声はどんどん甘ったるく変わっていくから嫌がっているわけではないようだ。鼻息をマンコにふきかけてみるとマンコが勢いよく汁を噴き出した。

 先生のケツに手を添えたまま体重をかけて、限界まで開け放たれた口から伸ばした舌をマンコに埋め込んだまま顔面をシェイクする。上下に直腸を叩いた後に左右にマンコを打ち据える。

 

 マンコはおれの責め方が変わるごとに愛液の量を増やしぼだぼだと吸いきれなかった愛液が口の端から垂れて落ちる。ケツの狭間に顔を突っ込まれ、舌や鼻息をマンコで感じ取らされる状況だが、この世界の男にとっては憧れのシチュエーションだ。いわば、下品な顔でフェラチオをしてもらっているようなものなのだから。

 

「うわー舌に絡んでくる。こんなに雄臭くて淫乱なマンコ、じゅるっ。しゃぶってたら口疲れちゃうなあ」

「ほっお゛っぉおおぉ❤❤だ、だろぉ❤おれのマンコ、あ゛ぅうう゛ぉお❤❤ガキのマンコにゃ負け、ねえぜ、え゛っ❤」


 マンコがほぐれて緊張もほぐれたのか、マンコ肉を唇で食んでいるとふやけた声と一緒に体液を溢れさせた。愛液は当然としてでかいちんぽから汁を飛ばして。たぶん顔面も酷い有様に違いない。

 一度マンコから口を離して、尻の谷間を割り開いた状態で観察してみる。汁だくで大変目に悪い有様になった肛門はケツ周りの気を濡らし、腫れあがった入り口からは鮮やかな肉色の雄膣が良く見える。使い込まれたマンコだが、おれの良く知る遊び人のマンコたちと比べると少しだけ色素が薄い。淫水焼けしていないのは生のちんぽを咥えこんでいないからか。

 

 そして少し視線を下げると巨体に相応しいサイズを誇る陰嚢がぶら下がっている。短毛に包まれたそれは鶏卵ほどもあり雄のエキスをこれでもかと詰め込んでいそうだ。もっともそのエキスは無駄にでかい仮性包茎ちんぽから無意味に垂れ流されるだけなんだけど。

 

「な、なぁ❤いつまでも見てねえでよぉ❤❤続き頼むぜ、なぁ❤」


 我慢ができなくなった様子でずい、とデカケツを突き出してくる。灼け付いた大地のようなデカケツは泡を吐き出しながら呼吸をしていた。

 その姿は媚びた雌の痴態であるが、先生の声も態度も欲望に突き動かされた雄そのもの。生み出されるギャップが濃密な色香となってちんぽをいきり勃たせる。

 

「おら❤一回でいいからよぉ❤❤クンニでイかせてくれよ❤マンコ汁も飲んでくれ❤」


 肉深い渓谷を左右に拡げて、淫らな急所を曝け出す。手マンとクンニでいじられた肉壺を見せつける行為は被虐的な姿でありながら攻撃的でもあり、おれを犯してやりたいという欲望が体臭となって放たれる。

 視界いっぱいを埋めるケツは瑞々しい果実のような張りがあり、谷間に見えるマンコは熟れた果肉。それに雄の芳香を加えれれば、またもや食らいついてしまう。

 

「ふぎぃい゛いいぃ❤❤❤そうだッ❤おれのエロマンコがアクメきめちまうまで、しゃぶりつきやがれぇ❤❤ん゛っはああぁあぁ❤❤❤」


 と、しゃぶりつく前に指を差し入れた。さっきはひたすらにマンコを甘やかしてやったし少しだけ意地悪にすると泡立った愛液が指を伝って垂れてくる。二本の指で拡げた肛門からはうねるマンコ肉が良く見えて、指はずるずると奥へ飲み込まれるように突き進み、その過程でクルミ大の膨らみを何度もかすめる。蟻の門渡りと陰嚢がびくびくっと引き攣り、どろりとした大量の愛液が牛マンコから垂れ流される。もったいない。


「ん゛ぐぅお゛ッ❤そこは、ああぁおぉ❤❤」


 愛液を舐めるついでに睾丸を口に含んでしゃぶってみると先生の声がうわずった。鼻に蟻の門渡りが当たるので、思い切り吸うと先生の体臭を百倍凝縮したように強い性臭が鼻腔を焼いた。眩暈がしてくる雄臭さだけど、やみつきになる。

 金玉を舌の上で転がし続けているとちんぽから濃い先走りが垂れ流された。どろりとしていておれの精液よりも濃厚かもしれないが、濃いザーメンも玉をしゃぶられるのもこの世界の雄にとってはたまらない辱めだ。あっちの世界なら風俗のお姉さんにアナルを舐められてメスキするみたいなもんだろう。

 

「やめりょぉおおぉ❤❤金玉なんか舐めねえでぐれっ❤いぐ❤❤いぐぅ❤いぎだいのにいげない゛ぃいぃ❤」

 

 先走りを漏らす間、拡げているケツマンコの内部がぐぽぐぽと悲鳴を上げ始めた。射精する時はケツの穴が窄まるけど、おれが拡げているせいで満足に精液が漏らせないのだろう。探り当てた前立腺を押し込みつつ、舌の上で玉を転がす。丸ごと口に含んでしゃぶり、袋の縫い目を舌先でなぞる。その間も肛門を固定化していると内部だけが激しく蠕動した。

 

「たのむ゛ぅ❤❤焦らさねえでぐれよぉ❤❤❤おれは変態じゃねえんだ❤金玉舐めるどが、寸止めプレイどが、嫌なんだ❤❤」

「寸止めって、このマンコをクパァってするやつですか?結構有名なプレイんあんですかね」

「お゛ひっ❤だがら、拡げるなっでぇ❤❤❤た、たまに風俗で頼むげどよぉ❤マゾっけあるやつなら、大体やっでるんじゃねぇか❤」

「へー、そんな有名なんだ。じゃあ先生もマゾなんですか?ならもっと虐めてあげますけど」

「ぢがうぅ❤❤ただ、そのぉ❤風俗ばっか行ってるど、飽ぎる、がらぁ……❤」


 風俗に行って乳首開発されたり前立腺マッサージプレイを頼んじゃうようになるアレか。あっちの世界のエロ漫画だとそのまま本物のちんぽ欲しがるんだけど、こっちの世界だとマンコに突っ込みたがるようになるんだろうか。

 そうなったら非常に困るので、おれは再度マンコへとしゃぶりつく。

 

「そうっだあぁ❤❤マンコしゃぶっでぐれぇ❤❤❤イキてぇ❤オマンコバキュームされで、潮噴き出させてぐでええぇぇ❤❤❤」


 入り口はとろとろに甘やかされたおかげで緩んでいて、内部も指で撫でまわしただけで最奥への通路を開いてくれる。ケツ肉になかば歯を食い込ませるように食らいついて、舌で雄膣の未知を押し広げる。

 金玉を舐められていた時よりも甘い、腑抜けた声色で先生がよがりはじめた。沈み込む舌先で感じるマンコは肉で作り上げられた海。指よりも鋭敏な舌先だからこそ、膣肉の極上具合が分かる。火照っている肉は湯気が立ち昇りそうで、柔らかいくせに舌肉にしっかりと絡みついてくる。マンコとのキス、それも濃厚で下品に舌を擦りあわせるディープキスをしている気分だった。上の口よりもずっと上手なキスは、舌肉を挟み込んでぬるつかせ、気を抜くと射精してしまいそうだ。


「ぐるぐるぐるうぅぅ❤❤❤舌ちんぽおぐまでぐるぅぅ~~❤❤マンコおがざれるぅうぅ❤❤ん゛ゥお゛ぉおぉ❤❤❤」


 声からして先生も悦んでくれているようだ。ただ足腰が震えているせいでデカケツも暴れ回る。マンコを逃さないように爪を食い込ませているが、少しずつ内股になっているあたりそろそろ崩れ落ちそうなんだよな。

 そんな姿も見てみたいので、舌の動きを猥褻なものにする。奥を目指していた舌を引っ込めて、めくれた肛門を舐め回し、尖らせた舌先を浅く潜り込ましては引っ込めて、すぐに突き刺すのを繰り返して。

 

「へお゛ッ❤ほぉおお゛ぉおぉおおぉ❤❤❤❤そ、それたまらんんんんぅ❤❤もっとズボズボしでぐれっ❤」


 舌先を入り口に引っかけてマンコをめくり返してやるのも気に入ってくれたようだ。その合間合間に愛液をすすってやるのも忘れずに。マンコ汁とおれのヨダレが混ざり合ったものをすすって、音を立てて、飲み下す。汗も混ざり合っているせいか少しだっけしょっぱいような、不思議な味がした。あっちの世界じゃこんなしつこいクンニをしたら嫌がられるし、ノンケのオスケモならそもそも舐めさせてもらえない。それが、この世界じゃクンニで金を取れてしまう。

 

 金を貰って愛液をすすって、喘がせることができるんだ。めくれた肛門を吸い上げてやると先生は実に嬉しそうによがってくれる。でかいケツ肉を割り開いた手は力を失い、テーブルにしがみついているようだ。雄たけびと一緒にガタガタとテーブルが悲鳴をあげるのが聞こえる。

 

「う゛ぅううごぉおお゛おぉおぉ❤❤❤吸って吸って吸っでぇえ゛ぇええぇーーー❤❤❤❤おれがイクまでマンコ吸ええ゛えぇ❤マンコ汁残さず飲みやがれよぉお゛ぉおおぉ❤❤❤」


 こんな高圧的な言葉でも、その顔は見るに堪えないアヘ顔になっていると容易に想像できる。テーブルの上を唾液と涙と鼻水が混ざった体液で濡らしながら、顔面中の毛皮をべたつかせて泣いている。聖職者がしてはいけない顔と声。口角を吊り上げて、歪ませて、泣いて、わめいて。尻の穴を舐めてイかせて欲しいとおねだりをしている。

 最高に可愛い顔を見られない腹いせをマンコへとぶつけてやる。めくれて腫れたマンコの入り口をしつこく、やさしく、いやらしく、早く、強く、遅く、舌で舐めしゃぶり唇で挟んで甘く噛む。ビッチとして熟達した、素人処女マンコじゃ耐えられないテクニックを叩きこむ。

 

「ぐひぃいい゛ィい゛ぃいいぃいぃいぃ❤❤❤いぎっ❤いぐうぅうぅ❤❤❤マンコいぐっ❤❤マンコおがじぐなる❤❤❤オマンコきもちよずぎでとけるっう゛ぅうぅ~~~❤❤❤❤」


 震えっぱなしだった足腰がついに陥落し、筋肉だるまの牛教師は内股の情けない体勢で膝を曲げてしまう。それでも元々のタッパのおかげでマンコを舐めるには不自由ないのがありがたい。ちょうどいいのえこのままクンニを続け、学校生活の合間にマンコを舐めてくれてとねだってくるようにしてやりたい。とあるバカ虎は休み時間で一発イかせてくれよとケツを押し付けてくるまでハマってしまった。間違いなく先生もそうなるだろう。おれのクンニで潮を吹き出すまでにイキ狂ってくれるんだから。

 

「いぐいぐいぐいぐぅうぅう❤❤❤漏らすぅううぅ❤ちんぽから潮噴いちまうう゛ぅうぅ❤❤う゛ぅお゛❤お゛っ❤うぅおぉおぉおぉぉおぉおぉおぉぉぉぉ❤❤❤❤」


 スイカみたいな一際大きくケツが持ち上がると、ついに欲望が決壊した。

 役立たずの包茎ちんぽが震えて、無色透明な液体がぷしゅぷしゅと断続的に噴き出し始める。先走りや精液と違って粘性が無く、小便のような匂いも色も無い液体は床と先生のスニーカーを濡らす。

 この世界でビッチをやってから見慣れたそれは、男潮吹き。浅いメスイキを繰り返した結果精液を伴わない射精をしてしまっているのだ。当然だがこの世界ではちんぽから潮を吹くなんて恥辱の極み。先生はちんぽを握り込んでどうにかこうにか隠そうとする。

 

「先生、せっかくエロい潮噴いてんのに隠しちゃダメですよ」

「ほひょぉお゛ッお゛ぉおぉ❤❤❤だめ゛ッ今やばいがらあぁぁあぁ❤❤」


 邪魔な手を動かせないように、指を三本纏めて突っ込んだ。根本までぶちこんだ時点で両手がちんぽから離れテーブルにしがみついたが、せっかくなので手マンを続行する。

 三本の指をそれぞればらばらに暴れさせた。前立腺をぐりぐり押し込んだり、肛門を拡げるように押し込んで、入り口のあたりを引っかいた。

 それからマンコ壁を引きずり出す勢いで引き抜く、とブパァと空気が吐き出される間抜けな音と一緒に絶頂した。イっている間にまたイかされたせいか潮の量は増してジョボジョボと小便と見紛う水量で床を濡らした。水たまりと言ってしまえる潮だまり。これ、掃除すんの大変そうだなぁ。

 

「ぐっぎ❤❤❤イ゛ぃ❤いぎぃいいぃいぃいぃ~~~❤❤❤❤」


 むちむちな尻を掲げたままで、牝牛の雄たけびは長く続いた。

 ようやくマンコから顔を離して潮噴きを観察していたが、隠す余裕は消え失せたようだった。肛門が収斂すると潮の勢いも変わり、マンコが蛇口代わりになっているようで少しだけ面白い。

 

「ふーーっ❤❤❤お゛っ❤ひ、ひぃいぃ……❤❤」


 ようやく潮噴きもおさまったようなので先生の顔を眺めてみる。予想通り唾液の海がテーブルに拡がって、顔も見るに堪えないほどにぐしゃぐしゃだ。潮を噴いてしまったのがよほど恥ずかしいのか、硬く目をつぶって堪えるような表情をしていた。

 せっかく緊張とマンコをほぐしてやったけど、また硬くなっちゃったかな。じゃあ今度はマンコ以外もほぐしてやるとするか。

 

「先生、潮噴きに飽きたら立ってくれます?今度はマンコ以外も可愛がってあげますから」

「お、おまえぇ❤❤❤こんなことしといて、まだ続ける気かぁ❤教師相手に、なんてことをぉ❤」

「だって先生もおさまりつかないでしょ?先生が好きそうなローションプレイしませんか?ヌルヌルのドロドロのエロい身体マッサージしてあげますよ」


 ローションプレイ、という言葉に先生の耳がぱたぱたとはためいた。やっぱり素人処女ならローションでヌルヌルにされんのが好きだろうって予想だったけど、当たったようだ。ふぅ、と耳に息を吹きかけるとマンコがまたぐちゅりと鳴った。

 肯定の合図と受け取ったおれは荷物から大容量ローションオイルボトルを取り出した。オスケモ相手だと一回のセックスで一瓶使うこともあるので、いつもお得な特大サイズを買っている。

 

「先生、マットも無いしたったまんまでやるけどいいですよね?ちんぽハメるまでベッド汚したくないし」

「ん、んむ……それはいいんだが、電気付けたままやるのか?」

「おれは明るい方が興奮するんで。ってことで、上も脱いでポーズ取ってください。雄っぱいもケツも丸見えにしないとダメですよ」


 と命じてみたが先生はポロシャツの裾を掴んだままはにかんでいる。ちんぽを丸出しにしているくせに雄っぱいを見せるのが嫌なのか?というかだ。ケツで潮噴きをしておいて今更恥ずかしいもないだろうに。ちんぽは未だに勃起したままだし、嫌ってことも無いだろうし。

 

 分からないがこういう時は無理やり脱がせるに限る。やっぱりやめるなんて言われたら先生のマンコもだがおれのちんぽも収まりが付かないぞ。デカケツをしゃぶってたせいで金玉は孕ませたいと精子を急速に製造しているんだ。

 

「先生、脱ぐの嫌だったらそのままヤりますか?ザーメンとローションまみれのポロシャツでこの部屋出たいんでしたらおれは構いませんけど」

「う゛。そ、それは困る。仕方ないから脱ぐが……その、笑わないでくれよ?」


 先生は覚悟を決めたのか、ゆっくりとポロシャツを脱ぎ始めた。裾をめくるとまず現れるのはぼこぼこに浮き出た腹筋だ。腰も太いが腹肉も筋肉のせいで樽のようにボリュームがある。ケツのでかさを初めとした下半身に気を取られていたが、このエロ牛は鍛えていない箇所が存在しない。筋肉と筋肉が織りなす無数の曲線によって赤山先生という存在が具現化されている。この人に恥ずかしい部分なんて無いだろう。腹肉が曝け出され、シャツがぴっちり張り付いている大胸筋だって立派で――

 

「ううぅ……❤頼む、あまり見ないでくれ❤❤❤」


 ポロシャツをめくり上げ、雄っぱいに引っかけた状態で先生は恥ずかしそうに目を伏せた。スニーカーに白ソックス、そして雄っぱい引っかけシャツ。オスケモのむちむちな筋肉が強調されるこのスケベな恰好が恥ずかしいのだろうか?でもこの世界のオスケモにとってはこれも男らしい恰好になるんじゃないか?と首をかしげてから気がついた。先生の雄っぱいには乳首が付いていない。正確に言うと乳首の突起が無く、でかい乳輪だけが胸の先端にある。もしかして、これを恥ずかしがってたのか?

 

「恥ずかしいに決まってんだろうが!良い歳した親父が、こんなガキみたいな乳首してんだぞぉ……」

「え、本当にこれが恥ずかしいんですか?気にするようなことじゃないと思いますけど」

「気を使わんでいい。いくらお前がエロガキでもこんな陥没乳首には触りたくないだろ?雄っぱい以外を――おおんっ❤」


 うるさい口を雄っぱいを揉むことで黙らせた。この世界のオスケモどもは本当に馬鹿だ。

 逞しいという言葉では到底足りない筋肉の塊がそこにいるのだ。発情した身体から放たれる熱にはどんなちんぽでも抗えない。

 手のひらに広げたオイルを馬鹿でかい雄っぱいの上にぶちまけた。赤茶色の毛皮とむちむちな肉体とは反対に涼し気なオイルが拡がっていくさまはどうしようもないくらいに官能的だ。

 

「くぅうぅ❤❤お前、いきなり何しやがるぅ❤んっ❤んぅうぅ❤❤」

「先生があんまり馬鹿なこと言ってるもんでね。先生の下品な身体、おれがもっと汚してあげますね」


 短い毛皮の隙間をローションはたやすく潜り抜け、敏感な肌をなぶりものにする。雄っぱいに垂らしただけでも感じて、鼻息を漏らす顔は既に雌になっている。おれの股間も雄性をたかぶらせて、ズボンを突き破りそうなぐらいに硬くなっている。

 

「先生、陥没乳首って恥ずかしがることじゃないんですよ。おれは大好物です」

「う、嘘つけよ❤❤こんなみっともない乳首ぃ❤不潔だしいじってもつまんねえだろ❤」

「今すぐ乳輪の穴に舌突っ込んでやりたいし、デカい乳首になるまで開発してやりたいと思ってますよ。ていうか、しますけどね」


 おれの欲情丸出しの視線を浴びて、先生の大胸筋がぴくぴくと痙攣した。

 先生にとってはコンプレックスでしかなかったであろう陥没乳首だが、おれにとっては身体を卑猥に飾るアクセサリだ。デカ乳首だって大好きだが、楚楚と隠れた乳頭は清らかな処女のようで自分色に汚してやりたくなる。

 先生はおれの視線を浴びて戸惑いながらも、雄っぱいを突き出して早く続きをしてくれと強請っていた。冷たいローションは体温で茹り、湯気すら放ちそうなほどに熱を持っている。

 

「お世辞なんか言わなくていいからよぉ❤ほら、揉んでくれよ❤❤別に、乳首を弄らなくったって文句、言わねえからよぉ❤」


 頭の後ろで腕を組み、先生は筋肉のすべてを見せつける。

 言葉面では強がっていても、乳首は正直なようで乳輪にできた巣穴がひくついていた。おれのちんぽと目つきを見ればお世辞じゃないのが分かるだろうに、処女生活が長すぎたせいで素直に受け取れないらしい。

 

 ならば、その頑なな心を溶かしてやるのがおれの役目だ。

 ローションで滑りをよくした手を全身に這いまわらせる。筋肉の起伏は激しく、丘を越えたかと思えばすぐに大きなヤマが待ち構えている。巌を繋げてできたような筋肉は硬く分厚く、血管の隆起が縦横無尽に駆け巡っている。


「ふ、うぅうぅん❤❤」


 撫でているだけでも先生の吐息が熱を持つ。屈強なくせに敏感で、指先だけで絶頂してしまう。それこそが、この世界での『男らしさ』なのだ。

 筋繊維への愛撫に酔いしれる先生の隙を狙い、おれの手は再び雄っぱいへと伸びる。目指すのは初々しい桃色の乳輪。マンコとは正反対の清らかさを持つ肉を、くるくると円を描くように撫で回す。

 

「ああぁぁあぁ❤❤んあぁぁぁ❤」


 すると先生の口からはちみつのようにとろけた声が溢れ出てくる。鎧のようだった筋肉が快楽に負け、火照ったバターのように柔らかくなる。

 とたんに立ち昇ってくるのは雌の匂いだ。潮噴きで充満していた雄臭さを打ち消す雌臭が、発情マンコから染み出している。

 

「焦らなくても後でオマンコは犯してあげますよ。先に乳首と全身からグチャグチャにしてあげますね」


 そして、おれの両手のひらが再び全身を這いまわる。今度は優しく撫でるだけではない。たっぷりとすくいとったオイルを筋肉へと塗りたくる凌辱行為だ。

 力がみなぎっていた筋肉はふぬけ、おれの手のひらで愛されるだけでも弱々しく震える。でかいケツがもじもじと踊り、自分から筋肉を押し付けて快楽を得ようとしている。

 男らしさを詰め込んだガチムチ野郎は淫らに手のひらを追いかけて、筋肉の凹凸を擦りつける。それはどう見たって雌の所作であるが、先生の好色そうな顔からしてこれも雄らしい行為になるのだろう。

 

「なあぁ❤もっと強くぅ❤❤❤おれの筋肉はなぁ❤痛いぐらいに揉まれるのがいいんだよ❤」

「遠慮とか恥とか考えられなくなったみたいでいいですね。じゃあおれも本気出しちゃおっかなー、と」


 先生のお望み通りに筋肉への愛撫を激しいものへと変える。くすぐる程度だった力から筋肉にローションを染み込ませるような動きへ。全身モロ感の牛教師を絶頂へと導く動きへ。

 

「あ゛っお゛ぉおおぉおぉ❤❤そうそうこれこりぇえぇ❤たまんねよぉおぉ❤❤❤」


 蕩けてしまっていた筋肉が瞬間的に硬直した後、すぐさま筋繊維が痙攣を開始した。焦らされ、発情しきった筋肉が快楽という餌に打ち震えて泣いている。おれの指先一つで屈強な雄が踊り出し、性欲丸出しのアホ面でわめく姿はちんぽをみなぎらせる。

 塗りたくられるローションはシンナーのように理性という絵具を溶かし、剥がす。皮をかむったちんぽが何度も腹筋を打ち据えて、マンコ臭い空気に雄臭さを混ぜ合わせた。

 

「溶けるぅうぅ❤筋肉マンコになってとろけちまうよおぉ❤❤❤いぐぅ❤撫でられていっぢまう❤」


 ローションを塗りたくるだけ。にもかかわらずでかいケツが踊りを止められない。

 短い毛皮がローションで濡れ輝くたびに、全身からきつい汗の匂いが振り撒かれる。おれの腰ほどはあろうかという大腿筋。雄々しい彫刻だった身体は肉欲を誘う性愛人形へと仕立てられていく。雄を誘おうとうたう肢体に思わず唾を飲み込んだ。

 

「いいですよ、イってくれて。先生は立派な雄ですから、何回だってイけちゃいますよね」


 むちむちな身体に抱き着いて囁くと、汗の匂いと生来の雄臭さが混じり合ったものが鼻腔をくすぐった。べたつくローションも気にならない肉の柔らかさと匂い。抱きついて、ちんぽを擦りつけていると先生は充足感に満ちた顔でおれを見下ろした。先生からすれば、ビッチにおっぱいを擦りつけられておねだりされているようなもんだ。男のプライドをくすぐられるんだろう。

 そんな顔を歪ませてやりたくなり、腰と脇腹の境界線をくすぐった。

 

「くぅうぅううぅ❤❤んくぅうぅ❤」


 大木を思わせる腰が踊るさまは煽情的で、雄っぱいへと鼻息を吹き付けてしまう。太い腰に抱き着いて股間を押し付けるおれは、この世界の雄からみれば浅ましい雌そのものなのだろう。

 雌のすべきことは屈強な雄へと媚びること。舌をはみださせて喘ぐ牛へと舌をちらつかせると、向こうから食らいついてきてくれた。

 

「んっ❤んっ❤❤んぅうぅぅうぅ~~~❤❤❤」


 二度目のキスはさきほどよりも激しく、積極的だった。おれの口内を好き勝手に這いまわった牛タンは、舌先をこすりつけて挑発する。

 ダンスの申し込みを断る理由はない。おれはすぐさま舌をからませ合って、唾液の海で舌と舌とで下品に踊る。顔面に吹き付けられる鼻息が先生の興奮度合いを物語る。


「んぶうぅうぅ❤❤ふーーっ❤じゅぞぉおおぉぉぉ❤」


 おれのなすがままだったキスとは違い、今度は積極的におれを求めてくる。舌を吸って。唾液を吸って。自分の中へと呼び込もうと誘う。己のマンコを犯した舌を実に美味そうにしゃぶり、口端から唾液をこぼす。

 舌をねぶりながらも愛撫は止めずに、腹からデカケツへと手を滑らせると嬉しそうに尻尾を振った。

 ローションまみれにした大臀筋をつかみあげ、割り開くと雌の匂いがきつくなる。強く揉みしだくと、先生はたまらず口を離してわめきだした。

 

「ぐっほぉお゛おぉ❤❤❤ケツッ❤ケツしゅごぉおぉ❤❤❤」

「おーすげぇ匂い。マンコトロットロになってんじゃないすか?」


 先生の身体はどこもきつい匂いがするが、ケツに咲いた艶やかな花からは食虫花のようにちんぽをねだる芳香がする。きっと、淫唇をくぱくぱと開閉させて膣肉を痙攣させていることだろう。

 

「おう❤❤なってんぜ❤お前があんまりエロいからぁ❤❤雄臭ぇマンコがビクビクしてやがる❤❤❤」

「いいなぁ。先生のガタイもっと触らせてくださいよ。股開いて、撫でやすくしてください」

「んんぅ❤いいぞ❤❤先生が、男の身体ってヤツを教えてやる❤」


 陥没乳首にさえ触れなければ素直なもので、腕を頭の後ろに組んだポージングのままがに股になってくれた。

 股間でそびえ勃つちんぽは汁をひっきりなしに吐いていて、手コキをしてやればすぐにでもザーメンをぶちまけそうだ。火照ったマンコなんて撫でてやるだけでもイくだろう。だが、今は先生の陥没乳首を甘やかしてあげなきゃならない。男としての自信ってやつを付けるのもビッチの役目だ。

 マッサージのおかげで筋肉は素直になり、指先で与えられた快楽に合わせて踊ってくれる。全身がモロ感だが、特に脇腹や肩肉を揉み解した時が良い声で泣く。ケツ肉を掴んで、だぷだぷと揺すり立ててやると足腰があっけなく崩れ落ちそうになった。

 

「お゛っひょお゛ぉおぉおぉ❤❤❤」


 巨根から飛び散る先走り。ちんぽには指一本触れていないのに、全身に負けない淫らなコーティングがほどこされていく。

 肥えた太ももを抱いたまま頬ずりすると、つま先立ちになって屈伸をし始める。強すぎる快楽電流に筋肉が勝手に暴れてしまうのだろう。

 

 準備は整った。そろそろ初々しい乳首を引きずりだしてやろう。

 

「はい、じゃあ乳首を出していきましょうねー。そのまま雄っぱい突き出したポージングでいてくださいね」


 全身をほぐした指先が、ついに雄っぱいへと這い寄った。先生は一瞬だけ大胸筋をこわばらせたが、抵抗もせずに涎を垂らしたままだ。十本の指は掴み切れない果肉に触れ、ずぶずぶと食い込んでいく。

 その弾力は、おれが揉んできたどの雄っぱいとも違った。筋肉が詰っているくせに柔らかく、弾力があるくせにしなだれかかってくる。おれの指先を悦ばせるために仕立てられたような揉み心地。

 

「ぐ、お゛おぉおぉ……お゛っ❤❤❤」


 食われるだけの肉に仕立てられた胸を揉まれ、先生は豊満な乳肉を指の隙間から溢れさせた。恥知らずに存在を主張しているが、揉まれるとたやすくとろける雄っぱいは先生の気性をそのまま体現していた。

 弾力を楽しんでいるともっと強くやってくれとばかりにおれの腰が抱かれて、媚びへつらう雌のような嬌声で耳をくすぐられる。

 

「マジで良い雄っぱいしてますね。これからはもっと乳をアピールした方いいですよ、すぐにちんぽを咥えこめますから」

「こ、こんなみっともねぇ乳首なのにできるわけぇ❤❤ぐっひいぃ゛いぃ❤」


 まだ乳首へのコンプレックスは抜け切れていないらしい。

 こんな下品な雄っぱいをぶら下げていてこの卑屈な精神をしているとは、これまでインポ野郎しか相手にしてこなかったのだろうか。見る目が無いやつらと腹が立つが、そのおかげでこのエロ乳首の処女を奪えるとも言える。

 きっと、乳首のせいで雄っぱいもロクに愛撫されてこなかったのだろう。おれの指先で甘い声が次々と溢れてくる。

 

「先生の陥没乳首、可愛いですよ。思わず虐めたくなっちゃいます」


 毛皮の下まで真っ赤にした顔を大きく振りながら、そんなわけがないと先生は歯を食いしばる。

 おれは乳肉全体をやわやわと揉みしだいた後に、下乳をすくいあげるように沿え、大きく跳ね上げて快楽を叩き付ける。弾力性に富んで、たっぷりと突き出した乳肉は真下から揺らされればぶるん、だぷんと躍動感溢れる踊りを魅せる。ローションで粘ついた雄っぱいは下乳と胸板の間に粘液の柱をかけ、揺れるたびにぐちゅりと音を鳴らす。

 

「ふんっぐっほぉお゛ぉおぉ❤❤お゛っひぃいぃ❤❤❤」

「どうですかー?揉まれるのもいいけど、デカ乳揺すられるとすっげぇもどかしくなるでしょ?」

「ん゛んむ゛っ❤❤た、確かにぃ❤おっ❤乳❤雄っぱいすげ――お゛ひょお゛っ❤❤❤」


 ばちん!と音を立てると同時にローションのしずくが飛んだ。

 たぷたぷと弾ませて遊んでいたら、手のひらが滑って乳肉が胸板に叩き付けられてしまった。先生は突然の強い快楽に顎をのけぞらせて叫んでしまったが、わざとじゃない。ローションでヌルヌルになってるのが悪いんだよ。

 ということでもう一度下乳を持ち上げて小刻みに揺らしつつ、片方の手では乳を鷲掴みにして揉みしだく。男の理想とも言える雄っぱいが、おれの手の中で音を立てて形を変える。

 

「乳ッ❤雄乳すっげぇ❤❤❤ぞくぞくってぐるぅ❤❤雄っぱいが、こんなぁ❤ぎもぢぃいなんでぇ❤❤」


 風俗での義務的な愛撫しか知らなかった大胸筋に、本当の快楽というものを教えてやるべく捏ね回す。指先が押し込んでいるのは乳の側部、乳腺がある箇所だ。

 感度が高い乳を手のひらでひしゃげさせつつ、内部に通う神経や乳腺のような弱点をピンポイントで指圧する。時おり根本の方から乳輪にかけてを指先でなぞれば先生はロクな言葉も出せずに腰を突き上げた。

 

「雄っぱいってちゃんと揉まれるとすっげぇ良いでしょ?こーいうことされたの初めてですか?」

「初めてだ、こんなのぉ❤❤❤いつもは、もっどぉ❤」

「もっと適当に揉まれるだけでした?じゃあ今日は雄っぱいでいっぱいメスイキ覚えましょうね」


 ケツを振って快楽に悶える先生を更に追い詰める。五指を使って巨乳の形を好き放題に変えて、潰して、伸ばして、揺らす。先生は胸全体をぶるりと震わせた後に尻尾の先まで痙攣させ、耐えかねたように背筋を反らせた。

 

「はっあ゛っ❤❤乳灼けるっ❤胸の中がジンジンして、乳首がぁ❤んっ❤うぅうぅん❤❤」

「先生の処女乳首が勃起して、外に出たいって言ってるんですねー。そろそろ外に出してあげましょうか」


 と言っても、陥没乳首とか相手するのはおれも初めてなんだよね。

 デブで乳首が隠れているとかそんなレベルじゃなくて、乳輪にマンコができてるんじゃないかってレベルの陥没だ。この乳首をほじくり返すのは一苦労だぞ。

 

 指や舌でもつっかもうかなと考えていると、机の上にある綿棒に気が付いた。ちょうどいいもんがあるじゃないか、先生ナイス。

 

「お、おぃ❤お前、何するつもりだよぉ❤❤❤」

「処女乳首を乱暴にしたら可哀そうじゃないですか。これでやさしーく開発してあげようかなって」


 そう言いながら綿棒と乳頭にローションをまぶしていると、先生の顔が恐怖にひきつった。おれにはさっぱり分からないけど、怖いもんなんだろうか?中をいじると痛かったり?

 

「ち、違う!痛いんじゃなくて気持ちいいんだ!」

「なんだ、じゃあいいじゃないですか。好きなだけ喘いでくれていいですよ」

「だめ、だめだ。気持ち良すぎるんだよ!敏感になり過ぎてるから、そんなの入れられたら――」


 話の途中で、綿棒を両方の乳首へ一気に突っ込んだ。

 

「あ゛あ゛お゛おぉおおおぉおぉぉおん❤❤❤❤」


 綿棒を突き入れたとたん、イキ顔で牛が吠えた。がくん、と膝が折れると同時に腹筋をちんぽが強く打ち据えた。

 綿棒の半分ほどまで入れたあたりで何かがぶつかる。コリコリしてるけどこれが乳首かな?突っついてみよう。

 

「あ゛ひぃい゛ぃいいぃぃいぃ❤❤❤だべだべだめだめ゛え゛ぇえぇぇぇ❤❤❤❤ごりっでぎでるぅうぅ❤乳首いぃぃ❤❤いぎぃいいぃ❤」


 先生がわめきちらかすけど気にせずにずぼずぼと。耳掃除の要領で綿棒を突っ込んで、中の肉へ擦りつける。

 陥没乳首の中は本当に締め付けが強く、引きずり出すのも一苦労。にゅぽん、と音を立てて引きにくとローションが愛液のように絡みつく。

 

「ぐぅお゛っお゛ぉおおぉ❤❤乳首こずれっるぅうう゛ぅうぅん❤❤❤」


 引き抜いた方とは逆の乳首では綿棒を使って押し広げるようにかき混ぜた。拡がった凹みからはミルクみたいにローションが湧き出てくる。どんだけ深い凹みができてるんだ。

 まあでも、おかげで乱暴にしたって大丈夫だろう。おれはちょっとばかしペースを上げて陥没乳首をほじくり返す。潜った乳首を突いて。抜いて。また突いて。すると乳首の締め付けが強くなって快楽を知らしめる。

 

「お゛ーーっ❤❤❤ぢぐびこわれる❤抜いで、え゛ぇ❤❤乳首、ごんなぎもぢいいなんでえぇ❤」

「そうそう、乳首って最高でしょ?だから頑張って出しましょうねー」


 くちゅくちゅかき混ぜていると大胸筋全体が膨れ上がった。快楽に筋肉が反応しているのだろうか。

 胸筋にできたマンコのように犯されている凹みは、まるで愛液でも垂れすかのようにとろとろとローションを溢れさせている。なんせ雄っぱい全体のローションが凹みに流れ込むからいつまでも止まることがない。

 

 感度もマンコにけして劣らない。綿棒で内部を抉っていると脳みそがオーバーヒートしてしまったようで、口を「お」の字にして天井を向いていた。男らしさの詰まった大胸筋。それをちっぽけな綿棒でほじくられ、先生は欲望を吠え滾る。

 

「お゛っほぉお゛ぉおおぉおぉおぉおぉ❤❤❤❤❤」


 天に向かってぶちまけられたのは、ヤカンから吹きあがる蒸気のような吐息と汚らしい唾液。おれの顔にも唾液のしずきがかかったが、まあ許してあげよう。

 なんせ、先生があまりにも幸せそうだったから。がに股のつまさき立ちで、ただ快楽に打ち震えるのに忙しい。

 

 はひゅはひゅと息を吐き出して。舌もピンと突き出して。

 膨らみ切った大胸筋は今にもはちきれてしまいそうだった。いや、先生の自己そのものが快楽を許容できずに爆発しそうとしている。

 

「いいですよ、そのままイっちゃいましょう。あーもうイってるかな?」

「お゛っひょぉお゛お゛ッ❤❤だめ゛っ❤いま゛、はあ゛お゛ぉおぉおぉぉん❤❤❤❤」


 ここまで凹んだ乳首は初めてだけど、まあこれまで相手にしてきた乳首と同じ要領で。乳首で一回メスイキしたようだから、お次は優しく綿棒でかき回す。くるくると、円を描く動きで。

 本来は乳輪をなぞるんだけど、陥没した肉と乳首をよしよしと撫でるようにすると切なげに喘ぎ声が漏れ出でる。

 

「ん゛っ❤く、ぅうぅうぅん❤❤んひいぃいぃ❤」

「はーい、乳首でイけてえらいですねー。えらい乳首はなでなでしてあげますからねー」


 スープをかきまぜるみたいにローションの溜まった凹みに渦巻を作る。

 優しく、しかし徐々に速度をあげて。敏感な亀頭を撫でる要領で乳首を褒めてやっているとでかいケツが揺れ始めた。といっても激しく震えるのではなく、交尾をねだる時のように腰をくねらせる程度だ。

 

 顔面もどことなく緩んでいるというか、唾液を垂らして悦に入っている。どうやら気に入ったみたいだ。

 

「先生、これ好き?」

「おぉぅ❤す、好きぃ❤❤乳首❤溶けちまいそうだぁ❤んあぁあ❤❤」

「ふんふん、優しくされるのが好きなんですね。じゃあ乱暴にするのはどうか――なっと!」

「んぎぃい゛ぃい゛ぃ❤❤❤」


 間抜け面で悦んでいた顔がまた歪んだ。苦痛ではなく快楽の拳を叩きこまれた顔面が、ガクンと上を向く。

 はちみつのように甘く乳首を撫でていた綿棒が、またも乱暴に突き入れられたのだ。勢い良く叩きこまれた綿棒が、愛撫で油断しきっていた乳首をぐちゅりと押しつぶす。

 

 無論一撃では終わらない。さっきまでの優しい回転運動ではない。抜いて差し込んで、乳首を犯すピストン運動だ。

 

「お゛ごッ❤❤お゛っ❤ん゛お゛ぉ❤❤お゛おォお゛❤ごれ、やべえ゛えぇえええぇぇえぇ❤❤❤❤」


 先生は顔面をぐしゃぐしゃにしてわめきちらす。緩んでいた顔は半ば泣いているような笑っているような顔に歪み、唾液と嬌声をおれに向かって吐きかける。

 そして、顔面よりもちんぽの方が雄弁に快楽を物語っていた。上の口が唾を吐きかける間、下の肉棒は先走りを振りまいていた。ピストンされる乳首に合わせてちんぽが跳ねて、べちんと腹筋を強く打つ。ペースを上げるとそのぶんちんぽの跳ねる速度も上がり、乳首で先生を操作して遊んでいる気分になれた。

 

「はい、また撫で撫でいきますよー」

「おっ❤んぅうおぉ❤❤ほひっ❤」

「はいずぼずぼしますよー」

「お゛ごお゛ッ❤❤ぐぎぃい゛ぃいぃ❤」

「撫でてー突いてー、また突いてー」


 撫でて。

 突いて。

 撫でて。突いて突いて。撫でて。突いて。撫でて撫でて。

 

 不規則な運動でちんぽを責めて、ついでに両方の乳首で違う動きをしてやれば。

 

「いぐっ❤いぐ❤いぐ❤いぐ❤❤お゛っ❤ちくびいぐいぐぅうぅう~~~~❤❤❤」


 先生はもう、絶頂から降りられずに鼻水を垂らすしかない。

 

「ぉお゛ぉうう゛ぉおおぉ❤❤❤ぐるぅ❤んも゛ぉおおぉお❤❤❤❤お゛ぉお゛お❤❤うぅ゛ぉおおぉ❤❤❤」


 それはもう、腰をくねらせるといった段階を遥かに超えて、でかいケツを振り乱して快楽に狂っていた。

 でかいケツがボルンと跳ねたかと思えばちんぽが突き出され、すぐさま後ろに引かれ、突き上げる。高速のピストン運動は綿棒の刺激を増大させ、壊れた人形のように下半身を暴れ回らせる。

 

「ほっほっお゛っほおぉっ❤❤❤お゛ぉおぉおぉ❤❤❤❤オマンコ来ちゃう来ちゃうぅううぅうぅうぅ❤❤」


 腰をヘコヘコヘコヘコと高速の上下運動を繰り返し、それは見えないマンコに向かって種付け運動をしているようにも見える。それは乳首からの快楽に下半身が突き動かされた結果であり、ちんぽからもマンコからも汁を噴いて床をしとどに濡らす。

 

 磬折するように身体を「へ」の字に曲げたまま、白目を向いた間抜け面で腰を振る体育教師、雄々しさなんて欠片もない姿だが、この世界でもこれは男らしいということになるのだろうか。


「ぢくびぎちゃうの゛ぉおぉ❤❤陥没処女マン乳首ぃ❤❤❤よわよわ雑魚乳首でいがざれるうぅうぅ❤❤❤❤お、おでぇ❤教師なのに生徒の乳首コキでいっぢまうよぉお゛ぉおぉおぉ❤❤❤」


 これはどっちだろう?おれにイかされるのを恥じらってはいるようだが、乳首でイかされるのは悦んでそうだ。

 分からないがまあいいか。でかいケツを躍らせながらわめいているのは滑稽でありながら淫らだ。汁を噴いているあたり肛門がクパクパと開閉し、ちんぽをねだっているに違いない。ケツが踊ると膨れた金玉も振り子運動をし、ケツ肉にたぷんと打ち付けられる。

 

「ま、まひゃいっぐぅう゛ぅううぅぅぅ❤❤❤❤」


 腰振り運動が一瞬止まってちんぽから濃い先走りを飛ばしたが、乳首の方はまだ出てくる気配が見られない。綿棒の手ごたえからして昇ってきてはいるようだが……なかなか頑固な乳首だ。

 正直陥没乳首ってエロいし一生このままでもいいと思うんだけどね。でも、本人が出したがっていはいるようだし協力してあげましょう、ということで乳首から綿棒を抜き取った。

 

「は、お゛っ❤❤❤お゛おぉおぉ……❤❤」

「先生の乳首ってずいぶんと恥ずかしがり屋みたいですからね、出てきたくなるようにしてあげます」


 未だに腰をカクカク動かしている先生はおれでもたやすく突き飛ばせるほど頼りなく、ソファベッドの上へと倒れ込む。

 スニーカーと、肩から首にかけてをおおうシャツ以外は剥き出しであり、体液や汗やらでむさ苦しい筋肉が艶めいている。それはバターで照り輝くステーキのようで、おれは欲望に胸をふくらませつつ服を脱ぎ捨てた。

 

「はへ?次は、何する気だよぉ……❤」

「何って、本番ですよ。先生の大好きな生ハメです。種付けもサービスしてあげますね」

 

 先生は快楽の余韻でまだ陶然としていて、何をされるのか分からない様子でおれを見つめていた。大好きなちんぽが目の前にあるってのに、それを理解する脳みそも無いようだった。

 

 先生が今のシチュエーションを理解したのは、おれが上に覆いかぶさるまで。

 雄っぱいへと抱きついて、マンコへとちんぽを押し当てるその瞬間まで。


「や゛❤待てっ❤❤ダメだ❤生なんて、金ないしおれっ❤いや違う、教師なのに生ハメなんて――」


 ごちゃごちゃ屁理屈を述べながら腰をくねらせるが、結局のところただ怖いだけだろう。童貞が怯えるのと同じで、本物のセックスをしたことがないマンコが襲い来る快楽に耐え切れずにマンコを震わせている。

 

 おれは無視して腰を思い切り叩き付けた。それなりの巨根だと自負しているが何の抵抗もされずに飲み込まれ、ゴム付きちんぽしか知らないマンコに本物の雄を刻み込む。

 

「ごぉお゛ぉおお゛お゛お゛ォおぉおおぉおおぉ~~~❤❤❤❤❤」


 電柱のように太い両脚が、天へ向かってピンと突き上げられた。

 

「ほっぎぃいい゛ぃい゛❤❤うぞ❤ちんぽぉ❤❤❤本物のちんぽ❤ごれっ❤❤へぉおぉおぉ❤❤❤」


 乳首いじりとクンニで調理されたマンコはすっかり準備万端であり、念願叶ってぶちこまれたちんぽに腸壁は群がり、愛液という涎を流してちんぽをしゃぶる。

 一気に奥まで貫いて、結腸の入り口まで到達したおれのちんぽにオマンコが媚びているのが分かる。処女ちんぽにはない、淫売さと貪欲さを備えたマンコだ。

 

「ほっお゛ぉおおぉ❤❤マンコッ❤オマンコおぐにぃいぃ❤❤❤」


 雄っぱいの谷間に顔を埋めると、大胸筋が膨れ上がって両頬から圧迫される。先生の顔は綿棒を突っ込まれた時と同じオホ顔になっている。いつのまにやら両手はおれの背中と後頭部を抱きしめていた。いや、しがみついているのか。

 今度は優しくじっくりと、なんてせずに飛ばしていこう。引っ込んだ乳首が飛び出てしまうぐらう、強く激しく。

 

「く゛ぉおお❤う゛ぉお゛おッ❤❤❤」


 抉れ。削れ。マンコの奥、先生の知らない快楽を掘り起こせ。

 

「お゛おおおぉぅっ❤お❤お゛ぉおぉ❤❤❤んっはあああぁぁ❤❤」


 顔を埋めている谷間から漂う汗の匂いがきつくなる。先生が感じているのだと、嗅覚で感じ取ることができる。

 おれの下で反り返り乱れている巨漢の雄。汗でしとどに濡れていた毛皮を新しい汗が上書きし、先生をより淫らな雌へと塗り固める。

 

「ちんぽぉお゛ぉおぉ❤デカマラすっげぇえぇ❤❤❤おれのマンコに全部入っちまってるぅうぅう❤❤」


 マンコを抉り取られ、雄っぱいをクッションにされている先生はその逞しく分厚いガタイのすべてを、ちんぽを貪るための道具として貶めている。

 

「もっどぉ❤もっとおぐぅ❤❤おぐのっイイトコごりごりしてぐでっへええぇぇ~~❤❤❤」


 ディルドやら玩具やらで相当に使い込んでいそうなマンコだが、先生の直腸はちんぽを抱きしめて離さない。ぷっくりと腫れあがったマンコ肉は飢えが満たされないと食らいついてくる。

 ちんぽにすがりつく直腸を亀頭で押し広げて最奥を突くと、結腸の入口とキスをして、むちゅむちゅと柔肉がカリ首や鈴口に吸い付く感触がする。

 

 雄の子宮口でもあるそこは、よほど使い込まなくてはこうも淫乱にならない。他の熟練マンコにも負けない蕩け具合。

 しかし、おれの下で痙攣する先生はまるで処女かという初々しいアヘ顔。その落差がおれをまた興奮させる。

 

「お゛ぉおおぉ❤❤は、はげじぐなっだぁあぁ❤❤❤」


 興奮を速度に変えて直腸をゴリゴリとしても、先生は背筋をそり返らせて悶絶する。おれの腹で押しつぶしている無駄ちんぽから蜜をだらだら流し、二人の腹をとりもちみたいに粘つかせる。

 

 おれの知っている淫売マンコ――シャチや鮫なら――これくらいの快楽ならば不敵に笑って煽り立てるところだ。マンコの淫乱ぶりに比例して快楽への耐性も備えている。だが、先生はマンコに全く釣り合わない弱々しさではひはひと喘いでいる。それがまた可愛くて、最奥に差し込んだまま腰をグリグリと押し込んだ。


「先生、こんなに悦んでくれるなんて嬉しいですよ。可愛いですね」

「うるぜえ゛ぇっ❤可愛くなんでねぇ❤❤❤はっひぃい゛ぃ❤❤奥❤やびゃいぃい❤❤❤」

「可愛すぎて止められないんですよね。またヤりたいんで、もっとおれのちんぽに惚れて貰いますね」


 可愛い、と囁いてあげるとマンコが締まると同時に太ももでがっしりホールドされた。こうなるとおれは逃げられず、できるのはマンコと雄っぱいを責めたてることだけ。

 またヤりたいと言った時にひときわマンコがうねったのは、男の本能が歓喜しているから。どんな男だって、ちんぽをねだられれば自尊心が疼くのと同じ。金を払ってのセックスしか知らない先生だから、なおさら嬉しいのだろう。

 

「ふっぅう゛ぅ❤まただなんてぇ❤❤おれ、言われたの初めてだぁ❤おまえ、ほんとにっ❤」

「本気ですよ。先生のエロマンコならいつでも歓迎です。だから、またヤりましょ?ね?」

「お゛っひょぉおおぉ❤ヤ、ヤるっ❤❤❤毎日ヤらせろっ❤❤毎日このデカマラおがじでやるぞおぉお゛ぉおぉ❤」


 おねだりしながら腰の速度を上げるとちんぽが歓喜の先走りを噴き上げた。男のプライドを満たされて直腸がちんぽにぴたりとフィットする。絶対におれを逃すまいとマンコが欲望を露わにしている。

 マンコ襞を擦りつつストロークを繰り返し、最奥を突き上げれば結腸が亀頭まで咥えこむ。カリ首で抉りながら引き抜けば肛門が蛇の口のようにすがりつく。

 

「ん゛っぅおぉおぉん❤❤❤オマンコしびれるぅう゛ぅうぅ❤❤❤❤おでのオスマンコ子宮がぁ❤❤孕んでやるっておちんぽとちゅっちゅじでるのぉおぉ❤❤❤」


 オマンコはケダモノのようにちんぽに食らいついてくるくせに、マンコ以外の全ては食われる獲物のそれだ。顔面は体液を垂れ流したまま壊れ、恵まれた体躯はおれに媚びるだめだけに使われている。

 でかい手のひらでおれの後頭部や背中をまさぐって、指先が雄に媚びる踊りを披露する。本気になれば背骨をヘシ折れるくせに、今の先生は情夫のように絡みついてくるだけだ。

 

「オマンコとろけるぅぅうぅ❤❤のっほぉおぉ❤んぉ❤❤マンコぉ❤おちんぽいぃい゛ぃぃ❤❤いぐぅ❤のほぉおおぉぉ❤❤❤」


 情夫の身体をしているくせに中身はまるで生娘で、今まで見てどんな雄よりも淫蕩な表情で喚き散らす。

 鈴口だけを残してちんぽを引き抜き、また奥へ。すぼまる肛門を押し広げたまま奥を目指すと、とろけた直腸と擦れ合い快楽が走る。

 結腸の入り口をノックすると同時に乾いた音が鳴り、おれを乗せた肉布団は大きく跳ねる。デカケツはちんぽを締め付けるために石のように固くなっているが内壁は柔らかく。マンコは充分すぎるほどにちんぽに負けているが、乳首はまだ顔を出していない。

 

 おれのすぐそばで震える大胸筋からは、まだあるべき肉芽が生えてこない。肉を打ち据える音が速度を上げても、乳輪がひくつくだけ。

 じゃあしょうがない。もっと気持ち良くしてやろう。

 

「先生、乳首マンコも犯しますね。意識飛ばさないように頑張ってください」

「は❤へっ?だ、だめだっ❤❤❤オマンコと乳首一緒になんて耐えられなッい゛ぃいいぃぃ❤❤❤❤」


 先生の言葉を無視して、乳首マンコに舌と指を突っ込んだ。

 

「うぎぃい゛ぃいぃい❤❤やばいやびゃいぃいいぃ❤❤❤こりぇ耐えらんなぃいい゛ぃいぃいぃぃぃぃ❤❤❤❤」


 今までよりもオクターブの高い、雌声が漏れ出した。

 指と舌で感じる乳首の内部は柔らかくぬめっていて、それでいて侵入してきた異物を逃すまいとしめつけてくる。乳首マンコという表現は適切かもしれない。クンニの要領で内部を擦っていると下腹部に生暖かいものが拡がった。先生が先走りを噴き上げたのだろう。

 

「ぬいでぐでぇえ゛❤❤❤ほっごぉおお❤無理ぃいぃ❤❤乳首とマンコッ❤❤❤ゴリゴリしゃれでるぅぅう❤❤おでの身体全部オマンコざれでるぅうぅぅ❤❤❤❤」


 でかい乳輪をまるごと含んだまま舌を潜り込ませると、舌先にコリコリと硬い感触がした。同時に指先でも同じ感覚。身体に見合った立派な乳首をしてるじゃないか。

 おれは感心しつつ腰を叩き付け、同時に乳首を思い切り捏ね回した。

 

「ん゛っひぃい゛ぃいぃぃいぃ❤❤❤❤おちんぽきたきたぁぁあぁ~~~❤❤❤」


 乳首を捏ねるとマンコの締め付けが良くなって、一擦りだけで果ててしまいそうな快楽が湧き上がる。

 だからおれの指と舌先はますます激しくなり、乳首をほじくりかえそうと孔をかきまわす。綿棒よりずっと太く淫猥な愛撫で、雄っぱいにできた二つのマンコもぎちぎちに締め付ける。

 

「ぉおお゛ぉおぉお゛ぉぉおぉっ❤❤❤❤❤」


 先生の咆哮は轟いて、校舎中に響くんじゃないかって恐ろしくなる。

 でも、おれの腰も乳首への愛撫も止まらない。筋肉でできたオナホマンコを深く、時には浅く、激しさだけは衰えないまま。しゃぶりついてくるマンコをこじあけるように奥をえぐる。

 亀頭だけが突き入れられていた最奥は、今では竿までも咥えこんでいる。ちんぽを求めて下がった子宮がちゅぱちゅぱとちんぽをしゃぶっている。こんな快楽おれだって我慢できなくなっちまう。

 

「んぐぅう゛ぉおおぉおぉ❤❤❤ぐっへぇ❤じぬぅうぅ❤❤マンコよずぎでじんじゃぅううぅ❤❤❤」

「マンコだけですか?雄っぱいはどうです?ほらほら」

「ぶも゛お゛ぉおぉおぉん❤❤❤雄っぱいも゛ぉおぉ❤❤雄っぱいでもじぬぅうぅ❤❤❤しぬ❤じぬぅ❤イキすぎでじぬぅうぅ❤❤」


 空いていた手で片乳を握り潰すと、背筋が反射的に湾曲する。そうなるとマンコの角度も変わり、より最奥を突き上げやすくなってしまう。

 ちんぽが結腸の曲がり角を突き抜ける勢いでぶち当たると、快楽が脳天まで突き抜けて嬌声として吐き出される。

 

「ほっひぃい゛ぃいぃいぃぃぃ❤❤❤」


 またもや下腹部に汁が噴き上げられる。すくいとってみたそれは白く濁っていて、並大抵のザーメンより濃く粘ついている。

 

「いぐぅぅうぅ❤❤いぐのっ止まんない゛ぃいぃ❤❤❤」


 陸に上がった魚のように筋肉が跳ねている。もう何回メスイキをしているのだろう。きゅっと締まるマンコからして、そろそろ限界が近いはず。

 先走りとは比較にならない雄臭ザーメンをぶちまけようと、マンコが準備を整えている。

 

「たのむ゛ぅううぅ❤❤❤いっでぐでえぇ❤おでのマンコにっ❤種付けざぜぐでえぇ❤❤❤❤」


 ミルクの香りがする甘い言葉を漏らして、先生の太い首がのけぞった。

 結合部から溢れ出る汁と雄っぱいから染み出す汗のきつい匂い。雄臭い先走り。そのどれもが孕ませろと訴えている。

 この世界の雄にとっては種付けされることこそが何よりの名誉。孕むことのない雄子宮に精液をぶちまけられて、己のマンコが男らしいと証明できるのだ。

 

 だから、おれのちんぽが震えた瞬間こそ先生の顔は最も艶やかに咲く。本物の男になれるのだという確信が最後の知性をとろかせた。

 

「ザーメンザーメンッ❤❤❤ふへっ❤ちんぽ震えてるぅうぅ❤❤ひひぃ❤種付けきちゃうぅぅうぅ❤❤❤❤」

 

 マンコが断続的に締め付けてきて、引き抜くと蜘蛛の糸のように愛液の橋が絡む。締りの良さと柔らかさを兼ね備えたマンコは一突きごとに射精へとおれを導く。

 金玉が持ち上がり、下腹部に熱が溜まる。

 おれもイきそうだと、マンコに伝えてやる。

 

「種付けぇえ゛ぇえぇえぇえぇっ❤❤❤いく❤くる❤種付けでいくっ❤❤❤生ザーメンぶちまけれてアクメぎめるぞおぉおおおぉぉぉ❤❤」


 でかいケツで打ち鳴らされる音が大きく、早くなりいよいよフィナーレへ。

 陥没乳首も痙攣して、射精の瞬間に向かって全身が身構えている。今、先生は本物の雄になろうとしているのだ。

 

「ブモォオ゛オ゛ォッ❤❤❤ぶるるるぅぅうぅぅ❤❤」

「先生、そろそろ、イきますよっ!」

「いぐぅうぅ❤❤❤孕む❤ぜってぇ孕むぅうぅ❤❤アクメっ❤着床アクメきめるぞおぉおぉぉ❤❤」


 ぎりぎりまで引きぬいて。腰をためて。

 そして、乳首を思い切り吸い上げる。先生に最高の絶頂を。本当の意味を処女を卒業するこの瞬間が、幸福なものであるようにと願って。

 

 ――――最後の一突きを叩きこんだ。

 

「ん゛っほおぉおぉおぉぉおおぉおぉおぉおぉぉおぉぉ❤❤❤❤❤」


 ザーメンをぶちまけるのと、先生が叫んだのは同時だった。

 吸い上げている乳首も、指をズボズボと出し入れしている乳首もすぼまって溜まっていたローションが噴きあがる。

 ちんぽからも汁が飛んで、穴という穴から汁が溢れ出していた。

 

「ん゛ぅううぅほっおぉおぉおぉおぉぉぉ❤❤ザーメンザーメンうぅうぅぅう❤❤❤生のザーメンきてるぅうぅうぅ❤❤生ちんぽに種付けさせぢまっでるよぉおぉぉ~~~❤❤❤❤」


 当然鼻水や涙も垂れ流して先生は歓喜を歌う。

 結腸まで突き入れられたちんぽはからはザーメンが止まらずに、内壁に濃い雄の塊を叩き付けている。

 おれはちんぽからの快楽が凄まじすぎて、雄っぱいを乱暴に握りつぶしてしまった。乳肉がひしゃげれば当然陥没乳首も圧迫され、マンコでの絶頂に乳首からの快楽が混ぜ合わされる。

 

「んぎぃいい゛ぃいいぃぃぃぃ❤❤❤乳首でもいぐっ❤いぐいぐいぐいぐぅうぅうぅぅ❤❤❤❤いぐの止まらん゛んんんん❤❤❤」


 先生はおれの頭を抑えつけたままアクメに溺れ、背筋を反らせたまま無様なオホ声を響かせる。

 腰に巻き付いていた太ももが離れたのは、アクメで足指が天を突いているからだ。下半身は快楽によって完全に制御を失って、ただマンコだけはザーメンをまきちらすちんぽをしっかりと咥えこんでいる。一滴もザーメンを漏らすまいとでかいケツごと引き絞られているのが分かる。

 

「ほ、お゛ぉおぉおぉおぉぉ❤❤❤❤」


 ようやくおれらの射精が終わっても、先生は手を離してくれない。首を仰け反らせたオホ顔で、舌をぴくぴくと痙攣させて動けないようだ。

 

「先生、大丈夫ですかー?」

「ぅお゛❤んぉ……❤❤お゛~~~❤」


 大丈夫じゃないっぽい。

 まあ、先生は実質処女みたいなもんだし、それで種付けまでされて耐えられるわけがないだろう。

 むしろ、微かに意識を保っていることを褒めてもいいレベルだ。マンコの具合も良かったし、おれが相手をしてきた中でも上位に入る。

 

「聞こえてますかー?聞こえてたら手ぇ離してくれませんか?」


 問題なのは、手を離してくれないこと。

 そして、陥没乳首がまだ顔を出していないことだ。これだけ愛してやっても顔を出さないなんて、じっくりと開発してやるしかないようだ。

 

 ということで、これからもお相手して貰えるようにピロートークを楽しもう。先生が意識を失う前に大事なことを言わなくちゃ。

 

「先生、聞こえてますか?」


 先生の筋肉、すっげぇ逞しかったです。

 先生のマンコ、気持ち良かったです。

 先生の匂いも、でっかいケツも陥没乳首も全部が素敵だって伝えてあげなくちゃならない。


「先生とのセックス、最高でした。だから――」


 それには、たった一言で事足りる。

 

「だから、もう一回ヤらせてくれません?」

 

 

 ***

 

 処女――素人処女を卒業したって何が変わるわけでもない。

 思ったより大したことはなかった。そりゃ、生種付けされた時は頭がぶっ飛びそうになったし、死ぬんじゃねえかってぐらい深いアクメをきめちまったけどな。

 結局、一回だけじゃおさまらずに5回ぐらいヤっちまったけどあれはあいつがもとめてきたんだから仕方がない。種付けされるたびに体位を変えて、お掃除フェラまでやらせてもらったが、全然大したことはなかった。

 

「先生、今日も乳首開発しますか。今日も元気に陥没してますねー」

「うお゛っ❤ば、ばか野郎❤❤こんなトコで乳首触るなぁ❤」


 おれの乳首も相変わらずの陥没乳首だ。今も後ろから雄っぱいを揉みしだかれつつ凹みを突かれているが、出てくる気配は皆無。

 こいつに毎日のように雄っぱいを揉まれ、吸われ、指で拡げられても乳首マンコは快楽を上げるだけだ。今ではローションを中に仕込まれるだけでも甘イキを繰り返すようになっちまった。

 

「今日はついでに勉強教えてくださいよ。エロ教師プレイで、ちゃんとできなかったら先生の乳首しゃぶりさせられるーみたいな」

「あ゛ぅ❤だか、らぁ❤真昼間の校舎でんなコト話すんじゃねえ❤❤❤誰かに見られたら、おおぅうぅ❤」

「だいじょーぶですって。あ、今日はビキニはいてくれたんですね。お願い聞いてくれて嬉しいなぁ!」


 変わったのは、おれの放課後。昼休み。

 暇さえあったらコイツとヤっちまって、隙があったらケツや雄っぱいを揉まれて喘ぐ。こんなエロガキのされるがままになっちまうなんて、と思うがちんぽを押し付けられるとスイッチが入っちまう。最近じゃ、こいつにおねだりされてビキニやコスプレ衣装まで着るハメになっている。こんな雄臭い野郎の服を変えて何が楽しいんだ、と思うがいやらしい笑顔を見ると何も言えない。

 

 おれに欲情している顔。愛想笑いじゃない、本心からおれとセックスしたいと思ってる顔。それがどうしようもなく心を満たすんだ。

 

「だ、だけどなぁ❤❤んぅ❤あんま学校でひっつくんじゃねえぞ!たまに生徒からすげぇ顔で睨まれるけど、あいつらお前のセフレだろ!」

「セフレとはちょっと違う気がするけど、そうですね。良いケツしてるとすぐ声かけちゃうからなあ、おれ」


 へらへらと笑う生徒を、本来ならば叱りつけるべきなんだろう。

 しかし、おれは黙ってケツを振るだけだ。胸に湧き上がるのは嫉妬と欲情だ。こいつとヤれる他の男が妬ましく、数えきれないマンコに抱かれたこいつのちんぽにどうしようもなく興奮する。

 

 おれは今日もこいつとヤってしまうんだろう。

 胎の中にザーメンぶちまけられて、アクメして。家に帰ったらちんぽの熱を思い出して乳首とマンコをいじるんだ。

 

「先生、授業前にヤっちゃいません?おれ、ちょうどいまの時間空いてるんで」


 変わったことは、もう一つ。

 

「……おう❤金玉空っぽになるまで、種付けしろよ❤❤❤」


 毎月の風俗代が、0円になったことだ。

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