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デレマスのビートシューター2人の男体化&筋肉の、性癖的にニッチなssになります。全体としては2万字くらい。 fanboxに投稿している『向井拓海のボディビル挑戦記』(https://hnzm.fanbox.cc/posts/2435931)と同様に、 おじいちゃんさん(https://www.pixiv.net/users/1975446)と私で手がけました。 挿絵を含めた完成品は、いずれboothといろいろ閲覧プランに出す予定です。 タイトル変更しました。 ~~~~~ 『ビートシューター』は結城晴と的場梨沙によるアイドルユニットである。 同い年な一方で別方向に個性的な2人だが、それぞれの長所がうまく噛み合うことで他にはない魅力を発揮していた。 その相性の良さゆえか、プライベートでもサッカーや買い物をするくらいには仲もいい。 ユニット人気も順調に伸びている最中であり、今日もイベントでミニステージに立つ予定となっていた。 「失礼しまーす……あれ?」 「誰もいないわね」 ステージ裏手の控室に入る晴と梨沙。 しかし部屋は無人で、そこそこ広い空間に挨拶だけが響く。他の出演予定のアイドル達もいないし、2人だけだ。 それだけなら割とよくあることではあるのだが、今回は普段と異なる所がもう一つあった。 「……なんだこれ」 机の上にドンと置かれていたのは、大きなダンボール箱。 人目を引くように存在感を放つそれはどこかから届けられたもののようだが、外には何も書かれていない。 差し入れの菓子にしては大きすぎるし、大道具ならここに置く理由がない。 「イベントの衣装じゃないの?」 「だな」 スタッフが先に用意してくれたのだろうか、晴は興味と仕事意識の半々で蓋を開けてみる。 そして中に詰まっていた衣装らしきものを掴み、引き上げた。 「……えっ?」 出てきたものを目にして、思わず声をあげる梨沙。 晴が手に取ったそれは衣装で間違いなかったが、2人にとって予想外の形をしていた。 「ビキニ……だよな?」 梨沙ほどではないが驚きに目を見開きつつ、確認するように呟く晴。 上下に分かれた女性用の水着……しかも胸と股間を覆う布の部分は白地に黒の斑模様が入っており、いわゆるホルスタイン柄をしている。 あまりにも想定外、しかもグラビア写真でみるようなきわどい露出で、2人には場違いとも思える衣装だ。 「なによ、こんな衣装でイベントに出ろっていうの!?」 「まあ……丑年ってことを絡めたら、こういうこともあるんじゃないか?」 今にも怒りだしそうな梨沙をなだめつつ、晴は驚きはしたもののマイペースを崩さない。 水着イベントはそこそこ経験してきたし、こういった衣装についてはスポンサーの意向が影響してる場合もある。 意外なことに違いはないが……これまでも色々と突拍子もないイベントを経験してきたわけで、「こういう仕事もあるのか」と受け入れていた。 「イベントの衣装なら、試着はしておかねーと困るよな」 「……そうね」 苦い顔をしつつも、しぶしぶ頷く梨沙。 恥ずかしさはあるだろうが、彼女も「仕事の一環なら仕方ない」といった雰囲気だ。このあたりはアイドルとしてのプロ意識ゆえだろう。 水着を着るのは避けられないとして、サイズが合わないと問題である。 あらかじめ確認しておくために、ここへ置かれているのだろうと2人は納得することにした。 箱の中には同じ牛柄のビキニが結構な枚数詰められているし、おそらく他のアイドルたちの分も入っているのだろう。 「他の奴らに見られるのも先に済まそうぜ」 「ええ、早く終わらせちゃいましょ」 仕事のための試着とはいえ、あまり見られたい姿ではない。 晴が箱を持ち、2人は足早に移動した。 「ほい、梨沙の分な」 「ありがと」 控室の片隅に用意された、簡易の試着室。 その前で晴は箱から適当に2着取り出して片方を梨沙に渡し、隣り合った仕切りの小部屋に入る。 念のためカーテンを閉めてから、慣れた手つきでシャツとズボンを脱いでいった。 そのまま下着も外して一糸まとわぬ姿になり、ビキニの紐を背中と首で結んで留める。 シンプルな構造なので、普段の衣装よりも着替えるのは簡単だった。 「サイズは……大丈夫そうだな」 晴は全身を壁に付けられた大きな鏡に映して確認する。 余計な肉のついてない、スレンダーで引き締まった肢体。それをホルスタイン柄のビキニが飾っている。 胸まわりもピッタリとフィットして、軽く動いてみてもズレる気配はなかった。 ビキニゆえに肌色は多いが、そこまで際どい露出という感じもしない。例えばプールでの撮影とかなら、アイドルが着ても自然なレベルだろう。 (イベントで着るくらいなら別に平気だな) むしろスカート系の衣装よりも動きやすいかもしれない、などと考えつつ自分の身体を眺める。 ひとしきり確認して、仕切りのカーテンを開けた。 「終わったぞー」 「こっちも終わったわよ」 隣に声を掛けながら出てみると、ちょうど梨沙も着替え終わったところだった。 「柄だけ変だけど、他は普通の水着ね」 「ま、そんなに悪くねーな」 互いの身体を眺め合う。 梨沙の方は少し恥ずかしそうだったが、好奇心からか晴の肢体をじっと見つめていた。 やはり牛柄という珍しさは目を引くが、それ以外は普通のビキニと変わらない。 「……ロリコンのヘンタイどもが喜びそう」 晴よりも華奢な梨沙の肢体も、ビキニによって強調されている。 年齢には不相応な印象は否めないが、人前に出れないような姿でもない。イベントは問題なくこなせそうだ。 しかし、どうして自分たちなのか。その疑問は未だに残っていた。 晴や梨沙でなくても、グラビアなどでも活躍しているようなビキニの映える身体つきをしたアイドルは事務所に何人もいるのに……。 「ま、細かいことは後で聞こうぜ」 衣装のサイズは確認したし、自分達がいまできる事はやった。あとは仕事の説明を聞けば分かるだろう。 晴は仕切りのカーテンに手を掛け、いったん私服に着替え直そうとしたのだが―― 「晴!? ちょ、ちょっとソレ……」 「ん?」 梨沙の声に動きを遮られた。 何気なく彼女の方をみるが、あり得ないものを見るような表情で自分を指さしてくる。 その指先は自分の顔ではなく、それよりもずっと下を向いていた。 いったい何があるのかと示す延長線を目で追っていくと、そこにあるのは自分の下半身で―― 「……ん?」 自分の身体を見下ろして、眉をひそめる晴。 股間を覆っているホルスタイン柄のビキニ、その三角形をした布地が内側から押し上げられるように膨らんでいる。 モニュ 「なんだコレ」 困惑しながら股間をまさぐるが、あるはずの割れ目はどこにもなく、そこを埋めるように妙に柔らかい肉の感触が返ってきた。 手の中にあるのは太い棒のような形と、袋のようなモノ。もっちりとした肌の奥に、内側に少し固いモノが2つ詰まったような手応え。自分の身体に、こんなパーツがついていた記憶はない。 「ヘンなもの隠してるんじゃない……わよね?」 「ああ、ってか梨沙も」 「えっ……きゃぁ!?」 動揺と心配の表情を浮かべていた梨沙だったが、晴が見返したときには彼女の股間にも同じ膨らみが形成されていた。 慌てて両手で股間を抑える梨沙だったが、それは自分の身体と密着していて境目の一つもない。まるで最初からついていたかのように。 その形状は、まるで男の―― ドクンッ 「うぐっ!?」 事態を理解する余裕もなく、2人の身体をさらなる異変が襲う。 全身が急激に熱を帯びはじめ、たまらず床にうずくまる晴と梨沙。 今まで経験したことのない熱さが、身体の内側から溢れ出すように膨れ上がり―― ムクッ 「なっ……」 視界に映る自分の両腕が、ひと回り太くなった。 慌てて持ち上げてみるものの見間違いなどではなく、目の前で少女の細い腕とはかけ離れた太く逞しい輪郭を描いていく。 そして……変化は腕だけではなかった。 ムグッ、ムググッ! 「なによこれっ⁉」 年相応に細いはずの2人の肢体そのものが、内側から膨れあがっていく。 視界に映る自分の胸がみるみる盛り上がり、少し緩めだったビキニを押し上げる。 2人ともバストサイズは平均よりも小さいのだが、それが急激にボリュームを増していく。 しかし肥大化するにつれて、女性的な膨らみからは丸みや柔らかさが失われてゆき、血管が浮き上がりゴツゴツと固そうな輪郭へと変質していく。 脂肪と入れ替わるように分厚く盛り上がっていくそれは……大胸筋だ。 ビキビキに浮かび上がった筋、押し上げられたせいで下向きになっていく乳首、中央には筋肉がせめぎ合った谷間が形成されていく。 そして肥大化しているのは胸だけじゃない、全身の筋肉が肥大化しているのだ。 「止まりなさいよ……っ!」 梨沙は抑えようと必死に身体を抱きしめているが、無意味な抵抗とばかりに厚みを増していく胸板に押し返されてしまっていた。くわえて抑えつけようとしている腕も肥大化し続け、丸太のような太さになりつつある。 肉感を増していく肢体、しかしグラマラスな肢体からは遠ざかっていくように、ビキビキと浮かび上がる血管と筋肉。 股間の膨らみもさらに大きく、肉が詰まっていくようにビキニを張り詰めさせている。 両手に収まりきらないサイズへと成長したそれは……紛れもなく男の象徴だった。 その股間に合わせるように、成長途中ながらも女子らしいプロポーションが、みるみる男性のそれへと変貌していく。 腰まわりの括れはいつの間にか消え、ガッシリと太い体幹が形成される。 肩幅も左右に広がり、背中もその面積を左右に広げつつ、これでもかと厚みを増していく。 「うぐっ……」 「いやぁ……!」 2人はどうすることもできず、自分の身体を抱くようにしてうずくまったまま時間が流れていった。

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