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本番シーンです。ひとまず区切り。 現時点で約6500字、推敲しつつ、随時更新していきます。 ~~~~~~~~~~~~~ 部屋に2人きりとなった青年と男娼は、広いベッドの上で向き合って座る。 「えっと、こういうのは初めて……ですよね」 慣れない雰囲気の中で、ちょこんと正座になった元退魔師の少年が口を開く。 おそらく淫魔を相手にする場合は、このような状況にはならないのだろう。 青年の方にも湧き上がる性欲はあるし、一夜と共にするつもりで彼を指名をした。 しかし「少年を抱く」という行為そのものを経験したことがなく、いざ面と向かってしまうとどうすればいいのか分からない。 改めて自分の置かれている状況を認識すると、緊張がこみ上げてきてしまうのだ。 部屋は防音もしっかりしているのだろう、部屋を静寂が包み込む。 「そんなに固くならないでください。おにーさんがボクを選んでくれて……とても嬉しいんですよ?」 重くなりつつあった空気をそっと解くように、座ったまますっと距離を詰めてくる娼年。 フワリと鼻をつく香りは淫魔のように甘ったるくはなく、どこか少年らしさを残している。 「おちんちん、こんなに張り詰めて……ボクに興奮してくれてるんですね」 サワサワと股間の膨らみを、ズボンごしに撫でてくる。 幼さを残している容姿とは対照的に、手つきは熟練のそれだ。 「今夜のボクは、おにーさんのものですから、好きにしてくれていいんです」 青年の胸板にもたれかかるようにして、耳元で甘く囁く。 その手は彼の下半身に置かれたままで、カチャカチャとズボンのボタンを外し、ファスナーを降ろしていく。 しなやかな指先が、そっと下着ごしに膨らみをなぞる。 「ほら、まずは解放しちゃいましょう?」 促されるままズボンとパンツを脱ぎ捨てると、 すでに内側で固く張り詰めていた肉棒が解放されてそそり立った。 「ここはもう、準備万端って感じですね」 露わになったそこへ、少年はマイクロビキニに包まれた股間をスリスリと擦りつける。 しなやかで柔らかな体躯が密着し、さっきのポールダンスでかいたであろう汗が、わずかにクセのある媚香となって頭の中にまで染み渡る。 緊張や不安を押しやるように、興奮が全身を満たしていく。 少年の振る舞い一つ一つに、理性が解けていく。 「ボクも身体が熱くなってきちゃいました……先にお風呂とかも入れますけど、どうします?」 問いかけられて、理性よりも先に全身が反応する。 一緒に入浴するのもプレイとしてはあるのだが……いまは少年の匂いすらも逃したくなかった。 衝動のまま華奢な肩を掴み、ベッドに押し倒す。 「きゃっ!」 柔らかなベッドの上へ倒れ込む男娼。 じっと見上げる顔は突然の行動に驚きつつも、ヤる気になってくれたことへの悦びも垣間見えた。 青年の顔を見上げながら、発情した笑みを向ける。 「おにーさんも可愛い顔してますね」 どこか余裕のある、ともすれば挑発的にも思える少年の振る舞い。 しかし青年の方は、絹のような手触りの肌を両腕で感じながら、見下ろしたまま動きが止まる。 とにかく初めてのことなのだ。勢いで押し倒したはいいものの、どうやってリードすればいいのか分からない。 ぎこちない動作でシャツを脱ぎ捨てつつ、これからどうしようか逡巡していると―― 「じゃあ、まずは指名してくれたお礼に……んっ♡」 首の後ろにしなやかな腕が回され、少年の頭がベッドから持ち上がった。 2人の顔が一気に近づき、そのまま流れるように青年の唇を覆う。 青年は一瞬驚きの表情を浮かべたものの、柔らかなキスの感触に身体の力が抜けていく。 ただ口づけをするなら、青年にだって経験くらいはあった。 しかしここは淫魔のための娼館であり、相手は男娼である。 そんなに生易しいものではなかった。 チュプ、クチュ…… 唇をついばむように挟み込み、焦らすように唇と粘膜の境目あたりを舌先でチロチロとくすぐっていく。 反射的に口元が緩んだとことへ、少年の舌が唇を押しひろげながらヌルリと口腔へ侵入した。 「はむっ……んふっ……♡」 自分より薄い体躯が密着して、ほんのりと暖かな体温が伝わってくる。 華奢ではあるが、しっかりとした肉体。 クチュ、チュプッ……ピチャ 口蓋を舌でヌラリと撫で上げられ。 舌の裏側、普段は触れることのない場所をネットリと舐めあげ。 歯茎の縁や、裏側をくすぐるようにチロチロと触れる。 くすぐったいようなもどかしさの奥から、ジィンと痺れるような快感が滲み出してくる。 いままで気にしたこともなかった場所が、性感帯として機能させられる。 感じる所を的確に刺激され、どんどん口の中が緩んできてしまう。 口まわりの脱力により、連動して全身の力も抜けていく。 口腔内の感度はみるみる上がっていき、身体がビクビクと反応してしまう。 それを感じ取った少年は愉しむように、より精度を増して弱い所を責めていく。 「んっ……ちゅぷ……」 弄りまくっていた少年の舌が、唐突にすっと引いていく。 青年の方も誘われているのだと理解して、2人の唇の境界をこえて舌を押し込んでいく。 小さな口腔をお返しとばかりに舌で蹂躙しようとしたが、しかし彼にそこまでの性技はなく、快楽に緩んだ舌は思うように動かなくなっていく。 むしろさっきまでの刺激を失って、もの足りなさと切なさが口いっぱいに溢れ出していく 少年は愉悦に目を細め、優しくなだめるように舌腹でねっとりと舐めあげた。 トロリとだ液を流しこむ。 ……甘い。極上の甘露が舌の上に広がり、蕩けきった口腔から喉へと流れ落ちていく。 淫魔の性質を帯びた媚薬だからなのか、男娼としての性技に魅了されてしまったからなのか……もはや分からなくなっていた。 口の中全体がジンジンと痺れ、無自覚ではあるものの思考まで鈍くなっていく。 座っている状態なのにバランス感覚もおかしくなってきて、崩れ落ちないよう反射的に少年の身体へ腕を回す。 抱きしめる身体は2まわり以上も小さいのに、主導権は完全に少年に握られていた。 「……ぷはっ」 顔がゆったりと離れてゆき、だ液がアーチを描きながらきらめく。 ゆったりとベッドに戻る少年の顔は、前戯らしく余裕も感じられる。 しかし青年の方は蕩けきった口をうまく閉じる事ができず、荒い息を吐き出すばかり。 キス一つで、完全に出来あがっていた。 彼の様子をみつつ、ペロリと舌で唇についただ液を舐め取りながら、怪しく笑みを浮かべる娼年。 踊り子として飾られた目元が、笑みの形にいやらしく歪んだ。 「今のボクはおにーさんのものですから、好きにしていいんですよ?」 汗ばんだ肢体から立ち昇る匂いは、鼻腔から脳の奥へと染み渡るように性欲をかきたてる。 いまの彼にとって、サキュバスよりも魅力的な娼年の体臭。 限界まで充血し、パンパンに張り詰めた男性器。 切迫感を伴いながらドクドクと脈打ち、これ以上は破裂してしまうんじゃないかとすら思えてくる。 「もうガマンできないって顔ですね。それにこっちも……♡」 ベッドから両脚を軽く持ち上げ、固くそそり立った太腿で柔らかく挟み込む。 決して暴発させないよう、むっちりと圧迫しつつゆっくりと撫でていく。 愛おしそうに、そして期待するように股間を刺激していく少年。 その顔は色香に満ちた娼婦のそれだ。 「ガマンしなくていいんですよ、ここは性欲のままに貪る場所ですから」 青年はようやく察することができた。 目の前にいる存在は初心な少年のようにみえて、その中身は立派な男娼なのだ。 しかし分かったところで、もはや彼には性欲に従うことしかできなかった。 娼年でクルリと半回転してうつ伏せになり、両手足をベッドにつく。 そのまま四つんばいになりながら、尻を突き出して誘うように振る。 「ボクのケツマンコ……存分に犯してください♡」 ぷっくりと膨れたピンク色の粘膜は、待ちきれないと言わんばかりにヒクヒク震えながら、涎のように透明な愛液をダラダラと溢している。 陰唇のように膨れた周囲から溢れ落ちた愛液は、真っ白で艶やかな内腿を濡らしている。 性器として開花した尻穴はぬぱぬぱとうごめき、ツゥッと垂れた愛液が純白のシーツに染みをつくる。 甘酸っぱい性臭と、少年らしさのある匂いがない混ぜになって、嗅神経を介して脳を揺さぶってくる。 ギリギリまで堪えていた理性の糸が、ついに切れた。 ガバッ 「ようやく本気になってくれましたね♪」 衝動のままに四つん這いの少年の身体へ、覆いかぶさるようにのしかかる。 興奮と衝動のまま下半身を押し当て、荒々しい動きで場所を探す。 なめらかな肌を這いながら、腰を動かすたびに尻たぶの峡谷へと落ちていく男性器。 クチュ…… 迎え入れるように、亀頭に吸いつくように菊門が収縮する。 ヌルリと滑りながら縦に割れたケツマンコをこじ開けるように、 その奥へと押し込んだ。 ずぶぶっ……! 「あはぁ♡」 メスの嬌声をあげてよがる男娼。 凄まじい快感が押し寄せてきていることが聴いただけで伝わってくる。 しかし、それは青年の方も同様だった。 すんなりと剛直を受け入れたケツマンコは小柄な体躯ゆえに適度に締まりながら、トロトロに蕩けきった腸壁が柔らかく受け止め、肉棒にねっとりと絡みつく。 逆流するたびに肉襞に擦り上げられ、腰がビクビクと反応してしまう。 腸壁がうねり、肉棒の責めをねだってくる。 極上の性器……いや、性器よりも魅力的な刺激。 「あっ、そこ弱い……ひゃうぅ♡」 ぷっくりと盛り上がり、コリコリとした感触の場所を亀頭で押し潰すと、甘い反応を返す娼年。 さらに奥に進むたび、少年の細い腰が快楽に震える。 いわゆる前立腺だけではない、アナルすべてが性感帯であり、柔らかくゴリゴリと圧迫するたびにガクガクと快楽に震える。 ケツマンコの最奥の肉壁に、亀頭が当たる感触があった。 クニュ 「んくぅ♡」 引き抜いていくとエラが返しのように腸壁に引っかかり、新たな刺激となって2人に 腰が砕けそうになりつつも、しかし性欲が身体を突き動かしていた。 喘ぎ声も、締まるアナルも、跳ね上る身体も、メスとして雄の情欲をかきたててくる。 亀頭だけを体内に残した状態で、ふたたび 少年の細い胴体、肋骨のすぐ下にできたくびれを掴み、その尻に向けて腰を打ちつける。 ズプッ、ヌププッ、ドチュ、パチュンッ! 「あぁっ、んっ、ふあぁ……ひぅっ♡」 突き込まれるたびに甘い嬌声をもらしながら、快楽に身体を震わせる娼年。 むっちりとした尻肉がたわみ、ピストンの激しさが増すにつれ、水音が混じっていく。 しかし責めに屈することはなく、四つん這いの体勢を保ったまま責めをすべて受け止め、快感に換えていく。 アナル全体がグニグニとうねり、肉棒の快感を増幅させていく。 責めているのは青年の方のはずなのに、むしろ逆に絞り取られているような錯覚すら覚えてしまう。 下腹部に溜まっていくマグマのような熱が、耐えきれないほどこみ上げる。 腰の動きも激しくスピードを増して、全身が熱く滾ってくる。 下腹部に溜まっていたものがこみあげて、噴火のように一気にせり上がって―― ドプッ、ドブブッ、ビュルルググ……ッ! 「あっ、ひゃんっ、あはぁぁ♥♥」 限界まで怒張していた肉棒がさらに大きく脈打ち、精液を吐き出した。 同時に、全身を震わせながら絶頂する娼年。 ケツマンコは注ぎ込まれた精液を味わうかのように蠕動し、吐き出されたザーメンを逃さないように中の肉棒をキュンキュンと締め付け、さらに絞り上げていく。 射精しているのに追い打ちをかけられた青年はガクガクと腰を震わせ、ケツマンコの求めるままに肉棒は精を放ち続ける。 一度達してしまえば、あとは鎮まっていくはずの絶頂が止まらない。 イっているのに与えられる続ける快感に、下半身全体が痺れていく。 普段の倍以上の時間と量の吐精は、腰が立たなくなってようやく落ち着いた。 「あっ……んひっ……♡」 ベッドの上に崩れ落ち、うっとりと絶頂の快楽に浸る娼年。 ジュプッ…… 青年が腰を引き抜くと、ヌラヌラと愛液にまみれ、わずかに白濁が残る肉棒が空気に触れてわずかに冷感を伝えてきた。 菊門も、ゼリー状になった塊がピンク色の粘膜を白く濡らしている。 無意識なのか、白濁をこぼさないようにキュッと締まった縦割れ穴。 ベッドに身体を預けながら、恍惚としている少年。 規格外の射精の快感にへたり込みながら、荒い息を吐く青年。 ひときわ濃厚になった性臭が辺りを満たしている。 「んっ……♡」 甘い吐息とともに、少年がのそりと身体を起こした。 メスイキの余韻で頬を紅潮させ、うっとりとした瞳で振り向く。 「おにーさんのおちんちん、すっごく気持ちよかったです♡」 淫らに微笑むその顔は、同じ男子とは思えなかった。 全身から滲み出るている魔性の色香。 蜜に誘われて戻れなくなる食虫植物のような、底なしの沼。 「でも……まだイケますよね?」 精液で白く濡れた尻穴をヒクつかせながら、フリフリと尻を振って誘う。 ぬぱぬぱとうごめく下品な口が、さらなるザーメンを欲しておねだりしている。 空になったはずの下腹部から急激に熱い性欲が湧き上がり、柔らかさを取り戻しかけていた愚息がムクムクと固くそそり立つ。 落ち着きかけていた頭が、ふたたび衝動に呑まれていく。 「もっと、めちゃくちゃにしてください……♡」 仰向けになった少年は、歓迎するように両腕を広げて責めを待つ。 マウントを取りつつも、誘導されるようにその尻を犯した。 ジュプブ……ッ 「んはぁ♡」 イったばかりの肉棒は、グニグニと絡みつく肉襞の快感にゴポリと先走りを溢れさせる。 快楽で感覚が鈍い下半身は、ただ快楽を求めて無意識に動き続けている。 少年の肌は絶頂を経て汗ばみ、うっすらと光沢を放っている。薄い胸板に顔を近づけると、より濃厚になった媚香に脳内が痺れていく。 性欲に飲まれかけた頭で必死に腰を動かしている青年。 メスイキの影響か、すでにぷっくりと膨らんだ乳首が目に入った。 乳輪ごと肥大化し、充血して赤みがかったそこは、白い肌の上で際立っている。 肉の蕾を、おもむろに指先で摘まみ上げた。 「ひぁぁ!?」 瞬間、ビクリと身体が跳ねて、叫ぶように嬌声があがる。 責めてやろうという狙いは達成できたものの、それだけでは済まなかった。 乳首の快楽と連動するように、アナルがギュムギュムと締まりを強くする。 「乳首のお返しですっ♡」 青年の腰に両脚を回し、抱きつくように下半身を押しつける。 より強く押し込まれた肉棒は射精することもままらないまま、快感だけを流し込まれていく。 まるで青年の全身までビリビリと甘く痺れてだす。 「あっ♡ふあぁ♡」 ズチュッ、グチュッ、ヌプブッ……! 少年を抱くたび、全身から熱い衝動が湧き上がる。 頭の中が性欲で支配され、目の前の男娼を犯すことしか考えられなくなる。 少年もそれを分かった上で淫らに誘い、欲情を煽り、すべてを享受する。 ドブブッ、ゴビュルルッ、ビュルルルルゥゥ…… 「あっ、いひっ……イックうぅぅ♡♡」 一度目よりもより強い絶頂。 射精し尽くしたと思ったはずの肉棒は、より大量のザーメンをケツマンコの奥へ注ぎ込んでいく。 引き抜こうとしたのだが……青年の腰に絡めた両脚が、がっしりと身体を離さない。 「もっとしましょ? まだ始まったばかりですから」 その瞳が怪しく光っているようにみえた。 「媚薬も玩具も使っていいですし、ご希望でしたら、逆だってできます」 トロトロと透明な液体をこぼす少年の股間は、青年の 男だという倒錯感と、甘勃ちのそこにゾクリとした興奮がこみあげる。 ムワリと匂い立つ汗と、絡みつく艶やかな肢体が青年の思考を奪っていく。 「底なしの快楽に沈みましょう……♡」 青年は、目の前にいる相手のことをようやく理解した。 退魔師としての肉体と、純粋なまま淫らに染め上げられた精神…… 彼は、淫魔によって仕込まれた性の獣だ。 「もっと激しく……お互いメチャクチャになっちゃうくらい、ドロドロに交わり合いましょう?」 すぐに限界まで固くなっていく肉棒。 常識や理性はすでに蕩け堕ち、性欲だけが頭と身体を埋め尽くす。 「んっ……にちゅ……ちゅぷっ……」 挿入しながらのディープキス。 ケツマンコの中でビキビキに固くなった男根が、ドプドプと精を放つ。 青年は腕の中の身体を貪るように抱きつき、犯し。 男娼はすべてを受け止め、精を絞り取る。 夜はまだ、始まったばかりだ。

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