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『ふたなり淫魔と姫なボク』のその後を描いたssです。 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11612720 構想は以前からあったのですが、このたび形にすることができました。 ~~~~~~~~~~~ 人間が踏み入る事などめったにない魔界、ふたなり淫魔が住まう城の寝室。 「あっ、んぅ……ふあぁ!」 グチュ、ヌチュッ、ズブリュッ 大きなベッドの上に横たわったボクは、純白のドレスをはだけさせながら喘ぎつつ、自らを慰めていた。 右手で責めているアナルはぷっくりと縦に割れ、愛液のように透明な液体が大量に溢れだしている。 中心から覗くピンク色の粘膜は指先が触れるだけでも快感が走り、ヒクヒクと震え出してしまう敏感な性器と化していた。 アナルだけじゃない、尻肉はむっちりと柔肉を詰め込んでよがるたびにベッドの上でムニムニと形を変えているし、左手はぷっくりと肥大化した乳首を摘まみ上げ上半身にも快楽を送っている。 乳首だけじゃなく胸そのものにも柔らかな肉が詰まっていて、丸みを帯びた膨らみが形成されていた。 ツンと尖った、釣り鐘型のメスおっぱい。 腰は細く括れみたいなラインが出来あがってるし、全身は華奢なのにうっすらと皮下脂肪がついている。 股間には小さいペニスがついてるけれど、いつも透明な液体を漏らしてる。 性別は男で間違いないはずのボクの身体は、メスとしての魅力に溢れていた。 もちろん、最初からこんな身体だったわけじゃない。 ふたなり淫魔に抱かれ、メスとして犯され続けて……ボクの全身はえっちな性感帯へと変わったのだ。 ここまで開発されたのは、ボク自身も感じてイキまくったからなんだけど。 ……でも、犯してくれるはずの淫魔はいま、ここにはいない。 一週間くらい前になるだろうか、唐突に「用事がある」とか言って、ボクを残してどこかへ行ってしまったのだ。 それまで昼も夜もずっと彼女のふたなりペニスをしゃぶり、尻穴に受け入れ、まぐわい合って過ごしていたボクには、あまりにも厳しすぎる時間。 突然にお預けされてしまったボクの身体は、ふたなりペニスを欲してひたすら疼き続けていた。 「ほしい、ほしいよぉ……」 右手で掴んでいるのは、あの人のペニスの形を模したディルド。 これでひたすらアナルを責め続けているのだけど、疼きがいくらかマシになるだけで物足りない。 いくら精巧にできていても作り物だから熱を感じないし、ボクの弱い所を表情やアナルの反射から察して責めてくれもしない。 優しく蕩けさせるような囁きもないし、キスもしてくれないのだ。 「あっ、もっと、もっとぉ……!」 さらなる刺激を得ようとディルドを激しく押し込むが、右手の責めだけでは限界がある。 喉から漏れる声はやたら高く、本当に女の子がベッドで喘いでいるみたいだ。 ボクの身体はふたなり淫魔のメスとしてそのペニスに奉仕するため最適化されていた。 放置プレイにしてはあまりにも厳しい時間、ひたすらディルドを動かして疼く尻孔を慰め続ける。 傍から見たら、あまりにもはしたない痴態だろう。 しかし、それを咎める人もここにはいない。 ふたなり淫魔である彼女は、あまりにも唐突にやってきて、交わって……ボクはすべてを置いてここに来たのだ。 だから、彼女がいないことは何よりも心細く……寂しい。 尻穴から快楽はやってくるのだが、身体はそれに慣れてしまい、頭はどこか醒めたままだった。 (そもそも、人間と淫魔が恋に落ちていいんだろうか?) 不安にも似た思考が脳裏をよぎる。 あまりにも突然の邂逅すぎて半ば忘れていたけれど、普通のことではないはずだ。 淫魔という人外の存在が、人間であるボクと同じ感情を持っているとは限らない。 ……もう、帰ってこないんじゃないか。 それは考えすぎだとしても、ボクを連れてきたときみたいに他の人を侍らせて戻ってくるんじゃないか。 考えたくもない妄想が心の中に冷たい水となって流れ込んでくる。 「イヤだよ……」 身体が、そして心も、あの人を求めていた。うっすらと涙で視界が滲む。 一目惚れなのだ。その姿に、その身体に、その内面に……彼女のすべてに惹かれていた。 もし他の人を連れてきたとして、ボクは愛することをやめられないだろう。 それぐらいに、ボクは彼女のことを…… ドタタタッ! 「……?」 ドアの向こうから誰かが駆けてくる足音が響いて、渦巻いていた思考が中断される。 それは止まることなくどんどん大きくなって、勢いよくドアが開かれた。 「すまない、遅くなった!」 低音ながら女性らしい艶をもった声。 ただ今は余裕のない声音で、わずかに肩も上下している。 青い肌に深紅の瞳、少し乱れた金色の長髪。 この城の主であり、ボクの最愛の……ふたなりサキュバスだ。 突然の帰還と予想外の様子に、言葉を失って固まるボク。 「もっと早く見つけて帰ってくる予定だったんだが……」 彼女はベッドに横たわるボクを見つけ、ふっと微笑みながら歩み寄る。 2人分の体重でベッドが深く沈み込み、わずかに軋んだ。 「これを、キミに渡したくて」 ごそごそと懐から取り出したのは、手のひらに収まりそうな大きさの小箱。 シンプルながらも高級感のあるそれを左手の上に乗せながら、境目のあたりに右手をかける。 黒のロンググローブに包まれた指先が、箱を上下に開いた。 「……え?」 入っていたのは、白銀に輝く指輪。 中央についた宝石は、見たことのない黒々とした輝きを放っている。 「この宝石が、キミに似合うと思ってね」 微笑みながら語りかける淫魔。 おそらく魔界にしか存在しないものだろう。 簡単に手に入るものじゃないことくらい、一目でわかる。 このためにずっと探し回っていたのだと、ようやく理解した。 でも―― 「どうして、これを……?」 フリーズから抜け切れてないボクの口から絞り出せたのは、端的な言葉だけ。 ただ言いたいことはちゃんと伝わったようで、彼女は少し間をおいてから口を開く。 「キミを連れ帰ってきたものの、何も渡せてなかったから……その……」 視線を逸らしながら、言葉に詰まる淫魔。 ボクを誘ってきたときからずっとカッコよく完璧にみえた彼女の、はじめて見る動揺した姿。 どこか言葉にするのが恥ずかしそうで、でも言いたくもあるような逡巡が伝わってくる。 「ここに連れてきてから、何も渡せてなかっただろう? ちゃんと形にして伝えたくて……」 しばらく目線が泳いでいたけれど、意を決したようにボクを見つめる。 そして……すっと片膝をついて頭を下げながら、指輪をボクに向けて差し出した。 「私と、結婚してください」 世界が止まった。 この行為の意味を、ボクは知っている。 ……そう、プロポーズ。 頭を下げているから顔はみえないけれど、緊張した声音やわずかに震えている手が、本気だと伝えてくる。 「……いいの?」 「ああ」 「ボク、人間だよ?」 「愛してる、それ以外は関係ない」 問いかけるボクの声も、自然と震えていた。 ただ彼女の返事には一点の曇りもない。 わずかでも疑念を抱いたことが、恥ずかしくなるくらいに。 「…………」 ボクは指輪をつまみ、左手の薬指に近づける。 ぴったりのサイズのそれは、音もなく指にはまった。 白く細いボクの指の中で、輝きを放っている指輪。 そして、彼女の気持ちに心のままに答える。 「……はい。こんなボクですが、よろしくお願いします」 バッと顔を上げ、喜びと安堵が浮かぶ彼女の顔。 膨らんだ胸の奥で、心臓が熱くドクドクと脈打っている。 胸の内側から暖かな幸せが溢れ出す。 チュッ…… ボクは彼女の身体に抱きつきなあがら、キスを交わす。 そして―― ドサッ 肩を両手で掴み、一気に押し倒した。 「……え?」 「ふーっ♥ふーっ♥」 安堵と喜びのあとから湧き上がってきたのは、マグマのように滾る衝動だった。 一週間のもお預けされ続けた全身は熱く、内側から爆発しそうなくらいに疼いている。 頭も性欲に支配されているのに、自分のしていることをどこか冷静に把握していた。 ヤバい、もう耐えられない。 溢れ出した愛欲のままに、ボクはふたなり淫魔を性的に襲っていた。 「いや、あの……まだ身体も洗ってなくて……」 急いで帰ってきたのだろう。肌はうっすらと汗ばんで、サキュバスらしい青肌がしっとりと光沢を放っている。 甘く、わずかに酸っぱい彼女の体臭。 普段はみることのできない動揺と、恥じらいが顔に浮かんでいる。 ボクのメスおっぱいよりは大きく、両手からちょっと溢れ出す美巨乳に顔をうずめて、その匂いを胸いっぱいに吸い込む。 「す、少しだけ待ってくれないか? 流石にちょっと恥ずかしい……」 できることならシャワーを浴びさせてくれ、となだめてくる淫魔だが、ボクはそんなの待てないし、待たない。 困惑している表情とは裏腹に、股間ではボクの何倍も大きく雄々しい逸物がそそり立っていく。 むっちりと肉をたたえ血管がうねうねと這い回る、子供の腕ほどありそうなふたなりペニス。 愛おしくさすりと撫でながら、ボクの真下にいる彼女をきっと睨みつける。 「こんなに待たせて……許さないんだからっ!」 口先で怒っているような口調を作りながら、しかし発情した荒い吐息は隠せない。 普段からメスとして過ごし続けてきたせいか、マウントを取って責めているはずなのに、どうしても決まらなかった。 驚いていた淫魔も、攻めにしては拙すぎるボクの行動に、ようやく普段の空気が戻ってくる。 「……なるほどね」 「きゃっ!?」 彼女はボクの腕を優しく抑えながら、音もなく体を入れ替える 淫魔としてのスイッチが入ってきたのか、簡単に体勢を覆されてしまった。 あっという間にマウントを取られ、上からじっと見下ろされる。 ゾクリと身体が歓喜に震える。 これから起こることを、ボクのすべてが期待していた。 「もうちょっと紳士的に、久しぶりの夜を過ごそうと思ったんだけど……」 初めて会ったときのような、静謐で、でも魅力に満ち溢れた姿。 ビキビキに固く張り詰めた肉棒が、ボクの縦割れアナルに触れる。 「私の理性を壊した、キミの責任だよ?」 彼女の瞳に、猛獣のような鋭い光が宿った。 ズブルルリュ! 「んひあぁぁ♥♥♥」 熱くて太い塊が、一気に押し込まれた。 ディルドで弄りまくっていたボクのアナルはほぐれきってトロトロに濡れぼそり、淫魔のふたなりペニスを柔らかく受け入れた。 ケツマンコは最大限の歓喜に震えて、一週間ぶりのペニスすべてを味わい尽くそうと締めつける。 ゴリゴリと逆流する感覚、前立腺を押し潰していく動き、熱や脈動に至るまですべてが快楽信号となって脳に流れ込んでいく。 クニュ 根元まで挿入され、アナルの最奥と鈴口がキスをする。 太さも長さも規格外の巨根が押し込まれた結果、下腹部はボコリと目に見えて膨れていた。 彼女の逸物がすべてボクの体内にあると視覚で認識すること自体が、より興奮を増幅させていく。 そこからゆっくりと折り返して引き抜かれていく剛直、大きく張ったエラが肉襞をひっかくように擦り上げる。 8割くらい戻ったところで腰の動きが止まり、再びの挿入。その繰り返し。 ズプッ、ヌプッ、パチュン! 「あっ、ひゃうっ、ふあぁぁ♥」 先走りと愛液で滑るように動く肉棒のピストンが、ケツマンコ全体を蹂躙していく。 一突きされるたびに全身が、そして心が歓喜に震える。 「すきっ!すきぃ♥」 勝手に言葉があふれだす。 彼女の腰に両脚を回しながら、抱きつくように責めを受け止める。 こみあげる愛情と性欲のままに、全身でふたなり淫魔の身体を感じる。 どんどんピストンのスピードは上がり、彼女の息遣いも激しくなっていく。 ケツマンコの中も熱く張りつめて、さらに大きく膨れ上がり―― ビュッ、ビュルル、ドブビュビュビュ……! 「あっ、きたっ♥せーしきたぁ♥」 マグマのように熱くドロリとしたふたなりザーメンが注ぎ込まれた。 ボクは絶頂にアナルを震わせながら、一滴残らず絞り取ろうとペニスに絡みつく。 ドクドクと脈動しながら、熱く濃厚なふたなりザーメンを吐き出していく淫魔チンポ。 メスイキの甘美な快感に浸りながら、それらを味わっていたのだけど…… 「あ、あれ……?」 ふと違和感を覚えた。何度も犯されてきたからこそ分かる、微妙な違い。 いかにふたなりサキュバスのペニスといえど、思いっきり射精した後は少しは柔らかくなる。 ……なのに、ボクのケツマンコの中に挿入されたままの剛直は、射精した直後だというのにガチガチに怒張したままだった。 抱きついていた腕を緩めて見上げると、彼女は笑みを浮かべながらも……その視線の鋭さは変わっていない。 「外出中、ずっと禁欲していてね……まだ終わりそうにないけど、いいかな?」 「あ……♥」 優しく、しかし淫魔としての本気を感じさせる顔。 圧倒的な差と性欲を感じながら、しかしそれが全て自分に向けられていることが、たまらなく幸せだった。 「あっ……ふぁ♥ いひっ……♥」 白濁でドレスも身体もベッタリと汚しながら、ベッドの上で喘ぎともつかない息を吐く。 もう時間が分からなくなるくらい犯されて、快感しか感じ取れなくなりそうなくらいメスイキしまくった。 ボクを責めて続けていた淫魔も性欲の限りをつくしたようで、手を繋ぎながらベッドに横たわっている。 ずっとイってるみたいな絶頂の余韻が、身体中を渦巻いている。 顔だけは横を向き、ウットリと彼女を見つめていた。 かなり発散したのか荒い息を吐いていた彼女の方も、こちらの視線に気づいてニコリを微笑んだ。 「好きだよ」 「……ボクも」 繋いだ手の薬指には、幸せが形になって輝いていた。 (了)

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