コミッションss「愛しい魔女のお嫁さん」(3) (Pixiv Fanbox)
Published:
2021-08-15 21:18:18
Edited:
2021-12-01 14:54:58
Imported:
2023-05
Content
息継ぎをするように唇を離し、魔女は上体を起こして騎乗位の姿勢に戻る。
重力に引かれた全身の筋肉がユサリと揺れる。
そして僕に微笑みかけて、ふたたび腰を動かしはじめた。
ドチュ、グチュッ、バチュンッ!
「んっ、ひぁっ、ふあぁ♥」
筋肉によって、ピストンはさっきよりもずっと力強くなっていた。
膣圧と腰の動きがペニスを搾り上げていく。
僕はひたすらに圧倒されて、ただ喘ぐことしかできない。
大きく重くなった身体を上下させるために筋肉がギチリとうごめき、ピストン一発一発の衝撃が全身に響く。
快感に背中が反ってゆき、ベッドから浮き上がっていく。
暴れそうになる身体は、しかし彼女の大木のような太腿で抑え込まれ、逃げ場のない快楽をひたすら送り込まれていく。
彼女も感じているようで吐息には熱がこもり、上下するたびにブルンブルンと揺れるふたなりペニスからは透明な先走りがとめどなく溢れ出していた。
ドチュン、グチュ、ヌチュッ!
「あひっ♥ うぁっ……あぁぁ♥」
これまで出したことのないような甘い喘ぎ声が僕の喉から勝手に出てしまう。
ゴリマッチョな肉体と剛直に抱かれて、恐怖や異様さはまったく感じなかった。
アンバランスに思えるけれど、性別をこえて完成された美しさがあった。
その身体をみるだけで、興奮はさらに加速していく。
くわえて、圧倒的な強い存在に、身をゆだねる安心感。
みるからにハリがすごい胸は綺麗な形を保ちながらブルブルと揺れている。
全身の肌は筋肉の影がクッキリと浮かび、汗が灯りを反射してきらめく。
圧力と力強さを増した抽送によって僕の肉棒は限界まで固くなり、下腹部にマグマのような熱いものが込みあげてくる。
そんな僕の様子を悟ったのか、彼女のピストンもいっそうスピードを増していく。
ラストはパンパンに張り詰めた風船を破るように、激しく最奥まで押し込まれた。
「んぐっ!」
「あはっ♥」
ビュルッツ……
ドブブルルルッ!
ペニスがドクドクと大きく脈打って彼女の中に熱い精を吐き出し、いままで感じたことのない快感が下半身を中心に広がっていく。
精液を最後の一滴まで絞り取るように膣を蠕動させ、全身の筋肉をブルリと震わせながら絶頂する魔女。
同時に、彼女の巨根からも大量の精液が噴き出した。
ビチャァッ!
「んむっ!?」
斜め上を向いたふたなりペニスから放たれた白濁は、放物線を描いて僕の全身に降りかかる。
熱くベッタリとした粘液と、おくれて鼻をつく濃厚な雄の性臭。
「あっ……大丈夫!?」
僕の様子に気づいた魔女は絶頂の余韻もそこそこに、心配そうに僕を抱きかかえてくれた。
身体を魔法で変えようと、彼女の優しさは変わってない。
射精の余韻はゆっくりと醒めていったけれど、僕は間近に迫った彼女の顔を呆然と見上げていた。
「…………」
丸太のように太い腕で抱かれながら、自分の身体を見下ろす。
肌の色を白く塗り潰されそうなくらいに、ぶっかけられた精液。
鼻腔全体に貼りついて、頭の中にまで染み込んできそうな匂い。
僕が彼女の中に出したものよりも、ずっと大量で、濃厚で……そのすべてが嬉しさと興奮に繋がっていく。
僕はこの人が好きなんだと、改めて実感する。
この人にすべてを任せたい。もっとこの人に抱かれたい。
息を吸い込むたびに彼女の雄の匂いに、全身が満たされていく。
できることなら――
「孕みたい……」
その言葉は、自然と口からこぼれていた。
彼女のふたなりペニスに、ザーメンに発情して、全身がそれを求めている。
一瞬、虚を突かれたように動きを止めた魔女は、動揺を顔に浮かべながら問いかける。
「……いいの? ヤっちゃうよ?」
少しだけ躊躇っているようなトーン。
しかし性欲は湧き上がっているようで、射精したばかりの男性器はムクムクと固くなりつつあった。
「はい……僕を、メチャクチャにしてください」
来てほしいと示すように、両腕を広げて彼女を誘う。
ふたなりペニスが一気にガチガチに固くなる。
僕に女性器はないけれど、挿れる場所はある。
軽くお尻を持ち上げて、受け入れる意思を示す。
驚きと緊張に包まれていた彼女の顔が、ふっと微笑みに変わった。
「気持ちは嬉しいけど、そのままじゃ危ないよ」
軽く手を振り、魔女が魔法を放つ。
その光はさっきのように彼女の身体へではなく、僕が突き出したお尻の中へと潜りこんでいく。
「ひっ!?」
直後、ゾクゾクとした快感と内側からもどかしい疼きが這い上がってきた。
ヒクヒクと菊門が勝手に動いて、その刺激をアナル自体が鋭敏に感じ取っている。
「これで、処女アナルも極上ケツマンコになるわ……孕むこともできる」
「っ!?」
最後の一言を聞いた瞬間、背筋がゾクリと震えた。