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 12月24日。それは家族や恋人といった大切な人と一日を安寧に過ごす聖なる日である。

 この日ばかりは大義名分を得たとばかりにカップルたちは盛りまくり、街中はどこも浮ついた空気が漂っている。

 そんな日本中を魅了するイベントを、彼女が見過ごすわけがない。


「うわ~、魅咲ちゃんのお家って大きいんだね~」


 その日、小野田教師を除く乱交教室のメンバーは真宮魅咲の家に招待されていた。

 魅咲の家は漫画やアニメに出てくるような立派な豪邸であり、恋春のような庶民からすれば普段の日常生活から切り離された別世界のようであった。


「こんなすごいところでクリスマスパーティーを開けるなんて夢みたいだよ」

「そんな大げさね。私からすれば、自分家にクラスメイトを呼んだだけよ?」


 魅咲はなんてことないと言うふうに語っているが、それだけで生まれの違いを実感させられる。

 言われてみれば、魅咲の物腰からは生まれの良さのようなものが滲み出ていたような気がする。


「良いなー、俺もこんなところ住んでみたいぜ」

「メイドさん、メイドさんは居ないのか!?」

「聞いたことある。こういう家って犬用の家があるんだよな」

「それは漫画の読みすぎなんじゃ……」


 心なしか、少年たちもいつもよりもはしゃいでいた。

 やはり豪邸に来るとテンションが上がるのはみんな同じようだ。


「でも、せっかくのクリスマスイブなのに、お家にお邪魔して迷惑じゃないかな? ご両親とか……」

「平気平気。うちは放任主義だしクリスマスイブでも親は居ないから。みんな自由にくつろいでいいわよ」


 冬乃の質問に平然と答える魅咲だが、彼女にも複雑な事情があるようだ。

 魅咲の家庭の事情は気になるものの、気安く触れていい話題ではない。

 恋春は綺羅びやかな内装に見惚れつつ、黙って魅咲の後についていく。


「さぁ、広間に着いたわよ。今日はここで楽しみましょう♡」


 魅咲に案内されてやってきたのは、学校の教室ほどの大きさがある部屋だった。

 ここだけを切り取っても普通の家のリビングより広い。それだけで真宮家のスケールの大きさを察するには十分だった。

 真宮家の実態に一同が一様に口を開けて驚愕する中、魅咲が中心となってクリスマスパーティーが始まるのだった。


「それにしても、小野田先生来られなくて残念だね……」

「仕方ないわよ。先生にも家庭があるから、自分の家族を放置して私たちの方へは来れないわ。それに、いち教師が生徒だけのクリパに参加するのは、どう考えてもおかしいもの。今日は先生の分まで楽しみましょう」


 この日のクリスマスパーティーは担任の小野田不在の子供たちだけの集まりだった。

 ちなみに小野田本人は苦渋の選択だったようで、歯を食いしばって血涙を流していた。


「それじゃあ私はちょっと準備があるから、みんなは少しの間部屋で待っててね」


 魅咲はそう言うと、意味深な笑みを浮かべながら退室した。

 何事かと思う恋春たちだが、不慣れな豪邸なので借りてきた猫のように大人しくしているしかなかった。

 それから十数分後、予測がつかない事態に胸を高鳴らせる一同の前に準備とやらを終えた魅咲がドンと現れる。


「じゃじゃーんっ! 魅咲サンタの登場よ~♪」


 そこにいたのはサンタのコスプレをした魅咲だった。

 彼女は皆が想像するサンタのような白い大袋を担いでおり、楽しそうにスキップしながら唖然とする一同の前へと躍り出る。


「魅咲ちゃん、その格好は……」

「見て分かるでしょう、サンタよサンタ。これからサンタさんがみんなにプレゼントを配るわよっ!」


 クリスマスで魅咲もテンションが上っているようだ。

 彼女はルンルンと陽気な鼻歌交じりに袋からプレゼントを取り出していく。


「鈴木くんにはこれ、最新式の電動オナホよ~。下手なおまんこよりも気持ちいいらしいから、私とのエッチじゃ物足りなくなるかもしれないわね~」

「佐藤くんにはこれ、私が厳選したエロ本よ~。お母さんに見つからないよう、ちゃんと隠しておくのよ~」

「田中くんにはこれ、私のエッチな自撮り写真よ~。毎晩私の写真を見ながらシコっていいのよ~」

「相田くんにはこれ、コスプレ衣装よ~。これを恋春ちゃんに着せて遊びましょうね~」


 ノリノリの魅咲は少年たちに次々とプレゼントを渡していく。内容はとても小学生にあげるようなものではない卑猥な品々である。

 だがここは場所は違えど乱交教室だ。少年たちは困惑しながらもエッチなサンタさんからのプレゼントを受け取っていた。


「さーて、次は女の子たちね。恋春ちゃんはこれ、極太バイブよ~。これでもっとおまんこを開発しましょうね~」

「冬乃ちゃんにはこれ、アナルビーズよ~。これでアナル開発をしましょうね~」


「あっ、うん」

「魅咲ちゃんありがとう」


 女子たちにもプレゼントを配り終え、魅咲のサプライズは終了した。

 サンタのコスプレといい、みんなへのプレゼントといい、魅咲はクリスマスに対して並々ならぬ気合が入っているようだ。

 まさか彼女の家に遊びに来てプレゼントを貰えるとは思っていなかった。恋春はここに来て、クリスマス特有のワクワク感を抱き始めていた。


「魅咲ちゃん、私たちだけプレゼントを貰っていいの? 私は何も持ってこなかったんだけど……」

「良いのよ、これくらい。私はみんなとイブを楽しめればそれでいいから」


 魅咲は朗らかに言うが、彼女にも色々事情があるのだろう。

 彼女が抱える事情は気になるものの、不躾に尋ねては失礼だ。

 恋春は魅咲のデリケートな部分には触れずに周囲の和やかな空気に身を委ねることにした。


「それで真宮、この後何するんだ?」

「うふふ、クリスマスイブにやることと言ったらひとつしかないわ。全国のカップルたちが盛る性の6時間にはまだ早いけど、先に私たちで快楽を分かち合いましょうか♡」


 要するに、いつも通りみんなで乱交するようだ。

 彼女らしいと言えばらしいが、何のためらいもなさすぎて気が抜けてしまう。

 まぁ魅咲の欲望に純粋なところに惹かれているのは事実なのだが。


「でも、お家でエッチなんかして大丈夫なの? 家族とか……」

「いいのいいの。今この家には私たちしかいないから。みんなで盛大にハメを外せるわよ♡」


 魅咲にそこまで言われたら、断るのは野暮というものだろうか。

 恋春はそれ以上の追求はせず、流れに身を任せることにした。


「おぉ、良いぜ良いぜ! ヤろうヤろう!」

「このメンツで集まったんだからヤらないなんてないだろ!」


 対する少年たちは股間の欲望に素直なようで、皆一様にやる気満々だった。

 恋春だってエッチは大好きだ。魅咲が問題ないというのなら、みんなでセックスを楽しむだけである。

 そうして始まった真宮家で行われる乱交教室の課外授業。その内容は世間のカップルたちもドン引きな淫らなものになるであろうことは確定的であった。


「それじゃあまずはナニからしましょうか♡ 男子たちはナニからしたい?」

「フェラチオ! フェラチオ!」

「俺はさっさとおまんこに挿れたい!」

「アナル! 俺はアナルに挿れたいぜ!」

「もう、みんなったら好き放題言って。でもそんなみんなが大好きよ♡」


 そう言って魅咲は少年たちの前に行き、彼らの股間をいやらしい手つきで撫で回す。

 魅咲とのエッチに慣れすぎた少年たちのペニスは、合図とばかりに一斉に勃起する。

 少年たちはたまらずズボンと下着を脱ぎ散らかす。

 現れたのはピンと屹立する元気な少年ペニスであった。今から気持ちいい思いを味わえるとあって、亀頭を真っ赤にして期待していた。


「真宮、早く早く!」

「真宮、挿れたい!」

「アナル! アナル!」

「まぁまぁ、みんな落ち着いて。女の子は他にもいるんだから、私ばかりに集まらないの」


 そんなこんなで、まずは前戯から始まった。

 相田の前には恋春が、佐藤の前には冬乃が、鈴木と田中の前には魅咲がしゃがむ。

 恋春と冬乃がそれぞれのペニスに舌を這わせ、魅咲は2人のペニスを手に取る。彼女は2本同時にしゃぶり、亀頭に舌を絡めていく。

 少年たちのペニスを少女たちが淫らにしゃぶっている。普通ならとても信じられないような光景だが、これが乱交教室の日常だ。場所は代わってもヤることは変わらない。今日もオスとメスが獣欲に任せて肌を重ねるだけだった。


「れろっ、んちゅっ、ちゅぶっ、んちゅっ♡ ちゅぱっ、ぬぱぁっ、んんっ、おちんぽぉっ♡♡」

「うぅっ、くぅっ……七海さんのフェラチオ最高だよっ……!」


 恋春は相田の男根を飲み込むと、ジュプジュプと卑猥な音を立てて激しく啜る。

 小学生とは思えない巧みな舌捌きに囚われた相田は、めくるめく夢の世界へと誘われた。

 一度ハマったら抜け出せない底なしの快楽へと招待された少年の行き着く先はただひとつだ。


「んんっ、ぺろっ、んちゅっ、んちゃっ、んぱぁっ♡ ちゅるっ、んくっ、ちゅちゅっ、んちゅうぅっ♡♡」

「おぉっ、水無月のフェラ上手くなったなっ……!」


 乱交教室期待の新星冬乃は、着実に実力をつけていた。

 まだまだ粗い部分はあるものの、セックスとして快感を得るには十分すぎる。

 不慣れな舌使いが逆に絶妙な刺激となって、佐藤の陰茎に襲いかかっていた。


「ちゅつっ、んちゅっ、ちゅぶぅっ、じゅじゅうぅっ♡ んんっ、どっちのおちんぽも美味しいわぁっ♡♡ んぐっ、じゅるるっ、くちゅうっ、もっとしゃぶらせてぇっ♡♡」

「うぅっ、真宮のフェラヤバいっ……!」

「相変わらず気持ちいいフェラだな!」


 魅咲のフェラは性行為ではなく、もはや捕食に近かった。

 ペニスをしゃぶることで何かしらの栄養を接種しているのだろう。

 魅咲は熱心に熱心に2本の逸物を交互に咥え食べ比べをしていた。


「ずちゅっ、んちゅっ、んぐっ、じゅるるっ♡ ずずっ、ずずずっ、ずちゅっ、ぐちゅうぅっ♡♡」

「んぐっ、れろっ、んんっ、ちゅぷっ、ぬぷぅっ♡ くちゅう、んちゅう、ちゅつっ、んちゃあぁっ♡♡」


「うあぁっ、ダメだっ! フェラチオ気持ちよすぎる!」

「くぅっ、もうイッちゃいそうだ!」


 少女たちのフェラは少年たちに好評のようで、誰も彼も限界が近づいていた

 それを少女たちは見逃さない。少年たちをイカせるために、更に激しく陰茎を攻め立てる。


「おっ、俺も限界だっ!」

「真宮いい感じだぞっ!!」


「ずずっ、ずちゅっ、んじゅじゅっ、ぐぷぅっ♡ ずっぷ、ぐぷっ、んぶっ、ずるるっ、じゅじゅうぅっ♡♡ ほらっ、イキそうなんでしょ? いつでも好きな時にイッていいのよっ♡♡」


 少女たちは唾液を撒き散らしながら陰茎をしゃぶりまくる。

 濃厚すぎる口淫によって、少年たちは一斉に吐精した。


「「「「でっ、射精るっ……!!」」」」


「んぐっ、んじゅっ、じゅぶっ、んんんっ♡♡」

「じゅくっ、んくっ、じゅるるっ、じゅくぅっ♡♡」

「じゅぶっ、んじゅぶっ、んんっ、んぶうぅっ♡♡」

「じゅずっ、ずずずっ、じゅぶぐっ、んじゅじゅずうぅっ♡♡」


 少女たちの口内に少年たちの特濃精子が一気に流れ込む。

 その特濃精子を少女たちは美味しそうに飲んでいた。

 楽しそうに精飲する小学生というのもおかしな話だが、ここではよく見られる光景だ。

 それから数分間、射精の快感に酔いしれる少年たちの喘ぎ声と、少女たちの精飲音が周囲に響いていた。


「んんっ、んくっ、んじゅっ……ぷはぁっ♡ ふふっ、とっても美味しいおちんぽとザーメンだったわよ♡♡」


 尿道に残った精液まで残らず堪能し、魅咲は名残惜しそうに男根から口を離す。

 恋春と冬乃も最後までたっぷり精飲し、濃密なフェラチオは終了した。

 もちろんこれで情事は終わりではない。ここからが乱交の本番なのだ。


「さぁみんな、身体も温まってきたところだし本番セックスにイクわよっ♡」


 少年少女は欲望の赴くままに肌を重ね性的快楽に耽る。

 ここは大人の目の届かない子供たちだけの楽園だった。

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