乱交のすゝめ 第8話11月:初恋① (Pixiv Fanbox)
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姫上市立姫上第三小学校6年1組に在籍する相田少年には、胸のうちに秘めた思いがあった。
それは恋心だった。
気がつくと、いつも同じ人のことばかり考えてしまう。
授業中も想い人のことを目で追ってしまい、全然授業に集中できない。
一日の大半が彼女のことでしめられ、生活に支障が出てしまう。
それが相田少年の現状であった。
「恋春ちゃん、その服見たことないわね。最近買ったの?」
「うん。この前買い物に行った時に買ってもらったんだ」
「へー。よく似合ってるじゃない、可愛いわよ」
ある日の昼休み。相田少年は顔を伏せて寝たフリをしながら女子の会話に聞き耳を立てていた。
聞いている相手は、最近彼が気になっているクラスメイトだ。
七海恋春。彼女が相田少年の初恋の相手であり、現在進行系で好意を寄せる想い人だ。
本当なら恋春と仲良くなりたいところだが、奥手の彼には会話をすることすら難しい。
現状は会話もほとんどしたことないただのクラスメイト同士である。
だからこうして、悪いと思いつつも彼女の会話を盗み聞きすることしかできなかった。
「恋春ちゃん、今度の日曜どこか遊びに行かない?」
「いいね。それじゃあ冬乃ちゃんも誘おうよ」
「決まりね」
あぁ、自分も恋春と遊びたい。
彼は自分のうちに宿る恋心を、完全には理解していなかった。
少年には恋だの愛だのはまだ早いのだろう。
相田少年は自分の気持ちに整理がつかないまま、悶々とした日々を過ごしていた。
×××
(七海さん……)
その日の放課後、相田少年はクラス内を見回し恋春のことを探していた。
しかし、気づくと彼女の姿はどこにもなかった。
さっさと帰宅したのだろうか。
別に彼女と話したり一緒に帰ったりするわけではないが、居ないと分かると寂しいものだ。
彼女が居ない教室に残っていても仕方ないので、相田少年は自宅へ帰ろうと教室を出た。
その時、
(真宮さん……?)
彼の目に、ひとりの少女が映る。
彼女の名前は真宮魅咲。少年が恋する恋春の友人だ。
彼女もこれから帰宅するのかと思えば、昇降口とは真逆の方へと歩いていくのだ。
魅咲はどこへ向かっているのだろう。
その疑問が、彼の脳内を席巻した。
普段なら気にも留めない光景だが、この日はなぜか異様に気になった。
おそらく、直前に魅咲と恋春の会話を聞いていたからだろう。
魅咲から恋春の気配を察した相田少年は、気づかれないように彼女の後をついていった。
「……あれ、真宮さんは?」
魅咲を追っていた相田少年だったが、気づくと彼女の存在は目の前から消えていた。
彼女はどこへ行ったのだろう。周囲を見回して探す少年の耳に、聞いたことのない音が紛れ込んだ。
「んっ、んじゅっ、んんっ……ちゅう、んちゅっ、ちゅちゅうっ……♡」
なんだろう、この音は。
聞き馴染みのない音に興味を抱いた少年は、音の発生源を探る。
盗み聞きで鍛えられた彼の耳は、程なくして音の根源を探り当てた。
音の発生源は理科準備室だった。通常なら入ることのない教室だが、なぜそんなところから異音がするのか。
普通に考えるなら、相田少年には関係のないことだ。気になったとしても引き返すのが懸命だろう。
しかし彼は人一倍好奇心があった。こんなに興味深いことがあるのに素直に帰ってしまっては、気になって今夜眠れなくなってしまう。
(ちょっとだけ、ちょっとだけなら……)
心の奥底から湧き出る好奇心に背中を押された少年は、ドアをわずかに開けて部屋の様子を確認する。
「んちゅっ、ちゅぷっ、んくっ……鈴木くんのおちんちん、硬くて熱くなってるね♡ 舐めているだけでビクビクって伝わってくるよ♡♡」
「あぁっ……七海のフェラチオ上手いぞ。もう真宮と同じくらい上手いんじゃないか?」
「ちゅぷっ、んんっ、んぐっ、んちゅうぅっ♡ えへへ、そう言ってくれると嬉しいな♡」
そこには信じられない光景が広がっていた。
鈴木のペニスを、あろうことか恋春がしゃぶっているのだ。
アレはフェラチオだ。少年でもそれくらいのことは知っている。
しかしなぜ、恋春は鈴木なんかのチンポをしゃぶっているのか。
訳の分からない自体に、少年は混乱するしかなかった。
「七海さん……」
「あらあら相田くん。どうしてこんなところにいるのかしら?」
「真宮さんっ……!?」
少年が2人の行為を食い入る様に見つめていたその時だ。
背後から突然話しかけられ、相田は驚いて振り返る。
そこにいたのは先程まで見失っていた魅咲だった。
彼女は不敵な笑みを浮かべ、彼のことを不思議そうに見つめていた。
致命的な現場を彼女に抑えられてしまった。
予想外の事態に相田少年の頭は真っ白になる。
「なにボーっとしてるのよ。盗み見してないで貴方も参加しなさい」
そう言って魅咲は相田の腕を引っ張り室内へと入る。
鈴木と恋春は、驚いた表情で相田に視線を送る。
「相田くん……どうして?」
「どうやら私の後をついてきてたみたいなの」
「それって真宮のミスじゃん。そいつどうするんだ?」
「せっかくだから、口封じも兼ねて彼も乱交教室に入ってもらいましょうよ」
「ふーん。野郎が増えるのはあまり面白くないんだけどな」
「まぁまぁ、鈴木くんそう言わないの」
乱交教室? 口封じ? 相田少年には理解できない言葉が並べられる。
彼らは一体ここで何をしているのか。少年が疑問を言葉にする前に、察した魅咲がすぐに答えてくれた。
「私たちは放課後に集まってエッチなことをしているの。貴方もやりたいでしょう、エッチなこと。ここなら自由に女の子とイイコトできるわよ? 例えば、そこにいる恋春ちゃんともね」
「七海さん……」
そこには鈴木のチンポを手に持っている恋春の姿があった。
正直鈴木と彼女がエッチしているのを見たのはショックだが、気になるあの娘とエッチができるのだ。
それは思春期の少年にとって、強烈すぎるほどの誘惑となった。
「あらあら、早速相田くんのおちんちんが硬くなってるわね♡ 恋春ちゃんのフェラチオを見て興奮したのかしら♡」
オスとは性欲に忠実だ。感情では理解に追いつかなくても、身体が勝手に反応してしまう。
相田少年の陰茎はそそり勃ち、ズボンを押し上げ雄々しきテントを作っていた。
「そうだ。恋春ちゃん、相田くんのおちんちんを舐めてあげたら? 乱交教室に来た歓迎として」
「おいおい。七海は今俺のチンポの相手をしてるんだけど」
「鈴木くんのは私がするわ。それで構わないでしょう?」
「まぁイケるなら何でも良いや」
相田少年が動揺している間に、何やら歓迎会が始まったようだ。
少年の前には意中の相手がいるのだ。心臓がバクバクと高鳴っており、興奮で脳が沸騰してしまいそうだった。
劣情のあまり少年が動けない中、少女は慣れた手付きでズボンから男根を取り出した。
彼の皮被りペニスはピンと勃っていて、性の快楽を今か今かと待ちわびているようだった。
「あっ、七海さん」
「それじゃあ相田くんのおちんぽを舐めるね。全部私に任せていいから」
そう言って、恋春は相田のペニスに舌を這わせる。
艶めかしい舌の感触が男根に伝わり、少年は思わず声を上げる。
「れろっ、れちゅっ、んちゅっ、ちゅぱあぁっ……♡♡」
「うわぁっ、七海さんっ! 七海さんの舌がチンコにっ……!!」
こんな感覚今まで味わったことがない。初めての快感が全身を駆け巡り、余計なことなど考えられなくなる。
まるで全身の機能が股間に集中したような感覚だ。相田少年は陰茎の上で踊る舌の快感に酔いしれていた。
「ちゅう、んちゅっ、ちゅぱっ、れろぉっ♡ 相田くん、どうかな? 私のフェラは気持ちいい?」
「うんっ、こんなの初めてだっ……!」
「そう、なら相田くんに喜んでもらえるようもっと頑張るね♡ ちゅぷっ、れろっ、ぬちゃっ、くちゅうぅっ♡♡」
相田少年が感じていることに気を良くした恋春は、更に熱を込めて陰茎を舐める。
竿全体に唾液をコーティングするように舐めまくり、男根に舌の感触を残していく。
フェラチオとは、こんなに気持ちのいいものなのか。初めて性行為を体験する相田にとっては、まさに夢のような時間であった。
「ちゅう、んじゅっ、ちゅぷっ、れらっ、んぱぁっ♡ 相田くんのおちんちん、ピクピク動いて可愛いよ♡ 私の舌で感じてくれてるんだね♡」
「ああっ、すごいよっ! 気持ちよくてチンコが溶けそうだっ……!!」
「ふふっ、じゃあ次は咥えてあげるね……あむっ♡♡」
「うわぁっ!?」
恋春のフェラチオはどんどん激しさを増していく。
彼女は続いて陰茎を咥えると、ジュプジュプと淫らな水音を立てながら啜り始める。
外側を舐めるだけとは違った刺激的な快感が相田を襲い、得も言われぬ快楽の奈落へと突き落とされる。
「じゅぷっ、じゅずっ、じゅるるっ、ぐちゅうぅっ♡ んぐっ、んじゅうっ、ちゅぶぶっ、ちゅじゅうぅっ♡♡」
「うわぁっ、七海さんっそれヤバいっ……!!」
股間で吹き荒れる快感の嵐に少年は翻弄されていた。
性を知らぬ少年のペニスには、恋春の口淫は刺激が強すぎただろうか。
恋春は口をモゴモゴと動かし口内で男根を弄ぶ。
彼女の精錬されたフェラによって、少年は脳が蕩けるほどの快楽へと誘われる。
「じゅぷっ、んじゅっ、ちゅぶっ、んぐうぅっ♡ んぐっ、んくっ、んじゅっ、ぐっぽ、ぬぽっ、じゅぽぉっ♡♡」
「うあぁっ、ダメだっ! 何か来ちゃう! おしっこ出ちゃいそうだよぉっ!!」
逃れ得ぬ快感の連続で、少年の限界が迫っていた。
記念すべき初射精に向けて、恋春は更に勢いを増して攻めに攻めた。
「じゅぶっ、ずちゅっ、んちゅっ、ちゅちゅう、ぐぷぅっ♡ 相田くん、出そうなのはおしっこじゃなくて精液なの。だから我慢せずに出していいよ♡」
「えっあっ、じゃあ出すよっ!」
元より、ここまできたら射精をせずにはプレイを終えられない。
少年に宿るオスの本能が、精液を吐き出したがっているのだ。
恋春の絶品フェラに導かれて、いよいよその時がやってくる。
「ずりゅっ、んぐっ、ぐぷ、ぬぶっ、じゅずうぅっ♡ ずずっ、ずずずっ、じゅるるっ、んぐっ、じゅずぶうぅっ♡♡」
「うわぁっ! 七海さんっ、出ちゃうっ、出ちゃうぅっ!!」
「んぐっ、んんっ、んじゅっ、ぐぶううぅぅっ♡♡」
少年の叫び声とともに、恋春の口マンコに熱々の精子が迸る。
口内に流れ込んできたプリプリの子種汁を、恋春は美味しそうに喉を鳴らして飲んでいた。
「んんっ、んぶっ、じゅずっ、じゅるるぅっ♡♡」
「あうぅっ、チンコ吸われるの気持ちいいっ……!」
初めてのフェラチオ。初めての射精。初めて体験する新鮮な快楽に、少年はだらしのない表情で腰をビクビクと震わせていた。
気を抜くと腰が抜けてしゃがんでしまいそうだ。彼は今まで感じたことのない快感に戸惑いすら抱いていた。
「んあぁっ、これがフェラチオ……こんなに気持ちよかったなんて……」
「んんっ、んぶっ、ぷはぁっ……♡ 相田くんの精液、とっても濃くて美味しかったよ♡」
尿道に残った精子まで一滴残らず飲み干した恋春は、名残惜しそうに陰茎から口を離した。
なんて心地よい時間だっただろうか。自己の価値観を激変させるような経験に、少年は感動すら覚えていた。
「相田くん、恋春ちゃんのフェラでイケたようね。それにおちんぽもまだまだ元気そう。このまま本番にイケそうね♡」
「本番……」
魅咲の言葉に、相田少年は興奮を隠せない。
性行為の本番の意味くらいは理解していた。
自分が意中の人とセックスを? 昨日までは予想だにしなかった状況に、彼は未だに夢か何かではないかと疑っていた。
「相田くん……私とする?」
「うっ、うん」
相田少年は即答する。
理解は追いつかないが、こんな美味しい展開を拒否するほど彼は堅物ではなかった。