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「……ふぅ、今日は忙しいな」


 ある日の夜、立香はマイルームで疲労に滲んだ息を吐いていた。

 なぜ彼がこんなにも疲れているのか。それは今日が2月14日だからである。

 世間では女性が気になる異性や友人にチョコを送る日だが、それはカルデアであっても変わらない。

 それどころか、カルデアにいる女性サーヴァントが雪崩のように押し寄せてくるので、ある意味一年で一番大変な日と言っても過言ではないだろう。

 立香は一日中チョコ対応に追われ、気づいたら日が暮れていた。

 女性からチョコを貰えるのはもちろん嬉しいものの、それはそれとして疲れるものは疲れるのだ。


「……あの、先輩。お時間よろしいでしょうか?」

「ん、マシュ……? 暇だから入ってきていいよ」

「はい、それじゃあお言葉に甘えて……」


 立香がベッドに座りくつろいでいると、マイルームにマシュが現れた。

 疲れていてもマシュの顔を見ると癒やされる。立香は彼女を快く部屋へ招き入れる。


「今日はお疲れさまでした。たくさんの女性に囲まれて大変でしたよね」

「あはは、任務に比べればこれくらい平気だよ。それよりも、マシュはどうしたの?」

「あっ、私ですか……。私はその、せっかくのバレンタインですので、先輩にチョコを持ってきたんです」

「マシュのチョコか。それは楽しみだなぁ……って、マシュっ!?」


 立香が呑気に喜んでいると、マシュは唐突に服を脱ぎ始めた。

 呆気にとられる立香の目の前で、彼女はあっという間に産まれたままの姿となる。


「今夜は私自身がチョコになって先輩をご奉仕しますね♡」


 マシュはそう言って小さなチョコを取り出した。

 彼女はそれを口に咥えると、おもむろに立香とキスをする。

 マシュの柔らかい唇の感触が伝わり、次に甘い香りが鼻孔をくすぐる。

 彼女が舌を口内に入れてくるのと同時に、脳が蕩ける甘美なチョコの味わいが広がっていく。


「んちゅっ、んんっ、れろっ、ちゅぱぁっ……♡ 先輩、チョコの味はどうですか?」

「んんっ、甘くて美味しいよ。こんなに美味しいチョコを食べたのは初めてだ」


 チョコを美味しく感じるのは、彼女のキスと一緒に味わっているからだ。

 情事のムードと興奮が、チョコの味を何倍にも高めていた。

 ただ普通にチョコを食べるだけでは絶対にこうはならない。

 愛する人と愛を語らいながら甘味を堪能するからこそ、チョコの魅力が一層引き立つのだった。


「ふふっ、私の趣向は先輩に喜んでいただけたようですね。それじゃあ次は、こういうのはどうでしょうか?」


 マシュは続いて、液体状のチョコソースを己の豊満なおっぱいにかける。

 色白の肌に茶色いソースがかかり、見た目にも非常に官能的だ。

 見ているだけで口内に唾液がたまり、性欲と食欲が同時に刺激される。


「マシュ、舐めていいか?」

「はい、どうぞ。こぼれてしまうのでお早めに」

「分かった……れろっ!」


 花の甘い蜜に誘われる蝶のように、立香はマシュのおっぱいに吸い付いた。

 チョコと一緒に乳首を味わい、舌先でコリコリとした感触を楽しむ。

 甘い、とてつもなく甘かった。それはチョコと乳首からにじみ出る人間の甘みを同時に摂取しているからだ。

 思考を溶かす甘味に舌鼓を打つ立香は、夢中になってマシュの巨乳を舐めまくった。


「れろっ、んちゅっ、ちゅぷっ、ちゅぱぁっ……」

「んんっ、んあぁっ、はあぁんっ♡ 先輩ったら赤ちゃんみたいっ♡ 乳首をそんなにイジっちゃダメですぅっ♡♡」


 マシュの喘ぎ声を聞きながら、ピンと勃起した乳首を甘噛みし引っ張る。

 彼女の淫猥な肉体に触れているだけで、リビドーが際限なく湧いてくるのだ。

 立香はしばらくの間、チョコを舐め終わってもたわわに実ったおっぱいを攻め続けた。


「あくっ、んんっ、んあぁっ♡ 先輩っ、チョコはもうないですよっ♡♡」

「……おお、ごめんごめん。マシュのおっぱいが美味しくてつい」


 マシュのおっぱいは男を惑わす魔力を秘めている。これだけで一日中触れていても飽きないだろう。

 心ゆくまでおっぱいを堪能した後は、彼女の下半身へと目を向ける。

 マシュはベッドに座ると、股を閉じて股間にチョコを注ぐ。

 できたのはチョコの小さな水たまり。わかめ酒ならぬわかめチョコだろうか。


「先輩、どうぞ召し上がってください♡」

「それじゃあ遠慮なく頂くよ」


 マシュに促され、立香は彼女の股間に顔を埋める。

 音を立ててチョコを啜ると、口内に至福の甘味が流れ込んでくる。

 まさに天国にいるかのような心地よい時間である。

 こんなに贅沢なチョコの食べ方が他にあるだろうか。

 彼女の献身的な姿勢には感服するしかない。


「ずずっ、ずずずっ、ずずずうぅっ……!」

「んあっ、ふあぁっ♡ チョコを啜る振動がおまんこにも伝わって……感じちゃいますぅっ♡♡」


 マシュが淫らに喘ぐ中、立香は瞬く間にチョコの水たまりを枯らしていく。

 股間の底まで吸い尽くした後は、恥部に染み付いたチョコを舐める。

 欲情した割れ目を刺激され、マシュは甲高い声で鳴いていた。


「んちゅっ、ちゅぷっ、んちゅうっ……」

「あうっ、んくっ、ひあっ、あぁんっ♡ 先輩っ、おまんこペロペロ気持ちいいですぅっ♡ んあぁっ、ダメぇっ、イッちゃいますぅっ♡♡」


 立香の愛撫によって、マシュは四肢をビクビクと震わせながらアクメへと至る。

 尿道口から勢いよく潮が吹き出し、立香の顔にかかる。


「わぷっ……!」

「あぁっ、んあぁっ、先輩ごめんなさいっ♡ 先輩のクンニが気持ちよすぎてっ……♡♡」

「これくらい平気だよ。それよりも、アソコの準備は整ったようだね」


 膣口からは愛液が止めどなく溢れ出ており、男根の挿入を今か今かと待ちわびているようだった。


「先輩、次は私のおまんこに先輩のホワイトチョコをいっぱい注いでくださいっ♡♡」

「あぁ、任せろ」


 チョコのおかげで大いに盛り上がった2人は、いよいよ本番セックスへと移行する。

 ビンビンに勃起したペニスを携えた立香は、仰向けに寝て股を開いたマシュのお尻へと移動し、膣口にグリグリと亀頭を押し付ける。

 先端に愛液をたっぷりと塗り込んだ後にやることはひとつ。彼は腰をグッと突き出し、男根を膣内へと挿入した。


「んんっ、あぐっ、んはあぁあぁっ♡ んおぉっ、先輩のおちんぽがきましたぁあぁっ♡♡」

「うおぉっ、すごい締まりだっ……!!」


 マシュの膣内は愛液で滑りは良くなっているものの、締まりの良さは失われていない絶妙な具合だった。

 全身に伝播する快感に欲望を突き動かされた立香は、本能の赴くままに腰を振っていく。


「あっ、んあっ、ひあぁっ、はあぁんっ♡ 先輩のおちんぽ気持ちいいですぅっ♡♡ あがっ、んあぁっ、腟内がズボズボ突かれて感じちゃいますぅっ♡♡」

「おおっ、おまんこがチンポに吸い付いてきて気持ちいいよ! 気持ちよすぎて腰が勝手に動いてしまうっ……!」


 マシュの肉壷は何度味わっても飽きない魅惑の名器だ。

 名器の快楽に心を奪われた立香は、一心不乱に腰を振る。

 突けば突くほど膣内の締まりが良くなり、どんどん気持ちよくなっていく。

 それと同時に立香のピストンも加速していく。さらなる快楽を味わうために、ここが頑張りどきなのだ。


「んぐっ、あうっ、んんっ、んあぁんっ♡ 先輩のおちんぽ激しいですぅっ♡ んあっ、はあぁっ、もっといっぱい突いてくださぁいっ♡♡ あぁっ、んんっ、んはあぁっ♡♡」

「こうかっ、これがいいんだなっ!」


 マシュに気持ちよくなってもらうために、立香は彼女の性感帯を攻めて攻めて攻めまくる。

 これは先程のチョコのお礼、一足早いホワイトデーのお返しなのだ。

 彼女に最高のプレゼントあげるべく、全身全霊をかけて膣奥を突く。

 力の限り子宮口を突き上げると、彼女は腰をくねらせ嬌声を張り上げ感じていた。


「ふあっ、うあっ、んぐっ、んあぁんっ♡ おっ、おおっ、おちんぽが子宮を突き上げてましゅうぅっ♡♡ んあっ、あがっ、らめれしゅうぅっ♡ おおっ、おまんこ気持ちよすぎてイッちゃううぅぅっ♡♡」

「うぐっ、俺もそろそろイキそうだっ……!」


 目にも留まらぬ高速ピストンで子宮を突いた結果、段々と射精感がこみ上げてきた。

 情欲の猛りを放出するため、立香はピストンを緩めることなく子宮口を攻め続ける。


「マシュっ、膣内に射精すぞっ……!」

「んあっ、はあぁっ、先輩っ♡ 膣内に射精してくださいっ♡ 先輩のおちんぽミルクをおまんこにくださぁいっ♡♡」


 2人は想いをひとつに快楽の頂点へと突き進む。

 そして積もり積もった快感が臨界点に達した瞬間、2人は同時に絶頂した。


「くぅっ、射精るっ……!!」

「んあぁっ、イクイクイクぅっ♡ おおっ、おまんこイッちゃううぅぅっ♡♡」


 理性を吹き飛ばす爆発的な快感が全身を駆け抜け、肉棒の先端から精子が吹き出した。

 勢いよく子宮に注がれる白濁の衝撃を、マシュは恍惚とした表情で受け止めていた。


「んぐっ、んあっ、ふあぁっ、はあぁんっ♡ おおっ、お腹の中にいっぱいザーメンでてましゅうぅっ♡♡ ひあっ、あぁあっ、気持ちいいっ♡ 中出しミルクを浴びながら絶頂するの気持ちいいれすぅっ♡♡」

「マシュのイキマンコすごい締め付けだっ! ザーメンが搾り取られるっ!!」


 マシュの肉壷は貪欲なので、尿道に残った精子まで一滴残らず搾り取られる。

 立香は腰をガクガクと震わせながら射精の余波に浸っていた。

 これだからセックスはやめられない。ひとりでは絶対に味わうことのできない快楽を、愛する人と共有することができるのだから。


「はぁ、んはぁっ……先輩のおちんぽ、まだまだ硬いです♡」

「それじゃあもう1回。次は体位を変えるか」


 立香はマシュの身体を抱き上げると、対面座位の体勢で交尾を続行する。

 この体位なら相手と密着できて、より情事の熱を感じるはずだ。

 灼熱の衝動を腰に集中させ、立香はピストン運動を再開する。


「んっ、あっ、んんっ、あぁっ、ひあぁっ♡ んおっ、おおっ、おちんぽがさっきより硬くなってますぅっ♡ 良いっ、気持ちいいっ♡ おまんこの奥まで突き刺さってましゅうぅっ♡♡」

「うおぉっ、マシュのおまんこ熱いっ! 締まりが更にキツくなってるよっ!!」


 膣内は精液で満ち溢れ、ジュプジュプと卑猥な水音を響かせている。

 ザーメンで膣内の滑りが良くなっているものの、締め付けのキツさは相変わらずだった。

 盛り上がる情事に彼女の肉壷も応えているようだ。躍動する肉棒をギュウギュウに締め付けセックスをサポートしていた。


「あぐっ、んんっ、んあぁっ、おちんぽぉっ♡ んおぉっ、おちんぽしゅごいれすぅっ♡ んあぁっ、もっと激しく突いてくだしゃいぃっ♡ おおっ、おまんこが壊れてもいいですからぁっ♡♡」

「くぅっ、子宮が降りてきてチンポに吸い付いてくるのが分かるよっ! 俺のチンポで感じてくれてるんだねっ!!」


 自分のペニスで女性が悦んでいる。男として、これほど嬉しいことはない。

 マシュとともに最高の快楽を分かち合うべく、立香は渾身のピストンで膣奥を穿つ。

 力強い巨根突きで子宮を攻め立て、彼女を夢幻の快楽へと突き落とす。

 結合部は愛液と精液でグチャグチャに汚れ、ザーメンはチーズのように固まっていた。


「んぐっ、あぁあっ、先輩っ……またキスしてくださいっ♡ 先輩とキスしながらおまんこしてほしいれすぅっ♡♡」

「あぁっ、いいよっ……んんっ」

「んちゅっ、ちゅぷっ、れろっ、くちゅうっ♡ 先輩っ、


 2人は交わりながら再びキスをする。

 交尾をしながらのチョコレートキスは、頭が沸騰しそうなほど気持ちよかった。

 セックスの快感とチョコの甘味で二重の快楽を脳が感じているからだろうか。

 立香とマシュは頭から湯気が出そうなほど顔を真っ赤にして性器と性器を擦りつけ合う。

 この濃密なセックスも最高潮に達し、勢いが衰えぬままラストスパートへと突入する。


「んあっ、はあぁっ、おおっ、んおぉおぉっ♡ 先輩っ、私またイッちゃいそうれすぅっ♡♡」

「うぅっ、俺もイキそうだっ! マシュっ、一緒にイこうっ……!!」


 情事の締めに相応しい最高のフィニッシュを迎えるために、立香は残りの体力を振り絞って腰を振る。

 ピストンの摩擦でペニスが擦り切れそうな錯覚を抱きながら、グツグツと煮えたぎる精子が射精準備に入っているのを実感する。

 立香は速度を維持したまま子宮口を突き上げ、子宮内に濃厚な精を解き放った。


「うぐっ、射精るっ……!!」

「んあっ、ふあっ、おおっ、おぉんっ♡ イクっ、イクイクイクぅっ♡♡ んおぉっ、おまんこいっきゅううぅぅっ♡♡」


 中出し精液の衝撃で絶頂したマシュは、ビクビクと仰け反ってアクメの愉悦を堪能していた。

 立香は立香で、マシュのイキマンコの感触を味わっていた。痙攣する膣内が男根を急激に締め付け、言葉も出ない刺激的な快感であった。


「はぁ、はふぅ……子宮にいっぱいのザーメンが……あぁっ、おまんこから溢れちゃってますぅっ♡♡」

「ふぅ……チョコのお返しはこんな感じでいいかな?」

「はい、たくさん頂きました♡」


 立香は最後にマシュとキスをして情事を終える。

 それはバレンタインの最後を締めるに相応しい、チョコも一瞬で溶ける灼熱の夜であった。

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