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「や、やだぁッ!人形なんて、やッ…!あ、んっ、ん、ん…っ、ふっ、ん…ッ……。」 くちゅ、くちゅ、こぷ。くちゅ、にちゅ。 目の前で両手を縄で拘束され、逃げられないよう柱に拘束された私の仲間が黒いゴシックドレスに身を包む美しい魔女にキスをされている。 百人いれば百人が振り替えるような美貌を持った、ふわりとした銀色髪の魔女は暴れていた仲間の腰に跨がって座り上からかぶりつくようにキスをする。 暴れていた彼女は必死に体を揺すり、暴れ抵抗をする。重ねられる唇は唾液で濡れ、部屋の中で揺らめく蝋燭の灯りで妖艶に輝く。 唇の端から漏れる唾液は首元を伝う。くちゅくちゅと音を立てる口元からは時おり二人の舌が見え交尾のように絡められている。 暴れていた彼女はたっぷり注がれているのであろう魔女の唾液を飲み込んでいる。ゴクン、ゴクンと音を鳴らして喉が前後する。 その回数に合わせて徐々に抵抗する力が弱まっていく、そして瞳に宿っていた強い意思はリラックスし魔女をぼおっと眺めるだけになっていく。 時おり「っはぁ」と、唇を離して二人で見つめ合う二人。そして魔女が優しく笑い異様に長い舌を出してゆらゆらと彼女の顔の前で揺らせば、彼女はとろんとした顔で笑い唇を求めるように開く。 そして、また響く水音。 一定の速度でゆっくりと絡ませられる舌。 そして遂に訪れる変化、私たちが何度も目にした魔女のこの行為。 私たちの他にも仲間は4人いた。 いま目の前でキスをされているのはその中で残った1人。他の二人は既にこのキスを終えている。 そして、すぐ側でその変わらない姿のまま瞳を閉じている。関節が人形独特の球体関節になっている以外は。 そうこの魔女はこの様にキスをし、相手が物言わぬ人形になるまで続ける。 人形になった仲間は喋ることもない、目も開かずに眠ったように動かない。ただ生きているかのように柔らかく、人間のようだ。私の肩へ頭を寄せるようにして目を閉じている人形になった仲間の顔へ自ら顔を寄せ甘えるように身を寄せながら改めて、魔女の様子に視線を戻す。 もう彼女は大分変化を進め、脚は完全に人形へと変わり、首元まで変化が進んでいた。 そして魔女が視線をこちらに合わせてくる。優しく微笑むと、最後のキスを始めた。 彼女は嬉しそうに魔女の舌と激しく絡め、喉を鳴らしていく。そして、瞳を閉じる。 くちゅ、くちゅ、くちゅ…と最後に何度か舌を絡ませ、ゆっくり魔女が唇を離すと長い舌が彼女の唇からぬるりと抜ける。 そして彼女も1つの人形へと姿を変えた。 「貴女で、最後だよ。怖い?寂しい?」 魔女は立ち上がりこちらへ近付くとしゃがみ、小首を傾げる。口を布で塞がれた、私は素直に頷いた。 もう私は諦めていた。助からない、そう思うと恐怖が薄れ、寂しい気持ちが高まっていった。 その為、真横で人形になった仲間へ体を寄せていたのだ。 「可愛いね。でも、私は帰す気がないの…分かるよね?」 布を解き、口を解放される。 しかし私は声を出さずに小さく頷いた。そして一言。 「手…握って…?」 甘えた猫のような声で魔女に呟く。 魔女は少し驚いた様に瞳を見開き微笑むと手の拘束を解いて私の股間に跨がり座る。 「…大事にする。あなたは特に、ね?」 そういう魔女は口を開き舌を目の前で揺らす。てろりと輝く唾液、あれを飲めばもう戻れない。 自由になった両手で魔女の柔らかな手を握る、恋人繋ぎ。指を絡め、彼女の温もりを感じれば何も言われずに唇を開く。 魔女は微笑み、顔を寄せてくる。 そして舌がゆっくりと咥内へ入り込んでくると顔を少し上向きにされ、舌を絡ませられる。 私は始めから自ら意思で舌を絡ませ、彼女の手を握り、その唾液をゴクリと飲み込む。 これでもう戻れない。 くちゅ、くちゅ、くちゅ…気持ちいい体を包む快楽、彼女は優しく微笑みながら舌を絡め続ける。 私は物欲しそうに腰を揺らすと他の仲間にはしなかったが、片方の握っていた手を解くと彼女が私の股間を撫で始めた。 増幅する快楽に、私の腰はゆっくり揺れていき絡ませられる下も増していく。人形になると性器はどうなるのだろう、意識や快楽等の感覚はなくなるのだろうか、そう思うと彼女の柔らかな手へ必死に股間を押し付ける。 魔女は私の下着をずらし性器を露出させると、とろとろに蜜が溢れ出来上がった穴へ中指と人差し指、二本の指を押し込んでくる。 強い快楽に私は体をピンと跳ねさせ、股間から蜜を噴き上がらせる。すると、脚に感じる違和感。 動かない、足首が動かないのだ。 そしてすぐに気付く人形化の進行。 改めて蘇りかける恐怖、しかし魔女の優しい微笑みと瞳、そしていい所を撫でてくれる柔らかく細い指。 ぷは…と、時折唇を解くと黙って見つめる。 彼女はナカへ入れた指をゆっくり動かし、二本の指で小さな秘豆を挟めば皮を剥く。 ふっ…と声が漏れるが、ここでは素直でいいのだ。大袈裟に喘いだり、媚びなくてもいい、素直に体の反応に従い吐息を漏らす。 「…人形になっても、貴女はそのままにするから。ただ、私の人形として側にいて、ね…?」 少し寂しそうな困ったような顔で笑う彼女。 彼女は寂しくて、裏切らない人形を集め始めた悲しい魔女なのではないか、何て考えながら再開されたキスを受け入れる。 「…ん。」 彼女の言葉は問いだった。 上と下で響く、くちゅくちゅという音と快楽の中でキスをしながら小さく頷いた。彼女はまた少しだけ目を見開き、困ったような、嬉しいような何とも言えない顔で微笑みながら気持ち深く舌を絡めてくる。 そして、性器への責めが激しさを増し、瞼がゆっくりと下がる頃、私の意識は濃厚な快楽と温かさの中で闇へ沈んでいった。 次の日、人形になっている以外変わりなく、自由に動け魔女と永い日々を過ごしていくことになる。その日々はまた別の機会にでも思いだそう。

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