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シエラ、ルウシェ、トワ、セツナは同じ温泉宿の一室に泊まっていた。


夕食を終え、ひと風呂浴び、一息つくと手持ち無沙汰になる。トワとセツナの二人だけならサモンカード対戦に熱くなるところだが、シエラたちはルールを知らないのでそれも遠慮気味であった。


布団を敷いてそれぞれが横になると、次第に赤裸々なガールズトークに華が咲き始める。もっぱらシエラが先導する形にはなっていたが。


「ねえねえ、そういえば二人ってえっちとかするの?」

「いきなりなんですか」

「そうそう、変な話しないでよー。女の子同士でそんなことしないってば。」

シエラの突然の質問に、トワとセツナは顔を見合わせてやや引き気味で後ずさる。

「違う違う、そうじゃなくって。まあ、それもいいんだけどね。男の子とはしないの?」

「それこそ…ないわー」

「ありえませんね。」

二人の息はぴったりである。


「でもさ、一応処女は卒業したのよね。こないだ」

「授業でねー。さいあくー」

「あんなことがカリキュラムに入っているとは知りませんでした…」

茶熊学園の教育プログラムには性教育も含まれており、それには実習もある。

二人の初体験はよく知らない相手だった。あまり思い出したくない。


「そうそう、そういえばこんな噂知ってる?赤髪君ってすごく立派なもの持ってるんですって。」

「まだその話するのー?」

二人はドン引き気味である。だがそれに今まで黙っていたルウシェが乗っかった。

「そうですね。あのお方は結構すごかったです。」

「げ、ルウシェは知ってるんだ。」

「お二人も、きっと満足されると思いますよ。」


シエラはニヤリと笑う。

「そうそう。それで私も一度確かめてみたいと思ったんだけど、ちょっと一人じゃ恥ずかしいじゃない。」

「シエラに恥ずかしいという概念があったんだ」

「何よそれー。私を痴女みたいに言わないでよ。」

「ええと、普段の格好が…その。」

「あれはフレイヤが仕立ててくれてるの!それはいいとして、じゃんけんで勝ったひとが確かめに行く。そういうことにしない?」

「なんでさ!それに普通は負けた人じゃないの」

「私は構いませんよ。」

「さすがルウシェね。それじゃあ、じゃんけんしましょ!」


半ば強引な形でシエラがじゃんけんを始め、トワとセツナの二人が勝ち残った。


「うぇー…これって勝っちゃだめなやつなんだよね…」

「ですね……。こうなれば仕方ありません。真剣勝負です。」

「じゃんけんしょ!うわ!」

勝ったのはセツナだった。



それから20分後、部屋にはセツナの嬌声が響いていた。

「む…むり…それ以上・・は……ぁあっ!」

セツナの狭いそこを押し広げるようにして、太くて長いものが侵入していた。

授業でやったときは薄いゴム一枚に隔てられていたが、あいにく今回は持ち合わせがないので生での挿入である。

「あ…うぁ……おおきすぎ…る…っ!」


その様子を冷静に観察していたのは同じ部屋にいるシエラ達だ。

「本当に凄いわね。思ってた以上に大きいと言うか、長さがあるわ」

「そうですね……最初は可愛い感じだったのに、殿方のはあのように変化するのですね…。」

「とても素敵ですよね!」


「あっ…うぁ……!あっ!」

最初は見られることを恥ずかしがっていたセツナも、もはやその余裕も無いようで、自身の一番弱いところを突き上げられるたびに身体を左右に捻ってそれに耐えていた。


「あの方のは奥まで当たるので、とても素晴らしいのです。」

「やっぱりそうなんだ!結構レアよね~。私の見立てどおりね。」

「そうなんですか……。そんなに違うものなのでしょうか。」

「女の子は気持ちいいところが3つあるんだけど、一番奥はなかなか届く人がいないのよね~」

「それでセツナはあんなに気持ちよさそうなのですね……」


トワはセツナの様子をじっと観察する。

さっきまでにぎやかに談話していた時のセツナとはまるで別人のようで、しおらしくぎゅっと手を握りながら、その感覚に耐えていた。自分の前では決して見せない、女の子としてのセツナの一面。その姿はあまりにも可愛らしい。

そのことに少し悔しさを感じつつも、セツナをそこまで悦ばせるものを知りたいと思った。


「あ……!!ああっ!!あああーー……っ!!」

セツナはひときわ大きな声を挙げ、びくびくと全身を震わせた。感じたことのない初めての強い絶頂の感覚。そして少し遅れたタイミングで、びゅくびゅくと中に白濁が注がれた。


「次は私の番ですね。」

「あら、トワもやる気になったのね。私のぶん、残しておいてね。」

「ではわたくしは最後に頂きましょう。」

ルウシェは笑顔で見届ける。



翌日、げっそりと目に隈を浮かべてうなだれた赤髪の姿があった。


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