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サヤを捕らえてから半日が経っていた。

捕らえたと言ってもあくまでも平和裏に軟禁しているに過ぎない。

彼女一人が無防備に単独行動していたので、飛行島に保護したのだ。

冒険家の中にもまだあの一味に恨みを覚えるものが少なからずおり、サヤの身の安全も考えてのことだった。


しかしせっかく捕らえたのに、ただ軟禁しておくのは勿体ないと思い、その身に宿る破壊の因子の在り処を探ることにした。破壊の因子を封印することで、力の暴走も抑えることができるだろう。そう説明すると、彼女も同意してくれる。


因子はどうやら体の奥深いところに埋め込まれており、容易に取り除くのは難しいらしい。できるだけ深いところを探って、その位置をはっきりと確かめなくてはならない。



「ああああっーーーっ!!」

背中を仰け反らせながらサヤは何度目かの絶頂を迎える。

因子の調査を始めてから小一時間が経過し、いつの間にか目的が変わりつつある。


破壊の因子はサヤの子宮の近くにあるようで、そこに最も近い処といえばこの穴を活用するほかなかった。

挿入した二本の指を上下させ、入り口から少し入ったところの上の壁あたりを押し込むようにし、くちゅくちゅと音をたてながら刺激する。少しざらざらした感触が指の腹に当たり、確かな手応えがあった。そこを執拗に撫で回し、深く押し込むと、明らかに反応が違う。

多くの潤滑液が分泌され、ぴちゃぴちゃと激しい水音を立てながら全身で悶える。

「あっ……あああっ・・…!あああっーー!!!」

水音が一段と激しくなったかと思うと、膣穴の上からぴゅーっと潮が噴き出した。絶頂の瞬間、腟内がうねるようにして律動し、子宮が下りてくる。

清純で純粋そうな顔をしたサヤが、これほど淫らな反応を見せるのはなかなか壮観なものがあった。


もしできることなら、この身体に直接遺伝子を注ぎ込みたいと思う。だが〈破壊〉と〈闇〉の遺伝子のブレンドはあまりにも危険で、何が起きるかわからない。いずれは世界の破滅を招く運命の子となるかもしれない。そんな重大なことを一時の感情の昂ぶりで招くわけにはいかず、ただ手でするのみにしていた。


間もなく妹を取り返しに、兄がやって来るだろう。それは確実なことだと言っていい。そうなればすんなり返すつもりだ。

拒否すれば全面戦争になる。できればそれは避けたい。


しかしそれまでの僅かな間に、破壊の因子の秘密を掴んでおきたかった。

そしてこれまで知らなかった快楽を与えることで、彼女が自分の意思で帰ってきてくれることも期待しながら……。


もしサヤが自らこちらに帰ってくるようなことがあれば、その時は遺伝子を分け与えてやってもいいかもしれない。

何度目かの絶頂を迎え、全身を震わせて声を上げる姿を見ながら、密かにほくそ笑んだ。

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