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ティナ・トピアはとても真面目な学生として知られている。

中等部所属でありながらも、かつては生徒会長をやっていたこともある。

今はエレノアにその席を譲ってはいるが、生まれながらにしてのカリスマ性があり、エレノアと並んで今も皆に慕われている。

性格はとても真面目だが、器用というわけではない、むしろ不器用さが目立つので、細かい仕事は得意ではない。しかし大衆を導くリーダーシップの面では際立っており、逆境に面しても屈しない強い心が皆の支えとなっていた。



そんなティナにもひとつだけ秘密ががある。

AVによく出演していることだ。


その日の撮影は二人の男優と一緒に行われ、始めはそれぞれによって交互に攻められていたが、後半の一番の見どころとして二穴同時挿入のシーンが撮影される。


「んん……っ…」

40kg弱の小柄な身体が軽々と持ち上げられ、後ろから抱えられるようにして男優の上に座らせられる。そしてその剛直がお尻の穴を貫いていった。

ティナはお尻に入れられること自体はあまり好きではない。そんなに気持ちよくないし、前の穴とは違った恥ずかしさがある。なのでアナルセックスのみを目的とした撮影は基本的にNGとしている。

しかし二穴同時挿入は嫌いではない。絵にもなるため、最近の撮影では必ずと言っていいほどメニューに含まれるようになっていた。

「んああああっ!!」

もう一人が挿入しやすいように重心を後ろに傾けると、待ち構えていたかのように前の穴にもずぶりと挿入された。

ただでさえ後ろにぎちぎちに入れられているのに、その狭いところを押し分けるようにしてもう一本入ってくる。感覚神経が渋滞を起こして何も考えられなくなるほど、それは強い刺激だった。

「あ゛ああーーー!あーーっ!」

自分が出しているとは思えないほどの声を上げてしまい、ティナ自身もびっくりするが、声を出さずにはいられない激しさで、それを抑えることができなかった。


一人の相手とのセックスは、相手と呼吸を合わせることで苦痛を快感に変換することができる。しかし二人同時だとそれがなかなか難しく、慣れるまではもみくちゃにされてしまう。

だが下にいる男はあまり動けないので、それがわかるといくらか対応できるようになった。基本的には前の感覚に集中しつつも、ときどき突発的に襲いかかる後ろからの刺激に振り回される。そんな予想のできないイリーガルな感じが嫌いではなかった。


お尻に挿入されたままで、たっぷりと膣内射精されて、その日の撮影は終わった。



「これ、ティナさんですよね」

ある日、生徒会室でエレノアに問いただされる。例のAVのパッケージが机に置かれていた。

「はい、見たんですか!?」

「ええ…全部ではないですが…」

エレノアが少し困惑するようにそう言った。見たシーンを思い出したのか、恥ずかしそうな顔をしている。


「何か問題でもあるんですか?」

「問題は……その、ないと思うんですけど…でも男子の方々が凄く噂していたので、その……生徒会としては……」

「ほんと、男子ってえっちなことだけには目ざといですよね。すぐに見つけてくるんだから…」

「それはティナさんか魅力的だからだと思いますよ。でもそれゆえにティナさんのことを心配されているというか…」

「えー、ただえっちなの見たいだけでしょー」

確かに最近廊下を歩いていても、そういう目で見られたことが増えたような気がする。だからといって身体を許したりはしない。あれは仕事だからしているのだ。その辺のライン引きをティナはしっかりしている。


「そうそう、監督がそろそろ新しい子を撮りたいって行ってましたよ。エレノアさん、次出てみませんか?」

「えええー!?」

ティナは目を白黒させるエレノアの顔を見て微笑んだ。

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